JP3353959B2 - 機械式プレス装置 - Google Patents
機械式プレス装置Info
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- JP3353959B2 JP3353959B2 JP21066693A JP21066693A JP3353959B2 JP 3353959 B2 JP3353959 B2 JP 3353959B2 JP 21066693 A JP21066693 A JP 21066693A JP 21066693 A JP21066693 A JP 21066693A JP 3353959 B2 JP3353959 B2 JP 3353959B2
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- Japan
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- press
- mechanical press
- frame
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/26—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/008—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by a rod swinging between a fixed plane and the ram
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/06—Platens or press rams
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8821—With simple rectilinear reciprocating motion only
- Y10T83/8841—Tool driver movable relative to tool support
- Y10T83/8843—Cam or eccentric revolving about fixed axis
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転カムを利用してス
ライダを往復直線運動させる機械式プレス装置に関する
ものである。
ライダを往復直線運動させる機械式プレス装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】機械式プレス装置は、一般にスライダの
駆動機構によりクランクプレス、ナックルプレス（トグ
ルプレス）、カムプレス等に分類される。クランクプレ
スは、フライホイールに蓄えられた回転エネルギをクラ
ンク軸および連接棒を介してスライダの往復直線運動に
変換するもので、構造が簡単で最も多用されているが、
剛性および発熱の点で問題がある。ナックルプレスは、
フライホイールの回転エネルギをクランク軸と連接棒と
ナックルリンクとを介してスライダの往復直線運動に変
換するもので、下死点付近でストロークの変化が少な
く、衝撃荷重に対して強いが、構造が複雑になる問題が
ある。カムプレスは、フライホイールの回転エネルギを
カムと連接棒とによりスライダの往復直線運動に変換す
るもので、カムの製作が難しい反面、カム形状によりス
ライダの運動曲線を自由に設定できる特徴がある。
駆動機構によりクランクプレス、ナックルプレス（トグ
ルプレス）、カムプレス等に分類される。クランクプレ
スは、フライホイールに蓄えられた回転エネルギをクラ
ンク軸および連接棒を介してスライダの往復直線運動に
変換するもので、構造が簡単で最も多用されているが、
剛性および発熱の点で問題がある。ナックルプレスは、
フライホイールの回転エネルギをクランク軸と連接棒と
ナックルリンクとを介してスライダの往復直線運動に変
換するもので、下死点付近でストロークの変化が少な
く、衝撃荷重に対して強いが、構造が複雑になる問題が
ある。カムプレスは、フライホイールの回転エネルギを
カムと連接棒とによりスライダの往復直線運動に変換す
るもので、カムの製作が難しい反面、カム形状によりス
ライダの運動曲線を自由に設定できる特徴がある。
【０００３】機械式プレスはまた、スライダ駆動機構と
スライダとの連結部の数により分類され、連結部が１点
のプレスをシングルポイントプレス、２点のプレスをツ
ーポイントプレス、連結部２点に対しさらに各連結部に
直交する方向に隣接して連結部を設けた４点のプレスを
フォーポイントプレスと呼んでいる。シングルポイント
プレスは、スライダが偏荷重を受けない比較的小面積の
プレスに適し、ツーポイントおよびフォーポイントプレ
スは、スライダが偏荷重を受ける比較的大面積のプレス
に適している。プレスに取り付けられる金型は、重心が
必ずしもプレス装置の中心になく、またプレス作業時の
負荷も必ずしもプレス装置の中心にあるわけではないの
で、このような偏荷重を受ける金型をスライダに取り付
けてプレス作業を行なうと、シングルポイントプレスで
はスライダが傾いて精度のよいプレス作業を行なうこと
はできない。
スライダとの連結部の数により分類され、連結部が１点
