JP2528840B2 - 発動発電機の速度制御方法及び装置 - Google Patents

発動発電機の速度制御方法及び装置

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    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関により駆動される発動発電機の回
転速度を制御する速度制御方法及びこの方法を実施する
速度制御装置に関するものである。
[従来の技術] ディーゼル機関等の内燃機関により駆動される発動発
電機においては、出力周波数を一定に保つために回転速
度を一定に制御することが行われており、この場合瞬時
負荷変動率及び整定変動率をできるだけ小さくすること
が必要とされる。
内燃機関により駆動される発動発電機を制御する従来
の制御装置においては、例えば実公昭58-7072号に示さ
れているように、燃料噴射ポンプの噴射量を調節するコ
ントロールラックに位置センサ及びアクチュエータを接
続し、発電機の回転速度の検出信号と設定速度を与える
速度設定信号との偏差の積分出力に基いてアクチュエー
タの操作量を演算することにより整定変動率を零にして
いる。また従来のこの種の制御装置では、発電機の負荷
電流の検出信号に基いて算出したコントロールラックの
位置を目標位置として、該目標位置を示す信号にコント
ロールラックの位置検出信号を一致させるようにアクチ
ュエータを制御することにより、負荷変動が内燃機関の
回転速度の変動として現れる前に内燃機関への燃料の供
給量の修正動作を開始させて瞬時負荷変動率を小さくす
るようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の制御装置によれば、回転速度の整定変動率
を零にすることができ、また負荷電流の変動が検出され
たときにコントロールラックの位置を負荷電流の検出信
号に基づいて算出した目標位置に一致させるように制御
するため、負荷変動が回転速度の変動として現れる前に
内燃機関への燃料の供給量の修正動作を開始させて、瞬
時負荷変動率を小さくすることができる。しかしなが
ら、従来の制御装置では、内燃機関への燃料の供給量を
調節する燃料供給量調節手段(上記の例では燃料噴射ポ
ンプのコントロールラック)に位置センサを取付ける必
要があったため、装置の構造が複雑になる上に、制御装
置を持たない既存の発動発電機に容易に適用することが
できないという問題があった。
またこの種の制御装置において、回転速度を設定速度
に整定させてその整定状態を保持するためには、回転速
度と設定速度との偏差の積分出力を得ることが必要であ
るが、上記従来の制御装置では、実際に回転速度と設定
速度との偏差が生じた後でないと、回転速度を設定速度
に整定させるために必要な積分出力を得ることができな
いため、整定動作が遅れ、その分だけ瞬時負荷変動率の
抑制効果が小さくなるという問題があった。
本発明の目的は、燃料供給量調節手段の位置を検出す
る位置センサを用いることなく、瞬時負荷変動率を小さ
くすることができるようにした発動発電機の速度制御方
法及び該方法を実施する装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本願第1の発明は、発電機を駆動する内燃機関への燃
料供給量を調節するアクチュエータを設けておいて、前
記発電機の回転速度と設定速度との偏差を示す偏差信号
に比例、微分、積分演算を施すことにより発電機の回転
速度を設定速度に保つために必要な前記アクチュエータ
の操作量を演算し、演算された操作量に応じてアクチュ
エータを操作することにより内燃機関への燃料の供給量
を調節して発電機の回転速度を設定速度に保つように制
御する発動発電機の速度制御方法において、内燃機関へ
の燃料の供給量を調節する燃料供給量調節手段の位置を
検出する位置センサを用いることなく、負荷変動時に予
測制御を行わせて瞬時負荷変動率を小さくすることがで
きるようにしたものである。
そのため本発明の方法においては、発電機の負荷の検
出信号を微分して該負荷の変動時に負荷微分信号を得、
発電機の負荷の変動が内燃機関の回転速度の変動として
現れる以前に負荷微分信号を偏差信号としてアクチュエ
