JPH01286939A - 光ファイバー被覆用紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物 - Google Patents

光ファイバー被覆用紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物

Info

Publication number
JPH01286939A
JPH01286939A JP63115493A JP11549388A JPH01286939A JP H01286939 A JPH01286939 A JP H01286939A JP 63115493 A JP63115493 A JP 63115493A JP 11549388 A JP11549388 A JP 11549388A JP H01286939 A JPH01286939 A JP H01286939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
units
parts
group
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63115493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2620303B2 (ja
Inventor
Fui Samu
サム・フイ
Yasushi Matsumoto
松本 安司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Silicone Co Ltd filed Critical Toshiba Silicone Co Ltd
Priority to JP63115493A priority Critical patent/JP2620303B2/ja
Priority to US07/349,674 priority patent/US4935455A/en
Priority to KR1019890006338A priority patent/KR920004198B1/ko
Publication of JPH01286939A publication Critical patent/JPH01286939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2620303B2 publication Critical patent/JP2620303B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/104Coating to obtain optical fibres
    • C03C25/106Single coatings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/20Polysiloxanes containing silicon bound to unsaturated aliphatic groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、光フアイバー被覆用紫外線硬化型シリコーン
樹脂組成物に関し、詳しくは、紫外線照射に対して速硬
化性があり、光ファイバーの生産性の向上に役立ち、か
つ紫外線劣化による表面ブリード現象がなく、さらに極
低温から高温までの使用範囲で優れた弾性を保持する紫
外線理化性メルカプトアルキル基含有ポリオルガノシロ
キサン組成物に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
光通信用ファイバーについては、石英系、多成分ガラス
系、プラスチック系など種々のものが知られている。そ
れらのうち、光伝送の低損失性、伝送容量、耐熱性、耐
候性および高信顛性などから石英系のものが最も広(使
用されている。しかし、石英系のものは、その表面に微
細な欠陥が生じたり、経時変化が生じるなどの問題があ
り、それを改善するために表面をシリコーン樹脂で一次
被覆をしてから最終被覆がなされている。ここで、シリ
コーン樹脂を使用する理由は、シリコーンが(1)石英
ファイバーに対して理論強度に近い補強性の発揮に寄与
すること、(2)広い温度範囲にわたって特性変化が少
なく、特に低温におけるヤング率の変化が小さいため、
ストレス緩和に有効で、マイクロベンディングによる伝
送損失増や散乱によるノイズへの影響を最小限に留めら
れることなどが挙げられる。かくして、この用途に使用
されているシリコーン樹脂は、これまで加熱により硬化
する付加反応硬化型液状シリコーンが使用されてきたが
、これでは高温の加熱炉を使用しても硬化速度および生
産性の点で合理化への限界にきていた。また、この付加
型シリコーンを使用すると、架橋剤として使用されるケ
イ素原子に結合した水素原子(Si−H結合)を有する
ポリオルガノシロキサンから水素ガス(H冨)の発生が
あり、それが石英ガラスファイバーの伝送特性に悪影響
を及ぼすという新たな問題が太き(クローズアップされ
るところとなった。
このような状況から、紫外線硬化型のシリコーン樹脂が
着目されるようになった。!!Iち、特開昭58−18
7902号公報には、分子中に炭素−炭素二重結合を有
するポリシロキサンに重合開始剤またはさらにSH基を
含む有機化合物を追加して成る組成物を塗布し、紫外線
照射により硬化させた光ファイバーが記載されている。
また、特開昭58−204845号公報には、上記ポリ
シロキサンに光増感剤およびSH基含有ポリオルガノシ
ロキサンから成る組成物を用いた光伝送用ガラスファイ
バーの製造法が示されている。しかし、上記組成物は悪
臭や安定性に問題があった。特開昭59−35044号
公報および特開昭59−88344号公報にも前記と同
様の組成物が記載されており、これらには前記組成物の
安定性を考慮して酸化防止剤を任意成分として添加して
よいことが示されている。これらは一応の改善が見られ
るものの、光フアイバー被覆用組成物としてはなお安定
性が不十分である。また、特開昭60−110752号
公報には、アルケニル基含有線状ボリジオルガノシロキ
サン、メルカプト官能性ポリオルガノシロキサン、光増
感剤、粘度安定剤および補強剤からなる組成物が記載さ
れている。
この組成物は強度および硬化速度などの改善は見られる
ものの、なお、組成物の安定性や耐熱性において不十分
であった。また、特開昭62−79265号公報には、
メルカプトシロキサン単位含有ポリオルガノシロキサン
、不飽和基含有ポリオルガノシロキサン、ベンゾフェノ
ンおよび第2開始剤を含有する組成物が示されているが
、これは透明性が得られ難(、光フアイバー用としては
不適当である。さらに、特開昭62−161856号公
報には、アルケニル基含有ポリオルガノシロキサン、メ
ルカプトアルキル基含有シリコーン樹脂、メルカプトア
ルキル基含有ジオルガノポリシロキサンおよび感光剤か
