JPH01299897A - 洗剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗剤組成物、特に布地（ｆａｂｒｉｃ）洗濯用
洗剤組成物に関する。

布地法）ｌ用組成物は、布地についた泥汚れの除去及び
洗濯液中のその懸濁物の除去を補助する役割をもつ界面
活性剤系を必須成分として含有する。

適当な洗剤活性界面活性物質には、陰イオン系、非イオ
ン系及び陽イオン系物質を含む多くの種類がある。市販
品には、これらの種類の中の１つ又はそれ以上から選択
した物質を含む。

最も広範に用いられる隘イオン界面活性物質はアルキル
ベンゼンスルホン酸塩で、これらは特に高温で満足のい
く結果を提供する。アルキルベンゼンスルホン酸塩の使
用が望ましくない環境下で使用し得る代替陰イオン界面
活性剤を見出そうという要望があった。

このような代替陰イオン界面活性剤として、−般式： ％式％ （式中、Ｒ１は、通常、天然供給源からの脂肪酸由来ア
ルキル基、Ｒ２は、通常、メチル基である短鎖アルキル
基、及びＭは例えばアルカリ金属である）の脂肪酸エス
テルスルホン酸ｆ！（ＦＡＥＳ）が挙げられる。

例エバ、米ｒ５　特Ｗ　ｍ　４．４１６．８０９号明１
Ｉ１１（Ｍａ−ｇａｒｉら、ライオン■に譲渡された）
はＦ　Ａ　Ｅ　Ｓ、石けん及びポリカルボン酸の塩を含
有する組成物を開示している。例示されたＦ　Ａ　Ｅ　
Ｓは、Ｒ１が獣脂由来であり、かつＲ２がメチルの物質
である。

Ｒ２に関して可能性のあるものとして、エチル又はプロ
ピルも記載している。

しかしながら、我々は、前記組成物が低ＨＬＢ非イオン
界面活性剤をも含有する場合には、このような推奨され
たＦＡＥＳ物質の性能は満足すべきものでないことを見
出した。このような非イオン界面活性剤の使用により、
洗浄力を全体的に高めることも合めて、多くの利益が得
られるため（英国特許用１．２４１．７５４号明号明１
１−　Ｕ　ｎｌｌｅｖｅｒ社参照）、このような非イオ
ン物質存在下でのＦＡＥＳ物質の性能改良が要望される
。

驚くべきことに、Ｒ２がブチル又は高級アルキルである
物質の使用により、この目的を達成し得ることを見出し
た。

即ち、本発明によれば、界面活性剤系が、ｉ）　脂肪酸
エステルスル小ン酸塩 及び ｉｉ）　　１０．５未満、好ましくは９．５未満のＨＬ
Ｂを有する非イオン界面活性剤から成り、前記脂肪酸エ
ステルスルホン酸塩が、一般式： ％式％ （式中、Ｒ及びＲ２は少なくとも４＠の炭素原子を有す
る独立した炭化水素基であって、ｌ”（１ｉｔ及びＲ２
！！の炭素原子の合計が８〜３０であり、及びＭが一価
の陽イオン種である）を有する前記界面活性剤系を含む
洗剤組成物を提供する。

慣用的方法で、上記一般式の脂肪酸エステルスルホン酸
塩を脂肪酸から生成し得る。望ましい出発脂肪酸は、例
えば獣脂、パーム核油又はヤシ油由来のものである。即
ち、Ｒ１基が１２〜．１８個の炭素原子を含有すること
が好ましく、それは完全に又は実質的に飽和していても
よい。Ｒ２猛はＲ１基より少ない炭素原子を有していて
もよい。例えば、Ｒ２基は４〜８個の炭素原子を有する
ものであってもよく、特にそれはブチル基であってもよ
い。

Ｒ基及びＲ２基の炭素原子の合計は、好ましくは１２〜
２４の範囲である。特に、ＲＩｕとＲ２基の炭素原子の
合計が１４以上である場合には、Ｒ１と１で２は異なる
のが好ましい。好ましいＦＡＥＳ物質は、Ｒ１がヤシア
ルキルであり、かつＲ２がブヂルである。

上記の通り、ＦＡＥＳ物質の混合物を用いてもよい。獣
脂メチル物質のような他のＦＡＥＳ物質を少量含有して
もよいが、そうすることにより特に利点があるわけでは
ない。

