JPH01287542A - 実像式ファインダー - Google Patents

実像式ファインダー

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JPH01287542A
JPH01287542A JP11689788A JP11689788A JPH01287542A JP H01287542 A JPH01287542 A JP H01287542A JP 11689788 A JP11689788 A JP 11689788A JP 11689788 A JP11689788 A JP 11689788A JP H01287542 A JPH01287542 A JP H01287542A
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror
objective lens
mirrors
finder
lens
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Pending
Application number
JP11689788A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Kamiya
紙谷 雅俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/315,941 priority patent/US4999658A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、安価でかつ倍率変更も可能な実像式ファイン
ダーに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、カメラのファインダーとしては、逆ガリレオ型フ
ァインダーや、この改良型であるアルバダ式ファインダ
ーが多用されている。これらのファインダーは、被写体
をはっきり見ることはできるが、輪郭がボケる欠点があ
った。また、視野枠と被写体の視度が一致しないため、
撮影者は撮影範囲をはっきり把握することができないと
いう欠点もあった。
一方、焦点距離を変更できるカメラのファインダーは、
画角の変化を視覚的に認識できるように、ファインダー
も倍率が可変であることが望ましい。
そして、倍率可変のファインダーとしては、従来は上記
の逆ガリレオ型ファインダーや、アルバダ式ファインダ
ーに、変倍レンズを出し入れして行う構成のものが用い
られていた。したがって、このような変倍ファインダー
も同様に上述したような欠点を有していた。
これらの欠点は、第7図に示すポロプリズムを用いたケ
ブラー型ファインダーによって解消される。同図におい
てlは凸レンズである対物レンズ、21.22はポロプ
リズム、2a、2bは合成して凸レンズとなる接眼レン
ズで 、23は視野枠である。このファインダーの原理
は、対物レンズlで結像させた像を接眼レンズ2a、2
bで拡大して観察するものである。視野枠23を対物レ
ンズの結像位置に置けば、被写体と視野枠を同時にはっ
きりみることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ポロプリズム21.22は、ガラス製にすれば
高価でかつ重くなる。またプラスチック類にすれば安価
にはなるが、内部歪みが残り易く、像性能が低下してし
まう。
この問題を解決するために、ポロプリズムの反射面に対
応する位置にミラーを設ける構成が考えられる。しかし
、そのためにはミラーが4枚必要になり、それぞれ独立
したミラー保持体を設けると、部品点数が増える。また
、各ミラーの位置調整のメカニズムも必要になりコスト
アップの要因となる。さらにこれらの光学系は、対物レ
ンズの結像位置にゴミが入ると、接眼レンズで拡大する
ので、防塵対策が必要である。ミラー4枚を別々に保持
する構成にすると密封状態の維持が困難となる。
本発明は上記の事実に鑑みてなされたもので、安価で性
能がよく、防塵性能のよい実像型ファインダーを提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、ケブラー型ファ
インダーの対物レンズと接眼レンズ間に、ポロプリズム
の各反射面に対応する第1から第4のミラーを設け、上
記第1と第4のミラーを第1のミラー保持体内に固設し
、上記対物レンズをその光軸が第1のミラーの反射面と
45°の角度となるように上記第1のミラー保持体に気
密に設け、上記接眼レンズをその光軸が第4のミラーの
反射面と45°の角度でかつ上記対物レンズの光軸と平
行にして、上記第1のミラー保持体の上記対物レンズの
反対側に気密に設け、第2のミラー保持体内に上記第2
と第3のミラーを固設し、上記対物レンズの像を上記第
2と第3のミラー間に結像させ、該結像位置に視野枠を
設け、上記第2のミラー保持体と上記第1のミラー保持
体を気密に結合した構成としている。
また、上記の実像式ファインダーは、上記気密結合させ
た第1と第2のミラー保持体の外側の、上記対物レンズ
の前面光路内に、補助光学系を進退可能に取付け、倍率
を可変とした構成としたものであってもよい。
〔作 用〕