のプレスをシングルポイントプレス、２点のプレスをツ
ーポイントプレス、連結部２点に対しさらに各連結部に
直交する方向に隣接して連結部を設けた４点のプレスを
フォーポイントプレスと呼んでいる。シングルポイント
プレスは、スライダが偏荷重を受けない比較的小面積の
プレスに適し、ツーポイントおよびフォーポイントプレ
スは、スライダが偏荷重を受ける比較的大面積のプレス
に適している。プレスに取り付けられる金型は、重心が
必ずしもプレス装置の中心になく、またプレス作業時の
負荷も必ずしもプレス装置の中心にあるわけではないの
で、このような偏荷重を受ける金型をスライダに取り付
けてプレス作業を行なうと、シングルポイントプレスで
はスライダが傾いて精度のよいプレス作業を行なうこと
はできない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のプ
レス装置にはいくつかの種類があり、それぞれに長所短
所があり、加工目的により選択されて使用されていた。
しかしながら、プレス装置は高価なので、加工目的が異
なる毎にプレス装置を導入していたのでは、設備費用や
設置場所が余計に掛かり、プレス装置毎の仕様に合わせ
た付帯設備が必要になり、製品コストに跳ね返るという
問題があった。このため、従来のプレス装置のそれぞれ
の長所を生かした汎用性の高いプレス装置が望まれてい
る。
レス装置にはいくつかの種類があり、それぞれに長所短
所があり、加工目的により選択されて使用されていた。
しかしながら、プレス装置は高価なので、加工目的が異
なる毎にプレス装置を導入していたのでは、設備費用や
設置場所が余計に掛かり、プレス装置毎の仕様に合わせ
た付帯設備が必要になり、製品コストに跳ね返るという
問題があった。このため、従来のプレス装置のそれぞれ
の長所を生かした汎用性の高いプレス装置が望まれてい
る。
【０００５】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、従来のプレス装置の長所を生かした汎用
性の高い機械式プレス装置を提供することを目的とす
る。
るものであり、従来のプレス装置の長所を生かした汎用
性の高い機械式プレス装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によるプレス装置
は、フレームに鉛直方向に摺動可能に支持されて下部に
プレス上型を担持するスライダと、フレームの左右両側
に水平方向に摺動可能に設けられた摺動ブロックと、一
端部を各摺動ブロックに設けられた支持軸に回転可能に
取り付けられ、他端部をスライダに回転可能に取り付け
られた左右一対の連接棒と、フレームに回転可能に支持
され、一端部が回転伝達手段に連結された入力軸と、入
力軸の他端部に固定されて、各摺動ブロックに設けられ
たカムフォロワおよびローラフォロワに挟持されて、各
摺動ブロックを互いに左右対称位置に往復運動させるた
めのリブカムとを備え、前記ローラフォロワを前記支持
軸に回転可能に取り付けられた構成のものである。
は、フレームに鉛直方向に摺動可能に支持されて下部に
プレス上型を担持するスライダと、フレームの左右両側
に水平方向に摺動可能に設けられた摺動ブロックと、一
端部を各摺動ブロックに設けられた支持軸に回転可能に
取り付けられ、他端部をスライダに回転可能に取り付け
られた左右一対の連接棒と、フレームに回転可能に支持
され、一端部が回転伝達手段に連結された入力軸と、入
力軸の他端部に固定されて、各摺動ブロックに設けられ
たカムフォロワおよびローラフォロワに挟持されて、各
摺動ブロックを互いに左右対称位置に往復運動させるた
めのリブカムとを備え、前記ローラフォロワを前記支持
軸に回転可能に取り付けられた構成のものである。
【０００７】
【作用】したがって本発明によれば、リブカムと摺動ブ
ロックと連接棒とスライダとによりナックルプレスとカ
ムプレスとを合わせた構成になり、構造が簡単で熱的影
響が少なく、衝撃や偏荷重に強く、運動曲線を自由に選
択できる優れた機械式プレス装置を提供することができ
る。
ロックと連接棒とスライダとによりナックルプレスとカ
ムプレスとを合わせた構成になり、構造が簡単で熱的影
響が少なく、衝撃や偏荷重に強く、運動曲線を自由に選
択できる優れた機械式プレス装置を提供することができ
る。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例における機械式プレ
ス装置の概略断面正面図、図２は同装置の概略断面側面
図、図３は同装置のカム機構部の概略断面平面図であ
る。フレーム１は、上部支持部２、中間支持部３、下部
支持部４を備え、上部支持部２と中間支持部３との間に
は、左右両側から内側に向けて突出した左右それぞれ一
対ずつの中間突出部５を有する。フレーム１の中間支持
部３には、軸受６を介して矩形のスライダ７が鉛直方向
に摺動可能に支持されている。スライダ７の下端部には
プレス上金型が担持される。左右それぞれ一対ずつの各
中間突出部５には、それぞれガイド溝８が水平方向に形
成され、各ガイド溝８の中には、それぞれ軸受９を介し
て摺動ブロック１０が摺動可能に嵌め込まれている。左
右それぞれ一対ずつの各摺動ブロック１０には、それぞ
れ内側に２個のカムフォロワ１１と、外側に１個のロー
ラフォロワ１２とが回転可能に取り付けられている。各
