JPH01278425A - バリウムフェライト系磁性粉体の製造方法 - Google Patents

バリウムフェライト系磁性粉体の製造方法

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JPH01278425A
JPH01278425A JP10637088A JP10637088A JPH01278425A JP H01278425 A JPH01278425 A JP H01278425A JP 10637088 A JP10637088 A JP 10637088A JP 10637088 A JP10637088 A JP 10637088A JP H01278425 A JPH01278425 A JP H01278425A
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barium ferrite
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salt
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Koichi Ikemoto
浩一 池本
Hideo Torii
秀雄 鳥井
Masaki Aoki
正樹 青木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高密度磁気記録方式用垂直磁気記録方式の塗
布型媒体に使用するバリウムフェライト系磁性粉体の製
造方法に関するものである。
従来の技術 バリウムフエライHa性粉体の製造方法として、ガラス
結晶化法、水熱合成法、共沈−焼成法などがある。(例
えば、植松健−1−)瀬昇編著、磁気材料の革命(工業
調査会)(1985年)+ 191〜195ページ)、
これらの中でも、共沈−焼成法は、他の方法に比べ、高
温あるいは高圧での処理工程を行なわず、少ない工程数
で粉体を容易に得ることができるという長所がある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の共沈−焼成法によって得られるバ
リウムフェライト粉体は、平均粒径が0.1〜0.2μ
mであり、しかも、一部粒子が凝集さらには焼結するこ
とが避けられないという問題点があった。(例えば、エ
イチ、ヒプスト、アンゲヴアンテ、ケミ−、インターナ
ショナル エディション イン イングリッシュ、  
21 巻、276ページ(1982年)+ (H,旧b
st、 Angew、 Che+w。
Int、 Ed、 [!ng1.. 21. 276 
(1982))−従って、磁気記録用として使用する場
合には、破砕工程が必要であった。(例えば、植松健−
1−)瀬昇編著、磁気材料の革命(工業調査会)(19
85年)、 192ページ)。
本発明は、上記問題点に鑑み、破砕工程を経ないことに
より、該粒径が0.01〜0.1μmであることを特徴
とするバリウムフェライト系磁性粉体の製造方法を提供
するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のバリウムフェライト
系磁性粉体の製造方法は、組成的に、鉄とバリウムのモ
ル比が、マグネットプランバイト型バリウムフェライト
の化学量論組成の12:1より鉄過剰である磁性粉体の
製造方法であって、鉄、およびバリウムの塩と、亜鉛、
ケイ酸、アルミニウム、銅、ゲルマニウム、ゲルマニウ
ム酸。
およびホウ酸の塩のうち一種あるいは二種以上の塩の混
合物の水溶液を原料溶液に用いて得た共沈物超微粉体を
、還元雰囲気で焼成するという構成からなるものである
作用 本発明の製造方法は上記した構成であるために、低温焼
成することができ、かつ、添加イオンも有効に働く、従
って、得られる粉体の粒径制御を行なうことができ、か
つ、凝集、焼結を起こさずに、粉体を製造できる。この
事により、破砕工程を経ることなく、粒径が0.01〜
0.1μmのバリウムフェライト系磁性粉体を得ること
ができる。
実施例 以下本発明の一実施例のバリウムフェライト系磁性粉体
の製造方法について説明する。
炭酸バリウム(B a COa ) 4.23 g 、
塩化第二鉄(FeCj!s  6 H20) 81.0
9 g、塩化亜鉛(ZnC1□)3.27gを希塩酸水
溶液に溶解し、全量を1000100Oとした。あらか
じめ準備した水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液10
00100Oに、上述の水溶液を51!、のフラスコ中
で混合し、PH−13,0の懸濁液を作製した。さらに
、この液を窒素ガスでバブリングして撹拌しながら70
℃で3時間熟成し、得られた共沈物を濾過により懸濁液
から取り出し、よく水洗した後、乾燥し、粉砕して粉体
を得た。得られた試料を10gとり、還元雰囲気におい
て、760℃で焼成した。
このようにして、本発明法により得た焼成物の粉体を試
料1とする。
上記と同様の方法を用い、試料1と同じ組成で、700
℃で焼成して得られた焼成物の粉体を試料2、鉄とバリ
ウムのモル比が16+1の組成で、塩化亜鉛のかわりに
ケイ酸ナトリウム(Na、 5in4)を用いて、本発
明法により得た焼成物の粉体を試料3とする。得られた
焼成物の粉体は、化学分析を行ない、その組成を調べ、
X線回折により、その結晶構造を調べた。
磁気特性は、VSMによる測定から求めた。
表に、得られた焼成物の粉体の組成、結晶構造。
および磁気特性を示した。
表よりわかるように、得られた焼成物の粉体は、それぞ
れマグネットプランバイト型結晶構造に帰属するパター
ンとスピネル型結晶構造に帰属するパターンの2つのパ
ターンを含むX線回折ハターンを示す磁性粉体であった
本発明の磁性粉体について、透過型電子顕微鏡による観
察を行ない、その形状観察と粒径測定をした。
一例として、第1図に、本発明のバリウムフェライト系
磁性粉体の試料1の透過型電子顕微鏡像を示した。
図より、本発明のバリウムフェライト系磁性粉体の試料
1は、粒径が0.01〜0.11Imの一種類の形状の
粉体であり、凝集や焼結がみられなかった。
以上のように、本発明の製造方法を用いれば、破砕工程
を経ることなく、粒径が0.01〜0.1μmのバリウ
ふフェライト系磁性粉体を得ることができた。
尚、上記と同様の製造方法を用い、組成的に、鉄とバリ
ウムのモル比が12:1より鉄過剰であって、硝酸鉄(
F e(N Oa )2 ’ 6 H20)、硝酸バリ
ウム(B a (N Oa ) 2 )と、硝酸亜鉛(
ZnSO。
・7H20)、ケイ酸カリウム(K2 sio、)+硫
酸アルミニウム(Affi、 (So、 )a−L 6
 T(20)。
塩化1i(CuCj!2・2 H20)、酸化ゲルマニ
ウム(Ge02)1ゲルマニウム酸ナトリウム(Na4
Ge04 )四ホウ酸ナトリウム(Na2 B4O7・
10H20)などのうち一種あるいは二種以上の混合物
の水溶液から、本発明法によって得た焼成物の粉体全て
においても、上記と同様に、粒径が0.01〜0.1μ
mの一種類の形状の粉体であり、凝集や焼結がみられな
かった。
発明の効果 以上のように、本発明のバリウムフェライト系磁性粉体
の製造方法は、組成的に、鉄とバリウムのモル比が、マ
グネットプランバイト型バリウムフェライトの化学量論
組成の12:1より鉄過剰である磁性粉体の製造方法で
あって、鉄、およびバリウムの塩と、亜鉛、ケイ酸、ア
ルミニウム。
銅、ゲルマニウム、ゲルマニウム酸、およびホウ酸の塩
のうち一種あるいは二種以上の塩の混合物の溶液を原料
溶液に用いて得た共沈物超微粉体を、還元雰囲気で、焼
成することにより、粒径が0.01〜0゜1μmである
磁性粉体を製造するものである。
従って、本発明の製造方法により得たバリウムフェライ
ト系磁性粉体を用いることにより、高密度充填が図れ、
記録媒体の記録密度の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の試料lの透過型電子顕微鏡像
の模式図である。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名VI圀

