JPH0128994B2 - - Google Patents

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JPH0128994B2
JPH0128994B2 JP57217636A JP21763682A JPH0128994B2 JP H0128994 B2 JPH0128994 B2 JP H0128994B2 JP 57217636 A JP57217636 A JP 57217636A JP 21763682 A JP21763682 A JP 21763682A JP H0128994 B2 JPH0128994 B2 JP H0128994B2
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JP
Japan
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memory
pattern
inspected
standard
data
Prior art date
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Application number
JP57217636A
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Inventor
Toshiaki Sasano
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Sanki Denshi Kogyo KK
Original Assignee
Sanki Denshi Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Sanki Denshi Kogyo KK filed Critical Sanki Denshi Kogyo KK
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Publication of JPS59108175A publication Critical patent/JPS59108175A/ja
Publication of JPH0128994B2 publication Critical patent/JPH0128994B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/70Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
    • G06V10/74Image or video pattern matching; Proximity measures in feature spaces
    • G06V10/75Organisation of the matching processes, e.g. simultaneous or sequential comparisons of image or video features; Coarse-fine approaches, e.g. multi-scale approaches; using context analysis; Selection of dictionaries
    • G06V10/751Comparing pixel values or logical combinations thereof, or feature values having positional relevance, e.g. template matching

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、標準被写体の表面に対応する画像情
報より成る標準パターンと、標準被写体と同種の
被検査被写体の表面に対応する画像情報より成る
被検査パターンとを照合して被検査被写体の良否
の判別等を行うパターンマツチング装置に関する
ものである。 従来のこの種装置においては、標準被写体及び
被検査被写体の各表面からの反射光又は透過光に
対応する画像情報(カメラセンサ等の出力信号)
が、種々に原因によつて標準パターンと被検査パ
ターンの間で位置ずれ、又は階調(濃淡)の変動
等を伴うことが多く、単純な照合を行つたのでは
目的を達し得ない場合が多い。又、標準パターン
と被検査パターンとの照合処理(パターンマツチ
ング)は処理シーケンスが複雑なため一般にはソ
フトウエア処理によることが多く、その結果照合
処理に膨大な時間を要する欠点を免れることが出
来ない。 本発明は比較的簡単な構成で、照合処理速度が
速く(従来のソフトウエア処理に較べて100なし
