JPH01294636A - 新規の高分子免疫アジュバント - Google Patents

新規の高分子免疫アジュバント

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JPH01294636A
JPH01294636A JP1005046A JP504689A JPH01294636A JP H01294636 A JPH01294636 A JP H01294636A JP 1005046 A JP1005046 A JP 1005046A JP 504689 A JP504689 A JP 504689A JP H01294636 A JPH01294636 A JP H01294636A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、免疫応答を増強するために免疫化アジュバン
トを使用するための方法及び組成物に関する。前記組成
物は、種々の脂質、ポリマー及び/又はポリペプチドを
含有する。
〔背 景〕
定義上のアジュバントは、抗原と共に同時に導入され又
は注入される物質である。アジュバントは、免疫応答を
非特異的に強化する。免疫療法アジュバントを使用する
ための主要目的は、等量の水性抗原を投与することによ
って達成されるよりも、少ない回数での量で低レベルの
抗原を使用することによって高いレベルのより永続的な
体液性又は細胞介在免疫性を達成することである。アジ
ュバントは、ワクチンの調製のために非生存性物質(生
存性微生物の代わりに)と−緒に使用される。アジュバ
ントはまた、低い又は非免疫原性腫瘍細胞又は身体中に
すでに存在し、そして天然で誘発された免疫応答により
適切に調べられない細胞内物質により感染された細胞に
対する効果的な免疫応答を高めることができる。
研究が宿主の免疫応答を担当する細胞及び分子機構をゆ
っくりと解明するにつれて、体液性及び細胞介在免疫性
の両者を調整するために必要な新規化合物を調製するた
めの挑戦がますます明らかになっている。いかにアジュ
バントが免疫応答を増強するかについての仮説が提案さ
れて来たが、いづれか特別な理論を支持し又は改良され
たアジュバントを調製するための基材として作用するこ
とができる推定上の理論的根拠を提供する実質的な証拠
は存在しない。好結果をもたらすと思われるアジュバン
トから推定される場合、新規組成物による好結果が存在
するかいづれかに関するさらに実質的な凝いが存在する
遺伝子工学の出現により、対象の抗原のエピトープを模
倣するために使用され得るいづれかのタンパク質分子を
開発するための可能性が存在する。
多くの場合、タンパク質自体は、そのようなタンパク質
を含む細胞に比べて、強い免疫応答を誘発しない、従っ
て、病原体に対して宿主を保護するために有効な中和抗
体又は細胞介在免疫性を産生ずるために、タンパク質又
は他の抗原性組成物、たとえばサツカリド又はハブテン
接合体に対する免疫応答を強化するであろうアジュバン
トを開発することに特別な興味が存在する。
〔関連文献〕
Ribi、 5tructure−Function 
Re1ationship ofBacterial 
Adjuvants+ Advances in Ca
rriers and八dへuvants  for 
 Veterinar   Biolo  ics、 
 Nervig+Gough、 Kaeberle a
nd Whetstone、 eds、、 [owaS
tate University Press+ Aw
es、 Iowa+ 1986+ 35〜49ページは
、細菌性アジュバントにおける改良を記載する。
アジュバントに関する他の文献として、Ribi星e、
 、J、Natl、Cancer In5t、 (19
75) 55 : 1253 ;Ribi、 J、Bi
ol、Res 、Mod、 (1984)  3 : 
1〜9 ;Ribi)7?、 、BCG Ce1l W
all 5keleton、 P3. MDPand 
0ther Microbial Component
s−StructuralActivities in
 Animal Models、 In : 紅u並旦
用へ ents  in  Cancer  Ther
a   、  Hersh、  Chirigos  
andMastrangelo、 eds、+ Rav
en Press、 New York+ 198L1
5ffページ; Ribi星炙、、Rev、Infec
t、Dis、 (1984)6 : 567〜572 
; Takayamaなど0、Rev、Infect、
Dis。
(1984) 6 : 439 ; Chase fl
e、 、Inf、and Immun。
(1986)53 : 71 ; Ribiなど、 、
Modulation of Humo−ral  a
nd  Cell−Madiated  Immune
  Re5ponses  by  aStructu
ally Estabished Nontoxic 
Lipid A、  In:Proc、S  re  
、on  Bactertal  Bndotoxin
s+  Tampa、  pt。
Jan、1985 ;  Immunology  a
nd  Immunopharmacologyof 
Bacterial Endotoxins、  Pl
enum PublishingInc、、 NY、 
1986.407ページHRibiなと0、Ia+s+
un。
Potentiating Activities o
f MonopbosphorylLipid  A、
  In   :  Int、S  m、on  Ia
sunolo  1cal  Ad’u−vants 
 and  Modulators  of  Non
5  ecific Re5istanceto Mi
crobial  Infections+  Co1
ua+bia、  MO,July1986、 Ale
n Li5s Inc、、 NY、 1986 HRi
bi fle、、1!nhancement  of 
 Tumor  I++nunity  @ith  
Bacterial^djuvants+  In  
:  Develo 5eent  in  Indu
strialMicrobiolo  、 Vol、2
7+ 5upp、L 198’L 19ページ;Tos
+ai星煮、 、J、Bio、Res 、Mod、  
(19B?) Na6.99;及びPh1lipR&、
 、Cancer Res、 (1985) 45 :
 128〜134を挙げることができる。
脂質及び薬物の重合に関する文献として、Ring−s
dorf、  J、Pol  s、sci、  (19
75)  Symp、  No、51. 135 ;P
rzybylski左&、 、Makromol、Ch
em、 (197B) 179:1719 ;Hira
noa&、 、Tetra、Lett、 (1979)
 10 :40 : 2263 ; Gros q 炙
、、7回m、Int、Ed、En l。
(1981) 20 : 305 ;  Kobaya
shi&a’、 、Makrornol。
Che+w、 (1983) 184 : 793 ;
 Bader星& 、 、勧且並工Makron+o1
.Chem、  (1984) 月ハ/頂■: 457
; Prattenaannfle、 、Ber、Bt
+r+ser+ es、Ph s、chera、  (
1985)影3 : 1208 ; Dorn et 
al、、  Polymeric Antitumor
Agents on a Mo1ecular and
 Ce1lular Leve+、  In:Bjoa
ctive Pol mer S stems、 An
 0vervieh+ Gebe−1ein and 
Carraher、  eds、+  Plenum 
Press+  NY+1985+  19 : 53
1  ; and Matsutaura and T
akahashi。
Makromol、Chem、Ra id Commu
n、 (1986) 7 : 369を挙げることがで
きる。
Gaubfte、 、現l虫カニしく1984) 45
 : 725〜731;Laschewsky flζ
、 、Die An ewandte Makroni
oleku−Iare Che+wie (1986)
 145/146  : 1〜11 ; FreyA重
合性及び共重合性両親媒体の物性を記載する。
また、Gorbach fi e 、、Bioor a
nicheska a Khimi a(1985) 
11 : 671〜673 も参照のこと。
〔発明の要約〕
高分子免疫活性アジュバント(該アジュバントは抗体の
免疫療法的適用又は産生に使用され得る)及びその使用
方法が提供される。その高分子アジュバントは、薬理学
的に許容できる脂質を含んで成り、ここで該アジュバン
トはポリマーと共有又は非共有結合される。高分子脂質
アジュバントは、脂質層又はコロイド状粒子の形を取る
。ポリマーは種々の方法で調製され、そしてそのポリマ
ー生成物は、免疫原とは別々に又はそれと−緒に投与さ
れる。
〔特定の態様の記載〕
免疫療法アジュバントは、コロイド状形B(たとえば小
胞)で存在することができるポリマー含有脂質層から成
る。その脂質層は、アジュバント活性成分を含む、その
アジュバント活性成分は、脂質層形成成分であり、又は
脂質層形成成分と共有結合され又は非共有結合される。
ポリマーに依存して、アジュバント活性化合物は、ポリ
マーに共有結合され又はポリマーの親水性又は疎水性部
分と非共有結合される。
細菌由来の免疫モジュレータ−(アジュバント)は、細
菌の細胞壁のポリマーマトリックス内に天然に存在する
。これらのアジュバントの単H及び脱毒素形は、多くの
それらの有益な特性を保持することが示された。しかし
ながら、細菌性アジュバントのモノマー形は、不安定で
あり、そして減じられた半減期を示す。従って、これら
のアジュバントの精製形の再重合は、いくつかの目的を
付与する:第1に、適切な環境、すなわちポリマー形に
アジュバント成分を再構成すること;第2に、(71?
