JPS5925920Y2 - ドライヤ−ドクタ−装置 - Google Patents

ドライヤ−ドクタ−装置

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JPS5925920Y2
JPS5925920Y2 JP11424081U JP11424081U JPS5925920Y2 JP S5925920 Y2 JPS5925920 Y2 JP S5925920Y2 JP 11424081 U JP11424081 U JP 11424081U JP 11424081 U JP11424081 U JP 11424081U JP S5925920 Y2 JPS5925920 Y2 JP S5925920Y2
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JP
Japan
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doctor
shaft
dryer
blade
drive device
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JP11424081U
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JPS5818999U (ja
Inventor
正見 森実
登 石津
Original Assignee
株式会社石津製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は抄紙機ドライヤーの表面をクリーニングするた
めのドライヤードクター装置に関するものである。
従来のドライヤードクター装置の中には第1図及び第2
図に示すような構造のものが知られているが、この従来
のドライヤードクター装置は、左右一対のフレーム42
.42にそれぞれ設けられた軸受48.48にシャフト
43を回動自在及び左右方向に摺動自在に支持し、さら
に該シャフト43にはフレーム42.42間においてド
クターブレード45を保持したドクターボテ゛−44を
一体的に固定し、又、前記シャフト43にはドクターボ
デー44を回動させてドクターブレード45を抄紙機ド
ライヤー1の表面1aに圧接せしめるための押圧装置(
エアシリンダ)46を連結させるとともに、前記一方の
フレーム42の外側にはシャフト43の一端に係合させ
て該シャツI・43及びドクターボデー44を左右方向
に反復して摺動せしめる作用をするドクターボテ゛−駆
動装置47を取付けて構成している。
なお、押圧装置46はドクターブレード45をドライヤ
ー1の表面1aに所定圧力で圧接せしめるものである。
又、ドクターボテ゛−駆動装置47はドクターブレード
45をドライヤー1の表面1aに対して左右方向に若干
の幅だけ反復して摺動せしめる作用をするもので、これ
によってドライヤー表面1aの全面を確実に且つ平均に
クリーニングし得るようになっている。
しかしながら、この従来のドライヤー装置では、ドクタ
ーボテ゛−44がシャフト43に固定されていて、ドク
ターブレード45を左右方向に摺動せしめるためにはシ
ャフト43も共に往復駆動しなければならない関係上、
そのドクターボテ゛−駆動装置47をフレーム42の外
側において取付けていたため、ドライヤードクター装置
全体が大型になって特に軸方向において大きな設置スペ
ースが必要となるとともに、ドクターボデー駆動装置4
7はドクターボテ゛−44と共にシャフト43も駆動し
なければならず、大きな動力が必要であった。
又、ドクターボデー駆動装置47をフレーム42の外側
に配置した場合は、フレーム42の外側にあるシャフト
43の一端側から長大なドクターブレード45を摺動操
作するため、ドクターボテ゛−駆動装置側端部に近い部
分と遠い部分とではその操作力の伝達に差が生じ、ドラ
イヤー表面のクリーニング作用がその全長に百って均一
にイ〒われない場合がある。
本考案は上記の如き従来のドライヤードクター装置の問
題点に鑑み、装置全体を特に軸方向においてコンパクト
にすることができ、しかもドクターブレードを反復摺動
せしめるためのドクターボデー駆動装置はドクターボデ
ーのみの駆動で足りるようにし、さらには、ドライヤー
表面のクリーニング作用がより均一に行われるようにし
たドライヤードクター装置を提供することを目的とする
ものであって、シャフトはフレーム側に固定し、該シャ
フトに対してドクターボデーを回動自在及び軸方向に摺
動自在に取付ける一方、該ドクターボデーにドクターブ
レードを抄紙機ドライヤーの表面に圧接せしめるための
押圧装置を連結させ、さらにドクターボテ゛−とシャフ
トの間に該ドクターボデーをシャフトに対して相対的に
反復摺動せしめる作用をするドクターボデー駆動装置を
介在させたことを特徴とするものである。
以下、図示の実施例に基づいて本考案のドライヤードク
ター装置を説明すると、第3図ないし第7図に示す本考
案実施例のドライヤードクター装置は、相互に所定間隔
をもって並置された左右一対のフレーム2,2と、該フ
レーム2,2間に横設固定されたシャフト3と、該シャ
