JPH01294535A - 複合金属酸化物の製造方法 - Google Patents

複合金属酸化物の製造方法

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JPH01294535A
JPH01294535A JP63123972A JP12397288A JPH01294535A JP H01294535 A JPH01294535 A JP H01294535A JP 63123972 A JP63123972 A JP 63123972A JP 12397288 A JP12397288 A JP 12397288A JP H01294535 A JPH01294535 A JP H01294535A
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JP
Japan
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alkoxide
reaction product
infrared rays
ultraviolet rays
complex
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Pending
Application number
JP63123972A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Sakai
一弘 堺
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Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複合金属酸化物の製造方法に関する。
より特定して言えば、超電導材料、磁気センサーとして
有用な特定組成を有する複合金属酸化物の製造方法に関
する。特に、特定組成のビスマスとストロンチウムとカ
ルシウムと銅の複合金属酸化物は、77に以上で超電導
を示す物質として期待されている。
〔従来の技術および問題点〕
複合金属酸化物の一般的な製造方法としては。
(1)各金属成分をそれぞれの酸化物、炭酸塩等の粉末
の状態で物理的に粉砕混合した後、焼成することにより
同相反応を行なわせ複合金属酸化物を得る方法、 (2)各金属成分を硝酸塩、塩酸塩、硫酸塩等の水溶性
塩の形で均一溶液とし、これに炭酸イオン、水酸イオン
、シュウ酸イオン等を添加して、不溶性の水酸化物、炭
酸塩、シュウ酸塩等の形で各成分を共沈させ、沈殿を分
離、焼成して複合金属酸化物を得る方法、 等があり、アルコキシド等を原料とした方法としては、 (3)各金属成分のアルコキシドあるいは、β−ジケト
ン錯体またはβ−ジケトエステル錯体または、有機酸塩
等の混合物を有機溶媒に溶解し均一溶液とした後、加水
分解し、沈殿を分離した後焼成して複合金属酸化物を得
る方法 等がある。
(1)の方法では、粉末状態で混合後に焼成するため粉
末粒子の接触部分から反応が進行するために、未反応部
分が残りやすく、目的組成からのずれの原因となること
がある。
(2)の方法では、溶液中の各元素の沈殿条件が異なる
ため、溶液中の各成分組成と同じ割合で金属を含む共沈
殿を生じるとは限らないから、やはり目的組成からのず
れが起こるのは、避けられない。さらに、出発原料であ
る無機陰イオン(No3−1C1−1SO4″−等)が
、熱処理をしても内部に不純物として残留してしまい粉
末の特性を劣下させる。
また、(1)(2)どちらの方法でも生成した沈殿を高
温で熱処理することが必要である。
等の問題がある。
(3)の方法では、目的組成の沈殿は得られるが。
加水分解した時に有機物が残留し、熱処理工程を経ても
炭素として残留し、粉末の特性を劣化させる。
等の問題がある。
〔発明の構成〕
本発明は、ビスマス(Bi)のアルコキシドとストロン
チウム(Sr)のアルコキシドとカルシウム(Ca)の
アルコキシドと、銅(Cu)の有機酸塩、アルコキシド
、β−ジケトン錯体、またはβ−ケトエステル錯体を目
的とする複合金属酸化物中の金属の割合と同じ割合で該
元素を含むように含み、水を含む有機溶媒組成物を還流
加熱し、その反応生成物に紫外線および赤外線を照射す
ることを特徴とする複合金属酸化物の製造方法を提供す
る。
本発明は、ビスマスのアルコキシドとストロンチウムの
アルコキシドとカルシウムのアルコキシドと、銅の有機
酸塩、アルコキシド、β−ジケト    ゛ン錯体また
はβ−ケトエステル錯体を目的とする複合金属酸化物中
の金属の割合と同じ割合で該元素を含むように含み、有
機溶媒組成物を還流加熱し、その反応生成物に紫外線お
よび赤外線を照射することを特徴とする複合金属酸化物
の製造方法を提供する。
本発明において、ビスマスのアルコキシドとは一般式B
i (OR1) (OR” ) (OR” )で表わさ
れ、R1、R2、R3が同一または県別のC工〜C6の
