JPH01303238A - 板材取り出し方法及びその装置 - Google Patents

板材取り出し方法及びその装置

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JPH01303238A
JPH01303238A JP13022188A JP13022188A JPH01303238A JP H01303238 A JPH01303238 A JP H01303238A JP 13022188 A JP13022188 A JP 13022188A JP 13022188 A JP13022188 A JP 13022188A JP H01303238 A JPH01303238 A JP H01303238A
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JP
Japan
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plate material
plate
accumulated
thickness
suction tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP13022188A
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English (en)
Inventor
Itaru Shinkai
新海 至
Mamoru Adachi
安達 衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、板材の集積束より上記板材を一枚づつ取り出
す板材取り出し装置に関し、−度に複数枚の上記板材が
取り出された場合に一枚の上記板材を残して余分な上記
板材を確実に分離し得ろものである。
〈従来の技術〉 従来より、自動車ボディ等に係る各種の鋼板製パネルを
プレス加工するために、トランスファプレスライン等の
高速プレスラインが導入されている。第2図に上記トラ
ンスファプレスラインの概略構成を示したように、コイ
ル状に巻き取られた薄板鋼板等を予め一定形状に切断し
た板材11が上下に集積された状態で図中右側に位置す
る板材取り出し装置12内に搬入される。m積された板
材11はこの板材取り出し装置12により一枚づつ取り
出され、図示しない板材11の洗浄装置及び図示しない
位置決め装置等を経て一枚づつ正確に位置決めされた状
態で図中中央に位置するトランスファプレスライン本体
13に送り出される。トランスファブレスライン本体1
3には、複数台のプレス加工機14が板材11の力送方
向に沿って設けられており、各々のプレス加工機14が
送り込まれてきた板材11に部分的なプレス加工を順次
節してゆき、最終的に目的とする完成加工品を生産する
ようになっている。つまり図中左端部の受は台15に上
記完成加工品が送り出されてくるのである。
上述したトランスファプレスラインの一部を構成する板
材取り出し装置の概念図を第3図に、また第3図中のA
−A矢視断面図を第4図に表した。即ち、上下動自在に
支持されたワーク台16には、一定形状に切断され上下
に積み重ねられた板材11の集積束17が載置されてい
ると共に、集積束17の側方には、集積束17を構成す
る個々の板材11の上下に隣接する端部を同一磁極に磁
化させ板材11相互を分離し得るマグネットフロータ1
8が設けられている。また集積束17の上方には、板材
11を磁気力等で吸着しつつ第3図中の右方へ板材11
を搬送する搬送コンベア19が、第4図に示すように搬
送方向と直角方向に並列して複数台設けられている。
さらに隣り合う搬送コンベア19の間には、流体圧シリ
ンダ21によって上下動自在に支持されたバキュームカ
ップ等の複数台の吸着具22が、その吸着面をS積束1
7の板材11表面と対向させるように設けられている。
従って、上記構成は以下のように作動する。
つまりワーク台16に載置された集積束17の板材11
表面に、上記バキュームカップ等の吸着具22が下降し
且つマグネットフロータ18によってほぼ一枚づつに分
離された状態の板材11を吸着具22に吸着する。この
後吸着具22は吸着した板材11と共に上方へ引き上げ
られ、同時にワーク台16も上方へ移動して吸着具22
による板材11の吸着位置が一定に保たれる。板材11
ばさらに、集積束17の上方に設けられた搬送コンベア
22の搬送面23まで引き上げられ、搬送コンベア19
に下向きに吊し下げられた状態で保持されると同時に吸
着具22から分離されろ。板材11はひき続いて、第3
図中B位置からC位置まで短距離区間を搬送されると共
に、C位置に搬送されてきた板材11を上下に挾み込む
ように設けられた対向式の板厚検出器24によす、搬送
されてきた板材11の板厚が検出される。ここでもし搬
送されてきた板材11が複数枚分の板厚である乙とが判
明すれば、警報ブザー等が鳴って作業者に異常を知らせ
ると同時に搬送コンベア19を停止させるしくみになっ
ており、作業者はこれを受けて余分な板材11を除去す
ることになる。
