JPS59187750A - 乾燥食品の製造方法 - Google Patents

乾燥食品の製造方法

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JPS59187750A
JPS59187750A JP58062608A JP6260883A JPS59187750A JP S59187750 A JPS59187750 A JP S59187750A JP 58062608 A JP58062608 A JP 58062608A JP 6260883 A JP6260883 A JP 6260883A JP S59187750 A JPS59187750 A JP S59187750A
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minutes
torr
frying
less
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JP58062608A
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Isou Rei
黎 維槍
Akiji Kotani
明司 小谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は乾燥食品の製造方法、すなわち減圧部ちょう法
に関する。
減圧部ちょう法については既にいくつかの報告がある。
例えば特公昭51−87331号、特開昭56−109
546号、特ぐ、Σ昭55−B 8800号、特開昭5
4−20160号、特開昭58−1.2451号、 特
公昭4.7−665月、特公昭58−28494号等で
ある。
しかしながら、これらを工業的規模で実施した例は見聞
したことはなく、事実、日本国内においてその方法によ
り商品化されたものは販売されていないようである。
本発明昔は減圧部ちょう法の企業化について長年改良に
つとめ、少くとも501q〜100#程度以上の仕込量
(回分式で、原料換算)で効率よく減圧部ちょう法によ
る乾燥体を安定して得るためにはいくつかの基本的な改
良を要することを知り、本発明を完成1ツた。
減圧部ちょう法の特徴として、 (1)乾燥時間の短いこと。
(2)乾燥が低温、短時間で完了するために、カッ変、
変色、栄養成分の分解等の変性が少なく、香味の保持の
良いこと。
(3)得られる製品がポーラスでよく膨化し、水戻ξ)
性もよく、クリスプな食感を有すること。
(4)油の酸化、劣化の少ないこと。
(5)油脂含有率が10〜20%程度の低含油率の製品
を得ること。(一般のフライ性のスナック食品は30〜
55%程度が一般的な含油率である。)等の長所を有す
る反面、 (1)乾燥が密封さ第1た耐圧容器内で行なわれること
(2)乾燥に伴って発生する水蒸気を一定の減圧度を保
持しつつ排除しなければならない。
(3)例えば特公昭55−8800号にあるように、原
料の色調を保持するためには105〜110℃以下と言
った比較的低温が必要とされること。このことは乾燥時
間の長くなることを意味し、効率的な生産の要請と相反
する。
等の点で、採算ベースの換業に必要な操業時間の短縮化
、合理化に難点がある。
本発明者の経験によれば、減圧油ちょうの工業的な実施
条件においては高度の減圧条件(20Torr以下)を
保持しつづけることは困難である。
このことは既に特公昭58−28494号、特開昭54
、−20160月にも記載されている。
高度な減圧条件を保持しつづけるためには、発生するガ
ス、水蒸気を排除するために、過大な能力を有する排気
装置、凝縮装置を必要とし、実際上巨額の投資を必要と
する。
減圧乾燥法の一般原則に従って、 (1)乾燥温度は高い方か乾燥は早く進行する。
(2)減圧度の高い方が乾燥は堅く進行する。
ということが減圧油ちょう法にもあてはまる。
しかし、(1)はカッ変、変色等の品質トの制約が(2
)は設備投資トの制約があって、自ら限界がある。
一方、本発明者の末法の原理的、現象的解明により、こ
の乾燥法は少くとも二役階よりなりたっていると思われ
る。すなわち、 (1)前期の非常に急激な蒸発現象を伴なう第一段の乾
燥。
(2)後期の非常に緩慢な第二段目の乾燥。
が認めら才する。
これは食品化学の観、点よI)解釈すわば、(1)はい
わゆる自由水、(2)はいわゆる結合水(タンパク質高
分子炭水化物等に、分子的に強固に結合した水)の蒸発
に対応するものとされよう。
本発明者の経験によれば、原料が植物、動物性のいづれ
であってもこの二つの段階を認めることができる。
工業的規模(仕込量数10 A9以」二、対油脂量8%
〜15%)の実施においては、製品の品質の相当部分は
第二段目の乾燥の状態に左右されることも判明した。ま
た、第二段目の乾燥は、第一段目に較べて長時間(1,
5ないし2.5倍程度)を要しこれをできるだけ短くす
る必要がある。
第二段目の乾燥を少くとも2QTorr以下、好ましく
は10Torr以下にしなければ (1)油温の低い場合や、原料の厚いものでは長時間を
要する。、例えば、85 kgのバナナ(厚み3〜3.