アルキル基である化合物である。
本発明において、ストロンチウムおよびカルシウムのア
ルコキシドとは一般式A (OR” ) (OR” )
で表わされ、AがSrあるいはCaであり、R1、R2
が同一または県別の01〜C,アルキル基である化合物
である。
本発明において、銅の有機酸塩の具体例は蟻酸塩、プロ
ピオン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、グルコン酸塩、酒石
酸塩、シュウ酸塩、ナフテン酸塩、2−エチルヘキサン
酸塩等である。
銅のアルコキシド、β−ジケトン錯体及びβ−ケトエス
テル錯体はCu (OR)n(X)−で表わされ、Rは
Cエーロの炭化水素基であり、nはOllまたは2であ
りmはOllまたは2であり、n+m=2であり、Xは
一般式 で表され、R1,R2がC2〜C5のアルキル基であり
、R3が水素原子または01〜C4のアルキル基である
化合物である。
本発明の方法においては、アルコキシドおよび銅錯体を
溶解し、これらに対して不活性であれば、殆どあらゆる
有機溶媒が使用できる。そのJt一体側は、酢酸エチル
、プロピオン酸エチル等のエステル類、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−および1so−プロピルア
ルコール、 n−2iso−156C−およびtert
−ブチルアルコール、n−ペンチルアルコール、1so
−アミルアルコール、ヘキシルアルコール、オクチルア
ルコール等のアルコール類、ペンタン、ヘキサン、シク
ロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂肪族飽和炭化
水素類、ベンゼン。
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等の環状エーテル類、メチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロ
ソルブ類、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミ
ド等のホルムアミド類。
ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド等のスル
ホキシド類、等である。これらの溶媒は単独でも、また
は2種以上混合して使用することもできる。
溶媒は十分に乾燥し、二酸化炭素ガスを含まない物が望
ましい、使用する有機溶媒の量に限定はない。3成分が
反応させやすい濃度になる量で使用される。
本発明において、有機溶媒の量は、特に限定はなく、3
成分が反応させやすい濃度になる量で使用される。また
、加水分解する場合に使用する水の量およびpHにも特
に限定はなく、3成分が完全に沈殿となる量およびpH
で使用される。
ビスマスアルコキシド、ストロンチウムアルコキシド、
カルシウムアルコキシド、銅の有機塩、アルコキシド、
β−ジケトンまたはβ−ケトエステル錯体を含む有機溶
媒は加水分解(水の添加)前に3種類の金属の複合化合
物たとえば複合アルコキシドとし分子レベルでより均一
なレベルとするために還流加熱してもよい。
本発明における紫外線および赤外線を照射する時の雰囲
気は、必要に応じて、真空、不活性ガス、酸素、空気、
亜酸化窒素等が使用される。
本発明の方法において、還流加熱後の生成物は、液体の
場合も固体の場合もある。前者の場合、生成物を溶媒か
ら分離しないで、そのまま紫外線と赤外線を照射するこ
とができる。後者の場合は。
溶媒を除去して固体混合物に紫外線と赤外線を照射する
のが望ましい。
〔発明の効果〕
ビスマスのアルコキシドとストロンチウムのアルコキシ
ドとカルシウムのアルコキシドと、銅の有機酸塩、アル
コキシド、β−ジケトン錯体またはβ−ケトエステル錯
体は、蒸留あるいは再結晶等によって高純度化が可能で
あり、その組成物中の金属元素組成比を有する複合金属
酸化物を与える。本発明方法によれば、高純度で目的組
成に極めて一致した組成の複合金属酸化物の粉末を高温
での熱処理をする事なく、短時間に得ることができる。
〔発明の具体的開示〕 本発明の方法を実施例によって示す。
実施例1 ビスマストリイソプロポキシドBj(OCH(CH3)
2 ]−I9.3g、ストロンチウムジイソプロポキシ
ド5r(OCR(CHs)z)a 10.28g、カル
シウムジイソプロポキシドcacoco(c+b)z〕
z 75gおよび銅アセチルアセトナートCu(CH,
C0C)IcOcH,)、 26.15gをインプロパ
ツール1000nRに溶解し、イソプロパツールの沸点
で3時間還流した後、イソプロパツールを蒸留し、上記
4成分の混合物(固体)を得た。この混合物を直径io
amのシャーレに均一にしき、深さが10cm縦横20
cmの通気できる石英製のチャンバーに入れ。
上から、紫外線源としての低圧水銀灯および赤外線ラン
プを同時に1時間照射した。この粉末をX線回折により
