JPH01301317A - ラミネート金属板製造方法 - Google Patents

ラミネート金属板製造方法

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JPH01301317A
JPH01301317A JP63133934A JP13393488A JPH01301317A JP H01301317 A JPH01301317 A JP H01301317A JP 63133934 A JP63133934 A JP 63133934A JP 13393488 A JP13393488 A JP 13393488A JP H01301317 A JPH01301317 A JP H01301317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metallic sheet
resin
rubber
metal plate
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP63133934A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Funaki
船木 道浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP63133934A priority Critical patent/JPH01301317A/ja
Publication of JPH01301317A publication Critical patent/JPH01301317A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、すぐれた耐食性及び接着性を有するラミネ
ート金属板の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、すぐれた耐食性を有するラミネート金属板を製造
するに際し、金属板表面に樹脂を連続的に被覆する場合
、予熱してある金属板に押出機で溶融混練された熱可塑
性樹脂を、Tダイから押出す方法が知られている(特開
昭57−203545号公報)、第2図は特開昭57−
203545号公報に示されるラミネート金属板製造方
法を示したものであり、加熱ロール13に巻き付けられ
、冷却ロールエ4に巻き付けられ、かつ上記加熱ロール
13と上記冷却ロール14で圧接された予熱してある金
属板11表面と冷却ロール14との界面に押出機8を経
て、Tダイ10より溶融した熱可塑性樹脂9を流下して
、金属板11に熱可塑性樹脂9を連続的に被覆するよう
に構成されている。高温溶融樹脂が被覆された金属板(
ラミネート金属板)は水冷槽、冷却ロールなどの冷却設
備(図示せず)を通して巻き取りが行われる。
また上記設備の加熱ロール13を通常のニップロールと
し、ニップロールの上流に誘導加熱式やガス加熱式など
の予熱設備を配置して、金属板を予熱するようにしたラ
ミネート金属板製造方法も知られている。
なお、冷却ロール14は通常安価で、熱伝導性が良く、
冷却性能の良好な、鉄や銅などの金属製水冷ロールが用
いられ、さらに樹脂との接触面を鏡面として、樹脂の表
面状態を良好にするために上記金属製水冷ロールの表面
を硬質クロムメツキしたものも用いられている。
またニップロールは通常、圧着性、耐熱性の良好なシリ
コンゴム、クロロブレンゴム、ポリ4ふっ化エチレンゴ
ムなどのゴム製ニップロールが用いられている。
(発明が解決しようとする課題) ところでこのような方法でラミネート金属板を製造する
場合、金属板を予熱することが、樹脂と金属板の接着性
を向上させるために必要となるが、金属の熱容量が大き
いために、高い生産性を得るためラインスピードを高め
ていくと、冷却ロール14で充分に冷却することができ
なくなり、金属板に被覆された樹脂が粘着性を有する状
態で冷却ロール1’4から剥離させることになるので、
樹脂が冷却ロール14に(つついて、樹脂が金属板から
浮き上がり、ついには浮き上った樹脂が冷却ロール14
に巻き付いて操業不能となる問題がある。
本発明はすぐれた性能(耐食性、接着性)のラミネート
金属板を高い生産性で製造することができるラミネート
金属板製造方法を捷供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨は次の通りである。
金属製冷却ロールに巻き付けた予熱してある金属板に、
ゴム製ニップロールを圧接し、金属板表面と上記ニップ
ロールの界面に押出機を経て、T、グイより溶融した熱
可塑性樹脂を流下し、金属板に樹脂を被覆することを特
徴とするラミネート金属板製造方法。
本発明では、金属板として、鋼板(箔を含む)、アルミ
ニウム板(箔を含む)または該金属板の表面の次のいず
れかの表面処理すなわち ■Sn、 Zn、 AI、 PbSNi、 Crまたは
Cuのめっき■上記■に示す金属の2種以上の複合めっ
き■上記■に示す金属の1種以上を含む合金のめっき ■上記■に示す金属の1種以上を主成分とする複合めっ
き を施したものなどが挙げられ、さらに上記金属板にクロ
ム酸塩あるいはリン酸塩処理したものも使用できる。
また本発明で被覆に用いる熱可塑性樹脂とはポリエステ
ル樹脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂などが代表的である。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明のラミネート金属板製造方法は、第1図に示すよ
うに、図示しない予熱装置で予熱された金属板3を金属
製冷却ロールlに巻き付け、上記冷却ロール1に巻き付
いている金属板3に、シリコンゴム、クロロプレンゴム
、ポリ4ふっ化エチレンゴムなどのゴム製ニップロール
2を圧接し、金属板3表面と上記ニップロール2の界面
に押出機4を経て、Tダイ5より溶融した熱可塑性樹脂
6を流下し、金属板3にラミネートさせるものである。
このような方法によれば、樹脂6が従来法のように金属
製冷却ロールと接触し、剥離することなく、ゴム製ニッ
プロールと接触し、剥離して金属板にラミネートされる
ゴムは金属に比べて粘着性を有する樹脂との接着性が悪
