JPH02309330A - カメラのファインダー - Google Patents

カメラのファインダー

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JPH02309330A
JPH02309330A JP13211889A JP13211889A JPH02309330A JP H02309330 A JPH02309330 A JP H02309330A JP 13211889 A JP13211889 A JP 13211889A JP 13211889 A JP13211889 A JP 13211889A JP H02309330 A JPH02309330 A JP H02309330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
lens
reflective surface
finder
objective
Prior art date
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Pending
Application number
JP13211889A
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English (en)
Inventor
Etsuko Nakai
中井 悦子
Hiroshi Mukai
弘 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02309330A publication Critical patent/JPH02309330A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、カメラのファインダーに係り、特に、ポロプ
リズム等、4反射面から構成される像反転光学系を有し
てなる実像式のファインダーに関する。
【従来の技術】
従来、実像式ファインダーでは、対物レンズにより上下
左右が反転して結像した倒立像を正立像にするため、4
反射面で構成されるポロプリズムやポロプリズムと等価
な光学系を反射鏡で構成したもの(これをボロミラーと
呼び、以下、ポロプリズムと合わせてボロミラー等とい
う)、あるいはリレーレンズなどの像反転光学系が用い
られている。ところで、この実像式ファインダーで大き
な視野を見るためには、コンデンサーレンズ等の集光レ
ンズが必ず要求される。これは、集光レンズを設けずに
ただ結像面に像を結ばせただけではその像の周囲の光が
散乱して目に入りにくいため、像の周囲が非常に暗くな
って中心部分のみしか明るく見られないのに対し、集光
レンズを用いれば像の周囲から散乱する光をアイポイン
トへ向かうべく屈折させられるため、対物レンズの有効
径が小さくても視野全体を明るく、また大きく見ること
ができるようになるためである。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近ではカメラに対する小型化、軽量化の要
請が強いため、ファインダー光学系としても可能な限り
コンパクトにまとめることが要求されている。上述した
ように、集光レンズの利用により対物レンズを小さくす
ることは可能であるが、像反転光学系としてボロミラー
等が使用されている場合には反射面が4面必要であり、
且つこれらを小さくするのが困難であるため、ファイン
ダー全体としての小型化もかなり困難である。この理由
について、ボロミラーを用いたファインダーの一般的な
構成を示す第3図を用いて以下に説明する。 図において、!、2,3.4はそれぞれボロミラーの第
11第2、第3、第4反射面、5は対物レンズ、6はフ
ァインダー光学系の光軸、7はコンデンサーレンズ、8
は接眼レンズ、9はアイポイントを示している。この図
は、第1反射面lの前方(被写体側)に対物レンズ5を
設け、第2、第3反射面2.3の間に結像面及び視野枠
(不図示)を設定し、さらにその結像面付近にコンデン
サーレンズ7を設けた場合の構成を示している。この場
合、結像した光をコンデンサーレンズ7ですべて集光す
るのであるから、その辺りの大きな光束を反射させる必
要上、反射面自体に一定の大きさが必要となる。このこ
とは結像面を第1、第2反射面1.2の間あるいは第3
、第4反射面3,4の間に設定した場合についても同様
である。したがって、4反射面からなる像反転光学系内
に結像面やコンデンサーレンズ7を設置する場合は、反
射面自体の大きさに起因してファインダーの小型化が困
難になっていると言うことができる。 次に、図示していないが対物レンズを第1反射面の前方
に設け、結像面を第4反射面の後方に設定する場合につ