1000倍以上)、パターンの位置ずれを生じている
場合でも正確な照合処理が可能で、又、2階調パ
ターンに限ることなく多階調パターンの照合或は
階調の変動を伴うパターンの照合等が可能なると
共に、文字、かい画、写真又は任意物体の表面模
様等、任意の被写体から得られたパターンの照合
が可能なパターンマツチング装置を実現すること
を目的とする。 第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク線
図で、1は被写体、2は光源、3はセンサで、例
えばテレビジヨンカメラ等の光電形センサより成
る。図には被写体1の表面からの反射光をセンサ
3に受光せしめるように構成した場合を例示した
が、被写体によつてはその透過光をセンサ3に受
光せしめるように構成してもよい。4はアナロ
グ・デイジタル変換器、5は回路切換器、6及び
7はメモリ、8はクロツクパルス発振器、9はク
ロツクタイミング制御回路、10はデイジタル形
引算器、11はデイジタル形比較器、12はしき
い値設定回路、13はメモリ、1は指示又は記録
計である。 テレビジヨンカメラ等より成るセンサ3により
撮像された画像は順次画像の明暗に応じた電気信
号に変換され、アナログ・デイジタル変換器4に
おいて画像の濃淡に応じたデイジタル信号に変換
される。被写体1が標準被写体である場合には、
アナログ・デイジタル変換器4の変換出力信号は
回路切換器5を介してメモリ6に順次導入され、
例えば第2図に示すようにX軸方向の位置情報
0、1、2、3……(一般的にMで表わす)及び
Y軸方向の位置情報0、1、2、3、……(一般
的にNで表わす)をアドレスラインデータとし、
各アドレスにおける画像の明暗に対応する階調情
報(図の「1」ないし「5」がメモリのデータ値
として記憶される。第3図は、第2図に示した標
準パターンの立体模写図で、Z軸方向の座標はX
軸及びY軸方向の座標で定まる各点における階調
情報の大きさである。第2図及び第3図から明ら
かなようにメモリ6に記憶される標準パターン
は、X、Y及びZ軸方向の座標M、N及びIで定
まる三次元情報より成る。 被写体1を標準被写体と同種の被検査被写体と
置換えた場合にはアナログ・デイジタル変換器4
の変換出力信号は回路切換器5を介して順次メモ
リ7に導入され、例えば第4図及び第5図(第4
図の立体模写図)に示すようなX、Y及びZ軸方
向の座標m、n及びiで定まる三次元情報より成
る被検査パターンが記憶される。尚、被検査被写
体から得られる被検査データは標準データとの間
にX及びY軸方向に相対的な位置ずれを生ずるの
が一搬で、又、センサ3等の光学系における環境
の変動等の影響によつて階調情報のばらつきを伴
う場合が多いので、後述する標準パターンと被検
査パターンとの照合に際して前記位置ずれ及び階
調情報のばらつきの影響を除くために標準パター
ンと被検査パターンとの照合範囲を少しずつずら
せて照合を行い得るようにm>Mならしめると共
にn>Nならしめてある。階調情報iとIとの間
には一般に、1>I又は1Iなる場合があり得
る。 クロツクパルス発振器8の出力パルスを制御回
路9を介してメモリ6及び7に読出指令信号とし
て加え、メモリ6に記憶された標準パターンにお
けるアドレス座標(0、0)の階調データ「5」
を読出して引算器10に導入すると共にメモリ7
に記憶された被検査パターンのアドレス座標
(0、0)における階調データ「6」を引算器1
0に加えて両データの差の絶対値を求め、これを
比較器11に導入して設定回路12により与えら
れるしきい値と比較し、両データの差の絶対値が
しきい値より小であるか、しきい値に等しい場合
にはYESに対応する信号として比較器11から
例えば「1」を送出せしめ、両データの差の絶対
値がしきい値より大なる場合にはNOに対応する
信号として比較器11から例えば「0」を送出せ
しめる。今、しきい値を「0」と設定すれば、こ
の場合比較器11からの出力は「0」となり、メ
モリ13のアドレス座標(0、0)に記憶され
る。次にメモリ6に記憶された標準パターンのア
ドレス座標(1、0)におけるデータ「4」を読
出すと共にメモリ7に記憶された被検査パターン
のアドレス座標(1、0)におけるデータ「5」
を読出し、前回と同様の演算処理を行い比較器1
1の出力「0」をメモリ13のアドレス座標
(1、0)に記憶せしめる。以下同様にして標準
及び被検査パターンの各アドレス座標(2、0)
におけるデータを読出し、次でアドレス座漂
(3、0)におけるデータを読出して上記と同様
の演算を行わせると、メモリ13のアドレス座標
(2、0)及び(3、0)には比較結果NOに対
応する「0」がそれぞれ記憶される。続いて標準
及び被検査パターンにおける各アドレス座標
