JPH01302373A - 温度制御方式 - Google Patents

温度制御方式

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Publication number
JPH01302373A
JPH01302373A JP63131570A JP13157088A JPH01302373A JP H01302373 A JPH01302373 A JP H01302373A JP 63131570 A JP63131570 A JP 63131570A JP 13157088 A JP13157088 A JP 13157088A JP H01302373 A JPH01302373 A JP H01302373A
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temperature
circuit
output
detection circuit
conversion
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Pending
Application number
JP63131570A
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English (en)
Inventor
Akio Nakajima
中島 章夫
Yoshihiko Yanagawa
柳川 芳彦
Mizuho Okunishi
奥西 瑞穂
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真記録方式を用いた複写器、プリンター
等の事務用機器の定着器の温度制御方式の改良に関する
ものである。
〔従来の技術〕
サーミスタ等の測温用素子の抵抗値変化を電圧として検
出してアナログコンパレータにより基準電圧と比較して
定着器のヒータの制御を行なうのが一般的な方式である
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら従来の方式の場合、温度制御の他に複数の
温度検出及び温度検出回路の断線、短絡等の異常状態の
検出のために検出値が多(なるとアナログコンパレータ
もそれに従って多(必要となり、制御用CPUの入力ポ
ートもそれに応じて増加すると共に制御値の設定も複雑
でコストも高(なるという欠点がある。
さらに従来の方式では、測温用素子として例えばサーミ
スタを使用すると、低温時にサーミスタは高抵抗を示す
ため、サーミスタが断線すると低温時と同じ状態になり
、このサーミスタの断線と低温状態との区別はつけにく
く、完全な異常状態の検出は困難である。このため、ヒ
ータは通電され続けて機器の焼損に到る重大な事故とな
りかねなかった。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、簡
単でかつ確実な方式で温度検出、温度制御、検出回路の
異常状態の検出等を行なう定着器の温度制御方式を提供
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、測温用素子を含
む検出回路、ヒータ駆動回路を有する電子写真方式の事
務用機器に使用される定着器の温度制御方式に於て、検
出回路出力をAD変換するAD変換回路、複数の温度設
定値を有する記憶回路、AD変換回路出力を入力とする
CPUを設けたことを特徴とする。
又、本発明は、測温用素子を含む検出回路、検出回路出
力をAD変換するAD変換回路、AD変換回路出力を入
力とするCPU、温度設定値を記憶する記憶回路、CP
U出力により制御されるヒータ駆動回路からなる電子写
真方式の事務用機器に使用される定着器に於て、以下の
ような手段を用いることを特徴とする。
イ、記憶回路は検出回路の測温用素子の特性に対応した
電圧−温度変換データを有すると共に、AD変換回路は
一定時間毎にサンプル出力を発生し、CPUはAD変換
回路のサンプル出力に対応する電圧−温度変換データT
 (klと次のサンプル出力に対応する電圧−温度変換
データT(kl1)とを求めること。
口、記憶回路は検出回路の測温用素子の特性に対応した
電圧−温度変換データを有すると共に、AD変換回路は
一定時間毎にサンプル出力を発生し、CPUはAD変換
回路のサンプル出力に対応する電圧−温度変換データT
