JPH01299859A - フッ素ゴム組成物および架橋可能なフッ素ゴム組成物 - Google Patents

フッ素ゴム組成物および架橋可能なフッ素ゴム組成物

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JPH01299859A
JPH01299859A JP12979688A JP12979688A JPH01299859A JP H01299859 A JPH01299859 A JP H01299859A JP 12979688 A JP12979688 A JP 12979688A JP 12979688 A JP12979688 A JP 12979688A JP H01299859 A JPH01299859 A JP H01299859A
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正人 坂井
Tadaaki Nishi
西 忠昭
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竹村 泰彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フッ素ゴム組成物に関し、さらに詳細にはフ
ッ素ゴムとアクリルゴムを主成分とする、加工性、耐熱
性、耐油性、耐候性、圧縮永久歪性、耐圧#a荷重性に
優れた架橋物を提供することが可能なフッ素ゴム組成物
に関する。
〔従来の技術〕
近年、ゴム材料の性能に対する要求は年々厳しくなって
きており、使用されるゴム素材の種類にも変化が生じて
いる。ゴムのうちでも、フッ素ゴムは、耐溶剤性、耐熱
性、耐薬品性、耐候性において他の特殊ゴムと比較して
抜群の性能を有しており、工挙用品、自動車、航空機分
野においてその需要は年々増加している。しかし、その
価格が、フッ素ゴム以外のエラストマーと比較して非常
に高価であり、かつ比重が高いことから製品価格の著し
い上昇をきたすため、使用される分野は限定されてきた
。このように、高性能と低価格という相反する要求を同
時に満たすためには、1種類のゴム素材で対応すること
は困難になってきたといえる。
このような要求に対し、フッ素ゴムにフッ素ゴ人以外の
エラストマーを混合する方法が提案されている。フッ素
ゴムとアクリルゴムとの混合については、特開昭52−
40558号公報、特開昭53−146752号公報、
特開昭54−101847号公報、特開昭54−154
446号公報、特開昭54−156052号公報、特開
昭55−23128号公報、特開昭58−63740号
公報などにおいて、フッ素ゴムとアクリルゴムの双方を
架橋させる架橋剤を選択し、2種のポリマーの物性値の
低下を防止し、また加工性を改良する試みがなされてい
る。
しかしながら、フッ素ゴムとアクリルゴムを単純に混合
したのみでは、物性値の低下を防止する効果は充分とは
いえなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来の技術的課題を背景になされたもの
で、フッ素ゴムとアクリルゴムとをブレンドする際に、
アクリルゴム成分のみを実質的に架橋することにより、
アクリルゴムの分散粒径を小さくし、かつ両ゴムの界面
での分子の相互侵入を増大させ、界面剥離を防止し、そ
の結果、常態物性、耐熱性、圧縮永久歪性、耐圧縮荷重
性、耐油性および加工性に優れた架橋物を提供すること
が可能なフッ素ゴム組、成物を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、アクリルゴム(U)の架橋剤と反応しないフ
ッ素ゴム(I)(以下「(夏)成分」ということがある
)35〜95重量部と、フッ素ゴム(1)の架橋剤と反
応しないアクリルゴム(II)(以下r (II)成分
」ということがある)5〜65重量部と、(1)および
(II)と共架橋しうる他のエラストマー(III) 
 (以下「(m)成分Jということがある) 5〜45
重量部〔ここで、(1) + (11) + (III
) =100重量部、かつ(1) / (III)  
(重量比)=9515〜50150)に、アクリルゴム
(II)の架橋剤(以下「架橋剤(U)」ということが
ある)を配合し、剪断変形を与えながら反応させて得ら
れるフッ素ゴム組成物(以下、単に「フッ素ゴム組成物
」という)を提供するものである。
また、本発明は、前記フッ素ゴム組成物に、フッ素ゴム
(1)の架橋剤(以下「架橋剤(I)」ということがあ
る)を配合した架橋可能なゴム組成物(以下「架橋可能
なフッ素ゴム組成物」という)を提供するものである。
本発明におけるフッ素ゴム(I)は、以下の含フツ素モ
ノマーの組み合わせが挙げられる。
含フツ素モノマーとしては、ビニリデンフルオライド、
ヘキサフルオロプロペン、ペンタフルオロプロペン、ト
リフルオロエチレントリフルオロエチレン、トリフルオ
