JPH08287384A - 腕時計型緊急通報システム及びその端末装置 - Google Patents

腕時計型緊急通報システム及びその端末装置

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JPH08287384A
JPH08287384A JP7083031A JP8303195A JPH08287384A JP H08287384 A JPH08287384 A JP H08287384A JP 7083031 A JP7083031 A JP 7083031A JP 8303195 A JP8303195 A JP 8303195A JP H08287384 A JPH08287384 A JP H08287384A
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Kenichi Yamashita
賢一 山下
Minako Koganei
三七子 小金井
Aya Kimura
綾 木村
Yumiko Hatakeyama
祐美子 畠山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各人が携帯する緊急通報端末装置に無線基地局
を介した相互間通信機能を持たせ、一人作業者の緊急事
態時にその所在地情報や音声情報を周辺の他者等に通報
し、救助活動の迅速化をはかる。 【構成】腕時計型緊急通報端末装置10が携帯者の腕に
装着されると装着スイッチ130が検出しタイマ140
を起動する。腕を動かしている間は発電機120が発電
しタイマはリセットされる。腕が所定時間静止したまま
だと発電が停止しタイマが計時終了し予告タイマ141
が起動される。リセットスイッチ131の押下がなけれ
ば予告タイマが計時終了し、CPU110に設定されて
いた緊急通報情報が無線送受信機180より送信され基
地局及び他の端末装置の表示器150に所在地がメッセ
ージ表示される。そのとき、マイクロホン160からの
音声情報も同様に送信され基地局及び他の端末装置のス
ピーカ170に出力され音声モニタが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は腕時計型緊急通報システ
ム及びその端末装置に関し、特に工場内外の作業や独居
生活など一人で作業を行う者に携帯されその携帯者の腕
の動きにより携帯者の緊急事態を判断して無線により自
動的に通報を行う緊急通報端末装置と、この緊急通報端
末装置を複数備え無線基地局を介して相互間で通信を行
う緊急通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の緊急通報システムは、例
えば特開平4―163699号公報に示されるように、
緊急通報端末装置を携帯者の腕などに装着し、携帯者の
動作停止(静止)状態が所定時間継続したことを検出す
るとあらかじめ設定した識別番号を含む緊急通報情報を
電波信号として自動的に送信し、特定の相手先に当該携
帯者の緊急事態を通報するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の緊急通報シ
ステムでは、緊急通報端末装置において、装置内各部に
電源を供給するための発電手段と携帯者の動作・静止状
態を検出するための動作検出手段とが別々であり、それ
ぞれ機械的な構造物なので端末装置の小型化に制約があ
る。また、緊急通報機能を働かせるためのスイッチは通
常、手動であり、携帯者がそのスイッチを切り忘れたま
ま端末装置を取りはずすと誤った緊急通報を行ってしま
うという問題がある。
【0004】また、緊急通報の相手先が特定されている
ため、緊急事態の携帯者の所在位置によっては救助が遅
れる場合がある。さらに、緊急通報情報の内容があらか
じめ設定されたものであり、緊急事態発生後の携帯者の
様子が分らないという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の腕時計型緊急通
報端末装置は、携帯者に装着され、前記携帯者の動きを
検出し動作検出信号を出力する動作検出手段と、前記動
作検出信号の出力時間を監視し出力停止が所定時間継続
したことを検出すると前記携帯者が異常事態により静止
したと判定し緊急通報起動信号を出力する異常判定時限
