JPH0128581B2 - - Google Patents

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JPH0128581B2
JPH0128581B2 JP59041704A JP4170484A JPH0128581B2 JP H0128581 B2 JPH0128581 B2 JP H0128581B2 JP 59041704 A JP59041704 A JP 59041704A JP 4170484 A JP4170484 A JP 4170484A JP H0128581 B2 JPH0128581 B2 JP H0128581B2
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JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
distal end
opening
insertion aid
cylindrical body
Prior art date
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Expired
Application number
JP59041704A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60185532A (ja
Inventor
Yosuke Yoshimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP59041704A priority Critical patent/JPS60185532A/ja
Publication of JPS60185532A publication Critical patent/JPS60185532A/ja
Publication of JPH0128581B2 publication Critical patent/JPH0128581B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は内視鏡を体腔内に挿入する際に案内と
して用いる内視鏡用挿入補助具に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、内視鏡的に乳頭切開術によつて総胆管結
石の非観血的治療が行なわれるようになつたが、
総胆管結石に肝内結石を合併する症例も少なくな
く、内視鏡的乳頭切開による総胆管結石除去後も
肝内結石に対する治療が必要となる場合がある。
そこで、現在では経口的な胆道鏡検査による肝
内結石の診断および非観血的治療が強く要求され
ている。しかしながら、肝内胆道迄内視鏡を挿入
するのは、大変困難であり、いまだ、開発途上に
あるといえる。
今迄に提案、実施されてきた経口的胆道鏡検査
方法3種について簡単に述べる。
第1の方法は、親子式と呼ばれるもので、十二
指腸内視鏡を親内視鏡とし、その鉗子孔を通し
て、子内視鏡となる細径内視鏡を胆道内に挿入し
ていくものである。この子内視鏡は、かなりの細
径(φ2mm程度)となるので、先端部湾曲機構鉗
子孔、送気送水機構を設けることができず、選択
的に挿入、治療、処置ができず、明瞭な視野を得
るのも困難である。また、十二指腸内視鏡の鉗子
起上装置の操作により、子内視鏡のイメージフア
イバが破損することがある。
第2の方法は、湾曲機構付スライデイングチユ
ーブを補助具として内視鏡を胆道内に挿入するタ
イプである。この方式は2人の術者を必要とする
為、その手技が非常に複雑となる。また、スライ
デイングチユーブは湾曲機構を有するため、径が
太くなり、柔軟性にもかける。さらにスライデイ
ングチユーブに強い湾曲をかけた場合、スライデ
イングチユーブと内視鏡が接触し、挿入しづらく
なるという短所がある。
第3の方法は、補助具を一切使用しないで、内
視鏡を直接胆道内へ挿入するタイプである。この
方式では十二指腸下行脚で、内視鏡を反転操作
後、胆管に挿入するが力学的支点がない為十二指
腸乳頭より2〜3cm挿入するのが限度である。ま
た、上記第2、第3の方法において、バルーンカ
テーテルを併用して総胆管に挿入しやすくする方
法もあるが、完全なものとは言いがたい。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは比較的簡単な構成であり
ながら、簡単な操作で体腔内深部まで容易に挿入
できるとともに、比較的挿入部外径の大きなもの
が使用できる内視鏡用挿入補助具を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
本発明は内視鏡の挿入部を挿通して案内する可
撓性の筒状体からなる挿入補助具の先端側部分の
側壁に少なくとも先端側が円弧状の縁部を形成し
かつ筒状体の長手方向に沿つた長形の開口部を設
けるとともに、少なくとも上記先端側の縁部を硬
質部とし、この開口部は内視鏡の挿入部を通し、
かつその縁部で挿入部を受け支える構成としたも
のである。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図ないし第5図に
もとづいて説明する。
第1図は内視鏡用挿入補助具1を示す。この挿
入補助具1は〓脂等によりなる可撓性の筒状体か
らなり、この両端とも開口している。挿入補助具
1の基端には口金2が取り付けられている。ま
た、挿入補助具1の先端側部分の一側壁には1個
所第2図で示すようにその挿入補助具1の長手方
向に沿つて長い長円形孔からなる開口3が穿設さ
れている。この開口3の横幅l1は胆道検査に用い
る内視鏡4の挿入部外径と同程度か、やや大きい
位でその挿入部を通せるようになつている。ま
た、開口3の長さl2は20mm〜30mm程度である。さ
らに、挿入補助具1の内径は後述する十二指腸用
内視鏡5の挿入部外径よりもやや大きい。また、
挿入補助具1の全長はその十二指腸内視鏡5の挿
