JPH0128913Y2 - - Google Patents

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JPH0128913Y2
JPH0128913Y2 JP1982007407U JP740782U JPH0128913Y2 JP H0128913 Y2 JPH0128913 Y2 JP H0128913Y2 JP 1982007407 U JP1982007407 U JP 1982007407U JP 740782 U JP740782 U JP 740782U JP H0128913 Y2 JPH0128913 Y2 JP H0128913Y2
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JP
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cam
press
roller
press device
upper die
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JP1982007407U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプレス装置に係り、特に偏心カムによ
り上型を押圧して連続的にプレス加工を行なわせ
プレス装置において、偏心カムにより駆動される
材料送り装置を備えたプレス装置を提供すること
を目的とする。
金型の上型を上下動させるのにクランク軸に代
えて偏心カムを使用し小型化、加工速度の高速化
等を図つたプレス装置が例えば特公昭37−17295
号等に示されている。
この種のプレス装置においては、プレス動作に
関連して材料を間歇的に金型に送る材料送り装置
が備えてあることが望ましい。しかも、この材料
送り装置は偏心カムの回転を駆動源として駆動さ
れる構成であることが望ましい。
本考案は上記要求を満足するものであり、以下
図面と共にその実施例について説明する。
まず、偏心カムによるプレス装置の動作につい
て説明する。
第1図は偏心カムの回転によるプレス装置の動
作の1例を示す。図中、プレス装置1は、上型ブ
ロツク2及び下型ブロツク3をクツシヨンピン4
及びクツシヨンスプリング5を介して組付け、偏
心回転カム6を配してなる。尚上型ブロツク2は
台板2a下面に上型2bを固着してなり、又下型
ブロツク3は台板3a上面に下型3bを固着して
なる。
偏心回転カム6は、断面円形であるがその回転
中心aは断面中心bから上型ブロツク2の上下動
ストロークHの半分、即ち寸法H/2分偏心した
位置にある。カム6はその回転中心aを水平に配
され該回転中心aの直上に断面中心bが位置する
ときカム6外周下面が上動限にある上型ブロツク
2上面に当接する。
従つて、カム6がこの位置より例えば時計方向
へ180゜回転して第1図中二点鎖線位置へ至ると、
カム6外周下面は偏心量H/2の2倍、即ち寸法
H分下動する。従つて上型ブロツク2はクツシヨ
ンスプリング5に抗してストロークH分下動して
上型2bが下型3bに衝合して、材料7を所定形
状に打抜きプレス加工する。
続いて、カム6が更に同方向へ180゜回転する
と、第1図中実線位置となり上型ブロツク2はク
ツシヨンスプリング5により実線位置までストロ
ークH分上動復帰する。この間に材料7が矢印方
向へ送られる。
上記動作が以後連続してなされ高速プレス加工
が行なわれる。これによれば、上型ブロツク2を
駆動するのはカム6のみであり、構成がきわめて
簡単であり、全体の小型化をはかりえ、又小型ゆ
え後述する如く種々の姿勢で配設できて便利であ
り、又上型ブロツク2を垂直の駆動軸等により上
下動させ全体の動作範囲が大きくなるものに比し
て、動作範囲が小さく高速運転に適している。
第2図は偏心カムの回転によるプレス装置の他
の動作の例を示し、第1図と同一部分には同一符
号を附してその説明を省略する。(尚第2図以降
の図面では上型ブロツクの上下動の図示を省略す
る。)本構成は、第1図のプレス装置1と同様の
2組のプレス装置1−1,1−2をカム6を介し
て上下対称に配したものである。このとき、第2
図の如くカム6の回転中心aの直下に断面中心b
が至つて下方プレス装置1−2の上型ブロツク2
を下動限まで押下げているとすると、上方プレス
装置1−1の上型ブロツク2は丁度上動限(第2
図中では下方限)に復帰した状態になるようにし
ておく。
従つて、カム6が1回転する毎に2組のプレス
装置が1回ずつプレス加工を行ないえ、第1図の
場合に比して2倍のプレス加工速度を得ることが
できる。
次に本考案のプレス装置の実施例について説明
する。
第3図は本考案プレス装置の一実施例であり、
