JPH0128651Y2 - - Google Patents

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JPH0128651Y2
JPH0128651Y2 JP5068583U JP5068583U JPH0128651Y2 JP H0128651 Y2 JPH0128651 Y2 JP H0128651Y2 JP 5068583 U JP5068583 U JP 5068583U JP 5068583 U JP5068583 U JP 5068583U JP H0128651 Y2 JPH0128651 Y2 JP H0128651Y2
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JP
Japan
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coil
secondary coil
spool
primary
bobbin
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JP5068583U
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JPS59155719U (ja
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関用点火コイルに於いて、コア
と一体成形した一次コイルのスプールに突起部を
設け、二次コイルボビンの端面に凹部を90゜回転
した方向に2ケ所設け、該二次コイルボビンの凹
部と前記一次コイルのスプール突起部を嵌合し、
位置決めすることにより、コイル本体の車体への
取付けは90゜回転した方向も可能となる様、汎用
性を持つことを特徴とする点火コイルの構造に関
する。
車種によつて、点火コイルの装着位置が異な
り、コイル本体は点火コイルのコアと車体のフレ
ームをボルト締めしており、高圧コード取付部等
コイル本体の突起部が車体に当たらない様コアの
取付方向を考慮せねばならない。
そこで本考案はコアを一次コイルのスプールと
一体成形し、このスプールを二次コイルボビンと
嵌合し、二次コイルボビンの凹部2ケ所のうちい
ずれかの位置で位置決めすることにより、二次コ
イルボビンと一次コイルボビンのスプールの組付
方向を90゜ずらすだけで一次コイルのスプールと
一体のコアが90゜回転し、コイル本体の車体への
取付方向が90゜回転した方向も取付け可能となり、
点火コイルの車体への取付範囲が大きくなること
を目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。図において、1は積層鋼板よりなるコア、1
aはコア1の両端に設けた取付用穴、2はコア1
の外周にこのコア1と一体に成形した両端につば
部21,22を有する一次スプール、2a,2b
は一次スプール2の一方のつば部21外周の180゜
対向位置に設けた幅が異なる位置決め用突起部で
ある。3は外周に一個または複数個の巻溝を有す
る二次コイルボビン、3a,3b,3c,3dは
二次コイルボビン3の内周端に90゜間隔で設けた
位置決め用凹部で、隣接する一対の凹部3a,3
bは幅が狭く、隣接する他の一対の凹部3c,3
dは幅が広くしてある。4はケース、5は高圧タ
ーミナル、6は高圧コード、7は一次スプール2
に巻かれた一次コイル、8は二次コイルボビン3
に巻かれた二次コイル、9はケース4内に注入し
た注型樹脂である。そして、一次スプール2、二
次コイルボビン3およびケース4はいずれも樹脂
により成型されている。
点火コイルを車体に取り付ける際、取付方向が
車種により、高圧コード6と同方向のものと90゜
回転した方向との二種類にある。
従来は、二次コイルが層間紙式であつたため、
成形前に一次コイルと二次コイルの位置決めがで
きず、成形型にセツトする時に、それぞれの取付
方向に応じてコア1をセツトする必要があつた。
そのため、取付方向に応じて成型型を二種類設け
ていたため型費が多くなるという欠点があつた。
本実施例では、二次コイル8を二次コイルボビ
ン3を使つたボビン巻とし、該ボビン3の内周端
面に、一次スプール2の突起部2a,2bとの位
置決め用凹部3a,3b,3c,3dを、90゜位
置をずらして設けることにより、上記の欠点を解
消するものである。
すなわち、第1図と第3図に示すように、一次
スプール2の突起部2a,2bを二次コイルボビ
ン3の位置決め用凹部3aまたは3b,3cまた
は3dに入れることにより、一次スプール2、二
次コイルボビン3とも一種類の成形型で、取付方
向が90゜異なる点火コイルの製造が可能となる。
第1図および第3図において矢印は取付穴1aに
対するボルト組付方向を示すものである。
尚、本実施例では一次スプール2に2ケの突起
2a,2bを180゜対称の位置に設けて、各々の突
起幅を変えてあるが、これは二次コイルボビン3
と一次スプール2との軸方向の位置を決めるため
で180゜対称の位置に設けてあると、バランスが良
くなり、二次ボビン3と一次スプール2との軸が
傾くという不具合がなくなる。又、突起幅が2種
類あるのは、決められた90゜の2方向しか二次コ
イルボビン3と一次スプール2が組付かないよう
にするためで、突起部2aは凹部3a,3bにの
み嵌合し、突起部2bは凹部3c,3dにのみ嵌
合するようにしてある。
又、コア1の幅2と積厚1とはどちらかが1
mm以上大きくなるように設計してあり、組付治具
のセツト方向を前記21と合わせておけば、
挿入時に90゜まちがうという誤組付けがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本考案コイルによる90゜
組付方向が異なる一次スプールと二次コイルボビ
ンの組付状態の一実施例をそれぞれ示す正面図、
第2図および第4図はそれぞれ第1図および第3
図の組付状態における点火コイル全体の構造をそ
れぞれ示す縦断面図である。 1……コア、1a……取付用穴、2……一次ス
プール、2a,2b……位置決め用突起部、3…
…二次コイルボビン、3a〜3d……凹部、21
……つば部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付用穴を設けた積層鋼板よりなるコアと一体に
    成形した一次スプールのつば部外周に、二次コイ
    ルボビンとの位置決め用突起部を設け、一個また
    は複数個の巻溝を有する二次コイルボビンの内周
    端に前記一次スプールの位置決め用突起部と嵌合
    する凹部を、相互に90゜の位置に設けてなる内燃
    機関用点火コイル。
JP5068583U 1983-04-04 1983-04-04 内燃機関用点火コイル Granted JPS59155719U (ja)

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JP5068583U JPS59155719U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 内燃機関用点火コイル

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JP5068583U JPS59155719U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 内燃機関用点火コイル

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Publication Number Publication Date
JPS59155719U JPS59155719U (ja) 1984-10-19
JPH0128651Y2 true JPH0128651Y2 (ja) 1989-08-31

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ID=30181143

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JP5068583U Granted JPS59155719U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 内燃機関用点火コイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2605264B2 (ja) * 1986-12-16 1997-04-30 株式会社デンソー 点火コイル

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JPS59155719U (ja) 1984-10-19

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