 (k)を求め、任意に設定した予測値了(k)に定着
器の温度下降の時定数A(<1 )を乗じた値とヒータ
駆動回路入力信号がある場合は温度上昇分Bと、実測値
である電圧−温度変換データT [k)と予測直了(k
>との差の合算値入子(k)+ B + (T (kl
−″ft+o)を演算により求め、この合算値を次のサ
ンプル時の予測値↑(kl1)とすること。
ハ、CPUをバックアップする電池又はコンデンサを設
げ、メインスイッチオフの後もCPUは予測値↑(kl
に温度の下降時定数Aを乗じた直入↑(k)を一定時間
後の予測値↑(kl1)とする演算を続行すること。
二、定着器の温度上昇時定数と同じ充電時定数、温度下
降時定数と同じ放電時定数を有し、CPU出力に同期し
て動作するコンデンサ及び抵抗からなる電荷蓄積回路を
設けたこと。
ホ、検出回路は第10測温用素子を含む第1の検出回路
と第2の測温用素子を含む第2の検出回路とからなるこ
と。
へ、検出回路は一端を測温用素子に並列接続され他端に
基準電圧を印加される低抵抗と、他端に基準電圧以上の
高電圧を印加される高抵抗とを有し、さらに基準電圧よ
り低い検知電圧レベルの第1のコンパレータと基準電圧
とはy同じ検知電圧レベルの第2のコンパレータからな
る異常検知回路を設けたこと。
〔作用〕
1、CPUはAD変換回路出力と記憶回路の複数の温度
設定値を比較することにより、ヒータ駆動回路を制御し
て、定着器の温度制御を行なうことができる。
2、CPUはAD変換回路のサンプル出力に対応する電
圧−温度変換データT (k)と次の電圧−温度変換デ
ータT(kl1)との差分値を演算し、この差分値に従
って、定着器の温度制御及び検出回路の異常状態の検出
を行なうことができる。
3、CPUはAD変換回路のサンプル出力に対応する電
圧−温度変換データT (k)を求め、予測値了(k)
に定着器の温度下降の時定数A(<1)を乗じた値と前
記ヒータ駆動回路入力信号がある場合は温度上昇分Bと
、実測値T (k)と予測匝了(k)の差の合算値A↑
(k)+ 8 + (T(k)−了(k))を演算によ
り求め、該合算値を予測値 ″’r(k−z )として、次のサンプル時の実測値T
(kl1)と比較することにより、定着器の温度制御及
び検出回路の異常状態の検出を行うことができる。
4、CPUは、メインスイッチオフの後もバックアップ
する電池又はコンデンサにより予測値’f t+aに温
度の下降時定数Aを乗じた値A了tk)を一定時間後の
予測値↑(k+1)とする演算を続行し、メインスイッ
チオン時に実測値と比較して定着器の温度制御及び検出
回路の異常状態の検出を行なうことができる。
5、CPUは定着器の温度上昇時定数と同じ充電時定数
、温度下降時定数と同じ放電時定数を有し、CPU出力
に同期して動作するコンデンサ及び抵抗からなる電荷蓄
積回路の出力と実測値であるAD変換回路の出力を比較
することにより、定着器の温度制御及び検出回路の異常
状態の検出を行なうことができる。
6、CPUは第1の検出回路と第2の検出回路からなる
検出回路の第1の検出回路出力と第2の検出回路出力を
比較することにより、定着器の温度制御及び検出回路の
異常状態の検出を行なうことができる。
7、CPUは異常検知回路の基準電圧より高い検知電圧
レベルの第1のコンパレータ出力によって、測温用素子
の短絡を検知することができる。
さらに基単電圧と同じ検知電圧レベルの第2のコンパレ
ータ出力によって、測温用素子の断線を検知することが
できる。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
〔実施例1〕 第1の実施例を第1図に示す。101は検出回路で測温
用素子102、抵抗103よりなり、測温用素子102
は定着器110に近接して取付けてあり、定着器110
の温度は検出回路101により電圧に変換されてAD変
換回路104に入力されディジタル化され、このディジ
タル化された値と記憶回路106の電圧で示された温度
設定値とをCPU107が比較して、制御出力を出カポ
−)105かも出力し、ヒータ駆動回路108を制御し
てヒータ109をオン又はオフして定着器110の温度
を一定値に保持する。
ヒータオンから定常値に達するまでの定着器110の概
略の温度推移を第2図に示す。スタート時温度T。とじ
て、通過温度T1、下限温度T2、設定温度T5、上限
温度T4、危険温度T、であり、検出回路101の測温
用抵抗値R7の温度による変化は第3図に示すように温