らなる組成物が記載されている。これは強度や低温特性
の改善は見られるが、耐熱性や耐候性においてやや不満
足との評価であった。
上記したように、これまでの組成物は、硬化前の保存安
定性が悪かったり、光感度が数100mJ/cm”以上
でないと硬化しなかったり、高速線引性に劣るものであ
ったり、また硬化物の紫外線劣化により表面から油状物
のブリード現象を引き起こし、その上にナイロンジャケ
ットを被覆する際に塗布が不均一になるといった欠点が
ある。また、これまでの組成物の耐熱性は、他の一般有
機材料に比してそれ程高くなく、光ファイic−の耐熱
寿命の点でも大きな問題となっている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような欠点を解消し、紫外線で速
硬化し、硬化後の被膜の紫外線劣化による表面ブリード
の発生がなく、耐熱性が格段に向上した、光フアイバー
被覆用紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物を提供するこ
とである。
〔発明の構成〕
本発明者らは、このような目的を達成すべく鋭意検討し
た結果、後記の本発明の組成物を光ファイバーに被覆し
、紫外線照射によって硬化した被膜が、光フアイバー用
として極めて優れた特性を発揮しうることを見出し、本
発明をなすに至った。
即ち、本発明は、 (A)平均組成式 (式中、1171はビニル基を除く置換または非置換の
1価の炭化水素基を表し、aは0.01≦a≦1.bは
0.8≦b<3.  (a+b)は1.8≦a+b≦2
.2の範囲である)で表され、25℃における粘度が5
0〜10.000cPの範囲の流動性ビニル基含有ポリ
オルガノシロキサン 100重量部 (B) R”3Si06.5単位、(CH2=CII)
cR3z−csio単位(式中R2およびR3はR1と
同様の置換または非置換の1価の炭化水素基、Cは0.
1または2である。)および5i(h単位からなり、(
CH,=C)I) cR3z−cSiO単位に対するR
”3SiOo、 s単位と5i02単位との和のモル比
が3〜20の範囲であり、ビニル基の含有量が1〜25
モル%であるビニル基含有ポリオルガノシロキサン樹脂
30〜300重量部 (C) R”5SiOo、 s単位、R’a(HSR’
)Si03−+s単位オヨ二「− びR’z−J’@S10単位(式中、R1,R4,R6
,R?はR1と同様の置換または非置換の1価の炭化水
素基、R%は炭素数2〜6個の2価の炭化水素基、dは
0,1または2、eは0,1または2で°ある。)から
なり、R’z−J’、SIO単位に対するR”1SiO
0,S単位とR’4 (H5R’) 5i03−4単位
との和のモル比が0.05〜0.5の範囲であり、SH
基含有量が4〜30モル%であるメルカプトアルキル基
含有ポリオルガノシロキサン 10〜100重量部、 (D)光開始剤   0.01〜50重量部(E)重合
禁止剤  0.001〜10重量部(F)酸化防止剤 
 0.001〜10重量部、および(G)紫外線吸収剤
 0.001〜lO重量部とから成り、(C)成分中の
メルカプトアルキル基と(A)成分と(B)成分中のビ
ニル基の和とのモル比が0.2〜2.5となるように調
節してなることを特徴とする光フアイバー被覆用紫外線
硬化型シリコーン樹脂組成物である。
本発明で用いられる(八)成分のポリオルガノシロキサ
ンは、上記した平均組成式で示されるもので、式中R1
はビニル基以外の置換または非置換の1価炭化水素基を
表し、これにはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、アミル基、ヘキシル基、オクタデ
シル基などのアルキル基、アリル基、シクロへキセニル
基などのアルケニル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基などのシクロアルキル基、フェニル基、ナフチル
基などのアリール基、ベンジル基、β−フェニルエチル
基などのアラルキル基、トリル基、キシリル基、メシチ
ル基などのアルカリル基、あるいはこれらの基の水素原
子の1部もしくは全部がハロゲン原子などで置換された
基、例えば3,3.3−トリフルオロプロピル基、3−
クロロプロピル基、クロロメチル基、クロロフェニル基
、ジブロモフェニル基などが例示される。
なお、本発明においては、ケイ素原子に結合するビニル
基以外の置換または非置換の一価炭化水素基(R’)の
すべてがメチル基であるか、もしくはそれがメチル基と
フェニル基からなるものであることが好ましく、該R1
がメチル基とフェニル基からなる場合には、ケイ素原子
1儒当たりのフェニル基の数が0.0001〜0.2個
の範囲、゛好ましくは0.002〜0.15個の範囲で
ある。
これはフェニル基を導入することにより、特にシロキサ
ンの被覆が薄いものである場合には光硬化時間を著しく
短縮することができるが、反面、フェニル基の量をあま
り多くするとシロキサンの光透過性が悪くなり、比較的
厚物の硬化物が得られにくくなるからである。
(八)成分中のケイ素原子1儒当たりのビニル基数aは
前述の0.01≦a≦1の範囲になければならない。a
が0.01未満では硬化性が不十分であり、またaが1
を超えても十分な効果が得られないだけでなく、機械特
性や耐熱性に悪影響があって好ましくない、また、ビニ
ル基以外の炭化水素基の数すも前述の0.8≦b<3の
範囲とされる。特にビニル基の基数は全有機基の50%
以下であることが好ましく、また25°Cにおける粘度
が50cP以上であることが好ましく 、50cP未溝
の粘度では硬化性、硬化物の特性において不十分である
。ビニル基の基数および粘度が上記の範囲に含まれない
領域では、上記したように硬化時間が長(なったり、耐
熱性が悪(なったり、硬化物がもろくなったりする。な
お、合成の容易さ、耐熱性、可撓性、架橋効率などの点
から、ビニル基は全有機基中0.02〜10%であるこ
とが好ましく、また粘度は生産性向上の目的のために高
流動性が必要なことから、25°Cにおける粘度が50
〜10.0OOcPの範囲であることが好ましく、さら
に100−1,000cPの範囲が好ましい、このよう
に、(A)成分は流動性が必要なことから、その全有機
基数(a+b)は1.8≦a+b≦2.2の範囲である
ことが好ましい。
(A)成分の主鎖の構造は、鎖状、環状、分岐状のいず
れでもよいが、実際的には直鎖状が好ましく、また一種
のポリオルガノシロキサンでも2種以上のものの混合物
であってもよい。
本発明で用いられる(B)成分は、上記した単位からな
るビニル基含有ポリオルガノシロキサン樹脂である。単
位中に含まれるR2およびR3は前述のR1と同様の有
機基を示し、かつCは0.1または2である。それら単
位の組成比は、(C1lz−C)r)cR’1−eSi
O単位に対するR”5SiOo、 s単位とSin、単
位との和のモル比が3〜20の範囲になるように調節さ
れ、(A)成分との相溶性を保持しながら組成物の特性
