JPH01300869A - 果実または野菜チップの製造方法 - Google Patents

果実または野菜チップの製造方法

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JPH01300869A
JPH01300869A JP1083872A JP8387289A JPH01300869A JP H01300869 A JPH01300869 A JP H01300869A JP 1083872 A JP1083872 A JP 1083872A JP 8387289 A JP8387289 A JP 8387289A JP H01300869 A JPH01300869 A JP H01300869A
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slices
pieces
sugar
dried
fruit
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Paul P Tobback
ポール・ビイ・トバック
Marcel C Feys
マルセル・シイ・フェイ
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ECLAT PARTICIPATIONS SA
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    • A23B7/00Preservation or chemical ripening of fruit or vegetables
    • A23B7/08Preserving with sugars
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、スライスまたは小片を最初に乾燥し、次いで
油中で調理する果実または野菜チップの製造方法に関す
る。
さらに本発明は以下の特徴を有するスナックまたはチッ
プの調製方法に関する: 心地よいパリパリした最終構造; 最初の果実または野菜のスライスまたは小片が変わりな
く明らかに認知できる人目を引く典型的に起伏した形状
: 果実または野菜組織の最初の色に非常に近い色。
発明の背景 水で戻した後にインスタント食品として用いることがで
きる果実のスライスまたは小片を乾燥させるため、種々
の製造方法が公知である。しかしながら、このような製
品はスナックとして直接消費するのには不十分である。
それらは、直接消費のために要求される必要な心地よい
構造を有する果実または野菜チップの製造に対する要求
に応じない。
他の方法としては、乾燥した果実スライスの製造に関し
、最初にスライスを濃縮糖液中で長時間含浸させ、次い
で種々の乾燥方法により乾燥させる。
これらの方法は、大部分の糖が製品に吸収された果実ま
たは果実部分の砂糖漬けの原理に関する。
穀物加工研究所の文書DD  227039−A−1号
は、野菜または果実のような産物を転化糖の濃縮溶液中
で20〜24時間地理し、その後、熱空気中で数時間乾
燥させる方法を開示している。
米国特許第3,365,309号は、許容できる最終製
品を得るため、特に果実の乾燥重量ベースで最小40%
の糖の吸収が必要であるリンゴ、桃および洋ナシ(各々
厚さ8〜12m+x)並びにサクランボおよびブドウの
スライスの乾燥方法を開示している。この方法は濃縮糖
液中での製品の数時間の浸漬を包む。その後、該製品は
さらに熱空気により、あるいは真空下で非常に長時間乾
燥される。
得られた製品は、前記のように、使用前に再び水化され
ねばならない。このような方法において、製品は著しく
糖が富化される。さらに工業的方法では非常に長時間の
処理が所望され、勿論、それらは連続製造方法において
適用できない。
糖液中、あるいは高温における果実および野菜スライス
(1,5〜±5−)の短時間浸漬(一般に5〜10分、
最大20分まで)と種々の乾燥方法とを組合わせた果実
