JPH01287990A - 電極形成方法 - Google Patents

電極形成方法

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JPH01287990A
JPH01287990A JP32018187A JP32018187A JPH01287990A JP H01287990 A JPH01287990 A JP H01287990A JP 32018187 A JP32018187 A JP 32018187A JP 32018187 A JP32018187 A JP 32018187A JP H01287990 A JPH01287990 A JP H01287990A
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JP
Japan
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film
metal film
electrode
gold
shutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP32018187A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Kojima
小島 美英
Hiroyuki Okimoto
沖本 浩之
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、基板面に金属電極を形成する方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
電極を形成した基板を使用する素子として、例えば液晶
を用いて光の透過を制御する液晶シャッタがある。この
液晶シャッタは、透明基板面に所定パターンの電極を形
成した一対の電極基板を電橋形成面を内側にして対向配
置し、この両電極基板闇に液晶を充填したもので、一方
の基板面の電極はコモン電極とされ、他方の基板面の電
極はセグメント電極とされており、両基板のコモン電極
とセグメント電極との対向部およびその間の液晶によっ
て光を透過・遮断するシャッタ部が構成されている。
この液晶シャッタのコモン電極およびセグメント電極は
、ITO等の透明導電材料で形成されるが、この種透明
導電材料は電気抵抗が高いために、上記電極は一般に、
透明導電膜の上にそのシャッタ部以外の部分すなわちリ
ード部や端子部等を覆う不透明な導電性金属膜を形成し
た構造とされている。この電極は、透明基板面にITO
等の透明導電膜を形成してこの透明導電膜を所定の電極
形状にバターニングした後、この透明導電膜上にクロム
等の導電性金属をメッキしてベーク処理し、この後上記
金属膜をエツチングしてシャッタ部以外の部分を覆う所
定パターンの電極とする方法で構成されており、上記電
極をこのような構造とすれば、電極のリード部や端子部
等の電気抵抗を上配合aSによって下げるとともに、こ
の金属膜によってシャッタ部領域を規制して、シャッタ
部以外の部分における漏光も防ぐことができる。なお、
上記メッキにより形成した金属膜のベーク処理は、この
金属膜の密着性を高くするために行なわれるもので、こ
のベーク処理は従来大気中で行なわれている。
ところで、最近、液晶シャッタの電極は非常に微細化さ
れてきているが、電極の微細化はその電気抵抗の増加に
つながるから、これに対処するためには、透明導電膜上
に形成する金属膜をさらに低抵抗のものとする必要があ
る。この低抵抗金属としては一般に金が使用されている
。なお、金はITO等からなる透明導電膜上には直接メ
ッキできないために、上記金属膜を金とする場合は、透
明導電膜上に金と透明導電膜との接合層としてニッケル
等の金属下地層を無電界メッキにより形成し、この下地
層の表面に金をメッキした後に、この金メッキ層と下地
層とからなる金属膜をベーク処理(従来は大気中でベー
ク)し、この後この金属膜を、金メッキ層、下地層の順
にエツチングして、所定パターンの金属電極を形成して
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の電極形成方法では、上記金属膜が
クロム等の金属膜である場合はこの金属膜のエツチング
を何等問題なく行なうことができるが、上記金属膜の表
面が金である場合はこの金属膜を確実にエツチングする
ことができず、そのために、除去すべき領域の金属膜が
部分的に残ったり、あるいは金属膜が全くエツチングさ
れないことがあった。
本発明はこのような実情にかんがみてなされたものであ
って、その目的とするところは、金属膜の表面が金であ
っても、この金属膜を確実に所定パターンにエツチング
して歩留を向上させることができる電極形成方法を提供