が向上するように決められたものである。モル比が3未
満の場合は組成物の透明性、相溶性および機械的強度が
不十分となり、また20を超えても組成物の相溶性およ
び耐熱性が著しく低下するために好ましくない。
さらに好ましい範囲は5〜15である。また、この(B
)成分中のビニル基の量はシロキサン単位として1〜2
5モル%の範囲にあることが必要である。即ち、この(
B)成分は、本発明の組成物において、架橋効率を高め
、かつ光フアイバー被覆後の表面ブリード現象を低減す
るためのものである。従って、(B)成分中のビニル基
が1モル%未満であると十分な架橋効率が得られず、ま
た25モル%を超えると耐熱性が著しく悪化するため、
その範囲内のものを使用するのが好ましく、特に5〜2
0モル%のビニル基量が好ましい。
この(B)成分は、(A)成分100重量部に対して3
0〜300重量部の範囲で使用される。30重量部未満
では組成物の架橋効率が十分に得られず、300重量部
を超えると組成物の流動性および硬化物の柔軟性がなく
なって好ましくない。
本発明で用いられる(C)成分は、メルカプトアルキル
基を含有するポリオルガノシロキサンであり、25℃に
おける粘度が100.000cP以下の流動性液体であ
る。粘度が100.0OOcPを超えると、相溶性およ
び流動性などが悪くなり好ましくない。この成分は、本
発明の組成物において、紫外線による架橋を容易にし、
かつ光フアイバー被覆物の機械的強度および表面ブリー
ド現象の低減を上記(B)成分との相乗効果によって高
めるものである。そのシロキサン単位は上記した通りで
ある。単位中に含まれるR1 (前記したものと同じ)
 、R4,R6及びR?はR1と同様の有機基であり、
2%は炭素数2〜6個の2価の炭化水素基、dは0.1
.2の数、eは0.1.2の数を示している。R5の2
価の炭化水素基としては、例えば゛、エチレン基、プロ
ピレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタ
メチレン基、ヘキサメチレン基などが例示されるが、特
性および入手の容易さからトリメチレン基が特に好まし
い。
この(C)成分は、R”、−、R’、SiO単位に対す
るR”1SiOo、 s単位とR’a(IISR’)S
iOffi−a単位トノ和のモル比が0.05〜0.5
の範囲、特に0.05〜0.2が好ましい。0.05未
満の場合は十分な架橋効率が得られず、また0、5を超
えると相溶性、機械的強度、耐紫外線性、耐熱性が低下
するので好ましくない。
この(C)成分中のSH基の含有量はメルカプトアルキ
ル基をもつシロキサン単位として4〜30モル%の範囲
、特には5〜20モル%の範囲が好ましい、4モル%未
満の場合は架橋効率を高めるために多量に使用する必要
があり、そのために組成物としての特性上のバランスを
損なうことになり、また30モル%を超えると組成物の
安定性、相溶性、機械的強度、耐熱性などが低下して、
好ましくない。
この(C)成分の配合量は、(A)成分100重量部に
対して10〜100重量部、好ましくは20〜60重量
部の範囲である。10重量部未満では十分な架橋速度が
得られず、また100重量部を超えると相溶性、透明性
、耐熱性などが低下する。
また、この(C)成分中に存在するメルカプトアルキル
基と(A)成分および(B)成分中に存在するビニル基
とのモル比は、0.2〜2.5の範囲、特には0.7〜
1.5の範囲が好ましい。この範囲以外では十分な架橋
効率が得られないだけでなく、特性のバランスに欠ける
ことになり好ましくない。
さらに、この(C)成分は(A)成分およびCB)成分
の混合物との相溶性が必要であり、かつ紫外線硬化性が
例えば50mJ/cn”以下の照射エネルギーで十分に
硬化し、その硬化物に残存する未硬化物(硬化物の溶媒
抽出によって定量)が10%以下になるようにしないと
、十分な速硬化性および表面ブリード性が得られないた
め、その(C)成分の構造およびビニル基とのモル比に
は特に注意して選定使用する必要がある。
本発明で用いられる(D)成分は、従来から公知の光開
始剤を使用し得るが、条件として(1)室温付近の温度
で液体であること、(2)上記(A)〜(C)成分と相
溶性があること、(3)次の(E) 、 (F)および
(G)の各成分に対して溶媒として作用すること、およ
び(4)紫外線に対して促硬化性を発揮することなどが
挙げられる。従って、公知の光開始剤のうち、上記の条
件を満たすものは、例えばt−ブチルパーベンゾエート
、t−へキシルバーベンゾエート、ジーt−プチルパー
オキサイド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ−t−ブチルパーオキシヘキサン、2.
5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルパーオキシヘキ
シン−3などの有機過酸化物;アセトフェノシ、2.2
−ジェトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イ
ソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロパン−1−オンなどが例示される。これらのうち、硬
化速度および特性のバランスから2−ヒドロキシ−2−
メチル−1−フェニルプロパン−1−オンおよび1−(
4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メ
チルプロパン−1−オン、特には前者の光開始剤が有効
である。もちろん、上記した光開始剤の単独または2種
以上を組み合わせて使用することもできるし、また他の
増感剤などと併用することも可能である。これら光開始
剤の添加量は(A)成分100重量部に対して0.01
〜50重量部、好ましくは0.1〜30重量部である。
添加量が0.01重量部未満の場合は硬化速度が不十分
となり、また50重量部を超える場合はもはやそれ以上
加えても硬化速度に影響を与えないばかりでなく、耐熱
性やブリード性などに悪影響を及ぼすため、好ましくな
い。
本発明で用いられる(E)成分は、上記(A)〜(D)
成分の混合時または保存時において発生するラジカルを
捕捉し、連鎖反応や暗反応を停止させ“るための必要成
分である。この成分によって、製造が容易となり、しか
も貯蔵安定性が格段に向上するが、しかし本発明の組成
物が光ファイバーの被覆に用いられたとき、紫外線照射
によって容易に硬化することが必要であり、そのために
重合禁止剤としての種類が限定される。
このような重合禁止剤は、禁止作用として緩やかなもの
が望まれ、例えばp−メトキシフェノール、p−t−ブ
チルピロカテコールのようなフェノール系の化合物が例
示される。これらを実際に使用する場合には、それぞれ
単独でまたは併用して添加してもよく、またその添加方
法は上記したように(D)成分に溶解した溶液にして添
加するのが好ましい。この(E)成分の添加量は(A)
