JPH01287124A - 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

硬質ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH01287124A
JPH01287124A JP63114796A JP11479688A JPH01287124A JP H01287124 A JPH01287124 A JP H01287124A JP 63114796 A JP63114796 A JP 63114796A JP 11479688 A JP11479688 A JP 11479688A JP H01287124 A JPH01287124 A JP H01287124A
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JP
Japan
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polyurethane foam
rigid polyurethane
blowing agent
foam
dichlorotrifluoroethane
Prior art date
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JP63114796A
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English (en)
Inventor
Akihiro Ono
大野 明広
Toshio Nozawa
俊夫 野澤
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬質ポリウレタンフォームの製造法に関する。
更に詳しくは、発泡剤としてジクロロトリフルオロエタ
ン(通称R−123)を使用して、低温寸法安定性及び
圧縮強度の優れた硬質ポリウレタンフォームの製造法に
関するものである。
〔従来の技術〕
硬質ポリウレタンフォームは断熱特性、低温寸法安定性
が優れているため、冷蔵庫、冷凍倉庫等の断熱材として
、広範囲に用いられている。
これは、硬質ポリウレタンフォームを製造する際、発泡
剤として、断熱特性の優れたトリクロロフルオロメタン
(通称R−11)を使用していることが大きな理由であ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、近年、地球のオゾン層保護のため、クロロフル
オロカーボン類の規制が考えられ、近い将来実施に移さ
れようとしている。
この規制対象には、今まで硬質ポリウレタンフォームの
発泡剤として用いられていた、トリクロロフルオロメタ
ン(R−11)も含まれている。
そのためトリクロロフルオロメタン(R−11)に替わ
る、硬質ポリウレタンフォーム用発泡剤の開発が象、務
となり、諸物性から見て、ジクロロトリフルオロエタン
(R−123)が代替物の候補と考えられている。
しかしながら、発泡剤として、ジクロロトリフルオロエ
タン (R−123)を用いた場合、従来のトリクロロ
フルオロメタン(R−11)を用い発泡したフオームに
比べ、 イ)発泡効率が低下し、 口)低温寸法安定性、及び圧縮強度等のフオーム物性が
著しく劣化する等の多くの問題があり、従来の硬質ウレ
タンフオームの製造法では、満足なフオームが得られな
いことを、本発明者らは確認した。
従って、ジクロロトリフルオロエタン(R−123)を
用いる場合、同一の低温寸法安定性及び圧縮強度等のフ
オーム物性を持たせるためには、密度をかなり高くする
必要が有り、従来より断熱特性は劣化し、かつコストの
上昇をきたす等、実用的に満足なフオームは得られるも
のではなかった。
〔課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記の問題点を克服するため、鋭意横側
した結果、硬質ポリウレタンフォーム用発泡剤として、
従来用いられた1−リクロロフルオロメタン(R−11
)の代わりに、ジクロロトリフルオロエタン(R−12
3)を使用した場合にも、従来の優れた断熱特性と低温
寸法安定性を損なうことなく、硬質ポリウレタンフォー
ムを製造する方法を見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、有機ポリイソシアネート、ポリオー
ル、発泡剤、触媒、界面活性剤及びその他の助剤から、
硬質ポリウレタンフォームを製造する方法において、発
泡剤としてジクロロトリフルオロエタン(R−123)
を用い、かつ有機イソシアネートの変成体を使用するこ
とを特徴とする硬質ポリウレタンフォームの製造方法に
関する。
従来用いられたトリクロロフルオロメタン(R−11)
の代わりに、ジクロロトリフルオロエタン(R−123
)を使用した場合に、本発明の方法により、初めて断熱
特性、低温寸法安定性、及び圧縮強度等の優れた硬質ポ
リウレタンフメームが製造される。
本発明の方法において、有機イソシアネートの変成体を
、使用することで、ジクロロトリフルオロエタン(R−
123)を発泡剤として用いる場合にも、低温寸法安定
性及び圧縮強度等のフオーム物性の優れた硬質ポリウレ