または野菜スナックの製造は公知である。短時間浸漬に
より表面効果が主に得られる。酸化反応を抑制し、主に
酸化防止剤の添加と組合わせることにより製品の色が一
層維持される。さらに、製品を結晶可能な糖、あるいは
芳香族物質の添加と組合わせた被膜でコーティングする
ことは最終製品の最終のきめまたは味に影響する。
糖液中での短時間浸漬と組合わせて用いた乾燥処理は、
しばしば種々の乾燥方法の組合わせであ米国特許第4,
341,803号は、前処理後、乾燥凍結、マイクロ波
による乾燥および熱空気による真空乾燥を連続的に適用
する方法を開示している。
特願昭60−84169号は、通常の前処理の後、糖液
(ブリックス度=35〜45°)中でスライスを10分
間調理する(90℃)方法を開示している。その後、該
スライスを急速凍結し、熱空気により連続的に乾燥し、
油中160℃で調理する。
最後に、それらを真空下で硬化させる。
他の方法(米国特許第3,962.355号参照)にお
いては、リンゴのスライスを糖液中で短く処理し、熱空
気乾燥基中65〜90℃で乾燥し、油中155〜165
℃で3〜4分調理し、最後に真空下で硬化させる。
熱空気で乾燥させる代わりに、他の製品では、しばしば
長時間フライする(10〜15分)。米国特許第3.7
18.485号は、±1cmの厚さを有するリンゴのス
ライスを50%の糖液中±80℃で調理した後にフライ
し、3〜8%の乾燥物質含有量が得られるまで真空下、
±90℃で1時間、フライする方法を開示している。調
理工程での油と製品の割合11±100対1である。こ
のような工業的規模での1時間の真空フライ工程は経済
的に有効でないことは明らかである。
他の方法(特願昭60−58092号、西独特許出願第
2.712,560号参照)においては、前記の前処理
は冷凍乾燥工程と組合わされている。
乾燥凍結した製品は、快い堅いスナックの要求を満I;
さずかつ水分の吸収に非常に敏感な典型的に多孔質構造
を有する。さらに、このような凍結乾燥工程のコストは
非常に高い。
米国特許第4,514,428号においては、糖の溶液
中での短い前処理が熱空気による2つの連続乾燥工程と
組合わされている。熱空気による乾燥は、はとんどの場
合、製品の色およびきめに有害な影響を与える。
糠中で短時間浸漬を行うこれらの独特の方法においては
、確実に薄いスライスがスナックとじて直接消費するた
めに用いられる場合、工業的な工程でのスライスの処理
が非常に難しい。多くのスライスは砕け、製品の外観は
人目を引かない。
前記の方法に対する他の方法においては(米国特許第4
,514,428号)、スライスは全処理の間、単一の
層内で処理される。
今まで記載しI;はとんどの製造方法は、前処理が非常
に複雑である。例えば、リンゴをスライスした後、・皮
むきし、芯抜きし、洗浄して石を取り除き、最後に該ス
ライスは褐変(blavning)工程を抑制するため
の前処理をさらに行う。
前記方法は、かくして経済性の点からも、最終製品のき
めおよび一般的な外観からも最適ではない。
発明の開示 本発明は、果実または野菜のスライスまたは小片を低温
での穏やかな条件で部分的に前乾燥し、その後、前乾燥
した製品を、真空下、比較的低温で非常に短時間、最終
乾燥する果実または野菜チップの製造方法に関する。低
温での浸透的な乾燥と低温での短時間調理の組合わせに
より、前記の所望の特性、すなわちバリパリした、また
は堅いきめををするチップまたはスナックが製造される
本発明によれば、果実および野菜スライスが、100g
当たり約30gの最小乾燥物質含有量、好ましくは10
0g当たり40〜60gを得るまで糖シロップを用いた
浸透的な乾燥処理に付し、糖シロップで浸透的に乾燥し
、その後、該乾燥したスライスまt;は小片を、真空下
、油中、温度約80〜130℃で0.5〜4分間フライ
し、最終製品100g当たり最大4g、好ましくは約2
gの残留含水量を有する最終製品が得られる。
本発明方法の概念および効果によれば、製品の最初の色
が非常に良く維持される。該製品は快いパリパリしたき