(0、1)ないし(3、1)、(0、2)ないし
(3、2)、(0、3)ないし(3、3)の各デー
タを順次読出して照合演算処理を行わせると、メ
モリ13アドレス座標(0、1)ないし(3、
3)にはすべて「0」が記憶せしめられる。 第6図に第1回と記載した図は、上記1連の照
合範囲を示すもので、制御回路9からの読出指令
信号によりメモリ13の記憶情報を読出して指示
又は記録計14に指示又は記録せしめると、メモ
リ13の記憶情報は前記のように比較結果NOに
対応する「0」のみであるから被検査パターンの
中、第6図に第1回と記載した図面の照合範囲は
標準パターンと全く合致しないことが示される。 前回、即ち第1回の照合演算処理後、題2回の
照合においては、標準パターンからのデータの読
出しは第1回と全く同様の順序で行い、被検査パ
ターンからのデータの読出しは第6図に第2回と
記載した図面に示すように、アドレス座標(1、
0)ないし(4、0)、(1、1)ないし(4、
1)、(1、2)ないし(4、2)、(1、3)ない
し(4、3)の順序で行つて演算処理を行うと、
被検査パターンのアドレス座標(1、0)の照合
の際に比較器11からYESに対応する信号「1」
が送出され、他の照合結果はすべてNOとなり、
メモリ13に照合結果が記憶される。 第3回の照合は第6図に第3回と記載した図に
示すように被検査パターンアドレス座標(2、
0)から行い、アドレス座標(2、0)、(2、
3)及び(4、3)の照合の際に比較器11から
YESに対応する「1」信号が送出され、他はす
べてNOに対応する「0」信号が送出される。 以下同様に第4回及び第5回の照合を行い、第
6回は第6図に示すようにアドレス座標(0、
1)から(3、4)の範囲の照合を行い、以下第
6図示のように照合回路を重ねて第25回の照合を
を終ると被検査パターンの全範囲の照合を行つた
こととなるが、特に第13回の照合、即ちアドレス
座標(2、2)ないし(5、5)の範囲の照合に
おいては、照合範位内の各アドレス座標の階調デ
ータのすべてが、各対応する標準パターンの各ア
ドレス座標の階調データと一致するから被検査パ
ターンの中、この照合範囲は標準パターンに完全
に合致することが分る。 以上は被検査パターンにおけるアドレス座標を
1ずつずらせて照合を行う場合について説明した
が、アドレス座標を例えば2又は3のように任意
複数座標ずつずらせて照合を行い、合致度の高い
照合範囲、即ち標準及び被検査パターンの各対応
するアドレス座標における階調データの差の絶対
値がしきい値より小又はしきい値に等しい階調デ
ータの数が比較的多い照合範囲の前後を微細に、
即ちアドレス座標を1ずつずらせて照合を行うこ
とにより標準パターンと完全に合致する範囲又は
合致度の極めて高い範囲を比較的速かに見出すこ
とが出来る。 第7図は、更に高速を以て照合可能な本発明の
実施例を示すブロツク線図で、101ないし104
は引算器、111ないし114は比較器、15及び
16はシフトレジスタ、17はビツト数計数回
路、18は1ラインバツフアメモリ、19はメモ
リで、他の符号は第1図と同様である。 この実施例においては、センサ3によつて撮像
した標準被写体の画像信号をアナログ・デイジタ
ル変換器4及び回路切換器5を介してメモリ6に
導入し、例えば第2図示のような標準パターンを
記憶せしめる。次に被写体1を標準被写体と同種
の被検査被写体に置換えると共に回路切換器5を
切換え、センサ3により撮像されアナログ・デイ
ジタル変換器4及び回路切換器5を介してシフト
レジスタ16に導入される被検査パターンが例え
ば第4図示のような場合には、まずアドレス座標
(0、0)、(1、0)(2、0)及び(3、0)の
各階調データをシフトレジスタ16に順次導入記
憶せしめると共にこれと同期してメモリ6に記憶
されている標準パターンのアドレス座標(0、
0)、(1、0)、(2、0)及び(3、0)の各階
調データ、即ち標準パターンにおける第1行の各
階調データを順次シフトレジスタ15に導入記憶
せしめ、シフトレジスタ15及び16の相対応す
る各桁のデータを引算器101ないし104に導入
し、各引算器において両データの差の絶対値を求
める。即ち引算器101においては標準及び被検
査パターンのアドレス座標(0、0)の階調デー
タ「5」と「6」の差の絶対値を求め、引算器1
2においてはアドレス座標(1、0)の階調デ
ータ「4」と「5」、103においてはアドレス座
標(2、0)の階調データ「4」と「5」、104
においてはアドレス座標(3、0)の階調データ
「4」と「5」のそれぞれの差の絶対値を求め、
これらの絶対値を比較器111ないし114に加
え、設定回路12により与えられるしきい値、例
えば「0」と比較し、データの差の絶対値がしき