±システムの物理的/化学的性質を変えるためにポリマ
ー組成物中の柔軟性を可能にすること;及び第3に、よ
り安定したアジュバントの配合物を提供すること(貯蔵
及び不l 旦±での間)。
高分子アジュバント組成物は、少なくとも3種の七ツマ
ー単位を有する少なくとも1種の重合脂質成分を含有す
るであろう、その組成物は、ラメラ形成脂質アジュバン
ト及びラメラ形成“非アジュバント”脂質のうち少なく
とも1つを含み、そしてここで″゛非アジュバント”脂
質に関しては、アジュバントが脂質に共重合又は結合さ
れて存在するであろう、“非アジュバントとは、抗原に
対する免疫応答を単独では増強しないラメラ形成脂質を
意味する。ラメラ形成とは、溶液中において又は界面で
安定した単一又は多層を形成することができる自己組織
化脂質を意味する。
高分子アジュバント系は、いくつかの目的を付与する:
まず第1に、有益な免疫応答を強化し、そして調節する
こと;第2に、宿主中への注入の前後でアジュバントの
高度のコロイド安定性及び半減期を提供すること;及び
第3に、宿主に対する毒性の副作用を引き起こすことが
できるオイルの使用を避ける調節可能なアジュバント開
放システム(貯蔵)を製造すること。
多くの場合、アジュバントは、少なくとも1種の脂質又
はペプチド及び少なくとも1種のポルオール、普通糖、
たとえばアミノ糖、たとえばムラミン酸又は三糖、たと
えばトレハロース又はグルコサミン二糖;、又はグリセ
ロール、たとえばホスファチド、ホスホイノシチドジグ
リセロールエーテル、等を含有するであろう0代表的な
アジュバントとして、モノホスホリル脂質A(MPL)
 、ジホスホリル脂質A(DPL) 、ムラミルジペプ
チド−ホスファチジルエタノールアミン(MDP−PE
) 、ムラミルトリペプチド−ホスファチジルエタノー
ルアミン(MTP−PE) 、ミコール酸(たとえば、
アラビノミコレート)、トレハロースモノミコレート、
トレハロースジミコレート(TDM)、JllitX(
LX)、又は他のアジュバント形、たとえばイソブリノ
ミン類及び植物リトスペルマン類を挙げることができる
ポリマー及びアジュバント含有組成物は、重合性モノマ
ーに共有結合された又は脂質に共有結合されたアジュバ
ントを含む、そのポリマー組成物は、ポリマー脂質と組
合されたアジュバント−脂質接合体;ポリマー又は非ポ
リマー脂質と組合されたアジュバント−(重合性モノマ
ー)オリゴマー;重合性脂質と共重合されたアジュバン
ト−(重合性七ツマ−);及び非脂質モノマーと重合さ
れたアジュバント(脂質)−(重合性モノマー)も含む
であろう0組成物のすべてにおいて、アジュバントは、
ポリマー中におけるアジュバント接合体モノマー間に有
意なスペーサーを提供するために、たとえば非共有脂質
関連を通して、柔軟で通常長い脂肪族親水性鎖及び/又
は親木性モノマーにより共重合されたアジュバント−重
合性モノマー接合体を通しての結合を通してポリマーと
柔軟に関連するであろう、従って、アジュバント又は脂
質のいづれかはモノマー又はポリマーであり、そしてア
ジュバントが親油性である場合、他の脂質は使用される
必要がない(もし、組成物を変性しないなら)。
ポリマーは、活性アジュバント成分を導入するためにい
づれか便利なオリゴマーであり得る。ポリマーは天然又
は合成のポリマー又はそれらの組合せであり得;そのポ
リマーは通常、少なくとも約3単位を有し、そして10
.000又はそれ以上の単位を有することができ、その
ポリマーのサイズは、本発明で臨界でないが、しかしむ
しろ、配合及び投与並びに生理学的許容性に容易に関連
する。そのポリマーは生物分解性又は非生物分解性であ
る。
ポリマーは、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリエ
ーテル、ポリペプチド、ポリオレフィン、ポリデセチレ
ン、特定のポリジアセチレン、ポリエン、ポリアミド、
ジスルフィド、ポリシラン及びポリシラン、ポリシアノ
化合物、又は同様のものである。ポリマー主鎖は、酸素
、硫黄、窒素、珪素、リン又は同様のものとしてそのよ
うな異種原子を含むことができる。
ポリマーは、付加重合体又は重縮合体、普通付加重合体
であり得る。存在することができる官能価は、脂肪族不
飽和−オレフィン又はアセチレン−エステル、有機及び
無機、エーテル、オキシ及びチオ、アミド、ヒドロキシ
、アミノ、ニトロ、シアノ;等を含む。ポリマーは主鎖
からの脂質側基を有する主鎖ポリマーであり、又はポリ
マーは、たとえばポリ不飽和又は同様のものを通して脂
質基の重合を包含することができる。
ポリマーの例として、アクリル酸又はメタクリル酸ポリ
マー、特にそれらの誘導体、たとえばアミド及びエステ
ル、たとえば側基、たとえばヒドロキシエチル、アミノ
プロピル、メチル、エチル、2−アミノエチル、2−ア
ンモニウムエチル又は同様のものを有するホモ−又はコ
ポリマー;ポリビニルアルコール及びそのエステル、た
とえばアセテート又は約8〜100個の炭素原子、特に
約12〜30個の炭素原子の脂肪酸;ポリジアセチレン
、特にジアセチレンが少なくとも約8〜60個の炭素原
子、より普通には約30個までの炭素原子の脂肪鎖に対
して内部に存在する場合のもの;置換ポリブタジェン又
はポリイソプレン;約2〜10個の炭素原子のグリコー
ルを用いるポリスクシネート;ポリアミド、たとえば約
2〜10個の炭素原子のジアミンを有するアジプアミド
又はポリスクシンアミド(ここで結合のための官能価を
有さないモノマーの約1〜20%が結合のための部位を
有する七ツマ−により置換され得る、たとえばマレイン
酸又はフマル酸による琥珀酸、ジヒドキシアセトンによ
るプロピレングリコール、2−カルボキシメチルブタジ
ェンによるイソプレン)、ポリジスルフィド(該スルフ
ヒドリル成分は脂肪鎖又は極性基に結合されている)、
等を挙げることができる。
安定したコロイド状構造への高分子アジュバントの自己
構成は、重合性小分子(コモノマー、通常親水性)との
アジュバントの共重合をさらに必要とする。共重合は、
アジュバント分子間の空間がコモノマー0モル%を変え
ることによっていづれか一定のポリマー鎖にそって調節
されることを可能にする。方向づけされた単層、多層及
び小胞がこのアプローチにより調製されて来た(Las
che−wsky+ A 、’((11、M ; Fr
ey+ ’A、A e 0% M)。
重合可能な親水性コモノマーが、親水性アジュバント、
たとえば重合性基(たとえばアクリル、メタクリル、2
−ヒドロキシエチル−アクリレート、等)により誘導体
化されたMDP又はMTPを含むことが所望される。相
溶性重合性基を担持する親油性アジュバントによる親水
性アジュバントの共重合は、ポリマー主鎖により安定化
され、そしてコロイド状構造に自己集合できる混合され
た高分子アジュバントの形成を提供する。他方、混合さ
れたアジュバント系は同じポリマー主鎖上で共重合され
た種々の親油性アジュバントから単になり(ヘテロポリ
マー)、又はそれぞれの重合性アジュバントは個々に重
合され(ホモポリマー)、そして次に一緒に混合される
ポリマーは、100モノマー単位当り少なくとも8個の
炭素原子の少なくとも1つの脂肪鎖の割合で存在する脂
質又は疎水性基を有し、そしてモノマー単位当り複数の
疎水性鎖が存在することができる。脂質基の数は、安定
したコロイド状粒子(脂質層、たとえば適切な場合、小
胞)を提供するために選択されるであろう。
活性アジュバント体は、直接的又は結合基を通してポリ
マー主鎖上に存在する官能基に共有結合されるようにポ
リマーの一部として存在することができ、又は脂質層に
おけるポリマーの疎水性基と非共有的に関係され得る。
ポリマー主鎖へのアジュバントの共有結合のためには、
便利な官能基を有さないモノマーが、適切な割合でポリ
マーにアジュバントを結合するための官能基を導入する
ために化学的に変性され得る。
アジュバント分子への重合性基の導入は、アジュバント
の有益な特性を不安定にすることなしにアジュバントを
化学的に変性することを含む。重合性成分は、アジュバ
ント上の種々の位置での官能基への共有結合を通して導
入される。これは、メルカプタンとのカップリングのた
めのオレフィン基、エステル及びエーテルを形成するた
めのヒドロキシル基、アミドを提供するためのアミノ基
又はたとえば還元的アミノ化条件下でのアルデヒドによ
るアルキル化を提供する種々の方法で達成され得る。通