これらの陰イオン界面活性剤の水溶性塩、特にそのアル
カリ金属（ナトリウム又はカリウム）塩を用いるのが好
ましい。

使用し得る適当な非イオン界面活性剤は、疎水基及び反
応性水産原子を有する化合物、例えば脂肪族アルコール
、酸、アミド又はアルキルフェノール、と酸化アルキレ
ン、特に酸化エチレン単独か又は酸化プロピレンと酸化
エチレン、との反応生成物である。特定の非イオン系洗
剤化合物は、アルキル（Ｃ６〜Ｃ２２）フェノール−酸
化エチレン綜合物、脂肪族（Ｃ−Ｃ，８）の第−級又は
第二級の直鎖状若しくは分枝鎖アルコールと酸化ニゲ・
レンとの縮合生成物、及び酸化プロピレンとエチレンジ
アミンとの反応生成物と酸化エチレンとの縮合生成物で
ある。

非イオン界面活性剤として脂肪物質の酸化アルキレン付
加物を用いるときには、１分子当たりの酸化アルキレン
基の数が非イオン界面活性剤のＨＬ　Ｂにかなりの影響
を及ぼす。前記脂肪物質の鎖長及び性質も又影響するの
で、１分子当りの酸化アルキレン基の好適数は、脂肪物
質の性質及び鎖長に依存している。陰イオン界面活性剤
とアルコキシル化非イオン界面活性剤とのＩＩ比が４：
１〜１：４、最も好ましくは３：１〜１：２であるとい
う利点が判明したが、他方、本発明の効果は達成される
児込みがない。

本発明の好適組成物は、組成物の２〜５０重量％、好ま
しくは４〜３０重量％の伍の界面活性剤系を含有する。

前記界面活性剤系は、特定のスルホン酸塩及び非イオン
物質に加えて、他の界面活性剤を含有してもよい。これ
らの他の界面活性物質を、他の陰イオン洗剤活性物質、
双イオン若しくは両性洗剤活性物質又はこれらの混合物
から選択してもよい。

このような界面活性剤物質はいずれも、前記組成物にお
いて、一般に界面活性剤全量の５０％以下、好ましくは
４０％以下のレベルで存在させ、全組成物の５％以下で
あるのがよい。

他の陰イオン洗剤活性物質は、約８〜２２の炭素原子を
含むアルキル基を有する有機硫酸塩及びスルホン酸塩の
一般的な水溶性アルカリ金属塩であっでもよく、又、ア
ルキルという用語は高級アシル基のアルキル部位を包含
して使用する。適当な合成陰イオン洗剤化合物の具体例
は、硫酸アルキルナトリウム及びカリウム、特に例えば
獣脂又はヤシ油から製造される高級（Ｃ８〜Ｃｌ８）ア
ルコールを硫酸化して得られる化合物、アルキル（Ｃ９
〜Ｃ２ｏ）ベンゼンスルホン酸ナトリウム及びカリウム
、特に直鎖状第二アルキル（ｃ１ｏ〜Ｃ１５）ベンゼン
スルホン酸ナトリウム；アルキルグリセリルエーテル硫
酸ナトリウム、特に獣脂又はヤシ油由来の高級アルコー
ル及び石油から誘導した合成アルコールのエーテル化合
物；ヤシ油脂肪族モノグリヒリ下硫酸ナトリウム及びそ
のスルホン酸ナトリウム；高級（Ｃ−Ｃ１８）脂肪族ア
ルコールー酸化アルキレン、特に酸化エチレン、反応生
成物の硫酸エステルのナトリウム塩及びカリウム塩；ヤ
シ脂肪酸のような脂肪酸をイセチオン酸を用いてエステ
ル化し、かつ水酸化ナトリウムで中和した反応生成物；
メチルタウリンの脂肪酸アミドのナトリウム塩及びカリ
ウム塩；例えば、α−オレフィン（Ｃ８〜Ｃ２ｏ）と亜
硫酸水素ナトリウムとの反応により誘導されるアルカン
モノスルホン酸塩、及びパラフィンとＳＯ及びＣ１２と
を反応させ、次いで塩基で加水分解することにより誘導
される無作為のアルカン王ノスルボン酸塩である。

本発明の組成物は洗剤ビルダー物質を含有してもよく、
この物質は、洗濯液中の遊離カルシウムイオンのレベル
を低下させ得る物質なら何れでもよく、又、ｐＨをアル
カリ性にしたり、布地から泥汚れを除去して懸濁させる
といった他の有益な特性を有１６組成物を与えるのが好
ましい。

含有させる際のリンを含む無機洗剤ビルグーの具体例は
、水溶性塩、特にビロリン酸アルカリ金属塩、オルトリ
ン酸アルカリ金属塩、ポリリン酸アルカリ金属塩及びホ
スフィン酸アルカリ金属塩を包含する。無機リン酸塩ビ
ルグーの特定的具体例は、トリポリリン酸ナトリウム及
びカリウム、オルトリン酸ナトリウム及びカリウム、及
びヘキサメタリン酸ナトリウム及びカリウムを包含する
。