めを有し、非常に人目を引く外観を有する。特定の前処
理の結果、製品は、スライスの破砕を制限するとともに
工業的規模で良好に処理できる。さらに、用いた処理の
組合わせによれば、人目を引く起伏した、または任意に
折り目の入った形状が製品に与えられる。
浸透とは、水分子が、溶解された固体を反対方向に同時
に運ぶことなく半浸透性膜を通して低濃度の溶解した固
体を有する媒体く低張媒体)から高濃度の媒体(高張媒
体)に移動する過程のことである。
浸透は、例えば、リンゴのスライスを(濃縮した)糖シ
ロツプ中に浸漬しても生じる。リンゴ組織の未損傷の細
胞壁は半浸透性膜として作用するため、水は濃縮溶液(
シロップ)からの顕著な量の低分子量の糖からなるこれ
らのスライスにより吸収されずに該スライスから除去さ
れる。
温度範囲(シロップ)は45〜70℃、スライスから水
を除去するための拡散係数は、3X10−’cm”/ 
5ec−14、5X l O−’cが/seeであり、
−方、該スライス中に拡散する低級糖(ブドウ糖、果糖
)の平均拡散係数はO、l 5 X 10−”cm”/
 see〜0 、25 X I O−”crI+”/ 
secであり、すなわち水の拡散係数より10−100
倍小さいことがテストによって示されt;。
これは、本発明方法の条件下では、好ましくはスライス
から水が除去されると同時に、はんの少量の糖が該スラ
イス中に入ることを示している。
記載した他の方法と異なり、糖が浸透によって交換され
、リンゴ組織の膜がその半浸透性を保つことにより、浸
透処理の間にスライスによって顕著な量の糖が吸収され
るのを防止することが判明しlこ。
本発明の特別な特徴によれば、約30〜60のDE値(
デキストロース等価値)の糖シロップを用い、約30〜
60℃の温度で約60〜180分間、好ましくは約90
〜150分間、薄いスライスまたは小片を乾燥する。
砂糖さび、砂糖大根あるいはトウモロコシまたは小麦の
ような糖含有穀物から作製された糖シロップのDE値は
、好ましくは35〜50であり、−方、該糖シロップの
温度は45〜55℃で変化する。
DE価値0未満の糖シロップを用いると、30〜60℃
、特に45〜55℃の温度では、果実または野菜スライ
スから水を効果的に除去するのは実際に不可能である。
これに対して、DE価値0以上の糖シロップを用いると
、得られた製品は、低級糖の表面含有量が多く、それは
チップの味覚特性に影響を及ぼし、調理の間に著しい結
晶化を生じさせる。
浸透により乾燥された製品は実質的な表面のシワなしに
必要な機械的性質(堅固性、硬さ)を得、その結果、こ
れらの製品のさらに効果的な処理(真空フライ)を可能
にする。
本発明の方法は、好ましくは、一般に入手できるリンゴ
および洋ナシの品種(すなわち、レッドデリシャス、ゴ
ールデンデリシャス、グラニースミス、ボスタープ、ジ
ョナゴールド、フンフェランスおよびドウワジエ不・ド
ウ・コミス)の処理に適用する。
本発明の方法は、どのような大きさの個々の果実または
野菜であっても、マツシュルーム、ニンジン等の野菜と
同様にバナナ、キーウィ、アプリコツト、マンゴおよび
同様の産物のような異種の果実にも適用してもよい。
本方法は以下の工程からなる: (1)最初に、ワックスかけまたは抗菌剤を用いた処理
等、果実または野菜が以前に受けた処理によって、公知
の洗浄液を添加して原料を洗浄する。
(2)完全な果実または野菜、すなわちリンゴ、洋ナシ
、マツシュルーム、バナナ、キーウィ、ニンジン等を、
例えば1.2〜5 mra、好ましくは1゜4〜1.8
+amの厚さの小片にスライスまたはカットする。
例えば、リンゴ、洋ナシ、キーウィおよびニンジンにつ
いては果実または野菜の芯抜き、皮むきまたは他の前処
理は必要ない。これに対して、芯および/または外皮が
存在することにより最終製品の人目を引く外観を維持す
る手助けをする。
幾つかの他の果実または野菜の品種、例えば、バナナお
よび石果は勿論、芯の除去および皮むきが必要である。
(3)スライスする間、以下のために糖シロップを連続
