JPH0510856A - 計測装置 - Google Patents

計測装置

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JPH0510856A
JPH0510856A JP19086791A JP19086791A JPH0510856A JP H0510856 A JPH0510856 A JP H0510856A JP 19086791 A JP19086791 A JP 19086791A JP 19086791 A JP19086791 A JP 19086791A JP H0510856 A JPH0510856 A JP H0510856A
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JP
Japan
Prior art keywords
distance
peak
voltage waveform
voltage
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19086791A
Other languages
English (en)
Inventor
Rei Toyama
玲 戸山
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Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
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Priority to US07/856,258 priority patent/US5365458A/en
Publication of JPH0510856A publication Critical patent/JPH0510856A/ja
Priority to US08/200,998 priority patent/US5452156A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分な精度で且つ比較的低コストで回転機の
振れを計測することができ、而も、計測の自動化も容
易。 【構成】 ロッド26aの伸張にて、距離変化対応の出
力電圧波形が±5Vに収まるようプローブ22とモータ
20の回転外周面20aとの距離を設定する。出力電圧
波形を第1シフト回路28により+5Vシフトすると、
第1ピーク検出回路32により正領域でピーク値(最大
値+5)を検出する。出力電圧波形を第2シフト回路3
0により−5Vシフトし、極性反転回路38で極性を反
転すると、第2ピーク検出回路40により正領域でピー
ク値(5−最小値)を検出する。各ピーク値を−5Vシ
フトし、加算すると、振れの値に対応する電圧を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転機の振れを回転部
分との間の距離変化を捉えることによって計測するため
の計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】回転機の数μ
m程度の振れを回転部分との間の距離変化を捉えること
によって計測する場合、静電容量センサによって回転部
分との間の距離を検知した出力電圧を、ストレージオシ
ログラフやシンクロスコープに表示させてそれを読み取
ったり、或はコンピュータと高分解能のADコンバータ
を組合せて計測していた。
【0003】ところが、前者では、読み取りのための人
手が必要であり、而も読み取り誤差が発生するという問
題がある。また後者では、高分解能のADコンバータ、
CPUの他にソフト処理が必要となるため、コストが高
くなるという問題がある。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、十分な精度で且つ比較的低コストで回転機の振
れを計測することができ、而も、計測の自動化も容易な
計測装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の計測装置は、回転機の振れを回転部分との
間の距離変化を捉えることによって計測するための計測
装置であって、前記回転部分との間の距離変化に対応す
る電圧を出力する距離検知手段と、前記距離検知手段の
検知部と前記回転部分との距離を、距離検知手段の出力
電圧波形が±δV(δは正数。)の範囲に収まるように
設定するための設定手段と、距離検知手段の出力電圧波
形を+δVシフトさせるための第1シフト手段と、その
第1シフト手段によってシフトされた電圧波形のピーク
電圧を検出するための第1ピーク検出手段と、前記出力
電圧波形を−δVシフトさせるための第2シフト手段
と、その第2シフト手段によってシフトされた電圧波形
の極性を反転させるための極性反転手段と、その極性反
転手段によって反転された電圧波形のピーク電圧を検出
するための第2ピーク検出手段と、第1ピーク検出手段
によって検出されたピーク電圧と第2ピーク検出手段に
よって検出されたピーク電圧とから距離変化幅に対応す
る電圧を導出するための導出手段とを備えるものとして
いる。
【0006】
【作用】設定手段によって、距離検知手段の出力電圧波
形が±δV(δは正数。)の範囲に収まるように距離検
知手段の検知部と回転部分との距離が設定されるので、
第1シフト手段によって距離検知手段の出力電圧波形を
+δVシフトさせると、シフトされた電圧波形のピーク
電圧は必ず正の値になる。また距離検知手段の出力電圧
波形を第2シフト手段によって−δVシフトさせ、シフ
トされた電圧波形の極性を極性反転手段によって反転さ
せると、その電圧波形のピーク電圧も必ず正の値にな
る。
【0007】これらの両ピーク電圧は、回転部分と距離
検知手段の検知部との間の距離変化の上限及び下限に対
応するものであるから、それによって距離変化幅に対応
する電圧を導出することが可能である。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。図1は本発明の1実施例としての計測装置について
のブロック図、図2乃至図5は電圧波形図である。
【0009】20は、計測対象である回転機の一例とし