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)組成的に、鉄とバリウムのモル比が、マグネット
    プランバイト型バリウムフェライトの化学量論組成の1
    2:1より鉄過剰である磁性粉体の製造方法であって、
    鉄,およびバリウムの塩と、亜鉛,ケイ酸,アルミニウ
    ム,銅,ゲルマニウム,ゲルマニウム酸,およびホウ酸
    の塩のうち一種あるいは二種以上の塩の混合物の水溶液
    を原料溶液に用いて得た共沈物超微粉体を、還元雰囲気
    で焼成し、破砕工程を経ないで直接製造することを特徴
    とし、かつ前記磁性粉体の粒径が0.01〜0.1μm
    であることを特徴とするバリウムフェライト系磁性粉体
    の製造方法。
  2. (2)焼成温度が770℃以下であることを特徴とする
    請求項(1)記載のバリウムフェライト系磁性粉体の製
    造方法。
JP10637088A 1988-04-28 1988-04-28 バリウムフェライト系磁性粉体の製造方法 Expired - Lifetime JPH075321B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114538522A (zh) * 2022-01-25 2022-05-27 深圳市信维通信股份有限公司 一种铝取代高结晶度m型铁氧体及其制备方法

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CN114538522A (zh) * 2022-01-25 2022-05-27 深圳市信维通信股份有限公司 一种铝取代高结晶度m型铁氧体及其制备方法

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