5mmにスライスされたもの)を450 kgの油で6
 QTorr、 100℃にて乾燥した場合には30分
を要しても一部は水分率3%以下にはなっていないが、
10Tnrrでは20分もあれば完全に乾燥しうる。) 一つ (2)  TL J:どう、マノツユル−ム、V丁の子
のような組織の固いものでは減圧度が不足すると良く膨
化せず、かたい製品とな−)でしまう。
等の不都合が起る。
また、第2段目の油ち、1うを余りに高く温度を保持す
れば(140℃以上)、t−いていの植物は退色し、玉
ネギ等の還元糖の高いものではカッ変炭化が起る。よっ
て、フライ時間の短縮には減圧度を下げる方が無難であ
る。
また、第一段目の乾燥もいくらかは品質に関係があり、
特に組織の固いものではある程度激しく蒸発させる方が
より膨化した製品を与える傾向がある。一般的に、最初
の5分以内に含有水分の80%は蒸発させるのか良い。
を今の子、マツシュルート等では好ましくは2〜3分以
内に80%程度の水分を除去するのが良い。
このことはまた、操業時間の短縮にも有効である。
第1段目の乾燥においては70γ〕よりも低温では乾燥
は遅く、140℃以上では局所的な変性(部分加熱に」
゛る)のおそれがある。もっとも、一般A− の緑色野菜では、130℃以下にするのが安全である。
(このことは第2段目についても同様である。) また減圧度に関して言えば、第1段目の激しい蒸発に対
して系を20Torr以下に保持することは原料が数f
hgにもなると相当強力な真空ポンプ、凝縮系を用いて
も困難である。この段階では油ちょう開始より数分以内
に原料中の水分の大部分と気体のほとんどが一気に気化
するので、通常系内の減圧度は数+Torr 〜]、0
OTnrr、温度は数10℃程度低下する。よって、円
滑に減圧油ちょうの進行する1、50Torr以下、2
0Torr程度の減圧度でじゅう分と考えられる。
また、本発明者は、乾燥を容易化する手段として、湿式
乾燥法の一種である、高浸透圧の、比較的低分子量の糖
類溶液に油ちょうに先立って浸漬する方法を見出した。
このようにすれば、予め水分の相当部分を除去でき、ま
た、第2段目の油ちょうにおいて温度を高めても変性し
難いという効果を有することも見出した。このことも乾
燥時間の短縮化に寄与する。
従来、減圧油ちょうにおいて加熱を二段にする方法も散
見される。例えば、特公昭53−28494月には、フ
ライポテトの製造に関し、一段目を20〜80 m、n
Hg 、  5〜8分間、1.80〜1.60℃にて油
ちょうし、次いて油温を115〜122℃に下げて行な
う方法が記載されている。
しかしながら、この場合にはフライが比較的容易なジャ
ガイモの実施例のみ記載さオ]、量的にもたかだかIL
g程度の実験的規模を脱けていないが本発明は乾燥の困
難とされる完熟バナナ等についても数1. Oky以上
、パイノアノブルの場合でも90に9程度でもじゆう分
遣用しうる。
また、特公昭51=8L381号においては、原料を予
め熱風乾燥して含水率を7%の、下とし、次いで120
〜130℃にで減圧油ちょうする方法が記載されている
。しかしながら、この場合にはリンゴのみについて実施
され、バナナのような非常にカッ変化し易い(ポリフェ
ノールオギシターセ活性が高い、かつタンニン質の多い
果物である)場合には、美しい色調(通常黄金色)の製
品は得られ難く、フライヤーの他に熱風乾燥機を必要と
する。
本発明の場合には、減圧油ちょうのみで水分率3%以下
に乾燥しうるので、一段階の操作で、硬化した、ポーラ
スな製品を得る。(さらに、先の報文によれば、最終の
硬化、乾燥を真空チャンバー内での減圧乾燥で行なわな
ければならないという欠点をも有する。) また、特開昭56−109546号では、2Qmm’H
g以下、105℃、15分程度の一段の減圧油ちょうで
最終水分率3%以下の乾燥体を得る方法が記載されてい
る。
しかしながら、本発明者の工業的規模での実施上の経験
より言えば、原料数10#以」二、対油率8%〜15%
の条件では第一段目の油ちょうは極めて激しく、この温
度条件ではこの減圧度を維持することは不可能に近い。