手段と、前記緊急通報起動信号が出力されるとあらかじ
め設定した前記携帯者の識別番号を含む緊急通報情報を
電波信号として送信する無線通信手段とを備えた緊急通
報端末装置において、自装置を前記携帯者の腕に装着す
るためのリストバンドを有する腕時計型ケースを備え、
さらに、前記携帯者の腕の振りで発生する回転モーメン
トにより発電する発電機と、前記発電機からの電気エネ
ルギーを蓄積し装置内各部に所定電圧の電源として給電
する電源回路とを備え、前記発電機を前記動作検出手段
として共用し発電出力を前記動作検出信号とする構成、
または、前記リストバンドが前記携帯者の腕に装着され
たことを検出すると前記異常判定時限手段の前記緊急通
報起動信号の出力を抑止する装着検出手段を備えた構
成、あるいはまた、電波信号の双方向通信を行う手段を
有する前記無線通信手段と、音響を含む音声情報を入力
するマイクロホンと、音響を含む音声情報を出力するス
ピーカと、前記無線通信手段における音声情報の送信を
指示する送信スイッチと、前記緊急通報起動信号の出力
及び前記送信スイッチによる送信指示のいずれかがある
場合に前記マイクロホンを通して入力された音声情報を
前記無線通信手段を通して送信し、前記緊急通報起動信
号の出力及び前記送信スイッチによる送信指示のいずれ
もがない場合に前記無線通信手段を通して受信した音声
情報を前記スピーカに出力する制御手段とを備えた構成
である。
【0006】本発明の腕時計型緊急通報システムは、自
装置を携帯者の腕に装着するためのリストバンドを有す
る腕時計型ケースと、前記携帯者の動きを検出し動作検
出信号を出力する動作検出手段と、前記動作検出信号の
出力時間を監視し出力停止が所定時間継続したことを検
出すると前記携帯者が異常事態により静止したと判定し
緊急通報起動信号を出力する異常判定時限手段と、メッ
セージを可視表示する表示手段と、基地局との間で電波
信号の双方向通信を行う無線通信手段と、前記緊急通報
起動信号の出力を検出するとあらかじめ設定した前記携
帯者の識別番号を含む緊急通報情報を前記無線通信手段
を通して基地局へ送信するとともに前記無線通信手段を
通して前記基地局から受信したメッセージを前記表示器
に表示する制御手段とを備えた腕時計型緊急通報端末装
置を前記基地局の無線エリア内に複数台配置し、前記基
地局に、前記腕時計型緊急通報端末装置の各との間で電
波信号の双方向通信を行う基地局無線通信手段と、前記
基地局無線通信手段を通して前記腕時計型緊急通報端末
装置のいずれかから緊急通報情報を受信すると当該腕時
計型緊急通報端末装置の所在位置を検出し当該携帯者の
緊急事態発生を示すメッセージとして可視表示する手段
と、当該メッセージを前記基地局無線通信手段を通して
他の腕時計型緊急通報端末装置へ転送する手段とを備え
ている。
【0007】また、上記構成の腕時計型緊急通報システ
ムにおいて、前記腕時計型緊急通報端末装置の各が、音
響を含む音声情報を入力するマイクロホン及び音響を含
む音声情報を出力するスピーカを備え、前記制御手段に
より前記緊急通報起動信号の出力のある場合に前記マイ
クロホンから入力された音声情報を前記無線通信手段を
通して前記基地局へ送信するとともに前記緊急通報起動
信号の出力のない場合に前記無線通信手段を通して前記
基地局から受信した音声情報を前記スピーカに出力し、
前記基地局が、前記腕時計型緊急通報端末装置のいずれ
かから緊急通報情報を受信すると当該腕時計型緊急通報
端末装置からの音声情報を受信し可聴音出力させる手段
と、当該音声情報を他の腕時計型緊急通報端末装置へ転
送する手段とを備えた構成とすることができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の腕時計型緊急通報端末装
置を示すブロック構成図、図2はその外観図であり、図
2の分図(a)は使用者(携帯者)の腕への未装着時の
正面、分図(b)は未装着時の側面、分図(c)は装着
時の側面をそれぞれ示す。本実施例の腕時計型緊急通報
端末装置10は、携帯者の腕に装着されるリストバンド
101を有する腕時計型ケース100に、携帯者の腕の
振りで発生する回転モーメントにより発電する発電機1
20と、ダイオード及びコンデンサを有し発電機120
からの電気エネルギーを蓄積し装置内各部に所定電圧の
電源として給電する電源回路121と、プログラムや携