被写体からの光線が対物レンズに入射すると、第1.第
2のミラーで反射され、第2.第3のミラー間で結像す
る。この結像を第3.第4のミラーで反射させ、接眼レ
ンズで観察する。第1から第4のミラーは全体としてポ
ロプリズムと同様の作用をする。したがって、接眼レン
ズでは、被写体の正立像を観察できる。また、対物レン
ズの結像位置には、視野枠が設けられているので、被写
体と視野枠の双方を明確に観察できる。
また、ファインダー全体を2分割して2つの構造物であ
るミラー保持体に分け、ミラーやレンズ等の各部品を気
密に取付けた状態で、2つのミラー保持体を気密に結合
して全体を防塵構造としている。したがって、ゴミが内
部に入ってファインダー視野内に拡大されて見えるよう
なことを防止できる。
このファインダーは、補助光学系を外側に取付け、防塵
構造と無関係に光路内に出し入れして、ファインダー〇
変倍ができるようにしている。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を用いて以下に説明する゛
、第1図は、本発明による倍率可変の実像ファインダー
の分解斜視図である。図中の一点鎖線と矢印は、光軸及
び光線の進行方向を示している。
実像式ファインダーとしてはケプラー型が採用されてお
り、対物レンズlと、接眼レンズ2とを有し、倍率変更
用の補助光学系としてのコンバータレンズ3を有してい
る。接眼レンズ2は2a。
2bの2枚のレンズで構成されている。
対物レンズ1と接眼レンズ2の間には第1と第2のミラ
ー保持体4.5があり、これらの内部には、ポロプリズ
ムの反射面に対応するように第1から第4のミラー6.
7,8.9が設けられている。すなわち、第1のミラー
保持体4の図の右半分側に第1のミラー6が、左半分側
に第4のミラー9が、相互に反射面が直角となり、かつ
相互の反射光が入射しないように固定されている。第4
のミラー9は第1のミラー保持体のミラー受は部4e(
第3図参照)に形成された不図示の3つのダボにミラー
押さえばね4dによって圧接固定されている。
第2のミラー保持体5には第2と第3のミラー7.8が
、相互に反射面を直角にして、相手側からの反射光が入
射できるように固定されている。
第1から第3のミラーと第1または第2のミラー保持体
との固定についても、第4のミラーと同様の構成になっ
ている。ミラーに対する保持体の当たりは上述したよう
にダボによる3点の点当たりにしているため、成形時ダ
ボの高さを調整することで、ミラーの相互の位置関係を
正しく合わせ易い、また各ミラーはミラー表面に反射面
が形成されているため、ミラーの厚みによる反射面の位
置誤差がでない構成になっている。
対物レンズ1は、接眼側に平面部1aを有し、第1のミ
ラー保持体4の対物レンズ当たり面4aに、対物レンズ
保持ばね1bで押圧される。対物レンズ保持ばね1bは
上下に孔1cがあり、この孔1cによって第1のミラー
保持体4に設けられた突起4bに係合する。こうして対
物レンズlは、第゛1のミラー6の反射面と45°の角
度で対面した状態で、気密に固定される。
一方接眼レンズ2a、2bは、光軸に垂直な平面部2c
、2dを有し、第1のミラー保持体4の不図示の接眼レ
ンズ当たり面に、接眼レンズ保持ばね2eで押圧される
。接眼レンズ保持ばね2eは上下に孔2fがあり、この
孔2fによって第1のミラー保持体4に設けられた突起
4Cに係合する。こうして接眼レンズ2は、第4のミラ
ー9の反射面と45°の角度で対面した状態で、対物レ
ンズlと反対側に気密に固定される。
なお、対物レンズ1及び接眼レンズ2は、ガラスレンズ
であってもよいが、プラスチックレンズであれば、平面
1a、2c、2d等も同時に射出成形可能となり、製造
が容易になる。
対物レンズlの像は、第2.第3のミラー7゜8の間で
結像するようにその焦点距離が決められており、第2の
ミラー保持体5の結像位置には溝5a、5bが穿設され
、コンデンサレンズ10と視野枠11が挿入される。こ
の後、第1と第2のミラー保持体4,5は、第1のミラ
ー保持体4の下面に形成された凹部4fと、第2のミラ
ー保持体5の上面に形成された凸部5(とが嵌合して気
密状態で結合され、外部からのゴミの浸入が防止される
第2図(a)から(C)に、上述のように組立られたフ
ァインダーを示す、第1と第2のミラー保持体4゜5が
結合された後、外力が加わり変形すると、被写体像が歪
むので、両者の対応する位置に突起4g、5dを形成し
、これらの間を保持ばね5eで挟み込み、過負荷がかか
らないようにしている。
対物レンズlから入射した光線は、第1のミラー6から
順次第2.第3.第4のミラーに反射され、接眼レンズ
2から正立した被写体像が観察できるようになる。
次に、倍率切り替え機構の説明を行う、第3図は、補助
光学系が光路内にあり、標準撮影状態時を示した図であ
る。ファインダー光学系に挿入される補助光学系として
のワイドコンバータ3は2枚のレンズ3d、3eとそれ
らのレンズを保持するホルダ3Cから構成されている。
ホルダ3Cは第1図に示すように突起3aが第1のミラ
ー保持体4の軸受は部4hに嵌合して回転自在に軸支さ
れる。そして、不図示のばねで上方向に付勢され、突起
3bが第1のミラー保持体4の基準面41にあたって位