プレス動作と材料送り動作とを連動させたもので
ある。図中、プレス装置1−3は上型ブロツク2
の台板2a上面に突出寸法がネジ式に調整自在の
シヤンク8が固着され、その上方に偏心回転カム
6が配される。9,10は材料送り用の1対のロ
ーラであり、ローラ9は揺動アーム11(ピン1
2により枢支される)、の右端に上下方向揺動自
在に軸承され、又ローラ10は回転中心が不動に
配される。更に揺動アーム11の左端にはシヤン
ク8下面に当接するボルト13が取付けられ、又
カム6の偏心位置とローラ10の中心とが連結シ
ヤフト14,15により連結され後述する如くロ
ーラ10は連動的に往復動自在となつている。尚
シヤフト14のカム6への連結ピンを21とす
る。22a,22bはシヤフト14の連結位置調
整用のボルトである。
次に、その動作を説明する。第3図中、連結ピ
ン21が符号21−2の位置へ至つており上型ブ
ロツク2が下動方向中間位置にある。この状態よ
りカム6が90゜分時計方向へ回転して連結ピン2
1が符号21−3の位置に至ると、上型ブロツク
2が下動限へ至り材料7のプレス加工を行なう。
しかるに、このときシヤンク8がボルト13を下
動させるため揺動アーム11が反時計方向へ揺動
してローラ9をローラ10より離間させ材料7の
送りを停止させるため、加工ズレのない良好なプ
レス加工を行ないうる。
続いて、カム6が90゜分回動して連結ピン21
が符号21−4の位置に至ると、上型ブロツク2
が上動して第3図に示す中間位置へ至り上型2b
及び下型3b間に間隙が形成される。この間にお
いて連結シヤフト14,15を介してローラ10
は時計方向へ略90゜分揺動されるが、ローラ9が
未だ圧接していないため材料7の逆方向送り等の
不都合はなされない。連結ピン21が符号21−
4の位置に至ると同時に揺動アーム11も同図の
位置へ復帰し自重によりローラ9がローラ10に
圧接復帰する。
続いて、カム6が90゜分回動して連結ピン21
が符号21−1の位置へ至ると、上型ブロツク2
は上動限へ至る。更にカム6が90゜分回動して連
結ピン21が第3図に示す符号21−2の位置へ
至ると、上型ブロツク2は中間位置まで下動する
が、この間において連結シヤフト14,15を介
してローラ10は反時計方向へ略90゜分回動せし
められる。このときローラ10にはローラ9が圧
接しているため材料7が所定長分上型2b及び下
型3b間に送り込まれる。
続いて、上記の場合と同様にして上型ブロツク
2が下動してプレス加工がなされ、以後この作業
が連続して行なわれる。尚上記動作中連結ピン2
1が符号21−2から21−3へ至る間、及び符
号21−4から21−1へ至る間はローラ10は
殆ど揺動動作を行なわない。上記構成及び動作に
よれば、特に材料7送り用の駆動機構を必要とせ
ず、構成を簡単としコストを低減しうる。
第4図は本考案プレス装置の材料送り部分を示
し、第3図と同一部分には同一符号を附す。図
中、材料7は巻き部分7aからローラ9,10へ
至る間の部分をスプリング23により附勢された
1対のフエルト24a,24bにより軽く圧接挾
持されている。
材料7は巻き部分7aがほどけるときのバネ性
により移送方向へ所定の慣性力を有してとび出す
ことがあるが、上記フエルト24a,24bによ
り上記慣性力を抑え安定した移送を行なわしめて
いる。尚フエルト24,25はプレス装置を収納
する筐体の中に配してもよいし外に配してもよ
い。
第5図〜第7図は本考案になるプレス装置の配
設例を示すが、これらは何れも第2図の実施例の
如く、一の偏心回転カム6で2組のプレス装置1
−1,1−2を駆動するものである。第5図では
第2図の如くカム6の上下にプレス装置1−1,
1−2を配し、材料7を個別に各プレス装置1−
1,1−2に供給するものである。
第6図では第5図の配置と同様であるが、プレ
ス装置1−2で加工した材料7を更にプレス装置
1−1に送つて加工し、都合2段加工を行なうも
のである。これによれば1度でプレス加工する場
合に金型形状が複雑になるものに比して、簡単な
金型を2組作ればよいため全体的なコストを低減
しうる。
第7図はカム6の左右にプレス装置1−1,1
−2を配し、、個別に材料7を送り込むものであ
るが、勿論2段加工をするようにしてもよい。
第8図A,Bは、回転軸6′の上下にプレス装
置1−1,1−2を配した場合の実際構成を示す
が、これによれば偏心回転カム6は回転軸6′に
形成され、更にプレス装置1−1,1−2に対し
夫々第3図の如きローラ9,10を連動させる材
料送り機構を附設されている。尚第8図Aではプ
レス装置1−2を省略して示し、又同図Bではプ
レス装置1−1を省略して示している。又回転軸
6′は軸受25,26により軸承されプーリ27、
Vベルト28を介してモータ29により回転駆動
