JPH012856A - 超仕上盤 - Google Patents

超仕上盤

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JPH012856A
JPH012856A JP62-155404A JP15540487A JPH012856A JP H012856 A JPH012856 A JP H012856A JP 15540487 A JP15540487 A JP 15540487A JP H012856 A JPH012856 A JP H012856A
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JP
Japan
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super
grindstone
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JP62-155404A
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隅田 雄一
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日本精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、玉軸受軌道面等の円弧状溝の超仕上げに用い
られる高速超仕上盤に関し、より詳細には超仕上砥石が
揺動する際に影響を受ける遠心力を補償する機構のつい
た超仕上盤に関する。
(従来の技術) 従来1例えば玉軸受軌道面等の超仕P、に使われる高速
超仕上盤においては、加圧シリンダ等によって超什1−
砥石を軸受の軌道面に押しつけ、更に軌道面の曲((中
心の周って超仕−L砥石を揺動させて所望の超仕上を行
なっていた。また、従来の超什I−砥石の往動速度は、
比較的低く、例えば約 40−θ〜500サイクル/分であるので、超仕上砥石
やそれを支持する部材にかかる遠心力は殆ど無視てきる
大きさてあった。
(発明か解決しようとする問題点) しかしなから、超仕上砥石を特に高速で揺動させて高能
率及び高速の加−[作業を実現しようとする場合、被加
工物の高周速や超仕−L砥石の高速揺動とか必要である
か、超仕上砥石やそれを支持する部材にかかる遠心力を
無視することかできない大きさになり、特に超仕上砥石
か遠心力によって外方に振られその揺動及び超仕上加工
圧力か不安定となってしまう恐れかある。
この問題を解決するために従来は、超仕上砥石にかかる
遠心力の一つの要因である回転半径、つまり揺動半径を
小さくする。
すなわち超仕上砥石及び砥石加圧部の大きさを小さく設
計していた。また、もう一つの要因である超仕上砥石及
び砥石加圧部の質量を小さくするために砥石及び砥石加
圧部の材料を設計変更することもしていた。
ところか、このような方法で対処して も、ある程度の高速、例えば約1000サイクル/分て
超仕−L砥石を揺動させることがてきるたけてあり、若
しこれ以上の高速て揺動させると、遠心力の影響か再び
問題となってくるのである。
そこて、本発明の目的は、超仕上砥石やその他の部材に
かかる遠心力のZffをほとんど抑えることで、高速高
能率の加工か可能な高速超仕上盤を提供することである
(問題点を解決するための手段) −F述の目的を達成するために1本発明の高速超仕Eg
lは、 回転する被加工物(3)の軌道面に摺動接触して該被加
工物に所定の加工を施すために該軌道面の曲率中心の周
って揺動自在の超仕上砥石(1)と、 該被加工物の軌道面に押圧接触させるために該超仕上砥
石を加圧する加圧手段 (7)と。
該超仕上砥石の鰭動に応じて該加圧手段を制御する制御
機構(15,19,21)と、 から成ることを特徴としている。
(作用) 以上のように、超仕上砥石の揺動に応じて加圧手段を制
御する機構か設けられているので、特に超仕上砥石から
遠心力の影響を殆ど取り除くことかできる。従って、超
仕上砥石の揺動及び超仕上加工圧力か常時安定する。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説
明する。尚1図面において同一部分は同一符号で示しで
ある。
実施例を説明する前に、第3図及び第 4図によって、高速超仕上盤の一般的な構成を説明して
おく。第3図は高速超仕上盤50の正面図であり、第4
図はその側面図である。高速超仕上盤11150の主要
な構成は、公知であるので、ここでは極簡巾な説明にと
どめておく。被加工物、すなわちに軸受内輪等のワーク
3は、不図示の回転機構により回転自在に支持されると
共に回転軸Oaの周って所定の周速で回転している。環
状のワーク3は、その外周に環状の軌道面3aを有して
いる。ワーク3の軌道面3aには所定の曲率を有する曲
面1aをワーク3に当接させて超仕上砥石(以後単に「
砥石」として言及する)lが押圧接触している。砥石l
は、アーム5により押圧接触されており、アーム5は、
更に、油圧シリンダ7のピストンロッド7bに固定され
ている。油圧シリンダ7には、油圧供給管7が接続され
ており、外部から油圧用の油か供給されている。
油圧シリンダ7は保持部材11により固定保持されてい
る。一方、砥石lは、保持部材11に滑り案内保持され
ている。保持部材11は、更に揺動軸9に固定されてい
る。従って、砥石l及び油圧シリンタフは保持部材11
と揺動方向に一体的な動きをする。以ト説明した超仕上
盤は、−例としてあげたにすきず、その他の構成の超仕
IZ盤にも本発明の機構を適用てきることはJうまても
ないてあろう。
以りの構成の高速超仕上盤50は、次のように作動する
。油圧シリンダ7によって、アーム5に油圧かかかると
それに応し砥石lにも油圧か加わり、砥石lは、ワーク
3の軌道面3aに押圧接触される。この状態で、ワーク
