JPH01281534A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH01281534A
JPH01281534A JP11083488A JP11083488A JPH01281534A JP H01281534 A JPH01281534 A JP H01281534A JP 11083488 A JP11083488 A JP 11083488A JP 11083488 A JP11083488 A JP 11083488A JP H01281534 A JPH01281534 A JP H01281534A
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JP
Japan
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stage
input
instruction
code
output device
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Application number
JP11083488A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Honda
信彦 本田
Toyohiko Yoshida
豊彦 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH01281534A publication Critical patent/JPH01281534A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はオペランドのフェッチを行うパイプライン処
理ステージを持ち、上記ステージによりメモリ空間上に
マツプされたI10領域からのオペランドフェッチも可
能なデータ処理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第8図に従来のデータ処理装置を用いたデータ処理シス
テムの構成図を示す。
図において、(+31)は従来のデータ処理装置、(1
32)はメモリ、(133)及び(1341はI10デ
バイス、(+35)はアドレスバス、(136)はデー
タバス、(137)はコントロールバスを示ス。
従来のデータ処理装置ではメモリ空間にI10デバイス
のアドレスを割り当てた場合、アドレスバス(135)
に出力するアドレスがメモリ (132)を指し示すも
のなのか、I10デバイス (133)、 (+34)
を指し示すものなのかを区別する/)−ドウエアを持た
ないため、I10デバイス (133)、 (134)
に対してもメモリ(132) と同様のアクセスを行う
〔発明が解決しようとする課題〕
オペランドプリフェッチを行うようなパイプライン構成
を持つデータ処理装置において、I10デバイスに対し
てオペランドプリフェッチを行う場合、パイプラインキ
ャンセルによってI10デバイスに対して行ったオペラ
ンドプリフェッチが無効とならないように、何らかの手
段を用いて先行する命令の実行がすべて完了するまで1
10デバイスに対するオペランドプリフェッチを遅延さ
せる必要がある。従来のデータ処理装置では、アクセス
がI10デバイスに対するものかどうかを区別する八−
ドウエアを持たないため、ハードウェア上でアクセスを
遅延させるような構成をとることができず、工10デバ
イスに対するオペランドプリフェッチを遅延させるため
にはその命令の前にダミーの命令を挿入しておく、ある
いはI10領域のアクセスのために特別の命令を用いる
など、ソフトウェア上で対処する必要があった。
また、命令フェッチや間接アドレッシングのためのアド
レスフェッチなど、I10領域に対して行われること自
体が不合理なアクセスが存在するが、従来のデータ処理
゛装置では、アクセスがI10デバイスに対するものか
どうかを区別するハードウェアを持たないため、I10
デバイスに対するこのような不合理なアクセスを検出す
ることができず、これらを禁止することができなかった
この発明は、これらの課垣を解決するためになされたも
ので、メモリ空間にマツプされたI10デバイスに対す
る無効なアクセスが生じないようなハードウェア構成の
データ処理装置を得ることを目的としている。
cH,’sを解決するための手段〕 本発明は、アクセス要求アドレスをI10領域と比較す
るI10領域アクセス検出手段を備え、プリフェッチす
るオペランドのアドレスがI10領域に含まれることが
上記I10領域アクセス検出手段によって検出された場
合、先行する命令の実行がすべて完了し、 オペランドプリフェッチが有効であることが確定するま
でオペランドプリフェッチを遅延させることを指示する
動作遅延手段と、上記動作遅延手段よりオペランドプリ
フェッチ動作の遅延が指示された場合、オペランドプリ
フェッチ動作を一時停止する動作制御手段と、上記動作
遅延手段よりオペランドプリフェッチ動作の遅延が指示
された場合、オペランドプリフェッチ動作の停止状態を
解除する専用flJtlJコードを生成する専用制御コ
ード生成手段とを設けたものである。また、命令フェッ
チやメモリ間接アドレッシングのためのアクセスがI1
0領域に対して行われるものかどうかを検出するI10
領域アクセス検出手段を設け、これによりI10領域に
対するアクセスが検出された場合、これらのアクセスを
抑止し、例外を発生ずるアクセス抑止手段を設けたもの
である。
〔作用〕
本発明では、I10領域アクセス検出手段がオペランド
プリフエッヂ要求がI10領域に対するものであること
を検出した場合、動作遅延手段がオペランドプリフェッ
チ動作の遅延を指示し、オペランドプリフェッチ動作制
御手段がオペランドプリフェッチ動作を停止し、専用制
御コード生成手段がI10領域に対してオペランドプリ
フエッヂを行う命令のオペランドプリフェッチの停止状
態を解除する専用制御コードを生成する。I10領域に
対してオペランドプリフェッチを行う命令に先行する命
令の処理がすべて終了し、このオペランドプリフェッチ
動作の停止状態を解除する専用制御コードが実行される
と、オペランドプリフェッチ動作の停止は解除され、I
10領域に対してオペラン・ドブリフエッチが行われる
また、I10領域アクセス検出手段が命令フェッチ要求
及びメモリ間接アドレッシングのためのアドレスフェッ
チ要求がI10領域に対するものであることを検出した
場合、アクセス抑止手段がこれらのアクセスを抑止し、
例外を発生する。しかも、複数のI10領域アクセス検
出手段を各アクセス部に設け、早期にf10領域に対す
るアクセスを検出することにより、命令フェッチやメモ
リ間接アドレッシングのためのアクセスなど不当なI1
0領域アクセスが行われることを防ぐ。
〔発明の実施例〕