ータの操作量を演算することにより内燃機関への燃料の
供給量を修正するようにした。
本願第2の発明は上記第1の発明の方法を実施するた
めに用いる速度制御装置である。
一般に発動発電機の速度制御装置においては、発電機
を駆動する内燃機関への燃料の供給量を調節するアクチ
ュエータと、発電機の回転速度を検出する速度検出器
と、発電機の設定速度を指示する速度設定信号を出力す
る速度設定器と、速度検出信号と速度設定信号とから得
た速度偏差の情報を含む偏差信号を出力する偏差信号発
生回路と、偏差信号を入力として該偏差信号に比例、微
分、積分演算を施すことにより発電機の回転速度を設定
速度に保つために必要な前記アクチュエータの操作量を
演算する演算回路とを設けて、該演算回路が演算した操
作量に応じてアクチュエータを操作することにより発電
機の回転速度を設定速度に保つように制御する。
本願第2の発明は、上記のような速度制御装置におい
て、燃料供給量調節手段に位置センサを取付けることな
く負荷変動時に予測制御を行わせて瞬時負荷変動率を小
さくおさえることができるようにしたものである。
そのため、本発明においては、負荷電流を検出して負
荷検出信号を出力する負荷検出器と、負荷検出信号を微
分して負荷微分信号を出力する微分器とを設け、偏差信
号発生回路が、速度検出信号と速度設定信号とから得た
速度偏差信号に負荷微分信号を加えた信号を前記偏差信
号として出力するように構成した。
[作用] 本発明のように構成すると、負荷が増大した場合に
は、該負荷の増大が発電機の回転速度の低下として現れ
る以前に負荷微分信号が偏差信号として演算回路に与え
られるため、該演算回路が燃料の供給量を増大させるよ
うにアクチュエータの操作量を演算して所定の積分出力
を発生する。これにより内燃機関への燃料の供給量を増
大させるように燃料供給量調節手段を制御して燃料供給
量の整定動作を開始させ、発電機の回転速度の低下を抑
制する。また負荷が減少した場合には、該負荷の減少が
発電機の回転速度の上昇として現れる以前に負荷微分信
号が偏差信号として演算回路に与えられるため、該演算
回路が燃料の供給量を減少させるようにアクチュエータ
の操作量を演算して所定の積分出力を発生する。これに
より内燃機関への燃料の供給量を減少させるように燃料
供給量調節手段を制御して燃料供給量の修正動作を開始
させ、発電機の回転速度の上昇を抑制する。
このように、本発明においては、負荷変動が検出され
たときに、燃料供給量調節手段の位置を制御するのでは
なく、負荷微分信号を偏差信号として、演算回路にアク
チュエータの操作量を演算させることにより燃料供給量
の修正動作を行わせるので、燃料供給量調節手段の位置
を検出する位置センサを用いることなく、瞬時負荷変動
率を小さくすることができる。
また本発明においては、負荷変動が検出されたときに
負荷微分信号を偏差信号として、該偏差信号に比例、微
分、積分演算を施すようにしたので、負荷変動が回転速
度の変動として現れる以前に回転速度を設定速度に整定
させるために必要な積分出力を発生させることができ、
瞬時負荷変動率を従来の制御装置よりも更に小さくする
ことができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック図で、
同図において1は発電機、2は発電機1を駆動するディ
ーゼル機関、3は発電機1の出力端子間に接続された負
荷である。4は発電機1から負荷3に供給される負荷電
流Iを検出する変流器CTの出力を入力として負荷電流に
相応したレベルを有する直流の負荷検出信号Lを出力す
る負荷検出器、5は負荷検出器4の出力を微分して負荷
検出信号の微分信号LDを出力する微分器である。6は発
電機の設定回転速度を与える速度設定信号N0を出力する
速度設定器、7は回転センサ7a及び周波数電圧変換器
(F/V変換器)7bからなっていて発電機の実際の回転速
度(内燃機関の回転速度に同じ。)を示す速度検出信号
Nを出力する速度検出器、8は微分器5の出力信号LDと
速度設定器6の出力信号N0と速度検出器7の出力信号N
とを入力として偏差信号(N0−N)+LDを出力する偏差
信号発生回路で、偏差信号発生回路8は微分信号LDと速
度設定信号N0とを加算する加算器と8aと、加算器8aの出