このことは、特公昭58−284.94号、特開昭52
−20160号にも言及されている。
本発明によれば、フライの前半においてこのような高度
な減圧を保持する必要は全くなく、排気系、凝縮系に対
する無益な投資を避けられる。
次いで特開昭54−201.60号・こよオ]ば、比較
的製造の困難なバナナチップについて、30〜60To
rrの減圧度、75〜85℃という低温を用いているが
、この実施例によれば最高10#の原料で25分を要し
ている。本発明の場合には、最も時間のかかる第2段目
の油ちょうを100℃以ヒで行ないうるので全体の乾燥
時間は、仕込原料40メ5g、対油脂率8〜15%の条
件Fても12〜15分で完了する。
さらに、特開昭57−22652月によれば、ゲージP
E 700 mm Hg 、油ちJう温度100℃の比
較的温やかな条件下で、10分と極めて短時間で、人参
、いも類、カポチャ、ソラ豆等の各種野菜のフライ体を
得ている。しかし、これらの実施例は油量20ノ、仕込
原料数100g という極めて実験的な条件で実施され
(原料仕込量については当発明者より直接確めた。)!
=ものであり1本発明者の意図する工業的実施には適用
しえないことは明らかである。
さらに、持分47−665月によれば、じゃがいもにつ
いて、第2段目の油ちょうを50〜100mm■■g1
60〜65℃、5〜10分でフライする方法が開示され
ているが、じゃがいもは比較的乾燥が容易な点と、明細
書中において明らかなように対油脂率2.4%という極
めて実験的な条件下のものであり、本発明の適用範囲と
は明らかに異なる。
以上、従来技術との比較において、本発明の特質、利点
を明らかにした。
本発明においては、第1段目の油ちょうは20−1.5
0 Torr、好ましくは60〜100 Torr。
70〜140℃、好−十、しくは80〜120℃にて行
4fわれる。第一段目の油ちょうの終点は (])  フライヤー中の激しい発泡がおさまる。
(2)減圧度の低下が急に回復する。
等の徴候により知られる。原料30〜9(lq、対油脂
率8〜15%程度の条件下ではおよそ5分〜10分で終
了する。原料が厚い場合(5111111をこす場合)
にはやや長くなる。
次いて第2段目の油ちょうは、20Torr以丁、好ま
しくは10Torr以下、さらに好ましくは数Torr
以(:、 9O−zooc、好すEしくは100〜13
0℃にて5〜10分程度程度いものでは場合により20
分程度を要することもある)にて終rする。
この二つの段階は、各々フライA・−を別にして行な−
)でも。しく、ひとつのフライヤー中にて減圧度と温度
をコン)ヘロールして行なっても良い。前者は特に連続
式の場合に、後者は回分式の場合に一般的である。
また、各段階に対応して排気手段、凝縮手段をわけるこ
ともノリ、l・がある。但し、回分式の場合には同一の
手段を採用しうる。
本発明者はさらに、本発明の目的をより良く遂行し、良
質の製品を得るために、比較的高浸透圧を有する糖類の
溶液に原料を浸せきする方法をも考案した。
これを併用すれば (1)溶液の浸透作用により予め原料中の水分を除去で
きフライ時間を短縮できる。すなわち一種の湿式脱水法
の援用である。
(2)  この処理により、第二段目の油ち、J−う温
度を高めてもカッ変、変色が起り難くなる。例えば緑色
野菜であるキヌサヤ、グリンヒーンズ、ピーマン、赤色
野菜である人参、南きA7等の場合ではこの処理により
125〜130℃に高めても変色、退色しない。この処
理をしないと、一般に105〜11.0℃以−に(こは
」二げられない。
等の直接的なメリットの他に (3)製品の歩留りが向上する。(吸着された糖類が固
形物として残留する。ボテイー形成効果という。) (4)原料は柔軟となり、見かけ容積は減少し、大量の
仕込みが容易となる。例えばほうれん草の場合に見かけ
容積は1/15となった。
(5)最終製品の含油率を減少させて、油切れのよい製
品となる。これは糖類のボテイー形成能により水と置換
して侵入する油の吸着を妨害するためである。例えば、