分析したところその組成はB15rCaCu20S−5
であった。さらに、この粉末を1.5t/alrでプレ
スし、超電導転移温度(Tc)を測定したところ78に
であ・った。
実施例2 ビスマストリエトキシドBi(QC,H,)317.2
g、ストロンチウムジェトキシド5r(QC2H,)2
8.85g、カルシウムジェトキシドCa(QC,)I
、) 6.5gおよびオレイン酸銅Cu(C1,H3J
Coo)、 62.55gをエタノール10100Oに
溶解し、エタノールの沸点で3時間還流した後、上記4
成分の混合物(溶液)を得た。この混合物を、石英ガラ
スの蓋を持つ直径10cm深さが15cmの通気できる
ガラス製の溶器に入れ、上から、紫外線源としての低圧
水銀灯、側面から赤外線ランプを同時に2時間照射した
後、生成した沈殿を濾別、乾燥した。この粉末をXg回
折により分析したところB15rCaCu、0. 、、
であった。さらに。
この粉末を1.5t/dでプレスし超電導転移温度(T
c)を測定したところ77にであった。
実施例3 ビスマストリイソプロポキシドBx(OCt((CH3
)Jz19.3g、ストロンチウムジイソプロポキシド
5r(OCR(CHz)a)i 10.28 g、カル
シウムジイソプロポキシドCa(OCR(CH,)、)
27.9gおよび銅アセチルアセトナートCu(CH,
C0C)ICOCH,)220.15gをインプロパツ
ール1000dに溶解し、インプロパツールの沸点で2
時間還流した後、pH11のアンモニア水を301加え
、さらに3時間還流した。生成した沈殿を濾別し、乾燥
して上記4成分の混合物(固体)を得た。この混合物を
、直径10cmのシャーレに均一にしき、深さが10c
m縦横20cmの通気できる石英製のチャンバーに入れ
酸素を流しながら、上から、紫外線源としての低圧水銀
灯および赤外線ランプを同時に1時間照射した。この粉
末をX線回折により分析したところ13j 5rCaC
u、 O,、sであった。さらに、この粉末を1.5t
/a#でプレスし、超電導転移温度(Tc)を測定した
ところ76にであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビスマスのアルコキシドと、ストロンチウムのアル
    コキシドと、カルシウムのアルコキシドと、銅の有機酸
    塩、アルコキシド、β−ジケトン錯体またはβ−ケトエ
    ステル錯体を、目的とする複合金属酸化物中の金属の割
    合と同じ割合で該元素を含むように含み、水を含有する
    有機溶媒組成物を還流加熱し、その反応生成物に紫外線
    および赤外線を照射することを特徴とする複合金属酸化
    物の製造方法。 2、ビスマスのアルコキシドと、ストロンチウムのアル
    コキシドと、カルシウムのアルコキシドと、銅の有機酸
    塩、アルコキシド、β−ジケトン錯体またはβ−ケトエ
    ステル錯体を目的とする複合金属酸化物中の金属の割合
    と同じ割合で該元素を含むように含む有機溶媒組成物を
    還流加熱し、その反応生成物に紫外線および赤外線を照
    射することを特徴とする複合金属酸化物の製造方法。
JP63123972A 1988-05-23 1988-05-23 複合金属酸化物の製造方法 Pending JPH01294535A (ja)

Priority Applications (3)

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JP63123972A JPH01294535A (ja) 1988-05-23 1988-05-23 複合金属酸化物の製造方法
DE89109185T DE68906303T2 (de) 1988-05-23 1989-05-22 Verfahren zur Herstellung einer Metalloxid-Verbindung.
EP89109185A EP0343568B1 (en) 1988-05-23 1989-05-22 Process for preparing compound metal oxide

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JP63123972A JPH01294535A (ja) 1988-05-23 1988-05-23 複合金属酸化物の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418826U (ja) * 1990-06-02 1992-02-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0418826U (ja) * 1990-06-02 1992-02-17

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