帯者の識別番号を含む緊急通報情報等のデータを格納す
るメモリを内蔵し各種信号及び情報を処理し装置内全体
の制御を行うCPU110と、リストバンド101の一
端に設けられた装着金具102が差し込まれたことを検
出すると携帯者に装着されたと認識し自動緊急通報準備
状態を許容するタイマスタート信号TSを出力する装着
スイッチ130と、タイマスタート信号TSの入力によ
りあらかじめ設定された時間の計時を開始しタイマリセ
ット信号TRによるリセットがなされずに計時終了する
と緊急通報起動準備を示すタイムアップ信号TUを出力
するタイマ140と、予告タイマスタート信号CSの入
力によりあらかじめ設定された時間の計時を開始し予告
タイマリセット信号CRによるリセットがなされずに計
時終了すると緊急通報起動を示す予告タイムアップ信号
CUを出力する予告タイマ141と、予告タイマ141
の計時に同期して与えられる予告信号CAにより振動し
携帯者に自動緊急通報を予告するバイブレーションモー
タ142と、手動操作により自動緊急通報の取り消しを
指示するリセットスイッチ131と、手動操作により緊
急通報の実行を指示する通報スイッチ132と、メッセ
ージや時計情報を可視表示する表示器150と、音響を
含む音声情報を入力するマイクロホン160と、音響を
含む音声情報を出力するスピーカ170と、緊急通報情
報やメッセージ等の各種情報を電波信号として送受信す
る無線送受信機180と、無線送受信機180における
音声情報の送受信切り換えを指示するPTTスイッチ1
61とを備えている。
【0009】図3は本発明の一実施例の基地局を示すブ
ロック構成図である。本実施例の基地局50は、プログ
ラムやデータを格納するメモリを内蔵し各種信号及び情
報を処理し基地局内装置全体の制御を行う基地局制御装
置510と、緊急通報情報やメッセージ等の各種情報を
電波信号として送受信する無線送受信機520と、メッ
セージを可視表示する表示器530と、音声情報を入力
するマイクロホン540と、音響を含む音声情報を出力
するスピーカ550と、無線送受信機520における音
声情報の送受信切り換えを指示するPTTスイッチ54
1とを備えている。
【0010】次に、腕時計型緊急通報端末装置の緊急通
報発信時の動作フローを示す図4も併せ参照して、本発
明の動作を説明する。
【0011】通常、基地局50の無線エリア内でそれぞ
れ腕時計型緊急通報端末装置10を携帯する複数の携帯
者が任意に移動する。各携帯者はそれぞれ固有の識別番
号を割り当てられており、各自の腕時計型緊急通報端末
装置10のCPU110内にあらかじめ格納しておく。
また、各携帯者が移動したとき、その所在位置も各自の
腕時計型緊急通報端末装置10のCPU110内に格納
する。
【0012】携帯者は腕時計型緊急通報端末装置10を
使用するとき、そのリストバンド101を腕に巻き、装
着金具102を装着スイッチ130に固定する。このと
き、タイマスタート信号TSがタイマ3へ出力される
(図4のステップS100)。携帯者は歩行や作業など
で正常に活動している場合は、腕を静止したままにする
ことは少なく頻繁に動かしている。携帯者が腕を振る動
作による回転モーメントが発生すると、発電機120が
発電を行いCPU110へ発電信号PGを出力するとと
もに、電源回路121が各部に電源を供給する。このよ
うな腕時計型電子装置に内蔵される発電機の詳細構造に
関しては、例えば特開平3―179291号公報に示さ
れるように周知技術であるので、ここでは説明を省略す
る。なお、発電機120だけでは電源回路121の供給
電力が不足する場合はバッテリを併用することができ
る。
【0013】タイマ140はタイマスタート信号TSが
入力されると計時を開始する(ステップS110)。一
方、CPU110は発電信号PGが入力されている間は
タイマリセット信号TRを出力し続ける(ステップS1
20のYES側)。タイマ140はタイマリセット信号
TRが入力されている間は計時をリセットする(S11
5)。
【0014】ここで、携帯者が腕を振る動作を停止する
と、発電機120は発電を停止しCPU110への発電
信号PGの出力を停止し、CPU110はタイマリセッ
ト信号TRの出力を停止する(ステップS120のNO
側)。タイマ140はタイマリセット信号TRの入力が