いて説明する。この場合は、対物レンズと結像面との間
に全ての反射面が介在するのであるから対物レンズの焦
点距離が長くならざるを得す、したがって、結ばれる像
自体が大きくなる。そのため大きな視野枠が必要となる
から、ファインダー全体としても大きくならざるを得な
い。 そこで、像を小さくするために焦点距離の短い対物レン
ズを用い、結像面をその位置に配置したままの状態でこ
の対物レンズを後退させて、例えば第3反射面と第4反
射面の間に配置することが考えられるが、その場合は対
物レンズとファインダーの対物窓との間での光路が長く
なるため、視野を広くするには、特に対物窓を大きくし
なければならない。したがって、ファインダーを小さく
することが極めて困難となる。 本発明は上述のような従来の技術的課題を有効に解決す
るために創案されたものである。 したがってその目的は、4枚の反射面からなる像反転光
学系を有してなる実像式ファインダーを、視野の明るさ
や大きさを保持しつつ小型化することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明に係るカメラのファインダーは、上述の目的を達
成するために以下のように構成されている。 すなわち、請求項1に係るファインダーは、被写体側か
ら順に第1反射面、第2反射面、第3反射面、第4反射
面が配置された像反転光学系と、対物レンズ、接眼レン
ズおよび集光レンズを有して構成される実像式のファイ
ンダーであって、4枚の反射面で構成される像反転光学
系が集光レンズよりも被写体側に配置されるとともに、
対物レンズが像反転光学系の第1反射面と第2反射面と
の間に配置されたことを特徴としている。 また、請求項2に係るファインダーは、請求項1におい
て第1反射面と第2反射面の間に対物しンズが配置され
ていたのに代えて、この対物レンズが第2反射面と第3
反射面の間に配置されたことを特徴としている。 なお、以上の各構成における第1反射面から第4反射面
としては、すべてをミラーにより構成して所謂ボロミラ
ーとすることは勿論、ポロプリズムや、さらには一部の
反射面をミラーとし、他の反射面をプリズムとするなど
、ミラーとプリズムの組み合わせによって構成すること
もできる。 例えば、請求項■の構成であれば、第1反射面をミラー
で形成し、第2〜第4反射面をプリズムで形成したり、
第11第4反射面をミラーで、第2、第3反射面を一つ
のプリズムで形成することが考えられる。 また、請求項2の構成であれば、第
【、第2反射面を一
体のプリズム、第3、第4反射面を他の一体のプリズム
で形成することが考えられる。 【作用・効果】 請求項1の構成においては、被写体からこのファインダ
ーへ入射した光はまず第1反射面で反射し、さらに対物
レンズを通じて第2、第3、第4反射面で反射した後、
集光レンズ付近で結像する。ここに結ばれた像からさら
に進む光は、本来その周囲から散乱して行くものであっ
ても集光レンズで集められるため、撮影者は接眼レンズ
を通して像を明瞭に見ることができる。ところで、一般
にファインダーにおいては、その最も被写体側に対物窓
が設けられる。したがってこの場合には、対物窓は第1
反射面の前方すなわち被写体側の位置に設けられるが、
この対物窓と対物レンズとの距離が短いために、対物窓
が小さなものであっても広い視野を得ることができる。 また、集光レンズが4枚の反射面からなる像反転光学系
の外に位置しているために、その反転光学系内での光束
の大きさに基づく反射面積の制限も厳しくはない。さら
に、対物レンズの焦点距離も第3図に示されるものに比
べれば長くならないため大きな視野枠が要求されず、フ
ァインダーを全体として小型化することが可能となる。 請求項2の構成においては、被写体からの光が対物レン
ズに入射する前後の反射回数の変化を除き、集光レンズ
付近で結像した像を撮影者が接眼レンズにより明瞭に見
れることは請求項1の場合と同様である。そして同じく
ファインダーの小型化を図ることが可能であるが、請求
項1のファインダーと比較すれば、対物窓と対物レンズ
の距離が長くなる一方、対物レンズと結像面との距離を
短くできる関係で、対物窓が幾分大きくなる反面、視野
枠をさらに小さくすることができる。 このように、以上の各構成によれば、構成部品それぞれ
については若干大きさが変化するが、全体としてみた場
合、各構成ともむだなく小型化されたファインダーを得
ることができる。
【実施例】
以下に、本発明の第1図及び第2図に示された実施例に
ついて詳細に説明する。 まず、第1図に示された第1実施例について説明する。 第1図は、本発明の第1実施例に係るファインダーの概
略構成を示す斜視図である。この図において、1,2,
3.4は、それぞれボロミラーを構成する第1.第2.
