JPH0374991B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0374991B2 JPH0374991B2 JP60119348A JP11934885A JPH0374991B2 JP H0374991 B2 JPH0374991 B2 JP H0374991B2 JP 60119348 A JP60119348 A JP 60119348A JP 11934885 A JP11934885 A JP 11934885A JP H0374991 B2 JPH0374991 B2 JP H0374991B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- pixel
- density change
- pixels
- overlapping portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 6
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000003705 background correction Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
- H04N1/19—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
- H04N1/191—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays the array comprising a one-dimensional array, or a combination of one-dimensional arrays, or a substantially one-dimensional array, e.g. an array of staggered elements
- H04N1/192—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line
- H04N1/193—Simultaneously or substantially simultaneously scanning picture elements on one main scanning line using electrically scanned linear arrays, e.g. linear CCD arrays
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/40—Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
- H04N25/41—Extracting pixel data from a plurality of image sensors simultaneously picking up an image, e.g. for increasing the field of view by combining the outputs of a plurality of sensors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、CCDラインセンサなどの撮像素
子を複数個使用して各走査線ごとの画像情報を読
取る画像読取装置に関する。
子を複数個使用して各走査線ごとの画像情報を読
取る画像読取装置に関する。
(従来の技術とその問題点)
製版などの分野に使用される画像読取装置で
は、非常に高い画像再現性が要求されるため、極
めて多数の単位素子を組込んだ撮像素子によつて
画像読取を行うことが必要である。しかしなが
ら、現在の技術水準では、ひとつの撮像素子に組
込める単位素子の数には限界があり、このような
分野では、第9図に示すように、原画1における
主走査方向の読取り範囲Rを複数の区域2a,2
bに分割し、それぞれの区域における画像情報を
複数のラインセンサ3a,3bでそれぞれ読取る
とともに、それらをつなぎ合わせて再現画像を得
る方式(以下、「分割読取方式」と言う。)が採用
されている。また、この方式では、ラインセンサ
3a,3b相互の位置決めを画素単位(たとえば
7μ×7μ)で行なうことがほとんど不可能に近い
ために、同図中ΔRで示す部分については、上記
2つのラインセンサ3a,3bで重複して読取ら
せ、第10図に示すように、この重複部分ΔRに
属する特定の画素(同図ではi番目の画素)でラ
インセンサ3a,3bを切換えることによつて、
画像情報のつなぎ合わせを行なつている。
は、非常に高い画像再現性が要求されるため、極
めて多数の単位素子を組込んだ撮像素子によつて
画像読取を行うことが必要である。しかしなが
ら、現在の技術水準では、ひとつの撮像素子に組
込める単位素子の数には限界があり、このような
分野では、第9図に示すように、原画1における
主走査方向の読取り範囲Rを複数の区域2a,2
bに分割し、それぞれの区域における画像情報を
複数のラインセンサ3a,3bでそれぞれ読取る
とともに、それらをつなぎ合わせて再現画像を得
る方式(以下、「分割読取方式」と言う。)が採用
されている。また、この方式では、ラインセンサ
3a,3b相互の位置決めを画素単位(たとえば
7μ×7μ)で行なうことがほとんど不可能に近い
ために、同図中ΔRで示す部分については、上記
2つのラインセンサ3a,3bで重複して読取ら
せ、第10図に示すように、この重複部分ΔRに
属する特定の画素(同図ではi番目の画素)でラ
インセンサ3a,3bを切換えることによつて、
画像情報のつなぎ合わせを行なつている。
しかしながら、上述したように、ラインセンサ
3a,3bの相対的位置決めを正確に行なうこと
は困難である上に、相対位置の経年変化も生ずる
ため、第11図に示すように、i番目の画素と
(i+1)番目の画素との間で、たとえば1/2画素
分の重なりが生じ、再現画像においては、原画に
含まれる1つの画素の情報が2つの画素中に現わ
れてしまうようなことも多い。第12図は、この
ような状況を例示する画像拡大図であり、同図a
に示すように読取られるべき原画の画像情報のつ
なぎ合わせに際して、読取画素の重なりが生ずる
と同図bのように、また、欠落が生ずると同図c
のように、それぞれ再現画像中に乱れが発生す
る。そして、分割読取方式では、原画1とライン
センサ3a,3bとの相対的位置関係を変化させ
ることによつて副走査を行なつているために、第
13図に示す原画を再現すると、第14図に例示