(1)機能ブロックの構成 第6図に本発明のデータ処理装置のブロック図を示す。
本発明のデータ処理装置の内部をm能面に大きく分ける
と、命令フェッチ部(1)、命令デコード(21、pc
計算部(3)、オペランドアドレス計算部(4)、マイ
クロROM部(5)、データ演算部(6)、外部バスイ
ンターフェイス部(7)に分かれる。第6図では、その
他にCPU外部にアドレスを出力するアドレス出力回路
(8)とCPU外部とデータの入出力を行うデータ入出
力回路(9)を他の機能ブロック部と分けて示した。
(1,1)命令フェッチ部 命令フェッチ部(11にはブランチバッファ、命令キュ
ーとその制御部などがあり、 次にフェッチすべき命令のアドレスを決定して、ブラン
チバッファやCPU外部の メモリから命令をフェッチ
する。ブランチバッファへの命令登録も行う。
ブランチバッファは小規模であるためセレクティブキャ
ッシュとして動作する。プランチバッ2アの動作の詳細
はり昭61−202041で詳しく述べられている。
次にフェッチすべき命令のアドレスは命令キューに入力
すべ−き命令のアドレスとして専用のカウンタで計算さ
れろ。分岐やジャンプが起きたときには、新たな命令の
アドレスが、PC計算部(3)やデータ演算部(6)よ
り転送されてくる。
CPU外部のメモリから命令をフェッチするときは、外
部バスインターフェイス部(7)を通して、フェッチす
べき命令のアドレスをアドレス出力g路(8)からCP
U外部に出力し、データ入出力回路19)から命令コー
ドをフェッチする。
バッファリングした命令コードのうち、命令デコード部
(2)で次にデコードすべき命令コードを命令デコード
部(2)に出力する。
(1,2)命令デコード部 命令デコード部(2)では基本的に16ビツト(ハーフ
ワード)単位に命令コードをデコードする。このブロッ
クには第1ハーフワードに含まれるオペコードをデコー
ドするFHWデコーダ、第2、第3八−フワードに含ま
れるオペコードをデコードするNFHWデコーダ、アド
レッシングモードをデコードするアドレッシングモード
デコーダが含まれる。
さらにFl(WデコーダやNFI(Wデコーダの出力を
さらにデコードして、マイクa ROMのエントリアド
レスを計算するデコーダ2、条件分岐命令の分岐予測を
行う分岐予測al講、オペランドアドレス計算のときの
パイプラインコンフリクトをチエツクするアドレス計算
コンフリクトチエツク機構も含まれる。
命令フェッチ部より入力された命令コードを2クロツク
にっき0〜6バイトデコードする。デコード結果のうち
、データ演算部(6)での演算に関する情報がマイクロ
ROM部(5)に、オペランドアドレス計算に関係する
情報がオペランドアドレス計算部(4)に、PC計算に
関係する情報がPC計算部(3)に、それぞれ出力され
る。
(1,3) マイクロROM部 マイクロROM部(5)には主にデータ512算部(6
)を制御するマイクロプログラムが格納されているマイ
クロROM 、マイクロシーケンサ、マイクロ命令テコ
ードなどが含まれる。マイクロ命令はマイクロROMか
ら2クロツクに1度読み出される。マイクロシーケンサ
はマイクロプログラムで示されるシーケンス処理の他に
、例外、割込、トラップ(この3つをあわせてEITと
呼ぶ)の処理をハードウェア的に受付ける。
また、マイクロROM部はストアバッファの管理も行う
。マイクo ROM部には命令コードに依存しない割込
みや演算実行結果によるフラッグ情報と、デコーダ2の
出力など命令デコード部の出力が入力されろ。マイクロ
デコーダの出力は主にデータ演算部(6)に対して出力
されるが、ジャンプ命令の実行による先行処理中止情報
など一部の情報は他のブロックへも出力される。
(1,4)オペランドアドレス計算部 オペランドアドレス計算部(4)Cよ、命令デコード部
(2)のアドレスデコーダなどから出力されたオペラン
ドアドレス計算に関係する情報によりハードワイヤード
制卸される。このブロックではオペランドのアドレス計
算に関するほとんどの処理が行われる。メモリ間接アド
レシングのためのメモリアクセスのアドレスやオペラン
ドアドレスがメモリにマツプされたI10領域に入るか
どうかのチエツクも行われる。
アドレス計W 結iは外部バスインターフェイス部(刀
に送られる。アドレス計算に必要な汎用レジスタやプロ
グラムカウンタの値はデータ演算部より入力される。
メモリ間接アドレッシングを行うときは外部バスインタ
ーフェイス部(7)を通してアドレス出力回路(8)か
らCPIJ外部に参照すべきメモリアドレスを出力し、
データ入出力部(9)から入力された間接アドレス値を
命令デコード部(2)を通してフェッチする。
(1,5)PC計算部 PC計算部(3)は命令デコード部(2)から出力され
るPC計算に関係する情報でハードワイヤードに制御さ
れ、命令のPC値を計算する。本特許のデータ処理装置
は可変長命令セットを持っており、命令をデコードして
みないとその命令の長さが判らない。
PC計算部(3)は、命令デコード部(2)から出力さ
れる命令長をデコード中の命令のPC値に加算すること
によりつぎの命令のPC値を作り出す。また、命令デフ
ード部(2)が、分岐命令をデコードしてデコード段階
での分岐を指示したときは命令長の代わりに分岐変位を
分岐命令のPC値に加算することにより分岐先命令のP
C値を計算する。分岐命令に対して命令デコード段階で
分岐を行うことを本発明のデータ処理装置ではブリブラ
ンチと呼ぶ。プリブランチの方法については特願昭61
−204500と豊!昭61−2005’57で詳しく
述べられている。
PC計算部(3)の計算結果は各命令のPC値として命
令のデコード結果とともに出力されるほか、ブリブラン
チ時には、次にデコードすべき命令のアドレスとして命
令ツイツチ部に出力される。
また、次に命令デコード部(2)でデコードされる命令
の分岐予測のためのアドレスにも使用される。
分岐予測の方法については特願昭62−8394で詳し
く述べられている。
(1,6)データ演算部 データ演算部(6)はマイクロプログラムにより制御さ
れ、マイクロROIJ部(5)の出力情報に従い、各命
令の機能を実現するのに必要な演算をレジスタと演算器
で実行する。オペランドアドレス計算部(4)で計算さ
れたアドレスを外部バスインターフェイス部(7)を通
して得ろ場合や、そのアドレスでフェッチを行ったオペ
ランドをデータ入出力@ 略(91から得る場合もある
演算器としてはALU 、バレルシック、プライオリテ
ィエンコーグやカウンタ、シフトレジスタなどがある。
レジスタと主な演算器の間は3バスで結合されており、
1つのレジスタ間演算を指示する1マイクロ命令を2ク
ロツクサイクルで処理する。
データ演算のと>cpu外部のメモリをアクセスする必
要がある時はマイクロプログラムの指示により外部バス
インターフェイス部(7)を通してアドレス出力回路(