タンフォームが製造される。
本発明に使用する有機イソシアネートの変成体とは、下
記有機イソシアネートの一部を公知方法により、イソシ
アヌレート(トリマー)化、カルボジイミド化、ウレタ
ン化、ウレア化、ビウレット化、またはアロファネート
化等したもの、または下記有機イソシアネートの大部分
を上記反応を行ったのちに未反応の有機イソシアネート
で希釈し調製したもの、或いは上記の変成体を2種以上
混合したものられであり、従来から用いられている各種
の変成体が使用される。
上記の変成体の中で、特に好ましいものは、トリマー変
成体及び/又はカルボジイミド変成体である。
上記の有機インシアネ−1・のトリマー変成体は、例え
ば特開昭59−166537に、カルボジイミド変成体
は例えば特公昭4B−22694に記載されている様な
方法で製造できる。
本発明の有機イソシアネートの変成体に使用する有機イ
ソシアナートとじては、従来公知のもので、特に限定は
ないく、芳香族、芳香脂肪族、脂肪族、脂環式ポリイソ
シアナートおよびそれらの変性物、例えばジフェニルメ
タンジイソシアナート、粗ジフェニルメタンジイソシア
ナート、トリレンジイソシアナート、粗トリレンジイソ
シアナート、キシリレンジイソシアナート、ヘキサメチ
レンジイソシアナート、インホロンジイソシアナート、
水添ジフェニルメタンジイソシアナート、水添トリレン
ジイソシアナート、トリフェニルメチレントリイソシア
ナート、トリレントリイソシアナート等が挙げられる。
これらのを機イソシアネートの変成体は単独または2種
以上混合して使用する。その使用量は、NGO基とレジ
ン液中の活性水素との当量比が0.8〜5.0である。
本発明に使用するポリオールは例えば、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、1. 3. 6−
ヘキサンドリオール、ペンタエリスリトール、ソルビト
ール、シュクロース、ビスフェノールA1ノボラツク、
ヒドロキシル化1.2−ポリブタジェン、ヒドロキシル
化1.4−ポリブタジェン等の多価アルコール類、及び
/又はこれらのポリヒドロキシ化合物にアルキレンオキ
サイドを付加重合させて得たヒドロキシル価200〜8
00■K OH/ gのポリエーテルポリオールが使用
できる。
以上のほか高級脂肪酸エステルポリオール及びポリカル
ボン酸と低分子量ポリオールとを反応させて得たポリエ
ステルポリオール及びカプロラクトンを重合させて得た
ポリエステルポリオール、ヒマシ油、脱水ヒマシ油等の
OH基含有高級脂肪酸エステルも使用できる。
本発明で使用し得る触媒としては、例えばアミン系ウレ
タン化触媒(トリエチルアミン、トリプロピルアミン、
トリイソプロパツールアミン、1〜リブチルアミン、ト
リオクチルアミン、ヘキサデシルジメチルアミン、N−
メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、N−オクタ
デシルモルホリン、モノエタノールアミン、ジェタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジェタノ
ールアミン、N、N−ジメチルエタノールアミン、ジエ
チレントリアミン、N、N、N’ 、N’ −テトラメ
チルエチレンジアミン、N、N、N“、N。
−テトラメチルプロピレンジアミン、 N、N。
N’、N”−テトラメチルブタンジアミン、N。
N、N”、N″−テトラメチル−1,3−ブタンジアミ
ン、N、N、N″、N゛ −テトラメチルへキサメチレ
ンジアミン、ビスC2−(N、N−ジメチルアミノ)エ
チル〕エーテル、N、N−ジメチルヘンシルアミン、N
、N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N、N、N’ 
N’”、N′”−ペンタメチルジエチレントリアミン、
トリエチレンジアミン、トリエチレンジアミンのギ酸塩
及び他の塩、第−及び第二アミンのアミノ基のオキシア
ルキレン付加物、N、N−ジアルキルピペラジン類のよ
うなアザ環化合物、種々のN、N’ 、N’”−トリア
ルキルアミノアルキルへキサヒドロトリアジン類、 特
公昭52−43517のβ−アミノカルボニル触媒、 
特公昭53−14279のβ−アミノニトリル触媒等)
、有機金属系ウレタン化触媒(酢酸錫、オクチル酸錫、
オレイン酸錫、ラウリン酸錫、ジブチル錫ジアセテート
、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジクロライト、
オクタン酸鉛、ナフテン酸鉛、ナフテン酸ニッケル、ナ
フテン酸コバルト等)等がある。
これらの触媒は単独又は混合して用い、その使用量は活
性水素をもつ化合物100部に対して0.0001〜1
0.0部である。
本発明における整泡剤は、従来公知の有機ケイ素界面活
性剤であり、例えば、日本ユニカー社製の、L−501
、L −520、L −532、L−540、L −5
44、L−3550、L−5302、L−5305、L
−5320、L−5340,L−5410,、L−54
20,、L−5710゜L−5720などであり、トー
μ・シリコーン社製の5H−190,5H−192,5
H−193,5H−194,5H−195,5l(−2
00X5RX−253などであり、信越シリコーン社製
