JPH01285639A - 内燃機関用速度制御装置 - Google Patents

内燃機関用速度制御装置

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JPH01285639A
JPH01285639A JP11185388A JP11185388A JPH01285639A JP H01285639 A JPH01285639 A JP H01285639A JP 11185388 A JP11185388 A JP 11185388A JP 11185388 A JP11185388 A JP 11185388A JP H01285639 A JPH01285639 A JP H01285639A
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人見 智
Hidetoshi Suzuki
秀利 鈴木
Hirotoshi Nanjo
南条 広敏
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃i関の燃料噴射ポンプの噴rJ41調節
手段の位置を制御することにより機関の回転速度を制御
する速度側n装置に関するものである。
[従来の技術] ディーゼル機閏のように燃料噴射ポンプにより燃料が供
給される機関においては、燃料噴射ポンプの噴射量調節
手段(通常は燃料噴射ポンプのコントロールラック)を
操作するアクチュエータを設け、このアクチュエータを
制御することにより機関の回転速度をv制御している。
この種の速度ti制御装置においては、機関の回転速度
と噴a4の調節手段の位置とを検出し、機関の回転速度
と、指示回転速度との偏差に基いて指示回転速度を得る
ために必要な噴射m調節手段の目標位置を演算する。そ
して検出されている噴射m調節手段の位置を目標位置に
一致させるために必要なアクチュエータの操作量を演算
し、演算された操作量だけアクチュエータを変位させる
ことにより噴射口調節手段の位置を目標位置に一致させ
る。
ところで内燃機関においては、燃料の供給ωによりトル
クが決るが、各回転速度における出力(トルク×回転数
)はほぼ一定に保つことが望ましいため、各回転速度に
おいて供給し得る燃料の量には上限がある。また排気ガ
スに黒煙が生じるのを防止し、機関がオーバヒートする
のを防止するために、各回転速度における燃料の供給端
を制限する必要がある。そのため燃料噴射ポンプが用い
られる場合には、各回転速度において噴1)Jffi調
節手段の最大位置(噴射m調節手段が燃料増長側へ変位
する際の許容限界位置)が決められており、回転速度に
対する噴射量調節手段の最大位置の特性は機関により相
違する。
上記のように、内燃機関においては、各回転速度におけ
る噴射m調節手段の最大位置が定められているため、機
関の速度を制御する場合には単に回転速度と指示速度と
の偏差を零にするようにアクチュエータをtiIJOU
するだけでは足りず、各回転速度において噴射量調節手
段の位置が最大位置を超えないようにアクチュエータを
制御する必要がある。
本出願人は先に、nKの回転速度を指示回転速度に保つ
速度!、+1111と、噴射m調節手段の位置を各回転
速度における最大位置以下に保つ最大噴射1υJ1i0
とを行う速度制御装置(特開昭62−13743号)を
提案した。
先に提案した速度制御装置は、内燃機関の燃料噴射ポン
プの噴射量調節手段を操作するアクチュエータと、内燃
機関の回転速度に比例した周波数の速度検出信号を出力
する速度検出回路と、噴射fl調節手段の位置を噴射型
理m側への最大位nに保持するようにアクチュエータを
制御する最大噴射量 II te1回路と、回転速度を
設定値に保つようにアクチュエータを制御する速度制御
回路と、最大噴射量制御回路によりアクチュエータを制
御する最大噴射啜υ制御モードと速度υ制御回路により
アクチュエータをυ1111する速度υ1YIAI−ド
とを切換える制御モード切換回路とを備えている。ここ
でυ制御モード切換回路は、機関の回転速度が指示回転
速度以上になっているときに機関の回転速度を指示回転
速度に保持するための速度!1Jtllを行わせ、噴射
量調節手段の位置が最大噴射量位置を超えたときには噴
04ffi調節手段の位置を最大噴射量位置に保つため