するように、重なり箇所や欠落箇所(判りやすい
ように不連続部分と示してある。)が、副走査方
向に伸びる直線l1,l2に沿つて配列し、画像の乱
れが視覚的に認識され易いものとなつてしまうと
いう欠点がある。
3a,3bの相対的位置決めを正確に行なうこと
は困難である上に、相対位置の経年変化も生ずる
ため、第11図に示すように、i番目の画素と
(i+1)番目の画素との間で、たとえば1/2画素
分の重なりが生じ、再現画像においては、原画に
含まれる1つの画素の情報が2つの画素中に現わ
れてしまうようなことも多い。第12図は、この
ような状況を例示する画像拡大図であり、同図a
に示すように読取られるべき原画の画像情報のつ
なぎ合わせに際して、読取画素の重なりが生ずる
と同図bのように、また、欠落が生ずると同図c
のように、それぞれ再現画像中に乱れが発生す
る。そして、分割読取方式では、原画1とライン
センサ3a,3bとの相対的位置関係を変化させ
ることによつて副走査を行なつているために、第
13図に示す原画を再現すると、第14図に例示
するように、重なり箇所や欠落箇所(判りやすい
ように不連続部分と示してある。)が、副走査方
向に伸びる直線l1,l2に沿つて配列し、画像の乱
れが視覚的に認識され易いものとなつてしまうと
いう欠点がある。
これに対処するため、特開昭57−9168号におい
ては、重複部分ΔRの再現時にラインセンサ3
a,3bの出力を比例配分的に合成する技術が開
示されている。また、特開昭57−9167号では、2
つのラインセンサ3a,3bの切換位置を乱数に
基づいて副走査方向で不規則に配置し、画像の乱
れが直線状となつてしまうのを防止しようとして
いる。しかしながら、これらはいずれも原画の画
像内容とは無関係の処理であるため、原画ごとの
特性に応じた切換を行なうことができないという
欠点がある。特に前者では、原画に含まれる輪郭
線などが重複部分ΔRに存在すると、この輪郭線
が不鮮明になつてしまうという問題もある。
ては、重複部分ΔRの再現時にラインセンサ3
a,3bの出力を比例配分的に合成する技術が開
示されている。また、特開昭57−9167号では、2
つのラインセンサ3a,3bの切換位置を乱数に
基づいて副走査方向で不規則に配置し、画像の乱
れが直線状となつてしまうのを防止しようとして
いる。しかしながら、これらはいずれも原画の画
像内容とは無関係の処理であるため、原画ごとの
特性に応じた切換を行なうことができないという
欠点がある。特に前者では、原画に含まれる輪郭
線などが重複部分ΔRに存在すると、この輪郭線
が不鮮明になつてしまうという問題もある。
(発明の目的)
この発明は、上述の欠点の克服を意図してお
り、分割読取方式において、撮像素子間の切換位
置を原画の特性に応じて変化させることが可能で
あつて、再現画像の乱れが視覚的に認識されるこ
との少ない画像読取装置を提供することを目的と
する。
り、分割読取方式において、撮像素子間の切換位
置を原画の特性に応じて変化させることが可能で
あつて、再現画像の乱れが視覚的に認識されるこ
との少ない画像読取装置を提供することを目的と
する。
(目的を達成するための手段)
上述の目的を達成するため、この発明にかかる
画像読取装置では、複数の撮像素子の重複読取部
分に属する画素の中から、近接画素との間の空間
的な濃度変化が小さな画素を検出する濃度変化検
出手段を設け、この手段によつて検出された画素
を切換画素として撮像出力のつなぎ合わせを行な
つている。
画像読取装置では、複数の撮像素子の重複読取部
分に属する画素の中から、近接画素との間の空間
的な濃度変化が小さな画素を検出する濃度変化検
出手段を設け、この手段によつて検出された画素
を切換画素として撮像出力のつなぎ合わせを行な
つている。
(実施例)
第1の実施例
A 概略
第1図は、この発明の第1の実施例である画像
読取装置の回路構成を示すブロツク図である。ま
た、第2図は、この発明の特徴に対応して第1図
の回路中に設けられた濃度変化検出器17の内部
構成を示す図であり、以下、これらの図と第3図
のタイムチヤートとを参照しつつ、この第1の実
施例の構成と動作とを説明する。
読取装置の回路構成を示すブロツク図である。ま
た、第2図は、この発明の特徴に対応して第1図
の回路中に設けられた濃度変化検出器17の内部
構成を示す図であり、以下、これらの図と第3図
のタイムチヤートとを参照しつつ、この第1の実
施例の構成と動作とを説明する。
第1図において、この装置は、原画からの分割
読取を行なう2個のCCDラインセンサ11a,
11bを備えている。そして、これらのラインセ
ンサ11a,11bの撮像出力は、メモリブロツ
クMa,Mbにおいてそれぞれいつたん記憶され
た後に、濃度変化検出器17によつて検出された
最小濃度変化値を有する画素を切換画素として、
セレクタ23で直列的に相互につなぎ合わされ、
再現画像信号Sputとなつて、後段の画像処理装置
(図示省略)へと出力されるように構成されてい
る。
読取を行なう2個のCCDラインセンサ11a,
11bを備えている。そして、これらのラインセ
ンサ11a,11bの撮像出力は、メモリブロツ
クMa,Mbにおいてそれぞれいつたん記憶され
た後に、濃度変化検出器17によつて検出された
最小濃度変化値を有する画素を切換画素として、
セレクタ23で直列的に相互につなぎ合わされ、
再現画像信号Sputとなつて、後段の画像処理装置
(図示省略)へと出力されるように構成されてい
る。
B 原画読取りと記憶
このうち、原画の読取りにあつては、まず、主
走査サイクルを指定するスタート信号クロツクSi
のパルスが与えられた時刻t1(第3図a)から、
ラインセンサ11a,11bが、第4図に示した
主走査方向の読取範囲Rにおいて重複部分ΔR
(画素数m)を許容しつつ、対応する区域の画像
情報の読取りを開始する。この読取りタイミング
は、タイミング信号発生器24によつて発生され
たクロツクCK1(第3図b)によつて指定される。
走査サイクルを指定するスタート信号クロツクSi
のパルスが与えられた時刻t1(第3図a)から、
ラインセンサ11a,11bが、第4図に示した
主走査方向の読取範囲Rにおいて重複部分ΔR
(画素数m)を許容しつつ、対応する区域の画像
情報の読取りを開始する。この読取りタイミング
は、タイミング信号発生器24によつて発生され
たクロツクCK1(第3図b)によつて指定される。
ラインセンサ11a,11bによつて並列的に
読取られた画像情報は、アナログ増幅器12a,
12bにおいて増幅された後、A/Dコンバータ
13a,13bによつてA/D変換され、さらに
LOG変換器14a,14bで対数変換されるこ
