JPH01301172A - 回転数測定器における測定結果の出力方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、回転数測定器による測定結果の出力方法に
係り、さらに詳しくは、測定中に取込んで保持させた被
測回転体の回転数の最大もしくは最小のピークイｉ管と
、現に測定中の被測回転体の回転数とを選択的にディジ
タル表示することができ、かつ、現に測定中の回転数に
対応させたアナログ出力をも別途に得ることができるハ
ンディタイプのディジタル回転計などからなる回転数測
定器による測定結果の出力方法に関する。

［従来の技術］ 電動機等の被測回転体の回転数を測定するために用いら
れる回転数測定器、特にハンディタイプの回転計などの
ような回転数測定器には、被測回転体に検出軸を押し当
ててその回転数を測定する接触式のもののほか、光学的
検出手段により被測回転体の回転数を検知測定する非接
触式のものや、アダプタを介在させることで非接触式と
接触式とのいずれの方式をも選択的に採用することがで
きるようにした汎用タイプのものなどがある。

また、この種の回転数測定器をその出力方式で分類する
ならば、測定された回転数をディジタル表示器に出力表
示するようにしたディジタル出力タイプのものと、指示
計器等に出力するようにしたアナログ出力タイプのもの
とに大別することができる。

ところで、ハンディタイプの回転数測定器については、
接触式もしくは非接触式のいずれの形式のものであって
も、測定作業者がこれを手に持ち、被測定回転体に対し
て位置決めしながら指示計器もしくは表示器を見てその
指示値を読み取る必要がある。

しかし、指示イ１１１の読み取りは、目線を被測定回転
体から指示計器もしくは表示器に移して行なわなければ
ならず、この間に生じる手振れなどによる回転数測定器
の位置ずれが測定を不安定なものにする。また、接触式
による場合、検出軸を被測定回転体の回転中心に位置決
めしたときにもつとも高い回転数、すなわち真正回転数
が示されることから、指示値をみながら試行錯誤的に回
転中心への位置決めが行なわれるため、人体または回転
数測定器が被測定回転体の危険な場所に触れたりして不
測の′■故を起こすおそれがあった。このような不都合
を回避しようとするものとしては１通常、三脚等の補助
具を用いて被測定回転体に対する回転数測定器の正確な
位置決めを行なう手段がとられてはいるが、結果的に作
業の煩雑さを招いていた。

このような諸問題を解決するものとして１本出願人は、
既に、ピーク値ホールド回路を有するディジタル出力タ
イプもしくはアナログ出力タイプのいずれにも適用する
ことができる回転数測定器（実公昭６１−１４１２号公
報参照）を提案することで、測定時の注意力を被測定回
転体と回転数測定器との位置関係にのみ集中することを
可能とし、安全な作業条件下でより正確な測定結果を得
ることができるようにした。

［発明の解決しようとする課題］ ところで、回転数測定器のなかには、現に測定している
被測回転体の回転数を逐次的にディジタル表示すること
ができ、しかも、同時に、指示計器等を介してアナログ
出力することができるようにしたタイプものも既に存在
している。

しかし、前記ピーク値ホールド回路を有する回転数測定
器に関しては、現に測定している被測回転体の回転数を
逐次的にディジタル表示することができ、しかも、その
回転数を同時にアナログ出力することができる機能をも
兼備したタイプのものは未だ提案されていない。

したがって、ピーク値ホールド回路を有するこの種の回
転数測定器については、アナログ出力機能を有していな
いことの帰結として、例えば、モータなどの被測定回転
体の立上がり特性を記録したり、異常運転の防１になど
に応用したり、指示計器に回転数の指示値をアナログ表
示することができないなどの不都合を生じる結果となり
、このような不都合に由来する機能的な制約、つまり、
現場ニーズの多様な要請に柔軟に対応することができな
いという課題があった。

［課題を解決するための手段］ この発明は、従来技術にみられた上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、その構成］−６の特徴は、検出された
被測回転体の回転パルスを演算して出力信号に変換する
ことができる演算制御手段と。

この演算制御手段を介して算出された披測恒１転体の回
転数を出力するだめのディジタル表示手段とアナログ出
力手段とを備え、検出された回転パルスに基づいて演算
された測定結果は、前記アナログ出力手段を介しての出
力を可能とするとともに、予め定めてあるモードの別に
応じ、これが通常測定のモードによるときは、ディジタ
ル表示手段を介して表示し、これが最大値ホールドのモ
ードによるときは、今回データと既に保持されている前
回データとを比較して今回データが大であれば今回デー
タを、前回データが大であれば前回データをそれぞれ入
力した後、前記ディジタル表示手段を介してこれを表示
し、これが最小値ホールドのモードによるときは、今回
データと既に保持されている前回データとを比較して今
回データが小であれば今回データを、前回データが小で
あれば前回データをそれぞれ入力した後、前記ディジタ
ル表示手段を介してこれを表示することにある。　　　
　　　　［実施例］ 以下、図面を参酌してこの発明の詳細な説明する。

第１図は、この発明が適用される回転数測定器における
要部の構成例を示す機能ブロック図である。

これによれば、演算制御手段１は、被測回転体から検出
され、端子Ｔを介して取込まれる回転パルス信号を制御
するための制御回路２と、最大値ホールド測定と最小値
ホールド測定と通常測定の別を判別するための判定回路
４と、最大値ホールド測定もしくは最小値ホールド測定
を選択した場合に１ｉ７１回データとの大小を比較する
ための比較回路３と、測定結果をディジタル表示するた
めの１、ｃＤドライバー回路６と、前記制御回路２から
のディジタル出力信号をアナログ出力信号に変換するた
めの出力変換回路５を有して構成されている。また、こ
の演算制御手段１における前記ＬＣＤドライバー回路６
には、１．ｃＤ表示手段７が、前記出力変換回路５には
、電流電圧変換回路８を介在させたアナログ出力手段９
がそれぞれ配設されている。