パイナツプルの場合、前処理(12) をす第1ば含油率16,7〜12゜9%となったが、未
処理1=と37,4%の含油率を示した。
(6)  !#製品の膨化を促進し、クリスプさ、復水
性を向上させる。これも浸透した糖類のポティ形成能に
よる。一般に、同一原料を同一条件下て油ちょうすると
、未処理のものは、親処理のものに較へて小さく、縮ん
だ、組織の密な、固い口当りのものとなる。場合によっ
ては縮少して原形をとどめなくなることもある。
(7)  糖を選ぶことにより、好ましい44゛味を付
与しうる。パイナツプル、キーライ、ある種のリンゴ、
イチゴ等の酸度の高いものでは酸味を和らげ適度の甘味
を付与しうる。未処理のものは酸が濃縮され、著るしく
刺激的な風味となりスナック食品として不適である。
(8)  乾燥体に適度な強度を付与しうる。一般に水
分率3%以下の乾燥体はもろく、輸送中の崩れが激しい
。このことは従来の凍結乾燥品の大きな欠点でもあった
。本処理を施すことにより糖液のボティ形成能により輸
送中の振動、術部に耐えうる」:うになる。
(9)砂糖を用いない場合には、例えばマルチ]・−ル
、ソルビトール等を適当に添加することにより無砂糖ス
ナックを製造しうる。このことは少歯のおそれのないス
ナックを勾えることになる。
等をも利点として有している。
この糖液処理は、グルコース、フルクトース等の中糠類
、しょ糖、麦芽糖、乳糖等の三糖類、ラフィノース、マ
ルトトリオース の少糖類、水あめ、デキストリン、コーンシロップ、糖
化でんぷん、ソルヒト−ル、マルチ1−一ルシクロテキ
ストリン等の弔−、あるいは任意の混合物の10〜75
%の溶液に浸せきすることにより行なわオ]る。浸せき
時間は数分ないしは24時間程度であって、原料の熟度
、組織の硬軟によって、また種類によって加減する。こ
のような湿式乾燥法は、既にカンづめ製造の前処理方法
としても用いられているような真空置換法や、さらに加
圧処理との併用によりより円滑に実施しうる。場合によ
ってはこれらの溶液で加熱、ないし煮ふっすることも行
なわれる。
また−たん乾燥された原料を、−たん水戻しして減Ff
油ちょうする場合には、直接これらの溶液に原料を浸せ
きして水戻しすることも行なわれる。
この場合の乾燥法として、凍結乾燥、真空乾燥通風乾燥
、天日乾燥等を挙げうる。例えばクチクラ層を有する干
ブドウや、ロウ層を有する干プラム、干ナッメの場合に
は常温下では糖液の浸透が遅いので、−たん加熱してこ
れらの妨害層を破壊する方法が援用される。
第二段目の油ちょうにおいては、既に第1段目の油ちょ
うによって水分の大部分が除去されているので、激しい
蒸発は起らず、2QTorr以下の減圧を保持するにつ
いても普通程度の能力の真空ポンプでしゅう分て序)る
本発明の実施に際しては、連続式の装置に採用する場合
には、二つの減圧フライヤーの間を移送能力を有する気
圧調整室により接続する必要がある。その具体的手段と
しては、例えば特公昭56−1.2127号、実公昭5
4.−26312号等に記載さく15) イ]ているものを採用しうる。
まt:、この場合には、これら二つのフライヤーに、別
々の排気手段、凝縮手段を使いわけることもてきる。例
えば、第1段目の減圧油ちょうには水蒸気、カスの吸い
込みに対して比較的鈍感ではあるが、到達真空度の大き
くはないスチーノ・エセクターや、水流アスピレータ−
を用い、凝縮手段としては常温水や、冷却水を用いるコ
ンテンサーを用い、第2段目のフライヤーには高度な減
圧到達度を有するピストン式や拡散式の真空ポンプと低
蒸気圧の水蒸気をも捕捉しうる低温水、ブライン等を用
いる凝縮器を用いる等も考えられる。
このように排気手段、凝縮手段を使いわけることにより
、これらに過大な負担をかけずに、余分のエネルギーコ
ストを用いることな〈実施しうる。
以下に本発明を具体的に開示して説明するが、本発明の
範囲はこれらのみに限定されない。
q.実施例 実施例 1。
(16) クリンヒーンス5 0 ktiの筋を取り、2〜3cm
にカノトシて洗浄し、水切り後95〜100℃にて、2
、3分ブランチンクする。流水にて急冷し、水あめ40
