JPH01288025A - パーソナル呼出しネットワーク用呼出し受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は呼出し受信機によって受信し表示することが出
き電話回線によって入力可能な無線呼出し情報を送信す
る複数のベースステーションを備えたパーソナル呼出し
ネットワーク用携帯可能呼出し受信機に関する。

［従来の技術］ 上記のパーソナル呼出しネットワークは、例えば、無線
ステーション又はいわゆるベースステーションを介して
電話回線を拡張するために信号を小型で携帯可能な無線
呼出し受信機へ伝送する地域的又は全国的なシステムと
して構成できる。受信機に、例えば簡単な呼出し信号だ
けでなく、携帯者が掛ける電話番号のような数字、電話
有する者自身の電話番号又は他の情報も伝送することが
出来る。呼出し受信機として用いられる装置は、高速通
信速度で送られるベースステーションの無線信号を確実
に受信し、無線信号中に伝送された情報を認識し出力す
ることが出来る構造になっている。従って、呼出し受信
機の小型化に限界かあ、って、タバコの箱程のサイズに
なる。携帯者が被呼出し受信機を、例えば胸ポケットに
しまうかズボンのベルトに携行する。呼出し信号が発生
する度に、携帯者は呼出し受信機をポケットから取り出
したりベルトから取り上げて、表示された情報を読み取
らなければならない。このことはしばしば煩わしいと感
じられる。何故ならば、状況に応じてその時々の活動の
中断の原因となるからである。こうした問題は当該の情
報を合成語で音響的に出力することにより解決される。

しかし、こうした解決法には難点がある。即ち、かなり
高い電力消費、それに伴う環境の音響的妨害、携帯者に
数字が発せられても気付きにくいという事情である。

受信機を２つのユニットに、即ち大きな受信ユニットと
小さな表示ユニットに分割して、小さなユニットを例え
ば腕に携帯するという試験が既になされた。スイス特許
第３４６１４０号に基づく解決法において、情報を受信
ユニットから表示ユニットへ確実に送るために、２つの
ユニットがワイヤによって接続されている。例えばＮａ
ｖｙ　Ｔｅｃｈｎ１ｃａｌＤｅｓｃｌｏｓｕｒｅ　Ｂｕ
ｌｌｅｔｔｌｎ、’１９７６年１２月、４１乃至４４頁
に記載された無線による情報の地域的伝送技術は、確実
性への必要な要求を満たすことは出来ない。例えば地域
的伝送において、正確な接続がなされない時は、こうし
た段階での情報が失われて取り返しがつかなくなる。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、携帯者が呼出し信号に基づいて当該の
情報を即座に且つ特別な操作なしに知り、情報の損失の
危険性を防止するように、呼出し受信機を２つのユニッ
トとして構成することである。

［発明を解決するための手段、作用及び効果〕上記課題
は、第１ユニットに無線呼出し情報用受信回路部及び情
報メモリが設けられ、第２ユニットに情報表示体が設け
られており、２つのユニットが、情報メモリ内に記憶さ
れた情報を第１ユニットから第２ユニットへ無線で伝送
し通信範囲が狭い伝送回路を有する呼出し受信機により
解決される。従って、大きな第１ユニット内に、例えば
無線周波数でのベースステーションの無線信号用の感度
の高い受信回路やその受信回路に対応する電源（蓄電池
）のような、小型化されにくい構成部材を収納すること
が出来る。これに対し、小さな第２ユニットは実質的に
表示体のみを、好ましくは時間保持回路と共に有し、腕
時計として構成されている。第１ユニットに情報を一時
的に記憶させることはいくつかの重要な利点を有する。

第１ユニットによる伝送の前に、大きな第１ユニットは
、基本的に従来通りに、即ち機能する呼出し受信機とし
て構成されている。追加的に設けられた通信装置によっ
て、情報を、腕時計である第２ユニットの表示体上にも
出力することが出来る。

このことによって、携帯者は情報を容易に読み取ると同
時に、表示された電話番号を書き込むか調整することが
出来る。この場合、第１ユニットはベースステーション
と第２ユニットの間の一種の中継ステーション及び情報
メモリとして作用する。

第１ユニットと第２ユニットの間の地域的伝送のために
、通信速度即ちビット率を、伝送回路が簡単な構成とな
るように下げることが出来る。情報を地域的に伝送する
ことが出来ない場合、伝送を繰り返すことが出来る。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明を実施例に基づいて説明す
る。

第１図に基づく呼出しネットワークは実質的に以下の構
成部材により構成される。公共の電話ネットワーク１３
と呼出しシステムとの間の接続部材である無線呼出しタ
ーミナル１４内で加入者データを管理し、入って来る電
話を、呼出しシステムに適し直列でいわゆるＰＯＣ５Ａ
Ｇフォーマットのデータ流れに変換する。