の最大噴射量制御を行わけるように制御モードを切換え
る。
[発明が解決しようとする課題] 先に提案された装置によれば、速度11111Xlと最
大噴QIJl!制御との双方を行わせることができ、各
回転速度における燃料の供給mが許容量を超えないよう
に制御しつつ回転速度を指示速度に保つ制御を行わせる
ことができる。
しかしながらこの速度制御装置では、負荷が急激に投入
されたときに機関の出力が負荷の急変に追従することが
できず、機関が停止することがあった。
第5図(A)はある内燃機関に関して、各回転速度Nに
おける噴射mvaw手段の最大位ffLHを示したもの
であり、同図(B)は同機関の回転速度Nに対する出力
の変化を示したものである。この内燃機関では、定格回
転速度Nnにおいて噴射m調節手段の位置を最大位置L
mlとした時に、定格出力Pnffi得られるようにな
っている。
第5図に示す特性を有する内燃ta関に対して先に提案
した速度制御装置を適用し、機関の負荷トルクがT1の
ときに噴射m調節手段が最大位置よりも手前の位置にあ
って定格速度Nnで運転しているものとする。この状態
で第6図(A)に示したように時刻t1において負荷ト
ルクをT1からT2  (>T11に急に増大させたと
する。このときの1閏の回転速度Nの時間的変化は第6
図(B)に示した通りである。即ち機関の出力を修正す
る動作には時間遅れがあるため、機関の回転速度は負荷
が投入された後の時刻t2ではN1  (<Nn)まで
低下する。時刻t2において負荷トルクT2に対して余
剰トルクを得ることができる場合には回転速度が上昇し
ていき、やがて回転速度が定格速度Nnに復帰する。し
かしながら時刻t2で4荷に対してトルクが不足する場
合には回転速度を定格速度Nni、:@帰させることが
できず、機関は停止することになる。
また機関を定格回転速度Nnで運転している状態で、定
格出力に相当する負荷を徐々に投入した場合には、定格
回転速度Nnを保持することができるが、定格出力に相
当する負荷であってもこれを急に投入した場合には噴射
量調節手段の位置が最大位置でクランプされるため、回
転速度を復帰させるためのトルクを得ることができなく
なって機関が停止する。
以上のように、先に提案した速度制御装置では、負荷の
投入の仕方によっては機関が停止することがあり、機関
の能力を充分に発揮させることができない場合があった
本発明の目的は、負荷が急に投入された場合でもv1閏
を停止させることなく回転速度を指示回転速直に復帰さ
せることができるようにした内燃機関用速度v制御装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、内燃機関の燃料噴射ポンプの噴射0調節手段
を操作するアクチュエータと、内燃機関の回転速度を示
す速度検出信号を出力する速度検出器と、前記噴射e調
節手段の位置を噴射母増醇側への最大位置に保つように
アクチュエータを制御する最大噴rA口制御回路と、回
転速度を設定値に保つようにアクチュエータをυ111
1する速度制御回路と、機関の回転速度が指示回転速度
以上になっているときに速度υ制御回路によりアクチュ
エータを制御する速度制御モードとし、噴射m調節手段
の位置が最大噴!)lffi位胃を超えたときには最大
噴射う制御回路によりアクチュエータを制御する最大噴
射但制御モードとするように制御モードを切換えるi、
Illモード切換回路とを備えた内燃機関用速度υ制御
装置において、負荷が変化した場合に一定時間の量制御
モードを速度制御モードに固定することにより、機関を
停止させることなく回転速度の復帰を図るようにしたも
のである。
そのため、本発明においては、内燃機関の負荷の変化を
検出する負荷変化検出器と、この負荷変化検出器により
所定の大きさ以上の負荷の増大が検出された時点より設
定された時間をN1測するタイマとを設(プ、該タイマ
が設定時間の計測を行っている間は回転速度と指示回転
速度との大小関係及び噴([調節手段の位置のいかんに
係わりなくυ制御モードを速度制御モードに固定するよ
うに制御モード切換回路を構成する。
[作 用] 上記のように構成すると、負荷が急に投入されたときに
一時的に制御モードが速度制御モードに固定され、この
間はtl射予調節手段の位置が最大位置を超えることが
できるようになる。従って負荷が急に投入された場合に
は噴射m調節手段の位置を最大位置に制限することなく
