JPH01287213A - 溶銑予備処理でのＣｒ鉱石の還元方法 - Google Patents
溶銑予備処理でのＣｒ鉱石の還元方法Info
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- JPH01287213A JPH01287213A JP11527788A JP11527788A JPH01287213A JP H01287213 A JPH01287213 A JP H01287213A JP 11527788 A JP11527788 A JP 11527788A JP 11527788 A JP11527788 A JP 11527788A JP H01287213 A JPH01287213 A JP H01287213A
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Landscapes
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は溶銑予備処理工程におけるＣｒ鉱石の還元方法
に関する。
に関する。
［従来の技術］
従来、脱燐工程は転炉製錬の工程で行われていたが、製
鋼段階での脱燐は製鋼の生産性を著しく低下させるとい
う問題があり、このため最近ては溶銑の炉外脱燐が積極
的に行われている。この方法によれば、プロセスフロー
を乱すことなく、しかも熱損失を少なくすることができ
る。然し、この方法では脱燐の限界が０，０４％程度で
、これ以上の脱燐を行う場合には、溶銑鍋で酸素上吹き
によるバッチ処理で脱燐を行っている。
鋼段階での脱燐は製鋼の生産性を著しく低下させるとい
う問題があり、このため最近ては溶銑の炉外脱燐が積極
的に行われている。この方法によれば、プロセスフロー
を乱すことなく、しかも熱損失を少なくすることができ
る。然し、この方法では脱燐の限界が０，０４％程度で
、これ以上の脱燐を行う場合には、溶銑鍋で酸素上吹き
によるバッチ処理で脱燐を行っている。
一方、転炉においては上記のように予備処理された溶銑
を用いてスラグを使用しない、所謂レススラグ吹錬を行
い、Ｍｎ鉱石を投入して直接還元を行っている。これに
よりフェロマンガンが不用となり、生産コストの低減に
大きな効果を収めている。
を用いてスラグを使用しない、所謂レススラグ吹錬を行
い、Ｍｎ鉱石を投入して直接還元を行っている。これに
よりフェロマンガンが不用となり、生産コストの低減に
大きな効果を収めている。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、転炉におけるＣ１−鉱石の直接還元は、
Ｃｒ鉱石の溶解性が悪（Ｃｒの歩留が低いので、依然と
してフェロクロムを添加してこれを溶鋼中のＣｒ源とし
ている。
Ｃｒ鉱石の溶解性が悪（Ｃｒの歩留が低いので、依然と
してフェロクロムを添加してこれを溶鋼中のＣｒ源とし
ている。
本発明はかかる事情に鑑みなされたもので、Ｃｒ鉱石の
直接還元を歩留よく行う方法を提供しようとするもので
ある。
直接還元を歩留よく行う方法を提供しようとするもので
ある。
［課題を解決するための手段及び作用］本発明による溶
銑予備処理てのＣｒ鉱石の還元方法は、溶銑予備処理工
程の初期に炭材とともにＣｒ鉱石を投入して、Ｃｒ鉱石
を炭材て還元させ、次いで脱燐剤を添加して脱燐するこ
とを特徴とする。
銑予備処理てのＣｒ鉱石の還元方法は、溶銑予備処理工
程の初期に炭材とともにＣｒ鉱石を投入して、Ｃｒ鉱石
を炭材て還元させ、次いで脱燐剤を添加して脱燐するこ
とを特徴とする。
溶銑脱燐時のＣ，Ｓｉの燃焼熱分のＣｒ鉱石原単位は７
〜１０ｋｇ／ｌである。しかしこの原単位ではＣｒは０
．３０％しか入らない。そのため、酸素カスオたはＣｒ
鉱石を酸素源として、炭材と同時に添加し、Ｃｒの還元
に要する熱量を確保する。この場合、脱燐に要する酸素
源が前記炭材に消費されるので、Ｃｒの還元期には脱燐
反応か進行しない。したがって、Ｃｒの還元が終了した
後、酸素カス、鉄鉱石またはスケール等の酸素源および
脱燐剤を投入して脱燐反応を行う。
〜１０ｋｇ／ｌである。しかしこの原単位ではＣｒは０
．３０％しか入らない。そのため、酸素カスオたはＣｒ
鉱石を酸素源として、炭材と同時に添加し、Ｃｒの還元
に要する熱量を確保する。この場合、脱燐に要する酸素