ロクロロエチレン、テトラフルオロエチレン、ビニルフ
ルオライド、パーフルオロ(メチルビニルエーテル)、
パーフルオロ(プロピルビニリデン)などを用い、さら
にこれらと共重合可能なモノマーとして、アクリル酸エ
ステルなどのビニル化合物、プロピレンなどのオレフィ
ン化合物あるいはジエン化合物、塩素、臭素、ヨウ素を
含有する含ハロゲンビニル化合物などを共重合したゴム
を挙げることができる。
フッ素ゴム(I)は、アクリルゴム(II)の架橋剤と
は反応し難いことが必要であり、このようなフッ素ゴム
(I)としては、フン化ビニリデン−六フン化プロビレ
、ン共重合体、フン化ビニリデン−六フン化プロピレン
ー四フッ化エチレン三元共重合体、四フッ化エチレンー
プロピレン共重合体、四フッ化エチレンーフフ化ビニリ
デン−プロピレン三元共重合体などが挙げられる。
このフッ素ゴム(1)の具体例としては、有機過酸化物
と架橋助剤の組み合わせで架橋し、ポリオール系架橋剤
またはアミン系架橋剤で架橋しないタイプ、例えばJS
Rアフラス150P(日本合成ゴム■製)、有機過酸化
物では架橋し難く、ポリオールまたはアミンで架橋する
タイプ、例えばパイトンA1同B、同260C(デュポ
ン社製)、テクノフロン(モンテエジソン社製)などが
挙げられる。
フッ素ゴム(I)のムーニー粘度(ML、、、、100
℃)は、特に制限されないが、好ましくは30〜150
のものが用いられる。
次に、本発明のアクリルゴム(II)は、(メタ)アク
リル酸アルキルエステルの重合体、または該アルキルエ
ステルを主成分とし、これに活性基を有する第2成分を
共重合した共重合体を挙げることができる。
このうち、(メタ)アクリル酸のアルキルエステルとし
ては、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸
プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリ
ル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチ
ルなどの1種または2種以上を挙げることができる。
また、活性基を有する第2成分としては、例えばジシク
ロペンタジェン、エチリデンノルボルネン、ビニルクロ
ルアセテート、アリルクロルアセテート、2−クロロエ
チルビニルエーテル、ビニルアクリレート、アリルメタ
クリレート、グリシジルメタクリレート、ジメチルスチ
リルビニルシラン、ジシクロペンテニルアクリレート、
ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレート、アルキ
ルグリシジルエーテル、ビニルグリシジルエーテル、2
−クロロエチルアクリレート、モノクロル酢酸ビニル、
ビニルノルボルネン、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸などの1種または2種以上を挙げることがで、き
る。
これらの活性基を有する第2成分は、(メタ)アクリル
酸アクリルエステルの15重量%以下、好ましくは10
重量%以下程度の範囲で使用される。
さらに、アクリルゴム(II)中には、第3成分として
、アクリロニトリル、スチレン、1.3−ブタジェン、
イソプレン、クロロブレン、エチレン、プロピレン、酢
酸ビニルなどの単量体の1種または2種以上を40重量
%以下程度併用することが好ましい。
アクリルゴム(Il)は、混練り作業性、フッ素ゴム(
1)との均一分散性などの面からムーニー粘度(MLl
、4.100℃)が10〜200、好ましくは20〜1
50、さらに好ましくは30〜100の範囲のものが好
適であり、このようなムーニー粘度のアクリルゴム(n
)を用いることにより、安定した品質および特性を有す
るゴム組成物を得ることできる。アクリルゴム(n)の
ムーニー粘度が前記範囲外にあると、混練り作業性、分
散性が悪くなり、品質特性を維持することが困難となる
次に、他のエラストマー(III)は、前記(I)成分
と架橋剤(I)で共架橋する架橋点と同時に、(II)
成分と架橋剤(n)で共架橋する架橋点の2種以上を有
するポリマーが挙げられる。
他のエラストマー(III)の具体例としては、■有機
過酸化物、ポリオール系架橋剤あるいはアミン系架橋剤
で架橋可能なフッ素ゴム、例えばJSRアフラス200
 (日本合成ゴム■製)、パイトンGF(デュポン社製
)、ダイエルG902(ダイキン工業■製)、 ■有機過酸化物、あるいは有機過酸化物以外の架橋剤で
架橋可能なアクリルゴム、例えばVAMACG(デュポ
ン社製)、ER8401P <電気化学工業■製)、 ■アミン系架橋剤で架橋可能な官能基を付加した有機過
酸化物架橋可能なエラストマー、例えば無水マレイン酸
、アリルグリシジルエーテル、アクリル酸もしくはメタ
クリル酸などを付加または共重合したスチレン−ブタジ