ローラフォロワ１２の支持軸１３には、各連接棒１４の
一方の二股状の端部がローラフォロワ１２の両側を挟む
ように回転可能に取り付けられている。各連接棒１４の
二股状の他方の端部は、スライダ７の上面の左右両側に
連結ピン１５を介して回転可能に取り付けられている。
ス装置の概略断面正面図、図２は同装置の概略断面側面
図、図３は同装置のカム機構部の概略断面平面図であ
る。フレーム１は、上部支持部２、中間支持部３、下部
支持部４を備え、上部支持部２と中間支持部３との間に
は、左右両側から内側に向けて突出した左右それぞれ一
対ずつの中間突出部５を有する。フレーム１の中間支持
部３には、軸受６を介して矩形のスライダ７が鉛直方向
に摺動可能に支持されている。スライダ７の下端部には
プレス上金型が担持される。左右それぞれ一対ずつの各
中間突出部５には、それぞれガイド溝８が水平方向に形
成され、各ガイド溝８の中には、それぞれ軸受９を介し
て摺動ブロック１０が摺動可能に嵌め込まれている。左
右それぞれ一対ずつの各摺動ブロック１０には、それぞ
れ内側に２個のカムフォロワ１１と、外側に１個のロー
ラフォロワ１２とが回転可能に取り付けられている。各
ローラフォロワ１２の支持軸１３には、各連接棒１４の
一方の二股状の端部がローラフォロワ１２の両側を挟む
ように回転可能に取り付けられている。各連接棒１４の
二股状の他方の端部は、スライダ７の上面の左右両側に
連結ピン１５を介して回転可能に取り付けられている。
【０００９】一方、フレーム１の背板には、これを前後
方向に貫通する入力軸１６が、軸受１７，１８を介して
回転可能に支持されている。入力軸１６の一端部にはフ
ライホイール１９が固定され、フライホイール１９は、
フレーム１の上部に配置されたモータ２０により、モー
タ軸に固定されたプーリ２１およびプーリ２１とフライ
ホイール１９との間に掛け渡されたベルト２２を介して
駆動される。入力軸１６の他端部には、中心に対して点
対称かつ周縁に前後方向両側に張り出したリムを有する
リブカム２３が固定されている。リブカム２３の周面に
は、上記した２個のカムフォロワ１１が内側周面に、１
個のローラフォロワ１２が外側周面にそれぞれ接触して
おり、リブカム２３の回転に従動して回転し、各摺動ブ
ロック１０を互いに逆方向に左右方向に往復運動させ
る。各摺動ブロック１０を左右対称位置に往復運動させ
るために、リブカム２３は、山の数をＳとすると、Ｓ＝
２ｎ（ｎ＝１，２，３，４，……）になるように設定さ
れる。例えばｎ＝１の場合は、Ｓ＝２となり、山が２つ
で谷が２つの１８０°対称のカムとなる。ｎ＝２の場合
は、山が４つで谷が４つの４等分のカムとなり、カムの
重心は常にカム軸中心と一致し、回転バランスのよいカ
ムとなる。また、スライダ７上面の左右の連結ピン１５
の位置と、摺動ブロック１０下面の左右の支持軸１３の
位置と、リブカム２３の回転位置との関係は、スライダ
７の下死点位置で速度が最も遅くなるように設定されて
おり、一種のトグル機構を構成している。
方向に貫通する入力軸１６が、軸受１７，１８を介して
回転可能に支持されている。入力軸１６の一端部にはフ
ライホイール１９が固定され、フライホイール１９は、
フレーム１の上部に配置されたモータ２０により、モー
タ軸に固定されたプーリ２１およびプーリ２１とフライ
ホイール１９との間に掛け渡されたベルト２２を介して
駆動される。入力軸１６の他端部には、中心に対して点
対称かつ周縁に前後方向両側に張り出したリムを有する
リブカム２３が固定されている。リブカム２３の周面に
は、上記した２個のカムフォロワ１１が内側周面に、１
個のローラフォロワ１２が外側周面にそれぞれ接触して
おり、リブカム２３の回転に従動して回転し、各摺動ブ
ロック１０を互いに逆方向に左右方向に往復運動させ
る。各摺動ブロック１０を左右対称位置に往復運動させ
るために、リブカム２３は、山の数をＳとすると、Ｓ＝
２ｎ（ｎ＝１，２，３，４，……）になるように設定さ
れる。例えばｎ＝１の場合は、Ｓ＝２となり、山が２つ
で谷が２つの１８０°対称のカムとなる。ｎ＝２の場合
は、山が４つで谷が４つの４等分のカムとなり、カムの
重心は常にカム軸中心と一致し、回転バランスのよいカ
ムとなる。また、スライダ７上面の左右の連結ピン１５
の位置と、摺動ブロック１０下面の左右の支持軸１３の
位置と、リブカム２３の回転位置との関係は、スライダ
７の下死点位置で速度が最も遅くなるように設定されて
おり、一種のトグル機構を構成している。
【００１０】次に、上記機械プレス装置の動作について
説明する。モータ２０が回転して回転力がプーリ２１、
ベルト２２を介してフライホイール１９に伝達され、リ
ブカム２３が図示の谷の位置から回転すると、カムフォ
ロワ１１およびローラフォロワ１２を介して左右の各摺
動ブロック１０が図示の位置から互いに遠ざかるように
左右対称位置に移動する。これに伴い、各連接棒１４が
鉛直方向に近づいてスライダ７を図示の上死点から下方
に移動させる。そしてリブカム２３が９０°回転して山
の位置がカムフォロワ１１とローラフォロワ１２の位置
に至ると、各摺動ブロック１０は互いに最も遠ざかる位
置に位置して、スライダ７は下死点に至り、ワークを加
工する。このとき、下死点付近のプレス荷重は２本の連
接棒１４に伝わり、スライダ７を押し上げるように作用