い値より小か、しきい値に等しい場合は比較器か
らYESに対応する信号「1」を送出し、データ
の差の絶対値がしきい値より大なる場合にはNO
に対応する信号「0」を送出する。この場合には
比較器111ないし114出力信号はすべて「0」
で、ビツト数計数回路17の入力はなく、メモリ
18のアドレス(0)には「0」が記憶される。 次にシフトレジスタ15の各桁の記憶データを
そのまま保持し、被検査パターン(第4図)のア
ドレス座標(4、0)の階調データをシフトレジ
スタ16に導入して各桁の記憶データを1桁ずつ
シフトせしめると、引算器101の出力は「0」
で、他の引算器102ないし104の出力は「1」
となるから比較器111の出力はYESに対応する
信号「1」となり、他の比較器112ないし114
の出力はすべてNOに対応する信号「0」とな
る。したがつてビツト数計数回路17への入力ビ
ツト数は1個で、メモリ18のアドレス(1)には
「1」が記憶される。 被検査パターンのアドレス(5、0)の階調デ
ータをシフトレジスタ16に導入すると、引算器
101の出力のみ「0」となり、比較器111の出
力のみ「1」となるからメモリ18のアドレス(2)
に「1」が記憶される。被検査パターンのアドレ
ス(6、0)の階調データがシフトレジスタ16
に導入されると、引算器101及び104の各出力
が「0」、比較器111及び114の各出力が「1」
となりビツト数計数回路17の入力ビツト数が2
となるからメモリ18のアドレス(3)に「2」が記
憶される。被検査パターンのアドレス(7、0)
の階調データをシフトレジスタ16に導入すると
引算器101,103及び104の各出力が「0」、
比較器111,113及び114の各出力が「1」
となり、メモリ18のアドレス(4)に「3」が記憶
される。 以上で被検査パターンの第1行の照合を終るか
らメモリ18の記憶データはこれをそのまま保持
し、シフトレジスタ15及び16をセツトした
後、シフトレジスタ15に標準パターン第2行の
階調データを順次導入記憶せしめ、被検査パター
ンの第2行におけるアドレス(0、1)ないし
(3、1)の階調データをシフトレジスタ16に
順次導入記憶せしめると、比較器111ないし1
4の出力がすべて「0」となるからビツト数計
数回路17の出力もまた「0」となり、この
「0」はメモリ18のアドレス(0)に導入され、
被検査パターンの第1行の照合時にメモリ18の
アドレス(0)に記憶せしめたデータに加算せし
められる。被検査パターンの第2行におけるアド
レス(4、1)ないし(7、1)の各階調データ
を順次シフトレジスタ16に導入した場合、何れ
もビツト数計数回路17の出力は「0」で、メモ
リ18のアドレス(1)ないし(4)には何れも「0」が
導入加算される。シフトレジスタ15及び16を
リセツトした後、シフトレジスタ15に標準パタ
ーンの第3行の階調データを導入し、シフトレジ
スタ16に被検査パターンの第3行の階調データ
を順次導入して照合を行つた場合にもメモリ18
の各アドレスに加算されるデータはすべて「0」
となる。シフトレジスタ15の階調データを標準
パターンの第4行の階調データで置換え、シフト
レジスタ16をリセツトした後被検査パターンの
第4行の階調データを順次導入して照合を行う
と、メモリ18のアドレス(0)及び(1)に加算さ
れるデータは「0」、アドレス(2)に加算されるデ
ータは「2」、アドレス(3)に加算されるデータは
「4」、アドレス(4)に加算されるデータは「2」と
なる。 上記のように標準及び被検査パータンの第1行
ないし第4行の照合を行うと、前実施例において
第6図の第1回から第5回までの照合を行つたと
同様の結果となるからメモリ18の加算記憶デー
タ即ちアドレス(0)における「0」、アドレス
(1)における「1」、アドレス(2)における「3」、ア
ドレス(3)における「6」、アドレス(4)における
「5」をそのままメモリ19に移して記憶せしめ
るか、最大データ「6」をアドレス(3)と共にメモ
リ19に移して記憶せしめた後、メモリ18、シ
フトレジスタ15及び16をリセツトし、標準パ
ターンの第1行の階調データをシフトレジスタ1
5に導入すると共に被検査バターンの第2行の階
調データをシフトレジスタ16に順次導入する
と、メモリ18のアドレス(0)ないし(4)にはデ
ータ「1」、「1」、「1」、「2」及び「3」が記憶
される。シフトレジスタ15の記憶データを標準
パターンの第2行の階調データで置換え、シフト
レジスタ16に被検査パターンの第3行の階調デ
ータを順次導入した場合には、メモリ18の各ア
ドレスに加算されるデータはすべて「0」とな
る。標準パターンの第3行の階調データと被検査
パターンの第4行の階調データの照合結果メモリ
18のアドレス(0)ないし(4)に加算されるデー