てのスピンドルモータ、22は、計測対象との距離に応
じた電圧を出力する静電容量センサのプローブ、24
は、プローブ22の出力電圧を増幅するアンプである。
これらのプローブ22及びアンプ24が、距離検知手段
を構成している。
【0010】プローブ22は空圧シリンダ26(設定手
段)のロッド26aに取りつけられており、空圧シリン
ダ26のロッド26aを伸張させることにより、プロー
ブ22がスピンドルモータ20の回転外周面20aとの
間の距離変化を十分検知し得、而もアンプ24の出力電
圧波形が±5Vの範囲に収まる位置に達するよう設定さ
れている。プローブ22の出力電圧は、アンプ24によ
って増幅される。
【0011】アンプ24により増幅された出力電圧は、
ローパスフィルタ27に入力され、ローパスフィルタ2
7の出力は+5Vのシフトを行う第1シフト回路28及
び−5Vのシフトを行う第2シフト回路30に入力され
る。第1シフト回路28の出力は、ピーク電圧を検出す
るための第1ピーク検出回路32に導出され、検出され
たピーク電圧は、−5Vのシフトを行う第3シフト回路
34に入力される。
【0012】一方、第2シフト回路30の出力は、極性
を反転させる極性反転回路38に入力される。もちろ
ん、−5Vシフトと極性反転を一括して行うものとする
こともできる。極性反転回路38の出力は、ピーク電圧
を検出するための第2ピーク検出回路40に導出され
る。検出されたピーク電圧は、−5Vのシフトを行う第
4シフト回路42に入力される。
【0013】44は、第3シフト回路34の出力電圧と
第4シフト回路42の出力電圧を加算する加算回路、4
6は、加算回路44の出力電圧を10倍にするための増
幅回路である。これらの加算回路44及び増幅回路46
が、導出手段を構成している。もちろん、加算及び増幅
を一括して行うものとすることもできる。
【0014】なお、第1シフト回路28、第2シフト回
路30及び極性反転回路38、第3シフト回路34、第
4シフト回路42並びに加算回路44及び増幅回路46
は、何れもオペアンプを用いた公知の回路を採用し得
る。また第1ピーク検出回路32及び第2ピーク検出回
路40は、市販のピーク検出用ICを用いて構成するこ
とができる。
【0015】所定位置にスピンドルモータ20をセット
して回転させると共に、空圧シリンダ26のロッド26
aを伸張させることにより、プローブ22とスピンドル
モータ20の回転外周面20aとの距離が一定範囲に設
定される。プローブ22の出力電圧は、アンプ24によ
って増幅され、アンプ24により増幅された出力電圧
は、ローパスフィルタ27に入力される。
【0016】アンプ24の出力電圧波形は、図2(a) 及
び図3(a)に示されるように正領域において、最大値A
[V]及び最小値B[V]を有する場合と、図4(a) 及
び図5(a) に示されるように負領域において、最大値C
[V]及び最小値D[V]を有する場合と、最大値が正
で最小値が負となる場合とがある。これは、プローブ2
2の検知部とスピンドルモータ20の回転外周面20a
との距離が、アンプ24の出力電圧波形が±5Vの範囲
に収まる範囲で空圧シリンダ26によって任意に設定さ
れるからである。
【0017】図2(a) の場合、第1シフト回路28を経
ることによって、図2(b) に示される状態となる。この
波形のピーク電圧を第1ピーク検出回路32によって検
出すると、検出されるピーク値は、A+5[V]とな
る。そしてこの電圧は、第3シフト回路34を経ること
によりA[V]となる。
【0018】一方、図3(a) に示される出力電圧波形
(図2(a) と同じもの。)は、第2シフト回路30を経
ることによって図3(b) に示される状態となる。図3
(a) の出力電圧波形は±5Vの範囲に収まるものである
ため、第2シフト回路30を経た波形は必ず負の領域に
位置する。従ってこれが極性反転回路38を経ることに
よって、波形は正の領域に位置することになり、この波
形のピーク電圧を第2ピーク検出回路40によって検出
すると、検出されるピーク値は、−(B−5)[V]と
なる。この値は必ず正の値となる。そしてこの電圧は、
第4シフト回路42を経ることにより−B[V]とな
る。
【0019】次いで、加算回路44によってA[V]と
−B[V]が加算されてA−B[V]が出力され、増幅
回路46によって10(A−B)[V]の出力が得られ
る。図4(a) の場合、第2シフト回路30を経ることに
よって、図4(b) に示される状態となる。
【0020】この波形のピーク電圧を第1ピーク検出回
路32によって検出すると、検出されるピーク値は、C
+5[V]となる。図4(a) の出力電圧波形は±5Vの
範囲に収まるものであるため、第1シフト回路28を経
た波形は必ず正の領域に位置する。そしてこの電圧は、
第3シフト回路34を経ることによりC[V]となる。
【0021】一方、図5(a) に示される出力電圧波形
(図4(a) と同じもの。)は、第2シフト回路30を経
ることによって図5(b) に示される状態となる。従って
これが極性反転回路38を経ることによって、波形は正
の領域に位置することになり、この波形のピーク電圧を
第2ピーク検出回路40によって検出すると、検出され
るピーク値は、−(D−5)[V]となる。この値は必
ず正の値となる。そしてこの電圧は、第4シフト回路4
2を経ることにより−D[V]となる。次いで、加算回
路44によってC[V]と−D[V]が加算されてC−
D[V]が出力され、増幅回路46によって10(C−
D)[V]の出力が得られる。
【0022】アンプ24の出力電圧波形の最大値が正で
最小値が負となる場合でも、第1ピーク検出回路32及
び第2ピーク検出回路40は、何れも最も精度良く検出
し得る正の領域においてピーク値を検出し、最終的に1
0×(最大値−最小値)[V]の出力が得られる。この
10×(最大値−最小値)[V]の値は、スピンドルモ
ータ20の回転部分と距離検知手段の検知部との間の距
離の上限と下限との差に対応するものであるから、これ
に基づいて、スピンドルモータ20の振れの値を知るこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の計測装置では、例えばオペアン