源が前記炭材に消費されるので、Ｃｒの還元期には脱燐
反応か進行しない。したがって、Ｃｒの還元が終了した
後、酸素カス、鉄鉱石またはスケール等の酸素源および
脱燐剤を投入して脱燐反応を行う。
［実施例］
本発明の実施例を添付の図面を参照しなから説明する。
第１図は本発明の方法に用いる溶銑予備処理装置の縦断
面図である。溶銑１１及びスラグ１２を入れた溶銑鍋１
０に、排ガスフード１３を貫通して溶銑を攪拌するカス
吹き込み用ランス１５と酸素ランス１４が設けられてい
る。溶銑容量２２０を乃至３００ｔの溶銑鍋１０を使用
した場合、酸素ランス１４は１本乃至４本使用される。
面図である。溶銑１１及びスラグ１２を入れた溶銑鍋１
０に、排ガスフード１３を貫通して溶銑を攪拌するカス
吹き込み用ランス１５と酸素ランス１４が設けられてい
る。溶銑容量２２０を乃至３００ｔの溶銑鍋１０を使用
した場合、酸素ランス１４は１本乃至４本使用される。
排カスフ−１・１３には前記ランス挿入孔１６及び排ガ
ス排出口の外、造滓剤投入口１７か設けられている。
ス排出口の外、造滓剤投入口１７か設けられている。
以上のように構成された脱燐装置の作用について説明す
る。先ず、溶解性のよいレススラグ吹錬を行ったときの
スラグが投入され、次いで酸素ランス１４及びカス吹き
込み用ランス１５が排カスフード１３に設けられたラン
ス挿入孔１６から挿入される。
る。先ず、溶解性のよいレススラグ吹錬を行ったときの
スラグが投入され、次いで酸素ランス１４及びカス吹き
込み用ランス１５が排カスフード１３に設けられたラン
ス挿入孔１６から挿入される。
カス吹き込７ノ用ランス１５は、その先端が溶銑鍋の底
部近くまで溶銑中に浸漬され、吹き出しカスは不活性カ
スが使用される。これは、主に溶銑の攪拌用で、水平に
近い角度で吹き出される。この攪拌カスによりＣｒ鉱石
の還元反応または脱燐反応が促進される。また、このラ
ンスから必要に応じてＣａＯ，Ｃａ Ｆ ２ 、 Ｆ
ｅ Ｏなとの造滓剤か攪拌用カスをキャリアーカスとし
て溶銑中に吹き込まれる。
部近くまで溶銑中に浸漬され、吹き出しカスは不活性カ
スが使用される。これは、主に溶銑の攪拌用で、水平に
近い角度で吹き出される。この攪拌カスによりＣｒ鉱石
の還元反応または脱燐反応が促進される。また、このラ
ンスから必要に応じてＣａＯ，Ｃａ Ｆ ２ 、 Ｆ
ｅ Ｏなとの造滓剤か攪拌用カスをキャリアーカスとし
て溶銑中に吹き込まれる。
Ｃｒ鉱石の還元を行う場合は、造滓剤投入「１］７から
Ｃｒ鉱石と炭材を投入し、酸素ランス１４から酸素吹き
込みを行い、同時に、カス吹き込み用ランス１５から攪
拌カスを吹き込む。こうすると、Ｃｒ鉱石の還元に必要
な熱源は炭材の酸化により、また還元材であるＣまたは
ＣＯは溶銑中に投入された炭材により十分供給され、か
つ溶銑が攪拌されるのでＣｒ鉱石の還元反応が促進され
る。このときに投入されるＣ１−鉱石と炭材との関係を
示した図か第２図である。図中、斜線で囲まれた範囲が
データの分散する範囲を示すものである。Ｃｒ鉱石また
は炭材の投入方法は、これら投入物を粉体にしてキャリ
アーガスとともにガス吹き込み用ランス１５から溶銑中
に吹き込む方法でもよく、また適当な粒度にした塊Ｃｒ
鉱石を造滓剤投入口１７から投入する方法でもよい。
Ｃｒ鉱石と炭材を投入し、酸素ランス１４から酸素吹き
込みを行い、同時に、カス吹き込み用ランス１５から攪
拌カスを吹き込む。こうすると、Ｃｒ鉱石の還元に必要
な熱源は炭材の酸化により、また還元材であるＣまたは
ＣＯは溶銑中に投入された炭材により十分供給され、か
つ溶銑が攪拌されるのでＣｒ鉱石の還元反応が促進され
る。このときに投入されるＣ１−鉱石と炭材との関係を
示した図か第２図である。図中、斜線で囲まれた範囲が
データの分散する範囲を示すものである。Ｃｒ鉱石また
は炭材の投入方法は、これら投入物を粉体にしてキャリ
アーガスとともにガス吹き込み用ランス１５から溶銑中
に吹き込む方法でもよく、また適当な粒度にした塊Ｃｒ
鉱石を造滓剤投入口１７から投入する方法でもよい。
こうしてＣｒ鉱石が還元された後、造滓剤投入口１７ま
たはガス吹き込み用ランス１５からＣａｂ、ＣａＦ２
、ＦｅＯなとの造滓剤が溶銑中に吹き込まれ、脱燐反応
が行われる。 第３図に還元された溶銑中のＣｒと脱燐
率との関係を示す。溶銑中のＣｒが３％を超えると脱燐