タは「1」、「2」、「2」、「2」、「1」となる。

準パターンの第4行と被検査パターンの第5行の
照合結果メモリ18のアドレス(0)ないし(4)に
加算されるデータは「0」、「1」、「2」、「2」、
「3」となる。 上記第2回の一連の照合、即ち被検査パターン
の第2行ないし第5行の照合を行うと、前実施例
において第6図の第6回から第10回までの照合を
行つたと同様の結果となるからメモリ18の加算
記憶データ「2」、「4」、「5」、「6」、「7」を

モリ19に移して記憶せしめるか、最大データ
「7」をアドレスと共に記憶せしめる。尚、この
場合第1回の照合加算データと第2回の照合加算
データとをメモリ19内で区別して記憶せしめる
か、第1回と第2回の照合により得られた各最大
データの中、大なるデータのみを残すようにして
もよい。 以下同様にシフトレジスタ15に標準パターン
の階調データを、シフトレジスタ16に被検査パ
ターンの階調データをそれぞれ導入して標準パタ
ーンの第1行と被検査パターンの第3行、標準パ
ターンの第2行ないし第4行と被検査パターンの
第4行ないし第6行の照合結果メモリ18の各ア
ドレスにおける加算データは「4」、「6」、「16」、
「7」、「6」となり、この第3回の一連の照合は
前実施例において第6図の第11回ないし第15回の
照合を行つたと同様の結果となる。 以下全く同様にして被検査パターンの第4行な
いし第7行の照合を行うと第6図の第16回ないし
第20回の照合に相当し、被検査パターンの第5行
ないし第8行の照合は第6図の第21回ないし第25
回の照合に相当する。 上記5回の照合によつて被検査パターンの全範
囲の照合が終り、メモリ19に各回の加算データ
をすべて記憶せしめていた場合には、メモリ19
の記憶内容は次表の通りになる。
【表】 上表においてX軸方向及びY軸方向の各アドレ
スは被検査パターンのX軸方向及びY軸方向のア
ドレスに対応し、アドレス(0、0)のデータ
「0」は、被検査パターンにおけるアドレス(0、
0)を起点として照合を行つた結果、即ち第6図
における第1回の照合結果と同じで、この照合範
囲には標準パターンにおける対応アドレスの階調
データと合致する階調データが全く含まれて居ら
ず合致度は零である。アドレス(2、2)におけ
るデータ「16」は第6図における第13回の照合の
場合と同じで、被検査パターンのアドレス(2、
2)ないし(5、5)の範囲における各階調デー
タが、各対応する標準パターンの各階調データと
すべて合致していることを示し、合致度は100%
である。一般に上表の各アドレスにおけるデータ
は、このアドレスを起点とする照合範囲の標準パ
ターンに対する合致度を表わすこととなる。 本発明が第7図に示した実施例について実験を
行つた結果、被検査パターンが標準パターンに合
致する近傍においては合致度データ(上表のデー
タ)にピークが表れ、位置ずれを生じている被検
査パターンの場合にも正確にアドレス(上表のア
ドレス)を検出することが出来た。 以上は標準パターンにおけるX軸方向の座標が
4個で、第7図示のようにシフトレジスタ15及
び16の各桁数を4桁に選ぶと共に引算器101
ないし104及び比較器111ないし114の各個
数を4個に選んだ場合を例示したが、一般にX軸
方向の座標がM個の場合にはシフトレジスタ15
及び16の各桁数をM桁に選ぶと共に引算器及び
比較器を各M個に選ぶこと勿論である。標準パー
ンを構成する全アドレスの各階調データと、被検
査パターンにおける対応アドレスの各階調データ
とを同時並列に照合すれば照合速度を最も速くす
ることが出来るが、シフトレジスタの桁数、引算
器及び比較器の個数としてM×N桁及びM×N個
を必要とするため回路構成が複雑大形となり実用
的でない。本実施例においてはM×N個のアドレ
スにおける階調データより成る標準パターンに対
してM桁のシフトレジスタを用いると共に引算器
及び比較器の各個数もM個で足りるから回路構成
が比較的簡潔小形で、照合速度も前実施例のよう
に1対1の照合の場合のM倍となし得る。 メモリのアクセス時間は比較的長時間となるの
が一般であるが、本実施例においてはシフトレジ
スタを併用することによつて書込み読出しを効率
的に行うことが出来るから演算のサイクルタイム
をメモリのアクセスタイムと同等ならしめて演算
処理を高速を以て行い得るからこの点からも照合
を高速ならしめ得る。 従来のソフトウエア方式による照合処理におい
ては1個ずつのデータをアキユムレータに取込ん
で比較するため複数個のデータについて同時並列
に演算処理を行うことが不可能なことに較べると
本実施例において処理時間を1/M以下に短縮可能
であるという利点を有する。 又、従来のソフトウエア方式による照合の場合