8)からアドレスをCPU外部に出力し、データ入出力
回路(9)を通して目的のデータをフェッチする。
CPU外部のメモリにデータをストアするときは外部バ
スインターフェイス部(7)を通してアドレス出力回路
(8)よりアドレスを出力すると同時に、データ入出力
間、m (91からデータをCPU外部に出力する。オ
ペランドストアを効率的に行うためデータ演算部(6)
には4バイトのストアバッファがある。
ジャンプ命令の処理や例外処理などを行って新たな命令
アドレスをデータ演算部(6)が得たときはこれを命令
フェッチ部(1)とPCf+算部(3)に出力する。
(1,71外部ハスインターフェイス部外部バスインタ
ーフェイス部(7)は本特許のデータ処理装置の外部バ
スでの通信を制御する。メモリのアクセスはすべてクロ
ック同期で行われ、最412クロックサイクルで行うこ
とができる。
メモリに対するアクセス要求は命令フェッチ部(1)、
アドレス計算部(4)、データ演算部(6)から独立に
生じる。外部バスインターフェイス部(7)はこれらの
メモリアクセス要求を調停する。さらにメモリとCPU
を結ぶデータバスサイズである32ビツト(ワード)の
整置境界をまたぐメモリ番地にあるデータのアクセスは
、このブロック内で自動的にワード境界をまたぐことを
検知して、2@のメモリアクセスに分解して行う。
ブリフェッチするオペランドとストアするオペランドが
重なる場合の、コンフリクト防止処理やストアオペラン
ドからフエッヂオベランドへのバイパス処理も行う。
(2)バイブライン機構 本発明のデータ処理装置のパイプライン処理は第7図に
示す構成となる。命令のブリフェッチを行う命令フェッ
チステージ(TFス子−ジ(111)、命令のデコード
を行うデコードステージ(Dステージ(12)) 、オ
ペランドのアドレス計算を行うオペランドアドレス計算
ステージ(Aステージ(13))、マイクロROMアク
セス(特にRステージ(16)と呼ぶ)とオペランドの
ブリフェッチ(特にOFステージ(17)と呼ぶ)を行
うオペランドフェッチステージ(Fステージ(14))
 、命令の実行を行う実行ステージ(Eステージ(15
))の5段構成をパイぴライン処理の基本とする。Eス
テージ(15)では1段のストアバッファがあるほか、
高機能命令の一部は命令実行自体をパイプライン化する
ため、実際には5段以上のパイプライン処理効果がある
各ステージは他のステージとは独立(こ動作し、理論上
は5つのステージが完全に独立動作する。
各ステージは1回の処理を最小2クロックで行うことが
できる。°従って理想的には2クロツクごとに次々とパ
イプライン処理が進行する。
本発明のデータ処理装置にはメモリーメモリ間MWや、
メモリ間接アドレッシングなど、基本パイプライン処理
1回だけでは処理が行えない命令理に対してもなるべく
均衡したパイプライン処理が行えるように設計されてい
る。複数のメモリオペランドをもつ命令に対してはメモ
リオペランドの数をもとに、デコード階段で複数のパイ
プライン処理単位(ステップコード)に分解してパイプ
ライン処理を行うのである。パイプライン処理単位の分
解方法に関しては特願昭61−236456で詳しく述
べられている。
IFステージ(11)からDステージ(12)に渡され
る情報は命令コードそのものである。Dステージ(I2
)からAステージ(13)に渡される情報は命令で指定
された演算に関するもの(Dコード(21)と呼ぶ)と
、オペランドのアドレス計算に関係するもの(Aコード
(22)と呼ぶ)との2つである。Aステージ(I3)
からFステージ(14)に渡される情報はマイクコプロ
グラムルーチンのエントリ番地やマイクロプログラムへ
のパラメータなどを含むRコード(23)と、オペラン
ドのアドレスとアクセス方法指示情報などを含むFコー
ドとの2つである。Fステージ(14)からEステージ
(15)に渡される情報は演算制御情報とリテラルなど
を含むEコード(25)と、オペランドやオペランドア
ドレスなどを含むSコード(26)との2つである。
Eステージ(15)以外のステージで検出されたEIT
はそのコードがEステージ(15)に到達するまではE
IT処理を起動しない。Eステージ(15)で処理され
ている命令のみが実行段階の命令であり、・IFステー
ジ(11)〜Fステージ(14)で処理されている命令
はまだ実行段階に至っていないのである。従ってEステ
ージ(15)以外で検出されtこEITは検出しtここ
とをステップコード中に記録して次のステージに伝えら
れるのみである。
(2,1)各パイプラインステージの処理釜バイブライ
ンステージの入出力ステップコー1ζにtar第7図に
示したように便宜上名前が付けられている。またステッ
プコードはオペコードに関する処理を行い、マイクロR
OMのエントリ番地やEステージ(15)に対するパラ
メータなどになる系列とEステー’) (Is)のマイ
クロ命令に対するオペランドになる系列の2系列がある
(2,1,1)命令フェッチステージ 命令フェッチステージ(IFステージ(+ 1) )は
命令をメモリやブランチバッファからフェッチし、命令
キューに入力して、Dステージ(12)に対して命令コ
ードを出力する。命令キューの入力は1mされた4バイ
ト単位で行う。メモリから命令をフェッチするときはM
Wされた4バイトにつき最小2クロックを要する。ブラ
ンチバッファがヒツトした時は整置された4バイトにつ
き1クロツクでフェッチ可能である。命令キューの出力
単位は2バイトごとに可変であり、2クロツクの間に最
大6バイトまで出力できる。また分岐の直後には命令キ
ューをバイパスして命令基本部2バイ)−を直接命令デ
コーダに転送することもできる。
ブランチバッファへの命令の登録やクリアなどの制御、
ブリフェッチ先命令アドレスの管理や命令キューの制御
もIFステージ(11)で行う。
IFステージ(ロ)で検出するEITには命令をメモリ
からフェッチするときのバ°スアクセス例外や、メモリ
保誰違反などによるアドレス変換例外がある。
(2,1,2)命令デコードステージ 命令デコードステージ(Dステージ(12))はIFス
テージ(11)から入力された命令コードをデコードす
る。デコードは命令デコード部(2)のFillデコー
ダ、NFHWデコーダ、アドレッシングモードデコーダ
を使用して、2クロック単位に1度行い、1回のデコー
ド処理で、θ〜6バイトの命令コードを消費する(RE
T命令の復帰先アドレスを含むステップコードの出力処
理などでは命令コードを消費しない)。1回のデコード
でAステージ(13)に対してアドレス計算情報であろ
Aコード(22)で・ある約35ピッ1−の制御コード
と最大32ビツトアドレス修飾情報と、オペコードの中
間デコード結果であるDコード(21)である約50ビ
ツトの制御コードと8ビツトのリテラル情報とを出力す
る。