常、結合部位は、糖のヒドロキシル基であり、又は糖又
は側鎖のアミノ基を通してであろう、アジュバントから
重合性基を分離し、そしてポリマー鎖中に柔軟性を付与
するためには、スペーサー基が使用され得る。スペーサ
ーは重合過程を促進し、そしてアジュバントがポリマー
主鎖から妨害を伴わないで適切な関係で機能することを
可能にする。アジュバントの化学的構造、重合性基のタ
イプ、対象のポリマー構造及びポリマー主鎖がアジュバ
ントの性質に対して有することができる効果に依存して
、アジュバント上の種々の位置でスペーサー及び重合性
基を結合することがしばしば所望される。
結合基は、ポリマーを主鎖へのアジュバントの結合を可
能にするいづれかの三官能基であり得る。
ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、カルボキシル、チオ
ール、ホスホロイル又は同様のもののような官能価を含
む結合基が特に興味の対象であろう。
結合基は通常、少なくとも1個の炭素原子、より普通に
は少なくとも2個の炭素原子を有し、そして100個又
はそれ以上の炭素原子を有することもできる、普通その
鎖は、20個又はそれ以下、好ましくは12個又はそれ
以下の炭素原であろう。
結合基は、脂肪族、脂環式、芳香族又は複素環式、又は
それらの組合せであり得る。結合基は、脂肪族飽和又は
不飽和であり、普通約2個以下の不飽和部位を有し、そ
して疎水性又は親水性であり得る。結合基の例として、
ヒドロキシアミン、たとえばエタノールアミン、サツカ
リド、たとえばグルコース、フルクトース、リポース、
等、エチレン又はポリエチレングリコール(オキシド)
又はそれらの類似体、たとえばモノ−又はポリプロピレ
ングリコール、アルキルジアミン、たとえばプロピレン
ジアミン又は1.6−ジアミツヘキサン、ジカルボン酸
、たとえばマレイン酸、フマル酸、琥珀酸、アジピン酸
、スペリン酸、等、ヒドロキシ又はアミノ酸、又はペプ
チド、たとえばグリコール酸、6−アミノヘキサン酸、
ジー又はトリグリシン、システィン、等、又は同様のも
のを挙げることができる。
アジュバントモノマーは、脂質成分を有することができ
るし、又は有さないこともできる。非脂質アジュバント
は、両親媒体分子を従供するために脂質に化学的に結合
され得る。脂質分子は、種々の親水性モノマー、特に付
加重合性モノマーに接合され得る。
重合性脂質に結合され得る親水性アジュバントモノマー
の例として、種々のムラミルジペプチド(たとえばN−
アセチルムラミル−L−トレオニルーD−イソグルタミ
ン又はN−アセチルムラミル−し−アラニル−D−イソ
グルタミン)を挙げることができる0重合性成分により
誘導体化された親水性アジュバントモノマー〔たとえば
Nl −(N−アセチルムラミル−L−アラニル−〇−
イソグルタミニル)−N&−アクリロイルへキサメチレ
ンジアミン、又はN’ −(N−アセチルムラミル−L
−アラニル−D−イソグルタミンル)−N−)リグリシ
ルアクリルアミド)は、非重合性脂質に結合され得る。
重合性成分により変性された親油性アジュバントの例と
して、脂質A誘導体、たとえばテトラエチレングリコー
ルアクリレート−エーテル−06−モノホスホリル脂質
A1及びトレハロースジミコレート誘導体、たとえばビ
ニルエーテル−テトラエチレングリコールエーテル−ト
レハロースジミコレートを挙げることができる。
重合性脂質上ツマ−の例として、ステアリルアクリレー
ト、ヘキサデシルアクリレート2 、3−ビス(ヘキサ
デカノイルオキシ)プロピル−9−メタクリロイル−3
,6,9−トリオキサノノイルジメタアンモニウムヨー
ジド、12−メタクロイル−3,6,9,12−テトラ
オキサドデシル3−(N、N−ジオクタデシルカルバモ
イル)プロピオネート、ナトリウム2.3−ビス(ヘキ
サデシルオキシ)プロピル−12−メタクロイル−3゜
6.9.12−テトラオキサデシルホスフェート、ジオ
クタデカジェノイル−ビス(ジヒドロキシエチル)ジメ
チルアンモニウムプロミド、又は同様のものを挙げるこ
とができる(関連文献を参照のこと)。
界面活性剤を含み、そしてラメラ、より特定には小胞を
形成することができるポリマーが、特に興味の対象であ
る。小胞は小さくても又は大きくてもよく、−船釣には
約200人〜100μの直径を有し、そして単層ラメラ
又は多層ラメラであることができ、又は単一又は多数の
チャンバーであり得る。他方、親油性ポリマーは、ミセ
ル、管、螺旋、平面及び線状又は繊維構造の形で層とし
て調製され得る。
界面活性基はホスファチドであり、ここで少なくとも1
種の脂質鎖が少なくとも8個の炭素原子、普通には少な
くとも約12個の炭素原子及び約100個よりも多くな
い炭素原子、より普通には約36個よりも多くない炭素
原子を有するであろう。
その界面活性剤は、ホスファチド、ホスファチジル糖、
エタノールアミン、コリン、イノシトール、グリセロー
ル、アルキルアミン、等を含むことができる。その界面
活性剤は、脂肪酸、アミン、エーテル、エステル、アル
コール、カルシオリピン、脂質−ヌクレオチド、ガング
リオシド、セレブロシド、ハロゲン化鎖、特に、原子番
号9〜80、より特定には9〜35のハロゲン、糖脂質
、リポタンパク質、ミコレート、テトラアルキルアミン
、原始タイプ(archeo−type)の脂質(二重
類の)、リポ多糖、又は同様のものであることができ、
ここで脂質成分は、少なくとも8個の炭素原子及び普通
約100個よりも多くない炭素原子、より普通には約3
6個よりも多くない炭素原子のものであり、第1に、必
要性によりむしろ便利さから、脂質はこの炭素数の範囲
で容易に利用できる。普通、脂質基を担持する少なくと
も約1%のポリマー単位が存在し、より普通には、少な
くとも約5%及び−船釣には約10〜100%のポリマ
ー単位が脂質基を担持するであろう、脂質アジュバント
は、少なくとも約0.01重量%、より普通には少なく
とも約1重置%で存在し、そして脂質組成物の90重量
%はどであり、普通約50重量%よりも高くなく、より
普通には約25重量%よりも高くない。
ポリマー形成脂質は、Elbertq?、 、J、Am
、Chem。
と虹(1985)工: 4134〜4141、及び前に
引用された他の文献、たとえばFrey星&、 、La
schewsky星炙0、及びBader fl 煮、
 、に見出され、ここでグリセロール又は他のポリオー
ルの脂肪酸エステルが親水性結合基又はスペーサーを通
して重合性親水性成分に結合されている。この同じアプ
ローチが、アジュバントとポリマーとの非共有結合のた
めに重合性脂質モノマーと親油性アジュバントとを組合
すことによって本発明において行なわれ得る。他方、ア
ジュバントは、親水性リンカ−を通して、アクリル基又
は他の重合性基により変性され、そして次にポリマー及
び脂質層に共有的に導入され得る。他のポリマー、たと
えばポリジアセチレンも使用され得る(たとえば、19
86年11月20日に提出された同時継続出願第933
.034号を参照のこと)。
酵素的な重縮合方法、たとえばMatsumara a
ndTakahashi、 Makromol、Che
n+、Ra id Comn+un、 (1986)7
 :  369〜373が使用され得る。脂質側基を有
するヒドロキシ酸が、12−ヒドロキシオクタデカン酸
、12−ヒドロキシ−之スー9−オクタデカン酸、16
−ヒトロキシヘキサデカン酸及び12−ヒドロキシドデ
カン酸のような酸を用いて重合され得る。その反応を触
媒する酵素が左l乏lルゴサ((:andida■L且
)から得られ、そしてSigma Chemical 
Co、、 St、Louis、 MOから市販されてい
る。その得られたオリゴマーは小胞を形成するためにア
ジュバントと共に混合され、又はアジュバントが、活性
化剤、たとえばカルボジイミド、たとえばジシクロへキ
シルカルボジイミド又はカルボニルジイミダゾールを用
いて、オリゴマーの遊離カルボキシル基に利用できるヒ
ドロキシル基を通して結合され得る。また、水中−油エ
マルジョンも使用され得る。モノマーであるヒドロキシ
酸がまた、酵素的な重合の前、アジュバントに結合され
得る。
人工的なポリマー(Bonteなど、 、Biochi
m。
Bio h s、Acta (1987) 900 :
 1〜9 )から得られる毒性の副作用の危険性を減じ
るために、ポリマー−アジュバントの主鎖のための主成