く、言い換えれば、ゴムは金属に比べて、上記樹脂との
剥離性が良好である。
従って樹脂がゴム製ニップロールと接触し、剥離して金
属板にラミネートされる本発明法によれば、先に述べた
ように粘着性を有する樹脂と接触するロールとの剥離性
によって決まる最大ラインスピード(最大生産速度)を
、金属製冷却ロールと樹脂が接触し剥離する従来法に比
べて、大幅に向上することができる。
なお第1図に示すラミネート金属板製造装置例ではTダ
イより熱可塑性樹脂のみを流下しているが、2台の押出
機を使って、熱可塑性樹脂及び接着性熱可塑性樹脂を共
押出してもよい。
(実施例) 第1図の金属製冷却ロール1として、外径450薗の硬
質クロムメツキ仕上げした鉄製水冷ロールを採用し、ゴ
ム製ニップロール2として、外径300鴫のシリコンゴ
ム製ニップロールを採用したラミネート金属板製造装置
を使用して、金属板として厚み0.2Mの電解クロム酸
処理鋼板を用い、それを200°Cに予熱した後、上記
鋼板表面と上記ニップロールとの界面に押出機を経て、
Tダイよりポリエチレンテレフタレートを溶融押出流下
した。溶融樹脂の温度は280°C1被覆厚みは50μ
mであり、またラインスピードは200m/ minで
あり、圧接後、鋼板を水冷ロールに巻き付ける角度は1
80°Cである。このラミネート金属板製造時における
操業性も、上記ニップロールにポリエチレンテレフタレ
ートがくっつくことなく、良好であった。
また第2図の加熱ロール13をニップロールとし、この
ニップロールとして上記実施例に用いた外径30011
[fflのシリコンゴム製ニップロールを、冷却ロール
14として、上記実施例に用いた外径450胴の硬質ク
ロムメツキ仕上げした鉄製水冷ロールを採用したラミネ
ート金属板製造装置を使用し、上記実施例と同様に厚み
0.2 mmの電解クロム酸処理鋼板を200°Cに予
熱した後、溶融樹脂の温度は280°C1被覆厚みは5
0μ、ラインスピードは200m/winで、圧接後、
鋼板を水冷ロールに巻き付ける角度は180°で、上記
鋼板表面と上記水冷ロールとの界面に、押出機を経て、
Tダイよりポリエチレンテレフタレートを溶融押出流下
して、ラミネート金属板を製造した時、冷却ロールに樹
脂がくっついて、操業不能になった。
この従来例では、冷却ロールに樹脂がくっつくことなく
、安定した操業性を示すラインスピードは50m/mi
nであった。
上記実施例により得られたラミネート金属板について、
性能試験を次の通りに行った。
■密着性・・・180°C剥離試験(引張速度;100
口/m1n) ■耐食性・・・35°C15%食塩水を1000時間噴
霧 本発明の実施例では、剥離試験においては樹脂層が破断
し、剥離不可能で、接着性は良好であり、また耐食性の
試験においては錆の発生は認められなかった。
この従来例と実施例から明らかなように、本発明法によ
れば、すぐれた性能を有するラミネート金属板の生産性
を従来法の4倍以上にすることができる。
(発明の効果) 以上詳述したごとく、本発明によれば、すぐれた性能(
耐食性、接着性)を存するラミネート金属板を生産性良
く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法の説明図である。第2図は従来法の説
明図である。 1・・・冷却ロール、2・・・ニップロール、3・・・
金属板、4・・・押出機、5・・・Tダイ、6・・・熱
可塑性樹脂、7・・・ガイドロール、8・・・押出機、
9・・・熱可塑性樹脂、10・・・Tダイ、11・・・
金属板、12・・・ガイドロール、13・・・加熱ロー
ル、14・・・冷却ロール。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属製冷却ロールに巻き付けた予熱してある金属板に、
    ゴム製ニップロールを圧接し、金属板表面と上記ニップ
    ロールの界面に押出機を経て、Tダイより溶融した熱可
    塑性樹脂を流下し、金属板に樹脂を被覆することを特徴
    とするラミネート金属板製造方法。
JP63133934A 1988-05-31 1988-05-31 ラミネート金属板製造方法 Pending JPH01301317A (ja)

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JP63133934A JPH01301317A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 ラミネート金属板製造方法

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JPH01301317A true JPH01301317A (ja) 1989-12-05

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ID=15116488

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JP63133934A Pending JPH01301317A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 ラミネート金属板製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0445722U (ja) * 1990-08-20 1992-04-17
US5736086A (en) * 1994-09-23 1998-04-07 Eastman Chemical Company Process for forming layered structure of metal sheet and polyester

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58187341A (ja) * 1982-04-27 1983-11-01 宇部興産株式会社 金属積層板の製造法
JPS604056A (ja) * 1983-06-22 1985-01-10 三菱油化株式会社 積層体のラミネ−ト方法

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