供給することが必要である: 野菜または果実スライスを機械的な破砕から保護する; 酸素との直接接触を回避することにより、果実または野
菜組織を褐変または変色から保護する。
個々の果実または野菜スライスを糖シロップでコーティ
ングするため、拡散はすでに始まっており、スライス間
の固着が防止され、スライスした産物の良好な処理を可
能にする。
スライスは無酸素中、例えば、希ガス雰囲気中で行って
もよい。
(4)次いで、砂糖きび、砂糖大根あるいはトウモロコ
シまたは小麦のような糖含有穀物から製造された糖シロ
ツプ中に浸漬することにより、果実または野菜スライス
を浸透乾燥させる。
該シロップのDE値(デキストロース等価値)は30〜
60である。35〜50のDE値を有するシロップで行
うのが好ましい。選択したDE値は他の処理パラメータ
、すなわち浸透的な乾燥の時間および最終製品の最終の
きめと共に所望の浸透効果を決定する。
亜硫酸または、例えば、クエン酸または酒石酸のような
有機酸等の酸化防止剤を糖シロップに添加してもよい。
適当な味を得るために、例えば、リンゴ酸、クエン酸、
酒石酸のような有機酸を、シロップ1リツトル当たり5
〜10gの量で糖シロップに添加してもよい。
30〜60℃で変化するシロップの温度で浸透的に乾燥
を行い、与えられた温度は浸透浴中での果実スライスの
浸漬時間により決定されるか、またはそれに対して決定
力がある。好ましくは、45〜55℃のシロップ温度に
維持する。この温度の選択は製品の最終形状にも影響を
及ぼす。
少なくとも30g/100g、好ましくは40〜60g
/100gの乾燥物質含有量を有するスライスを得るた
めに、糖シロツプ中での浸漬処理時間は、60〜180
分、好ましくは90〜150分である。
糠中での浸漬時間は、シロップ温度、シロップの組成、
特にDE値およびシロップの乾燥物質含有量によって規
定され、それにより、該含有量は40〜80重量%、好
ましくは50〜55重量%である。
糖シロツプ浴中の果実または野菜のスライスまたは小片
の浸漬時間は最終製品の所望の残留含水量によっても規
定され、最大残留水分量は最終製品100g当たり約4
g、好ましくは最終製品100g当たり2gである。
ここに記載の浸透乾燥は糖シロップ(濾過後に濃縮した
)の連続再循環を可能にする。この方法では、ンロップ
浴に対して必要な新しいシロップの定期的な供給を最小
限に制限することにより、最終製品の製造コストは非常
に影響を受ける。
(5)浸透段階の最後では、適当なコンベヤシステムに
よって糖シロップからスライスが除去され、温水または
浸透乾燥用に用いたものと同じ種類の糖の希釈溶液(温
度30〜50℃)で連続排出または洗浄することにより
過剰のシロップが除去される。この洗浄は、フライ油を
非常に汚すことを回避し、最終製品の所望の品質を保証
するために望ましい。
(6)浸透的に乾燥されたスライスまたは小片は、植物
油中、温度80〜130℃、好ましくは115〜125
℃で真空乾燥処理に付す。これらの温度では、調理時間
は0.5〜4分に減少できる。
高温での短い調理時間または低温での長い調理時間は、
感覚的見地から低品質の最終製品を形成させる。
食品工業での使用に適しかつ前記条件下で安定な全ての
工業生産された油を用いて真空フライを行ってもよい。
油の種類によって最終製品の味覚特性は影響される。
このフライ工程は、例えば、大豆油、ビーナツツ油また
は半水素化油中で行う。
該処理中は熱い油に接触させる前に製品を低圧にするこ
とが必須である。また、周囲圧力にさらす前に製品を熱
い油から取り除くことが必須である。
通常、90〜1oOkPaの真空度、すなわち10.0
00Pa未満の圧力を適用する。
前記条件から逸脱すると、品質の低下、すなわち脂肪含
有量の増大および滑らかな外観を生じさせる。さらに、
食品チップ技術で一般に用いられるフライ後の処理を行
ってもよい。
前記方法により得られた製品は: (1)最大木4gの残留含水量、好ましくは最終製品1