されるものであり、カム6がプレス装置1−1,
1−2に当接し、又1対の連結シヤフト14はカ
ツプリング30を介した円板31の偏心位置に
夫々連結されている。又モータ29を除いて全体
が筐体32に収納されている。
上述の如く、本考案になるプレス装置によれ
ば、偏心カムの回転により上型を変位させてプレ
ス加工を行なうプレス装置において、上記偏心カ
ムを駆動源として駆動される材料送り装置を備え
てなる構成であるため、材料の送りを自動化する
ことが出来、偏心カムを使用したことにより得ら
れるプレス加工速度の高速化という利点を有効に
生かすことが出来る。しかも、材料送り用の専用
の駆動源、例えばモータが必要でなく、構成を簡
単とし得、しかも、コストを低減しうるという特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は偏心カムの下院によるプレス装置の動
作の1例を示す図、第2図は偏心カムの回転によ
るプレス装置の動作の他の例を示す図、第3図は
本考案のプレス装置の一実施例を示す図、第4図
は上記プレス装置の材料送り部分を示す正面図、
第5図〜第7図は夫々上記プレス装置を2組分配
設する場合の各種配設を示す図、第8図A,Bは
夫々、上記プレス装置の実際構成を示す側面図及
び正面図である。 1,1−1,1−2……プレス装置、2……上
型ブロツク、3……下型ブロツク、6……偏心回
転カム、7……材料、8……シヤンク、9,10
……ローラ、11……揺動アーム、14,15…
…連結シヤフト、21……連結ピン、24a,2
4b……フエルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 偏心的に回転するカムの外周により金型の上型
    を押圧変位させてプレス加工を行なうプレス装置
    において、 加工する材料を挟む一対のローラと、上記カム
    と連結された連結シヤフトよりなり上記カムの回
    動に応じて上記一対のローラのうち一方のローラ
    を往復回動させる機構と、上記一対のローラのう
    ち他方のローラを支持しており、上記カムの回動
    に応じて揺動し、上記一方のローラが上記材料を
    プレス装置に送り込む方向に回動するときに上記
    一方のローラに押圧し、上記一方のローラが上記
    とは逆方向に回動するときに上記一方のローラよ
    り離間させる揺動アームとよりなる材料送り装置
    を備えてなる構成のプレス装置。
JP740782U 1982-01-22 1982-01-22 プレス装置 Granted JPS58111191U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP740782U JPS58111191U (ja) 1982-01-22 1982-01-22 プレス装置

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JP740782U JPS58111191U (ja) 1982-01-22 1982-01-22 プレス装置

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Publication Number Publication Date
JPS58111191U JPS58111191U (ja) 1983-07-29
JPH0128913Y2 true JPH0128913Y2 (ja) 1989-09-04

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ID=30020156

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JP740782U Granted JPS58111191U (ja) 1982-01-22 1982-01-22 プレス装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105921573B (zh) * 2016-06-29 2018-08-10 常熟市杜尼电子有限责任公司 超声波发生器微型喇叭高精度自动化生产装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592378Y2 (ja) * 1979-02-13 1984-01-23 スタ−ライト工業株式会社 配管用絶縁物

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JPS58111191U (ja) 1983-07-29

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