ェンゴム、イソプレンゴム、エチレン−α−オレフィン
系ゴムまたはエピクロルヒドリン系ゴム、 ■ハロゲン化ブチルゴム、ハロゲン化エチレン−α−オ
レフィン系ゴム などが挙げられる。
これらの他のエラストマー(III)のうち、前記■ア
クリルゴムは、架橋剤(II)の種類によっては(n)
成分として使用可能である。
すなわち、架橋剤(I)に有機過酸化物と架橋助剤の組
み合わせを、(1)成分としてJSRアフラス150P
を使用する場合、架橋剤(IF)としてジアミン系架橋
剤を使用し、(II)成分としてこの■アクリルゴムを
使用することができる。
また、架橋剤(目にジアミン系架橋剤またはポリオール
系架橋剤を使用し、(I)成分としてパイトンBを使用
する場合、架橋剤(II)とじて有機過酸化物またはこ
れと架橋助剤の組み合わせを使用し、(II)成分とし
てこの■アクリルゴムを使用することができる。
以上の他のエラストマー(I[I)は、混練り作業性、
フッ素ゴム(1)との均一分散性などの面から、ムーニ
ー粘度(M L +や、、100℃)は、10〜200
、好ましくは20〜150、さらに好ましくは30〜1
00のものが好適であり、このような粘度の他のエラス
トマー(III)を用いることにより、安定した品質お
よび特性を有するフッ素ゴム組成物を得ることができる
他のエラストマー(I[[)のムーニー粘度が前記範囲
外にあると、混練り作業性、分散性が悪くなり、品質特
性を維持することが困難となる。
本発明のフッ素ゴム組成物におけるフッ素ゴム(1)と
アクリルゴム(If)と他のエラストマー(III)と
の重量比は、フッ素ゴム(1)35〜95重量部、好ま
しくは65〜95重量部、アクリル(II)5〜65重
量部、好ましくは5〜35重量部、他のエラストマー5
〜45重量部、好ましくは5〜30重量部〔ここで、(
1)成分+(II)成分+(I[)成分=100重量部
〕であり、(1)成分が35重量部未満であったり、(
Il)成分が65重量部を超えると、フッ素ゴムの特性
である耐熱性が著しく劣るようになり、また配合物が粉
末化し、一方(1)成分が95重量部を超えたり、(n
)成分が5重量部未満では、耐圧縮荷重性に劣る。
さらに、フッ素ゴム(■)/他のエラストマー(III
)(重量比)は、9515〜50150、好ましくは9
515〜70/30であり、他のエラストマー(II[
)が5重量%未満では(1)成分と(II)成分の界面
剥離現象が生起する場合があり、物性の低下をもたらし
、また耐圧縮永久歪性が不充分となり、一方50重量%
を超えると配合物が粉末化する。
本発明において、フッ素ゴム(■)、アクリルゴム(I
f)および他のエラストマー(III)に混合される、
アクリルゴム(II)を架橋するに際しては、架橋剤の
ほか必要に応じて架橋促進剤、架橋助剤、促進助剤、架
橋遅延剤などを併用してもよい。
この架橋剤(n)として、通常、ゴムの架橋剤として使
用される硫黄もしくはその誘導体または有機過酸化物、
さらにアルキルフェノール樹脂などのいずれでもよく、
さらにはアクリルゴム(n)に含有される架橋基との反
応性を有する官能基を2個以上有する多官能性架橋剤を
挙げることができる。
架橋剤(■)として使用される有機過酸化物としては、
例えば2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパー
オキシ)ヘキセン−3,2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,2′−ビス(
t−ブチルパーオキシ)−p−ジイソプロピルベンゼン
、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサ
イド、t−ブチルパーベンゾエート、1,1−ビス(t
−ブチルパーオキシ’)−3,3,5−1−リメチルシ
クロヘキサン、2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサ
イド、ベンゾイルパーオキサイド、p−クロルベンゾイ
ルバーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリルなどで
あり、好ましくは2.5=ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキセン−3,2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2.2
’−ビス(t−ブチルパーオキシ)−p−ジイソプロピ
ルベンゼンである。
このアクリルゴム(II)の有機過酸化物架橋に際して
、2官能性のビニルモノマーなどを架橋助剤として使用
することできる。
かかる架橋助剤としては、以下の化合物が挙げられる。
すなわち、エチレングリコールジメタアクリレート、1
.3−ブタンジオールジメタアクリレート、1.4−ブ
タンジオールジメタアクリレート、1.6−ヘキサンジ