部、テキストリン60部の混合物の30%水溶液に3〜
5時間浸せきする。30分液切りし、厚さ2〜3cmに
並へて金あみにはさんーCたな1こ入れ(以Fバスケッ
トと称する)油そう巾につるす。油450〜を140℃
に加熱し、排気量6000j!/分の真空ポンプを作動
させ、リーク弁を少し開いて60Torrに保持する。
浸せきすれば1分後に急激な水蒸気の発生が認められ、
減圧度はiQQTorr,  油温は80℃に降トした
。時々バスケノl−を軽く十下させてかくはんする。約
5分後に発泡は穏やかとなり、減月度は回復する。油温
を130℃に保持し、リーク弁を閉じて5Torrを保
持する。7分後にバスケットをひき上げ、軽く振とうし
たのちに減圧を破って取り出す。水分量3%以下、含油
率18.8%の、鮮緑色の、ポリポリI7たフライ体を
得た。糖液処理−を施さない場合には退色が著るI7い
実施例 2゜ ニンニクの根塊を1粒づつにほぐす。皮をむいたもの5
0 kQを1.5〜2 mmにスライスし、テキストリ
ン、水あめの11の混合物45%の水溶液にて二重ガマ
で1分ぶつとうさせて加熱を什め2分後に引き−1−げ
た。30分液切りし、バスケットに収めて140℃の籾
温、60Torrの初圧にて6分フライし、1.0 T
orr、 1.20℃にて6分さらに油ちょうして油切
り後取り出した。白色の、クリスプな含水率2.5%、
含油率17.5%のスナック食品を得tこ。
実施例 3゜ リンゴ70 kyの皮をとり、除しんして8つ割とし2
5〜33mm厚とする。テキストリン、水あめの混合物
の35%水溶液に3〜5時間浸せきし、30分液切りを
する。450 kqの油中でバスケットに収め油温80
℃、1lOTorrにて5分油ちょうし、5Torr、
  115℃にて7分油ちょうした。
油切りし、含水率3%以下、含油率18.5%のやや酸
味のあるフライ体を得た。
実施例 4゜ キヌ−IA−の凍結品50kgを自然解凍させ、テキス
トリン、水あめの40部混合水溶液中に3時間浸せきし
た。バスケy1・中油450 Lflを用いて、90°
C110QTorr5分、5 Torr 1.20℃に
て5分油ちょうし、油切り後取り出し、鮮緑色の含水率
3%以下、含油率19%以下のフライ体を得た。
実施例 5゜ 完熟しtこ黄色バナナ50 kgを皮むきし、3.5〜
3 manにスライスした。糖化てんぷ4750部、水
あめ50部の混合物の30%水溶液に20〜30分浸せ
きした。液切り後バスケラ1−に収め、4.50kqの
油中、籾温120℃、初圧50Torrで6分、油温1
00℃、5Torrで7分油ちょうし、油切り後取り出
して黄金色のバナナチップを得tコ。含水率は3%辺、
下、含油率は13.6%であった。
糖液処理をしない場合には105℃でカッ変し膨化もよ
くないが、処理をすると一時的に油温が120℃付近に
」1昇しても所望のチップスを得る。
(19) 実施例 6゜ 皮を取り、しんを抜いたパインアップル60 kyを6
〜8つわりとし、7mm厚にスライスする。テキストリ
ン35部、水あめ40部、ショ糖25部の混合物の35
%〜40%の水溶液に4時間浸せきする。液切り後、4
50 kqの油中、籾温140℃初圧50Torrにて
7分、次いで5 ToFr、 115℃にて100分油
ょうし、脱油した。適度な甘味と酸味を有する、芳香な
黄色のチップスを得ナコ。含水率3%す、下、含油率1
6.7%であり、遠心分離すれば含油率12.9%であ
った。
実施例 7゜ 80 kqの人参を皮むきし、3,5mmにスライスす
る。98〜100℃にて2分ブランチングし急冷する。
デキストリン、水あめ混合物の33%溶液に5時間浸せ
きした。液切り後450 kqの油を用いて、バスケッ
ト中にて90℃、110 Torr ニT6分、次いで
125℃、5Torrにて7分油ちょうし、液切りした
。美しい赤色を保持した、含水率3%以下、含油率17
%のキャロノl−チップを得た。
(20) 実施例 8゜ マッシ□ルーL 80 kyを水洗し、98℃にて8分
ブランチングする。1.8〜21nmにスライスし水ア