00g当たり約2gの水を有し;(2)元の形状が明ら
かに認められる人目を引く典型的に波打った形状を有し
、製品の平均嵩密度が、例えばリンゴまたは洋ナシで約
60kg/m”であり、該製品はスナック製品として適
当に販売でできる; (3)果実または野菜組織の最初の色に非常に近い色を
宵し; (4)心地よいパリパリしたきめを有し;(5)用いる
パラメータによって脂肪含有量は最終製品long当た
り15〜30gであり:(6)果実または野菜の品種: および浸透乾燥工程間に糖シロップに添加される酸の種
類によって影響される味覚を有する。
最終製品は公知のフレーバーまたはフレーバーミックス
でスプレーまたはダスチングすることにより風味を添え
る。
バッキング条件(種々の希ガス下でのバッキング)によ
って製品は、何らその固有特性を失うことなく少なくと
も2〜3ケ月の間保存できる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 100kgのリンゴ(品種:ゴールデンデリシャス、サ
イズニア5〜80)を1%のFMC果実洗浄剤220で
洗浄し、次いで水で洗浄する。
皮むきまたは芯を除去せずに完全な果実をウルシエル(
Urscel l)CCスライサーを用いてスライスし
、スライスは、浸透的な乾燥処理で用いるのと同じ糖シ
ロップの連続供給の下、l−5mmの厚さを有する。
ウルシエルCCスライサーは浸透浴の上方に位置するた
め、スライスはさらに処理することなく、直接、糖シロ
ツプ中に落下した。該浸透浴は、60%の乾燥物質含有
量およびDE鎮魂0のブドウ糖シロップを含有し、それ
にはlog/リットルのリンゴ酸が添加された。該俗の
温度は50℃であった。スライスを該浴中で150分間
乾燥し、製品100g当たり約60gの乾燥物質含有量
を有するスライスが得られた。
該スライスを浴から取り除いた後、付着したシロップを
除去するI;め、30%の乾燥物質を有する浸透的な乾
燥用に用いたのと同じ種類の糖の希釈液を用いて該スラ
イスを洗浄した。次いで圧力10、ooOPa未満、温
度125℃、融点29・℃を有する水素化大豆油からな
るフライ油中でスライスをフライした。フライ時間は1
40秒であった。
このフライ工程の後、真空下で油からスライスを取り除
いt;。真空を除き、スライス100g当たり2gのカ
プセルに入すのリンゴ香料および果実酸からなる商業的
に入手可能な混合物でスライスをダスチングした。
最終製品は製品100g当たり、2.0gの含水量およ
び27gの脂肪含有量を有していた。
最終製品を窒素下、金属化ラミネートシートで包装しt
;。得られたチップは約609/(2の嵩密度を有し、
非常にパリバリして趣があった。
実施例2 実施例1に記載した方法を用い、洋ナシ(品種:コンフ
エレンス)をチップに変えた。
実施例3 1%のクエン酸を含有する水でlookgのマツシュル
ーム(パリ産マツシュルーム)を洗浄した。
洗浄したマツシュルームをウルシエルCCスライサーを
用いて1.7m+I+の厚さのスライスにカットした。
スライスする間、後で浸透的な乾燥用に用いるのと同じ
種類の糖シロップをスライサーに供給し、該スライサー
は浸透浴の上方に位置するため、スライスは該浴に直接
、落下した。
スライスを浸透的に乾燥するため、60%の乾燥物質含
有量およびDE鎮魂0のブドウ糖シロップを用いた。該
スライスを浴中、温度50℃で約100分間前乾燥しt
;。この処理後、該スライスは、最終製品100g当た
り約55gの乾燥物質重量を有していた。
付着シロップを除去するため、室温で、スライスを水で
短時間洗浄した。
次いで、真空下(lo、ooOPa未満の圧力)、温度
115℃で該スライスをフライした。融点29℃の水素
化大豆油をフライ油として用いた。該スライスは150
分間フライした。
油からスライスを取り除いた後、真空を除き、スライス
100g当たり2gのカプセル入りマツシュルーム香料
でスライスをダスチングした。
得られたチップは2%の残留水分量および25%の脂肪
含有量を有していた。