オール・ジメタアクリレート、ポリエチレングリコール
ジメタアクリレート、1.4−ブタンジオールジアクリ
レート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、2
゜2′−ビス(4−メタクリロイルジェトキシフェニル
)プロパン、トリメチロールプロパントリノタアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペン
タエリスリトールトリアクリレート、ジビニルベンゼン
、N、N’−メチレンビスアクリルアミド、p−キノン
ジオキシム、p。
p′−ジベンゾイルキノンジオキシム、トリアジンジチ
オール、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシア
ヌレート、ビスマレイミドなどである。
この架橋助剤の添加量は、ゴム成分100重量部に対し
て、0.1〜lO重量部、好ましくは0.5〜7重量部
程度である。
また、アクリルゴム(II)に存在する架橋基との反応
性を有する官能基を2個以上有する多官能性架橋剤とし
ては、好ましくはアミノ基、イソシアネート基、マレイ
ミド基、エポキシ基、ヒドロキシル基およびカルボキシ
ル基からなる群から選ばれる少なくとも1種の官能基を
2個以上有する多官能性架橋剤であり、ジアミン類、ポ
リアミン類、ジイソシアネート類、ポリイソシアネート
類、マレイミド類、ジエボキシド類、ジオール類、ポリ
オール類、ジカルボン酸類などの化合物を挙げることが
できる。
これらの化合物の具体例としては、例えばN。
N′−フェニレンジマレイミド、ヘキサメチレンジアミ
ン、アンモニウムベンゾエートなどが挙げられる。
さらに、アクリルゴム(II)としてエポキシ基を導入
したエラストマーを使用した場合には、ポリアミンカー
バメイト類、有機カルボン酸アンモニウム塩、ジチオカ
ルバミン酸塩類もしくは有機カルボン酸アルカリ金属塩
と、硫黄化合物とを組み合わせた架橋剤を使用すること
もできる。
さらに、アクリルゴム(II)中にハロゲン基を導入し
たエラストマーを使用した場合には、ポリアミンカーバ
メイト類、有機カルボン酸アンモニウム塩もしくは有機
カルボン酸アルカリ金属塩と、硫黄化合物とを組み合わ
せた架橋剤を使用することもできる。
架橋剤(II)の添加量は、本発明のゴム成分である、
(1)成分、(II)成分および(III)成分100
重量部に対して、0.1〜20重量部、好ましくは1〜
10重量部である。
架橋剤(II)の使用量が少なすぎるとゴム成分の架橋
密度が低く、機械的強度、耐油性、耐クリープ性が不充
分となり、一方多すぎるとゴム成分の架橋密度が高くな
りすぎ、得られる架橋可能なゴム組成物の架橋物の伸び
が低下する。
本発明において、アクリルゴム(If)の架橋剤(11
)の具体例としては、下記組み合わせを挙げることがで
きる。
■ヘキサメチレンジアミンカーバメート/二塩基性亜リ
ン酸塩系、 ■ステアリン酸カリウム/促進剤ジペンタメチレンチウ
ラムテトラサルファイド/促進剤N、N’ジエチルチオ
ウレアまたはエチルチオウレア系、■セッケン(ステア
リン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウムなど)/イオ
ウ系、 ■セフケン(ステアリン酸カリウム、ステアリン酸ナト
リウムなど)/促進剤ジペンタメチレンチウラムテトラ
サルファイド系、 ■ジアミンカーバメート系(メチレンビスシクロヘキシ
ルアミンカーバメート系)、 ■有機カルリボン酸アンモニウム塩系(安息香酸塩、ア
ジピン酸塩など)、 ■ジチオカルバミン酸塩系(促進剤ジンクジメチルジチ
オカーバメート)、 ■ポリアミン系、 ■ポリアミン/促進剤グアニジン化合物系、[相]ポリ
エポキシ化合物/塩基性促進剤系、■ポリハロゲン化合
物/セッケン/塩基性促進剤系。
以上架橋剤(If)の選択は、アクリルゴム(II)の
架橋基の種類およびフッ素ゴム(I)と架橋しないこと
などを考慮して、適宜、決定される。
これらの架橋剤(If)は、1種単独であるいは2種以
上を併用することができる。
本発明において、フッ素ゴム(1)とアクリルゴム(n
)と他のエラストマー<I[[)に、架橋剤(II)を
添加する方法としては、(I)〜(I[[)成分と架橋
剤(II)とを同時に添加し混練りすることもできるし
、あらかじめ(1)〜(III)成分を混合したのち、
架橋剤(II)を加えることもでき、さらにあらかじめ
(I)成分、(II)成分または(III)成分に架橋
剤(II)を添加し、残りの成分を加えることもできる
混合は、各種押し出し機、バンバリーミキサ−、ニーダ
−、ロールなどで温度;50〜250℃、好ましくは1
00〜200℃、時間;2分〜1時間、好ましくは3分
〜45分程度混練りすることによって行うことができ、
好ましい混練り方法としては、バンバリーミキサ−、ニ