制御して一時的に定格出力以上の出力を発生させること
ができ、回転速度を指示回転速度に復帰させることがで
きる。この場合速度制御モードに固定する時間はタイマ
により制限するので、長時間噴a4量調節手段が最大位
置を超えることがなく、排気ガスに黒煙を生じたり、機
関がオーバヒートしたりするおそれはない。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例の全体的構成を示したブロック
図で、同図において1は制御対象である内燃1rgJ(
この例ではディーゼル機関)、2は内燃機関1に燃料を
供給する燃料噴射ポンプ、3は内燃機関の負荷である。
燃料噴射ポンプ2は通常コントロールラックを備えてい
て、このラックの位置を変えることにより燃料の噴0I
ffiを調節し得るようになっている。
本実施例では、このラックを噴射mw4節手段とする。
4は燃料噴射ポンプ2の噴射m調節手段を操作する電動
式の7クチユエータで、このアクチュエータとしては電
動機を駆動源として出力アームを駆動するものや、電磁
石を駆動源としてプランジャを駆動するもの等が用いら
れる。
5は内燃機関1の回転速度を検出して回転速度を示す速
度検出信号を出力する速度検出器、6は燃料噴射ポンプ
の噴射量調節手段の位置を検出する位置検出器である。
速度検出器5は例えば内燃機関の回転速度に比例した周
波数の信号を出力する信号発′Fi機と、この信号光N
機の出力周波数を電圧信号に変換する周波数電圧変換器
とにより構成される。また位置検出器6はポテンショメ
ータや差動変圧器等により構成される。尚第1図では噴
射量調節手段の位置を直接検出するように示しであるが
、アクチュエータの出力部の位置から噴射量調節手段の
位置を検出するようにしてもよい。
速度検出器5から得られる速度検出信号Vnは指示回転
速度NOを示す指示速度信号Vnoを出力する指示速度
信号発生器7の出力とともに速度偏差信号発生器8に入
力されている。速度偏差信号発生器8は指示速度信号■
nOから速度検出信号■nを減算して速度偏差信号Vn
d(−Vno−Vn )を出力する。
位置検出器6から得られる位置検出信号Vpは、各回転
速度Nにおける噴!)Jω調節手段の噴射m増量側への
最大位1ffLHを演算して該最大位置を示す最大位置
信号Vpsを出力する最大位置信号発生器9の出力とと
もに位H(Ia差信号発生器1oに入力されている。位
置偏差信号発生器10は、最大位置信号Vpmから位置
検出信号Vpを減算して位置偏差信号Vpdを出力する
速度偏差信号Vnd及び位置偏差信号Vpdは切換スイ
ッチ11を通してPID演算器12に入力される。PI
D演算器は、速度偏差または位置偏差を入力として比例
(P)、積分(1)及び微分(D)演算を行うことによ
り機関の回転速度を指示回転速度NOに保つために必要
な噴fJ4ffivJl!i手段の操作量を演算する。
PIDiW算器が演nした操作量は駆動信号出力回路1
3に入力される。駆動信号出力回路13は演算された操
作量だけ噴射量調節手段を操作するようにアクチュエー
タ4に駆動信号を与える。アクチュエータ4は与えられ
た駆動信号に応じて噴射G調節手段を演算された操作m
だけ操作する。
上記指示速度信号発生器7と、速度偏差信号発生器8と
、最大位置信号発生器9と、位置偏差信号発生器10と
、切換スイッチ11と、PID演口器12と駆動信号出
力回路13とによりtill all演鋒部14が構成
されている。そしてこの例では、速度検出器5、指示速
度信号発生器7、速度偏差信号発生器8、切換スイッチ
11、P■D′PIi算器12及び駆動信号出力回路1
3により、機関の回転速度を指示回転速αに保つように
アクチュエータ4をHallする速度11011回路が
構成されている。
また位置検出器6と、噴1:)Jffi調節手段最大位
置信号発生器9と、位置偏差信号発生器1oと、切換ス
イッチ11と、PID演算器12と駆動信号出力回路1
3とにより、噴射m調節手段の噴射m増量側への限界位
置を設定された最大位置にIll限するようにアクチュ
エータ4を制御する最大噴射予制御回路が構成されてい
る。
20はIJ litモード切換回路で、この切換回路に
より切換スイッチ11を切換えることにより、制御系の
IIJJIIモードを速度制御モードと最大噴射量制御