度に逆比例して急激に減少するため、例えば定電圧5v
を検出回路101に印加すると、その出力電圧v0は図
示する如く低温あるいは常温ではほとんど変化せず、高
温で急激に減少することになる。
前述した各々の温度T+ 、T2 、Ta 、T4、T
、に対応する検出回路101の出力電圧V?1、■デ2
、vTl、V?4、V?、を温度設定値として記憶回路
106に設定しておけば、AD変換回路104の出力電
圧をφ、Dとして、φ、Dと各々の温度設定値を比較し
、例えばφAD (V r3  であれば、φ、0を変
換した温度の値がT、まり大すなわち定着器110が設
定温度をオーバーしたことを示すから、CPU107は
ヒータ駆動回路108をオフにする制御信号を発生する
ことによりヒータ109はオフになり、定着器110の
温度は下降を始める。その結果φ□。〉■7.すなわち
定着器110が設定温度以下になったことを示すから、
ヒータ原動回路108をオンにする制御信号を発生して
ヒータ109をオンとする。
このように、設定温度T、を中心にオンオフ制御をすれ
ば、±1℃程度のリップルで温度制御が可能である。設
定温度T、の他に例えば通過温度T、を設定してあれば
、ヒータオンからの温度推移を知ることができ、下限温
度T2、上限温度T4は温度の周期的変動を知ることに
より制御の安定性がわかる。また設定温度T3を中心に
した制御にもかかわらず温度が上昇した場合でも、危険
温度T、を設定しておけば、緊急にヒータをオフするこ
とにより定着器の焼損を防止することができる。
〔実施例2〕 第2の実施例としてのフローチャートを第4図に示す。
具体的回路構成は前述の第1図に示しているものと同じ
であり、記憶回路106が検出回路101の測温用素子
102の特性に対応した電圧−温度変換データを有し、
実測値を温度に変換して比較することにより検出回路の
異常状態を検出しようとするものである。
第4図に於てCPUはt=に時のAD変換回路出力〔φ
AD ]    に対応する電圧−温度変換デt= k −タ(以後サンプルデータと呼ぶ)T(k)を記憶回路
上から求め、さらに次のt=l(4−1時のAD変換出
力〔φAD ] >= y + 1  に対応するデー
タT(k+1)を求め差分値T(k)−T (k + 
1 )を演算し、この差分値が定数T6より大であれば
、検出回路の測温用素子が断線したものと判断する。
ここで定数T6はあらかじめヒータをオフにした状態で
T (k)及びT(k+1)を実測し、Ttkl−T 
(k + 1 )よりも大きな値に設定しておく。実験
ではTfk)−T (k + 1 )の約2倍の直にし
ておくことで判断可能であったが、判断かつ(のであれ
ばその値(定数T6 )の大小にはこだわらない。
よって上記差分値がT6より大であれば、温度が急激に
減少したことではなく測温用素子の抵抗が無限大つまり
断線したことを示す。これKより定着器を使用中の検出
回路の異常が判定できる。
次Kt=に時のサンプルデータT (k)とt ]= 
k + m時のサンプルデータT(k+m)と第2図の
通過温度T、を比較して共にT、より小であれば、T 
(k+と’l’(k+m)の大小を比較し同じ値を示せ
ば測温用素子が断線したことを示す。mの値は定着器温
度が上昇しすぎない程度に適当(で定める。これにより
中着器未使用時に検出回路に異常があったことが判定で
きる。第3図に示すようにT0キ30℃以下では測温用
素子の抵抗[直RT=IMΩ以上となり、直列抵抗を約
7にΩとすると検出回路の出力電圧voはほとんど基準
電圧である5vに等しくなってしまう。一方測温用素子
が断線すると検出回路の出力電圧は基準電圧5■となる
従って低温状態と測温用素子の断線の区別は実測値と設
定値の単純な比較ではかなり困難であるが、上述したサ
ンプルデータT (k)と次のサンプルデータT(k+
1)又はm回後のサンプルデータT(k+m)の差分値
を求めることにより簡単に知ることができる。
〔実施例3〕 第3の実施例としてのフローチャートを第5図に示す。
具体的回路構成は前述の実施例10回路構成と同じであ
る。
第5図に於てt=に時にヒータオン信号がある場合は予
測値↑[k+に定着器の温度下降の時定数A(く1)を
乗じた値と温度上昇分Bと、実測値であるサンプルデー
タT (k)と予測値子tk+との差の合IKftiA
了(k)+ 8 + (T(k)−fr(k))ヲ、ヒ
ータオン信号がない場合は、予測値′1v(k)に温度