ーダ−などのインターナルミキサーを用いる方法である
この際、混練り温度が50℃未満で架橋してしまうと反
応の制御が困難であり、一方250℃を超えるとゴムが
劣化する傾向にある。
また、混練り時間が2分より短いと反応の制御が困難で
あり、均一な組成物が得られにく、一方1時間を超える
と混練りコストが上昇し好ましくない。
なお、架橋剤(n)を添加する際の混練り温度は、通常
、10〜200℃、好ましくは20〜150℃であり、
有機過酸化物の場合には、その半減期が1分の温度以下
であることが好適である。
以上のように、本発明における前記架橋は、混合してい
る最中に行わなければならない。
すなわち、混合している最中には、剪断力がエラストマ
ーにかかるので、フッ素ゴム(■)、アクリルゴム(n
)あるいは他のエラストマー(III)の分散粒子はよ
り小さい状態を保ち、また界面での分子の絡み合いもよ
り多く生じているためである。
この場合、剪断力を加えるのを止めると、フッ素ゴム(
■)、アクリルゴム(I[)あるいは他のエラストマー
(I[)の分散粒子どうしの会合が起き、粒径が大きく
なり分子の絡み合いも減少することになる。
このように、混合と同時にアクリルゴム(If)と他の
エラストマー(III)を共架橋することにより良好な
分散状態のままで系を固定することができる。
なお、本発明のゴム組成物は、(1)〜(III)成分
を主成分とするが、これ以外に通常使用される各種の配
合剤を添加することができる。
これらの配合剤は、必要に応じて本発明のゴム組成物を
製造する過程において添加されてもよいし、組成物製造
後に架橋可能なゴム組成物を作製する際に添加されても
よい。
すなわち、補強充填剤および増量剤としては、例えばカ
ーボンブラック、ヒユームドシリカ、湿式シリカ、石英
微粉末、ケイソウ土、亜鉛華、塩基性炭酸マグネシウム
、活性炭酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ア
ルミニウム、二酸化チタン、タルク、雲母粉末、硫酸ア
ルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、アスベス
ト、ガラス繊維、有機補強剤、有機充填剤を挙げること
ができる。
分散助剤としては、高級脂肪酸およびその金属アミン塩
;可塑剤としては、例えばフタル酸誘導体、アジピン酸
誘導体、セバシン酸誘導体;軟化剤としては、例えば潤
滑油、プロセスオイル、コールタール、ヒマシ油、ステ
アリン酸カルシウム:老化防止剤としては、例えばフェ
ニレンジアミン類、フォスフェート類、キノリン類、ク
レゾール類、フェノール類、ジチオカルバメート金属塩
類;耐熱剤としては例えば酸化鉄、酸化セリウム、水酸
化カリウム、ナフテン酸鉄、ナフテン酸カリウム;その
ほか着色剤、紫外線吸収剤、難燃剤、耐油性向上剤、発
泡剤、スコーチ防止剤、粘着付与剤、滑剤などを任意に
配合できる。
これらのゴム組成物は、ロール、バンバリーミキサなど
の通常の混練り機によって、フッ素ゴム(1)の架橋剤
(I)、例えば前記有機過酸化物と架橋助剤、ポリオー
ル系架橋剤、架橋促進剤、アミン系架橋剤を添加、混練
りし、架橋可能なゴム組成物を作製したのち、通常の架
橋ゴム製造条件によって成形、架橋を行い、架橋ゴム製
品となすことができる。
ここで、ポリオール系架橋剤としては、ポリヒドロキシ
芳香族化合物、例えばヒドロキノン、ビスフェノールA
1ビスフエノールAFおよびこれらの塩などが好ましく
用いられる。
また、含フツ素脂肪族ジオールも用いることができる。
これらのポリオール架橋剤の添加量は、ゴム組成物10
0重量部あたり、通常、0.1〜20重量部、好ましく
は1〜10重量部程度である。
また、ポリオール架橋促進剤としては、メチルトリオク
チルアンモニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモ
ニウムクロリド、テトラヘキシルアンモニウムテトラフ
ルオロボラートのごとき4級アンモニウム化合物;8−
メチル−1,8−ジアザ−シクロ(5,4,0)−7−
ウンゾセニルクロリドのごとき4級アンモニウム化合物
;ベンジルトリフェニルホスホニウムクロリド、m−ト
リフルオルメチルベンジルトリオクチルホスホニウムク
ロリド、ベンジルトリオクチルホスホニウムプロミドの
ごとき4級ホスホニウム化合物が好ましい、かかる架橋
促進剤の添加量は、ゴム組成物100重量部あたり、通
常、0.2〜10重量部程度である。
さらに、アミン系架橋剤としては、ヘキサメチレンジア
ミン、テトラエチレンペンタミン、トリエチレンテトラ
ミンなどの各種アルキルアミン類、アニリン、ピリジン
、ジアミノベンゼンなどの各種芳香族アミン類およびこ
れらのアミン類のカルバミン酸、シンナミリデン酸など
の脂肪酸の塩などを用いることができる。
かかるアミン系架橋剤の添加量は、ゴム組成物100!