なくなると計時を進行させ、設定された時間の計時を終
了するとタイムアップ信号TUをCPU110へ出力す
る(ステップS130のYES側)。CPU110はタ
イムアップ信号TUが入力されると自動緊急通報の起動
準備を行い、予告タイマ141へ予告タイマスタート信
号CSを出力するとともに、バイブレーションモータ1
42ヘ予告信号CAを出力する。予告タイマスタート信
号CSが入力された予告タイマ141はあらかじめ設定
された時間の計時を始める(ステップS140)。予告
信号が入力されたバイブレーションモータ142は振動
して携帯者に注意を促す(ステップS150)。
【0015】予告タイマ141の計時中に、携帯者がバ
イブレーションモータ142の振動に気が付き動作停止
が異常状態によるものでない場合には、リセットスイッ
チ8を押しリセット信号MRをCPU110に入力させ
ると(ステップS160のYES側)、CPU110は
タイマ140及び予告タイマ141へタイマリセット信
号TR及び予告タイマリセット信号CRを出力しそれぞ
れリセットさせる(ステップS115)。
【0016】例えば気絶など意識不明状態により携帯者
がバイブレーションモータ142の振動に気が付かな
い、またはリセットスイッチの操作不可能な場合に予告
タイマ141の計時が終了すると(ステップS170の
YES側)、予告タイマ141は予告タイムアップ信号
CUをCPU110へ出力し緊急通報動作を起動させ
る。なお、携帯者が通報スイッチ132を押し手動緊急
通報信号MAをCPU110へ出力することによっても
緊急通報動作を起動させることができる(ステップS1
75)。
【0017】予告タイムアップ信号CU(または手動緊
急通報信号MA)が入力されたCPU110は、あらか
じめ設定された緊急通報情報をデータとして無線送受信
機180を通して基地局50へ緊急通報する(ステップ
S180)。このとき、本実施例の腕時計型緊急通報端
末装置10のようにマイクロホン160及びPTTスイ
ッチ161が設けられていれば(ステップS190のY
ES側)、CPU110はPTTスイッチ161を作動
させマイクロホン160に入力された携帯者の声や物音
などの音声情報を同様に無線送受信機180を通して基
地局50へ送信する(ステップS200)。
【0018】基地局50の基地局制御装置510は、無
線送受信機520を通して腕時計型緊急通報端末装置1
0からの緊急通報を受信するとそのデータに応じて緊急
事態発生と携帯者名及びその所在位置名とを示すメッセ
ージを作成し表示器530に表示し、音声情報があれば
スピーカ550に出力させ可聴音によるモニタを可能と
する。これにより、基地局50側で緊急通報を行った腕
時計型緊急通報端末装置10の携帯者及び所在位置の識
別が容易となり、携帯者の様子などより詳しい事態の把
握が可能となる。基地局制御装置510はさらにそれら
のメッセージ及び音声情報を緊急通報を行った腕時計型
緊急通報端末装置10以外の(他の)腕時計型緊急通報
端末装置10に対して無線送受信機520を通して転送
する。
【0019】他の腕時計型緊急通報端末装置10のCP
U110は、無線送受信機180を通して基地局50か
らのメッセージを受信すると表示器150に表示すると
ともに(図2(a)参照)、バイブレーションモータ1
42を間欠振動させ携帯者に通知する。同時に音声情報
をスピーカ170に出力させ可聴音モニタを可能とす
る。なお、腕時計型緊急通報端末装置10及び基地局5
0はそれぞれPTTスイッチ161及び541を押すこ
とにより自己のマイクロホン160及び540に入力さ
れた音声情報を相手側に送信することができる。これに
より、緊急事態発生の連絡を受けた携帯者が、緊急通報
を行った携帯者の所在や様子を詳細に知ることができ、
基地局の管理者と連絡をとりながら緊急通報を行った携
帯者の迅速かつ適切な救助,救援を行うことができる。
【0020】なお、本実施例の腕時計型緊急通報端末装
置10は図示していない時計回路を備えており、通常時
には日付や時刻などの時計情報を表示器150に表示す
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、腕
時計型緊急通報端末装置内各部に電源を供給するために
携帯者の腕の振りにより発電する発電機を携帯者の動き