力から速度検出信号Nを減算する減算器8bとにより構成
されている。9は上記偏差信号を入力として比例、積
分、微分演算を行うことにより発電機の回転速度を設定
回転速度に保つための操作量を演算するPID演算回路、1
0は演算回路9からの出力を入力として操作信号を出力
する操作信号出力回路、11はディーゼル機関2への燃料
の供給を行う燃料噴射ポンプ、12は操作信号出力回路10
から与えられる操作信号に応じて燃料噴射ポンプ11の噴
射量を調節するコントロールラック(燃料供給量調節手
段)を操作するアクチュエータであり、負荷検出器4、
微分器5、速度設定器6、速度検出器7、偏差信号発生
回路8、演算回路9及び操作信号出力回路10により本発
明の制御装置13が構成されている。
上記負荷検出器4は例えば第3図に示すように、抵抗
41と、整流器42と、検出開始レベル設定器43と、タイミ
ング回路44と、ピークホールド回路45と、サンプルホー
ルド回路46と、リミッタ回路47とにより構成される。す
なわち、変流器CTの出力端に抵抗41が接続され、該抵抗
の両端に得られる負荷電流Iに比例した電圧が全波整流
器42に入力されている。タイミング回路44は整流器42の
出力と検出開始レベル設定器43の出力L0とを入力として
整流器42の出力電圧が検出開始レベル設定器43の出力信
号L0のレベルA以上の時にサンプルホールド信号Shとピ
ークホールドリセット信号Prとを所定の位相差を持たせ
て順次発生させる。ピークホールド回路45は整流器42の
出力電圧のピーク値をホールドし、ピークホールドリセ
ット信号Prが与えられるとリセットされる。サンプルホ
ールド回路46は、ピークホールド回路45の出力とサンプ
ルホールド信号Shとを入力としてサンプルホールド信号
Shが発生する毎にピークホールド回路の出力をサンプリ
ングしてホールドし、その出力Lsをリミッタ回路47に与
える。リミッタ回路47は、サンプルホールド回路46の出
力Lsが検出開始レベル設定器43の出力信号L0のレベル
(検出開始レベル)A以下の時には該レベルAの直流信
号を負荷検出信号Lとして出力し、サンプルホールド回
路46の出力Lsが下限レベルAを超えた時には該サンプル
ホールド回路46の出力信号Lsのレベルに等しい直流信号
を負荷検出信号Lとして出力する。
第3図の負荷検出回路の各部の信号波形の一例を示す
と第4図の通りで、第4図(a)は変流器CTが検出した
負荷電流Iの波形を示し、同図(b)は整流器42の出力
波形を示している。第4図(b)においてレベルAは検
出開始レベル設定回路43の出力L0のレベルで、タイミン
グ回路44は整流器42の出力電圧が検出開始レベルA以上
になった時刻から一定の時間後に先ず第4図(c)に示
すようにサンプルホールド信号Shを出力し、次いで同図
(d)に示すようにピークホールドリセット信号Prを出
力する。ピークホールド回路45は整流器42の出力電圧を
入力として該電圧がピークに達すると第4図(e)に示
すように該ピーク値をホールドし、リセットPrが与えら
れるとリセットされる。サンプルホールド回路46はサン
プルホールド信号が与えられる毎にピークホールド回路
45の出力をホールドし、第4図(f)に示すような信号
Lsを出力する。リミッタ回路47はこの信号Lsを入力とし
てその下限のリミットをかけ、検出開始レベルA以上の
負荷検出信号Lを出力する。リミッタ回路47が出力する
負荷検出信号Lと負荷電流Iとの関係は第5図に示す通
りである。この実施例のように、負荷検出信号Lの下限
レベルAを設ける理由は、負荷検出信号Lが第5図の負
荷電流I0を境にステップ状に変化するのを防ぐことにあ
る。
次に第2図を参照して上記実施例の動作を説明する。
第1図において負荷検出器4は負荷電流Iを検出して負
荷検出信号Lを出力している。速度検出器7の回転セン
サ7aは、ディーゼル機関2の出力軸または該出力軸と同
期回転する軸に取付けられて機関の回転速度に比例した
周波数のパルス信号を出力する。F/V変換器7bはこの信
号の周波数に比例した電圧を速度検出信号Nとして出力
する。
上記負荷検出信号Lは微分器5に入力されて微分され
る。この微分器5が出力する微分信号LDの極性は負荷検
出信号が増加した時の該微分信号の極性が速度設定信号