ii1部あたり、通常、0.1〜10重量部、好ましく
は0.5〜5重量部程度である。
本発明において、架橋剤(1)の具体例としては、下記
の組み合わせを挙げることができる。
■フッ素ゴム(1)が、フン化ビニリデン−六フッ化プ
ロピレン共重合体および/またはフッ化ビニリデン−六
フン化プロピレンー四フフ化エチレン三元共重合体にジ
エン化合物または塩素原子、臭素原子もしくはヨウ素原
子を含有する含ハロゲン化合物などを共重合したフッ素
ゴムおよび/またはフッ化ビニリデン−プロピレン−四
フッ化エチレン三元共重合体の場合、架橋剤(1)は、
(1)ジアミン系架橋剤、 (2)ポリオール系架橋剤、 (3)有機過酸化物と架橋助剤 などが挙げられる。
■フッ素ゴム(I)が、フン化ビニリデン−六フフ化プ
ロピレン共重合体および/またはフッ化ビニリデン−六
フフ化プロピレンー四フフ化エチレン三元共重合体の場
合、架橋剤(1)は、(1)ジアミン系架橋剤、 (2)ポリオール系架橋剤 などが挙げられる。
■フッ素コム(1)が、四フッ化エチレンープロピレン
共重合体の場合、架橋剤(I)は、有機過酸化物と架橋
助剤の組み合わせのみが挙げられる。
このようにして得られる架橋可能なゴム組成物を架橋す
るには、通常、80〜200℃で数分間〜3時間、20
〜200kg/cIaの加圧下で一次架橋、さらに必要
に応じて80〜200:で1〜48時間、二次架橋して
架橋ゴム製品とする。
以上のように、本発明のゴム組成物は、前記のようなバ
ンバリーミキサ−、ニーダ−1二本ロールなどの混練り
機器で均一に混練りすることができる。また、ロールに
よる架橋剤、架橋促進剤などの添加作業に際して、単に
フッ素ゴムとアクリルゴムとの混合物(充填剤などの添
加剤を配合したのも含む)では、ロール巻きっけに多大
の時間を要するが、本発明のゴム組成物は、瞬時にロー
ル巻きっけが可能であり、作業性の改善が顕著である。
さらに、本発明の架橋可能なゴム組成物を架橋した架橋
ゴム製品(ゴム弾性体)は、優れた耐熱性、耐候性、圧
縮永久歪、耐圧縮荷重性を有しており、一般工業、電気
、化学分野への利用が可能である。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ、本発明をさらに詳細に説明する。
なお、実施例中、各種の測定は、次の方法に拠った。
初期物性、老化試験、圧縮永久歪試験は、JISK63
01に準拠し、第1表に示した条件で評価した。
耐圧縮荷重性(圧縮応力)は、圧縮永久歪試験用試料(
厚さ12.70m■±0.13m、直径29.0mの直
円柱形)を用い、次の方法で評価した。
測定温度;150℃ 圧縮速度i10璽會/min 圧縮率;0〜50% 測定試験機、TS5000 (側東洋精機製作所製、オ
ートグラフ〕 実施例1〜8 フッ素ゴム(I)としてパイトンE60(デュポン社製
)と、アクリルゴム(II)としてJSRAR201(
日本合成ゴム■製、実施例1〜4、実施例7に使用) 
、VAMACG (デュポン社製、実施例5に使用)、
ER8401P (電気化学工業■製、実施例6に使用
、AR42(日本ゼオン■製、実施例8に使用)と、他
のエラストマー (III)としてパイトンGF(デュ
ポン社製、実施例7に使用)、および加工助剤としてス
テアリン酸ナトリウムを、順次、ゴムミキサー(50〜
150℃、60rpm)に投入し混練りし、均一になっ
た時点で、有機過酸化物としてパーカドックス14(α
、α′−ビス(t’−ブチルパーオキシ)−p−ジイソ
プロピルベンゼン、化薬ヌーリー■製、実施例1〜7に
使用〕と、架橋助剤としてトリアリルイソシアヌレート
(日本化成■製、実施例1〜7に使用)、またはパルノ
ックAB(アンモニウムベンゾエート、大向新興化学工
業側製、実施例8に使用)を加えて混練りし、再び均一
状態になったのち、温度を170〜180℃に昇温させ
、練りトルクおよびゴム温度がほぼ一定になったのち(
約10〜20分後)、老化防止剤としてツクランクCD
 (4,4’−(α、α−ジメチルベンジル)ジフェニ
ルアミン、入内新興化学工業■製)、シリカ系充填剤と
してニブシールLP(日本シリカニ業側製、実施例1、
実施例3〜8に使用)、MTカーボン〔パンダブリット
(Vanderblit)社製、実施例2に使用〕、さ
らにシランカップリング剤(TSL8370、東芝シリ
コーン■製)を添加してさらに混練りし、再び均一状態
になったのち、排出した。
次に、このようにして得られたシートを、再び二本ロー