とによつて、比視感に近い撮像出力Sa,Sbとな
る。これらの撮像出力Sa,Sbは、メモリブロツ
クMa,Mbに含まれる2個ずつのラインメモリ
15a,16aおよび15b,16bに、主走査
サイクルごとにそれぞれ交互に書込まれる。した
がつて、時刻t1で始まるサイクルにおいてライン
メモリ15aおよび15bがそれぞれ書込み用と
して選択されているものとすれば、上記撮像出力
Sa,Sbは、これらのラインメモリ15a,15
bにそれぞれ書込まれる。この書込みタイミング
は上記クロツク信号CK1と書込アドレス発生器2
1からの書込アドレス信号A1によつて、それぞ
れ指定される。
読取られた画像情報は、アナログ増幅器12a,
12bにおいて増幅された後、A/Dコンバータ
13a,13bによつてA/D変換され、さらに
LOG変換器14a,14bで対数変換されるこ
とによつて、比視感に近い撮像出力Sa,Sbとな
る。これらの撮像出力Sa,Sbは、メモリブロツ
クMa,Mbに含まれる2個ずつのラインメモリ
15a,16aおよび15b,16bに、主走査
サイクルごとにそれぞれ交互に書込まれる。した
がつて、時刻t1で始まるサイクルにおいてライン
メモリ15aおよび15bがそれぞれ書込み用と
して選択されているものとすれば、上記撮像出力
Sa,Sbは、これらのラインメモリ15a,15
bにそれぞれ書込まれる。この書込みタイミング
は上記クロツク信号CK1と書込アドレス発生器2
1からの書込アドレス信号A1によつて、それぞ
れ指定される。
C 濃度変化検出
一方、上記撮像出力Saは、濃度変化検出器1
7にも与えられており、この濃度変化検出器17
において、空間的な濃度変化が検出される。この
検出においては、まず、上記撮像出力Saを、5
段構成のシフトレジスタ31(第2図)に与え
る。このシフトレジスタ31は、画素ごとの濃度
データa1〜a5を各単位レジスタにそれぞれ蓄積可
能であつて、クロツク信号CK1に応じて、この濃
度データを順次、後段の単位レズシタに転送す
る。これらの濃度データは、隣接する2つずつが
一対とされて減算器32a〜32dに与えられ、
この減算器32a〜32dにおいて、双方の差の
絶対値を表現する信号となる。さらに、これらの
信号が加算器33a,33b,34を通じて加算
されることによつて信号Svとなる。したがつて、
この信号Svは、 Sv=|a5−a4|+|a4−a3| +|a3−a2|+|a2−a1| ……(1) となり、濃度データa3を有する画素(以下、単に
「画素a3」と言う)に着目すれば、この画素a3の
前後に近接する2個ずつの画素との間の濃度変化
状態を表現する信号となつている。
7にも与えられており、この濃度変化検出器17
において、空間的な濃度変化が検出される。この
検出においては、まず、上記撮像出力Saを、5
段構成のシフトレジスタ31(第2図)に与え
る。このシフトレジスタ31は、画素ごとの濃度
データa1〜a5を各単位レジスタにそれぞれ蓄積可
能であつて、クロツク信号CK1に応じて、この濃
度データを順次、後段の単位レズシタに転送す
る。これらの濃度データは、隣接する2つずつが
一対とされて減算器32a〜32dに与えられ、
この減算器32a〜32dにおいて、双方の差の
絶対値を表現する信号となる。さらに、これらの
信号が加算器33a,33b,34を通じて加算
されることによつて信号Svとなる。したがつて、
この信号Svは、 Sv=|a5−a4|+|a4−a3| +|a3−a2|+|a2−a1| ……(1) となり、濃度データa3を有する画素(以下、単に
「画素a3」と言う)に着目すれば、この画素a3の
前後に近接する2個ずつの画素との間の濃度変化
状態を表現する信号となつている。
このようにして得られた信号Svは、コンパレー
タ35のA入力となる。このコンパレータ35
は、レジスタ36に保持されている比較値(B入
力)と信号Sv(A入力)とを比較し、A入力がB
入力よりも小さいときのみ、ワンシヨツト発生回
路37に出力を与える回路である。そして、ワン
シヨツト発生回路37は、これに応じてワンシヨ
ツトパルスを発生し、このパルスをレジスタ36
に与える。レジスタ36は、このパルス入力があ
ると、上記信号Svを取込み、その保持内容を更新
する。
タ35のA入力となる。このコンパレータ35
は、レジスタ36に保持されている比較値(B入
力)と信号Sv(A入力)とを比較し、A入力がB
入力よりも小さいときのみ、ワンシヨツト発生回
路37に出力を与える回路である。そして、ワン
シヨツト発生回路37は、これに応じてワンシヨ
ツトパルスを発生し、このパルスをレジスタ36
に与える。レジスタ36は、このパルス入力があ
ると、上記信号Svを取込み、その保持内容を更新
する。
一方、このワンシヨツト発生回路37には、重
複部分ΔRに属する画素がラインセンサ11aか
ら転送され始める時刻t3(第3図d)において、
濃度変化初期値取込みパルスFsが与えられる。ワ
ンシヨツト発生回路37は、これに応じてワンシ
ヨツトパルスを発生し、これをレジスタ36に与
える。これに応じて、濃度変化初期値Fi(たとえ
ばレジスタ36の各ビツトを“1”とする最大
値)がレジスタ36に取込まれる。
複部分ΔRに属する画素がラインセンサ11aか
ら転送され始める時刻t3(第3図d)において、
濃度変化初期値取込みパルスFsが与えられる。ワ
ンシヨツト発生回路37は、これに応じてワンシ
ヨツトパルスを発生し、これをレジスタ36に与
える。これに応じて、濃度変化初期値Fi(たとえ
ばレジスタ36の各ビツトを“1”とする最大
値)がレジスタ36に取込まれる。
したがつて、レジスタ36は、時刻t3で初期値
を取込み、その後、重複部分ΔRの読取りが進ん
で、より小さな濃度変化値を見出すごとに、その
内容が更新される。このため、重複部分ΔRの読
取りが完了した時点では、この重複部分ΔR内に
おける最小の濃度変化値をレジスタ36が保持し
ていることになる。すなわち、この部分では、こ
の重複部分ΔRに存在する各領域の濃度変化値の
相互比較によつて、最小の濃度変化値の検出を行
なつているわけである。
を取込み、その後、重複部分ΔRの読取りが進ん
で、より小さな濃度変化値を見出すごとに、その
内容が更新される。このため、重複部分ΔRの読
取りが完了した時点では、この重複部分ΔR内に
おける最小の濃度変化値をレジスタ36が保持し
ていることになる。すなわち、この部分では、こ
の重複部分ΔRに存在する各領域の濃度変化値の
相互比較によつて、最小の濃度変化値の検出を行
なつているわけである。
D 切換画素特定
一方、濃度変化検出回路17に含まれているゲ