分として生物分解性ポリマーを使用することが所望され
る。
1つの例の生物分解性ポリマーアジュバントが、アジュ
バント中に少なくとも2種のスルフヒドリル成分を導入
することによって調製される。弱い酸化に基づいて、ス
ルヒドリル基が、アジュバント及び/又は重合性“フィ
ラー”脂質を線状又は平面ポリマー中に架橋する分子間
ジスルフィド橋を形成する。スルフヒドリル結合のリン
脂質を調製するためのアプローチが報告されている(B
onte。
星点、; Weber、星点、)。
重合された界面活性剤層を調製することにおいては、た
とえば重合性界面活性剤が、便利な揮発性溶媒、たとえ
ば非極性溶媒中に単独で溶解され、又はアジュバントと
一緒にその溶媒中に溶解される。溶媒の例として、クロ
ロホルム、ヘキサン、イソプロピルエーテル、メチレン
ジクロリド、ベンゼン、ケトン、等を挙げることができ
る。モノマー界面活性剤又はアジュバントの性質に依存
して、個々の溶媒又は組合せが使用され得る。特定のモ
ノマーを溶解する必要がある場合、少量の有機性親水性
溶媒(たとえば、メタノール、エタノール、ジブチルス
ルホキシド、等)が使用され得る、モノマー界面活性剤
の濃度は一般的に、約0.01〜50、より普通には約
0.5〜10■/dであろう。
重合性官能基の性質に依存して、モノマー界面活性剤は
重合され得る。重合は、脂質が水溶液中に懸濁され、有
機溶媒中に溶解され又はペースト形に乾燥せしめられる
ことにより達成される0層におけるアジュバントの移動
度についての所望性に依存して、重合は、アシル鎖の固
定性を提供するために、脂質の遷移溶融温度以下で行な
われ得る。ポリ°マーは3個の単位を有すことかできる
し、又は10’又はそれ以上の単位を有すこともできる
0重合は、たとえば300n+s以下、普通約230〜
275n+*の範囲での短い波長の紫外線、X線、電子
線、遊離基、レドックス物質又は他の便利な開始剤を用
いることによって達成され得る0重合のための時間(た
とえば照射は少なくとも約1分であろう)は、普通数日
以下、時々約6時間以下、より普通には約90分以下で
あろう。
親油性ポリマー及びアジュバントは、特に小胞としてア
ジュバント組成物を形成するために他の脂質と共に混合
され得る。これらの脂質は、親油性頷、普通約8〜10
0個又はそれ以上の炭素原子の脂肪鎖に結合された極性
又は荷電された末端を含んで成る界面活性剤であろう、
これらの充填界面活性剤はモノマー又はポリマーである
ことができる。アジュバント及び界面活性剤がポリマー
である場合、それらは同じ又は異なったポリマー鎖に結
合され得る。モノマー脂質は次のものを包含することが
できる:ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチ
ジルコリン、ホスファチジリノシトール、ホスファチジ
ルグリセロール及び七ノー又はジメチルホスファチジル
エタノールアミン、m肪d、アミン、エーテル、エステ
ル、アルコール、カルシオリピン、ガングリオシド、脂
質ヌクレオチド(Ribi星煮0星点匹国畦■■(19
B?)筺ニア974〜7976) 、セレブロシド、ハ
ロゲン化鎖、糖脂質、リポタンパク質、ミコレート、テ
トラアルキルアミン、原始タイプの脂質、ステロイド、
たとえばコレステロール、及びいづれか他の天然に存在
する合成界面活性剤又はそれらの組合せ、脂質は天然源
、たとえは植物、細菌、等からの組成物であり得る。
多くの場合、アジュバント、アジュバント含有ポリマー
又は充填界面活性剤含有ポリマーのいづれかに結合され
る対象物を有することが所望される。これらの添加物は
、ポリマー生成物、たとえばリポソームの容易な単離、
特定の細胞型又は部位への磯釣、他のポリマーへのその
ポリマーの結合、他の物体との複合体の形成又は同様の
ものに関与され得る。従って、いづれかのリガンドがポ
リマーに結合され得、ここで前記リガンドはヌクレオチ
ド、オリゴヌクレオチド、ペプチド、酵素、毒素、ホス
フェート、サツカリド、フタロシアニン、薬物(モノマ
ー又はポリマー)、アミノ酸、発色団、天然のりガント
、たとえばビオチン、レクチン、二官能価試薬、エフェ
クター分子、糖、抗原、色素、クラウンエーテル、シラ
ン、ステロイド、ハブテン、放射性ラベルされた成分、
キレート剤又は同様のものを含むことができる。
このシステムは、アジュバント活性を提供しながら、個
々の機能を付与することができる種々の成分と一緒に導
びくことにおける高い柔軟性を可能にする。従って、オ
リゴヌクレオチドが使用される得、次にこれは特異的に
大きな核酸ポリマーと共に特異的且つ非共有的に複合体
化され得る。
この態様においては、同じか又は異なる側鎖を提供する
ために大きなポリマーに非共有的に結合され得るモノマ
ー単位が調製され得る。濃度、粒子サイズ、リポソーム
の数、等をモニターするために使用され得る発色団が含
まれる。リガンド、たとえばビオチンが使用され得、そ
してこれは、アビジン又はストレプトアビジン(″アビ
ジン)に結合するために、多重基を集めるために、分離
するために又は同様のことのために使用され得る。
種々の混合物を使用することによって、多くのアジュバ
ントの性質を変性することができる。アジュバント又は
アジュバントポリマーを単独で又は充填界面活性剤と一
緒に使用することによって、形態を調節し、そして天然
の生物学的細胞壁をより密接にまねることができる。さ
らに、小胞を調製することによって、細胞増殖を刺激し
又は妨げるために作用することができる薬物をその小胞
内に包封することができる。たとえば、抑制剤によりT
−細胞型を抑制しながら、マイトジェンによりB−細胞
の増殖を刺激することに興味がある。
分裂できる結合(ここで該結合は生理学的条件、たとえ
ば酵素による加水分解下で分裂される)を用いることに
よって、アジュバントポリマー又は高分子充填界面活性
剤と共に種々の化合物、たとえば薬物又は前薬物を担持
することができる。これらの薬物は、B−細胞に対立す
るものとしてT−細胞を選択的に阻害するように作用す
ることができる。さらに、薬物は、生理学的に分裂でき
る結合を通してモノマーに結合することによってポリマ
ー中に含まれ得る。
組合せ療法、たとえば免疫療法−化学療法を使用するこ
とが必要である。ポリマー−アジュバントシステムは、
化学療法用薬物を含むように機能的に変性され得る。他
方、薬物はポリマー−アジュバント小胞内に包封され得
る。リポソームによる包封は、いくつかの化学療法用物
質の毒性を減じることが示された。薬物は、モノマーも
しくは高分子充填界面活性剤、又はアジュバントと共有
的に又は非共有的に会合され得る。アジュバントに対す
る化学療法用薬物のモル比は、ポリマー主鎖又はモノマ
ー界面活性剤上の所望する位置での特定の官能基の化学
的導入により調節され得る。
その化学療法用薬物はまた、ポリマー主鎖中に直接的に
導入され得る。たとえば、Mo1z、 Ph、D。
Dissertation、 Mainz、 West
 Germany (1982)に記載されているよう
にして調製されたメタクリルアランノマイシンは、メタ
クリル含有アジュバントと共に共重合され得又は充填界
面活性剤と共に共重合され得る。それぞれの形状が、ア
ジュバント及び化学療法用薬物の両者のゆっくりした持
効性を提供する。
もう1つのアプローチは、高分子アジュバントシステム
と化学療法用薬物との非共有的会合を包含する。たとえ
ばカルシオリピンと会合することが知られているアドリ
アマイシン(Goormaghtigh星炙0、Bio
chemisLr  (19B?) 26: 1789
〜1794 )は、カルシオリピンを含む高分子アジュ
バントリポソームと共に複合体化され得る。
高分子アジュバントシステムの物理的な状態は、適切な
アシルt1m成及び形状を有する界面活性剤(重合性又
は非重合性)を選択することによって調節され得る。た
とえばブタジェン、メタクリロイル及びスルフヒドリル
−結合性脂質は重合され得、そして液体状態で安定して
存続し、ところがジアセチレン性脂質は重合のために結
晶化度を必要とする。脂質相状態は、抗−脂質抗体の結
合のために臨界であることが示された( Rauch 
’l e、、J、Biol、Chem、 (1986)
 261 : 9672〜9677 ) 、種々のアジ
ュバント又は充填界面活性剤組成物の側相分離は、ある
状況下で所望され得る。共存する固体−液体又はモノマ