入部長より短かい。さらに、開口3の先端側周縁
部分には硬質な受け部材11が設けられている。
なお、胆道検査用内視鏡4は鉗子孔を有する直
視型のものであり、その挿入部外径は望ましくは
6mm前後のものが用いられる。また、十二指腸用
内視鏡5は側視型のものが用いられている。さら
に、両方の内視鏡4,5ともその挿入部の先端部
4a,5aの向きを4方向へ変えるため、その先
端部4a,5aの手元側に湾曲管部4b,5bが
連結されており、その各湾曲管部4b,5bは図
示しないそれぞれの操作部における遠隔操作によ
り任意の方向へ湾曲させられるようになつてい
る。また、上記口金2には開口3側に対応位置し
て指標10が設けられていて、挿入中開口3の向
きを知り得るようになつている。
次に、上記内視鏡用挿入補助具1を用いて胆道
検査を行なう方法を説明する。まず、側視型の十
二指腸用内視鏡5の挿入部に、挿入補助具1をか
ぶせ、その内視鏡5の操作部近くまで引き上げ、
これにより先端部5aおよび湾曲管部5bを少な
くとも含む挿入部の先端側部分を上記挿入補助具
1の先端から露出させておく。この状態で十二指
腸用内視鏡5の先端部5aを第3図で示すように
患者の十二指腸乳頭6まで挿入する。そこで、十
二指腸用内視鏡5で十二指腸乳頭6を確認した
後、挿入補助具1を押し込み、第4図で示すよう
にその開口3をその内視鏡5の観察窓に合わせ
る。次に、上記十二指腸用内視鏡5のみを抜去し
た後、その挿入補助具1に直視型の胆道検査用内
視鏡4を挿入する。そして、この胆道検査用内視
鏡4の先端が開口3の位置まで達したならば、湾
曲操作を行なうことによりその開口3より挿入補
助具1の外部へ出し、十二指腸乳頭6より総胆管
7に挿入する。
さらに、総胆管7の深部、特に肝内胆管まで胆
道検査用内視鏡4を挿入するには第5図で示すよ
うに挿入補助具1を上方へ引き上げるとともに、
上記内視鏡4を湾曲操作しながら押し込んでい
く。このとき、開口3の縁部8の受け部材11は
挿入部を受け支え、力学的支点となつて内視鏡4
の挿入部に作用する。したがつて、内視鏡4の先
端部4aの向きが反転されているにも拘わらず、
その挿入方向への力が有効に生き、挿入力とな
り、挿入が容易である。また、挿入部を受け支え
る受け部材11が硬質であるため、その挿入部に
より有効に力を伝えることができる。つまり、力
学的支点としての機能がより確実かつ有効に発揮
する。
その後、再び挿入補助具1を下げ、さらに、上
記動作を繰り返し、徐々にその先端部4aを胆道
深部へと押し進めるのである。
なお、上記実施例では第3図で示すように十二
指腸用内視鏡5を使つて十二指腸乳頭6を探す代
りに最初から直視型の胆道検査用内視鏡を内視鏡
用挿入補助具に入れておき、その直視型の胆道検
査用内視鏡を用いて十二指腸乳頭6を探すように
してもよい。このときその内視鏡の先端は開口3
に臨ませるようにしておく。さらに、この場合に
は挿入補助具1の内孔を開口3に連なる案内路と
し、挿入補助具1の先端は必ずしも開放しておく
必要はない。
また、上記実施例の開口はいずれも孔状に形成
したが、先端側を残し手元側に達するスリツト状
に形成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、簡単な操
作でより体腔内深部まで容易に挿入可能である。
すなわち、総胆管内等に内視鏡を挿入するため
に、内視鏡の挿入部を挿通し易い形状をした長形
の開口部からその挿入部を突出させ、筒状体を引
き上げるだけで、開口部の先端側の円弧状の縁部
で挿入部が位置決めされるとともに、硬質の縁部
によりその力学的支点としての機能が確実かつ有
効に発揮して、挿入部を総胆管内に容易かつ確実
に挿入できるものである。また、検査用内視鏡に
外径の太いものを使用できることにより、4方向
湾曲式のものも充分可能となるばかりでなく、処
置機能をもたせたり観察性能の向上を図ることが
できる。さらに、全体的な構成が簡単であり、き
わめて実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第
2図は同じくその先端部付近の平面図、第3図な
いし第5図はその使用説明図である。 1……内視鏡用挿入補助具、3……開口、4…
…胆道検査用内視鏡、8……縁部、11……受け
部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内視鏡の挿入部を体腔内に挿入する際にその
    挿入部を挿通させて案内として用いる可撓性の筒
    状体からなる内視鏡用挿入補助具において、上記
    筒状体の先端側部分の側壁に、内視鏡の挿入部が
    挿通可能で少なくとも先端側が円弧状の縁部を形
    成しかつ筒状体の長手方向に沿つた長形の開口部
    を設けるとともに、少なくとも上記先端側の縁部
    を硬質部としたことを特徴とする内視鏡用挿入補
    助具。
JP59041704A 1984-03-05 1984-03-05 内視鏡用挿入補助具 Granted JPS60185532A (ja)

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JP59041704A JPS60185532A (ja) 1984-03-05 1984-03-05 内視鏡用挿入補助具

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JP59041704A JPS60185532A (ja) 1984-03-05 1984-03-05 内視鏡用挿入補助具

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JPS60185532A JPS60185532A (ja) 1985-09-21
JPH0128581B2 true JPH0128581B2 (ja) 1989-06-05

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