JPH0129216Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0129216Y2
JPH0129216Y2 JP1983109926U JP10992683U JPH0129216Y2 JP H0129216 Y2 JPH0129216 Y2 JP H0129216Y2 JP 1983109926 U JP1983109926 U JP 1983109926U JP 10992683 U JP10992683 U JP 10992683U JP H0129216 Y2 JPH0129216 Y2 JP H0129216Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
horn
snow
peripheral wall
tapered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983109926U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6016729U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1983109926U priority Critical patent/JPS6016729U/ja
Publication of JPS6016729U publication Critical patent/JPS6016729U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0129216Y2 publication Critical patent/JPH0129216Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、スノードライアイスの製造に用いら
れるスノーホーンに関する。
〈従来技術及びその問題点〉 一般に、スノードライアイス製造用のスノーホ
ーンは、ホーン本体がその開口部に向つて広がる
メガホン状に形成されており、ノズルからの噴射
音が大きかつた。そこで、噴射騒音を消音するた
めに、従来、第4図に示すもの(実開昭57−
87028号公報)が提案されている。
これは、ホーン本体4の上側にノズル8を取付
けた液化炭酸ガスの供給管7を天板2に支持さ
せ、天板2の周縁から延出した周壁3を先細りの
テーパ状に形成するとともにテーパ状周壁3の先
端部に、開口部5と同径に形成された筒状のスカ
ート部11を設けたものである。
ところが、このように形成した消音ホーンに取
付けられる従来のノズル8は第5図に示すように
噴射孔12がノズル軸心Cに直角に平面上で炭酸
ガス通路13から接線方向に形成してある。その
結果、ノズル8から噴射される液化炭酸ガスでホ
ーン本体4内に形成されたスノードライアイスは
ホーン本体4内を旋回しながらスカート部11の
先端開口部13に送られる。
こうして、旋回しながら送られてきた炭酸ガス
及びスノードライアイスはスカート部11の先端
開口部13からその旋回力で広い範囲に撤かれ
る。
こうしたものでは、スノードライアイスの撤布
面積を小さくするために、ホーン本体4のテーパ
ー状の周壁3の先端に比較的長い筒状のスカート
部11を形成することが欠かせられず、ホーンの
加工がめんどうで、比較的多くの加工手間を要す
るうえ、材料費も嵩む。
加えて、スカート部11のためにホーン本体4
の長さが長くなり大形化してしまう。
因に、本考案者がスカート部11の先端開口部
13から回収容器14の底部14aまでの距離l
を最も実用上多く選らばれる500mmに設定して実
験した結果、このようなスカート部11を設けた
第4図のものでもスノードライアイスの撤布範囲
は直径1100mmの広い範囲に亘つた。このように、
スノードライアイスの撤布範囲が広くなると、回
収容器14外に撤かれるスノードライアイスの生
産効率が悪くなる。
〈先考案例〉 そこで、本考案者は、消音性能を有するスノー
ホーンを簡単な構造で安価に製造できるととも
に、スノードライアイスの回収率の高いスノーホ
ーンを得るために、第1図に示すものを考えた。
即ち、周壁3を先細り状に形成して先端部を小
径に開口するとともに、ノズル8にノズル軸心C
に対して適当に角度傾斜させた複数の噴射孔10
を形成したものである。
このように構成すると、ノズルの噴射孔から噴
出した液化炭酸ガスはホーン本体の周壁に当つ
て、その軸心方向に跳ね返えされる。これによ
り、ノズルから放出された液化炭酸ガス及びこれ
から形成されたスノードライアイスはスノーホー
ンの軸心方向に収れんし、下端開口から放出され
るスノードライアイスが広範囲に亘つて飛び散る
ことを防止できる。
また、ノズルからの液化炭酸ガスの噴出の際に
生じる騒音は、スノードライアイス及び液化炭酸
ガスの流れに乗つて周壁に当ることにより緩衝さ
れ、また、スノーホーンの軸心方向に収れんさせ
られて互いに干渉し合つて減衰させられるうえ周
囲に広がり難くなる。
このため、先考案例では次の効果を奏する。
即ち、スノーホーンの周壁を先細りのテーパ状
に形成し、その下端の開口部を小さくするのでノ
ズルからの液化炭酸ガスの放出に伴なう騒音がホ
ーン本体に遮られて周囲に放散されにくい。
また、その騒音は周壁への衝突やスノー収れん
に伴なう干渉によつて減衰させられるので騒音レ
ベルが低い。
更に、ホーン本体の開口部から放出されるスノ
ードライアイスは従来例のように広がらないので
