JPH01281274A - エレベータ用押ボタンガイド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はエレベータ用押ボタンガイドに関するもので
おり、特に、カゴ操作盤の板厚の異なるフェイスプレー
トに取付は可能なエレベータ用押ボタンガイドに関する
ものである。

［従来の技術］ 第６図は従来のエレベータ用押ボタンガイドを用いたカ
ゴ操作盤を示す正面図、第７図は第６図のＡ−Ａ断面を
示す要部断面図でおる。

図において、（１）はカゴ操作盤、（２）はカゴ操作盤
（１）の表面を構成する化粧板等からなるフェイスプレ
ート、（３）はエレベータのカゴの行先等を指示するた
めの押ボタンである。（４）は押ボタン（３）の上下動
を円滑に行なうための案内用のボタンガイドでおり、そ
の内周面がフェイスプレート（２）の取付孔部（２ａ）
と一致した状態で取付けられている。（５）は一方の端
部がボタンガイド（４）内に埋設されているボタンガイ
ド（４）の固定用のネジ、（６）はネジ（５）に螺着し
ボタンガイド（４）と一体となってフェイスプレート（
２）を挾持するナツトでおる。

従来のエレベータ用押ボタンガイドは上記のように構成
されており、ボタンガイド（４）はフェイスプレート（
２）にネジ（５）及びナツト（６）で取付けられている
。

この種のエレベータ用押小タンガイドは、押ボタン（３
）の上下動を円滑にするためと、フェイスプレート（２
〉の取付孔部（２ａ）の切口等の美感を保つために、カ
ゴ操作盤（１）等に広く用いられている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のＪ：うな従来のエレベータ用押ボタンガイドでは
、ボタンガイド（４）をフェイスプレート（２）に取付
けるのにネジ（５）及びナツト（６〉を用いていた。こ
のネジ（５）及びプツト（６）による取付の場合には、
ネジ（５）をボタンガイド（４）に埋込む必要があり、
しかも、取付けに際して、ネジ（５）にナラｈ（６）を
螺着させる必要があった。

したがって、この種のネジ式によるエレベータ用押ボタ
ンガイドでは、フェイスプレート（２）の板厚の変化に
対しての対応性はよいものの、部品点数が多く、取付作
業に多くの工数及び時間を費していた。

また、この取付は方法を改善したエレベータ用押ボタン
ガイドとして、実開昭６１−２０６２３５号公報に示さ
れている差込式によるものも使用されていた。

しかし、この差込式によるエレベータ用押ボタンガイド
では、取付作業性はよくなるものの、フェイスプレート
（２）の板厚が変化した場合に、それに容易に対応する
ことができなかった。

そこで、この発明は、フェイスプレートの板厚変化に対
応でき、しかも、取付けが容易なエレベータ用押ボタン
ガイドの提供を課題とする。

［課題を解決するための手段１ この発明にかかるエレベータ用押ボタンガイドは、押ボ
タン（３）の上下動を円滑に行なうための案内用のボタ
ンガイド（４）のフェイスプレート（２）の裏面側の周
囲に、フェイスプレート（２）の取付孔部（２ａ）に差
込んで係合可能な、複数段からなる可撓性を有する爪状
の複数のストッパ一部（４ａ＞、（４ｂ）を形成したも
ので必る。

［作用コ この発明のエレベータ用押ボタンガイドにおいては、ボ
タンガイド（４）のフェイスプレート（２）の裏面側の
周囲に、複数段の可撓性を有する爪状のストッパ一部（
４ａ＞、（４ｂ）を設け、フェイスプレート（２）の取
付孔部（２ａ）に斧込んで係合できるもので必るから、
フェイスプレート（２）の板厚に応じたス１−ツバ一部
を使用して、ボタンガイド（４〉をフェイスプレート（
２）の取付孔部（２ａ）に差込むだけで簡単に取付けが
できる。

［実施例］ 第１図はこの発明のエレベータ用押ボタンガイドを用い
たカゴ操作盤を示す正面図、第２図は第１図のＢ−Ｂ断
面を示す要部断面図、第３図は同じく第１図のＢ−８断
面に相当するは他の取付は事例の要部断面図、第４図は
この発明の一実施例であるエレベータ用押ボタンガイド
の第一使用例を示す側面図、第５図は同じくこの発明の
一実施例であるエレベータ用押ボタンガイドの第二使用
例を示す側面図である。なお、図中、従来例と同−符号
及び記号は従来例の構成部分と同一または相当する構成
部分を示すものであるから、ここでは、重複する説明を
省略する。

図において、（４ａ）はボタンガイド（４）の裏面側の
周囲に形成した第一のストッパ一部であり、（４ｂ）は
ボタンガイド（４）の裏面側の周囲に形成した第一のス
トッパ一部より外側の第二のストッパ一部である。第一
のストッパ一部（４ａ）は薄板用のフェイスプレート（
２）に使用し、第二のストッパ一部（４ｂ）は厚板用の
フェイスプレート（２）に使用するものである。この第
一のストッパ一部（４ａ）及び第二のストッパ一部（４
ｂ〉は共に可撓性を有する爪状を呈しており、フェイス
プレート（２）の取付孔部（２ａ）に差込んで装着が可
能なものである。この第−及び第二の両ストッパ一部（
４ａ＞、（４ｂ）のフエイスプレート（２）の挟持部は
、二種類の箕なる段差が付けてあり、フェイスプレート
（２）の板厚に応じて第−及び第二の両ストッパ一部（
４ａ）。