し、スライダ７に掛かる荷重のうち、大部分の分力は軸
受９を介して直接フレーム１に伝搬し、残りの分力がリ
ブカム２３を押す荷重として受け止められる。したがっ
て、リブカム２３に掛かる荷重が軽減されるので、カム
装置の安全率を高める高価がある。また、スライダ７は
２本の連接棒に連結されてツーポイントプレスを構成し
ているので、金型の偏荷重に際しても摺動ブロック１０
の平行度が乱されることなく、スライダ７を傾きなしに
駆動するので、高い精度でプレス加工を行なうことがで
きる。
説明する。モータ２０が回転して回転力がプーリ２１、
ベルト２２を介してフライホイール１９に伝達され、リ
ブカム２３が図示の谷の位置から回転すると、カムフォ
ロワ１１およびローラフォロワ１２を介して左右の各摺
動ブロック１０が図示の位置から互いに遠ざかるように
左右対称位置に移動する。これに伴い、各連接棒１４が
鉛直方向に近づいてスライダ７を図示の上死点から下方
に移動させる。そしてリブカム２３が９０°回転して山
の位置がカムフォロワ１１とローラフォロワ１２の位置
に至ると、各摺動ブロック１０は互いに最も遠ざかる位
置に位置して、スライダ７は下死点に至り、ワークを加
工する。このとき、下死点付近のプレス荷重は２本の連
接棒１４に伝わり、スライダ７を押し上げるように作用
し、スライダ７に掛かる荷重のうち、大部分の分力は軸
受９を介して直接フレーム１に伝搬し、残りの分力がリ
ブカム２３を押す荷重として受け止められる。したがっ
て、リブカム２３に掛かる荷重が軽減されるので、カム
装置の安全率を高める高価がある。また、スライダ７は
２本の連接棒に連結されてツーポイントプレスを構成し
ているので、金型の偏荷重に際しても摺動ブロック１０
の平行度が乱されることなく、スライダ７を傾きなしに
駆動するので、高い精度でプレス加工を行なうことがで
きる。
【００１１】図４から図６は本発明の別の実施例を示し
ており、上記実施例とは、スライダと連接棒との連結部
がフォーポイントになっている点が異なるだけである。
すなわち、スライダ７′の上面には、それぞれ左右両側
において、二股状の連結部７′ａ，７′ｂが形成され、
連接棒１４′の下端部には２ケ所に連結部１４′ａ，１
４′ｂが形成されて、両者が連結ピン１５′ａ，１５′
ｂにより回転可能に連結されている。他の構成は上記実
施例と同じなので、重複した説明は省略する。本実施例
では、フォーポイント構成になっているので、スライダ
７′の左右前後方向の傾きを防止することができる。
ており、上記実施例とは、スライダと連接棒との連結部
がフォーポイントになっている点が異なるだけである。
すなわち、スライダ７′の上面には、それぞれ左右両側
において、二股状の連結部７′ａ，７′ｂが形成され、
連接棒１４′の下端部には２ケ所に連結部１４′ａ，１
４′ｂが形成されて、両者が連結ピン１５′ａ，１５′
ｂにより回転可能に連結されている。他の構成は上記実
施例と同じなので、重複した説明は省略する。本実施例
では、フォーポイント構成になっているので、スライダ
７′の左右前後方向の傾きを防止することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、リブカ
ムと摺動ブロックと連接棒とで一種のトグル機構を構成
するとともに、ツーポイントまたはフォーポイントプレ
スとして構成したので、構造が簡単でストレスパスを短
く、プレスの衝撃荷重や偏荷重に対して強く、熱的影響
の少ない機械式プレス装置を実現することができる。ま
たトグル効果により下死点近傍の速度が遅くなり、下死
点精度の高い、騒音の少ない機械式プレス装置を実現す
ることができる。さらに原節にカムを用いているので、
運動曲線を自由に選択でき、カムの山の数を２の整数倍
とすることにより、回転バランスがよく、転がり対隅の
カム機構を用いているので、運転効率が高いという効果
を有する。
ムと摺動ブロックと連接棒とで一種のトグル機構を構成
するとともに、ツーポイントまたはフォーポイントプレ
スとして構成したので、構造が簡単でストレスパスを短
く、プレスの衝撃荷重や偏荷重に対して強く、熱的影響
の少ない機械式プレス装置を実現することができる。ま
たトグル効果により下死点近傍の速度が遅くなり、下死
点精度の高い、騒音の少ない機械式プレス装置を実現す
ることができる。さらに原節にカムを用いているので、
運動曲線を自由に選択でき、カムの山の数を２の整数倍
とすることにより、回転バランスがよく、転がり対隅の
カム機構を用いているので、運転効率が高いという効果
を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す機械式プレス装置の概
略断面正面図。
略断面正面図。
【図２】同機械式プレス装置の概略断面側面図。
【図３】同機械式プレス装置におけるカム機構部の概略
断面平面図。
断面平面図。
【図４】本発明の他の実施例を示す機械式プレス装置の
概略断面正面図。
概略断面正面図。
【図５】同機械式プレス装置の概略断面側面図。
【図６】同機械式プレス装置におけるカム機構部の概略
断面平面図。
断面平面図。