ート回路38、カウンタ39およびレジスタ40
は、最小の濃度変化値を有する画素が重複部分
ΔRのいずれのアドレスにストアされているかを
検出するための回路である。
ート回路38、カウンタ39およびレジスタ40
は、最小の濃度変化値を有する画素が重複部分
ΔRのいずれのアドレスにストアされているかを
検出するための回路である。
このうち、ゲート回路38に入力しているゲー
ト信号Gは、クロツク信号CK1を構成するパルス
のうち、上記時刻t1から数えてn番目のパルスか
ら(n+m−1)番目のパルスまでの期間にこの
クロツク信号CK1をゲートする信号であり、これ
によつてゲートされたクロツク信号CK1がカウン
タ39に与えられる(第3図e)。この期間は、
ラインメモリ15aへの、重複部分ΔRの書込み
期間に対応する。
ト信号Gは、クロツク信号CK1を構成するパルス
のうち、上記時刻t1から数えてn番目のパルスか
ら(n+m−1)番目のパルスまでの期間にこの
クロツク信号CK1をゲートする信号であり、これ
によつてゲートされたクロツク信号CK1がカウン
タ39に与えられる(第3図e)。この期間は、
ラインメモリ15aへの、重複部分ΔRの書込み
期間に対応する。
カウンタ39は、リセツト信号R1によつて時
刻t3よりも若干だけ前の時刻t2においてリセツト
されており(第3図c)、したがつて、このカウ
ンタ39は、(n+1)番目以降のクロツク信号
CK1をカウントする。このため、t3の時点ではn
番目の画素がシフトレジスタ31のa3に保存され
ていて重複部分ΔR内における最初の画素を指示
することになる。カウンタ39は、このようにし
て得られるカウント値を次段のレジスタ40に与
える。
刻t3よりも若干だけ前の時刻t2においてリセツト
されており(第3図c)、したがつて、このカウ
ンタ39は、(n+1)番目以降のクロツク信号
CK1をカウントする。このため、t3の時点ではn
番目の画素がシフトレジスタ31のa3に保存され
ていて重複部分ΔR内における最初の画素を指示
することになる。カウンタ39は、このようにし
て得られるカウント値を次段のレジスタ40に与
える。
このため、レジスタ40の入力は、第5図に示
すように、重複部分ΔR内における画素a3の画素
番号kとなつている。そして、この番号kは、他
方のラインセンサ11bによつて読取られた画素
のうち、画素a3に対応する画素b3がラインメモリ
15bのいずれかのアドレスにストアされている
ことを指示するデータともなつている。
すように、重複部分ΔR内における画素a3の画素
番号kとなつている。そして、この番号kは、他
方のラインセンサ11bによつて読取られた画素
のうち、画素a3に対応する画素b3がラインメモリ
15bのいずれかのアドレスにストアされている
ことを指示するデータともなつている。
ところで、前述したように、ワンシヨツト発生
回路37は、より小さな濃度変化値が検出される
ごとにワンシヨツトパルスを発生するが、このパ
ルスは、ゲート回路38のゲート動作信号G(第
3図e)とともにAND回路41に入力され、そ
のAND出力がレジスタ40に与えられている。
そして、レジスタ40は、このAND出力が与え
られたときのみ、カウンタ39からの入力を取込
む。このため、重複部分ΔRのラインメモリ15
aへの書込みが完了した時点におけるレジスタ4
0の保持内容は、重複部分ΔR内の最小濃度変化
値を有する画素が他方のラインメモリ15bでス
トアされているアドレスを指示していることにな
る。この信号は、第1図のラツチ回路18におい
て、クロツクSiによつてラツチされ、次の主走査
サイクルにおいて行なわれる撮像出力のつなぎ合
わせにおいて、切換画素特定情報として使用され
る。
回路37は、より小さな濃度変化値が検出される
ごとにワンシヨツトパルスを発生するが、このパ
ルスは、ゲート回路38のゲート動作信号G(第
3図e)とともにAND回路41に入力され、そ
のAND出力がレジスタ40に与えられている。
そして、レジスタ40は、このAND出力が与え
られたときのみ、カウンタ39からの入力を取込
む。このため、重複部分ΔRのラインメモリ15
aへの書込みが完了した時点におけるレジスタ4
0の保持内容は、重複部分ΔR内の最小濃度変化
値を有する画素が他方のラインメモリ15bでス
トアされているアドレスを指示していることにな
る。この信号は、第1図のラツチ回路18におい
て、クロツクSiによつてラツチされ、次の主走査
サイクルにおいて行なわれる撮像出力のつなぎ合
わせにおいて、切換画素特定情報として使用され
る。
E 撮像出力のつなぎ合わせ
そこで、次に、このつなぎ合わせ動作について
説明する。第3図の時刻t1からt4までのサイクル
でラインメモリ15a,15bに書込まれた撮像
出力は、次の時刻t4からt7までのサイクルにおい
て、書込みクロツク信号CK1の2倍の周波数を有
し、かつ重複部分ΔRの読出し期間だけ互いに重
複した読出しクロツク信号CK2,CK3(第3図g,
h)をカウントした読出しアドレスに従つて、そ
れぞれ読出される。
説明する。第3図の時刻t1からt4までのサイクル
でラインメモリ15a,15bに書込まれた撮像
出力は、次の時刻t4からt7までのサイクルにおい
て、書込みクロツク信号CK1の2倍の周波数を有
し、かつ重複部分ΔRの読出し期間だけ互いに重
複した読出しクロツク信号CK2,CK3(第3図g,
h)をカウントした読出しアドレスに従つて、そ
れぞれ読出される。
このうち、ラインメモリ15aからの読出しに
おけるアドレス指定は、第1図の読出しアドレス
発生器20の出力A2に基づいて行なわれ、ライ
ンメモリ15bからの読出しは、別のアドレス発
生器19の出力A3に基づいて行なわれる。この
アドレス発生器19,20は、リセツト信号R2
(第3図f)によつてアドレスをリセツトし、
各々クロツクCK2,CK3をカウントすることによ
つてアドレスを発生する。したがつて、ラインメ
モリ15a,15bのそれぞれの記憶内容は、第
4図の位置関係と同様の時間的関係で読出され
て、セレクタ23に出力されることになる。
おけるアドレス指定は、第1図の読出しアドレス
発生器20の出力A2に基づいて行なわれ、ライ
ンメモリ15bからの読出しは、別のアドレス発
生器19の出力A3に基づいて行なわれる。この
アドレス発生器19,20は、リセツト信号R2
(第3図f)によつてアドレスをリセツトし、
各々クロツクCK2,CK3をカウントすることによ
つてアドレスを発生する。したがつて、ラインメ
モリ15a,15bのそれぞれの記憶内容は、第
4図の位置関係と同様の時間的関係で読出され
て、セレクタ23に出力されることになる。