（４ｂ）が使い分けられている。

ここで、このボタンガイド（４）のフェイスプレート（
２〉への取付けについて説明する。

まず、薄板からなるフェイスプレート（２）に取付ける
場合について述べる。このフェイスプレート（２）の板
厚をＴ１とする。この場合には、第一のストッパー部（
４ａ）を使用してフェイスプレート（２）を挾持する（
第２図参照）。即ち、小タンガイド（４）の第一のスト
ッパ一部（４ａ）及び第二のストッパ一部（４ｂ）の形
成部側をフェイスプレーｈ（２＞の取付孔部（２ａ）に
差込むことにより、第一のストッパー部（４ａ）及び第
二のストッパ一部（４ｂ）が共に撓み、取付孔部（２ａ
）内に挿着することで、取付けが完了する。

つぎに、厚板からなるフェイスプレート（２）に取付け
る場合について述べる。

このフェイスプレー１−（２＞の板厚をＴ２とする。こ
の場合には、第二のストッパ一部（４ｂ）を使用してフ
ェイスプレート（２）を挾持する（第３図参照）。なお
、この場合には、第一のストッパ一部（４ａ）を予め削
取っておく必要がおる。例えば、第４図のように斜線部
で示した第一のストッパ一部（４ａ）を削取る必要があ
る。そして、ボタンガイド（４）の第二のストッパ一部
（４ｂ）側をフェイスプレート（２）の取付孔部（２ａ
）に差込むことにより、第二のス１−ツバー部（４ｂ）
が撓み、取付孔部（２ａ）内に挿着することで、取付け
が完了する。

このように、この場合にも、上記説明と同様に差込むこ
とにより簡単に取付けることかできる。

なお、薄板からなるフェイスプレート（２）に取付ける
場合には、必ずしも第二のストッパー部（４ｂ）を削取
る必要性はない。しかし、削取って第一のストッパ一部
（４ａ）のみにした方が挿入時に撓み易く、差込みが容
易になる（第５図参照）。

このように、この実施例のエレベータ用仲小タンガイド
は、取付対象物であるフェイスプレート（２）の板厚に
応じたストッパー部（４ａ）。

（４ｂ）を適宜選択して使用することにより、フェイス
プレート（２）の板厚の変化に対応することかできる。

しかも、差込むことによって容易に取付けることができ
るので、取付けの作業性が向上する。

ところで、上記実施例では、フェイスプレー！−（２）
に二段階からなる第一のストッパ一部（４ａ）及び第二
のストッパ一部（４ｂ）を形成し、二種類の板厚に対応
ができるエレベータ用押ボタンガイドについて説明した
が、本発明を実施する場合には、必ずしも、これに限定
されるものではない。即ち、段差の異なるストッパ一部
を更に増設し、多数の板厚の変化に対応ができるエレベ
ータ用押ボタンガイドとすることも可能である。

［発明の効果］ 以上説明したとおり、この発明のエレベータ用押ボタン
ガイドは、小タンガイｉの７エイスプレートの裏面側の
周囲に、複数段の可撓性を有する爪状のストッパ一部を
設け、それをフェイスプレートの取付孔部に差込んで係
合することにより、フェイスプレートの板厚に応じたス
トッパ一部で簡単に取付けができるので、フェイスプレ
ートの板厚の変化に対応することができ、しかも、取付
けの作業性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のエレベータ用押ボタンガイドを用い
たカゴ操作盤を示す正面図、第２図は第１図のＢ−８断
面を示す要部断面図、第３図は同じく第１図のＢ−Ｂ断
面に相当するは他の取付は事例の要部断面図、第４図は
この発明の一実施例で必るエレベータ用押ボタンガイド
の第一使用例を示す側面図、第５図は同じくこの発明の
一実施例でおるエレベータ用押ボタンガイドの第二使用
例を示す側面図、第６図は従来のエレベータ用押ボタン
ガイドを用いたカゴ操作盤を示す正面図、第７図は第６
図のＡ＝Ａ断面を示づ要部断面図である。 図において、 ２：フェイスプレート、２ａ：取付孔部、３：押ボタン
、　　　　　　４：ボタンガイド、４ａ：第一のストッ
パ一部、 ４ｂ：第二のストッパ一部、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。 代理人　弁理士　大吉　増雄　外２名 第１図 第４図 第５図 在 ４ａ　　　　４１）　　　　４ａ 手続補正書（自発） １．事件の表示　　　特願昭　６３−１１１３０６号２
、発明の名称 エレベータ用押ボタンガイド ３、補正をする者 代表者志岐守哉 ５、補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 ６、補正の内容 明細書の第１０真下第７行目の 「相当するは他の」を 「相当する他の」と補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フェイスプレートに取付けられて押ボタンの移動方向に
   沿って案内するボタンガイドにおいて、前記フェイスプ
   レートの取付孔部に差込んで前記フェイスプレートの裏
   面側に係合可能な複数段の可撓性を有する爪状のストッ
   パー部を前記ボタンガイドの外周に形成したことを特徴
   とするエレベータ用押ボタンガイド。