パーソナル呼出しネットワークユニット１５は無線呼出
しターミナル１４に接続されており、−定数の呼出しを
集めてその都度データパッケージにする。各々のデータ
パッケージはコード化され、更に送信するために準備さ
れる。呼出しは例えば３０秒後の送信のために一時的に
記憶される。パーソナル呼出しネットワークユニット１
５は同時に無線呼出しの同期送信を受持ち、各々の無線
呼出しに、送信の時点を決めるタイムスタンプを与える
。

場所的に分散された複数の送信機グループ制御ユニット
１６は電話線を介してネットワーク制御ユニットに接続
されている。これらの送信機グループ制御ユニット１６
は、ネットワーク制御ユニットから受けるデータパッケ
ージを実際の無線呼出し送信機又はベースステーション
へ分配する。

ベースステーション１７は、その幾つがが電話線を介し
て送信機グループ制御ユニット１６に接続されており、
伝送された呼出しの終了、又、呼出しの無線伝送の開始
点を表わす。呼出しはベースステーションによって無線
により受信機に全方向送信される。受信機は母線呼出し
の全方向送信ができるように位置的に分散される。ベー
スステーション１７はインターフェース１８を有し、そ
のインターフェース１８は、呼出しを一時的に記憶する
ため、及び各インターフェースにに接続される送受信装
置によりタイムスタンプに従って各呼出しを同期送信す
るために設けられている。

呼出し受信機１９．２０は加入者が携行し、加入者に対
し定められた無線呼出しを受信する。無線信号は種々の
ベースステーションから出力され、全方向送信するため
、一定の地域で交差する。そこでは、種々のベースステ
ーションの無線信号を同時に即ち同期的に受信する時の
み、妨害のない受信が出来る。このため、ベースステー
ションの時計は周期的に同期化される。これは、ペース
スアーション１７が無線により互いに接続を開始し、送
られてきた同期化情報に基づいて時計を同期化すること
により行なわれる。ネットワーク制御ユニット１５から
発し電話線を介して全てのベースプレートへ伝送される
同期化命令に基づいて、同期化が進行する。同期化の過
程自体は欧州特許公開公報第Ａ−１９８４４８号に詳述
されている。

第１図から明らかなように、呼出し受信機は第１ユニッ
ト１９及び第２ユニット２０を有する。

第１ユニット１９は従来の種類の呼出し受信機であり、
タバコの箱程のサイズである。第１ユニット１９はビッ
ト率の高いベースステーション１７からの無線周波数で
発信された無線信号を受信する。更に、第１ユニット１
９は第２ユニット２０用中継ステーシヨンとして用いら
れ、受信され一時的に記憶された情報を短い間隔を置い
て第２ユニット２０へ伝送する。上記の機能のために第
１ユニット１９の小型化が制限されているが、第２ユニ
ット２０内に小型化可能な要素のみが収納されており、
それは腕時計として構成されていることが好ましい。従
って、携帯者が携行する２個のユニットの間の伝送距離
は実質的に人間の寸法に制限されている。伝送部の通信
範囲は２乃至３メートル以上である必要はない。第２ユ
ニット２０内に、感度のかなり低い簡単な受信回路を用
いる。

何故ならば、伝送のビット率も下げることが出来るから
である。腕時計として構成された第２ユニット２０は特
にＬＣ表示マトリックス２３を有する。ＬＣ表示マトリ
ックス２３は数字及び文字を表示し、呼出し情報がない
場合、時間を表示する。

第２図はベースステーション１７のインターフェース１
８から呼出し受信機の第２ユニット２０までの回路図で
ある。

ベースステーション１７は無線周波数送信装置４及びそ
れに対応する受信装置５を有する。送信回路４及び受信
回路５はインターフェース回路６を介してバス７に接続
されている。バス７に、更に、メモリ８、タイマ回路９
．マイクロプロセッサ１０及び制御回路１１が設けられ
ている。制御回路１１に接続されるモデム１２は、送ら
れる呼出し情報用の信号源に接続する。−点鎖線の下方
に示したブロックはベースステーションのインターフェ
ース１８を示す。インターフェース６を介して、マイク
ロプロセッサ１０はベースステーションの送信回路４及
び受信回路５を制御する。

、無線周波数で発せられた無線呼出しを、電話が掛かっ
てきた呼出し受信機１９及び２０によって受信する。そ
の際、無線呼出しは直列でｐｏｃｓＡＧコードで５１２
ボーの通信速度で伝送される。

搬送周波数は１４６．３２５ＭＨｚである。

受信のため、第１ユニット１９はそれに対応する電池式
受信回路２４を有する。この受信回路２４は、受信され
た情報を処理し記憶するプロセッサ２５に接続されてい
る。このため、プロセッサ２５は、周知の方法で、ＥＦ
ＲＯＭプログラムメモリ２６及びＲＡＭデータメモリ２
７を有する。