ルに巻きつけ、第1表に示す架橋剤、架橋助剤などのそ
の他の配合薬品を加えて混練りしたものについて、プレ
ス架橋(100〜150 kg/c+J、170℃×2
0分加熱加圧)、さらにオーダにて200℃×4時間二
次架橋し、架橋物性を測定した。結果を併せて第1表に
示す 実施例9〜15 フッ素ゴム(I)としてJSRアフラス150P、アク
リルゴム(II)としてAR42(実施例9、実施例1
0、実施例13〜15に使用)、VAMACG (実施
例11に使用)、他のエラストマー(II[)としてJ
SRアフラス200(実施例9〜12に使用)、パイト
ンCF(実施例13に使用) 、VAMACG (実施
例14に使用)、ER8401P(実施例15に使用)
、および加工助剤としてステアリン酸ナトリウムを、順
次、ゴムミキサー(50〜150℃、60rpm)に投
入し混練りし、均一になった時点でパルノックAB (
実施例9、実施例12、実施例15に使用)、ダイアッ
ク迎1 (ヘキサメチレンジアミンカーバメート、デュ
ポン社製、実施例10〜11、実施例13〜14に使用
)、デンカCN−25(2−メチルイミダゾール、電気
化学工業側型、実施例12、実施例15に使用)を加え
て混練りし、以下実施例1と同様にゴム組成物を作製し
、同様に架橋ゴムを作製し、評価に供した。
結果を併せて第1表に示す。
実施例16〜17 フッ素ゴム(I)としてパイトンB1アクリルゴム(n
)としてAR42(実施例17に使用)、JSRAR2
01(実施例16に使用)、他のエラストマー(II)
としてJSRアフラス200゜および加工助剤としてス
テアリン酸ナトリウムを、順次、ゴムミキサー((50
〜150℃、60rpm)に投入し混練りし、均一にな
った時点でパルノックAB (実施例17に使用)、バ
ーカドックス14とトリアリルイソシアヌレート(実施
例16に使用)を加えて混練りし、以下実施例1と同様
にゴム組成物を作製し、同様に架橋ゴムを作製し、評価
に供した。
結果を併せて第1表に示す。
比較例1〜10 第2表に示す配合により、混練り中にアクリルゴム(I
I)と他のエラストマー(III)を架橋させる目的で
添加する架橋剤(n)を配合しない以外は、実施例1と
同様にゴム組成物を作製し、同様に架橋ゴムを作製し、
評価に供した。
結果を併せて第2表に示す。
比較例11〜12 フッ素ゴム(1)としてパイトンE60、アクリルゴム
(II)としてJSRAR201(比較例11に使用)
、AR42(比較例12に使用)、他のエラストマー(
I[[)としてJSRアフラス200の混合率(重量比
)をフッ素ゴム(■)/アクリルゴム(II)/他のエ
ラストマー(III)=30/60/10に変更し、さ
らにバーカドソクス14/トリアリルイソシアヌレート
(重量比)=1.0/30に変更した以外は、実施例1
と同様にしてゴム組成物を作製し、評価した。
配合処方および評価結果を第2表に示す。
比較例13 ゴム成分として、フッ素ゴム(1)のJSRアフラス1
50Pを使用し、アクリルゴム(II)および他のエラ
ストマー(Ill)を配合しない以外は、実施例1と同
様にしてゴム組成物、架橋ゴムを作製し、評価した。
配合処方および評価結果を第2表に示す。
(以下余白) 〔発明の効果〕 本発明のフッ素ゴム組成物は、フッ素ゴムとアクリルゴ
ムとを単純に混合した−ものに比較して、ロール加工性
が極めて優れており、成形加工性が容易であり、また架
橋可能なフッ素ゴム組成物を架橋した架橋製品について
も、耐熱性、圧縮永久歪性、耐圧縮荷重性に優れた特徴
を有している。
本発明のフッ素ゴム架橋製品は、このような特性を有す
るため、自動車、船舶、航空機などの輸送機・関におけ
る耐油、耐薬品、耐熱、耐スチーム、あるいは耐候用の
バッキング、0−リング、ホース、その他のシール材、
ダイヤフラム、バルブに、また化学プラントにおける同
様のバッキング、0−リング、シール材、ダイヤフラム
、バルブ、ホース、ロール、チューブ、耐薬品用コーテ
ィング、ライニングに、食品プラント機器および食品機
器(家庭用品を含む)における同様のバッキング、0−
リング、ホース、シール材、ベルト、ダイヤフラム、バ
ルブ、ロール、チューブに、原子カプラント機器におけ
る同様のバッキング、0−リング、ホース、シール材、
ダイヤフラム、バルブ、チューブに、一般工業部品にお
ける同様のバッキング、0−リング、ホース、シール材
、ダイヤフラム、バルブ、ロール、チューブ、ライニン
グ、マンドレル、電線、フレキシブルジヨイント、ベル