成分100重量部に対して0.001〜10重量部、好
ましくは0.01〜6重量部である。その添加量が0.
001重量部未満の場合は組成物の安定性が不十分とな
り、また10重量部を超えると紫外線照射による硬化性
が低下するので好ましくない。
本発明で用いられる(P)成分は、本発明組成物の光フ
ァイバーへの硬化被膜が黄変するのを防止し、かつその
耐熱性を向上するのに役立つ酸化防止剤である。また、
同時に上記(E)成分の効果を補助するものである。か
かる成分としては、2.6−ジーt−ブチル−p−クレ
ゾール、2−t−ブチル−4−メトキシフェノール、3
−t−ブチル−4−メトキシフェノール、2.6−ジー
し一ブチルー4−エチルフェノールなどのモノフェノー
ル系;2.2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)、4゜4′−チオビス−(3−
メチル−6−t−ブチルフェノール、4,4°−ブチリ
デン−ビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール
などのビスフェノール系;および1,1.3−トリス−
(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニ
ル)ブタン、1.3.5−トリメチル−2,4,6−)
リス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル)ベンゼン、テトラキス−〔メチレン−3−(3″、
5゛−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル゛)
プロピオネートコメタン、ビス(3,3’ −ビス−(
4’ −ヒドロキシ−3’−t−ブチルフェニル)ブチ
リックアシッドコグリコールエステル、トコフェロール
(ビタミンE)などの高分子型フェノール系などが例示
される。これらのうち、高分子型フェノール系のテトラ
キス〔メチレン−3−(3°、5°−ジ−t−ブチル−
4°−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメタン(
住友化学工業商品名、 SUMILIZERBPIOI
)が無着色性、無臭性、耐熱性および架橋効率(低抽出
分)において特に優れた効果がある。これら(F)成分
である酸化防止剤の添加量は、(A)成分100重量部
に対して0.001〜10重量部、好ましくは0.01
〜6重量部である。その添加量が0.001重。
置部未満の場合は硬化被膜の無着色性および耐熱性が十
分でなく、10重量部を超えると組成物中への相溶性が
問題となり、好ましくない。この(F)成分の添加方法
は、直接添加してもよいが、上記したように(D)成分
にあらかじめ溶かした溶液として添加するのが望ましい
本発明で用いられる(G)成分は、紫外線吸収剤として
すでに公知のもので、サリチル酸系、ベンゾフェノン系
、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系および
各種充填剤などの紫外線吸収剤があり、いずれの系の化
合物も用い得る。これら紫外線吸収剤として、サリチル
酸系には例えばフェニルサリシレート、p−t−プチル
フェニルサリシレート、p−オクチルフェニルサリシレ
ートなど;ベンゾフェノン系には2.4−ジヒドロキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェ
ノン、2.2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ
ベンゾフェノンなど:ベンゾトリアゾール系には2−(
2″−ヒドロキシ−5゛−メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5′−t−ブチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2゛−ヒドロキ
シ−3’、5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(2”−ヒドロキシ−3’、5’−ジ−
t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール
など;シアノアクリレート系には2−エチルへキシル−
2−シアノ−3,3°−ジフェニルアクリレート、エチ
ル−2−シアノ−3,3゛−ジフェニルアクリレート;
および充填剤としては各種の紫外線吸収性無機顔料なら
びに有機顔料などが例示される。これら紫外線吸収剤は
、光フアイバー被覆層の耐候性を改善するために加えら
れるものであり、また組成物の硬化性や他の特性に悪影
響を及ぼすものであってはならず、さらに低毒性も要求
されるところから、上記の中で特にベンゾフェノン系、
ベンゾトリアゾール系のものが望ましい。
これら紫外線吸収剤の添加量は、(A)成分100重量
部に対して0.001〜10重量部、好ましくは0.0
1〜6重量部である。その添加量が0.001重量部未
満の場合は硬化被膜層に十分な耐候性が得られず、また
10重量部を超えると硬化速度が低下し過ぎて好ましく
ない。この紫外線吸収剤の添加方法においても、特に制
限するものではないが、(D)成分にあらかじめ溶かし
てから添加する方が好ましい。
本発明の組成物は、上記したように(A)〜(G)成分
からなるもので、紫外線を照射して硬化させるものであ
る。使用される光源については特に制限されるものでは
ないが、実用上には高圧水銀ランプが好適である。
本発明の紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物は、上記し
た(A)〜(G)成分の所定量を均一に溶解または混合
することによって得ることができるが、必要に応じてシ
リコーン業界においてよく知られている煙霧質シリカ、
沈澱シリカなどの補強剤、無機顔料、有機染料などの着
色剤、チキソトロピー化剤、接着促進剤、耐熱添加剤な
ど、また低粘度シリコーンオイル、環状ジオルガノシロ
キサン、シリコーンと相溶性のある無極性有機溶剤など
を適宜加えても何らさしつかえない。
〔発明の効果〕
上記した組成からなる本発明の紫外線硬化型シリコーン
樹脂組成物は、硬化前には透明な液体で°あり、その組
成物の製造中または貯蔵中に安定性が優れたものであり
、また紫外線の照射によって急速に硬化するので作業性
に極めて優れ、その硬化被膜は耐紫外線性を有している
ために表面ブリードの発生がなく、しかも耐熱性、耐候
性が格段に向上しているため、光ファイバーの被膜材と
して使用するのに極めて好適である。そして、この組成
物で被覆された光ファイバーは、広い温度範囲にわたっ
て優れた伝送特性を有し、経時的にも水素ガスなどの発
生による影響がないため、長期の信頷性にも優れたもの
である。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明する。実施例中の「部