置決めされる。ここで不図示の撮影用レンズに切り替え
動作を行うと、撮影用レンズ切り替えモータからの駆動
力が、第5図に示す切り替えギヤ3gに伝わり、ギヤ3
gが時計方向に回転する。このときギヤ3g上に設けら
れた突起3hがホルダ3cの腕部3fを引っ掛けてホル
ダ3Cを時計方向に回転させて、ワイドコンバータ3を
第4図又は第6図に示すようにファインダー光路外に退
避させて望遠状態にする。
補助光学系としてのワイドコンバータ3は、アフォーカ
ルな光学系となっており、対物レンズlの前面に出し入
れすることによって、ファインダーの倍率を切り換えで
きるようにしている。
〔発明の効果〕
本発明は、上述したようにポロプリズムの代わりに4枚
のミラーを用いているので、安価で軽量なファインダー
とすることができ、ファインダー内部を密閉構造とした
ことによって、ゴミの浸入を防ぎ、ファインダー視野内
に異物が写るのを防止できる。
さらに、補助光学系を密閉構造の外側に設け、光路内に
出し入れできる構成としたので、ファインダーの変倍も
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実像式ファインダーの分解斜視図、 第2図は第1図の本発明のフィルタの組立図で、(a)
は正面図、(b)は左側面図、(C)は右側面図、 第3図(a)は第2図(a)のA−A線での断面図、(
ロ)は同B−B線での断面図、 (C)は第2図(C)のC−C線での断面図、第4図は
第3図(a)の補助光学系が退避した状態を示す断面図
、 第5図は補助光学系切り替え部の正面図、第6図は第5
図の補助光学系が退避した状態を示す正面図、 第7図は従来のケブラー型ファインダーでポロプリズム
を使用したものの構成を示す図である。 1−・・対物レンズ、2・・−接眼レンズ、3−・補助
光学系、4−第1のミラー保持体、5・・・第2のミラ
ー保持体、6.7,8.9・−第1〜第4のミラー。 特許出願人    ミノルタカメラ株式会社& 第2図 第4図 第6図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケプラー型ファインダーの対物レンズと接眼レン
    ズ間に、ポロプリズムの各反射面に対応する第1から第
    4のミラーを設け、上記第1と第4のミラーを第1のミ
    ラー保持体内に固設し、上記対物レンズを第1のミラー
    と対向するように上記第1のミラー保持体に気密に設け
    、上記接眼レンズを第4のミラーの反射面と対向するよ
    うに上記第1のミラー保持体に気密に設け、第2のミラ
    ー保持体内に上記第2と第3のミラーを固設し、上記第
    2のミラー保持体と上記第1のミラー保持体を気密に結
    合したことを特徴とする実像式ファインダー。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の実像式ファインダー
    であって、上記対物レンズの前面に、補助光学系を光路
    内に対して出入り自在に取付け、倍率を可変としたこと
    を特徴とする実像式ファインダー。
JP11689788A 1988-02-27 1988-05-16 実像式ファインダー Pending JPH01287542A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11689788A JPH01287542A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 実像式ファインダー
US07/315,941 US4999658A (en) 1988-02-27 1989-02-24 Viewfinder of the real image type

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11689788A JPH01287542A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 実像式ファインダー

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JPH01287542A true JPH01287542A (ja) 1989-11-20

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ID=14698349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11689788A Pending JPH01287542A (ja) 1988-02-27 1988-05-16 実像式ファインダー

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JP (1) JPH01287542A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0498035U (ja) * 1990-11-26 1992-08-25

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