下降の時定数Aを乗じた値とサンプルデータT [k)
と予測値′;f(k)との差の合算値入子(k) + 
(T (k)−↑(k))を次のt=に+1時の予測値
である了(k+1)とする。ここで、時定数Aは以下の
ようにして設定する。すなわち、第2図に於て定着器は
t=g時に温度T (l+、t=l+n時に温度T (
l+n )となり、この間n回のサンプル検出が行なわ
れ、この間ヒータの通電はされないとして温度下降の時
定数をAとすると、T (1+1 )=AT(A’)、
従ってT(l+n)=A’″T (It)となるから、
T (1+n)及びT (Aりを実測することによりA
が求められる。
次にこの予測値↑(k+1)とt=に+1の時の実測さ
れたサンプルデータT(k+1)と比較して、一定値1
6以上の差があれば、サンプルデータT(k+1)が誤
りであることがわかる。このときT(k+1)が↑(k
+1)に比較して著しく、低温を示せば、測温用素子の
断線であり、またT(k+1)が了(k+1)に比較し
て著しく高温を示せば、測温用素子の短絡であるとして
検出回路の異常状態を検出できる。
この方式の定常時でのヒータオン信号φヨ。に対応して
サンプル検出される定着器の温度のサンプルデータTと
予測値↑との波形を第6図に示す。
φcLは同期信号である。予測値〒(k)はT (k+
との差の補正(T(k)−了(k))を−度行えば、は
g実測値に近似した値を示す。なお温度下降の時定数は
前述した如くヒータオフのとき、T(k+1)=AT(
klとしてサンプルデータから求めることができる。
〔実施例4〕 第4の実施例を第7図に示す。メインスイッチ206が
オンの状態で電力は電源204からダイオード202を
介して各回路ブロックに供給され、CPU205の電源
端子にはバックアップ用として例えば電気二重層コンデ
ンサのような高容量のコンデンサ201が接続されて常
時充電されている。ここでメインスイッチ203をオフ
にするとヒータ209はオフになるが、第8図のフロー
チャートに示す如<CPU205は予測値子(k)に温
度の下降時定数Aを乗じた値A ’f (k)を一定時
間後の予測値■(kl1)とする演算を実行し続け、メ
インスイッチオン時に定着器の温度を実測して、サンプ
ルデータTと予測値↑の差を求めこの値が一定値T6以
上であれば、メインスイッチオフの期間に測温用素子の
断線があったとして、検出回路の異常を知ることができ
る。
メインスイッチオフ後に一定時間たって定着器が常温に
もどれば検出回路に異常があったとしてもメインスイッ
チオン後にその検出が可能であるから、予測値を求める
演算は数十分程度続けばよく、それ以後は演算を停止し
てもよい。
〔実施例5〕 第5の実施例を第9図に示す。601は検出回路で測温
用素子602、抵抗606よりなり、測温用素子602
は定着器610に近接して取付けてあり、定着器310
の温度は検出回路301により電圧に変換されてAD変
換回路304に入力されディジタル化され、このディジ
タル化された値と記憶回路606の電圧で示された温度
設定値とをCPU307が比較して、制御出力を出カポ
−)305から発生し、ヒータ駆動回路608を制御し
てヒータ609をオン又はオフして定着器310の温度
を一定値に保持する。
このように定常の温度制御は実施例1とまった(同じよ
うにして行うが検出回路301の異常は電荷蓄積回路6
11を設け、これにより検出する。
電荷蓄積回路311は出力ポートロ05から出力される
CPU307のヒータ駆動回路608の制御信号により
制御されるトランジスタ612、抵抗I(,313、抵
抗R,2314、コンデンサc315からなり、抵抗R
2とコンデンサCにより定着器の温度上昇時定数と同じ
充電時定数、抵抗R1とR2及びコンデンサCにより定
着器の温度下降時定数と同じ放電時定数を示すように各
抵抗、コンデンサの定数を定めである。
従ってヒータ609のオンオフに同期して電荷蓄積回路
311も充放電を行なうから、コンデンサの蓄積電位を
電荷蓄積回路の出方電圧としてこの出力電圧と検出回路
301の出方電圧とを各々AD変換回路604に入力し
その出力を各々比較する。これは、一般に静的な熱の場
は静電場に等価なものとして考えることができ、定着器
の失なう熱量は、電気回路上の蓄積電荷に対応できる。
また、表面温度はポテンシャル(電位)に対応するから
、上記電荷蓄積回路の出力は検出回路の出2カにほぼ比