」は全て重量部を示す。
合成例1 メルカプトアルキル基含有ポリオルガノシロ
キサンの合成 撹拌機、還流冷却器、温度計および滴下ロートを取り付
けた四つロフラスコにトルエン100部、水90部の混
合液を仕込み、3−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン19.6部(0,1モル)、両末端がクロロジメチ
ルシロキシ基で封鎖された25°Cにおける粘度が10
cPのポリジメチルシロキサン82.4部(1,2モル
)、トリメチルクロロシラン2.2 部(0,02モル
)およびトルエン45部の混合溶液をかきまぜながら滴
下ロートから滴下した。滴下終了後、70℃で2時間か
きまぜながら重合を行った。冷却後に有機層を分離し、
中性になるまで水洗を繰り返した。有機層をフラスコに
移し、加熱脱水後に水酸化カリウム0.2部を加え、ト
ルエン還流下に2時間保ってポリシロキサンの残存シラ
ノールを除去した。その後、エチレンクロロヒドリン0
.3部を加えて中和し、加熱しながらトルエンを減圧留
去した。
冷却後に濾過を行い、無色透明な25°Cにおける粘度
が1,500 cPの液体を得た。このものは分析の結
果、次式 %式% で示される3−メルカプトプロピル基含有ポリメチルシ
ロキサンであった。
実施例1 両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖され、残余が9
5モル%のジメチルシロキサン単位および5モル%のジ
フェニルシロキサン単位からなる25℃における粘度が
1000cPのポリメチルフェニルビニルシロキサン1
00部と(CHz=CH)CH3SiO単位1に対しテ
(CH3) 1sioo、 s単位が5およびSt、。
単位が8からなるポリメチルビニルシロキサンレジンの
60%トルエン溶液100部を均一に溶解し、減圧下に
110℃でトルエンを留去した。これに合成例1で得た
メルカプトプロピル基含有ポリメチルシロキサンレジン
4o部を加えて均一に混合した後に、光開始剤の2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オ
ン5.5部を取り、重合禁止剤のp−メトキシフェノー
ル0.2部およびp−t−ブチルピロカテコール0.1
部、酸化防止剤のテトラキス−〔メチレン−3−(3’
、5’−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート31220.5部および紫外線吸収剤の
2−(2’−ヒドロキシ−3’、 5”−ジ−t−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール0.1部を加えて均一
に溶解した溶液をつくり、その溶液を上記ポリオルガノ
シロキサンに添加して、透明な組成物1を得た(第1表
)。
上記の組成物1を厚さ[Iになるように金型に流し込み
、この上部に80W/cmの高圧水銀灯で10cmの距
離から0.5秒間紫外線を照射したところ、透明なシリ
コーンゴム弾性体となった。この特性をJIS K 6
301に準じて測定したところ、硬さ50、引張強さ1
0.2kgf/cmzおよび伸び100%であった。ま
た、上記硬化物は一60°C〜150°Cにわたりヤン
グ率が大きく変化しなかった。
また、硬化シートをサンシャインウエザオフ−ター中4
0°C165%RHの条件で24時間の耐候性試験を行
ったところ、シート表面にブリード現象が全く観察され
ず、かつその時の特性を測定したところ、硬さ50、引
張強さ10.3kgf/cm” 、伸び100%、重量
変化率1%であった。この結果から、実施例1の組成物
は耐候性または耐紫外線が良好であることが明らかであ
る。また、硬化シートを200°C124時間の耐熱試
験を行ったところ、黄変が認められず、その特性も硬さ
51、引張強さ9.5kgf/cmz、伸び95%、重
量減少率1%であり、初期値と大きな変化がなく、耐熱
性も良好であった。また、硬化シートをトルエン中に室
温で24時間浸漬し、その時の重量減少率を測定したと
ころ、5.6%の減量であり、架橋効率としては十分満
足のいくものであった。さらに、実施例1の組成物を5
0°Cの乾燥器中に保存し、その粘度の上昇率を1,3
.7日で調査したところ、7日後においても粘度の上昇
率は10%であった。この結果から、本発明の組成物は
貯蔵安定性が良好であることが判明した。
実施例2 実施例1と同様にして、第1表の組成物2〜6を得た。
それら組成物を用いて実施例1.と全く同様の試験を行
ったところ、満足すべき結果が得られた。その結果を第
1表に記号で示した。
比較例21〜26 実施例1と同様にして、第1表の比較例に示された組成
物21〜26を得た。その組成物を用いて実施例1と同
様の試験を行い、その結果を記号で示した。
比較例24は実施例1と比較して特性上の差異は少ない
ものの、その保存安定性を50°Cの温度下で調べたと
ころ、2日でゲル化した。他の組成のものはいずれもX
印があり、実施例とは明らかに硬化性または特性に差が
あった。
実施例7 実施例1のポリメチルフェニルビニルシロキサンの代わ
りに両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖され、残余
がジメチルシロキサン単位99.6モル%、メチルビニ
ルシロキサン単位が0.4モル%からなるポリメチルビ
ニルシロキサン(25℃における粘度が3.000cP
 )を用いた以外は全く同様の組成物7を得た。それを
用いて実施例゛1と同様の試験を行ったところ、いずれ
の試験項目においても満足すべき結果が得られた。
即ち、硬化性、貯蔵安定性、耐熱性、耐紫外線性、架橋
効率において実施例1と同様の結果であった。
実施例8 実施例7のポリメチルビニルシロキサンレジンの代わり
に、(CHz=C)I)CB!SiO単位1に対して(
C84)ssiOo、S単位が2および5ift単位が
4からなるポリメチルビニルシロキサンレジンを用いた
以外は全く同様に組成物を得、試験した。
その結果は実施例7と何ら変わるところがなかった。
実施例9 実施例1のメルカプトプロピル基含有ポリメチルシロキ
サンレジンを次式 %式% で示されるポリシロキサンに代えた以外は、実施例1と
全く同様に試験した。その結果は実施例1と全く同じで
あった。
比較例7 実施例1のメルカプトプロピル基含有ポリメチルシロキ
サンレジンを、次式 %式%) に代えた以外は、実施例1と全く同様に試験した。
紫外線で硬化されたシートの特性は硬さ20、引張強さ
4kgf/ci+” 、伸び110%であったが、20
0℃、24時間の耐熱試験の結果は、硬さ12、引張強
さ1 kgf/cm” 、伸び20%、重量変化率15
%であった。また、耐候性試験を行った後に表面を観察
したところ、明らかにブリードが見られ、その特性は硬
さ35、引張強さ5kgf/cm” 。
伸び20%、重量変化率17%という結果が得られた。
出願人代理人  古 谷   馨