のF−114、F−121、F−122、F−220、
、F−230XF−258、F−260B、 F−30
5、F−306、F−317、F−34,1などであり
、車速シリコーン社製ではT F A−4200、T 
F A−4202などである。
これら整泡剤の使用量は、活性水素をもつ化合物と有機
ポリイソシアネートの総和100部に対して0.1〜2
0部である。
また難燃剤として例えば、トリス(2−クロロエチル)
ホスフェート、トリス(ジクロロプロピル)ホスフェー
ト、トリス(ジブロモプロピル)ホスフェート、大穴化
学社製CR−505及びCR−507、モンサント化学
社製Phoogard 2X C−20及びC−21R
、スト−ファー化学社製Fyrol  6などを使用す
ることができる。
その地回塑剤、充填剤、安定剤、着色剤等を必】 0 要に応じ添加することができる。
本発明を実施するには、ポリオール、触媒、発泡剤、整
泡剤、及び難燃剤その他の助剤類の所定量を混合してレ
ジン液とする。
ポリウレタン発泡機を使用し、レジン液とポリイソシア
ネートとを一定の比率で連続的に急速混合する。
得られた硬質ポリウレタンフォーム原液を空隙又は型に
注入する。この際、有機ポリイソシアネートと活性水素
含有化合物との当量比が 0.8〜5.0となるように
レジン液と有機ポリイソシアネートとの流量比を調節す
る。
注入後、数分間で硬質ポリウレタンフォームは発泡硬化
する。
本発明で得られる硬質ポリウレタンフォームは電気冷蔵
庫、断熱パネル、船舶または車両等の断熱材又は構造材
として利用できる。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説明する。
実施例において、使用した原料は次の通りである。また
部は重量部を示す。
MDI−CR;三井東圧化学■製の 粗ジフェニルメタンジイソシア ネート NC0% 31.0 変成インシアネートAニジフェニルメタンジイソシアネ
ートのカルボジイミド変成 体で、NCO基含基量有量28%と粗ジフェニルメタン
ジイソシアネート (NCO基合%−1130,0%)を50:50重量部
比率で混合したNCO基含基量 有量29%のイソシアネート。
変成イソシアネートB;ジフェニルメタンジイソシアネ
ートのトリマー変成体で、 1胆と粗ジフェニ ルメタンジイソシアネート(NCO基 含基量有量30%)を50・50重量部比率で混合した
NCO基含存量3o、3%のインシアネート。
ポリオールA;ショF’/グリセリンにプロピレンオキ
シドを付加した水酸基価400 ■K OH/ gのポリエーテルポリ オール ポリオールBa トリレンジアミン/トリエタノールア
ミンにプロピレンオキシドを 付加した水酸基価400mg K OH/gのポリエー
テルポリオール。
整泡剤;   日本ユニカー−製のL−5420触媒;
    粘材ケミカル■製の Minic。
TMHD(テトラメチルへキサメ チレンジアミン) 発泡剤 R−123;  三井デュポンフロロケミカル■製のジ
クロロトリフルオロエタン F−123(商品名) R−11、三井デュポンフロロケミカル■製のトリクロ
ロフルオロメタン F−11(商品名) (実施例1〜5及び比較例1〜4) 表−1に示す配合のレジン液を作り、これをイソシアネ
ートとして粗ジフェニルメタンジイソシアネートとをそ
れぞれ、5000rpmで8秒間急速混合し、寸法20
0X200 X200 mmの縮型木箱に直ちに注入し
自由発泡させた。
注入後数分間で発泡硬化し、硬質ポリウレタンフォーム
が得られる。
得られたポリウレタンフォームは低温寸法安定性、即ち
一30°Cで24時間放置した時の寸法変化率、及び圧
縮強度を測定した。
〔発明の効果〕
表−1から、従来の製造方法(比較例)では発泡剤とし
てジクロロトリフルオロエタン(R−123)を用いた
場合(比較例2及び4)は、トリフルオロメタン(R−
11>を用いた場合(比較例1及び3)に比べ、寸法変
化率及び圧縮強度が劣っている。
しかし本発明の方法による実施例1〜5では、従来のR
−11を用いたもの(比較例1及び3)と同等の寸法変
化率、及び圧縮強度の物性のものが得られた。
特許出願人  三井東圧化学株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機ポリイソシアネート、ポリオール、発泡剤、
    触媒、界面活性剤及びその他の助剤から、硬質ポリウレ
    タンフォームを製造する方法において、発泡剤としてジ
    クロロトリフルオロエタンを用い、かつ有機ポリイソシ
    アネートとして有機イソシアネートの変成品を使用する
    ことを特徴とする硬質ポリウレタンフォームの製造方法
  2. (2)有機イソシアネートの変成品がトリマー変成体及
    び/又はカルボジイミド変成体である請求項1記載の硬
    質ポリウレタンフォームの製造方法。
JP63114796A 1988-05-13 1988-05-13 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 Pending JPH01287124A (ja)

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