Dステージ(12)では各命令のPC計算部(3)の制
御、分岐予測処理、プリブランチ命令に対するプリブラ
ンチ処理、命令キューからの命令コード出力処理も行う
Dステージ(12)で検出するEITには予約命令例外
、プリブランチ時の奇数アドレスジャンプトラップがあ
る。また、IFステージ(11)より転送されてきた各
種EITはステップコード内にエンコードする処理をし
てAステージ(13)に転送する。
(2,1,3)オペランドアドレス計算ステージオペラ
ンドアドレス計算ステージ(Aステージ(13))は処
理が大きく2つに分かれろ。1つは命令デコード部(2
)のデコーダ2を使用して、オペコードの後段デコード
を行う処理で、他方はオペランドアドレス計jE g 
+41でオペランドアドレスの計算を行う処理である。
オペコードの後段デコード処理はDコード(21)を入
力とし、レジスタやメモリの書き込み予約及びマイクロ
プログラムのエントリ番地とマイクロプログラムに対す
るパラメータなどを含むRコード(23)の出力を行う
。なお、レジスタやメモリの書き込み予約は、アドレス
計算で参照したレジスタやメモリの内容が、バイブライ
ン上を先行する命令で書き換えられ、誤ったアドレス計
算が行われるのを防ぐためのものである。レジスタやメ
モリのδき込み予約はデッドロックを避けるため、ステ
ップコードごとに行うのではなく命令ごとに行う。レジ
スタやメモリの書き込み予約については液1juk=1
44394で詳しく述べられている。
オペランドアドレス計算処理はAコード(22)を入力
とし、Aコード(22)に従いオペランドアドレス計算
部(4)で加算やメモリ間接参照を組み合オ)せてアド
レス計算を行い、その計算結果をFコード(24)とし
て出力する。この際、アドレス計算に伴うレジスタやメ
モリの読み出し時にコンフリクトチエツクを行い、先行
命令がレジスタやメモリに占き込み処理を終了していな
いためコンフリクトが指示されれば、先行命令がEステ
ージ(15)で書き込み処理を終了するまで待つ。また
、オペランドアドレスやメモリ間接参照のアドレスがメ
モリにマツプされたI10領域に入るかどうかのチエ・
ツクも行う。
Aステージ(13)で検出するEITには予約命令例外
、特権命令例外、バスアクセス例外、アドレス変換例外
、メモリ間接アドレッシングのときのオペランドブレイ
クポイントヒツト トラップがある。Dコード(21)、Aコード(22)
自体がEITを起こしたことを示しておれば、Aステー
ジ(13)はそのコードに対してアドレス計算処理をせ
ず、そのEITをRコード(23)やFコード(24)
に伝えろ。
(2.1.4)マイクロROMアクセスステージオペラ
ンドフェッチステージ(Fステージ(+4))も処理が
大きく2つに分かれろ。1つはマイクロROMのアクセ
ス処理であり、待にRステージ(16)と呼ぶ。他方は
オペランドプリフェッチ処理であり、特にOFステージ
(17)と呼ぶ。I(ステージ(1G)とOFステージ
(17)は必ずしも同時に動作するわけではなく、メモ
リアクセス権がU’Jできるかどうかなどに依存して、
独立に動作する。
Rステージ(16)の処理であるマイクロROMアクセ
ス処理はR:l−ド(23)に対して次のEステージ(
15)での実行に使用する実行制御コードであるEコー
ドを作り出すためのマイクロROMアクセスとマイクロ
命令デコード処理である。1つのRコード(23)に対
する処理が2つ以上のマイクロプログラムステップに分
解されろ場合、マイクロROMはEステージ(15)で
使用され、次のRコード(23)はマイクロROMアク
セス持ちになる。Rコード(23)に対するマイクロR
OMアクセスが行われるのはその前のEステージ(15
)での最後のマイクロ命令実行の時である。本発明のデ
ータ処理装置ではほとんどの基本命令は1マイクロプロ
グラムステツプ行われるため実際にはRコード(23)
に対するマイクロROMアクセスが次々と行われること
が多い。
Rステージ(16)で新たに検出するEITはない。
Rコード(23)が命令処理再実行型のEITを示して
いるときはそのEIT処理に対するマイクロプログラム
が実行されるのでRステージ(16)はそのRコード(
23)に従ったマイクロ命令をフェッチする。
Rコード(23)が奇数アドレスジャンプトラップを示
しているときRステージ(16)はそれをEコード(2
5)に伝えろ。これはブリブランチに対するもので、E
ステージ(+5)ではそのEコード(25)で分!技が
生じなければそのブリブランチを有効として奇数アドレ
スジャンプトラップを発生する。
(2,1,5)オペランドフェッチステージオペランド
フェッチステージ(OFステージ(+7))はFステー
ジ(14)で行う上記の2つの処理のうちオペランドブ
リフェッチ処理を行う。
オペランドプリフェッチはFコード(24)を入力とし
、フェッチしたオペランドとそのアドレスをSコード(
26)として出力する。1つのFコード(24)ではワ
ード境界をまたいでもよいが4バイト以下のオペランド
フェッチを指定する。Fコード(24)にはオペランド
のアクセスを行うかどうかの指定も含まれており、Aス
テージ(13)で計算したオペランドアドレス自体や即
値をEステージ(15)に転送する場合にはオペランド
ブリフェッチは行わず、Fコード(24)の内容をSコ
ード(26)として転送する。ブリフェッチしようとす
るオペラン1:とEステージ(+5)が書き込み処理を
行おうとするオペランドが一致するときは、オペランド
プリフェッチはメモリから行わず、バイパスして行なう
またI10領域に対してはオペランドプリフェッチを遅
延させ、先行命令がすべて完了するまで待ってオペラン
ドフェッチを行う。
OFステージ(17)で検出するEITにはバスアクセ
ス例外、アドレス変換例外、オペランドプリフェッチに
対するプレイクポイントヒッ!・によるデバッグトラッ
プがある。Fコード(24)がデバッグ)・ラップ以外
のEITを示しているときはそれをSコード(26)に
転送し、オペランドプリフェッチ(よ行わない。Fコー
ド(24)がデバッグトラップを示しているときはその
Fコード(24)に対してEITを示していないときと
同じ処理をすると共にデバッグトラップをSコード(2
6)に伝える。
(2,1,6)実行ステージ 実行ステージ(Eステージ(15) )はEコード(2
5)、Sフード(26)を入力として動作する。このE
ステー’) (15)が命令を実行するステージあり、
Fステージ(14)以前にステージで行われた処理はす
べてEステージ(15)のための前処理である。Eステ
ージ(15)でジャンプ命令が実行されたり、BIT処
理が起動されたりしたときは、IFステージ(11)〜
Fステージ(14)までの処理はすべて無効化される。
Eステージ(15)はマイクロプログラムによりtIJ
御され、Rコード(23)に示されたマイクロプログラ