することにある。
〔問題点を解決する手段〕
本発明の電極形成方法は、基板面に少なくとも表面が金
メッキ層からなる金属膜を形成し、この金jI膜をベー
クした模、この金属膜をエツチングして所定パターンの
電極を形成する方法において、前記金属膜のベーク処理
を、真空中または不活性ガス雰囲気中で行なうことを特
徴とするものである。
〔作用〕
すなわち、本発明の電極形成方法は、メッキした金WI
41にの密着性を高くするためのベーク処理を、真空中
または不活性ガス雰囲気中で行なうことにより、この後
の金属膜のエツチングが良好に行なわれるようにしたも
のである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を光電子写真式プリンタ等の光
制御素子として使用される液晶シャッタ用の透明基板へ
の電極形成方法について図面を参照し説明する。
まず、上記液晶シャッタの構成を説明すると、第7図〜
第9図において、11.12は電極形成面を内側にして
対向配置された上下一対の横長透明基板(ガラス基板)
であり、この両基板11.12は横長枠状のシール材2
0により所定の間隔を保って接着されている。この両基
板11.12のうち、上基板11の内面(下基板12と
の対向面)には、2本の帯状コモン電極13a 、 1
3bが基板全長にわたって形成されており、下基板12
の内面(上基板11との対向面)には、多数のセグメン
ト電極14・・・が前記コモン電極13a 、 13b
の長さ方向に並べて密な間隔で配列形成されている。こ
のセグメント電極14・・・は、前記2本の、コモン電
極のうちの第1のコモン電極13aと対向する第1シャ
ッタ電極部14aと、第2のコモン電極13bと対向す
る第2シャッタ電極部14bと、この両シャッタ電極部
14a 、 14bを共通接続するシャッタ電極接続部
148と、両シャッタ電極部14a 、 14bのいず
れか一方から導出されたリード線部14dと、このリー
ド線部14dの先端に形成された駆動回路接続端子部1
4eとからなっており、各セグメント電極14・・・の
駆動回路接続端子部14e・・・は、下基板12の両側
縁部に交互に配列されている。そして、コモン電極13
a 、 13bとセグメント電極14・・・の各シャッ
タ電極部14a・・・。
14b・・・とが対向している部分はそれぞれ光を透過
遮断するシャッタ部Sa・・・、Sb・・・とされてい
る。
なお、各セグメント電極14・・・の第1シャッタ電極
部14aと第2シャッタ電極部14bは、コモンIR極
長さ方向にシャッタ電極部幅の1/2だけずらして形成
されており、したがって第1のコモン電極13aに沿っ
て並んでいる第1列のシャッタ部3a・・・と、第2の
コモン電極13bに沿って並んでいる第2列のシャッタ
部sb・・・とは、1/2ピツチのずれをもって配列さ
れている。また、前記コモン電極13a 、 13bと
セグメントfil14・・・はそれぞれITO等の透明
導電膜15からなっており、この透明導電膜15の上に
は、この透明導電膜15の所定部分を覆う不透明な導電
性金属膜16が形成されている。この金属膜16は、シ
ャッタ部3a・・・、Sb・・・と対応する部分を除い
て透明導電膜15の上面全体に形成されており、コモン
電極13a 、 13bの金属I!!16は、シャッタ
部3a・・・、Sb・・・と対応する部分に開口を形成
した形状とされ、またセグメント電極14・・・の金属
膜16は、シャッタ電極部14a。
14bを除いて、シャッタ電極接続部14cとリード線
部14dおよび駆動回路接続端子部14eの略全面に形
成されている。この金i膜16は、電極の電気抵抗を下
げるためとシャッタ部Sa・・・、Sb・・・以外の部
分からの漏光を防ぐために設けられたもので、シャッタ
部Sa・・・、Sb・・・の面積および形状はコモン電
極13a 、 13bの金属膜16によって規制されて
いる。上記金属膜16は金メッキ層16aからなってお
り、金は透明導電膜15上には直接メッキできないため
に、この金属膜16は、透明導電膜15上にまずニッケ
ル等の下地金属をメッキし、この下地層16bの表面に
金メッキを施して形成されている。
また、前記両基板11.12の対向面つまり電極形成面
には、シール材20で囲まれた領域全体にわたって、両
基板11.12間に充填される液晶21の液晶分子を配
向させるための配向処理vA17.17が設けられてお
り、前記両基板11.12の外面には偏光板18、18
が接着されている。
この液晶シャッタは、コモン電極13a 、 13bと
セグメント電極15・・・どの間の液晶層に印加する電
界を制御することにより、シャッタ部Sa・・・。
sb・・・を光を透過させないOFF状態と光を透過′
させるON状態とに切換えるもので、上記のようにコモ