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)平均組成式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はビニル基を除く置換または非置換の1
    価の炭化水素基を表し、aは0.01≦a≦1、bは0
    .8≦b<3、(a+b)は1.8≦a+b≦2.2の
    範囲である)で表され、25℃における粘度が50〜1
    0,000cPの範囲の流動性ビニル基含有ポリオルガ
    ノシロ キサン100重量部 (B)R^2_3SiO_0_._5単位、(CH_2
    =CH)_cR^3_2_−_cSiO単位(式中R^
    2およびR^3はR^1と同様の置換または非置換の1
    価の炭化水素基、cは0、1または2である。)および
    SiO_2単位からなり、(CH_2=CH)_cR^
    3_2_−_cSiO単位に対するR^2_3SiO_
    0_._5単位とSiO_2単位との和のモル比が3〜
    20の範囲であり、ビニル基の含有量が1〜25モル%
    であるビニル基含有ポリオルガノシロ キサン樹脂30〜300重量部 (C)R^2_3SiO_0_._5単位、R^4_d
    (HSR^5)SiO_(_3_−_d_)_/_2単
    位およびR^6_2_−_eR^7_eSiO単位(式
    中、R^2、R^4、R^6、R^7はR^1と同様の
    置換または非置換の1価の炭化水素基、R^5は炭素数
    2〜6個の2価の炭化水素基、dは0、1または2、e
    は0、1または2である。)からなり、R^6_2_−
    _eR^7_eSiO単位に対するR^2_3SiO_
    0_._5単位とR^4_d(HSR^5)SiO_(
    _3_−_d_)_/_2単位との和のモル比が0.0
    5〜0.5の範囲であり、SH基含有量が4〜30モル
    %であるメルカプトアルキル基含有ポリオルガノシロ キサン10〜100重量部、 (D)光開始剤0.01〜50重量部 (E)重合禁止剤0.001〜10重量部 (F)酸化防止剤0.001〜10重量部、および (G)紫外線吸収剤0.001〜10重量部とから成り
    、(C)成分中のメルカプトアルキル基と(A)成分と
    (B)成分中のビニル基の和とのモル比が0.2〜2.
    5となるように調節してなることを特徴とする光ファイ
    バー被覆用紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物。 2 (A)成分中の1価炭化水素基の総数の1〜10%
    がフェニル基である、請求項1記載の組成物。 3 (D)成分の光開始剤が2−ヒドロキシ−2−メチ
    ル−1−フェニルプロパン−1−オンである、請求項1
    記載の組成物。 4 (F)成分の酸化防止剤がテトラキス−〔メチレン
    −3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキ
    シフェニル)プロピオネート〕メタンである、請求項1
    記載の組成物。 5 (G)成分がベンゾフェノン系紫外線吸収剤である
    、請求項1記載の組成物。 6 (G)成分がベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤で
    ある、請求項1記載の組成物。
JP63115493A 1988-05-12 1988-05-12 光ファイバー被覆用紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物 Expired - Lifetime JP2620303B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63115493A JP2620303B2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12 光ファイバー被覆用紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物
US07/349,674 US4935455A (en) 1988-05-12 1989-05-10 Ultraviolet-curable silicone resin composition for use in coating optical fibers
KR1019890006338A KR920004198B1 (ko) 1988-05-12 1989-05-11 광섬유 피복용 자외선 경화형 실리콘 수지조성물