ー−ポリマー相は、宿主中へのアジュバントの正しい輸
送を調節する役割を果すことができる。さらに、脂質の
コロイド状凝集体の寸法及び形態(たとえば、管状、ら
せん状、線状、6角形相、単一又は多重ラメラ、等)は
、脂質組成物を変えることによって調整され得る。
組成物の性質に依存して、本発明の組成物は、種々の方
法で調製され得る。小胞は、従来の技法に従って調製さ
れ得、その技法とは、適切な水性媒体中にアジュバント
ポリマーを単独で又は充填界面活性剤と共に混合し、リ
ポソーム又は他のコロイド状凝集体を形成するのに十分
な時間、撹拌、たとえば音波処理又はゆっくりした膨潤
に前記媒体をゆだね、次にその媒体を除去することから
成る。リポソームを調製するための技法に関しては、た
とえばアメリカ特許第4.311.712号;第4,3
10,506号;第4.302,549号;第4,26
1,975号;第4,241.046号;第4.235
,871号;及び第4.299,360号を参照のこと
。管又は他の構造的な物体を形成するためには、198
6年11月20日に提出された同時継続出願第933,
034号;及びRibi)7&、 、Biochemi
stry(1987)lllt : 7974〜797
6を参照のこと。単一、ニー又はそれ以上の層を形成す
るためには、たとえばSugi+ J、Mo1.Ble
ctronics (1985) 113〜17 ; 
Baadern1L0、Adv、in Pol mar
 Sci、 (1985) LU: 1を参照のこと。
本発明のアジュバントは、アジュバントを使用するため
の従来の技法に従って、生理学的に許容される媒体中に
おいて免疫原と共に混合され得る。
媒体として、水、リン酸緩衝溶液、水性エタノール、ジ
メチルスルホキシド、他の緩衝液(組成物の溶解を助け
ることができる微量のトリエチルアミン又は他の分子を
含むことができる)を挙げることができる。−船釣に、
免疫原は、約0.01〜〜11000a、より普通には
約5n〜100#1rで存在するであろう、アジュバン
トは、免疫原に基づいて約0、1〜100モル、より普
通には約1〜10モル比で存在するであろう。
高分子アジュバントシステムは、従来のアジュバント輸
送システムへの使用に従う0本発明は好ましくは、オイ
ルなしに使用されるが、ある場合、オイルの使用が許容
され得る。たとえば、ボリマー−アジュバントは、水中
油エマルジョン中においてスクアランオイルと共に混合
され、そして宿主中に注射により投与され得る。他方、
オイルの使用を完全に排除することが有益である。
免疫原をアジュバントと共に混合するよりもむしろ、免
疫原はアジュバントと共有又は非共有的に反応せしめら
れ得る。小胞又は脂質層に結合される免疫原のための受
容体を有することによって、免疫原は非共有的に結合さ
れるようになる。他方、前で記載されたように、架橋剤
が、層中の脂質単位に免疫原を結合するために使用され
得る。免疫原が、調製の間、媒体中に含まれる場合、そ
れはその内部に及び免疫原に依存して捕獲され得、又は
小胞の表面で暴露され得る。
その得られた配合物は、1回の投与で又は約3日〜1カ
月又はそれ以上の間隔で複数回の投与で投与され得る。
その投与は、腸管外、局所(皮下バッチの助けによる)
、皮下、腹膜下、血管内、経口(吸入による)又は同様
の手段によることができる。特定の投与方法は、本発明
において臨界ではない。
広範囲の高分子アジュバント配合物及び種々の調製及び
重合手段が、目的及び機能における多くの多様性を提供
する。高分子アジュバントシステムのいくつかの形状は
次の通りである:■)重合性成分により誘導体化された
親油性アジュバント(天然に存在する、化学的に変性さ
れた、半合成の又は完全に合成の)が安定したラメラを
形成するためにモノマー界面活性剤と共に混合され;■
)重合性親油性アジュバントが、親油性界面活性剤と共
重合され: III) 親油性アジュバントのポリマー
が親油性界面活性剤のポリ7マーと混合され;■)重合
性親油性アジュバントが重合性親水性アジュバントと共
重合されiV)モノマー性非重合性親油性アジュバント
がポリマー界面活性剤と共に混合され;■)種々の組合
せの親油性ポリマーアジュバントが単独で又は従来の水
中油エマルジョンシステムと共にモノマーアジュバント
と一緒に混合され(関連文献を参照のこと);そしてそ
れらの種々の組合せ、特定のシステムの重合は、ラメラ
状態、すなわち非品性ガラス状態において脂質により又
は有機溶媒に溶解されたモノマーにより行なわれ得る。
前記のような重合は、多くの方法により開始され得る。
充填剤として作用することができる広範囲の重合性界面
活性剤が報告されている( Bader、 H,1式を
二3=:0、Advances in Polymer
Membranes+  Pol  IIer  Me
mbranes+  64(1985)(Gordon
M、ed、) Springer Verlag+ N
ew York : Fendler+5cience
 (1984) 223 : 88B ) 、それぞれ
の場合、アジュバントは、コロイド状の安定した重合ア
センブリー中に、導入される0重合されたアジュバント
システムは、悪性又は感染疾病の処理のために非特異的
又は特異的免疫療法を通して単独で又は抗原(ウィルス
、細菌、腫瘍又は同様のもの)と共に使用され得る。
次の例は、例示的であって、限定するものではない。
1二」暖 塩化メタクロイル(1,OXl0−”モル)を含む溶液
及び乾燥ジオキサン(30d)を、テトラエチレングリ
コール(2,OXl0−”モル)、ジイソプロピルアミ
ン(1,0X10−”モル)及び乾燥ジオキサン(30
d)を含む溶液10°Cで撹拌しながら滴下する。30
分後、その反応を23°Cに暖め、そして40分間撹拌
する。溶媒を真空除去し、残留物をジエチルエーテル中
に再懸濁し、二重ガラス蒸留水により2度抽出し、そし
て次に有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥せしめる。溶
媒を真空除去し、そして次に生成物、メタクリロイルテ
トラエチレングリコールを逆相カラムクロマトグラフィ
ーにより精製する。
乾燥ジオキサン(20d)及びトリエチルアミン(5X
10−’モル)中において40°Cで撹拌しながらメタ
クリロイルテトラエチレングリコール(5×10−″モ
ル)を、無水琥珀酸(5X10−’モル)によりスクシ
ニル化する。溶媒を真空除去し、そして生成物、すなわ
ち12−メタクリロイル−3゜6.9.12−テトラオ
キサデシル−スクシネート(MTS)を直接的に使用し
、又は逆相カラムクロマトグラフィーによりさらに精製
する。その生成物を、Liquid 5econdar
y Mass Spectrometry(LSIMS
) 、 H’ −NMR及びIRにより特徴づける。
MTS(42■、  1.2X10−’モル)を、ジオ
キサン(2m)中に溶解する。ジシクロへキシルカルボ
ジイミド(36■、  1.7X10−’モル)の添加
の後、その溶液を40℃で10分間撹拌し、そして次に
23℃で1時間静置する。ジシクロヘキシル尿素の沈殿
物をガラスウールを通しての濾過により除去し、そして
その濾液を、次の文献(Ribi痰、2.、農μmLh
す則、[ma竪岨随μIL(1982)月し91〜96
;口ureshi  ft e、、J、Biol、Ch
e+w、(19B2)257 : 11B08〜118
15 ; Ribi星&、  、Rev、Infect
、Dis、  (1984)6:567〜572〕に記
載されているようにして調製されたモノホスホリル脂f
A(100■、約5.82x10−’−1−ル) 、)
リエチルアミン(o、016I11)及ヒシクロロメタ
ン(2d)を含む溶液に添加する。
23°Cで8時間撹拌した後、溶媒の半分を真空除去し
、そして残る混合物を、クロロホルム:メタノール:水
:水酸化アンモニウムグラジェントを用いて液体カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル)により分別する。溶
媒を真空除去し、そしてその生成物、すなわち12−メ
タクリロイル−3゜6.9.12−テトラオキサデシル
−スクシニル−〇”−モ/ホスホリル脂質Aを、LSI
MS、 H’ −NMR及びIRにより特徴づける。
N−アセチルムラミル−L−アーニルーD−イソt7.