第1図のコンパレータ22は、前述したラツチ
回路18によつてラツチされているアドレスAR
と、読出しアドレス発生器19のアドレス出力
A3とを比較する。そして、それがA3<ARのとき
には、セレクタ23にそのA入力を選択させ、こ
のA入力を、再現画像信号Sputとして出力させ
る。そして、ラインメモリ15bからの読出しア
ドレスA3が、ラツチされているアドレスに一致
した時点以降、A3≧ARとなつた時点以降で、セ
レクタ23に対して切換信号を与え、それ以後は
B入力を再現画像信号Sputとして出力させる。
回路18によつてラツチされているアドレスAR
と、読出しアドレス発生器19のアドレス出力
A3とを比較する。そして、それがA3<ARのとき
には、セレクタ23にそのA入力を選択させ、こ
のA入力を、再現画像信号Sputとして出力させ
る。そして、ラインメモリ15bからの読出しア
ドレスA3が、ラツチされているアドレスに一致
した時点以降、A3≧ARとなつた時点以降で、セ
レクタ23に対して切換信号を与え、それ以後は
B入力を再現画像信号Sputとして出力させる。
このタイミングが第3図iに示されており、重
複部分ΔRについての読出し期間t5〜t6の中のい
ずれかの時点で、この切換が行なわれる。したが
つて、最小濃度変化を有する画素を切換画素とし
た2つの撮像出力Sa,Sbのつなぎ合わせが実現
されことになる。
複部分ΔRについての読出し期間t5〜t6の中のい
ずれかの時点で、この切換が行なわれる。したが
つて、最小濃度変化を有する画素を切換画素とし
た2つの撮像出力Sa,Sbのつなぎ合わせが実現
されことになる。
なお、第3図のt1〜t4の期間では、ラインメモ
リ16a,16bからの読出しと、ラインメモリ
15a,15bの書込みとがそれぞれ上記動作と
並行して行なわれており、このようにして2組の
ラインメモリについての交互動作が持続される。
リ16a,16bからの読出しと、ラインメモリ
15a,15bの書込みとがそれぞれ上記動作と
並行して行なわれており、このようにして2組の
ラインメモリについての交互動作が持続される。
第2の実施例
次に、この発明の図示しない第2の実施例につ
いて説明する。そごでは、上記第1の実施例にお
けるレジスタ36(第2図)に、あらかじめ設定
された所定の濃度変化基準値を持続的に保持させ
るように構成する。この基準値は固定的なもので
あつてもよく、原画ごとに設定するものであつて
もよい。この場合には、この基準値よりも小さな
濃度変化値が検出されるごとに、それに対応する
画素のアドレスが特定される。そして、第2図の
レジスタ40のかわりにメモリを設けて、このア
ドレスのすべてを記憶しておき、たとえば、前述
した特開昭57−9167号のように乱数を用いてその
中のひとつを選択して切換画素とすることができ
る。
いて説明する。そごでは、上記第1の実施例にお
けるレジスタ36(第2図)に、あらかじめ設定
された所定の濃度変化基準値を持続的に保持させ
るように構成する。この基準値は固定的なもので
あつてもよく、原画ごとに設定するものであつて
もよい。この場合には、この基準値よりも小さな
濃度変化値が検出されるごとに、それに対応する
画素のアドレスが特定される。そして、第2図の
レジスタ40のかわりにメモリを設けて、このア
ドレスのすべてを記憶しておき、たとえば、前述
した特開昭57−9167号のように乱数を用いてその
中のひとつを選択して切換画素とすることができ
る。
第3の実施例
第6図は、この発明の第3の実施例を示す図で
ある。この第3の実施例では、ラインセンサ11
a,11bによる原画の読取りを時間的に直列に
行なう。そして、撮像出力Sa,Sbをメモリ中に
記憶させることなく、一方の撮像出力Saをシフ
トレジスタ51に導いて、このシフトレジスタ5
1において重複部分ΔRの転送時間だけ遅延さ
せ、遅延出力Sc(第7図c参照)とすることによ
つて、重複部分ΔRに対する両者の転送タイミン
グを一致させる。そして、撮像出力Saに含まれ
る重複部分ΔRからの撮像出力を濃度変化検出器
17に取込み、第7図gに示す期間で切換画素の
特定を行う。
ある。この第3の実施例では、ラインセンサ11
a,11bによる原画の読取りを時間的に直列に
行なう。そして、撮像出力Sa,Sbをメモリ中に
記憶させることなく、一方の撮像出力Saをシフ
トレジスタ51に導いて、このシフトレジスタ5
1において重複部分ΔRの転送時間だけ遅延さ
せ、遅延出力Sc(第7図c参照)とすることによ
つて、重複部分ΔRに対する両者の転送タイミン
グを一致させる。そして、撮像出力Saに含まれ
る重複部分ΔRからの撮像出力を濃度変化検出器
17に取込み、第7図gに示す期間で切換画素の
特定を行う。
その後、ゲート信号G′に基いて第6図のゲー
ト回路52を動作させて、タイミング信号発生器
54からのクロツク信号CK(第7図d参照)をカ
ウンタ53でカウントさせることにより、その時
点で撮像出力Sbとして転送されている画素の画
素番号を知る。そして、同じ主走査サイクル内に
おいて、コンパレータ22が第7図iに示すよう
にΔR期間内で切換動作を行ない、最小濃度変化
画素を切換画素としたつなぎ合わせが行なわれ
る。なお、この実施例におけるシフトレジスタ5
1としては、撮像出力Saのうち、重複部分ΔRを
保持できる容量を持つもので十分である。また、
重複部分ΔRの転送に要するタイムラグだけ撮像
出力Saを遅延させることができる他の遅延手段
を用いることも可能である。上述した実施例は画
像信号Saの後方の重複部分で検知しているが、
画像信号Sbの前方の重複部分で検知して行なう
こともできるのは言うまでもない。
ト回路52を動作させて、タイミング信号発生器
54からのクロツク信号CK(第7図d参照)をカ
ウンタ53でカウントさせることにより、その時
点で撮像出力Sbとして転送されている画素の画
素番号を知る。そして、同じ主走査サイクル内に
おいて、コンパレータ22が第7図iに示すよう
にΔR期間内で切換動作を行ない、最小濃度変化
画素を切換画素としたつなぎ合わせが行なわれ
る。なお、この実施例におけるシフトレジスタ5
1としては、撮像出力Saのうち、重複部分ΔRを
保持できる容量を持つもので十分である。また、
重複部分ΔRの転送に要するタイムラグだけ撮像
出力Saを遅延させることができる他の遅延手段
を用いることも可能である。上述した実施例は画
像信号Saの後方の重複部分で検知しているが、
画像信号Sbの前方の重複部分で検知して行なう
こともできるのは言うまでもない。
実施例の効果
以上のような実施例に基づいて第13図に示す
画像を読取つた場合の再現画像例を第8図に示