ト、ゴム板、ウェザ−ストリップ、PPC複写機のロー
ルブレードなどへの用途に好適である。
さらに、具体的な用途としては、(イ)自動車関連では
、 ■シール用途として、 *キャブレーターのニードルバルブの8弁、*キャブレ
ーターのフランジガスケット、*パワーピストンパツキ
ン、 *自動車ガソリン混合ポンプのO−リング、*シリンダ
ーライナーのシール、 *バルブステムのシール、 *自動変速機のフロントポンプシール、*リアーアクス
ルピニオンシール、 *ユニバーサルジヨイントのガスケット、*スピードメ
ーターのピニオンシール、*フートブレーキのピストン
カップ、 *トルク伝達の0−リング、オイルシール、*排気ガス
再燃焼装置シール、 *ベアリングシール、 *ガソリンポンプの0−リング、 *ガソリンホースのシール、 *カーエアコン用シール、 ■ホース用途として、 *燃料ホース、 *EGRチューブ、 *ツインキャブチューブ、 ■ダイアフラム用途として、 *ガソリンポンプのダイアフラム、 *キャブレーターのセンサー用ダイアフラム、■その他
の用途として、 *防振ゴム(エンジンマウント、排気部など)、*再燃
焼装置用ホース、 (ロ)化学工業関連では、 ■シール用途として、 *化学薬品用ポンプ、流動計、配管のシール、*熱交換
器のシール、 *硫酸製造装置のガラス冷却器バッキング、*農薬散布
機、農薬移送ポンプのシール、*ガス配管のシール、 *メツキ液用シール、 *高温真空乾燥機のパツキン、 * 製紙用ベルトのコロシール、 *燃料電池のシール、 *風洞のジヨイントシール、 ■ロール用途として、 *耐トリグレン用ロール(繊維染色用)、■ライニング
、コーティング用途として、*アルマイト加工槽の耐蝕
ライニング、*メツキ用マスキング治具コーティング、
*ガソリンタンクのライニング、 *風洞のライニング、 ■その他の用途として、 *耐酸ホース(濃硫酸用)、 *ガスクロマトグラフィー、pHメーターのチューブ結
合部のパツキン、 *塩素ガス移送ホース、 *耐油ホース、 *ベンゼン、トルエン貯槽の雨水ドレンホース、*煙道
のエクスパンションジヨイント(アスベスト布のコーテ
ィング)、 (ハ)一般機械関連では、 ■シール用途として、 *油圧、潤滑機械のシール、 *ベアリングシール、 *乾式複写機のシール、 *ドライクリーニング機器の窓、その他のシール、*六
フッ化ウラン濃縮装置のシール、 *サイクロトロンのシール(真空)バルブなど、*自動
包装機のシール、 ■その他の用途として、 *乾式複写機のベルト、 *空気中の亜硫酸ガス、塩素ガス分析用ポンプのダイア
フラム(公害測定器)、 *スネークポンプライニング、 *印刷機のロール、ベルト、 *酸洗い用絞りロール、 (ニ)航空機関連では、 *ジェットエンジンバルブステムシール、*燃料供給用
ホース、ガスケットおよびO−リング *ローチーティングシャフトシール、 *油圧機器のガスケット、 *防火壁シール、 (ホ)船舶関連では、 *スクリューのプロペラシャフト船尾シール、本ディー
ゼルエンジンの吸排気用バルブステムシール、 *バタフライバルブのバルブシール、 *バタフライ弁の軸シール、 (へ)食品、医療関連では、 *プレート式熱交換器のシール、 *自動販売機の電磁弁シール、 *薬栓、 (ト)電気関連では、 *新幹線の絶縁油キャンプ、 *液封型トランスのペンチングシール、水油弁ケーブル
のジャケット、 などへの利用が挙げられる。
特許出願人  日本合成ゴム株式会社 代理人  弁理士  白 井 重 隆

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクリルゴム(II)の架橋剤と反応しないフッ素
    ゴム( I )35〜95重量部と、フッ素ゴム( I )の
    架橋剤と反応しないアクリルゴム(II)5〜65重量部
    と、( I )および(II)と共架橋しうる他のエラスト
    マー(III)5〜45重量部〔ここで、( I )+(II)
    +(III)=100重量部、かつ( I )/(III)(重
    量比)=95/5〜50/50〕に、アクリルゴム(I
    I)の架橋剤を配合し、剪断変形を与えながら反応させ
    て得られるフッ素ゴム組成物。
  2. (2)請求項1記載のゴム組成物に、フッ素ゴム( I
    )の架橋剤を配合した架橋可能なフッ素ゴム組成物。
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