含有させる際の無リンの無機洗剤ビルグーの具体例は、
水溶性の炭酸アルカリ金属塩、重炭酸アルカリ金属塩、
ケイ酸アルカリ金属塩、並びに結晶性及び無定形アルミ
ノケイ酸アルカリ金属地を包含する。

特定的具体例は、炭酸ナトリウム（炭酸カルシウム核含
有又は非含有）、炭酸カリウム（炭酸力゛ルシウム核含
有又は非含有）、重炭酸ナトリウム及びカリウム並びに
ケイ酸ナトリウム及びカリウムを包含する。

含有させる際の有機洗剤ビルグーの具体例は、ポリ酢酸
、カルボン酸、ポリカルボン酸、ポリアセチルカルボン
酸及びポリヒドロキシスルホン酸の各アルカリ金属塩、
アンモニウム塩及び置換アンモニウム塩を包含する。特
定的具体例は、エチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロ
トリ酢酸、オキシジコハク酸、メリト酸、ベンゼンポリ
カルボン酸及びクエン酸の各ナトリウム塩、カリウム塩
、リチウム塩、アンモニウム塩及び置換アンモニウム塩
を包含する。

本発明の組成物はアルカリ性であることが好ましい。す
なわち、２５℃、蒸溜水中、１　’Ｊ／Ｉｔの濃度での
ｐＨは、少なくとも８、好ましくは少なくとも１０であ
るべきである。この目的を達するために、前記組成物は
水溶性のアルカリ塩を含有してもよい。この塩は洗剤ビ
ルダー又は非ビルダー性アルカリ物質であってもよい。

既述の成分とは別に、多数の任意の成分を存在させでも
よい。

前記組成物中に存在させ得る他の成分の具体例は、脂肪
族アミンのような布地柔軟剤、布地柔軟性粘土物質、例
えばアルカノールアミド、特にパーム核脂肪酸及びヤシ
脂肪酸から誘導したモノエタノールアミドのような起泡
剤、起泡抑制剤、過ホウ酸ナトリウム及び過炭酸ナトリ
ウムのような酸素系漂白剤、過酸漂白剤前駆物質、トリ
クロロイソシアヌル酸のような塩素系漂白剤、硫酸ナト
リ「クムのような無機塩、並びに通常は極めて少量含有
させる蛍光剤、脱臭性香料を含む香料、プ［１テアーゼ
、セルラーゼ、アミラーゼ及びリパーゼのようなＩＩ％
素、殺菌剤及び着色剤を包含する。

本発明の洗剤組成物はそれらの物理的形態に準じた多数
の異なる方法で製造し得る。顆粒状製品の場合には、乾
燥混合又は共凝集により製造してもよい。好ましい物理
的形態は洗剤ビルダー塩を混合した顆粒であり、これを
前記組成物の少なくとも一部を噴霧乾燥して一般に製造
する。この方法では、界面活性剤系、ビルダー物質及び
充填剤塩のような前記組成物の熱非感受性成分を含有さ
せることによりスラリーを製造する。このスラリーを噴
霧乾燥して基礎粉末顆粒を形成するが、これと漂白剤及
び酵素含有成分のような何れかの熱感受性成分とを混合
してもよい。特定の非イオン界面活性剤を融解または溶
媒溶解により液化してもよく、噴霧乾燥のためにスラリ
ー中にそれを含有させるよりはむしろ、前記基礎粉末顆
粒上に吹きつけてもよい。本発明を以下の実施例でさら
に詳細に説明するが、これに限定されるものではない。

文ｉｔ＝ヱ１ ２５°Ｆ　Ｈ（２，５ｘ　１０’モルの遊離カルシウム
イオン濃度に相当）の硬度を有する水で洗濯液をＷ４製
した。前記洗濯液は以下のものを含有する組成物６ｇ／
！を含有した（重量％）： 特定の陰イオン界面活性剤　　　　９　％特定の非イオ
ン界面活性剤　　　　４　％トリポリリン酸ナトリウム
　　　　２３　　％炭酸ナトリウム　　　　　　　　　
６　％アルカリ性ケイ酸ナトリウム　　　　５．５％硫
酸ナトリウム　　　　　　　　　３０．８％塩化ナトリ
ウム　　　　　　　　　２．９３％水　　　　　　　　
　　　　　　　残余量実際に存在する５％過ホウ酸ナト
リウムー水和物とイオン強度を等価にするものとして塩
化ナトリウムを含有させた。結果の解釈に際して洗浄効
果と漂白効果との間の混乱を避けるために、これらの実
験では漂白剤を加えなかった。