には1データ毎にインストラクシヨンフエツチ及
びメモリアクセスを繰返すためインストラクシヨ
ンサイクルがメモリのサイクルタイムの数倍ない
し数10倍となるに対して、本実施例においては標
準及び被検査パターンにおけるデータが2次元的
に周期的に配列されることを利用してアドレスシ
ーケンスを作成し得るためサイクルタイムを極め
て短縮して、従来のソフトウエア方式による処理
速度に比し1000倍以上の速度を以て照合処理を行
うことが出来る。 以上の説明から明らかなように、本発明は被検
査パターン内に標準パターンと同一のハターンを
有する範囲が存在する場合には、その存在個所の
検出、即ち位置座標の検出が可能で、又、標準パ
ターンと被検査パターンとの類似度、即ち被検査
パターンの良否の判定を行い得るから、量産物品
の良否を迅速に検査する場合等に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク線
図、第2図ないし第6図は、その作動説明のため
の図、第7図は、本発明の他の実施例を示すブロ
ツク線図で、1:被写体、2:光源、3:セン
サ、4:アナログ・デイジタル変換器、5:回路
切換器、6,7,13,18及び19:メモリ、
8:クロツクパルス発振器、9:クロツクタイミ
ング制御回路、10及ぴ101ないし104:引算
器、11及び111ないし114:比較器、12:
しきい値設定回路、14:指示又は記録計、15
及び16:シフトレジスタ、17:ビツト数計数
回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被写体の撮像画像を走査してアナログ電気信
    号に変換する光電センサと、この光電センサの出
    力信号を多階調のデイジタル信号に変換するアナ
    ログ・デイジタル変換器と、前記被写体が標準被
    写体の場合における前記アナログ・デイジタル変
    換器の出力を二次元配列の標準パターンとして記
    憶する第1のメモリと、前記被写体が前記標準被
    写体と同種の被検査被写体の場合における前記ア
    ナログ・デイジタル変換器の出力を二次元配列の
    被検査パターンとして記憶する第2のメモリと、
    前記第1及び第2のメモリから順次読出された階
    調データの差の絶対値を求める引算器と、この引
    算器の引算結果をしきい値と比較する比較器と、
    この比較器の比較結果を記憶する第3のメモリ
    と、前記第1のメモリに記憶された標準パターン
    における全階調データの順次読出しを繰返すと共
    に、この読出しと同期して前記第2のメモリに記
    憶された被検査パターンの中、前記標準パターン
    の全範囲に対応するアドレスの階調データを順次
    読出し、前記標準パターンにおける階調データの
    読出しが一巡する毎に前記被検査パターンにおけ
    る階調データの読出範囲を順次ずらせるように制
    御する読出指令信号を送出する制御回路とより成
    ることを特徴とするパターンマツチング装置。 2 被写体の撮像画像を走査してアナログ電気信
    号に変換する光電センサと、この光電センサ出力
    信号を多階調のデイジタル信号に変換するアナロ
    グ・デイジタル変換器と、前記被写体が標準被写
    体である場合における前記アナログ・デイジタル
    変換器の出力を二次元配列の標準パターンとして
    記憶する第1のメモリと、この第1のメモリから
    順次読出された階調データの導入される第1のシ
    フトレジスタと、前記被写体が前記標準被写体と
    同種の被検査被写体の場合における前記アナロ
    グ・デイジタル変換器の出力が導入される第2の
    シフトレジスタと、前記第1及び第2のシフトレ
    ジスタの対応する各桁から読出された階調データ
    の差の絶対値を各別に求める複数個の引算器と、
    前記複数個の引算器と各引算結果を共通のしきい
    値と各別に比較する複数個の比較器と、前記複数
    個の比較器の出力信号の導入されるビツト数計数
    回路と、このビツト数計数回路の出力の導入され
    る第2のメモリとより成ることを特徴とするパタ
    ーンマツチング装置。
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JPH02176878A (ja) * 1988-12-27 1990-07-10 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd パターン認識方法

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