プとピーク検出用のICを利用することによって、ピー
ク値を精度良く検出し得る正側において、外部からの検
出タイミングなどを用いることなく容易にピーク電圧を
検出し、十分な精度で且つ比較的低コストで回転機の振
れを計測することができる。而も、設定手段は、距離検
知手段の検知部と回転部分との距離を、距離検知手段の
出力電圧波形が±δV(δは正数。)の範囲に収まるよ
うに設定すればよく、回転機静止時における距離検知手
段の出力が0Vとなるように厳密に距離を設定するよう
な必要がないので、計測の自動化を容易且つ比較的低コ
ストで行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロック図である。
【図2】電圧波形図である。
【図3】電圧波形図である。
【図4】電圧波形図である。
【図5】電圧波形図である。
【符合の説明】
20 スピンドルモータ 22 プローブ 24 アンプ 26 空圧シリンダ 28 第1シフト回路 30 第2シフト回路 32 第1ピーク検出回路 38 極性反転回路 40 第2ピーク検出回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】回転機の振れを回転部分との間の距離変化
    を捉えることによって計測するための計測装置であっ
    て、 前記回転部分との間の距離変化に対応する電圧を出力す
    る距離検知手段と、 前記距離検知手段の検知部と前記回転部分との距離を、
    距離検知手段の出力電圧波形が±δV(δは正数。)の
    範囲に収まるように設定するための設定手段と、 距離検知手段の出力電圧波形を+δVシフトさせるため
    の第1シフト手段と、 その第1シフト手段によってシフトされた電圧波形のピ
    ーク電圧を検出するための第1ピーク検出手段と、 前記出力電圧波形を−δVシフトさせるための第2シフ
    ト手段と、 その第2シフト手段によってシフトされた電圧波形の極
    性を反転させるための極性反転手段と、 その極性反転手段によって反転された電圧波形のピーク
    電圧を検出するための第2ピーク検出手段と、 第1ピーク検出手段によって検出されたピーク電圧と第
    2ピーク検出手段によって検出されたピーク電圧とから
    距離変化幅に対応する電圧を導出するための導出手段と
    を備えることを特徴とする計測装置。
JP19086791A 1991-03-29 1991-07-04 計測装置 Withdrawn JPH0510856A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19086791A JPH0510856A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 計測装置
US07/856,258 US5365458A (en) 1991-03-29 1992-03-25 Motor eccentricity measuring apparatus
US08/200,998 US5452156A (en) 1991-07-04 1994-02-24 Spindle motor with combined pressure relief and adhesive carrying annular recesses

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19086791A JPH0510856A (ja) 1991-07-04 1991-07-04 計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0510856A true JPH0510856A (ja) 1993-01-19

Family

ID=16265086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19086791A Withdrawn JPH0510856A (ja) 1991-03-29 1991-07-04 計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0510856A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6223858B1 (en) 1997-12-26 2001-05-01 Suzuki Motor Corporation Transmission lubricating device
US7686137B2 (en) 2004-09-21 2010-03-30 Jatco Ltd Oil separating structure of automatic transmission
JP2010175542A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 General Electric Co <Ge> 2物体間の間隔を推定するシステムおよび方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6223858B1 (en) 1997-12-26 2001-05-01 Suzuki Motor Corporation Transmission lubricating device
DE19860092C2 (de) * 1997-12-26 2001-05-10 Suzuki Motor Co Getriebe mit einer Schmiervorrichtung
US7686137B2 (en) 2004-09-21 2010-03-30 Jatco Ltd Oil separating structure of automatic transmission
JP2010175542A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 General Electric Co <Ge> 2物体間の間隔を推定するシステムおよび方法

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008