す。ここでは、小さな濃度変化を有する画素の主
走査方向の位置が各主走査線ごとに異なるため、
同図aからわかるように、画像の乱れは重複部分
ΔRの中で分散し、乱れが認識されにくい再現画
像が得られる。同一直線上に乱れが配列されない
ことによつて、このような乱れが目立ちにくくな
るということは、たとえば久保田広著「光学」第
351頁以下(岩波書店、1964年)においても論証
されている。
画像を読取つた場合の再現画像例を第8図に示
す。ここでは、小さな濃度変化を有する画素の主
走査方向の位置が各主走査線ごとに異なるため、
同図aからわかるように、画像の乱れは重複部分
ΔRの中で分散し、乱れが認識されにくい再現画
像が得られる。同一直線上に乱れが配列されない
ことによつて、このような乱れが目立ちにくくな
るということは、たとえば久保田広著「光学」第
351頁以下(岩波書店、1964年)においても論証
されている。
また、第8図bに示すように場合には、図中
C1で示す曲線に沿つて画素切換が行なわれるた
め、画像の乱れはほとんど認識されないことにな
る。これは、原画の特性に応じて切換が行なわれ
ることの効果例である。比例配分的な切換えを行
なつていないため、輪郭線が不鮮明になることも
ない。
C1で示す曲線に沿つて画素切換が行なわれるた
め、画像の乱れはほとんど認識されないことにな
る。これは、原画の特性に応じて切換が行なわれ
ることの効果例である。比例配分的な切換えを行
なつていないため、輪郭線が不鮮明になることも
ない。
変形例
なお、上述の第1の実施例では、シフトレジス
タ31として5段構成のものを用いたが、2段以
上であれば何段であつてもよい。たとえば2段の
シフトレジスタを用いれば、互いに隣接する2画
素間での濃度変化を検出することになる。
タ31として5段構成のものを用いたが、2段以
上であれば何段であつてもよい。たとえば2段の
シフトレジスタを用いれば、互いに隣接する2画
素間での濃度変化を検出することになる。
さらに、この発明では、主走査方向のみでな
く、副走査方向に近接する画素との間の濃度変化
をも検出して、この濃度変化が小さい画素を切換
画素とすることもできる。
く、副走査方向に近接する画素との間の濃度変化
をも検出して、この濃度変化が小さい画素を切換
画素とすることもできる。
上述の説明では省略したが、シエーデイング補
正などの既知の画像処理を各実施例で併用するこ
とももちろん可能である。
正などの既知の画像処理を各実施例で併用するこ
とももちろん可能である。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明によれば、近接
する画素との間の濃度変化が小さな画素を検出し
て、これを切換画素としているため、撮像素子間
の切換位置を原画の特性に応じて変化させること
が可能であつて、再現画像の乱れが視覚的に認識
されることの少ない画像読取装置を得ることがで
きる。
する画素との間の濃度変化が小さな画素を検出し
て、これを切換画素としているため、撮像素子間
の切換位置を原画の特性に応じて変化させること
が可能であつて、再現画像の乱れが視覚的に認識
されることの少ない画像読取装置を得ることがで
きる。
第1図はこの発明の第1の実施例の電気的構成
を示すブロツク図、第2図は第1の実施例におけ
る濃度変化検出器の詳細を示すブロツク図、第3
図は第1の実施例の動作を示すタイムチヤート、
第4図は実施例における重複読取の例を示す図、
第5図は切換画素の画素番号を説明するための
図、第6図は第3の実施例の電気的構成を示すブ
ロツク図、第7図は第3の実施例の動作を示すを
タイムチヤート、第8図はこの発明の実施例によ
る再現画像の例を示す図、第9図は分割読取方式
の概念を示す図、第10図および第11図は分割
読取方式における重複関係を示す図、第12図は
再現画像の乱れを例示する画像拡大図、第13図
は読取り対象となる原画を例示する図、第14図
は従来の装置によつて生ずる再現画像の乱れを例
示する図である。 11a,11b……CCDラインセンサ、Ma,
Mb……メモリブロツク、17……濃度変化検出
器、22……コンパレータ、23……セレクタ、
31……シフトレジスタ、ΔR……重複部分。
を示すブロツク図、第2図は第1の実施例におけ
る濃度変化検出器の詳細を示すブロツク図、第3
図は第1の実施例の動作を示すタイムチヤート、
第4図は実施例における重複読取の例を示す図、
第5図は切換画素の画素番号を説明するための
図、第6図は第3の実施例の電気的構成を示すブ
ロツク図、第7図は第3の実施例の動作を示すを
タイムチヤート、第8図はこの発明の実施例によ
る再現画像の例を示す図、第9図は分割読取方式
の概念を示す図、第10図および第11図は分割
読取方式における重複関係を示す図、第12図は
再現画像の乱れを例示する画像拡大図、第13図
は読取り対象となる原画を例示する図、第14図
は従来の装置によつて生ずる再現画像の乱れを例
示する図である。 11a,11b……CCDラインセンサ、Ma,
Mb……メモリブロツク、17……濃度変化検出
器、22……コンパレータ、23……セレクタ、
31……シフトレジスタ、ΔR……重複部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 各走査線ごとの画像情報を、複数の撮像素子
を用いて一部分を重複させつつ分割して読取り、
前記複数の撮像素子の各撮像出力をつなぎ合わせ
て前記画像情報を再現する画像読取装置であつ
て、 前記重複部分に属する画素の中から、近接画素
との間の空間的な濃度変化が小さな画素を検出す
る濃度変化検出手段を設け、前記濃度変化検出手
段によつて検出された画素を切換画素として前記
撮像出力のつなぎ合わせを行なうことを特徴とす
る画像読取装置。 2 濃度変化検出手段は、重複部分中の各領域に
おける濃度変化値の相互比較を行なつて、近接画
素との間の濃度変化値が最も小さな画素を検出す
る手段である、特許請求の範囲第1項記載の画像
読取装置。 3 濃度変化検出手段は、重複部分に属する画素
の中から、近接画素との間の濃度変化が所定の濃
度変化基準値よりも小さな画素を検出する手段で
ある、特許請求の範囲第1項記載の画像読取装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60119348A JPS61277254A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 画像読取装置 |