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63115493A JP2620303B2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12 光ファイバー被覆用紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01286939A true JPH01286939A (ja) 1989-11-17
JP2620303B2 JP2620303B2 (ja) 1997-06-11

Family

ID=14663878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63115493A Expired - Lifetime JP2620303B2 (ja) 1988-05-12 1988-05-12 光ファイバー被覆用紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4935455A (ja)
JP (1) JP2620303B2 (ja)
KR (1) KR920004198B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086402A1 (ja) * 2010-12-22 2012-06-28 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物、及びそれを用いた画像表示装置
US9540551B2 (en) 2010-12-22 2017-01-10 Momentive Performance Materials Japan Llc Heat-curable polyorganosiloxane composition and use thereof
WO2021228380A1 (en) 2020-05-13 2021-11-18 Haute Ecole Arc Optical waveguide and method of fabrication thereof

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5073583A (en) * 1988-06-06 1991-12-17 Dow Corning Corporation Organosiloxane elastomers exhibiting improved physical properties
US5100993A (en) * 1989-01-27 1992-03-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. UV curable compositions of organopolysiloxane containing mercaptoalkyl and phenylene groups
US5632057A (en) * 1989-09-20 1997-05-27 Lyden; Robert M. Method of making light cure component for articles of footwear
JPH04198270A (ja) * 1990-11-27 1992-07-17 Toshiba Silicone Co Ltd 光硬化型シリコーン組成物及びその接着剤組成物
US5459175A (en) * 1990-11-28 1995-10-17 Loctite Corporation Optical fiber primary coatings and fibers coated therewith
US5371181A (en) * 1990-11-28 1994-12-06 Loctite Corporation Thiol-ene compositions with improved cure speed retention
EP0711801B1 (en) * 1990-12-28 1999-10-06 Dow Corning Corporation Method of indicating a cure point for ultraviolet radiation curing compositions by color change
DE4120418A1 (de) * 1991-06-20 1992-12-24 Wacker Chemie Gmbh Haertbare organo(poly)siloxanmassen
US5177142A (en) * 1991-08-22 1993-01-05 General Electric Company Silicone release coating compositions
US5214734A (en) * 1992-03-24 1993-05-25 At&T Bell Laboratories Optical fiber with improved moisture resistance
US5670255A (en) * 1995-01-23 1997-09-23 Ppg Industries, Inc. Antioxidant compositions for coating substrates, substrates coated with the same and methods for inhibiting the oxidation of such compositions applied to a substrate
US6939502B2 (en) * 1995-08-02 2005-09-06 Robert M. Lyden Method of making custom insoles and point of purchase display
JP3417230B2 (ja) * 1996-09-25 2003-06-16 信越化学工業株式会社 型取り母型用光硬化性液状シリコーンゴム組成物
JP4236288B2 (ja) 1997-06-18 2009-03-11 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー. ブイ 黄変化が少なく硬化速度の速い放射線硬化性光学繊維被覆
DE50013562D1 (de) * 2000-06-20 2006-11-16 Abb Research Ltd Vergussmassen für die Herstellung von elektrischen Isolierungen
EP1757979B1 (en) * 2005-08-26 2012-12-12 Cmet Inc. Rapid prototyping resin compositions
US8293810B2 (en) * 2005-08-29 2012-10-23 Cmet Inc. Rapid prototyping resin compositions
EP2565235B1 (en) * 2010-04-26 2014-11-19 ThreeBond Fine Chemical Co., Ltd. Photocurable silicone gel composition and application thereof
JP5587519B1 (ja) * 2013-05-08 2014-09-10 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 画像表示装置用のダム材組成物、及びそれを用いた画像表示装置
JP5587520B1 (ja) * 2013-05-08 2014-09-10 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 画像表示装置用のダム材組成物、及びそれを用いた画像表示装置
US9834679B2 (en) * 2014-08-01 2017-12-05 Momentive Performance Materials Inc. Thermally stable, high refractive index curable silicone compositions
WO2016101129A1 (en) * 2014-12-23 2016-06-30 Henkel (China) Company Limited 1k high temperature debondable adhesive
US9442264B1 (en) 2014-12-23 2016-09-13 Superior Essex International LP Tight buffered optical fibers and optical fiber cables
CN107109068A (zh) * 2015-01-22 2017-08-29 道康宁东丽株式会社 可固化的有机聚硅氧烷组合物、其固化产物、以及形成固化膜的方法
US10731008B2 (en) * 2016-03-07 2020-08-04 Dow Toray Co., Ltd. Photocurable silicone composition and cured product thereof
EP3611226A4 (en) * 2017-04-13 2021-01-06 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. REMOVABLE RADIATION CURABLE SILICONE COMPOSITION AND RELEASE FILM
US10031303B1 (en) 2017-08-29 2018-07-24 Superior Essex International LP Methods for forming tight buffered optical fibers using compression to facilitate subsequent loosening
EP3749717A1 (en) * 2018-02-05 2020-12-16 3M Innovative Properties Company Radiation-curable composition containing mercapto-functional polyorganosiloxanes for additive-manufacturing technology
KR102693603B1 (ko) 2018-10-01 2024-08-09 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 유기 규소 화합물, 이의 제조 방법 및 그 사용
CN110183665B (zh) * 2019-05-28 2022-01-14 安庆北化大科技园有限公司 一种含巯基mtq树脂的制备方法及其应用