N0の極性(本実施例では正極性)と同一になるような極
性であり、負荷検出信号が減少した時には該微分信号の
極性が速度設定信号の極性と逆の極性(本実施例では負
極性)になる。微分信号LDは速度設定信号N0とともに偏
差信号発生回路8の加算回路8aに入力されて両信号が加
算され、該加算回路8aの出力N0+LDが速度検出信号Nと
ともに減算回路8bに入力されて該減算回路8bから偏差信
号(N0−N)+LDが出力される。この偏差信号は設定速
度と実際の回転速度との偏差(N0−N)に負荷検出信号
の微分信号LDを加えた信号である。
微分信号LDは負荷の変動が生じた場合にのみ発生し、
負荷が一定に落着いている定常状態では微分信号LDが零
である。この時偏差信号は(N0−N)となり、演算回路
9は発電機の回転速度Nを設定速度N0に一致させるため
の操作量を演算して操作信号出力回路10に与える。操作
信号出力回路10はアクチュエータ12に操作信号を与え、
アクチュエータ12を所定の方向に変位させて燃料噴射ポ
ンプ11のコントロールラックを操作し、機関への燃料の
供給量を調節して発電機の回転速度を設定速度に一致さ
せる方向に変化させる。発電機の回転速度が設定速度に
一致すると偏差(N0−N)が零になるため演算回路9が
演算する操作量が零になり、アクチュエータが停止して
発電機の回転速度を保持する。
これに対し発電機の負荷が変動した場合の動作は次の
通りである。今発電機の負荷電流Iの波形が第2図
(a)に示す通りであるとすると、負荷検出器4の出力
信号Lは第2図(b)のような波形になり、微分器5は
同図(c)に示すようにこの負荷検出信号Lの各立上り
及び立下りでパルス状の微分信号LDを出力する。負荷が
増加した場合、内燃機関の回転速度は直ぐには低下せ
ず、最初偏差(N0−N)は零のままであるが、この時速
度設定信号N0と同極性の微分信号LDが発生するため、こ
の微分信号LDが正の偏差信号として演算回路9に与えら
れ、演算回路9は内燃機関への燃料の供給量を増加させ
る方向の操作量を出力する。これによりアクチュエータ
12が燃焼噴射ポンプ11のラックを燃料供給量増量側に移
動させ、内燃機関の回転速度の低下を抑制する。この時
演算回路9の出力及び速度検出器7の出力信号Nはそれ
ぞれ第2図(d)及び(e)のようになり、負荷が変動
した際の回転速度の変動率(瞬時負荷変動率)は低くお
さえられる。負荷が増加した後内燃機関の回転速度が低
下した場合には、速度偏差(N0−N)が現れる(この時
微分信号LDは既に零になっている。)ため、前述の動作
により速度制御が行われる。
負荷が減少した場合には、速度設定信号N0と逆極性の
微分信号LDが発生するため、演算回路9が内燃機関への
燃料の供給量を減少させる方向の操作量を演算し、機関
への燃料の供給量を減少させて回転速度の上昇を抑制す
る。
第2図(d′)及び(e′)はそれぞれ負荷微分信号
を偏差信号として用いない従来の制御装置における演算
回路9の出力及び速度検出器7の出力信号Nを示したも
ので、負荷が変動した時に回転速度が大きく変動してい
る。本発明によれば、このような負荷変動に基く速度変
動を抑制することができる。
第6図は本発明の他の実施例を示したものである。こ
の実施例では、偏差信号発生回路8が減算器8a′と減算
器8bとからなり、減算器8a′は速度検出信号Nから微分
信号LDを減算して信号(N−LD)を出力する。減算器8b
は減算器8a′の出力と速度設定信号N0とを入力として速
度偏差(N0−N)に微分信号LDを加えた偏差信号を出力
する。その他の点は第1図の実施例と同様である。
上記の例ではディーゼル機関で発電機を駆動する場合
を例にとったが、ガソリン機関で発電機を駆動する場合
にも同様に本発明を適用することができる。
また上記の例では機関への燃料を供給する手段として
燃料噴射ポンプを用いて該燃料噴射ポンプのコントロー
ルラックをアクチュエータで操作するようにしたが、本
発明において燃料供給手段の構成は任意であり、キャブ
レターが用いられる場合にもスロットルバルブにアクチ
ュエータを取付けることにより本発明を適用することが
できる。
第1図及び第6図に示した実施例おいては、速度検出
器が内燃機関側に取付けられているが、この速度検出器