投入口の小さな容器にでも外部に散らすことなく
回収できるので生産性も高められる。
加えて、先考案例のスノーホーンは、本体の周
壁を先細りに形成してその下端を開口させるだけ
の簡単な構造であり、ホーン本体のテーパー状周
壁の下端部に筒状のスカート部を設ける従来例の
ものに比べてスカート部を省略する分、材料費や
加工費を安くできるうえ、ホーン本体の全長を短
く形成でき、小形・軽量で使い勝手もよくなる等
の利点もある。
以下、先考案例を第1図及び第2図に基き説明
する。
第1図はスノーホーンの縦断正面図を示す。
このスノーホーン1は、天板2の周縁から周壁
3を下方に行く程先細りになるように形成し、下
端部を開口してホーン本体4を形成してある。
下端開口部5は、放出時の騒音を少なくするた
めに、その周縁を滑らかに曲成してベルマウス形
に形成してある。
一方、天板2の中央部には上方に向つて短筒状
の保持部6が形成してあり、この保持部6には一
端が図外の液化炭酸ガス供給源に接続された液化
炭酸ガスの供給管7の先端部7aが嵌着してあ
る。
天板2の保持部6に嵌着した液化炭酸ガスの供
給管7の先端部7aには第2図に示すようなノズ
ル8が取付けてある。
即ち、ノズル8は、その軸心C上の分岐点9か
ら軸心Cに対して適当な角度θをもつて直線状に
形成した噴射孔10を4箇形成したものである。
このように形成したノズル8を液化炭酸ガス供
給源に接続されたガス供給管7の先端部7aに組
付けると、液化ガス供給源の液化炭酸ガスはガス
供給管7からノズル8の噴射孔10を通つて、第
1図実線Aで示すように噴射孔2θをもつてホー
ン本体4の周壁3の内面に向けて噴射される。
ノズル8の噴射孔10からホーン本体4の周壁
3の内面に向けて噴射された液化炭酸ガスの一部
はスノードライアイスとなつて気化した炭酸ガス
とともに下端の開口部5に流れる。この時、ホー
ン本体4の周壁3が下端開口部5に近くなる程小
径になるテーパー状に形成してあることから、ス
ノードライアイスは周壁3で案内されてホーン本
体4の軸心T方向に収れんするように方向づけら
れる。従つて、下端開口から下方に放出されるス
ノードライアイスは殆んど拡散することがない。
因に先考案例のスノーホーン1を前述した従来例
と同様な条件のもとに実験したところ、スノード
ライアイスの撤布される範囲は直径100mmであつ
た。
〈先考案例の問題点〉 しかし、上記先考案例でも、騒音を十分に小さ
くすることができなかつた。
そこで、騒音を低くするために、騒音の周壁へ
の衝突回数を多くすることが考えられるが、この
場合には、周壁が天板から開口部にわたつて同じ
傾斜角度で形成されていることから、ホーン本体
が長くなるという不具合がある。
本考案は、ホーン本体を長くすることなく、高
い消音性能を得ることのできるスノーホーンを提
供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記目的を達成するために、例えば
第3図に示すように、周壁3を、互いに連続する
天板2側の先細り状周壁3aと先端側の先細り状
周壁3bとで、先細り状に形成して先端部を小径
に開口するとともに、天板2側の先細り状周壁3
aの傾斜角度を先端側の先細り状周壁3bの傾斜
角度よりも大きく形成し、ノズル8のノズル軸心
Cに対して30゜〜40゜傾斜させた複数の噴射孔10
を形成したものである。
〈作用〉 次に、その作用を説明する。
ノズル8に形成する噴射孔10の角度θは種々
実験した結果、ノズル軸心Cに対して40度をこえ
る大きな角度になると、ホーン本体4内で形成さ
れたスノードライアイスが周壁3に付着しやすく
なり、スノードライアイスの生産性が悪くなるこ
とが分かつた。逆に、噴射孔10のノズル軸心C
に対する角度が30度未満の小さな角度になると、
角度が小さくなるにつれてノズル8からの噴射騒
音が下端開口部5から直接外部に出やすくなり、
消音性能が悪くなる。このことから、ノズル軸心
Cに対する噴射孔10の角度θは30〜40度内が望
ましい。尚、30度が最良であることがわかつた。
その上、周壁を、互いに連続する天板側の先細
り状周壁と先端側の先細り状周壁とで、先細り状
に形成して先端部を小径に開口するとともに、天
板2側の先細り状周壁の傾斜角度を先端側の先細
り状周壁の傾斜角度よりも大きく形成したので、
周壁のうち傾斜角度の大きい天板側の先細り状周
壁で騒音の周壁への衝突回数を多くすることがで
きるうえ、ノズルの噴射孔付近のスペースを広く
して騒音を一層減衰させることができる。
〈考案の効果〉 本考案では、上述のように構成し、作用するの
で、先考案例に比べて、ホーン本体を長くするこ
となく、騒音を十分に小さくすることができ、消
音性能が高い。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を第3図に基づき説明す
る。なお、先考案例で説明した部分はその説明を
省略する。
本考案では、ノズル8のノズル軸心Cに対する
噴射孔10の角度θは30〜40度である。
また、ホーン本体4の周壁3は、互いに連続す
る天板2側の先細り状周壁3aと先端側の先細り
状周壁3bとで、形成されており、両周壁3a,
3bは先細り度合の異なるテーパーで、すなわち
天板2側の先細り状周壁3aの傾斜角度が先端側
の先細り状周壁3bの傾斜角度よりも大きく形成
されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は先考案例を示すスノーホーンの縦断正