第２図は、−ヒ記構成の回転数測定器により行なわれる
この発明方法の一例を示すフローヂャートである。

これによれば、まず、最初のステップにて回転パルスの
検出と基準クロックのカウント処理とが行なわれる。つ
いで、検出された回転パルスと基準クロックのカウント
とに基づく被測回転体の回転数の計算処理が行なわれる
。

計算処理を終えた後は、次のステップにて、演算制御手
段ｌの出力ボートを介しての計算値に応じた回転数をア
ナログ出力するための出力指示が行なわれ、別途設けら
れているアナログ出力手段９による出力１例えば記録計
による回転数の印字記録や、指示計器による指示値の継
続的出力を行なわせることができる。

一方、アナログ出力のための出力指示とは別に、前記ス
テップにて計算処理を行なった後、次のモード判別ステ
ップにて、通常測定を意味するｒＮＯＲＭＡＬＪモード
と、最大値の保持を意味するｒ　ＭＡＸホールド」モー
ドと、最小値の保持を意味するｒ　ＭＩＮホールド」モ
ードとの間で選択されるべきモードの判別が行なわれる
。

このうち、ｒＮＯＲＭＡｌ、Ｊモードであることが判別
された場合には、次の処理ステップにて計算値がＬＣＤ
表示手段７１例えば表示器に直ちに連続的にディジタル
表示される。

また、ｒ　ＭＡＸホールド」モードであることが判別さ
れた場合には、次の処理ステップにて既に保持されてい
る前回のデータが今回のデータよりも大きいか否かが判
定され、前回のデータの方が大であれば次のステップに
て前回のデータがそのまま入力処理され１次の処理ステ
ップにてこれが１、ｃＤ表示手段７を介してディジタル
表示される。

前回のデータよりも今回のデータが人であると判定され
たときには、前回のデータに替えて今回のデータの入力
処理が行なわれ、次の処理ステップにてこれが新たにＬ
ＣＤ表示手段７を介してディジタル表示される。

一方、ｒ　ＭＩＮホールド」モードであることが判別さ
れた場合には、次の処理ステップにて既に保持されてい
る前回のデータが今回のデータよりも小さいか否かが判
定され、前回のデータの方が小であれば次のステップに
て前回のデータがそのまま入力処理され、次の処理ステ
ップにてこれが１、ＣＤ表示手段７を介してディジタル
表示される。

前回のデータよりも今回のデータが小であると判定され
たときには、前回のデータに替えて今回のデータの入力
処理が行なわれ１次の処理ステップにてこれがＬＣＤ表
示手段７を介して新たにディジタル表示される。

以下、このような手順のもとて同様の処理が繰り返し行
なわれる。

なお、この発明において、　　ｒＭＡＸホールド」モー
ドやｒ　ＭＩＮホールドＪ干−ドを選択しての測定につ
いては、これにより回転数の最大値や最小値が保持され
ることから、保持されているピーク値が入れ替わらない
限りはピーク値に応じた一定の出力とすることもできる
。

この発明は、上述のようにして行なわれるので、回転数
の最大値や最小値を保持させながらの測定中であっても
、これと並行してｒ　ＮＯＲＭＡＬＪモードを選択した
場合の通常測定と同様なアナログ出力をも同時に得るこ
とができる。

したがって、この発明によれば、測定結果のアナログ出
力も可能となり、例えば記録計を介することでこれを記
録紙に記録印字させたり、指示計器に指示値としてアナ
ログ表示させることができる。

［発明の効果］ 以」二連へたようにこの発明によれば、回転数測定器に
より測定された被測回転体の回転数における現在の回転
数のほか、保持させておいた一連の測定結果のうちの最
大値や最小値からなるビークゲ（について、これらを選
択的にディジタル表示することができるのみならず、現
に測定されている測定結果をアナログ出力させることも
できるので、現場における多様なニーズに対しより柔軟
に対処することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明が適用される回転数測定器の要部構
成の一例を示す機能ブロック図、第２図は、この発明の
処理手順の一例を示すフローチャートである。 １・・・演算制御手段　　　２・・・制御回路３・・・
＋ｉｉｊ回デー少データ比 較回路４判定回路　　　　　５・・・出力変換回路６・
・・１、ＣＤ　ドライバー回路 ７・・・Ｉ、ＣＤ表示手段　　　８・・・電流電圧変換
回路９・・・アナログ出力手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、検出された被測回転体の回転パルスを演算して出力
   信号に変換することができる演算制御手段と、この演算
   制御手段を介して算出された被測回転体の回転数を出力
   するためのディジタル表示手段とアナログ出力手段とを
   備え、検出された回転パルスに基づいて演算された測定
   結果は、前記アナログ出力手段を介しての出力を可能と
   するとともに、予め定めてあるモードの別に応じ、これ
   が通常測定のモードによるときは、ディジタル表示手段
   を介して表示し、これが最大値ホールドのモードによる
   ときは、今回データと既に保持されている前回データと
   を比較して今回データが大であれば今回データを、前回
   データが大であれば前回データをそれぞれ入力した後、
   前記ディジタル表示手段を介してこれを表示し、これが
   最小値ホールドのモードによるときは、今回データと既
   に保持されている前回データとを比較して今回データが
   小であれば今回データを、前回データが小であれば前回
   データをそれぞれ入力した後、前記ディジタル表示手段
   を介してこれを表示することを特徴とする回転数測定器
   による測定結果の出力方法。