3か回転される。それと同時に、後述の揺動機構によっ
て、揺動軸9が揺動すると、それに応じて砥石lも第4
 +gに示した揺動の中心01の周りで例えば揺動幅α
で揺動し、軌道面3aの超仕上か行なわれる。この揺動
の中心01は、軌道面3aの曲率の中心ともなっている
第4図から分かるように、ワーク3の揺動軸1&Yの上
には揺動軸9及び保持部材11に固定されていない部材
として、ピストン7b、アーム5及び砥石lがある。
従って、これらの部材は、揺動につれて遠心力の影響を
受けて外側に振られるようになる。
次に1本発明の詳細な説明する。第 1図は、本発明の高速超仕上盤を示す。主要な構成部分
は上記の公知装置の説明と同じであるのて、第1図にお
いては、概略だけを示しである。砥石lを加圧する加圧
手段の一部を成す油圧シリンダ7と油圧サーボモータ1
5か設けられており、砥石 lは、押圧部材13を介して軌道面3aに接触するよう
に押圧される。砥石lと油圧シリンダ7とは、一体重に
揺動されるか、これは両者に連結された揺動機構17及
び揺動用のモータ19によって行なわれる。
尚、油圧サーボモータの代わりに積層型圧電アクチュエ
ータ素子を用いることもてきる。
揺動モータ19及び油圧サーボモータ 15は、関数発生器21の端子21a及び21bにそれ
ぞれ電気的に接続されている。関数発生器21は、更に
電源22に接続されている。この関数発生器21は、基
本周波数の信号と基本周波数の2倍の周波数を有する2
倍周波数の信号とを同位相て発生させる2チャンネル関
数発生器であり、端子21aからは基本周波数の信号か
、また端子21bからは2倍周波数の信号かそれぞれ発
生される。
次に、第2図を参照して本実施例の高速超仕上盤の動作
を説明する。第2Mは、砥石lの揺動とそれを加圧する
加圧機構の関係を示すグラフである。砥石lの揺動位置
A、B及びPでの角速度なωとする。回転角速度のkl
l大全ω。とすると、砥石lの揺動数f。と回転角速度
との間にはfl、=ω、/2πの関係か生じる。従って
、このうちX軸成分のみを展開すれば、第2図左方に示
す曲線になる。尚、この時各揺動位置における遠心力F
は、F=mrω2てり−えられる。ここてmは砥石lの
質量であり、「は砥石lの揺動中心O5から砥石の改心
までの距離である。
砥石lか揺動位2LAに来たときは、角速度ωは、ω=
0となり、揺動位mBに来たときは角速度ωは、同様に
ω=0となる。
従って、角位置A及びBにあるとき砥石lにかかる遠心
力はほぼF=Oとなる。これは、第2図左側の曲線にお
いて、姪動位HAについてはA、及びA2て、また揺動
位2’2BにおいてはB、、B2及びB:Iで示されて
いる ところが揺動の中心に来たとき、すなわち揺動位置Pに
おいては回転角速度は最大となる。すなわちω=ω。と
なり、このとき遠心力は最大値をとり、F=mrω。′
となる。グラフにおいては、点PIから点P5により示
されている。グラフから分かるように、砥石lか一捏動
する毎に最大遠心力か現われる揺動の中心を2回通過す
ることになる。つまり遠心力か最大となる捏動位置Pは
、砥石揺動数の2倍の頻度て現われることになる。従っ
て、この位置に来たときに砥石lに所定の振動加圧力を
かえれば遠心力をほぼ完全に相殺する理想的なJItJ
lかてきることになる。
この振動加圧力の加え方を示したのか第2図の右側の曲
線である。遠心力か0となる点A、及びA2.点B、か
らB、に対応した点C1から04においては加えるべき
振動加圧力FAは、Oて良い、遠心力かhk大となる点
P1から2.5までに対応する点D1からD5では加え
るべき振動加圧力F、1は、遠心力を相殺す゛る所定の
大きさとなる。従って、付加する振動加圧力の最大値か
、遠心力の最大値の時期に同期するように調整すること
か必要である。そのために、通常の超仕上加工圧力の他
に砥石揺動数の2倍の最適な振動数で振動加圧力を付加
し、加工圧力が最適となるようにゲイン調整をすれば良
い。
(発明の効果) 以−1−説明した本発明の高速超仕に盤によれば次のよ
うな効果か得られる。
慣性屯驕の増加を伴わずに、揺動に応して高速超仕上砥
石を加圧する加圧手段を一制御する手段を設けたのて、
高速超什−1−砥石やそれを支持する部材にかかる遠心
力の影響をほぼ完全に排除できる。
遠心力の1ン響を殆ど受けないのて、従来に比べて超仕
ト盤のより高速化及び高滝率化が達成できるゆ例えば、
2000サイクル/分以上の高速も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す概略図てあり、 第2図は、第1図において、高速超仕上盤の揺fjJ+
21作及び加圧動作の関係を示すグラフてあり、 第3図及び第4図は、高速超仕上盤の一般的な構成を説
明するための図である。 [主要部分の符号の説明] l ・・・ ・・・ ・・・超仕上砥石3 ・・・ ・
・・・・・ワーク 7 ・・・ ・・・ ・・・油圧シリンダ15・・・ 
・・・ ・・・油圧サーボモータ19・・・ ・・・ 
・・・モータ 21・・・・・・ ・・・関数発生器 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転する被加工物の軌道面に摺動接触 して該被加工物に所定の加工を施す ために該軌道面の曲率中心の周りで揺動 自在の超仕上砥石と、 該被加工物の軌道面に押圧接触させる ために該超仕上砥石を加圧する加圧手段 と、 該超仕上砥石の揺動に応じて該加圧手 段を制御する制御機構と、 から成ることを特徴とする高速超仕上 盤。 2、前記制御機構は、該超仕上砥石の揺動 位置に位相を合せると共に該超仕上 砥石の揺動数の2倍の振動数で該加圧手 段を制御することを特徴とする特許請求 の範囲第1項に記載の高速超仕上盤。
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