例した出力となる。したがって、2つの出力かまった(
異なった傾向を示せば、検出回路に異常あったと考えら
れるためである。
よって、t=にの時検出回路のサンプルデータT (k
)、電荷蓄積回路のサンプルデータをTc(k)として
T (k)がTc(k)より著しい低温を示せば、測温
用素子の断線であり、またT (k)がT c (k)
より著しい高温を示せば、短絡であると考えられ、検出
回路の異常状態が検出できる。
この方式の定常時でのヒータオン信号φヨ。に対応して
サンプル検出される定着器の温度のサンプルデータT 
(k)と電荷蓄積回路のサンプルデータTc(k)との
波形を第10図に示す。メインスイッチオン時に定着器
は外部の雰囲気と同じ温度になっているため、電荷蓄積
回路と同じ初期筺を示さない場合は、検出回路出力T 
(k)と電荷蓄積回路出力’l’ c (k)との差T
(k) ”−T c (k)を次の電荷蓄積回路出力T
C(kl1 )に加えて考えればよい。ここでメインス
イッチオフとなると電荷蓄積回路は定着器の温度下降時
定数と同じ放電時定数で放電を続け、メインスイッチオ
ン時に定着器の温度を実測して、実測値Tと予測@Tc
との差を求め、この値が一定値T6以上であれば、メイ
ンスイッチオフの期間に検出回路の測温用素子に断線が
あったことがわかる。
〔実施例6〕 第6の実施例を第11図に示す。第11図に於て検出回
路は第1の検出回路401と第2の検出回路406とか
らなり、第1の検出回路401の測温用素子402とほ
ぼ同じ特性を示す測温用素子404を第2の検出回路4
06に設け、2つの測温用素子を近接して取付け、第1
の検出回路を正常の温度検出用、第2の検出回路を異常
状態の検出用とする。第1の検出回路出力、第2の検出
回路出力を各々AD変換して比較し、両方とも同じ値を
示せば正常、一方が著しい低温を示せば、低温を示した
方の測温用素子の断、一方が著しい高温を示せば、高温
を示した方の測温用素子が短絡であることがわかる。ま
た両方とも著しい低温を示した場合は測温用素子が接続
されたコネクタが抜けたことを示す。
〔実施例7〕 第7の実施例を第12図に示す。第12図に於て、2検
出回路501は、低抵抗R,502、高抵抗R,503
、測温用素子504、ダイオード505よりなり、検出
回路出力端子508は図示してないが、AD変換回路の
入力端子に接続されている。
低抵抗R1には基準電圧Eと同じ電圧V1が、高抵抗R
2には基準電圧より高い電圧■2が印加されており、測
温用素子504は基準電圧と同じ電圧■1により低抵抗
R,502,ダイオード505を介してバイアスされ、
検出回路出力電圧■、は第3図の検出回路出力電圧とは
y同じ曲線を示す。測温用素子が断線した時に、従来例
では検出回路出力は基準電圧と同じ電圧■□を示すが、
これは低温時の出力電圧とはy同じであるため検知する
のが困難であったが、本実施例では、検出回路出力は基
準電圧より高い電圧v2を示すため、検出回路に接続さ
れた異常検知回路510の第1のコンパレータ506に
より容易に検知することができる。また測温用素子の短
絡は異常検知回路510(7)IE2のコンパレータ5
07により検知することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、定着器の温度を
検出回路により検出してAD変換回路に入力し、AD変
換回路出力と記憶回路の複数の温度設定置と比較してヒ
ータ駆動回路を制御することにより、温度制御を行なう
ため、多くのコンパレータを必要とせず、制御値の設定
も容易でありコストも低減できる。
さらに、本発明によれば、AD変換回路のサンプル出力
に対応する電圧−温度変換データT (k)と次のサン
プル出力に対応する電圧−温度変換データT(k+1)
との差分値をCPUが演算し、この値によって定着器の
温度制御を行なうため、回路構成が簡単となり、検出回
路の異常状態も容易に検知できる。
さらに本発明によれば、AD変換回路のサンプル出力に
対応する電圧−温度変換データT (k+を求め、この
実測値T (k)と予測値↑(k)及び定着器の温度下
降の時定数A、温度上昇分Bとにより次のサンプル時の
予測i1’uc+1)をCPUが演算し、サンプルデー
タT(k+1)と比較して定着器の温度制御を行なうた
め、回路構成が簡単となり、検出回路の異常の検出も容
易である。
さらに本発明によれば、メインスイッチオフの後も予測