第3.第4反射面であり、5は対物レンズである。各反
射面1,2,3.4は、それぞれ入射した光を屈折さけ
るべく水平面あるいは垂直面に対して45°の傾斜をも
って配置されている。また、第4反射面の後方にはコン
デンサーレンズ7と視野枠10、さらに後方には接眼レ
ンズ8が配置され、さらに、第1反射面lの前方には対
物窓11が設けられている。 以上の構成においては、被写体から対物窓11を通って
ファインダー内に入射してきた光は、まず第1反射面l
で反射することによりその進路を対物レンズ5側へ変更
する。そしてここを通過すると、第2反射面2、第3反
射面3、第4反射において正立像として結像する。さら
に像からの光は、そのままの状態ではその周囲から外方
へ散乱するものであっても、コンデンサーレンズ7で集
められるために接眼レンズ8を通って撮影者の目に入る
ことになる。したがって、撮影者は大きな像を明るく見
ることができる。 以上の構成では、対物レンズ5は対物窓11に対して第
1反射面1を1枚隔てただけの位置に設けられるため、
その間の距離がそれほど大きくはならず、対物窓11、
対物レンズ5とも小さなものであっても広い視野を確保
することができる。 したがって、その間に位置する第1反射面lは勿論のこ
と、ここから光束が広がる第2反射面2、第3反射面3
、さらには第4反射面4であっても、その反射面積をさ
ほど大きくしなくと6よい。また、対物レンズ5と結像
面との距離が反射面を4枚すべてその間に介在させる場
合と比較して小さくなるため、対物レンズ5の焦点距離
もそれほど大きくする必要がない。したがって、像その
らのが大きくなって視野枠が大きくなるといったことも
ないから、全体としてコンパクトにまとまったファイン
ダーを構成することができる。 次に、第2図に示された第2実施例について説明する。 この第2図は、本発明の第2実施例に係るファインダー
の概略構成を示す斜視図である。 図示するように、基本構成は第1実施例の場合と同様で
あり、ただ、対物レンズ5の位置のみが第1実施例とは
異なっている。すなわち、第1実施例では、対物レンズ
5が第1反射面lと第2反射面2との間に配置されてい
たのに対して、本実施例では、対物レンズ5は、第2反
射面2と第3反射面3の間に配置されている。 この場合は、被写体からの光は、対物窓11を通って第
!反射面1及び第2反射面2で反射して進路を変更し、
対物レンズ5へ入射する。そして対物レンズ5を透過し
た光は、さらに第3反射面3及び第4反射面4で順に反
射し、結像面において正立像として結像する。以下の作
用は第1実施例と同様であり、撮影者は大きな像を明る
く見ることができる。 一方、対物レンズが第2反射面2と第3反射面3の間に
配置された関係で、第1実施例と比較すれば対物窓11
と対物レンズ5との距離が若干長くなる反面、対物レン
ズ5と結像面との距離は短縮することができる。したが
って、対物窓l【は第1実施例と比較すれば若干大きく
なるが、その分視野枠10を小さくできるため、ファイ
ンダー全体としてはやはりコンパクトにまとめることが
可能となる。 以上説明したように、各実施例の構成によれば、それぞ
れむだなく小型化されたファインダーを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るファインダーの構成
を示す斜視図、第2図は本発明の第2実施例に係るファ
インダーの構成を示す斜視図、第3図は従来におけるボ
ロミラーを使用した一般的なファインダーの構成を示す
斜視図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、被写体側から順に第1反射面(1)、第2反射
    面(2)、第3反射面(3)、第4反射面(4)が配置
    された像反転光学系と、対物レンズ(5)、接眼レンズ
    及び集光レンズを有して構成される実像式のファインダ
    ーにおいて、 上記像反転光学系が集光レンズよりも被写体側に配置さ
    れるとともに、上記対物レンズ(5)が上記像反転光学
    系の第1反射面(1)と第2反射面(2)との間に配置
    されたことを特徴とするカメラのファインダー。
  2. (2)、被写体側から順に第1反射面(1)、第2反射
    面(2)、第3反射面(3)、第4反射面(4)が配置
    された像反転光学系と、対物レンズ(5)、接眼レンズ
    及び集光レンズを有して構成される実像式のファインダ
    ーにおいて、 上記像反転光学系が集光レンズよりも被写体側に配置さ
    れるとともに、上記対物レンズ(5)が上記像反転光学
    系の第2反射面(2)と第3反射面(3)との間に配置
    されたことを特徴とするカメラのファインダー。
JP13211889A 1989-05-24 1989-05-24 カメラのファインダー Pending JPH02309330A (ja)

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JP (1) JPH02309330A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5491528A (en) * 1993-04-14 1996-02-13 Olympus Optical Co., Ltd. Real image mode finder optical system having an objective lens integrated as a prism with a reflective surface
JP2005134471A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Kyocera Corp 実像式ファインダ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5491528A (en) * 1993-04-14 1996-02-13 Olympus Optical Co., Ltd. Real image mode finder optical system having an objective lens integrated as a prism with a reflective surface
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