モードとに切換えるようになっている。
本発明においては、上記の構成に加えて、更に負荷変化
検出器21と、タイマ22とが設けられている。
負荷変化検出器21は、速度検出器5から得られる速度
検出信号■nを時間微分する微分器23と、この微分器
の出力から所定の大きさ以上の負荷の変化を判別する負
荷判別器24とからなっている。
タイマ22は、負荷変化検出器21により所定の大きさ
以上の負荷の増大が検出された時点より設定された時間
だけ時限動作を行い、時限動作を行っている間所定のタ
イマ出力信号Cを出力する。
制御モード切換回路20は、速度検出信号■nと、指示
回転速度信号Vnoと、最大位置信号Vpsと、位置検
出信号Vpと、タイマ22の出力信号Cとを入力として
、速度υJtllモードにする条件が成立しているとき
と、最大噴射量制御モードにする条件が成立していると
きとでそれぞれ異なる状態をとる信号りを出力する。す
なわち、機関の回転速度Nが指示回転速度No以上にな
っているときには速度制御回路によりアクチュエータ4
を制御する遣欧制御モードを行わせるものとし、このと
き制御モード切換回路20の出力信号りのレベルが第1
の状態(例えば高レベル)となる。また噴04吊調節手
段の位nが最大噴射吊位置を超えたときには最大噴射量
υ制御回路によりアクチュエータ4を制御する最大重[
X ffi !、II IIモードを行わせるものとし
、このとき制御モード切換回路20の出力信号りのレベ
ルは第2の状B(例えば低レベルまたは零レベル)にな
る。
上記制御モード切換回路20の出力信号りは切換スイッ
チ11のil制御端子に与えられ、切換スイッチ11は
、出力信号りのレベルが第1の状態にある時に速度偏差
信号VndをPID演算器12に与えて速度制御を行わ
せ、出力信号りのレベルが第2の状態にある時に位置偏
差信号VpdをPID演算器12に与えて最大噴射Jl
j制御を行わせる。
第2図は負荷変化検出器21及びtlJ御モード切換回
路20の具体的構成例を示したものである。
この例では、演算増幅器OP1と抵抗R1及びR2とコ
ンデンサC1とにより微分器23が構成され、この微分
器23に速度検出信号Vnが入力されている。
微分器23の出力Vdは比較1WcP1の正相入力端子
に入力され、該比較器CP1の逆相入力端子には、図示
しない電源回路の出力電圧VCCを抵抗R3及びR4か
らなる分圧回路により分圧して得た基準電圧VOが入力
されている。
比較器CP1と抵抗R3及びR4とにより負荷判別器2
4が構成され、比較器CP1の出力がタイマ22の制御
!Il端子に与えられている。
機関に負荷が投入されると、その回転速度が低下する。
回転速度が低下すると速度検出信号Vnが変化するため
、微分器23がその変化の大きさに応じた大きさの微分
信号Vdを出力する。この微分信号Vdが基準電圧以上
あるときに比較器CP1の出力端子の電位が瞬間的に高
レベルになる。
これによりタイマ22が時限動作を開始し、該タイマは
時限動作を行っている一定時間の間高レベルのタイマ出
力信号Cを出力する。
制御モード切換回路20は、比較器CP2及びCR2と
、オア回路ORIと、RSフリップフロップ回路FFと
により構成されている。
比較器CP2には速度検出信号■nと指示速度信号vn
Oとが入力され、速度検出信号Vnが指示速度信号vn
Oよりも大きいとき(fi閏の回転速度が指示回転速度
よりも高いとき)に比較器CP2の出力端子の電位が高
レベルになる。この比較器CP2の出力はタイマ22の
出力Cとともにオア回路OR1に入力され、該オア回路
OR1の出力がフリップフロップ回路FFのセット端子
Sに入力されている。比較ICP3には位置検出信号V
pと各回転速度における最大重n信号Vpiとが入力さ
れ、位置検出信号Vpが最大位置信号Vuを超えた時に
比較器CP3の出力端子の電位が高レベルになるように
なっている。この比較器CP3の出力はフリップフロッ
プ回路FFのリセット端子Rに入力されている。フリッ
プフロップ回路「Fの正論理出力端子Qに得られる信号
りが切換スイッチ11の制御端子に入力されている。
切換スイッチ11はその制御端子に高レベルの信号が入
力された時に速度偏差信号VndをPrD演算器12に
与え、制御端子に低レベルの信号が入力された時に位5
偏差信号VpdをPID演算器12に与える。
上記の実施例において、比較器CP3の出力A、比較器
