JPH01292998A - スピーカ用振動板 - Google Patents
スピーカ用振動板Info
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- JPH01292998A JPH01292998A JP12281588A JP12281588A JPH01292998A JP H01292998 A JPH01292998 A JP H01292998A JP 12281588 A JP12281588 A JP 12281588A JP 12281588 A JP12281588 A JP 12281588A JP H01292998 A JPH01292998 A JP H01292998A
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- Japan
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- diaphragm
- loudspeaker
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、各種音響機器に使用されるスピーカ用振動
板に関するものである。
板に関するものである。
各種音響機器に使用するスピーカの振動板は。
これを素材別に分類すると２紙、パルプ等の木質系、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなる有機
質素材と、アルミニウム、ジュラルミン等の金属からな
る無機質素材等に分けることができ、これらの配合物も
使用されている。
リエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなる有機
質素材と、アルミニウム、ジュラルミン等の金属からな
る無機質素材等に分けることができ、これらの配合物も
使用されている。
か＼る振動板の材料中、ポリプロピレンに代表される熱
可塑性合成樹脂は、軽量で、成形加工が比較的容易であ
り、振動板材料として重要な内部損失の大きいという幾
多の利点を有するため、近時多用されているものである
。
可塑性合成樹脂は、軽量で、成形加工が比較的容易であ
り、振動板材料として重要な内部損失の大きいという幾
多の利点を有するため、近時多用されているものである
。
しかしながら、前記のポリプロピレンからなる振動板は
、一般に樹脂そのもの＼融点が低く （例えばポリプロ
ピレンの融点は１５６℃）、ボイスコイルによって発生
する熱で使用中に変形し易いこと、成形時の流動性や延
伸性が充分ではないため、薄い振動板を得ることが困難
であること、さらに接着性が良好でないため、スピーカ
の組立て時に必要な接着作業に支障があることなどの多
くの問題を有している。
、一般に樹脂そのもの＼融点が低く （例えばポリプロ
ピレンの融点は１５６℃）、ボイスコイルによって発生
する熱で使用中に変形し易いこと、成形時の流動性や延
伸性が充分ではないため、薄い振動板を得ることが困難
であること、さらに接着性が良好でないため、スピーカ
の組立て時に必要な接着作業に支障があることなどの多
くの問題を有している。
この発明はか＼る現状に鑑み、多（のプラスチック材料
について検討を加えた結果、軽量で、かつ耐クリープ性
および耐熱性が良好なポリメチルペンテン樹脂を主原料
とした振動板材料よりなるスピーカ用振動板を開発した
ものである。
について検討を加えた結果、軽量で、かつ耐クリープ性
および耐熱性が良好なポリメチルペンテン樹脂を主原料
とした振動板材料よりなるスピーカ用振動板を開発した
ものである。
すなわち、この発明は、少なくともポリメチルペンテン
樹脂とアルミナ繊維とからなると共に。
樹脂とアルミナ繊維とからなると共に。
比重が０．８４〜１．３の樹脂組成物を射出成型によっ
て形成したことを特徴とするスピーカ用振動板である。
て形成したことを特徴とするスピーカ用振動板である。
この発明におけるポリメチルペンテン樹脂は。
プロピレンの三量化によって得られる４−メチルペンテ
ン−１を重合することによって得られるものである。
ン−１を重合することによって得られるものである。
また、この発明のスピーカ用振動板を構成する樹脂組成
物は、少なくとも前記のポリメチルペンテン樹脂とアル
ミナ繊維であるが、それ以外にカーボン、炭酸カルシウ
ム、マイカ、タルク等の粉末、顆粒、フレーク等の形態
を有するものを充填材として加えて使用してもよい。
物は、少なくとも前記のポリメチルペンテン樹脂とアル
ミナ繊維であるが、それ以外にカーボン、炭酸カルシウ
ム、マイカ、タルク等の粉末、顆粒、フレーク等の形態
を有するものを充填材として加えて使用してもよい。