率が急激に低下するのは、溶銑中のＣｒの増加に伴って
酸素ポテンシャルが低下するためである。これによって
溶銑中のＣ，ｒの上限が決められる。・［発明の効果］ 溶銑予備処理の工程において、その初期にＣｒ鉱石と炭
材を投入してＣｒ鉱石の還元を行い、次いで、脱燐を行
うので溶銑中のＣｒの歩留が向上される。
たはガス吹き込み用ランス１５からＣａｂ、ＣａＦ２
、ＦｅＯなとの造滓剤が溶銑中に吹き込まれ、脱燐反応
が行われる。 第３図に還元された溶銑中のＣｒと脱燐
率との関係を示す。溶銑中のＣｒが３％を超えると脱燐
率が急激に低下するのは、溶銑中のＣｒの増加に伴って
酸素ポテンシャルが低下するためである。これによって
溶銑中のＣ，ｒの上限が決められる。・［発明の効果］ 溶銑予備処理の工程において、その初期にＣｒ鉱石と炭
材を投入してＣｒ鉱石の還元を行い、次いで、脱燐を行
うので溶銑中のＣｒの歩留が向上される。
第１図は本発明の方法に用いられる溶銑予備処理装置の
縦断面図、第２図は溶銑中に投入されるＣｒ鉱石と炭材
との関係を示したグラフ図、第３図は脱燐率と溶銑中の
Ｃｒとの関係を示したグラフ図である。 ＝６− １１ 溶銑、］２・・スラグ、１３ 排カスフート、１
４・・・酸素ランス、］５ 攪拌カス吹き込み用ランス
、１６ ランス挿入孔、１７ 造滓剤投入口。
縦断面図、第２図は溶銑中に投入されるＣｒ鉱石と炭材
との関係を示したグラフ図、第３図は脱燐率と溶銑中の
Ｃｒとの関係を示したグラフ図である。 ＝６− １１ 溶銑、］２・・スラグ、１３ 排カスフート、１
４・・・酸素ランス、］５ 攪拌カス吹き込み用ランス
、１６ ランス挿入孔、１７ 造滓剤投入口。
Claims (1)
- 溶銑予備処理工程の初期に炭材とともにＣｒ鉱石を投入
して、Ｃｒ鉱石を炭材で還元させ、次いで脱燐剤を添加
して脱燐することを特徴とする溶銑予備処理でのＣｒ鉱
石の還元方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11527788A JPH01287213A (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | 溶銑予備処理でのＣｒ鉱石の還元方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11527788A JPH01287213A (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | 溶銑予備処理でのＣｒ鉱石の還元方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01287213A true JPH01287213A (ja) | 1989-11-17 |
Family
ID=14658676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11527788A Pending JPH01287213A (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | 溶銑予備処理でのＣｒ鉱石の還元方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01287213A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007055404A1 (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-18 | Jfe Steel Corporation | 溶銑の脱燐処理方法 |
-
1988
- 1988-05-11 JP JP11527788A patent/JPH01287213A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007055404A1 (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-18 | Jfe Steel Corporation | 溶銑の脱燐処理方法 |
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