また板厚検出器24を上記例の他に第3図に示すように
、板材11の集積束17と搬送コンベア19の搬送面2
3との間(第3図中り位置)に設け、吸着具22によっ
て上方へ引き上げられる途中の板材11の板厚を、片側
側方から感知するようにしたものもあるし、搬送コンベ
ア19の搬送面23の上方或いは搬送コンベアの間(第
3図中E位置)に設け、吸着具22によって搬送コンベ
ア19の搬送面23まで引き上げられた段階で板材11
の板厚を上方より感知するようにしたものもある。さら
には、流体圧シリンダ25の先端に水平動可能に支持さ
れ且つ搬送面23に吊り下げられた板材11を上下に挾
み込み得る対向式の板厚検出器24を搬送コンベア19
の搬送起点部(第3図中F位置)に設け、流体圧シリン
ダ25を逐次作動させて板厚検出器24を図中右方へ移
動させ搬送面23まで引き上げられた板材11を挾み込
み、板材11の板厚を検出するようにしたものもある。
〈発明が解決しようとする課題〉 一定形状に切断され集積された板材11は、コイル状に
巻かれた鋼板からプレス切断されるものであるため切断
される際に板材11は通常油まみれの状態となっており
、集積された板材11は相互にかなり強く粘着した状態
にある。このため例え集積束17の側面にマグネットフ
ロータ18を配し、上下に隣接した板材11の同一端部
を同一磁極に磁化させ磁気的反発力によって板材相互を
分離させようとしても十分ではなく、この集積束17の
板材表面に上方よりバキュームカップ等の吸着具22を
下降させ板材11を引き上げても複数枚が一度に取り出
されろ虞がある。こうしてもし、複数枚の取り出しが発
生すれば、板厚検出器24がそれを検知して警報ブザー
等を鳴らし板材取り出し装置12全体を停止させるので
あるが、作業者はその都度直接余分な板材11を引き剥
した上で再始動させる必要がある。従ってこのような中
断は作業ライン全体の稼動効率を著しく損うばかりか、
上記作業者の負担を大きくすると共に、コスト増にもつ
ながるという課題があった。
<v1題を解決するための手段〉 本発明による板材取り出し方法は、板材が集積された集
積束の板材表面に吸着具を吸着させ且つ上記吸着具を上
記集積束より退避させて上記集積束より上記板材を一枚
づつ取り出す際、取り出された上記板材の板厚を検出し
、上記板厚が複数枚重の板厚である場合には、取り出さ
れた上記板材の上記吸着具に直接吸着されていない上記
板材が慣性力で上記集積束側に引き剥がされるように上
記板材を上記吸着具と共に上記集積束と対向する方向に
往復運動を行わせることを特徴とするものである。
く作   用〉 板材が集積された集積束の板材表面に吸着共を吸着させ
且つ上記吸着共を上記集積束より退避させて上記集積束
より上記板材を取り出し、取り出された上記板材の板厚
を検出して上記板厚が複数枚重の板厚である場合には、
取り出された上記板材の上記吸着具に直接吸着されてい
ない上記板材が慣性力で上記集積束側に引き剥がされる
ように上記板材を上記吸着具と共に上記集積束と対向す
る方向に往復運動を行わせ、上記吸着具に直接吸着され
ていない上記板材を慣性力によって引き剥がす。
く実 施 例〉 以下、本発明による板材取り出し方法をトランスファプ
レスラインの板材取り出し装置12に適用した一実施例
を図面を参照して詳細に説明する。第1図は本発明を上
記板材取り出し装置12に適用した一実施例を表すフロ
ーチャートであり、第3図、第4図は既に詳述した上記
板材取り出し装置12の構成概念図である。
第1図に示すように、まず流体圧シリンダ21を作動さ
せ流体圧シリンダ21の先端に取り付けられた吸着具2
2を下降させ、吸着具22を集積束17の最上部にある
板材11に吸着させる。次に板材11を吸着した状態で
吸着具22を搬送コンベア19の搬送面23まで急速上
昇させ、且つ板材11を吸着具22に対して非拘束とす
ると共に板材11を搬送コンベア19に保持させる。こ
の時吸着具22を急速上昇させるのは、板材11が複数
枚重なった状態で取り出されるのを少しでも防止するた
めである。次に、予め設定された一定処理時間内におい
て、吸着具22を板材11の上方へ退避させる。
次に、搬送コンベア19を作動させ板材11を搬送し板
材11の搬送方向側端部を搬送開始点である、第2図中
日位置から板厚検出器24の設けられたC位置まで移動
させる。次に、板厚検出器24によって搬送コンベア1
9に保持された板材11の板厚を検出する。次に、上記
検出の結果搬送されてきた板材11が単数枚であること
がわかればそのまま搬送コンベア19を搬送方向へ動か
して板材11を送出し板材11の正常な取昨出し作業が
完了する。またもし邊送されてきた板材11が複数枚で
あり重ね取り出しであることがわかれば搬送コンベア1
9を逆方向へ動かして板材11を搬送開始点である第2
図中B位置まで逆送する。次に、逆送されてきた板材1
1に係る上記重ね取り出しの連続発生回数が予め設定さ
れたM回(本実施例においてはM=3であるがMは2以
上の整数であればよい)に達したかどうかを判定する。
次にもし上記重ね取り出しが上記M回連続して発生した
のであれば、以下に詳述する上記重ね取り出しが上記M