ン電極13a 、 13bとセグメント電極14・・・
とを、透明導電膜15の上にシャッタ部3a・・・、S
b・・・と対応する部分を除いて不透明金属[16を形
成した構造としておけば、上記金属膜16によってシャ
ッタ部Sa・・・、Sb・・・以外の部分からの漏光を
防ぐことができるし、また上記金属膜16をその表面が
低抵抗の金メッキ層16aからなる金属膜としているた
めに、コモン電極13a 、 13bおよびセグメント
電極14・・・が微細な電極であってもその電気抵抗を
小さくすることができるとともに、コモン電極13a 
、 13bおよびセグメント電極14・・・の端子部に
、LSIチップ等の表示駆動回路素子の端子を直接半田
付けまたはダイレクトボンディング等により接続するこ
とができる。なお、上記液晶シャッタとしては、TN型
、GH型、複屈折制御型等のものがある。
次に、上記液晶シャッタの透明基板11.12に形成さ
れるコモン電極13a 、 13bおよびセグメント電
極14・・・の形成方法を説明する。
第1図(a)〜(d)は下基板12面のセグメント電極
14・・・の形成方法を工程順に示したもので、このセ
グメント電極14・・・は次のようにして形成される。
まず、第1図(a)に示すように、透明基板12面に透
明導電ll115を第2図に示すような所定の電極パタ
ーンに形成する。この透明導電膜15は、透明基板12
面にITO等の透明導電材をスッパタリング法等によっ
て膜付けし、この透明導電膜をフォトエツチング法によ
りバターニングする方法で形成する。この後、バターニ
ングされた上記透明導電膜15の上に金メッキのための
下地金属として例えばニッケルを無電界メッキして第1
図(b)に示すように透明導電1!115上の全面にニ
ッケル下地層16bを形成し、次いでこのニッケル下地
層16bに金を置換メッキして、ニッケル下地層16b
の表面全体に金メッキ層16aを設けた金属膜16を第
1図(C)および第3図に示すように形成する。
次に、上記金属膜16を透明導電1115に十分に密着
させるためにベーク処理を行なう。このベーク処理は、
真空中または不活性ガス雰囲気中で行なう。
この後、上記ベーク処理を行なった金WAI116をフ
ォトエツチング法によりエツチングし、この金属膜16
を第1図(d)および第4図に示すように所定パターン
にパターニングする。この金属膜16のエツチングは、
金メッキ層16a1ニッケル下地層16bの順に行なう
。なお、金メッキ層16aのエツチング液としては、例
えばシアン系エツチング液あるいはヨウ化カリウムとヨ
ウ素の混合液を使用し、ニッケル下地層16bのエッチ
ジグ液としては、例えばHNO:l :H2PO4−1
:9の混合液を使用する。
また、第5図(a)〜(d)は上基板11面のコモン電
極13a 、 13bの形成方法を工程順に示したもの
で、このコモン電極13a 、 13bも上記セグメン
ト電極14・・・の形成と同様に、まず第5図(a)に
示すように透明基板11面に透明導電g115を所定の
電極パターンに形成し、このパターニングされた透明導
電膜15の全面に第5図(b)に示すように無電界メッ
キによりニッケル下地層16bを形成した後、このニッ
ケル下地層16bの表面に金を置換メッキして第5図(
C)に示すようにニッケル下地層16bと金メッキ層1
6aとからなる金属ll116を形成し、この金属膜1
6を真空中または不活性ガス雰囲気中でベークした後に
、この金属膜1Gをフォトエツチング法によりエツチン
グして第5図(d)に示すようにパターニングする。
すなわち、上記電極形成方法は、透明基板11゜12面
の透明導電11115上に下地金属と金を順次メッキし
て形成した金属!!116のベータを真空中または不活
性ガス雰囲気中で行ない、この金属膜16をエツチング
して透明導電11115のシャッタ部以外の部分を覆う
所定パターンの金属電極を形成するものであり、このよ
うに下地1116tlおよび金メッキ層16aからなる
金属m16のベータを真空中または不活性ガス雰囲気中
で行なってこの金属!l116をエツチングしたところ
、この金jll116のエツチング性は極めて良好で、
金属膜を大気中でベークした場合のように除去すべき領
域の金属膜16が部分的に残ったり金属膜16が全くエ
ツチングされないというようなことはなかった。したが
って、上記電極形成方法によれば、金属膜16の表面が
金であっても、この金属膜16を確実に所定パターンに
エツチングして歩留を向上させることができる。
このように金属111Bのベークを真空中または不活性
ガス雰囲気中で行なうとこの金111116のエツチン
グ性がよ(なる理由は理論的には解明されていないが、
従来のように大気中でベークする場合に比べて、金属膜
16中の酸素含有量が少なくなるためではないかと考え