面図、第2図は先考案例を示すノズルの縦断正面
図、第3図は本考案を示すホーン本体の概略縦断
正面図であり、第4図は従来例を示す第1図相当
図、第5図は第4図の−線断面図である。 2……天板、3……周壁、4……ホーン本体、
6……保持部、8……ノズル、9……分岐点、1
0……噴射孔、C……8の軸心。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央部に保持部6を形成した天板2を備え、天
    板2の周縁から周壁3を筒状に延出するとともに
    先端部を開口してホーン本体4を形成し、液化炭
    酸ガス供給源に接続されるノズル8をホーン本体
    4の内部空間に臨ませて保持部6に支持させて構
    成したスノーホーンにおいて、 周壁3を、互いに連続する天板2側の先細り状
    周壁3aと先端側の先細り状周壁3bとで、先細
    り状に形成して先端部を小径に開口するととも
    に、天板2側の先細り状周壁3aの傾斜角度を先
    端側の先細り状周壁3bの傾斜角度よりも大きく
    形成し、 ノズル8にノズル軸心Cに対して30゜〜40゜傾斜
    させた複数の噴射孔10を形成した事を特徴とす
    るスノーホーン。
JP1983109926U 1983-07-14 1983-07-14 スノ−ホ−ン Granted JPS6016729U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983109926U JPS6016729U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 スノ−ホ−ン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983109926U JPS6016729U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 スノ−ホ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6016729U JPS6016729U (ja) 1985-02-04
JPH0129216Y2 true JPH0129216Y2 (ja) 1989-09-06

Family

ID=30255871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983109926U Granted JPS6016729U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 スノ−ホ−ン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6016729U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517446B2 (ja) * 1972-02-16 1976-03-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517446U (ja) * 1974-07-04 1976-01-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517446B2 (ja) * 1972-02-16 1976-03-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6016729U (ja) 1985-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5371331A (en) Modular muffler for motor vehicles
JP4659021B2 (ja) ターボファンエンジン内の騒音低減構造
US6286623B1 (en) Sound-attenuating muffler for internal combustion engine
JPS604743B2 (ja) 安定うず流発生装置
US4348862A (en) Exhaust system for a two-cycle engine
CN209293884U (zh) 一种摩托车降噪装置
JPH0129216Y2 (ja)
US6776257B1 (en) Sound-attenuating muffler having reduced back pressure
US5253603A (en) Underwater vehicle muffler
CN208284227U (zh) 一种新型口哨
KR20050050722A (ko) 기타의 공명상자
JP2001280114A (ja) 消音器
CN213775504U (zh) 一种降噪排气管
CN212296585U (zh) 排气尾管
JPS63977Y2 (ja)
JPS5912991Y2 (ja) ベンチユリ洗浄器
CN220677209U (zh) 雾环和雾炮
JPS5819285Y2 (ja) 消音器
CN206972409U (zh) 发动机消音进气系统
JPS59115456U (ja) 洗浄ノズル装置
JPS628324Y2 (ja)
CN108729984A (zh) 一种消音器
CN108492812A (zh) 一种新型口哨
JPH017702Y2 (ja)
JPH065232Y2 (ja) 車両用内燃機関における空気導入装置