か＼る充填材は使用に際して、その１種若しくは２種以
上を同時に使用するものである。
上を同時に使用するものである。
前記ポリメチルペンテン樹脂とアルミナ繊維等の充填材
とからなる樹脂組成物は、比重が０．８４〜１．３の範
囲であって、このスピーカ用振動板は射出成型によって
得られるものである。
とからなる樹脂組成物は、比重が０．８４〜１．３の範
囲であって、このスピーカ用振動板は射出成型によって
得られるものである。
この場合、ポリメチルペンテン樹脂と充填材との樹脂組
成物を、シート状にして真空成型したもの、あるいは樹
脂組成物の懸濁液を抄紙してシート状となしたものより
得た振動板は、この発明のスピーカ用振動板に比べて前
記の特性を具備せず不適当である。
成物を、シート状にして真空成型したもの、あるいは樹
脂組成物の懸濁液を抄紙してシート状となしたものより
得た振動板は、この発明のスピーカ用振動板に比べて前
記の特性を具備せず不適当である。
この発明におけるスピーカ用振動板に使用されているポ
リメチルペンテン樹脂は１本来合成樹脂自体としては著
しく軽量であり、かつ耐熱性も優れたものである。
リメチルペンテン樹脂は１本来合成樹脂自体としては著
しく軽量であり、かつ耐熱性も優れたものである。
しかして、これを前記した充填材と混用することによっ
て、得られたスピーカ用振動板は、耐クリープ性および
耐熱性が良好で、スピーカ用振動板とし充分な剛性を有
すると共に、成形安定性に優れ、ボイスコイルの発熱等
による変形に強く。
て、得られたスピーカ用振動板は、耐クリープ性および
耐熱性が良好で、スピーカ用振動板とし充分な剛性を有
すると共に、成形安定性に優れ、ボイスコイルの発熱等
による変形に強く。
比重が軽いため、入力に対する応答がよく、加えて適度
な損失を保つことができるため、歪みが少ない。
な損失を保つことができるため、歪みが少ない。
以下、実施例によってこの発明をさらに詳細に説明する
。
。
実施例１
ポリメチルペンテン樹脂に、充填材としてアルミナ繊維
を１５％（重量％；以下同じ）加えたポリメチルペンテ
ン樹脂組成物を材料として、射出成型で成型して口径１
６ｃａ＋φのスピーカ用振動板を得た。
を１５％（重量％；以下同じ）加えたポリメチルペンテ
ン樹脂組成物を材料として、射出成型で成型して口径１
６ｃａ＋φのスピーカ用振動板を得た。
得られたスピーカ用振動板は２曲げ弾性率が１゜７ ｘ
ｌＯ’ ｋｇ／ｃｓＡ、融点が２２７℃、比重が０．９
５のものであり、ポリプロピレン等のオレフィン系重合
体より得たスピーカ用振動板のような接着性の悪さもな
く、ボイスコイル等に対する接着性も優れたものであっ
た。
ｌＯ’ ｋｇ／ｃｓＡ、融点が２２７℃、比重が０．９
５のものであり、ポリプロピレン等のオレフィン系重合
体より得たスピーカ用振動板のような接着性の悪さもな
く、ボイスコイル等に対する接着性も優れたものであっ
た。
実施例２
ポリメチルペンテン樹脂に充填材として、アルミナ繊維
を２０％加えたポリメチルペンテン樹脂組成物を材料と
して、射出成型によって口径１６０φのスピーカ用振動
板を形成した。
を２０％加えたポリメチルペンテン樹脂組成物を材料と
して、射出成型によって口径１６０φのスピーカ用振動
板を形成した。
得られたスピーカ用振動板は２曲げ弾性率が２゜ＯＸＩ
Ｏ’ ｋｇ／ｃｕｔ、融点が２３０℃、比重が１．０の
もので、優れた接着性を有するものであった。
Ｏ’ ｋｇ／ｃｕｔ、融点が２３０℃、比重が１．０の
もので、優れた接着性を有するものであった。
比較例１
ポリプロピレンを材料として、これに充填材としてアル
ミナ繊維を１５％加えたものを、実施例１と同様に射出
成型して口径１６ｃｍφのスピーカ用振動板を形成した
。
ミナ繊維を１５％加えたものを、実施例１と同様に射出
成型して口径１６ｃｍφのスピーカ用振動板を形成した
。
得られたスピーカ用振動板は９曲げ弾性率が１゜３ Ｘ
１０’ ｋｇ ／ ｃｉ、融点が１５６°Ｃ９比重が
１．１のものであった。
１０’ ｋｇ ／ ｃｉ、融点が１５６°Ｃ９比重が
１．１のものであった。
この発明のスピーカ用振動板は、振動板材料として、軽
量でかつ耐クリープ性および耐熱性の良好なポリメチル
ペンテン樹脂に、少なくともアルミナ繊維からなる充填
材を加えた比重が０．８４〜１、３の樹脂組成物を原材
料とするもので、得られたスピーカ用振動板は軽量で、
しかも耐クリープ性および耐熱性が良好で、ボイスコイ
ルの発熱等による変形が殆どなく、スピーカ用振動板と
じ充分な剛性を有するものである。
量でかつ耐クリープ性および耐熱性の良好なポリメチル
ペンテン樹脂に、少なくともアルミナ繊維からなる充填
材を加えた比重が０．８４〜１、３の樹脂組成物を原材