を発電機側に取付けてもよいのはもちろんである。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、負荷変動が生じたと
きに、負荷微分信号を偏差信号として、該偏差信号に比
例、微分、積分演算を施すことによりアクチュエータの
操作量を演算させる構成をとったので、負荷変動が回転
速度の変動として現れる以前に回転速度を設定速度に整
定させるために必要な積分出力を得て、回転速度の整定
動作を開始させることができ、瞬時負荷変動率を従来の
制御方法による場合よりも更に小さく抑えることができ
る利点がある。
そして本発明によれば、負荷変動が生じたときに、燃
料供給量調節手段の位置を制御するのではなく、負荷微
分信号を偏差信号として演算回路にアクチュエータの操
作量を演算させることにより燃料供給量調節手段を制御
するようにしたので、燃料供給量調節手段の位置を検出
するセンサを設けることなく、瞬時負荷変動率を小さく
することができる。従って、制御装置の構成を簡単にす
ることができ、また既設の発動発電機にも容易に適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御装置の実施例を示すブロック図、
第2図は第1図の各部の信号波形図、第3図は第1図の
実施例で用いる負荷検出器の構成例を示したブロック
図、第4図は第3図の各部の信号波形図、第5図は第3
図の負荷検出器により得られる負荷検出信号と負荷電流
との関係を示す線図、第6図は本発明の制御装置の他の
実施例を示すブロック図である。 1……発電機、2……ディーゼル機関、3……負荷、4
……負荷検出器、5……微分器、6……速度設定器、7
……速度検出器、8……偏差信号発生回路、9……PID
演算回路、10……操作信号出力回路、11……燃料噴射ポ
ンプ、12……アクチュエータ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発電機を駆動する内燃機関への燃料供給量
    を調節するアクチュエータを設けておいて、前記発電機
    の回転速度と設定速度との偏差を示す偏差信号に比例、
    微分、積分演算を施すことにより発電機の回転速度を設
    定速度に保つために必要な前記アクチュエータの操作量
    を演算させ、演算された操作量に応じてアクチュエータ
    を操作することにより内燃機関への燃料の供給量を調節
    して発電機の回転速度を設定速度に保つように制御する
    発動発電機の速度制御方法において、 前記発電機の負荷の検出信号を微分して該負荷の変動時
    に負荷微分信号を得、 前記発電機の負荷の変動が前記内燃機関の回転速度の変
    動として現れる以前に前記負荷微分信号を前記偏差信号
    として前記アクチュエータの操作量の演算を行わせるこ
    とにより前記内燃機関への燃料の供給量を修正すること
    を特徴とする発動発電機の速度制御方法。
  2. 【請求項2】発電機を駆動する内燃機関への燃料の供給
    量を調節するアクチュエータと、前記発電機の回転速度
    を検出する速度検出器と、前記発電機の設定速度を指示
    する速度設定信号を出力する速度設定器と、前記速度検
    出信号と速度設定信号とから得た速度偏差の情報を含む
    偏差信号を出力する偏差信号発生回路と、前記偏差信号
    を入力として該偏差信号に比例、微分、積分演算を施す
    ことにより発電機の回転速度を設定速度に保つために必
    要な前記アクチュエータの操作量を演算する演算回路と
    を備え、前記操作量に応じて前記アクチュエータを操作
    することにより発電機の回転速度を設定速度に保つよう
    に制御する発動発電機の速度制御装置において、 負荷電流を検出して負荷検出信号を出力する負荷検出器
    と、 前記負荷検出信号を微分して負荷微分信号を出力する微
    分器とを具備し、 前記偏差信号発生回路は、前記速度検出信号と速度設定
    信号とから得た速度偏差信号に前記負荷微分信号を加え
    た信号を前記偏差信号として出力するように構成されて
    いることを特徴とする発動発電機の速度制御装置。
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