ムのエントリ番地からの一連のマイクロプログラムを実
行することにより命令を実行する。
マイクロROMの読み出しとマイクロ命令の実行はパイ
プライン化されて行われる。従ってマイクロプログラム
で分岐が起きたときは1マイクロステツプの空きができ
る。また、Eステージ(15)はデータ演算部(6)に
あるストアバッファを利用して、4バイト以内のオペラ
ンドストアと次のマイク[1命令束行をバイブライン処
理することもできる。
Eステージ(15)ではAステージ(13)で行ったレ
ジスタやメモリに対する書き込み予約をオペランドの書
き込みの後、解除する。
また条件分岐命令がEステージ(15)で分岐を起こし
たときはその条件分岐命令に対する分岐予測が誤ってい
たのであるから分岐履歴の書換えを行う。
Eステージ(15)で検出されるEITにはバスアクセ
ス例外、アドレス変換例外、デバッグトラップ、奇数ア
ドレスジャンプトラップ、予約機能例外、不正オペラン
ド例外、予約スタックフォーマット例外、ゼロ除算トラ
ップ、無条件トラップ、条件トラップ、遅延コンテキス
トトラップ、外部割込、遅延割込、リセット割込、シス
テム障害がある。
Eステージ(15)で検出されたEITはすべてEIT
処理されるがEステージ(15)以前のIFステージ(
11)〜Fステージ(14)の間で検出されRコード(
23)やSコード(26)に反映されているEITは必
ずEAT処理されるとは限らない。1Fステージ(11
)〜Fステージ(14)の間で検出したが、先行の命令
がEステージ(I5)でジャンプ命令が実行されたなど
の原因でEステージ(15)まで到達しなかったEIT
はすべてキャンセルされる。そのEITを起こした命令
はそもそも実行されなかったことになる。
外部割込や遅延割込は命令の切れ目でEステージ(15
)で直接受は付けられ、マイクロプログラムにより必要
な処理が実行される。その他の各[EITも処理はマイ
クロプログラムより行われる。
(2・2)各パイプラインステージの状態制御パイプラ
インの各ステージは入力ラッチと出力ラッチを持ち、他
のステージとは独立に動作することを基本とする。各ス
テージは1つ前に行った処理が終わり、その処理結果を
出力ラッチから次のステージの入力ラッチに転送し、自
分のステージの入力ラッチに次の処理に必要な入力信号
がすべてそろえば次の処理を開始する。つまり、各ステ
ージは、1つ前段のステージから出力されてくる次の処
理に対する入力信号がすべて有効となり、今の処理結果
を後段のステージの入力ラッチに転送して出力ラッチが
空になると次の処理を開始する。
各ステージが動作を開始する1つ前のクロックタイミン
グで入力信号がすべてそろっている必要がある。入力信
号がそろっていないと、そのステージは待ち状態(入力
待ち)になる。出力ラッチから次のステージの入力ラッ
チへの転送を行うときは次のステージの入力ラッチが空
き状態になっている必要があり、次のステージの入カラ
フチが空きでない場合もパイプラインステージは待ち状
態(出力待ち)になる。必要なメモリアクセス権がif
fできなかったり、処理しているメモリアクセスにウェ
イトが挿入されたり、その他のパイプラインコンフリク
トが生じろと、各ステージの処理自体が遅延する。
+31 I / O領域に対するアクセスの検出本発明
のデータ処理装置は、I10領域に対するアクセス要求
を検出するために、I10コンパし・−夕と呼ばれろI
10領域アクセス検出手段を外部バスインターフェイス
部(7)及びオペランドアドレス計算部(4)の2か所
に持っている。
(3,1)(10コンパレータ 本発明のデータ処理装置のI10コンパレークの配衣を
第3図に示す。外部バスインターフェイス部(7)のI
10コンパレータ(101)にはCA人レジスタ(+0
3)及びAA入レジスタ106)がせつぞくされている
。CAAレジスタ(103)には命令フェッチ要求のア
ドレスが、A入レジスタ(10B)にはオペランドフェ
ッチ要求またはオペランド書き込み要求のアドレスが格
納されている。このため外部バスインターフェイス部(
7)のI10コンパレータ (101)では命令フェッ
チ要求とオペランドフェッチ要求及びオペランド書き込
み要求についてのI10領域に対するアクセスが検出さ
れる。
オペランドアドレス計算部(4)のI10コンパレータ
(102)にはAOラッチ(ios)が接続されており
、人0ラッチ(10g)は1人レジスタ(104)及び
2人レジスタ(105)  と人Oバス(113)で接
続されている。1人レジスタ (104)には間接アド
レッシングのためのアドレスフェッチ要求のアドレスが
、2人レジスタ(105)にはオペランドプリフェッチ
要求のアドレスが格納されている。このためオペランド
アドレス計算部(4)のI10コンパレータ(102)
では間接アドレッシングのためのアドレスフェッチ要求
及びオペランドプリフェッチ要求についてのI10領域
に対するアクセスが検出される。
(3,211105域に対するオペランドブリフエッチ 本発明のデータ処理装置では、オペランドプリフェッチ
要求のアドレスがI10領域に含まれる場合、I10領
域に対してオペランドプリフェッチを行う命令に先行す
る命令の実行がすべて完了するまでオペランドプリフェ
ッチを遅延してI10領域に対する無効なアクセスがお
きるのを防いでいる。
(3,2,1)Aステージ、Rステージ及びOFステー
ジの構成 本発明のデータ処理装置のバイブラインの構成要素であ
るAステージ(13)、Rステージ(16)及びOFス
テージ(17)の構成をそれぞれ第1図(1) (b)
 (e)に示す。
Aステージ(13)は、Dステージ(12)よt)Dコ
ード(21)を受は取り、それをラッチするDコードラ
ッチ(35)、Dコード(21)を処理しRコード(2
3)を作成するデコード部(37) 、及びデコード部
(37)が作成したRコード(23)をラッチしRステ
ージ(16)へ出力するRコードラッチ(39)と、D
ステージ(12)よりAコード(22)を受は取り、そ
れをラッチするAコードラッチ(36)、Aコード(2
2)を処理しFコード(24)を作成するアドレス計算
N (38) 、アドレス計算部(38)中にあってア
ドレス計算結果をI10コンパレータ(102)を用い
てI10領域と比較し、オペランドアドレスがI10領
域に含まれることを検出した場合マツチピット(41)
を生成するマツチピット生成回路(34) 、及びアド
レス計算部(38)が作成したFコード(24)をラッ
チしOFステージ(17)へ出力するFコードラッチ(
40)より構成される。
Rステージ(16)は、Aステージ(13)よりRコー
ド(23)を受は取り、それをラッチするRステージ入
力ラッチ(51)、Rコード(23)を処理しEコード
(25)を作成するRステージ処理部(52)、Rステ
ージ処理部(52)が作成したEコード(25)をラッ