US06/865,985 US4712134A (en) | 1985-05-31 | 1986-05-21 | Image reader with plural pickup elements reading overlapping image regions of an original image |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60119348A JPS61277254A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61277254A JPS61277254A (ja) | 1986-12-08 |
JPH0374991B2 true JPH0374991B2 (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=14759263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60119348A Granted JPS61277254A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 画像読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4712134A (ja) |
JP (1) | JPS61277254A (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4774592A (en) * | 1985-10-08 | 1988-09-27 | Ricoh Company, Ltd. | Image reader using a plurality of CCDs |
FR2598273B1 (fr) * | 1986-05-02 | 1988-08-26 | Aerospatiale | Senseur opto-electrique multichamp a transfert de charges |
JPS63169871A (ja) * | 1987-01-08 | 1988-07-13 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 副走査方向読取り位置ずれ補正方法 |
JPS63234765A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-09-30 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 画像読取装置 |
DE3869200D1 (de) * | 1987-05-22 | 1992-04-23 | Oki Electric Ind Co Ltd | Bildabtaster vom kontakt-typ. |
JPH0744627B2 (ja) * | 1987-12-21 | 1995-05-15 | 株式会社日立製作所 | イメージセンサ駆動方法 |
JPH01311775A (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-15 | Asahi Optical Co Ltd | Ccdセンサの駆動方法 |
LU87259A1 (fr) * | 1988-06-27 | 1990-02-28 | Ceca Comm Europ Charbon Acier | Procede et dispositif de traitement de signaux electriques provenant de l'analyse d'une ligne d'une image |
US5315412A (en) * | 1990-04-06 | 1994-05-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Multi-chip color image sensor with light-receiving windows arranged to provide sensor output signals corresponding to the gap between adjacent sensors |
US5386228A (en) * | 1991-06-20 | 1995-01-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup device including means for adjusting sensitivity of image pickup elements |
US5390032A (en) * | 1991-06-28 | 1995-02-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image reader having photoelectric conversion line sensors |
FR2690590A1 (fr) * | 1992-04-24 | 1993-10-29 | Thomson Csf | Dispositif de traitement de signaux numériques provenant de capteurs optiques et transformateur vidéo équipé d'au moins un tel dispositif. |
US5414534A (en) * | 1992-12-02 | 1995-05-09 | Vidar Systems Corporation | Apparatus for mechanically adjusting the image on CCD arrays in a scanning apparatus |
US5532845A (en) * | 1994-11-21 | 1996-07-02 | Xerox Corporation | High speed high resolution platen scanning system using a plurality of scanning units |
NL1004831C2 (nl) * | 1996-12-19 | 1998-06-22 | Oce Tech Bv | Scannersysteem met automatisch compensatie van positiefouten. |
US6195471B1 (en) * | 1998-03-24 | 2001-02-27 | Agfa Corporation | Method and apparatus for combining a plurality of images at random stitch points without incurring a visible seam |
