JPH01284059A - 表示制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電話機の使用者情報を交換機の制御により表示する表示
制御方式に関し、 電話機の使用者情報に対応したサービスを可能とするこ
とを目的とし、 交換機に複数の電話機及びディジタル回線を介して接続
された多機能電話機を備え、前記交換機は、前記電話機
の使用者情報を登録する登録エリアを形成したメモリを
有し、前記サービス用多機能電話機は、表示部と、音声
呼表示情報エリアとデータ呼等の表示情報エリアとを形
成したメモリを有し、前記電話機から前記サービス用多
機能電話機への着呼時、或いは前記サービス用多機能電
詰機からの発呼時に、前記交換機は、該電話機の使用者
情報を前記メモリの登録エリアから読出して前記サービ
ス用多機能電話機に転送し、該サービス用多機能電話機
の前記メモリのデータ呼等の表示情報エリアに蓄積し、
該交換機からの表示切替制御情報によって、該データ呼
等の表示情報エリアの内容を前記表示部に表示させるよ
うに構成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、電話機の使用者情報を、交換機の制御により
表示する表示制御方式に関するものである。

ホテルや各種サービス業に於いて、顧客の情報を知るこ
とにより、その顧客に最適なサービスを選択して提供す
ることが可能となる。従って、電話による場合に於いて
も、通話相手の情報を表示することが望ましいことにな
る。

〔従来の技術〕

第５図は多機能電話機３０の一例を示し、３１はハンド
セット、３２はスピーカ、３３は表示器、３４は可変機
能釦、３５は固定機能釦、３６はダイヤル釦であり、ハ
ンドセット３１は、一部のみ図示したコードにより本体
と接続されている。

又データ端末の接続が可能の構成を有するものである。

表示器３３は、液晶或いはＥＬを用いた構成を有し、例
えば、２０字×２行の表示容量を有するものである。

又可変機能釦３４は、簡易転送、内線相互キャンプオン
、不在転送、ワンタッチダイヤル等の各種の機能対応の
相からなり、又固定機能釦３５は、オフフッタ切断（リ
リース）釦、ワンタッチダイヤル登録等の機能設定登録
を行うサービス１０゜最後の電話番号を再度送出できる
再呼釦等の固定的に設定された機能釦から構成されてい
る。

第６図は前述の多機能電話機のブロック図であり、４Ｉ
はマイクロプロセッサ（ＭＰＵ）　、４２は共通バス、
４３は前述の表示器３３に対応する表示器、４４は表示
制御回路、４５は前述の可変機能釦３４．固定機能釦３
５及びダイヤル釦３６を含む操作部、４６は操作制御回
路、４７は前述のハンドセット３１やスピーカ３２等を
含む送受話部、４８は通話回路、４９はＡ／Ｄ変換、Ｄ
／Ａ変換或いは圧縮符号化、復号化を行うコープイック
、５０はプログラム等を格納したす〜ドオンリメモリ　
（ＲＯＭ）　、５１はランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ
）　、５１　ａは音声呼表示情報エリア、５１ｂはデー
タ呼等の表示情報エリア、５２は多重化及び多重分離を
行う回線終端部、５３は伝送終端部、５４はタイマであ
る。

多機能電話機は、２Ｂ＋Ｄ　（Ｂ＝６４Ｋｂ／ｓ、Ｄ”
１６Ｋｂ／ｓのチャネル）のディジタル回線により交換
機と接続され、Ｂ、チャネルによる音声呼と、Ｂ２チャ
ネルによるデータ呼とを同時に処理できるものである。

又音声呼のみの場合には、メモリ５１の音声呼表示情報
エリア５１ａに相手電話番号や通話料金等の音声呼表示
情報が蓄積され、この音声呼表示情報がマイクロプロセ
ッサ４１の制御により表示制御回路４４に転送されて表
示器４３に表示される。又データ呼のみの場合には、デ
ータ端末番号等のデータ呼表示情報がメモリ５１のデー
タ呼等の表示情報エリア５１ｂに蓄積され、マイクロプ
ロセッサ４１の制御により表示制御回路４４に転送され
て、表示器４３に表示される。又音声呼とデータ呼とを
同時的に処理している場合は、操作部４５の可変機能釦
３４（第５図参照）に表示切替釦を設定し、この表示切
替釦により音声呼表示とデータ呼表示とを切替えて表示
させることができる。