られる。これを確認するために、ニッケル被!1(II
厚1500〜2000人)の表面に金メッキ(膜厚70
0〜900人)を施した金属膜<m厚2500人)を真
空中でベータしたものと、上記金IIl膜を大気中でベ
ークしたものとについてオージI分析を行なったところ
、第6図に示すような結果が得られた。すなわち、第6
図(a)は真空中でベークした金属膜のオージェ分析結
果、第6図(b)は大気中でベークした金属膜のオージ
ェ分析結果を示したもので、金属膜の深さ方向における
金(AU )とニッケル(Ni>と酸素(0)の分布は
図のようになっており、真空中でベータした金属膜の方
が大気中でベークした金属膜に比べて金属膜表面付近の
酸素量が急激に少なくなっている。そして、この両方の
金属膜について同一条件でエツチングを行なったところ
、大気中でべ一りした金属膜は除去すべき領域の金属膜
が部分的に残ったり全くエツチングされないことがあっ
たが、真空中でベータした金属膜はこのようなことはな
く、金属膜を確実に所定パターンにエツチングすること
ができた。これは、金ig+を不活性ガス雰囲気中でベ
ークした場合も同様であった。
なお、上記実施例では、液晶シャッタの透明基板に電極
を形成する方法について説明したが、本発明は、例えば
配線基板等における電極の形成にも利用できるもので、
その場合の金属膜は、例えば銅箔に金属メッキを施した
ものや、金のメッキ層だけからなる単層の金属膜であっ
てもよい。
(発明の効果〕 本発明によれば、金属膜の表面が金であっても、この金
Ii!!!を確実に所定パターンにエツチングして歩留
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明の一実施例を示したもので、
第1図(a)〜(d)は液晶ジーツタの下基板面のセグ
メント電極の形成方法を工程順に示す基板の断面図、第
2図は第1図(a)の状態における電極の平面図、第3
図は第1図(C)の状態における電極の平面図、第4図
は第1図(d)の状態における電極の平面図、第5図(
a)〜(d)は上基板面のコモン電極の形成方法を工程
順に示す基板の断面図、第6図(a)、(b)は真空中
でベークした金属膜と大気中でベークした金Rgのオー
ジェ分析結果を示す図、第7図は液晶シャッタの平面図
、第8図は第7図のA−Alilに沿う断面図、第9図
は液晶シャッタの電極形状を示す拡大平面図である。 11、12・・・透明基板、13a 、 13b・・・
コモン電極、14・・・セグメント電極、15・・・透
明導電膜、16・・・金属膜、16a・・・金メッキ層
、16b・・・ニッケル下地層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 (a) (b) 第6図 第7図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 特願昭62−320181号 2、発明の名称 電極形成方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (144)  カシオ計算機株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付 平成1年5月30日 6、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄 7、補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板面に少なくとも表面が金メッキ層からなる金属膜を
    形成し、この金属膜をベークした後、この金属膜をエッ
    チングして所定パターンの電極を形成する方法において
    、前記金属膜のベーク処理を、真空中または不活性ガス
    雰囲気中で行なうことを特徴とする電極形成方法。
JP32018187A 1987-12-18 1987-12-18 電極形成方法 Pending JPH01287990A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016531407A (ja) * 2013-08-23 2016-10-06 アップル インコーポレイテッド プリント回路基板を使用して形成されたコネクタインサート及びレセプタクル舌部

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016531407A (ja) * 2013-08-23 2016-10-06 アップル インコーポレイテッド プリント回路基板を使用して形成されたコネクタインサート及びレセプタクル舌部
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