チしEステージ(15)へ出力するRステージ出力ラッ
チ(53) 、及びI10領域に対するオペランドプリ
フェッチを行う際、Rコード(23)を生成するRコー
ド生成回路(54)より構成される。
OFステージ(17)は、Fコード(24)を受は取り
、それをラッチするOFステージ入力ラッチ(61)、
Fコード(24)を処理しSコード(26)を作成する
OFステージ処理部(62)、OFステージ処理部(6
2)が作成したSコード(26)をラッチしEステージ
(15)へ出力するOFステージ出力ラッチ(63) 
、及びI10領域に対するオペランドプリフェッチを行
う際にOFステージ(17)を−時停止するOFステー
ジ動作一部回路(64)より構成される。
(3,2,2)Aステージ、Rステージ及びOFステー
ジの動作 各1テージの動作をそれぞれ第2図 (a) (b) 
(e)に示すフローチャートにしたがって説明する。。
まず、Aステージ(13)の動作について説明する。
デコード部(37)はDコードラッチ(35)中のDコ
ード(21)を読み出しく71)、Rコード(23)を
作成しく72)、Rコードラッチ(39)に出力する(
75)。アドレス計算部(38)はAコードラッチ(3
6)中のAコード(22)を読み出しく71)、アドレ
ス計算を行ってFコード(24)を作成しく72)、F
コードラッチ(40)に出力する(75)。アドレス計
算部(38)の計算結果であるオペランドアドレスがI
10領域に含まれる場合、マツチピット生成回路(34
)はRコード(23)及びFコード(24)中のマツチ
ピット(41)をセットする(74)。ここでマツチピ
ット(41)とは、そのステップコードによるオペラン
ドプリフェッチがI10領域に対して行われることを示
すピットのことである。
次にRステージ(16)の動作について説明する。
Rステージ処理部(52)はRステージ人カラッチ(5
1)中のRコード(23)を読み出す(81)。Rステ
ージ処理部(52)はRコード読み出し後Rステージ人
カラッチクリア信号(55)を出力し、Rステージ人カ
ラッチ(51)を空き状態にして次のRコードの入力を
可能にする。Rステージ処理部(52)は読み出しなR
コード(23)よりEコード(25ンを作fλしく84
)、Rステージ出力ラッチ(53)に出力する(85)
。Rステージ処理部(52)が読み出しなRコード(2
3)のマツチピット(41)がセットされている場合、
Rコード生成回路(54)がRステージ入カランチクリ
アイ1号(55)をマスクするため、Rコード読み出し
後もRステージ入力ラッチ(5I)はクリアされない(
83)。
このためRステージ人カラッチ(51)は空き状態とな
らず現在のRコードをそのまま保持する。Rステージ処
理部(52)はマツチピット(41)よりマツチピッ1
−クリア信号(42)の出力を示すEコード(25)を
作成しく84)、Rステージ出力ラッチ(53)に出力
する(85)。このEコードがEステージ(15)で実
行され、7ツチビツトクリア信号(42)が出力されマ
ツチピッ1−(41)がクリアされろと、Rコード生成
回路(54)によるRステージ人カラッチクリア信号(
55)のマスクが解除されろため、Rステージ処理部(
52)がRステージ人カラッチ(51)よりRコード(
23)を読み出し、Rステージ入力ラッチクリア信号(
55)を出力すると、Rステージ入力ラッチ(51)は
空き状態となり次のRコード(23)の入力が可能とな
る。
次にOFステージ(17)の動作について説明する。
OFステージ処理部(62)はOFステージ人カラッチ
(61)中のFコード(24)を読み出す(91)。O
Fステージ処理部(62)は読み出しなFコード(24
)にしたがってオペランドプリフェッチを行い(94)
、Sコード(26)を作成して(95)、OFステージ
出力ラッチ(63)に出力する(96)。OFステージ
処理部(62)が読み出しtこFコード(24)にマツ
チピッ1−(41)がセットされている場合、OFステ
ージ処理部(62)がオペランドプリフェッチを行うた
めに外部バスインターフェイス部(7)に対して出力し
たオペランドプリフェッチ要求信号(65)はOFステ
ージ動作制御回路(64)にマスクされ、外部バスイン
ターフェイス部(7)に対するアクセス要求は出力され
ない。このため、OFステージ(■7)はアクセス要求
が受は付けられない状態と同じとなりウェイト状態とな
る(93)。
この状態は、マツチピットクリア信号(42)の出力を
示すEコード(25)の実行によりマツチピットクリア
信号(42)が出力され、OFステージ(17)中のマ
ツチピット(41)がクリアされるまで続く。マツチピ
ット(41)がクリアされると、OFステージ動作制胛
回# (84)はアクセス要求のマスクを解除するため
、 OFステージ(17)は外部バスインターフェイス
部(7)に対してアクセス要求を出力し、これが受は付
けられるとI10領域に対するオペランドのブリフェッ
チが行われ(94)、OFステージ処理部(62)はS
コード(26)を作成しく95)、OFステージ出力ラ
ッチ(63)に出力する(96)。
(3,2,3)オペランドプリフェッチ動作の遅延以上
の動作を行うAステージ、Rステージ及びOFステージ
によゆ、本発明のデータ処理装置のオペランドプリフェ
ッチ動作は第4図のようになる。
第4図において、ステップコード1 (121) 、ス
テップコーF 2 (122)及びステップコード3 
 (123)は通、茗のメモリ領域に対してオペランド
プリフェッチを行うステップコードであり、ステップコ
ード4  (+241はI10領域に対してオペランド
プリフェッチを行うステップコードである。
時に)5に、ステップコード1  (121)はEステ
ー′;(+5)で実行される。ステップコード (12
2)はFステージ(14)で処理され、OFステージ(
17)は通常のメモリ領域に対してオペランドブリフエ
ッヂを行う。ステ、ツブコード3 (123)はAステ
ージ(13)で処理され、アドレスの計算結果がI10
領域ではないためマツチピット(41)はセットされな
い。
ステップコード4  (124)はDステージ(12)
で処理される。
時刻6に、ステップコード2  (122)はEステー
ジ(15)で実行される。ステップコード3  (12
3)はFステージ(14)で処理され、OFステージ(
17)は通常のメモリ領域に対してオペランドプリフェ
ッチを行う。ステップコード4 (124)はAステー
ジ(13)で処理され、オペランドアドレスの計算結果
がI10領域であるためマツチピット(41)がセット
される。
時刻7に、ステップコード3 (1231はEステー’
) (Is)で実行される。ステップコード4 (12
4) ニマッチピット(41)がセットされているため
、OFステージ(17)はマツチピット(41)がクリ