又タイマ５４による日時、曜日１通話継続時間等を、マ
イクロプロセッサ４１の制御により表示制御回路４４に
転送して、表示器４３に表示することができる。

第７図は交換機を含むシステム説明図で、４０は多機能
電話機、６０は交換機であり、多機能電話機４０は要部
の構成のみ示し、第６図と同一符号は同一部分を示す。

又６１はラインプロセッサ（ＬＰＲ）　、６２は回線終
端部、６３は伝送終端部、６４はマイクロプロセッサ（
ＭＰＵ）　、６５はネットワーク（ＮＷ）　、６６はコ
ールプロセッサ（ＣＰＲ）　、６７はマネージメントプ
ロセソサ（ＭＰＲ）、６８はメモリ　（ＭＥＭ）である
。

このシステムは、分散制御の要部を示すものであり、集
中制御の場合は、コールプロセッサ６６とマネージメン
トプロセッサ６７との機能を一体化したプロセッサによ
り、ネットワーク６５等の制御を行う構成が用いられる
。

多機能電話機４０と交換機６０とは、Ｂ１チャネルと８
２チヤネルとＤチャネルとからなる２Ｂ＋Ｄチヤネルの
ディジタル回線により接続されており、又簡単化の為に
、ネットワーク６５に１個のラインプロセッサ６１と、
このラインプロセッサ６１に１個の多機能電話機４０が
接続された構成を示すが、実際には、ネットワーク６５
に複数のラインプロセッサ６１が接続され、各ラインプ
ロセッサ６１には複数の多機能電話機４０が接続される
ものである。

このラインプロセッサ６１に、第８図に示すように、８
個の多機能電話機４０゜〜４０．が接続された場合、音
声回線に対しての端末番号ＥＮ。

〜ＥＮ、に対して、データ回線にはＥＮＯ＋１〜ＥＮ７
＋１がそれぞれ割当てられる。この端末番号ＥＮは、例
えば、ネットワーク番号とハイウェイ番号とハイウェイ
内列番号とパッケージ内番号とを用いて構成され、この
端末番号ＥＮとダイヤル番号との対応関係がメモリ６８
等に格納されている。

交換機６０に於いては、例えば、第９図に示すように、
ダイヤル情報により端末番号ＥＮを抽出し■、音声呼で
あるかデータ呼であるか呼種別を判断し＠、音声呼の場
合は、抽出した端末番号ＥＮの回線へ音声情報を送出し
［相］、又データ呼の場合は、抽出した端末番号ＥＮに
＋１した回線へデータを送出する■。即ち、音声呼は音
声回線に、データ呼はデータ回線にそれぞれ接続する。

多機能電話機４０に於いては、例えば、第１０図に示す
ように、指定されたＢ、チャネルの音声情報を電話端末
へ送出し■、又指定されたＢ２チャネルのデータ情報を
データ端末へ送出する［相］。

従って、２Ｂ＋Ｄチヤネル構成を用いることにより、音
声情報とデータ情報とを同時に伝送することができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ホテルのフロントや各種のサービスステーションに於い
ては、前述の多機能電話機４０を音声呼のみに使用する
場合が多いものである。このような音声呼のみに使用す
る場合、前述のように、多機能電話機４０のメモリ５１
の音声呼表示情報エリア５１ａのみ使用し、そのエリア
５１ａに音声呼表示情報が蓄積されることになる。

従って、前述のフロントや各種のサービスステーション
の多機能電話機４０の表示器４３に、顧客の氏名や国籍
等を表示して、その国籍に対応した言語で応対すること
が考えられるが、音声呼のみに使用される場合には、前
述のように、このような顧客情報を表示することができ
ないものであった。

本発明は、電話機の使用者情報に対応したサービスを可
能とすることを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の表示制御方式は、音声呼のみに使用する多機能
電話機の表示部に、使用者情報を表示できるようにした
ものであり、第１図を参照して説明する。

交換機ｌに複数の電話機３とディジタル回線２を介して
接続されたサービス用多機能電話ｍ４とを備え、交換機
１は、電話機３の使用者情報を登録する登録エリアを形
成したメモリ５を有し、又サービス用多機能電話機４は
、表示部６と、音声呼表示情報エリア７ａとデータ呼等
の表示情報エリア７ｂとを形成したメモリ７と、各部を
制御するマイクロプロセッサ（ＭＰＵ）８等を有し、電
話機３からサービス用多機能電話機４への着呼時、或い
は、サービス用多機能電話機４からの発呼時に、交換機
１は、電話機３の使用者情報をメモ＋Ｊ　５から読出し
てサービス用多機能電話機４に転送して、メモリ７のデ
ータ呼等の表示情報エリア７ｂに蓄積し、交換機１から
の表示切替制御情報によって、そのエリア７ｂに蓄積さ
れた表示情報を表示部６に表示させるものである。