窒素雰囲気下、金属化ラミネートシートで製品を最終的
に包装した。得られたチップの嵩密度は約200g/リ
ットルであった。
また、バナナを用いてチップを製造したが、それは予め
皮むきし、キーウィも同様であった。
特許出願人 エクラート・パーティシペイションズ・ソ
シエテ争アノニム

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)果実または野菜のスライスまたは小片を、まず、
    乾燥し、ついで油中でフライして果実または野菜のチッ
    プを製造するに際し、そのスライスまたは小片を、10
    0g当たり約30gの最小乾燥物質含有量が得られるま
    で糖シロップで浸透的に乾燥し、該乾燥したスライスま
    たは小片を、真空下、油中、温度約80〜130℃で0
    .5〜4分間フライし、最終製品100g当たり最大4
    gの残留含水量を有する最終製品を得ることを特徴とす
    る果実または野菜チップの製造方法。
  2. (2)乾燥したスライスまたは小片を、最終製品100
    g当たり約2gの最終含水量を有するチップが得られる
    までフライする請求項(1)記載の方法。
  3. (3)該スライスまたは小片を、約40〜60g/10
    0gの乾燥物質含有量となるまで浸透的に前乾燥する請
    求項(1)記載の方法。
  4. (4)該スライスまたは小片を、温度約30〜60℃で
    約60〜180分間、好ましくは約90〜150分間、
    約30〜60のDE値(デキストロース等価値)の糖シ
    ロップにより乾燥した請求項(1)〜(3)少なくとも
    1項記載の方法。
  5. (5)糖シロップのDE値が約35〜50である請求項
    (4)記載の方法。
  6. (6)糖シロップの温度が約45〜55℃である請求項
    (4)または(5)記載の方法。
  7. (7)約40〜80重量%の乾燥物質含有量を有する糖
    シロップを用いる請求項(1)〜(6)少なくとも1項
    記載の方法。
  8. (8)該スライスまたは小片を浸透乾燥する間、糖シロ
    ップの乾燥物質含有量を約50〜65重量%に維持する
    請求項(7)記載の方法。
  9. (9)浸透的に乾燥したスライスまたは小片を、真空下
    、温度約115〜125℃で0.5〜2分間フライする
    請求項(1)記載の方法。
  10. (10)100g当たり約15〜30gの脂肪含有量を
    有するチップが得られる油温または時間で真空フライを
    行う請求項(1)〜(9)いずれか1項記載の方法。
  11. (11)得られるチップが約60g/リットルの嵩密度
    を有するたうにリンゴまたは洋ナシのスライスの浸透的
    に乾燥およびフライを行う請求項(1)〜(10)少な
    くとも1項記載の方法。
  12. (12)浸透乾燥したスライスまたは小片をフライする
    前に、水または糖希釈溶液で排出および/または洗い落
    とすことにより浸透的に乾燥したスライスまたは小片か
    ら過剰の糖シロップを除去する請求項(1)〜(11)
    少なくとも1項記載の方法。
  13. (13)出発製品としてリンゴ、洋ナシ、マッシュルー
    ム、キーウィ、バナナ、ニンジン等を用いる請求項(1
    )〜(12)少なくとも1項記載の方法。
  14. (14)糖シロップを砂糖大根、砂糖きびまたは糖含有
    穀物から得る請求項(1)〜(13)項少なくとも1項
    記載の方法。
  15. (15)完全な果実または野菜を無酸素中でスライスま
    たは小片にカットする請求項(1)〜(14)項少なく
    とも1項記載の方法。
  16. (16)果実または野菜を、糖シロップの連続添加下で
    スライスまたは小片にカットする請求項(15)記載の
    方法。
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