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60191039A (ja) * 1984-03-07 1985-09-28 Shin Etsu Chem Co Ltd 光フアイバ−用被覆材

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3816282A (en) * 1971-04-15 1974-06-11 Gen Electric Radiation induced polymerization of polysiloxanes
JPS5935044A (ja) * 1982-08-18 1984-02-25 Shin Etsu Chem Co Ltd 光通信フアイバ−用被覆剤
JPS59206465A (ja) * 1983-05-10 1984-11-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 放射線硬化性オルガノポリシロキサン組成物
US4608312A (en) * 1983-08-26 1986-08-26 General Electric Company Ultraviolet radiation curable silicone release compositions
CA1236248A (en) * 1983-10-26 1988-05-03 Dow Corning Corporation Fast ultraviolet radiation curing silicone composition
US4611042A (en) * 1985-10-03 1986-09-09 Dow Corning Corporation Resinous copolymeric siloxanes containing alkenyldimethylsiloxanes

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60191039A (ja) * 1984-03-07 1985-09-28 Shin Etsu Chem Co Ltd 光フアイバ−用被覆材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086402A1 (ja) * 2010-12-22 2012-06-28 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物、及びそれを用いた画像表示装置
JP5010761B2 (ja) * 2010-12-22 2012-08-29 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物、及びそれを用いた画像表示装置
US8716362B2 (en) 2010-12-22 2014-05-06 Momentive Performance Materials Japan Llc Ultraviolet-curable silicone resin composition, and image display device using the same
US9540551B2 (en) 2010-12-22 2017-01-10 Momentive Performance Materials Japan Llc Heat-curable polyorganosiloxane composition and use thereof
WO2021228380A1 (en) 2020-05-13 2021-11-18 Haute Ecole Arc Optical waveguide and method of fabrication thereof
WO2021228497A1 (en) 2020-05-13 2021-11-18 Haute Ecole Arc Optical waveguide and method of fabrication thereof

Also Published As

Publication number Publication date
KR890017316A (ko) 1989-12-15
JP2620303B2 (ja) 1997-06-11
US4935455A (en) 1990-06-19
KR920004198B1 (ko) 1992-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01286939A (ja) 光ファイバー被覆用紫外線硬化型シリコーン樹脂組成物
US4780486A (en) Fast ultraviolet radiation curing silicone composition
US8658755B2 (en) Silicon-containing curable composition and cured product thereof
JP4071639B2 (ja) 発光ダイオード素子用シリコーン樹脂組成物
US4908274A (en) Polysiloxanes with (meth) acrylate ester groups linked through sic groups and their use as radiation-curable coating materials for flat carriers
TWI435914B (zh) 可固化之有機聚矽氧烷組合物及其製法
US4946874A (en) Fast ultraviolet radiation curing silicone composition containing two vinyl polymers
US5162389A (en) Fast ultraviolet radiation curing silicone composition having a high refractive index
JP2007084766A (ja) 耐クラック性に優れた付加硬化型シリコーン組成物
JPH0786186B2 (ja) 輻射線硬化性不粘着被覆組成物
US20130190470A1 (en) Cross-linkable silicone composition for the production of non-stick coatings for flexible substrates and an attachment-promoting additive contained in said composition
US5124212A (en) Articles prepared from fast ultraviolet radiation curing silicone composition
KR920007530B1 (ko) 고속 자외선 방사 경화 실리콘 조성물
US4889905A (en) Curable organopolysiloxane composition
JPH0374463A (ja) 光ファイバー一次被覆用紫外線硬化型シリコーン組成物
US5169879A (en) Fast ultraviolet radiation curing silicone composition
JPH07216232A (ja) 紫外線硬化型オルガノポリシロキサン組成物
US4923754A (en) Fast ultraviolet radiation curing silicone composition
JPS63117024A (ja) 紫外線硬化性シリコ−ン組成物
JPS63265956A (ja) 光通信フアイバ−用シリコ−ン組成物
EP0342809A2 (en) Room temperature-curable compositions for forming organofluorosilicone elastomers
US6198867B1 (en) Radiation-curable liquid resin composition and optical fiber
US5100993A (en) UV curable compositions of organopolysiloxane containing mercaptoalkyl and phenylene groups
JPH02245060A (ja) 紫外線硬化性シリコーンゲル組成物
CN116057110B (zh) 可固化有机硅组合物及其固化产物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080311

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311

Year of fee payment: 12