〔作用〕

交換機１から電話機３の使用者情報を、音声呼のみに使
用するサービス用多機能電話機４に転送して、そのデー
タ呼等の表示情報エリア７ｂに蓄積する。そのままでは
表示部６に表示できないので、交換機ｌから表示切替制
御情報を送出し、それによってサービス用多機能電話機
４の表示部６に、メモリ７のエリア７ｂに蓄積された使
用者情報が表示される。従って、ホテルのフロント等に
於いて、宿泊客の氏名や国籍等の顧客情報が表示される
から、その国籍対応の言語により呼出しや質問への応答
を行うことができる。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。

第２図は本発明の実施例のシステム説明図であり、１０
は多機能電話機、１１はラインプロセッサ（ＬＰＲｉ、
ＬＰＲｊ）、１２はネットワーク（ＮＷ　ｉ　、　ＮＷ
　ｊ）　、１３はコールプロセッサ（ＣＰＲｉ、ＣＰＲ
ｊ）　、１４はバス、１５はマネージメントプロセッサ
（ＭＰＲ）　、１６はメモリ（ＭＥＭ）　、１７は電話
機であり、分散制御の場合を示す。

多機能電話機１０は、第５図及び第６図に示す構成を有
し、その多機能電話機ＩＯの中のｊを、ホテルのフロン
ト等に設置したサービス用多機能電話機とし、ｉを客室
等に設置した電話機とすると、チエツクイン時等に客室
番号と氏名及び国籍等が、交換機のメモリ１６の登録エ
リアに顧客情報として登録される。

第３図は交換機の概略制御フローチャートであ機１０で
あるか、或いはサービス用多機能電話機ｊであるか等を
示すクラス情報をメモリ１６等から読出し、サービス用
多機能電話機ｊのような情報表示クラスか否か判定し■
、一般の多機能電話機１０である場合は、端末番号ＥＮ
を抽出し■、その端末番号ＥＮに音声情報を送出する■
。又サービス用多機能電話機ｊのクラスの場合は、端末
番号ＥＮを抽出し■、その端末番号ＥＮに＋１したデー
タ回線に顧客情報を表示情報として送出し■、表示切替
制御情報を送出する■。そして、端末番号ＥＮに音声情
報を送出する■。

従って、サービス用多機能電話機ｊは、メモリ５１　（
第６図参照）のエリア５１ｂに顧客情報が蓄積され、表
示切替制御情報によりその内容が表示制御回路４４に転
送されて、表示器４３に表示される。即ち、電話機ｉの
使用者名や国籍が、サービス用多機能電話機ｊに表示さ
れる。

第４図は本発明の実施例のシーケンス説明図であり、電
話機ｉを端末ｉ、多機能電話機ｊを端末ｊとして示し、
ラインプロセッサ１１をＬＰＲｉ、　　ＬｐＲｊ、コー
ルプロセッサ１３をＣＰＲｔ。

ＣＰＲｊ、マネージメントプロセッサ１５をＭＰＲとし
てそれぞれ示す。端末ｉ　（電話機ｉ）から端末ｊ　（
サービス用多機能電話機ｊ）の番号をダイヤルすると、
ラインプロセッサＬＰＲｉは、受信蓄積した数字情報を
コールプロセッサＣＰＲｉに通知する。コールプロセッ
サＣＰＲｉはこの数字情報を分析し、マネージメントプ
ロセッサＭＰＲに対して、分析結果により得られた端末
ｊの空塞管理及び端末情報を要求する。マネージメント
プロセッサＭＰＲは、これらの情報をメモリ１６等から
読出してコールプロセッサＣＰＲｉに転送する。

コールプロセッサＣＰＲｉは、端末情報を基に顧客情報
表示対象端末か否か判定する。即ち、第３図に於けるス
テップ■のように、電話機の顧客情報を表示するサービ
ス用多機能電話機であるか否か判定する。顧客情報表示
対象端末の場合は、顧客情報続出要求をマネージメント
プロセッサＭＰＨに送出する。マネージメントプロセッ
サＭＰＲは、メモリ１６から端末ｉ対応に登録された顧
客情報を読出してコールプロセッサＣＰＲｉに転送する
。

コールプロセッサＣＰＲｉは、この顧客情報をＬＰＲオ
ーダとして編集し、端末ｊの端末番号ＥＮが抽出されて
いるから、それに対し＋１したデ−タ回線ＥＮ＋１に対
する情報送出要求を、端末ｊ側のコールプロセッサＣＰ
Ｒｊに送出する。コールプロセッサＣＰＲｊは、ライン
プロセッサＬＰＲｊにオーダ送出を行い、ラインプロセ
ッサＬＰＲｊは、情報編集中継を行って端末ｊのデータ
呼表示情報エリアに蓄積するように顧客情報を送出する
。