: 1、−BOC−アミノカプロン酸く93■、 4.0X
10−’モル)  (Moroder星&、 、Ho 
 e−3e ler’s Z、Ph −5io1.Ch
em、 (1976) 1651〜1653に記載のよ
うにして調製された)及びジシクロへキシルカルボジイ
ミド(167■、  8.lX10−’モル)を、乾燥
ジクロロメタン3. O、d中で混合し、そして室温で
40分間撹拌する。ジシクロヘキシル尿素の沈殿物をガ
ラスウールを通して濾過により除去し、そしてその濾液
を、乾燥ジクロロメタン1−及び乾燥ピリジン1501
11中、ジ(10、12−ノナコサシイノイル)−ホス
ファチジルエタノールアミン104■(1,0X10−
4モル)に添加する。その混合物を2時間撹拌し、そし
て次にシリカゲルのカラムに適用する。
そのカラムをクロロホルム:アセトン(1:lv/v)
により洗浄し、そして低圧力(10psi)下でクロロ
ホルム:メタノールにより溶出する。溶媒を真空除去し
、t−noc−アミノカプロイル−DNDPE 85■
を得る。赤外スペクトル(にBrペレット):1660
cm−’ (カルボニル)及び3400C1l−’ (
アミド)でバンド。
アミノ保護基を、33%のトリフルオロ酢酸及び67%
のジクロロメタン(5ad)の溶液中において25°C
で1〜3時間撹拌することによってt−BOC−アミノ
カプロイル−DNDPE 85■から除去する。溶媒を
真空除去し、そしてその残留物をシリカゲルカラム上で
分別し、アミノカプロイル−DNDPE 60■を得る
。ホスホリパーゼA!による消化は、リゾリン脂質への
転換により損なわれていないリン脂質を示す、赤外線ス
ペクトル(KBrペレット):3350及び3210c
m−’ (アミン)でのバンド。
S c h w a r t zta a n星ζ、、
Pre arative Bioche+m1str(
1980)刊(3) : 255〜267に記載されて
いるようにして調製されたN−アセチルムラミル−L−
アラニル−D−イソグルタミン(50■、 I Xl0
−’モル)及びジシクロへキシルカルボジイミド(31
■。
1、5 Xl0−’モル)を、1.5 adのジオキサ
ン:ジシクロメタン中に混合し、23℃で10分間撹拌
し、そして次に1時間静置する。ジシクロヘキシル尿素
の沈殿物を、ガラスウールを通して濾過により除去して
、そしてその溶液を、アミノカプロイル−DNDPE(
5BM 、 5 Xl0−’モル) 、I−IJ エチ
ルアミン(6X10−’モル)及び1.5 aeのジオ
キサン:ジクロロメタンを含む溶液に添加する。6時間
後、その反応混合物を、低圧下(10psi)下でクロ
ロホルム:メタノールグラジェントを用いて液体カラム
クロマトグラフィーにより精製する。溶媒を真空除去し
、そして生成物、すなわちMDP−アミノカプロイル−
0NDPII!をホスホリパーゼA、消化し、LSIM
S、 H’ −NMR及びIRにより特徴づける。
MTS(0,1mモル)、エチルクロロホルメート(0
,11mモル)及びトリエチルアミン(0,11mモル
)を、乾燥ジオキサン(2,5ml>と共に混合し、そ
して23°Cで撹拌する。1.5時間後、その混合物を
、Toubiana星&、 、Carbohdr、Re
s、(1975) 44:308;^zu+waR,、
J、Natl Cancer In5t、 (1974
)52 : 95〜101 ;及びProw+6* (
!’、、1quy、JJioches。
(1976) 63 : 543に記載のようにして調
製されたTDM(0,1mモル)及び乾燥ジクロロメタ
ン(10m)の撹拌溶液に滴下する。24時間後、溶媒
を真空除去し、そしてその生成物を、溶離液としてクロ
ロホルム:メタノール:水グラジェントを用いて液体カ
ラムクロマトグラフィーにより分離する。薄層クロマト
グラフィーにより単一のスポットのみを含む両分を真空
乾燥せしめ、そしてLSIMS 、 H’ −NMR及
びIRにより特徴づける。
モノーMTS置換TDM、すなわちモノ(12−メタク
リロイル−3,6,9,12−テトラオキサデシルスク
シニル)−トレハロースジミコレート(MTS −TD
M)を、下記の重合アジエベントシステムのために使用
する。
れたアジュバン  ム 星金隻土:MDP−アミノカプロイル−〇NDPI!(
0,01mモル)及びL−α−ジステアロイル−ホスフ
ァチジルコリン(0,03mモル)を含む重合された小
胞を、Ruby翫ζ 、An rew、che蒙、In
t、t!d。
fi!LLLL(1980)43 : 938 ; J
ohnston星e、、Biochem。
Bioh  s Acta (1980) F)jQ 
: 57 ;及びL o pe z虹、、L」見J1犯
Lシしよ(1982) 104 : 305に記載され
た方法(変法)により調製する。脂質をクロロホルム:
メタノール(10d 、 3 : 1 v/v)中に溶
解し、そして回転蒸発により丸底フラスコ(50m)の
底上に薄いフィルムとして乾燥せしめる。その脂質をさ
らに1時間真空乾燥せしめる。水又は緩衝液(たとえば
、リン酸緩衝溶液)を添加し、脂if/水の最終濃度を
5〜10■/dにする。脂質の転移温度よりも高い温度
(〉50℃)に1〜2時間フラスコをゆっ(りと暖め、
次に溶液をゆっくりと撹拌し、そして次に脂質の転移温
度以下の温度(20″C以下)に下げることによって、
小胞を形成する0重合を記載のようにして行なう(参考
文献を参照のこと)、小胞を、電子顕微鏡、光の散乱及
び分光分析により特徴づける。抗体形成の増強のために
(生物学的アッセイを参照のこと)、抗原(上記調製さ
れたポリマーの合計重量に対して1.5重量部の抗原)
を、重合の前、1つの実験において添加し、そして重合
の後、もう1つの実験においてそれを添加する。
■金立工工 共重合されたポリMTS −MPL (モノマーに基づ
いて0.01mモル)、ポリMTS −TDM (モノ
マーに基づいて0.01mモル) 、Elbert星?