アされるまでウェイト状態になる。Rステージ(16)
はマツチピント(41)がセットされているためマツチ
ビットクリアを示すEコード(125)を作成する。こ
のとき、Rステージ人カラッチ(51)はクリアされな
い。
時刻8に、マツチビットクリアを示すステップコード(
125)はEステージ(15)で実行されマツチピット
(41)をクリアする。
時刻9に、マツチピット(41)がクリアされたので、
OFステージ(17)は動作を再開しl10ft域に対
してオペランドプリフェッチを行う。またRステージ(
16)は通常のEコードを作成し、Rステージ人カラフ
チ(51)をクリアする。
時刻lOに、ステップコード4  (124)はEステ
ージ(15)で実行されろ。
このように本発明のデータ処理装置では、通常のメモリ
領域に対するオペランドプリフェッチの場合、OFステ
ージ(I7)はEステージ(15)と平行して動作して
おり(時刻5及び時刻6)、先行するステップコードの
実行が完了する前にOFステージ(17)がオペランド
プリフェッチを行う可能性h(ある。このため時刻5に
、ステップコード2  (122)によるオペランドプ
リフェッチがステップコード1  (121)の実行よ
りも先に行われ、その後ステップコード1  (121
)の実行によってパイプラインがキャンセルされた場合
、ステップコード2  (122)によるオペランドプ
リフェッチは無効となる。
しかし、I10領域に対するオペランドプリフェッチの
j&合、Aステージ(13)がステップコード4 (1
24)にセットしたマツチピット(41)によりOFス
テージ(17)は動作を停止しく時刻7)、ステップコ
ード3 (123)の実行が完了しく時#I7) 、マ
ツチピットクリアのステップコード(65)が実行され
る(時刻8)まで停止は解除されないため、ステップコ
ード3  (1231の実行が完了する前にOFステー
ジ(17)がI10領域に対してオペランドプリフェッ
チを行うことはない。このため、ステ・ツブコード3 
(123)の実行(時刻7)によりパイプラインがキャ
ンセルされてもステップコード4(124)によるオペ
ランドプリフェッチはまだ行われていないので、I10
領域に対して無効なオペランドプリフェッチが行われる
ことはない。
(3,3)I10Il域に対するストリング命令の動作 本発明のデータ処理装置のストリングコピー命令(5M
0V命令)の動作を第5図に示すフローチャートにした
がって説明する。5M0V命令では、転送元からデータ
を読み出し (141)、読み出したデータを転送先に
書き込み (142)、ポインタを更新する (143
1゜その後、終了条件の判定を行い (144)、終了
条件が成立している場合は命令の実行を終了する。終了
条件が成立していない場合は次のデータの転送を行う。
5M0VIi令は以上のような動作を行うが、このよう
な命令がI10領域に対して行われることは不合理であ
る。このためEステージ(15)より出力された5M0
V命令によるアクセス要求のアドレスが、94t I 
ハスインターフェイス部(71の■10コンパレータ(
101)によってl1001域であることが検出された
場合、アクセスを抑止することで、I10領域に対する
無効なアクセスを防止することができる。
次に5M0V命令によって、メモリ領域とI10領域の
境界部分までのデータの転送を行った場合について説明
する。5M0V命令の動作はパイプライン化されており
、終了条件の判定 (144)と転送データの読み出し
く141)は平行して行われる。このため、5M0V命
令は高速な転送動作を行うことができる。5M0V命令
はメモリ領域とI10領域の境界部分までの転送を終了
し、終了判定を行い、終了条件が成立しているため命令
の実行を終了する。このとき終了判定と次の転送データ
の読み出しは平行して行われるため、5NOV命令の実
行を終了する前に、先読みが行われようとする。この先
読みはメモリ領域とI10領域の境界を越えてI10領
域に対するものとなり、Eステージ(15)より出力さ
れたアクセス要求は、外部バスインターフェイス部(7
)のI10コンパレータ(101)によってI10領域
に対するアクセスであることが検出される。
5M0V命令がI10領域に対して行われるのは不合理
であるので、このアクセスは抑止され、I10策域に対
して先読みが終わることはない。このように、5M0V
命令によるI10領域に対するアクセスを抑止すること
で、5M0V命令の高速動作のために転送データの先読
みを行っているにも関わらず、I10領域に対して無効
な先読みが行われることはない。
(3,41110領域に体するフェッチ及びアドレスフ
ェッチ 本発明のデータ処理装置で生じるアクセス要求には、I
Fステージ(11)が出力する命令フェッチ要求、Aス
テージ(13)が出力する間接アドレッシングのための
アドレスフェッチ要求、Fステージ(14)が出力する
オペランドプリフェッチ要求、及びEステージ(15)
が出力するオペランドフェッチ要求及びオペランド書き
込み要求がある。このうら、命令フェッチ要求と間接ア
ドレッシングのためのアドレスフェッチ要求はI10領
域に対して行われることがそもそも不合理である。命令
フェッチ要求のアドレスは、CA人レジスタ(103)
に格納されるため、このアドレスは外部バスインターフ
ェイス[(71のI10コンパレータ(101)によっ
てI10領域と比較されろ。また、間接アドレッシング
のためのアドレスフェッチ要求のアドレスは1人レジス
タ(104)に格納されるため、このアドレスはオペラ
ンドアドレス計算部(41のI10コンパレータ(10
2)によってI10領域と比較されろ。
これらのアクセス要求がI10領域に体するものである
ことが検出された場合、アクセスは抑止され例外が発生
する。このため、I10領域に対する不合理なアクセス
は行われない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明では、l101¥域に体す、るアク
セス要求を検出するI10領域アクセス検出手段が、オ
ペランドプリフェッチ要求がl10fill域に対する
ものであることを検出した場合、動作遅延手段がオペラ
ンドプリフェッチ動作の遅延を指示する動作遅延信号を
出力し、動作遅延信号を受は取った動作制御手段がオペ
ランドプリフェッチ動作を停止し、動作遅延新語を受は
取った専用制御コード生成手段がオペランドプリフェッ
チ動作の停止状態を解除する専用制御コードを生成し、
この専用制御コードの実行によってオペランドプリフェ
ッチ動作の停止状態を解除するように構成したので、I
10領域に対してオペランドプリフェッチを行う命令に
先行する命令の実行がすべて完了し、オペランドプリ7
エフチ動作の停止状態を解除する専用制御コードが実行
されるまでI10領域に対するオペランドプリフェッチ