CP2の出力B、タイマの出力C及びフリップフロップ
回路の出力りの関係を示す真理値表は表1の通りである
。この表において、「1」は信号が高レベルであること
を示し、rOJは信号が低レベルであることを示してい
る。また#は信号のレベルが変化しないことを意味して
いる。信号りが高レベルの時に速度!、II tllモ
ードで制御が行われ、信号りが低レベルの時に最大噴射
filJIllモードで制御が行われることになる。
表1 上記49 tllモード切換回路においては、機関の回
転速度Nが指示回転速度N0以上になっているときに比
較ICP2の出力Bが高レベルになってオア回路OR1
の出力が高レベルになり、フリップフロップ回路FFを
セットする。これによりフリップフロップ回路FFの出
力端子Qに得られる信号りが高レベルになる。このとき
切換スイッチ11は速度偏差信@ V ndをPID演
算器12に与えてt/jtIlモードを速度制御モード
とする。PID演算器は、回転速度を指示回転速度に一
致させるために必要な噴射量調節手段の操作量を演算し
、演算した操作aを駆動信号出力回路13に与える。
駆動信号出力回路13は噴射量調節手段を演算された操
作量だけ操作するようにアクチュエータ4に駆動信号を
与え、回転速度を指示回転速度に保持する。
また噴射量調節手段の位置が最大噴射m位置を超えたと
きに比較器CP3の出力へが高レベルになってフリップ
フロップ回路FFをリセットする。
これによりフリップフロップ回路FFの出力端TQに得
られる信号りが低レベルになる。このとき切換スイッチ
11は、位置偏差信号VpdをPID演算器12に与え
てi制御モードを最大噴射量制御モードとする。PID
演算器12は噴射ff1vA節手段の位置を最大噴射m
位置に一致させるために必要な操作量を演算し、演算し
た操作量を駆動信号出力回路13に与える。駆動信号出
力回路13は噴射量調節手段を演算された操作のだけ操
作するように駆動信号をアクチュエータに与え、噴射量
′;J!4節手段を最大噴射全位置に保持する。
回転速度が指示回転速度を超えかつ噴射量調節手段の位
置が最大位置を超えて比較器CP3及びCR2の出力A
及びBが共に高レベルになったときにはフリップフロッ
プ回路FFの出力りが高レベルに保持されるようになっ
ており、このとき速度制御モードで制御が行われる。
また所定の大きさ以上の負荷変化が検出されてタイマ2
2が高レベルのタイマ出力Cを発生したときにもフリッ
プフロップ回路FFがセットされ、タイマ出力Cが高レ
ベルになっている間フリップフロップ回路の出力信号り
が高レベルに保持される。これにより所定の大きさ以上
の負荷変化が生じてから一定時間の間制御モードが速度
t111tIlモードに固定される。
−h記実施例において、第3図<A)に示したように時
刻taにおいて負荷が投入されたとする。
このとき機関の回転速度が低下するため、速度検出信号
Vnが第3図(B)に示すように変化し、微分器23は
第3図(C)に示すような微分信号Vdを出力する。時
刻tbでこの微分信号Vdが基準電圧■0を超えると第
3図(D)に示したように比較器CP1の出力VCが高
レベルになる。
この比較器の出力の立上りでタイマ22が時限動作を開
始し、タイマ22は設定された時間TVの間へレベルの
タイマ出力信号C(第3図E)を出力する。タイマ22
が高レベルのタイマ出力信号Cを出力している間フリッ
プフロップ回路FFの出力端子Qに高レベルの信号りが
得られ、制御モードが速度tilJIOモードに固定さ
れる。この状態では、噴射量調節手段を最大位置に保持
する制御が行われないため、噴射量調節手段は最大噴射
量位置を超えることができるようになる。従って定格負
荷が急に投入されたような場合でも、−時的に定格出力
以上の出力を発生させて回転速度を確実に指示回転速度
に復帰させることができる。
上記の実施例では、速度検出信号の変化から負荷の変化
を検出するようにしたが、負荷の変化の検出の仕方は上
記実施例のものに限定されるものではない。例えば内燃
機関の負荷が発電機である場合には、該発電機の出力か
ら負荷の変化を検出するようにしてもよい。第4図は内
燃機関の出力軸に取付けられた発電機30から負荷31
に供給される電流1[の変化により負荷の変化を検出す
るようにしたもので、この例では発電機30から負荷3