、 、(1985)により記載されているようにして調
製されたポリナトリウム2.3−ビス(ヘキサデシルオ
キシ)−プロピル−12−メタクリロイル−3,6,9
,12−テトラオキサデシルホスフェート(モノマーに
基づいて0.05mモル)及びポリ−2−ヒドロキシア
クリレート(0,15〜0.3mモル)を含む重合され
た小胞を、ElbertR,(1985)前記;及びL
asche−wskづK e 、 (1986) MR
Lに記載される方法(変法)により調製する。脂質及び
2−ヒドロキシアクリレートを、暖め、そして音波処理
することによってトルエン中に溶解する(10■/dの
最終濃度)。
2.2′−アゾイソブチロニトリルを添加しく0.01
〜0.2ng/dの最終濃度)、その混合物を窒素によ
りフラッシュし、そして次に重合を60°Cで20時間
行なう、ポリマーをメタノール:アセトンにより沈殿せ
しめ、メタノール:アセトンによりすすぎ、そして次に
リポソームを、水又は緩衝液の添加(1〜5■/ me
の最終濃度)及び60°Cで0.5時間の超音波処理に
より調製する。重合された小胞を、電子顕微鏡、光の散
乱及び分光分析により特徴づける。抗体形成の増強のた
めに(生物学的アッセイを参照のこと)、抗原(上記調
製されたアジュバント成分の合計重量に対して1.5重
量部の抗原)を、音波処理の前、1つの実験において直
接添加し、そして音波処理の後、もう1つの実験におい
てそれを添加する。
■金ll上 ポリMDP−アミノカプロイル−〇NDPE (モノマ
ーに基づいて0.01mモル、配合物Iに記載のように
して純粋なMDP−アミノカプロイル−〇NDPHの重
合された小胞から調製された)、ポリMTS −TDM
 (モノマーに基づいて0.01mモル、配合物■に記
載のようにして調製された)、ポリ−2,3−ビス(ヘ
キサデシルオキシ)プロピル−12−メタクリロイル−
3,6,9,12−テトラオキサデシルスクシネート〔
モノマーに基づいて0.05mモル、EIbert星煮
、 (星点85)により記載されているようにして調製
された〕及びポリMTS −MP直モノマーに基づいて
0.01mモル、配合物■に記載のようにして調製され
た)から成る沈殿されたポリマーを、油状粉末に徐々に
粉砕する。リポ゛ノームを、水又は緩衝液の添加(1〜
5■/I11の最終濃度)及び60℃で1時間の超音波
処理により調製する。
小胞を、電子顕微鏡、光の散乱及び分光分析により特徴
づける。抗体形成の増強のために(生物学的アッセイを
参照のこと)、抗原(上記調製されたアジュバント成分
の合計重量に対して1.5重量部の抗原)を、小胞形成
の前、1つの実験において直接添加し、そして小胞形成
の後、第2の実験においてそれを添加する。
父金隻■土 重合されたポリMTS −MPL (モノマーに基づい
て0.01mモル)、ポリMTS −TDM (モノマ
ーに基づいて0.01mモル)、ポリN’ −(N−ア
セチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル
)−N&−アクリロイルへキサメチレンジアミン〔七ツ
マ−に基づいて0.01mモル、Kohorlin a
ndAbashev、 Bioorg、Khim、(1
984) 10 (8) : 1119〜1126に記
載されているようにして調製された〕及びアクリルアミ
ド(モノマーに基づいて0.1〜0.5mモル)を含む
重合された小胞を、配合物■におけるようにして調製す
る。抗体形成の増強のために(生物学的アッセイを参照
のこと)、抗原(上記調製されたアジュバント成分の合
計重量に対して1.5重量部の抗原)を、小胞形成の前
、1つの実験において直接的にポリマーの混合物に添加
し、そして小胞形成の後、もう1つの実験においてそれ
を前記混合物に添加する。
配jJ1L工 T D M’ (0,01mモル、MTS −TDHの
合成において引用された源から) 、M P L (0
,01mモル、MTSMPLの合成において引用された
源から)、MDP−アミノカプロイル−0NDPII!
 (0,01mモル、前記のようにして調製された)及
びポリ(12−メタクリロイル−3,6,9,12−テ
トラオキサデシル)−3(N、N−ジオクタデシルカル
バモイル)−プロピオネート〔モノマーに基づいて0.
05〜0.1mモル、Elbertq e 、 (19
85) 5iji!Lにより記載されているようにして
調製され、そして重合された〕を、クロロホルム(25
m)中に溶解し、そして回転蒸発により丸底フラスコの
底に薄いフィルムとして乾燥せしめる。脂質を1時間さ
らに真空乾燥せしめ、そして次に70℃で1〜2時間、
水又は緩衝液によりゆっくりと水和化する(5〜10■
/I11の最終濃度)。いづれか柔毛伏の物質が残存す
る場合、その溶液をさらに音波処理により分散する(1
〜30分、50℃)、抗体形成の増強のために(生物学
的アッセイを参照のこと)、抗原(上記混合されたよう
なTDM 、 MPL及びMDP −アミノカプロイル
−〇NDPI!の合計重量に対して1.5重量部の抗原
)を、暖める前、1つの実験において水又は緩衝液と共
に添加し、そして暖めた後、もう1つの実験においてそ
れを添加する。
■査隻豆工 TDM (0,01mモル、MTS −TDHの合成に
おいて引用された源から) 、M P L (0,01
mモル、MTSMPLの合成において引用された源から
)、MDP−アミノカプロイル−〇NDPB (0,0
1mモル、前記のようにして調製された)及びジメチル
−ビス(2−オクタデカ−2,3−ジェノイルオキシエ
チル)アンモニウムプロミド[0,03mモル、Gau
b星e 、、Bio h 5ics J、 (1984
)剣’> : 72S〜731により記載されているよ
うにして調製された〕を含むリポソームを、配合物■(
変法)におけるようにして調製する。1つの実験におい
て、小胞を記載のようにして60℃で水和することによ
り形成する(水1+d当り合計脂質5〜10■)、1〜
2時間後、その溶液を10分間ゆっくりと撹拌し、その
溶液の温度を15°Cに下げ、その溶液を石英バネアル
に移し、そして次にPen −Ray −UV−ランプ
(A、R。
Vetter Co−+ Rebersburg、 P
A)により照射(254ns)することにより1時間重
合せしめる。l[似する実験において、重合を35℃で
行なう、小胞を、電子顕微鏡、光の分散、及び分光分析
により特徴づける。抗体形成の増強のために(生物学的
アッセイを参照のこと)、抗原(上記のようにして調製
されたTDM 、 MPL及びMDP−アミノカプロイ
ル−DNDPII!の合計重量に対して1.5重量部の
抗原)を水和化の前、それぞれの実験において、脂質組
成物に添加する。
間立隻ユ± 抗原と共に又は抗原なしに調製されたアジュバント配合
物■〜■の水性調製物(それぞれの配合物を参照のこと
)を凍結乾燥し、ペーストのような粉末を得る。その粉
末(10■)を、乾燥ガラス&I礒グラインダー管(3
0m)の底においてスクアレン油(80m)と共に混合
し、そして次に23°Cで滑り嵌めテフロン乳棒により
粉砕する(1000rp−で3分間)、粉砕した後、0
.2%のTween−80を含むリン酸緩衝溶液4Jd
を添加し、そしてその重合されたアジェバント/油/水
の混合物をさらに粉砕(1000rp−で4分間)する
ことによって乳化する。アリコートのエマルジテンを撹
拌し、そして次にすぐに使用する(生物学的アッセイを
参照のこと)。
インフルエンザAウィルスのマウスビルランド株(A 
/PR/ 8 /34 (旧NI))に対する保護のた
めに、重合されたアジュバント配合物I〜■を、Mas
hihl 星z、 、Int J、I++nuno h
arw+ac  (1986)8 : (3): 33
9〜345に記載の方法によりC57BL/10XBA
LB/cマウスの静脈内に注射する。1つの実験におい
ては、アジュバント配合物のアリコート(存在するアジ
ュバントの合計モノマー組成物に基づいて450nのア
ジュバントを含む)を、マウス中に静脈注射する。3週
間後、マウスを、ウィルス(A /PR78/84)の
エアゾールスプレーにより感染せしめる。肺のウィルス
力価を、Mashihi f&煮、(上記)の方法によ
り感染゛後72時間で決定する。第2の実験においては
、ウィルスタンパク質サブユニット(A /Victo
ria/ 3 /75及びB /Hong Kong/
 5 /72)を抗原(投与量当り4x)として、本発
明のアジュバント配合物(投与量当り合計の七ツマーア
ジュバント組合物に基づいて合計300nのアジュバン
ト)と共に筋肉内注射する。マウスを感染せしめ、そし
て上記のようにしてアッセイする。
■、履1皿M。
直径8〜loamの6〜7日目の系統−10腫瘍を担持