メ、テキストリン混合物の40%水溶液に5時間浸せき
した。液切り後1.00Torr、95℃にて450 
kgの油を用いて第1段目油1うようし、125℃、5
’l’nrrにて6分間油ちょうし、油切りしtこ。
含水率2,5%、含油率16.6%の水戻り性のよいフ
ライ体を得る。
なお、マツタケも同様に処理しうる。
実施例 9 1コ25.nm、厚さaO,、mのブタ肉を、中心部の
赤身がやや残る程度にブランチングし、2,5〜3+n
mにスライスする。6 Q #をテキストリン、水あめ
の55%水溶液に6時間浸せきし、液切り後、1<スケ
アト中450 kqの油中にて、籾温110℃、初圧6
0Torr  にて7分油ちょうし、次いで3Torr
、125℃にて6分油ちょうして、油切りした。白色の
バリバリした、水分率3%以下、含油率19.8%のフ
ライ体を得た。復水性は良好であり(95℃の熱水5分
にて完全に復水)インスタントスープの具として有用で
ある。
実施例 10 カキをふ−っとう水にて1〜2分ブランチノグし急冷才
ろ。55 A9を55%の水あめの溶液に5〜7時間浸
せきし、籾温110℃、初圧6QTorrにて450 
kyの油を用いて7分フライし、次いて3Torr、 
 11.5℃にて8分油ちょうした。色調は市販の乾燥
カキよりもはるかに白く、復水性、香味とも良好であっ
tコ。含水率2.5%、含油率18.9%でインスタン
トスーブの具として有用である。
実施例 11 市販の干ブドウをグルコース10部、ショ糖10部、水
あめ40部、テキストリン40部の混合35%水溶液に
て数分ぶつとうさせ、加熱を止めて12時間放置した。
30分液切りし、初圧60 Torr 、籾温120 
’Cにて、60 kyを450kqの油中にて油ちょう
する。次いて5Torr、130℃にて5分油ちょうし
ナコ。よく膨化した夕円球体のポリポリした芳ばしいス
ナック食品を得た。
実施例 】2 台湾産の干物メー・マをふっとう水中30分間煮ふつし
、翌日、翌々日に同様の処理をして完全に水戻しした。
水切りした後、10倍量の食塩中にて保存した。これを
流水にて塩ぬきし、3+nm+こスライスして50%の
水あめにて30分浸せきし、液切り後50 Lyを40
0 kyの油中にて籾温150℃、初圧40Torrに
て5分、次いで3Torr、140℃にて6分油ち才う
して油切りした。市販の凍結乾燥品よりもはるかに着色
のない、水戻り性の良好な含水率3%以下のフライ体を
得た。生のものを用いろ場合には直接スライス後に浸せ
きすれば同様にフライできるか、着色ははるかに少なく
なる。
(乙d) 手続補正書(方式)、 昭和58年8月xjl a 特許庁長官        殿      朽、−1,
1、事件の表示 昭和58年特許願第62608号 2、発明の名称 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 4補正命令の日付  昭和58年7月61−15、補正
の対象  願 書・明部I書 6補正の内容 願書の浄書(内容に変更なし)明細−)
の浄書(内容に変更なし) いづれも別紙のとおり (24)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)減圧部ちょう法において20〜150Torr7
    0℃〜140℃にて油ちょうし、次いで20Torr以
    下、90〜140℃にで油ちょうすることを特徴とする
    含水率3%以下の乾燥食品の製造方法。
  2. (2)油ちょうに先立ち、原料を、高浸透圧作用を有す
    る単糖類、三糖類、少糖類、水あめ、デキストリン、コ
    ーンシロップ、糖化でんぷん等の比較的低分子量の糖類
    の単独、あるいは混合溶液に浸漬することを特徴とする
    特許請求の範囲(1)の乾燥食品の製造方法。
JP58062608A 1983-04-09 1983-04-09 乾燥食品の製造方法 Pending JPS59187750A (ja)

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