を検出する動作検出手段にも共用することにより、端末
装置を小型化することができる。また、リストバンドが
携帯者の腕に装着されたときのみ緊急通報を可能とする
装着検出手段を備えることにより、携帯者が端末装置を
取りはずしたときに誤った緊急通報を行うことがない。
さらに、基地局の無線エリア内の不特定多数の携帯者の
端末装置すべてに緊急通報を行った携帯者の所在位置を
示す緊急事態発生のメッセージを表示するので、緊急事
態の携帯者の近所にいる携帯者が直ちにかけつけること
ができ救助の遅れを防止できる。また、各端末装置や基
地局にマイクロホン及びスピーカを備えることにより緊
急事態の携帯者の音声やその周囲の物音などを基地局や
他の携帯者がモニタできるので、緊急事態発生後の携帯
者の様子が分り易く適切な対応がとれ携帯者の安全性の
向上をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の腕時計型緊急通報端末装置
を示すブロック構成図である。
【図2】図1の実施例の腕時計型緊急通報端末装置の外
観図であり、分図(a)は携帯者の腕への未装着時の正
面、分図(b)は未装着時の側面、分図(c)は装着時
の側面をそれぞれ示す。
【図3】本発明の一実施例の基地局を示すブロック構成
図である。
【図4】本発明の腕時計型緊急通報端末装置の緊急通報
発信時の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
10 腕時計型緊急通報端末装置 50 基地局 100 腕時計型ケース 101 リストバンド 102 装着金具 110 CPU 120 発電機 121 電源回路 130 装着スイッチ 131 リセットスイッチ 140 タイマ 141 予告タイマ 142 バイブレーションモータ 150,530 表示器 160,540 マイクロホン 161,541 PTTスイッチ 170,550 スピーカ 180,520 無線送受信機 510 基地局制御装置
フロントページの続き (72)発明者 木村 綾 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目16番8 号 日本電気移動通信株式会社内 (72)発明者 畠山 祐美子 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目16番8 号 日本電気移動通信株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯者に装着され、前記携帯者の動きを
    検出し動作検出信号を出力する動作検出手段と、前記動
    作検出信号の出力時間を監視し出力停止が所定時間継続
    したことを検出すると前記携帯者が異常事態により静止
    したと判定し緊急通報起動信号を出力する異常判定時限
    手段と、前記緊急通報起動信号が出力されるとあらかじ
    め設定した前記携帯者の識別番号を含む緊急通報情報を
    電波信号として送信する無線通信手段とを備えた緊急通
    報端末装置において、 自装置を前記携帯者の腕に装着するためのリストバンド
    を有する腕時計型ケースと、前記携帯者の腕の振りで発
    生する回転モーメントにより発電する発電機と、前記発
    電機からの電気エネルギーを蓄積し装置内各部に所定電
    圧の電源として給電する電源回路とを備え、前記発電機
    を前記動作検出手段として共用し発電出力を前記動作検
    出信号とすることを特徴とする腕時計型緊急通報端末装
    置。
  2. 【請求項2】 携帯者に装着され、前記携帯者の動きを
    検出し動作検出信号を出力する動作検出手段と、前記動
    作検出信号の出力時間を監視し出力停止が所定時間継続
    したことを検出すると前記携帯者が異常事態により静止
    したと判定し緊急通報起動信号を出力する異常判定時限
    手段と、前記緊急通報起動信号が出力されるとあらかじ
    め設定した前記携帯者の識別番号を含む緊急通報情報を
    電波信号として送信する無線通信手段とを備えた緊急通
    報端末装置において、 自装置を前記携帯者の腕に装着するためのリストバンド
    を有する腕時計型ケースと、前記リストバンドが前記携
    帯者の腕に装着されたことを検出すると前記異常判定時