する2匹のテンジクネズミ〔移植可能な肝臓細胞癌、R
app、 Isr、J、Med、Sct、 (1973
)  9 :366を参照のこと〕を、アジュバント配
合物■〜■の投与量〔投与量当り合計のモノマーアジュ
バント組成物に基づいて合計アジュバント300gの水
性アリコート (抗原を有さない)〕により接種する(
1つの実験においては静脈内及び他の実験においては病
変部内)、動物の治癒速度を、RibiX&、、Can
cer faunol、Immunother、(19
7B) 3 : 171 : 177に従って評価する
。動物は、腫瘍が完全に消失する場合、治癒したように
思われ、転移は初めの排出リンパ節で明白でなく、そし
てテンジクネズミは、系統10の腫瘍の移植の再挑戦を
拒絶する。
■、バ生ゑ底夏五止− 合計200nのアジュバント (組成物中のモノマーア
ジュバントの合計重量に基づく)及びウィルス抗原(1
0x 、 A/Victoria/ 3 /75)を含
むアジュバント配合物■〜■のアリコート (0,05
〜0.1M1)を、記載のようにして混合しく配合物を
参照のこと)、そして次にC57BL/ 10 X B
ALB / C7ウスに皮下注射する。ウィルスサブユ
ニットに対する抗体力価を、14日及び31日後、標準
の酵素結合の免疫吸着アッセイ(HIJSA)により測
定する。
もう1つの実験においては、上記の組成物と同じ組成物
を静脈内注射し、そして次に14日及び31日後、抗体
の力価を測定する。対照の実験を同じ手段(但しアジュ
バントが存在しない)で行なう。
本発明に従えば、ひじょうに増強された免疫応答が達成
され得る。ポリマーと一緒にアジュバントを使用するこ
とによって、アジュバントは、微生物の免疫システムの
活性化効果と同じである細胞の刺激を提供する。種々の
アジュバントが、調製を容易にするために、抗原との相
溶性のために、及び免疫応答のある程度の増強のために
使用され得る。
本明細書に言及されたすべての出版物及び特許出願は、
本発明が関与する当業者のレベルの表示である。すべて
の出版物及び特許出願は、引用により本明細書に組込ま
れる。
前述の発明は、明確に理解するために例示的及び測的に
いくらか詳細に記載されているけれども、特許請求の範
囲内で修飾及び変更を行なうことができる。
手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 平成1年特許願第5046号 2、発明の名称 新規の高分子免疫アジュバント 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 氏名 ハンス オー、リビ 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号静光
虎ノ門ビル 電話504−0721氏名 弁理士(65
79)青 木   朗・−ご−](外3名)“・°、一
つ 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし) 8、添附書類の目録 浄書明細書      1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高分子免疫アジュバント組成物であって:少なくと
    も1種の重合された脂質成分を含んで成るポリマーを含
    んで成り、ここで前記ポリマーが少なくとも3種のモノ
    マー単位を有し、そして:(1)ラメラ形成脂質アジュ
    バントから成り;又は (2)ラメラ形成脂質から成り; 但し、前記ラメラ形成脂質はアジュバントと共に混合さ
    れ、そして前記アジュバントがラメラ形成脂質アジュバ
    ント以外のものである場合、前記アジュバントは、前記
    ラメラ形成脂質と共重合され、又は脂質に結合されるこ
    とを特徴とする高分子免疫アジュバント組成物。 2、前記ポリマーが付加重合体である請求項1記載の高
    分子免疫アジュバント組成物。 3、前記付加重合体が水溶性モノマーを含んで成る請求
    項2記載の高分子免疫アジュバント組成物。 4、前記ポリマーが重縮合体である請求項1記載の高分
    子免疫アジュバント組成物。 5、モノマーラメラ形成脂質を含んで成る請求項1記載
    の高分子免疫アジュバント組成物。 6、前記脂質アジュバントが少なくとも2種の異なった
    脂質アジュバントを含んで成り又は親油性アジュバント
    と共に組合される請求項1記載の高分子免疫アジュバン
    ト組成物。7、前記2種の異なった脂質アジュバント又
    は前記脂質アジュバント及び親油性アジュバントが共重
    合される請求項6記載の高分子免疫アジュバント組成物
    。 8、高分子免疫アジュバント組成物であって:結合基に
    より水溶性付加重合性モノマーに結合された脂質アジュ
    バント及び水溶性付加重合性モノマーに連結されたラメ
    ラ形成脂質を含んで成るコポリマーを含んで成る高分子
    免疫アジュバント組成物。 9、脂質基を有さない水溶性付加重合性モノマーを含ん
    で成る請求項8記載の高分子免疫アジュバント組成物。 10、前記水溶性付加重合性モノマーがアクリレート又
    はメタクリレートである請求項9記載の高分子免疫アジ
    ュバント組成物。 11、次のアジュバント: モノホスホリル脂質A、リポ多糖、BCG細胞壁骨格、
    ジホスホリル脂質A、ムラミルジ−又はトリペプチド、
    ムラミルジペプチド−ホスファチジルエタノールアミン
    、ムラミルトリペプチド−ホスファチジルエタノールア
    ミン、トレハロースモノミコレート、トレハロースジミ
    コレート、脂質X、イソプリノシン及びリトスペルマン
    (A、B又はC)のうち少なくとも1つを含んで成る請
    求項8記載の高分子免疫アジュバント組成物。 12、高分子免疫アジュバント組成物であって:モノマ
    ー又はポリマーラメラ形成脂質分子と共に重合アジュバ
    ントを含んで成り、ここで前記アジュバントはラメラ形
    成脂質であり又はラメラ形成脂質に結合されていること
    を特徴とする高分子免疫アジュバント組成物。 13、高分子免疫アジュバント組成物であって:モノマ
    ーラメラ形成アジュバント(ここで該アジュバントがラ
    メラ形成脂質であり又はラメラ形成脂質に結合される)
    及び重合ラメラ形成脂質を含んで成る高分子免疫アジュ
    バント組成物。 14、抗原及び高分子免疫アジュバント組成物を含んで
    成る免疫組成物であって: 少なくとも1種の重合脂質成分を含んで成るポリマーを
    含んで成り、ここで前記ポリマーが少なくとも3種のモ
    ノマー単位を有し、そして:(1)ラメラ形成脂質アジ
    ュバントから成り;又は (2)ラメラ形成脂質から成り; 但し、前記ラメラ形成脂質はアジュバントと共に混合さ
    れ、そして前記アジュバントがラメラ形成脂質アジュバ
    ント以外のものである場合、前記アジュバントが前記ラ
    メラ形成脂質と共重合されることを特徴とする免疫組成
    物。 15、前記ポリマーが付加重合体である請求項14記載
    の免疫組成物。 16、前記付加重合体が水溶性モノマーを含んで成る請
    求項15記載の免疫組成物。 17、前記ポリマーが重縮合体である請求項14記載の
    免疫組成物。 18、モノマーラメラ形成脂質を含んで成る請求項14
    記載の免疫組成物。 19、脊椎動物における免疫応答を産生するための方法
    であって、抗原及び高分子免疫アジュバント組成物を含
    んで成る免疫学的組成物の免疫有効量を前記宿主に投与
    することを含んで成り、そしてここで前記高分子免疫ア
    ジュバント組成物が、少なくとも1種の重合された脂質
    成分を含んで成るポリマーを含んで成り、ここで前記ポ
    リマーが少なくとも3種のモノマー単位を有し、そして
    :(1)ラメラ形成脂質アジュバントから成り;又は (2)ラメラ形成脂質から成り; 但し、前記ラメラ形成脂質はアジュバントと共に混合さ
    れ、そして前記アジュバントがラメラ形成脂質アジュバ
    ント以外のものである場合、前記アジュバントは、前記
    ラメラ形成脂質と共重合され、又は脂質に結合されるこ
    とを特徴とする方法。 20、前記ラメラ形成脂質アジュバントが、水溶性付加
    重合性モノマーに共有結合されるラメラ形成アジュバン
    トから構成される請求項19記載の方法。 21、前記組成物が水溶性付加重合性モノマーに共有結
    合されるラメラ形成脂質を含んで成る請求項19記載の
    方法。
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