そして、コールプロセッサＣＰＲｉは、データ画面への
表示切替オーダ送出要求を、コールプロセッサＣＰＲｊ
に対して行い、コールプロセッサＣＰＲｊはラインプロ
セッサＬＰＲｊにオーダ送出を行い、ラインプロセッサ
ＬＰＲｊは中継して端末ｊに送出する。それにより、端
末ｊでは、データ呼表示情報エリアの蓄積情報を表示す
ることになる。即ち、端末ｉの氏名１国籍等の顧客情報
が表示される。

そして、端末ｉ側のコールプロセッサＣＰＲｉから端末
ｊ側のコールプロセッサＣＰＲｊに対して端末ｊの内線
番号等の音声呼情報を、端末ｊに対して送出するように
要求し、コールプロセッサＣＰＲｊはラインプロセッサ
ＬＰＲｊにオーダを送出し、ラインプロセッサＬＰＲｊ
は、編集中継して端末ｊに送出する。端末ｊでは、音声
呼表示情報エリアに蓄積し、表示切替ｉ口の操作により
音声呼情報を表示させることができる。

前述のように、電話機ｉからサービス用多機能電話機ｊ
への着呼時や、電話機ｉへの着呼をサービス用多機能電
話機ｊを介して転送するような場合に、発呼電話機又は
着呼電話機の顧客情報を、交換機のメモリ１６から読出
してサービス用多機能電話機ｊに転送し、そのデータ呼
等の表示情報エリアに蓄積し、交換機からの表示切替制
御情報によりそのエリアに蓄積された顧客情報を、サー
ビス用多機能電話機ｊの表示部に表示させるもので、各
種の言語の顧客が宿泊するホテル等に於いて、表示され
た顧客情報に従って直ちにその顧客の言語により応対す
ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、電話機３からサービス
用多機能電話機４への着呼時、或いはサービス用多機能
電話機４からの発呼時に、交換機１は、電話機３の使用
者情報をメモリ５の登録エリアから読出してサービス用
多機能電話機４に転送し、そのメモリ７のデータ呼等の
表示情報エリア７ｂに蓄積し、交換機１からの表示切替
制御情報によって、そのエリア７ｂの内容を表示部６に
加えて表示させるものであり、サービス用多機能電話機
４を音声呼のみに使用する場合でも、客室等に於ける電
話機３の顧客情報を表示部６に表示することができるか
ら、その顧客情報に従って最適なサービスを直ちに提供
することが可能となる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の実施例
のシステム説明図、第３図は本発明の実施例の交換機の
概略制御フローチャート、第４図は本発明の実施例のシ
ーケンス説明図、第５図は多機能電話機の説明図、第６
図は多機能電話機のブロック図、第７図はシステム説明
図、第８図は端末番号の説明図、第９図は交換機の概略
制御フローチャート、第１０図は端末の概略制御フロー
チャートである。 １は交換機、２はディジタル回線、３は電話機、４はサ
ービス用多機能電話機、５は使用者情報の登録エリアを
有するメモリ、６は表示部、７はメモリ、７ａは音声呼
表示情報エリア、７ｂはデータ呼等の表示情報エリア、
８はマイクロプロセッサ（ＭＰＲ）である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 交換機（１）に複数の電話機（３）及びディジタル回線
   （２）を介して接続されたサービス用多機能電話機（４
   ）を備え、 前記交換機（１）は、前記電話機（３）の使用者情報を
   登録する登録エリアを形成したメモリ（５）を有し、 前記サービス用多機能電話機（４）は、表示部（６）と
   、音声呼表示情報エリア（７ａ）とデータ呼等の表示情
   報エリア（７ｂ）とを形成したメモリ（７）を有し、 前記電話機（３）から前記サービス用多機能電話機（４
   ）への着呼時、或いは前記サービス用多機能電話機（４
   ）からの発呼時に、前記交換機（１）は、該電話機（３
   ）の使用者情報を前記メモリ（５）の登録エリアから読
   出して前記サービス用多機能電話機（４）に転送し、該
   サービス用多機能電話機（４）の前記メモリ（７）のデ
   ータ呼等の表示情報エリア（７ｂ）に蓄積し、該交換機
   （１）からの表示切替制御情報によって、該データ呼等
   の表示情報エリア（７ｂ）の内容を前記表示部（６）に
   表示させる ことを特徴とする表示制御方式。