フト3に対して回動自在及び軸方向に摺動自在に取付け
られたドクターブレード5つきのドクターボデー4と、
該ドクターボテ゛−4をシャフト3に対して回動させて
ドクターブレード5を抄紙機ドライヤー1の表面1aに
圧接せしめるための押圧装置6と、ドクターボデー4と
シャフト3の間に介設され且つ該ドクターボデー4をシ
ャフト3に対して反復摺動せしめる作用をするドクター
ボデー駆動装置7とを有して構成されている。
一対のフレーム2,2の各内面側にはシャフト3の各端
部を支持するための軸受11,11が対向配置されてい
て、該軸受11.11にシャフト3の各端部を固定させ
ている。
なお、シャフト3は軸受11に対してキー12(第6図
)によって固定されている。
ドクターボデー4は、円筒状のボデ一本体13の中央部
にドクターボデー駆動装置7のギヤトモ−ター21を取
付けるための取付台14を固定し、さらに該ボデ一本体
13にドクターブレード取付用のブレードホルダー15
を固定して構成している。
ボテ゛一本体13は前記シャフト3の外径よりかなり大
きい内径をもつ円筒状に形成されており、又、該ボデ一
本体13の両端部13 a、 13 aの開口にはそれ
ぞれ偏心させた軸受16が取付けられている。
このドクターボデー4は、ボデ一本体13の軸受16を
シャフト3に嵌装することによって該シャフト3に対し
て回動自在及び軸方向に摺動自在に取付けられている。
なお、シャフト3とボデ一本体13の軸受16との間に
はスリーブ17が介設されている。
又、シャフト3のスリーブ17と摺接する部分にはグリ
ス溝18が形成されていて、シャフト3の端部に形成し
たグリスニップル27からグリス溝18にグリスを供給
し得るようにしている。
ドクターブレード5は薄形帯状に形成されていてブレー
ドホルダー15によって保持されている。
ドクターボデー駆動装置7はドクターボテ゛−4をシャ
フト3に対して軸方向に反復摺動させるためのもので、
該駆動装置7は、ドクターボデー4側に取付けたギヤド
モータ20及び該ギヤドモータ20の駆動軸21に固定
した偏心リング22と、シャフト3側に取付けた偏心リ
ングガイド23とによって構成されている。
ギヤドモータ20はボテ゛一本体13に取付けた取付台
14に固定されている。
ギヤドモータ20の駆動軸21はボデ一本体13に形成
した切欠穴19を通してシャフト3に対して直交方向に
向けて突出させ、又、該駆動軸21に取付けられる偏心
リング22はその中心Pを駆動軸21から約10 mm
だけ偏心させた状態で固定されている。
なお、偏心リング22の外側にはコロガリ軸受24が設
けられている。
偏心リングガイド23はシャフト3の外側にポル) 2
5.25 (第5図)によって固定されており、又、該
偏心リングガイド23には偏心リング22の外側に設け
られたコロガリ軸受24の外径と同じ内幅を隔てて2枚
のガイド板23a、23aが突出形成されているも偏心
リング22はその2枚のガイド板23a、232間に配
置している。
そして、ギヤドモータ20を駆動すると偏心リング22
が回転せしめられて該偏心リング22によって偏心リン
グガイド23のガイド板23 aが左右方向に押圧され
るようになっている。
ドクターブレード押圧装置6は、ドクターボデ一本体1
3のそれぞれ両端部りに1個づつ設けられており、又、
該押圧装置6はドクターボデ一本体13に固定したアー
ム30と該アーム30に連結したエアシリンダ31とに
よって構成している。
この押圧装置6は、エアシリンダ31によってアーム3
0を押圧することによりドクターボデー4を回動(第5
図において右回転方向)せしめてそのドクターブレード
5をドライヤー表面1aに圧接せしめる作用をする。
なお、アーム30とエアーシリンダ31のロッド32と
を連結するピン35及びエアシリンダ31の基部33と
支持用のブラケット34とを連結するピン36は前記ド
クターボデー4が軸方向に反復摺動するのに伴ってエア
ーシリンダ31が傾動可能となるようにその中間部分を
球面状としている。
なお、図中符号28はボデ一本体13の軸受16とシャ
フト3の間に介設されたシール部材、29はボデ一本体
13の端部開口を閉塞する蓋を示している。
次に上記実施例のドライヤードクター装置の作用を説明
すると、抄紙機の運転時には押圧装置6゜6によってド
クターボデー4がシャフト3に対して回転せしめられ、
そのドクターブレード5が抄紙機ドライヤー1の表面1
aに適宜圧力が圧接せしめられる。
又、それと同時にギヤドモータ20に通電するとその駆
動軸21によって偏心リング22が適宜減速されて回動
せしめられ、該偏心リング22が偏心リングガイド23
のガイド板23a、23aを交互に左右方向に押圧する
そのとき偏心リングガイド23はフレーム2,2に固定
されたシャフト3に固定されているため、偏心リング2
2の押圧力はギヤドモータ20及びその取付台14を介
してドクターボデー4側に作用し、該ドクターボデー4
をシャフト3に対してその軸方向にゆっくり反復摺動せ
しめるように作用する。
その際にドクターボテ゛−4とともにドクターブレード
5もドライヤー表面1aに圧接せしめられた状態で反復
駆動されるので、ドライヤー表面1aは確実且つ均一に
クリーニングされる。