料とするもので、得られたスピーカ用振動板は軽量で、
しかも耐クリープ性および耐熱性が良好で、ボイスコイ
ルの発熱等による変形が殆どなく、スピーカ用振動板と
じ充分な剛性を有するものである。
また、ポリプロピレン等のオレフィン系重合体よりなる
スピーカ用振動板に比較して、比重が小さいため、内部
損失が高く、入力に対する応答がよく、歪みが少ないの
で、得られたスピーカの音響特性を格段に優れたものと
することができるなど実用上多大な利点を有する。
スピーカ用振動板に比較して、比重が小さいため、内部
損失が高く、入力に対する応答がよく、歪みが少ないの
で、得られたスピーカの音響特性を格段に優れたものと
することができるなど実用上多大な利点を有する。
Claims (1)
- 少なくともポリメチルペンテン樹脂とアルミナ繊維とか
らなると共に、比重が０．８４〜１．３の樹脂組成物を
射出成型によって形成したことを特徴とするスピーカ用
振動板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12281588A JPH01292998A (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | スピーカ用振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12281588A JPH01292998A (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | スピーカ用振動板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01292998A true JPH01292998A (ja) | 1989-11-27 |
Family
ID=14845323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12281588A Pending JPH01292998A (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | スピーカ用振動板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01292998A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06153294A (ja) * | 1992-11-07 | 1994-05-31 | Purametsukusu Kk | スピーカにおけるボイスコイル挿入治具 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57106296A (en) * | 1980-12-23 | 1982-07-02 | Sanyo Electric Co Ltd | Acoustic material and the manufacturing method |
| JPS59108499A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピ−カ用振動板 |
| JPS5936692B2 (ja) * | 1980-04-01 | 1984-09-05 | ゲブリユ−ダ−・レプフエ・アクチエンゲゼルシヤフト | 電子式緯糸監視器 |
-
1988
- 1988-05-19 JP JP12281588A patent/JPH01292998A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5936692B2 (ja) * | 1980-04-01 | 1984-09-05 | ゲブリユ−ダ−・レプフエ・アクチエンゲゼルシヤフト | 電子式緯糸監視器 |
| JPS57106296A (en) * | 1980-12-23 | 1982-07-02 | Sanyo Electric Co Ltd | Acoustic material and the manufacturing method |
| JPS59108499A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピ−カ用振動板 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06153294A (ja) * | 1992-11-07 | 1994-05-31 | Purametsukusu Kk | スピーカにおけるボイスコイル挿入治具 |
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