更に、第１ユニット１９は、受信された情報を視覚的に
出力するＬＣ表示マトリックス２１及び音響信号発生器
２９を有する。情報を第２ユニット２０へ地域的に伝送
するため、第１ユニットは１９は通信範囲の狭い送信回
路３０を有する。送信囲路３０は第２ユニット２０内の
受信回路３１と協働する。誘導的な伝送が好ましい。し
かし、地域的に作用する伝送方法も用いることが出来る
。

同様に電池式の第２ユニット２０内に、地域的に伝送さ
れた情報を受信する受信回路３１を備える。受信回路３
１は、感度がかなり低いので、簡単な構造にしてもよい
。受信回路３１に、表示制御回路及び時間保持回路とし
て形成されたプロセッサ３２が接続されている。第１図
に図示するように、プロセッサ３２は受信した情報を処
理し、ＬＣマトリックスとして形成され時計の文字盤内
に設けられた表示体２３へ情報を送る。更に、プロセッ
サ３２は、時間基準として用いられる水晶発振器３３に
接続されている。メモリ３４は、表示される情報を一時
的に記憶するために設けられている。受信回路３１に地
域的に伝送された情報が発生し記憶されると、プロセッ
サ３２はＬＣマトリックス２３を時間表示から記憶され
た情報の表示へと切換える。

第１ユニット１９自体は携帯可能な呼出し受信機として
用いられる。この場合、概略的に図示されたスイッチ２
２を介して、情報を第２ユニット２０へ伝送するような
構成になっている。第２ユニット２０によって、呼出し
情報の伝送を、電話回線から小型化され時計に組込み可
能な受信ユニットへ拡大することが出来る。

第２ユニット２０も第１ユニット１９に独立した機能、
即ち時計と表示としての機能を有する。

第３図に図示するように、特に、適当な別体の入力ユニ
ット４０を介して、携帯者自身により第２ユニット２０
のメモリ３４へ入力され、そこで時間に応じて表示され
る。入力ユニット４０は入力キーボード４１、表示装置
４４、−時メモリ４５を有する。これは、時間表示と結
び付いた情報を入力するためである。この情報はマイク
ロプロセッサ４２を介して誘導性の送信回路４３へ送ら
れ第２ユニット２０へ伝送される。そこで、情報を所定
の時間に表示することが出来る。

呼出し情報を受信した時の前記ユニットの機能方法は以
下の通りである。

第１ユニット１つ内で、高いビット率で送られた呼出し
情報が受信され、ＲＡＭメモリ２７内で一時的に記憶さ
れる。第１ユニット１９のみが作動されると、呼出し情
報の一時的記憶後に、呼出し情報が第１ユニット１９の
表示部２１に出力される。

信号発生器２９の音響呼出し信号によって、携帯者は、
表示マトリックス２１に表示される情報が伝送されたこ
とに気付くのである。拡大の必要がない場合、この方法
が用いられる。従って、地域的な伝送に必要な電力が節
約され、第１ユニット１９の電池を節約して使用される
。

拡大された第２の方法で、第１ユニット１９の過程は実
質的に同じに進行する。しかし、更に、ＲＡＭデータメ
モリ２７内に一時的に記憶された情報は、第２の地域的
な伝送方法で、腕時計である第２ユニット２０へ伝送さ
れる。その際、第１ユニット１９内での一時的記憶のた
め、第１ユニット１９内の情報の受信と、第２ユニット
２０への情報の伝送との間の直接の時間的関連がなくて
もよい。

地域的な伝送はより緩慢に、即ちより低いビット率で行
われ、これにより、第２ユニット２０の受信回路３１の
構造が簡単になる。情報の伝送後、第１ユニット１９の
信号発生器２９は音響呼出し信号を発生する。これによ
り、携帯者は、第１ユニット２０に即ち時計に呼出し情
報が表示されることを知る。

例えば地域的な伝送が正確に行われないために、携帯者
が第１ユニット１９の音響呼出し信号に基づいて第２ユ
ニット２０即ち腕時計の表示を認めなくでも、呼出し情
報は消えない。呼出し情報は第１ユニット１９内で一時
的に記憶され、そこで同様に表示される。この場合、携
帯者は依然第１ユニット１９から呼出し情報を取り出す
ることが出来る。