回に達しない場合の機械的操作を止めろこととし警報ブ
ザー等を鳴らすと共に板材取り出し装置全体を停止して
作業者が直接余分な板材11を取り除く。またもし上記
重ね取り出しの連続発生回数が上記M回に達しないので
あれば、吸着具22を微速下降させて吸着具22を板材
11に吸着させると同時に板材11を搬送コンベア19
より分離させる。
この場合、上述したように吸着具22を微速下降させて
板材11に吸着させるのは、吸着時に板材11に損傷を
与えることを防ぐ上で重要である。次に、吸着具22を
板材11と共に集積束17に接触しない範囲内において
一定距離下降させた後、今度は板材11を搬送コンベア
19の搬送面23近くまで急速上昇させ、この時の大き
な加速度を利用して重なり合って取り出された板材11
のうち吸着具22によって直接吸着されていない余分な
板材11を集積束17上に振り落とすようにする。次に
、上記振り落としに伴う板材11の上記急速上昇の連続
実行回数が、予め設定されたN回(本実施例においては
N=2であるがNは1以上の整数であればよい)に達し
たかどうかを判定する。次に、もし上記急速上昇の上記
連続実行回数が上記N回に達したのであれば、板材11
を吸着具22よりはずして搬送コンベア19に保持させ
且つ搬送コンベア19の搬送方向に送り出す前述した処
理に戻る。またもし上記急速上昇の回数が上記N回に満
たなければ、前述した処理即ち吸着具22を板材11と
共に下降させた後急速上昇に転じ、余分な板材11を振
り落とす処理に戻る。こうして上記N回の下降急速上昇
の慣性動作によって余分な板材11の振り落としを行い
、さらにまた上記N回の振り落としを経た板材11を搬
送コンベア19に保持させて搬送し、板厚検出N24に
よって板材11の板厚検出を行い、上記M回連続して複
数枚と判定されるまで上記板厚検出に先だって上述した
振り落としを行い、また複数枚と連続して判定された回
数がM回となれば作業者に異常を知らせる警報ブザー等
が鳴り板材取り出し装置12全体が停止するのである。
ところで、板厚検出器24の設置は既に述べたように例
えば第3図中り、E、Fの各々の位置としてもよい。こ
れらの各々の場合も上述してきた第3図中のC位置に設
定した場合と同様に、各々の板厚検出器24により板材
11が予め設定された上記M回だけ連続して複数枚即ち
重ね取り出しと判定されるまで、各板厚検出に先立って
板材】1を吸着具22に吸着させた状態で板材11を予
め設定された上記N回だけ下降及び急速上昇させ余分な
板材11を振り落とし排除するようにすればよいのであ
る。
〈発明の効果〉 本発明によれば、板材の集積束から吸着具を用いて上記
板材を一枚づつ取り出す際、例え複数枚が一度に取り出
された場合でも、取り出された上記板材に複数回の急加
速度を伴い且つ上記集積束と対向する方向への往復運動
を施すことによって、余分な上記板材が、板材取り出し
装置全体を停止させることなく且つ作業者を介すことな
く自動的に取り除かれるため、上記板材取り出し装置及
びこれを含む生産ライン全体の稼動効率を著しく向上さ
せる上、作業者の負担を軽くすると共に大幅なコスト低
減をも実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による板材取り出し方法の一実施例を表
すフローチャート、第2図はトランスファプレスライン
の概略構成図、第3図は板材取り出し装置の一実施例を
表す構成概念図、第4図は第3図中のA−A矢視断面図
である。 図面中、11は板材、12は板材取り出し装置、171
f!8!束、19は搬送コンヘア、21は流体圧シリン
ダ、22は吸着具、24ζよ板厚検出器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板材が集積された集積束の板材表面に吸着具を吸着させ
    且つ上記吸着具を上記集積束より退避させて上記集積束
    より上記板材を一枚づつ取り出す際、取り出された上記
    板材の板厚を検出し、上記板厚が複数枚分の板厚である
    場合には、取り出された上記板材の上記吸着具に直接吸
    着されていない上記板材が慣性力で上記集積束側に引き
    剥がされるように上記板材を上記吸着具と共に上記集積
    束と対向する方向に往復運動を行わせることを特徴とす
    る板材取り出し方法。
JP13022188A 1988-05-30 1988-05-30 板材取り出し方法及びその装置 Pending JPH01303238A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006202379A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Teac Corp ディスク処理装置
JP2016160054A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 コマツ産機株式会社 素材分離装置および素材分離方法

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