値を求める演算が続行され、メインスイッチオン時に実
測値を比較することにより、メインスイッチオフ状態で
の測温用素子の断線の検出が簡単にできる。
さらに本発明は、CPU出力に同期して動作するコンデ
ンサ及び抵抗からなる電荷蓄積回路の出力を定着器の温
度の予測値として温度制御することにより、容易に検出
回路の異状を検出ができる。
またノイズによってCPUが正常の動作ではな(暴走を
始めたときも電荷蓄積回路の出力レベルの変動によって
知ることができる利点もある。
さらに本発明によれば、第1の検出回路と第2の検出回
路からなる検出回路の第1の検出回路出力と第2の検出
回路出力とを比較することにより定着器の温度制御及び
検出回路の異常状態の検出を容易に行なうことができる
さらに本発明によれば、簡単な回路構成の異常検知回路
によって、容易に測温用素子の断線を検知することがで
きる。また検出回路の測温用素子の抵抗変化が数百から
数千倍と大きくても検出が可能である。
本発明は以上述べた如(比較的簡単な回路構成及びあら
かじめ定められたプログラムで温度制御ができ、コスト
も低減できる。
また従来例では測温用素子が断線するとヒータは通電し
続けて、その結果機器を焼損する危険があったが、本発
明によれば測温用素子の断線を検出してヒータの通電を
切ることができるため機器の焼損を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる温度制御方式の第1の実施例を
示すブロック図、第2図は本発明に係わる定着器の起動
時の温度特性を示す特性図、第3図は本発明に係わる検
出回路の測温用素子の抵抗−温度特性及び検出回路の電
圧−温度特性を示す特性図、第4図は本発明の第2の実
施例に係わる検出回路の異常を検出するプログラムのフ
ローチャーと、第5図は本発明の第3の実施例に係わる
検出回路の異常を検出するプログラムのフローチャーと
、第6図は本発明の第3の実施例に係わる実測値と予測
値の比較を示す波形図、また第7図は本発明の第4の実
施例を示すブロック図、第8図は本発明の第4の実施例
に係わる検出回路の異常を検出するプログラムのフロー
チャートラ示シ、第9図は本発明の第5の実施例を示す
ブロック図、第10図は本発明の第5の実施例に係わる
実測値と電荷蓄積回路の出力電圧との比較を示す波形図
、第11図は本発明の第6の実施例を示すブロック図、
第12図は本発明の第7の実施例を示す回路図である。 101.601.401.403.501・・・・・・
検出回路、 102.602.402,404.504・・・・・・
測温用素子、 611・・・・・・電荷蓄積回路、 510・・・・・・異常検知回路。 第1図 第2図 ”l L2 $3  I   1m  時間第3図 屋 度 第4図 第6図 第10図 kk↑l    k+2    k+3第7@ 第9図 第12図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測温用素子を含む検出回路、ヒータ駆動回路を有
    する電子写真方式の事務用機器に使用される定着器の温
    度制御方式に於て、前記検出回路の出力をAD変換する
    AD変換回路、あらかじめ記憶された複数の温度設定値
    を有する記憶回路、前記AD変換回路出力を入力とする
    CPUを設け、該CPUは前記AD変換回路出力と前記
    記憶回路の前記複数の温度設定値を比較することにより
    、前記ヒータ駆動回路を制御して、前記定着器の温度制
    御を行なうことを特徴とする温度制御方式。
  2. (2)測温用素子を含む検出回路、該検出回路出力をA
    D変換するAD変換回路、該AD変換回路出力を入力と
    するCPU、温度設定値を記憶する記憶回路、前記CP
    U出力により制御されるヒータ駆動回路からなる電子写
    真方式の事務用機器に使用される定着器に於て、前記記
    憶回路は前記検出回路の測温用素子の特性に対応した電
    圧−温度変換データを有すると共に、前記AD変換回路
    は一定時間毎にサンプル出力を発生し、前記CPUは該
    AD変換回路のサンプル出力に対応する電圧−温度変換
    データT(k)と次のサンプル出力に対応する電圧−温
    度変換データT(k+1)との差分値を演算し、該差分
    値に従って、前記定着器の温度制御及び前記検出回路の
    異常状態の検出を行なうことを特徴とする温度制御方式