US6181441B1 (en) * | 1999-01-19 | 2001-01-30 | Xerox Corporation | Scanning system and method for stitching overlapped image data by varying stitch location |
US6744543B1 (en) * | 1999-11-10 | 2004-06-01 | Hewlett-Packard Development Company, Lp. | System and method for scanning a document |
US20030138167A1 (en) * | 2002-01-22 | 2003-07-24 | Joergen Rasmusen | Method and a system for stitching images produced by two or more sensors in a graphical scanner |
DE102011018381B4 (de) * | 2011-04-21 | 2014-09-11 | Roth + Weber Gmbh | Großformatiges Scanner-System |
JP7153424B2 (ja) | 2017-01-23 | 2022-10-14 | セイコーエプソン株式会社 | スキャナー、スキャンプログラムおよびスキャンデータの生産方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4005285A (en) * | 1975-10-30 | 1977-01-25 | Xerox Corporation | Optical system for extending photosensor array resolution |
US4200788A (en) * | 1977-05-02 | 1980-04-29 | Xerox Corporation | Modular array |
US4249217A (en) * | 1979-05-29 | 1981-02-03 | International Business Machines Corporation | Separated sensor array abutment |
US4321628A (en) * | 1980-04-02 | 1982-03-23 | Xerox Corporation | Scanning apparatus |
US4432022A (en) * | 1980-04-14 | 1984-02-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Original reading apparatus |
JPS5769476A (en) * | 1980-10-16 | 1982-04-28 | Fuji Xerox Co Ltd | Reader control system |
US4449151A (en) * | 1981-06-03 | 1984-05-15 | Ricoh Company, Ltd. | Solid-state scanning apparatus |
JPS58119261A (ja) * | 1982-01-08 | 1983-07-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 画情報読取装置 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP60119348A patent/JPS61277254A/ja active Granted
-
1986
- 1986-05-21 US US06/865,985 patent/US4712134A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61277254A (ja) | 1986-12-08 |
US4712134A (en) | 1987-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0374991B2 (ja) | ||
JPH0698354A (ja) | スキュウ測定装置 | |
US6424753B1 (en) | Pixel interpolation method and circuit therefor | |
GB2260457A (en) | Tracking apparatus | |
JPH05227476A (ja) | 画像データ格納方式 | |
JPS6166109A (ja) | 光電検出器の選択方法とその装置 | |
US5469269A (en) | High speed optical information system and method | |
JPS58119279A (ja) | 蓄積型光電変換装置 | |
JPH03179214A (ja) | アレイセンサの出力方式 | |
JPS59108175A (ja) | パタ−ンマツチング装置 | |
JP3382969B2 (ja) | 自動合焦方式 | |
JP2577797B2 (ja) | 画素密度変換回路 | |
JPH04335780A (ja) | 映像信号記録装置 | |
TWI406557B (zh) | 圖像處理裝置及方法 | |
JPH0142195Y2 (ja) | ||
JP3649882B2 (ja) | マークエリア検出装置 | |
JP3655655B2 (ja) | 画像入力装置 | |
JPH0591461A (ja) | 信号記録装置 | |
SU1140090A1 (ru) | Масштабирующее устройство | |
SU1270781A1 (ru) | Устройство дл распознавани контуров изображений объектов | |
JPH0228465Y2 (ja) | ||
KR840001215B1 (ko) | 화상신호 기억식 컬러스캐너(scanner)에 의한 복수 원화(原畵)의 색분해판 기록방법 | |
JPS60203069A (ja) | 画像読取装置 | |
JPS6312431B2 (ja) | ||
JPS63254578A (ja) | パタ−ン認識装置 |