本発明の好ましい実施例によると、地域的な伝送は音響
呼出し信号に比べて僅かな時間例えば２秒だけ遅延して
行われる。この場合、遅延した伝送は第２伝送でもある
。呼出し信号に基づき、携帯者は第２ユニット２０即ち
腕時計を、第１ユニット１９の直ぐ際に近付けることが
出来る。これにより、通信の確実性が高くなる。第２ユ
ニット２０を腕時計の構造としているので、携帯者は胸
ポケットかズボンのポケットの直ぐ近くに腕を持って行
けばよいのであって、情報を時計の表示部２３から取り
出すか、後で呼び出すことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は全呼出しネットワークの構造の概略図、第２図
はベースステーションの一部と携帯可能な呼出し受信機
の２つのユニットとの回路図、第３図は別体の入力ユニ
ットの回路図である。 １７・・・ベースステーション、１９．２０・・・呼出
し受信機、２１．２３・・・表示部、２４・・・受信回
路、２５・・・制御回路、２７・・・情報メモリ、２９
・・・信号発生器、３０．３１・・・伝送回路、３２．
３３・・・時間保持回路、４０・・・入力ユニット、４
１・・・入力キーボード、４３・・・伝送回路。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 図面の浄書（内容に変更なし） １、事件の表示 特願平１−０１３０１５号 ２、発明の名称 パーソナル呼出しネットワーク用呼出し受信機住所　東
京都千代田区霞が関３丁目７番２号平成１年４月２５日 ６、補正の対象 図面、紅Ｏ１ ７、補正の内容　別紙の通り 図面の浄書（内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、呼出し受信機（１９、２０）によって受信し表示す
   ることができ電話回線によって入力可能な無線呼出し情
   報を送る複数のベースステーション（１７）を備える第
   １ユニットと、該第１ユニットから離間した第２ユニッ
   トとにより構成されるパーソナル呼出しネットワーク用
   携帯可能呼出し受信機において、該第１ユニット（１９
   ）に無線呼出し情報用受信手段（２４）及び情報メモリ
   （２７）が設けられ、該第２ユニット（２０）に情報表
   示手段（２３）が設けられており、該２つのユニット（
   １９、２０）が、該情報メモリ（２７）内に記憶された
   情報を第１ユニット（１９）から第２ユニット（２０）
   へ無線で伝送し通信範囲が狭い伝送手段（３０、３１）
   を有することを特徴とするパーソナル呼出しネットワー
   ク用携帯可能呼出し受信機。 ２、前記第２ユニット（２０）は情報を表示する表示体
   （２３）を有する腕時計として構成されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のパーソナル呼出し
   ネットワーク用携帯可能呼出し受信機。 ３、前記第１ユニット（１９）は情報を表示する表示手
   段（２１）及び音響呼出し手段（２９）を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項記載のパー
   ソナル呼出しネットワーク用携帯可能呼出し受信機。 ４、前記第１ユニット（１９）は２つの操作モード間で
   切換可能であり、第１の操作モードで該第１ユニット（
   １９）にのみ情報を表示し、第２の操作モードで前記第
   ２ユニット（２０）にも情報を表示することを特徴とす
   る特許請求の範囲第３項記載のパーソナル呼出しネット
   ワーク用携帯可能呼出し受信機。 ５、前記第２ユニット（１９）の前記情報メモリ（２７
   ）はその都度無線信号の受信と情報の記憶後に前記伝送
   手段（３０）に接続可能であることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項乃至第４項のいずれかの１に記載のパー
   ソナル呼出しネットワーク用携帯可能呼出し受信機。 ６、前記第１ユニット（１９）は、情報を受信しこの情
   報をット（１９）の情報メモリ（２７）内に記憶させた
   後に情報が前記伝送手段（３０）により第２ユニット（
   ２０）へ送信されるように該伝送手段（３０）を制御す
   ることが出来る制御回路（２５）を有することを特徴と
   する特許請求の範囲第３項記載のパーソナル呼出しネッ
   トワーク用携帯可能呼出し受信機。 ７、前記伝送手段（３０）により情報を幾度も伝送する
   ことを解除する前記制御回路（２５）が設けられている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第３項記載のパーソナ
   ル呼出しネットワーク用携帯可能呼出し受信機。 ８、前記伝送手段（３０）により伝送を制御する前か制
   御する時に音響呼出し手段（２９）を制御する前記制御
   回路が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
   第６項又は第７項記載のパーソナル呼出しネットワーク
   用携帯可能呼出し受信機。 ９、別体の入力ユニット（４０）を備えた前記第２ユニ
   ット（２０）を有するパーソナル呼出しネットワーク用
   携帯可能呼出し受信機において、該入力ユニット（４０
   ）は、通信範囲の狭い伝送ユニット（４３）により前記
   第２ユニット（１９）へ伝送されそこで表示することが
   出来る情報を入力する入力キーボード（４１）を有する
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第８項のい
   ずれかの１に記載のパーソナル呼出しネットワーク用携
   帯可能呼出し受信機。 １０、前記第２ユニット（２０）は時間保持回路（３２
   、３３）を有し、前記表示体（２３）に時間情報を表示
   することを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第９項
   のいずれかの１に記載のパーソナル呼出しネットワーク
   用携帯可能呼出し受信機。