  3. (3)測温用素子を含む検出回路、該検出回路出力をA
    D変換するAD変換回路、該AD変換回路出力を入力と
    するCPU、温度設定値を記憶する記憶回路、前記CP
    U出力により制御されるヒータ駆動回路からなる電子写
    真方式の事務用機器に使用される定着器に於て、前記記
    憶回路は前記検出回路の測温用素子の特性に対応した電
    圧−温度変換データを有すると共に、前記AD変換回路
    は一定時間毎にサンプル出力を発生し、前記CPUは該
    AD変換回路のサンプル出力に対応する電圧−温度変換
    データT(k)を求め、任意に設定した予測値■(k)
    に前記定着器の温度下降の時定数A(<1)を乗じた値
    と、前記ヒータ駆動回路入力信号がある場合は温度上昇
    分Bと、実測値である前記電圧−温度変換データT(k
    )と前記予測値■(k)との差の合算値A■(k)+B
    +(T(k)−■(k))を演算により求め、該合算値
    を次のサンプル時の予測値 ■(k+1)として、次のサンプル時の実測値T(k+
    1)と比較することにより、前記定着器の温度制御及び
    前記検出回路の異常状態の検出を行なうことを特徴とす
    る温度制御方式。
  4. (4)請求項(3)記載の温度制御方式に於て、CPU
    をバックアップする電池又はコンデンサを設け、メイン
    スイッチオフの後も該CPUは予測値■(k)に温度の
    下降時定数Aを乗じた値A■(k)を一定時間後の予測
    値■(k+1)とする演算を続行し、メインスイッチオ
    ン時に実測値と比較して検出回路の異常状態の検出を行
    なうことを特徴とする温度制御方式。
  5. (5)測温用素子を含む検出回路、該検出回路出力をA
    D変換するAD変換回路、該AD変換回路出力を入力と
    するCPU、温度設定値を記憶する記憶回路、該CPU
    出力により制御されるヒータ駆動回路からなる電子写真
    方式の事務用機器に使用される定着器に於て、該定着器
    の温度上昇時定数と同じ充電時定数、温度下降時定数と
    同じ放電時定数を有し、前記CPU出力に同期して動作
    するコンデンサ及び抵抗からなる電荷蓄積回路を設け、
    該電荷蓄積回路の出力と、前記AD変換回路の出力を比
    較することにより、前記定着器の温度制御及び前記検出
    回路の異常状態の検出を行なうことを特徴とする温度制
    御方式。
  6. (6)測温用素子を含む検出回路、該検出回路出力をA
    D変換するAD変換回路、該AD変換回路出力を入力と
    するCPU、温度設定値を記憶する記憶回路、該CPU
    出力により制御されるヒータ駆動回路からなる電子写真
    方式の事務用機器に使用される定着器に於て、前記検出
    回路は、第1の測温用素子を含む第1の検出回路と第2
    の測温用素子を含む第2の検出回路とからなり、前記C
    PUは該第1の検出回路出力と該第2の検出回路出力を
    比較することにより、該検出回路の異常の検出を行うこ
    とを特徴とする温度制御方式。
  7. (7)測温用素子を含む検出回路、該検出回路出力をA
    D変換するAD変換回路、該AD変換回路出力を入力と
    するCPU、温度設定値を記憶する記憶回路、該CPU
    出力により制御されるヒータ駆動回路からなる電子写真
    方式の事務用機器に使用される定着器に於て、前記検出
    回路は一端を前記測温用素子に並列接続され他端に基準
    電圧を印加される低抵抗と、他端に基準電圧以上の高電
    圧を印加される高抵抗とを有し、さらに基準電圧より低
    い検知電圧レベルの第1のコンパレータと、基準電圧と
    ほゞ同じ検知電圧レベルの第2のコンパレータとからな
    る異常検知回路を設け、該異常検知回路出力によって前
    記検出回路の異常状態の検出を行なうことを特徴とする
    温度制御方式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006058510A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
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