    限手段の前記緊急通報起動信号の出力を抑止する装着検
    出手段を備えたことを特徴とする腕時計型緊急通報端末
    装置。
  3. 【請求項3】 携帯者に装着され、前記携帯者の動きを
    検出し動作検出信号を出力する動作検出手段と、前記動
    作検出信号の出力時間を監視し出力停止が所定時間継続
    したことを検出すると前記携帯者が異常事態により静止
    したと判定し緊急通報起動信号を出力する異常判定時限
    手段と、前記緊急通報起動信号が出力されるとあらかじ
    め設定した前記携帯者の識別番号を含む緊急通報情報を
    電波信号として送信する無線通信手段とを備えた緊急通
    報端末装置において、 自装置を前記携帯者の腕に装着するためのリストバンド
    を有する腕時計型ケースと、電波信号の双方向通信を行
    う手段を有する前記無線通信手段と、音響を含む音声情
    報を入力するマイクロホンと、音響を含む音声情報を出
    力するスピーカと、前記無線通信手段における音声情報
    の送信を指示する送信スイッチと、前記緊急通報起動信
    号の出力及び前記送信スイッチによる送信指示のいずれ
    かがある場合に前記マイクロホンを通して入力された音
    声情報を前記無線通信手段を通して送信し、前記緊急通
    報起動信号の出力及び前記送信スイッチによる送信指示
    のいずれもがない場合に前記無線通信手段を通して受信
    した音声情報を前記スピーカに出力する制御手段とを備
    えたことを特徴とする腕時計型緊急通報端末装置。
  4. 【請求項4】 自装置を携帯者の腕に装着するためのリ
    ストバンドを有する腕時計型ケースと、前記携帯者の動
    きを検出し動作検出信号を出力する動作検出手段と、前
    記動作検出信号の出力時間を監視し出力停止が所定時間
    継続したことを検出すると前記携帯者が異常事態により
    静止したと判定し緊急通報起動信号を出力する異常判定
    時限手段と、メッセージを可視表示する表示手段と、基
    地局との間で電波信号の双方向通信を行う無線通信手段
    と、前記緊急通報起動信号の出力を検出するとあらかじ
    め設定した前記携帯者の識別番号を含む緊急通報情報を
    前記無線通信手段を通して基地局へ送信するとともに前
    記無線通信手段を通して前記基地局から受信したメッセ
    ージを前記表示器に表示する制御手段とを備えた腕時計
    型緊急通報端末装置を前記基地局の無線エリア内に複数
    台配置し、 前記基地局に、前記腕時計型緊急通報端末装置の各との
    間で電波信号の双方向通信を行う基地局無線通信手段
    と、前記基地局無線通信手段を通して前記腕時計型緊急
    通報端末装置のいずれかから緊急通報情報を受信すると
    当該腕時計型緊急通報端末装置の所在位置を検出し当該
    携帯者の緊急事態発生を示すメッセージとして可視表示
    する手段と、当該メッセージを前記基地局無線通信手段
    を通して他の腕時計型緊急通報端末装置へ転送する手段
    とを備えたことを特徴とする腕時計型緊急通報システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記腕時計型緊急通報端末装置の各が、
    音響を含む音声情報を入力するマイクロホン及び音響を
    含む音声情報を出力するスピーカを備え、前記制御手段
    により前記緊急通報起動信号の出力のある場合に前記マ
    イクロホンから入力された音声情報を前記無線通信手段
    を通して前記基地局へ送信するとともに前記緊急通報起
    動信号の出力のない場合に前記無線通信手段を通して前
    記基地局から受信した音声情報を前記スピーカに出力
    し、 前記基地局が、前記腕時計型緊急通報端末装置のいずれ
    かから緊急通報情報を受信すると当該腕時計型緊急通報
    端末装置からの音声情報を受信し可聴音出力させる手段
    と、当該音声情報を他の腕時計型緊急通報端末装置へ転
    送する手段とを備えたことを特徴とする請求項4記載の
    腕時計型緊急通報システム。
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