布地汚れ負荷を洗い流すために、洗濯液対洗濯物比５０
：１で前記洗濯液を用いた。その汚れ負荷には、多量の
Ｃ１４で標識したトリオレインを予め付着させた多数の
ポリエステル　モニターを包含させた。標準放射線トレ
ーサー法を用いた洗濯後の標識トリオレインレベルの測
定値は、得られた洗浄力即ち泥汚れ除去の程度を示す。

洗）Ｒ時間は２０分で、７０ｒｐＨｌで攪拌した。洗濯
温度は４０℃で一定にした。各場合とも、非イオン界面
活性剤は、１１．７のＨＬＢを有する１分子当たり平均
７モルの酸化エチレンでエトキシル化した主としてＣ１
３／　Ｃ１５アルコールである５ＹＮＰＥＩＩＯＮＩＣ
＾７（例えばＩＣ１社）か又は、上記化合物とＳ’／Ｎ
ＰＥＲＯＮＩＣＡ３とを１＝３の重ω比で混合したもの
であり、この混合物は９．０のＨＬ　Ｂを有し、又、５
ＹＮＰＥＲＯＮＩＣＡ３は１分子当たり平均３モルの酸
化エチレンを含有する上記化合物と類似の物質である。

使用した陰イオン界面活性剤は以下の通りである。

ＣＭニヤジメチルＦＡＥＳ ＴＥＸＩＮ　　ＥＳ　　６８：獣脂メチルＦＡＥＳ（例
えば、Ｈｅｎｋｅ１社） ＬＢ：Ｃ１２アルキルプヂルＦ　Ａ　Ｅ　Ｓ得られた結
果は以下の通りであった： 火應医蚤艮　　　陰イオン系　　　非イオン系　　　泥
汚れ除去％Ｉ　　　　　　　ＣＭ　　　　　　　Ａ　７
　　　　　　　　　２０．１．２　　　　　　ＥＳ６８
　　　　　　Ａ７　　　　　　　　　２０．６３　　　
　　　　ＬＢＡ７　　　　　　　　　１９．８４　　　
　　　　ＣＭ　　　　　　　Ａ７／Ａ３　　　　　　２
６．０５　　　　　　ＥＳ６８　　　　　　Ａ７／Ａ３
　　　　　　２３゜９６　　　　　　　ＬＢ　　　　　
　　Ａ７／Ａ３　　　　　　３６．２これらの結果は、
高ＨＬ　Ｂ非イオン系物質の存在下では（実施例１〜３
）、試験した陰イオン界面活性剤間の差は極めて小さい
ことを示している。しかしながら、低ＨＬＢ非イオン系
混合物（Ａ７／Ａ３）の存在下では、試験した他のもの
よりもＣ１□ブチルＦＡＥＳが有意に好適なことが朗白
である。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）界面活性剤系が、 ｉ）脂肪酸エステルスルホン酸塩及び ｉｉ）１０．５未満のＨＬＢを有する非イオン界面活性
   剤 から成り、前記脂肪酸エステルスルホン酸塩が、一般式
   ： ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中、Ｒ＾１及びＲ＾２は少なくとも４個の炭素原子
   を有する独立した炭化水素基であって、Ｒ＾１基及びＲ
   ＾２基の炭素原子の合計が８〜３０であり、及びＭは一
   価の陽イオン種である）を有する前記界面活性剤系を含
   む洗剤組成物。
2. （２）Ｒ＾１基とＲ＾２基の炭素原子の合計が１２〜２
   ４個である特許請求の範囲第１項に記載の洗剤組成物。
3. （３）Ｒ＾１基が１２〜１８個の炭素原子を含有する炭
   化水素基である特許請求の範囲第１項又は第２項に記載
   の洗剤組成物。
4. （４）脂肪酸エステルスルホン酸塩がヤシ脂肪酸ブチル
   エステルスルホン酸のアルカリ金属塩である特許請求の
   範囲第１項に記載の洗剤組成物。
5. （５）非イオン界面活性剤が９．５以下のＨＬＢを有す
   る特許請求の範囲１〜４項のいずれか１項に記載の洗剤
   組成物。
6. （６）界面活性剤系が全組成物の２〜５０重量％を構成
   し、並びに前記脂肪酸エステルスルホン酸塩及び非イオ
   ン界面活性剤が界面活性剤系の５０〜１００重量％を構
   成する特許請求の範囲第１〜５項のいずれか１項に記載
   の洗剤組成物。