1に至る線路に変流器CTが取付けられ、この変流器C
Tの出力が負荷検出器32に入力されている。h荷検出
器32は発電機の負荷電流に比例した口筒検出信号(電
圧信号)VLを発生し、この口筒検出信号が微分器23
に入力されている。
その他の構成は第1図の実施例と全く同様である。
第4図の実権例においては、発電機30の負荷が変化し
た時に負荷検出信号VLが変化し、この負荷検出信号の
変化が微分器23により検出される。その他の動作は第
1図の実施例の動作と同様である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、負荷が投入されたとき
に一時的に制御モードを速度filltIlモードに固
定するようにして噴射l調節手段の位置が最大位置を超
えることができるようにしたので、負荷が急に投入され
た場合に一時的に定格出力以上の出力を発生させること
ができ、回転速度を指示回転速度に確実に復帰させるこ
とができる。また速度tIIJ titモードに固定す
る時間はタイマによりi、II限するので、排気ガスに
長時間黒煙を生じたり、機関がオーバ上−1−シたりす
るおそれはない。従って機関の動作に何等支障を来たさ
ずに負荷の急変に対処することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の全体的構成を示すブロック図
、第2図は第1図の実施例で用いる負荷変化検出器とt
、IJIOモード切換回路の構成を示す回路図、第3図
は第1図及び第2図に示した実施例の各部の信号波形を
示す波形図、第4図は本発明の他の実施例の全体的構成
を示したブロック図、第5図は速度υJlと最大噴射量
制御とを行った場合の噴射量調節手段の最大位置の回転
速度に対する特性と機関の出力の回転速度に対づる特性
とを示した線図、第6図は従来の速度制御装置において
負荷変動が生じた場合の応答を示した線図である。 1・・・内燃機関、2・・・燃料噴射ポンプ、3・・・
負荷、4・・・アクチュエータ、5・・・速度検出器、
6・・・位置検出器、7・・・指示速度信号発生器、8
・・・速度偏差信号発生器、9・・・最大位置信号発生
器、10・・・位置偏差信号発生器、11・・・切換ス
イッチ、12・・・PID演t3器、13・・・駆動信
号出力回路、20・・・制御モード切換回路、21・・
・負荷変化検出器、22・・・タイマ、23・・・微分
器、24・・・負荷判別器、32・・・負荷検出器。 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  内燃機関の燃料噴射ポンプの噴射量調節手段を操作す
    るアクチュエータと、前記内燃機関の回転速度を示す速
    度検出信号を出力する速度検出器と、前記噴射量調節手
    段の位置を噴射量増量側への最大位置に保持するように
    前記アクチユエータを制御する最大噴射量制御回路と、
    前記回転速度を設定値に保つように前記アクチュエータ
    を制御する速度制御回路と、機関の回転速度が指示回転
    速度以上になつているときに前記速度制御回路により前
    記アクチュエータを制御する速度制御モードとし、噴射
    量調節手段の位置が最大噴射量位置を超えたときには前
    記最大噴射量制御回路により前記アクチユエータを制御
    する最大噴射量制御モードとするように制御モードを切
    換える制御モード切換回路とを備えた内燃機関用速度制
    御装置において、 前記内燃機関の負荷の変化を検出する負荷変化検出器と
    、 前記負荷変化検出器により所定の大きさ以上の負荷の増
    大が検出された時点より設定された時間を計測するタイ
    マとを具備し、 前記制御モード切換回路は、前記タイマが設定時間の計
    測を行っている間は前記回転速度と指示回転速度との大
    小関係及び噴射量調節手段の位置のいかんに係わりなく
    制御モードを速度制御モードに固定するように構成され
    ていることを特徴とする内燃機関用速度制御装置。
JP63111853A 1988-05-09 1988-05-09 内燃機関用速度制御装置 Expired - Fee Related JPH0826808B2 (ja)

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