なお、ドクターボテ゛−4のシャフト3に対する摺動幅
は、駆動軸21に対する偏心リング22の偏心量の2倍
(約20mm)である。
この場合、図示の装置ではドクターボテ゛−駆動装置4
7が両側のフレーム2,2の中間にあってドクターボデ
ー4をその中間部において往復駆動するので、従来(第
1図)の場合に比べてドライヤー表面1aに対するクリ
ーニング作用がより均一に行われ易くなる。
続いて本考案の効果について説明すると、本考案のドラ
イヤードクター装置は、ドクターボデ゛−4をフレーム
2,2に固定したシャフト3に対して回動自在及び軸方
向に摺動自在に取付け、さらにドクターボテ゛−4とシ
ャフト3の間には該ドクターボデー4を該シャフト3に
対して軸方向に反復摺動せしめることによりドクターブ
レード5を抄紙機ドライヤー表面1aに摺動せしめる如
く作用するドクターボテ゛−駆動装置7を介在させてい
るので、シャフト3及び前記ドクターボデー駆動装置7
を全てフレーム2,2の内側に配設することができ、ド
ライヤードクター装置全体を特に軸方向においてコンパ
クトに構成することができるという効果がある。
又、本考案によれば、ドクターブレード5をドライヤー
表面1aに摺動せしめるためのドクターボデー駆動装置
7は、シャフト3を駆動することなくドクターボデー4
のみを駆動すればよいので、従来(第1図)のものに比
べてその分だけドクターボテ゛−駆動装置7の動力を軽
減することができるという効果がある。
さらに本考案のドライヤードクター装置では、ドクター
ボデー駆動装置47が両側のフレーム2゜2の中間にあ
ってドクターボデー4をその中間部において往復駆動す
るので従来(第1図)の場合に比べてドライヤー表面1
aに対するクリーニング作用がより均一に行われ易くな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドライヤードクター装置の正面図、第2
図は第1図のII矢視図、第3図は本考案の実施例にか
かるドライヤードクター装置の正面図、第4図は第3図
のドライヤードクター装置の平面図、第5図は第3図の
■−■断面拡大図、第6図及び第7図はそれぞれ第3図
のドライヤードクター装置のA−A断面における作用説
明図である。 1・・・・・・抄紙機ドライヤー 1a・・・・・・ド
ライヤー表面、2・・・・・・フレーム、3・・・・・
・シャフト、4・・・・・・ドクターボテ゛−15・・
・・・・ドクターブレード、6・・・・・・押圧装置、
7・・・・・・ドクターボデー駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のフレーム2,2間に横設固定されたシャフト3に
    対してドクターブレード5を保持したドクターボテ゛−
    4を回動自在及び軸方向に摺動自在に支持せしめる一方
    、前記ドクターブレード5は前記ドクターボデー4を押
    圧装置6によって前記シャフト3に対して回動せしめる
    ことにより抄紙機ドライヤー1の表面1aに圧接せしめ
    得るようにするとともに、前記ドクターボテ゛−4と前
    記シャフト3の間には前記両フレーム2,2間において
    前記ドクターボデー4を前記シャフト3に対して軸方向
    に反復摺動せしめる作用をするドクターボデー駆動装置
    7を介在させたことを特徴とするドライヤードクター装
    置。
JP11424081U 1981-07-29 1981-07-29 ドライヤ−ドクタ−装置 Expired JPS5925920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11424081U JPS5925920Y2 (ja) 1981-07-29 1981-07-29 ドライヤ−ドクタ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11424081U JPS5925920Y2 (ja) 1981-07-29 1981-07-29 ドライヤ−ドクタ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS5818999U JPS5818999U (ja) 1983-02-05
JPS5925920Y2 true JPS5925920Y2 (ja) 1984-07-28

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JP11424081U Expired JPS5925920Y2 (ja) 1981-07-29 1981-07-29 ドライヤ−ドクタ−装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2987106B2 (ja) * 1996-07-22 1999-12-06 株式会社ドクター製作所 摺動ドクター装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5818999U (ja) 1983-02-05

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