１ フレーム ７ スライダ １０ 摺動ブロック １１ カムフォロワ １２ ローラフォロワ １４ 連接棒 １６ 入力軸 １９ フライホイール ２０ モータ ２１ プーリ ２２ ベルト ２３ リブカム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−131248（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−224096（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−142628（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−142796（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−12247（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−28393（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭33−9844（ＪＰ，Ｂ１) 特公 平４−11318（ＪＰ，Ｂ２) 特表 平１−502011（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B30B 1/26 B30B 15/06
Claims (3)
- 【請求項１】 フレームに鉛直方向に摺動可能に支持さ
れて下部にプレス上型を担持するスライダと、前記フレ
ームの左右両側に水平方向に摺動可能に設けられた摺動
ブロックと、一端部を前記各摺動ブロックに設けられた
支持軸に回転可能に取り付けられ、他端部を前記スライ
ダに回転可能に取り付けられた左右一対の連接棒と、前
記フレームに回転可能に支持され、一端部が回転伝達手
段に連結された入力軸と、前記入力軸の他端部に固定さ
れて、前記各摺動ブロックに設けられたカムフォロワお
よびローラフォロワに挟持されて、前記各摺動ブロック
を互いに左右対称位置に往復運動させるためのリブカム
とを備え、前記ローラフォロワが前記支持軸に回転可能
に取り付けられている機械式プレス装置。 - 【請求項２】 各連接棒の他端部がそれぞれスライダに
２点で連結されている請求項１記載の機械式プレス装
置。 - 【請求項３】 リブカムが、回転中心に対し点対称で周
縁にカムフォロワおよびローラフォロワにより挟持され
るリムを有し、山の数が２の整数倍である請求項１また
は２記載の機械式プレス装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21066693A JP3353959B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 機械式プレス装置 |
| US08/294,066 US5467633A (en) | 1993-08-25 | 1994-08-22 | Mechanical pressing machine |
| IT94TO000676A IT1266209B1 (it) | 1993-08-25 | 1994-08-24 | Macchina per la pressatura meccanica |
| KR1019940020893A KR0157242B1 (ko) | 1993-08-25 | 1994-08-24 | 기계식 프레스장치 |
| DE4430216A DE4430216C2 (de) | 1993-08-25 | 1994-08-25 | Mechanische Presse |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21066693A JP3353959B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 機械式プレス装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760490A JPH0760490A (ja) | 1995-03-07 |
| JP3353959B2 true JP3353959B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=16593104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21066693A Expired - Fee Related JP3353959B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 機械式プレス装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5467633A (ja) |
| JP (1) | JP3353959B2 (ja) |
| KR (1) | KR0157242B1 (ja) |
| DE (1) | DE4430216C2 (ja) |
| IT (1) | IT1266209B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3545853B2 (ja) * | 1995-06-19 | 2004-07-21 | 株式会社三共製作所 | 機械式プレス装置 |
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