動作は遅延されるため、I10領域に対して無効なオペ
ランドプリフェッチが行われることを防止する効果があ
る。
また、l10w1域アクセス検出手段が、命令フェッチ
要求やメモリWR接アドレッシングのためのアドレスフ
ェッチ要求などI10領域に対してアクセスを行うこと
が不合理なアクセス要求を検出した場合、このアクセス
を抑止できろため、I10領域に対する無効なアクセス
を防止する効果がある。更に、複数のI10領域アクセ
ス検出手段を各アクセス要求毎に設けたことにより、早
期にI10領域に対するアクセスが検出できろため、I
10領域に対する不当なアクセスの抑止が可能となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図cat (b) (e)はそれぞれこの発明の一
実施例によるデータ処理装置のパイプライン構成要素で
あるAステージ、Rステージ及びOFステージの構成図
、第2図(ml (b) (e)はそれぞれAステージ
、Rステージ及びOFステージの動作を示すフローチャ
ート、m3図1!アドレスレジスタ、アドレスバス及び
I10コンパレータの接続を示す図、第4図はパイプラ
インの動作状態を示す図、第5図は5M0V命令の動作
を示すフローチャート、第6図はデータ処理装置の全体
構成図、第7図はデータ処理装置のパイプライン構成図
、第8図は従来のデータ処理装置によるデータ処理シス
テムの構成図である。 図において、(341はマツチピット生成回路、(54
)はRコード生成回路、(64)はOFステージ動作制
御回路、(1011はバスインターフェイス部のI10
コンパレータ、(102)はオペランドアドレス計算部
のI10コンパレータを示す。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オペランドのフェッチを行う第1のステージと上
    記第1のステージでフェッチしたオペランドに関する演
    算を行う第2のステージとを含む複数のパイプラインス
    テージで命令を処理し、 上記第1のステージで行われるオペランドのフェッチが
    メモリ空間に割り付けられた入出力デバイスのアドレス
    領域に対するものか、入出力デバイスではなくメモリの
    アドレス領域に対するものかを検出する入出力デバイス
    領域アクセス検出手段と、 上記入出力デバイス領域アクセス検出手段が入出力デバ
    イスのアドレス領域に対するアクセスであることを検出
    した時、オペランドフェッチを一時停止するオペランド
    フエツチ停止手段とを備え、第1の命令とメモリ上で上
    記第1の命令に引き続いたアドレスにある第2の命令を
    パイプライン処理するとき、 上記第1の命令に対する上記第2のステージの処理が完
    了するまで、上記オペランドフエツチ停止手段により第
    2の命令の上記第1のステージで行われる入出力デバイ
    スのアドレス領域に対するオペランドフェッチを停止す
    ることを特徴としたデータ処理装置。
  2. (2)オペランドのフェッチを行う第1のステージと上
    記第1のステージでフェッチしたオペランドに関する演
    算を行うことにより命令を実行する第2のステージとを
    含む複数のパイプラインステージで命令を処理し、 上記第1のステージで行われるオペランドのフェッチが
    メモリ空間に割り付けられた入出力デバイスのアドレス
    領域に対するものか、入出力デバイスではなくメモリの
    アドレス領域に対するものかを検出する入出力デバイス
    領域アクセス検出手段と、 上記入出力デバイス領域アクセス検出手段が入出力デバ
    イスのアドレス領域に対するアクセスであることを検出
    した時、オペランドフェッチを一時停止するオペランド
    フエツチ停止手段と、上記第1のステージでオペランド
    フェッチが一時停止されたとき上記第2のステージに対
    して処理を要求する第2ステージコードを出力するコー
    ド出力機構とを備え、上記第1のステージで入出力デバ
    イスからオペランドをフェッチする命令の処理において
    、上記第2ステージコードに対する処理が上記第2のス
    テージで行われたとき、一時停止されていた上記第1の
    ステージのオペランドフェッチ動作を再開することを特
    徴としたデータ処理装置。
  3. (3)オペランドのフェッチがメモリ空間に割り付けら
    れた入出力デバイスのアドレス領域に対するものか、入
    出力デバイスではなくメモリのアドレス領域に対するも
    のかを検出する第1の入出力デバイス領域アクセス検出
    手段と、 命令コードのフェッチがメモリ空間に割り付けられた入
    出力デバイスのアドレス領域に対するものか、入出力デ
    バイスではなくメモリのアドレス領域に対するものかを
    検出する第2の入出力デバイス領域アクセス検出手段と
    を備え、 上記第2の入出力デバイス領域アクセス検出手段により
    、命令コードのフェッチが入出力デバイスのアドレス領
    域に対するものであることを検出したとき、命令フェッ
    チを抑止することを特徴としたデータ処理装置。
  4. (4)オペランドのフェッチがメモリ空間に割り付けら
    れた入出力デバイスのアドレス領域に対するものか、入
    出力デバイスではなくメモリのアドレス領域に対するも
    のかを検出する第1の入出力デバイス領域アクセス検出
    手段と、 メモリ間接アドレッシングのためのメモリ空間へのアク
    セスがメモリ空間に割り付けられた入出力デバイスのア
    ドレス領域に対するものか、入出力デバイスではなくメ
    モリのアドレス領域に対するものかを検出する第2の入
    出力デバイス領域アクセス検出手段とを備え、 上記第2の入出力デバイス領域アクセス検出手段により
    、メモリ間接アドレッシングのためのメモリ空間へのア
    クセスが入出力デバイスのアドレス領域に対するもので
    あることを検出したとき、メモリ間接アドレッシングの
    ためのメモリ空間へのアクセスを抑止することを特徴と
    したデータ処理装置。
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WO2007004323A1 (ja) * 2005-06-30 2007-01-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報処理装置
JPWO2007004323A1 (ja) * 2005-06-30 2009-01-22 パナソニック株式会社 情報処理装置

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