JPH0127809Y2 - - Google Patents

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JPH0127809Y2
JPH0127809Y2 JP3144587U JP3144587U JPH0127809Y2 JP H0127809 Y2 JPH0127809 Y2 JP H0127809Y2 JP 3144587 U JP3144587 U JP 3144587U JP 3144587 U JP3144587 U JP 3144587U JP H0127809 Y2 JPH0127809 Y2 JP H0127809Y2
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pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は岩場梯子に係り、さらに詳しくは登山
コースやハイキングコースの途中に岩場に設けら
れた岩場梯子に関するものである。
[従来の技術] 登山コースやハイキングコースには多くの人達
が訪れるが、危険な岩場などは、未熟なハイカー
にとつては大きな事故につながり易い。そこで、
このような岩場には従来からロープや鎖、あるい
は梯子などが設けられ、ハイカー達はこれらをた
よりに岩登りをしていた。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上述した岩場で用いられる梯子はほ
とんどの場合木製のものが多く、現場施工となる
ものがほとんどであり、工賃その他も含めて極め
て高価となるばかりではなく、梯子のステツプを
梯子の設置角度に合わせて水平に調節するのが極
めて困難でつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案においては上述した問題点を解決するた
めに、アルミなどの軽合金で左右1組の縦桁とス
テツプおよびステツプが取付けられるステツプパ
イプとをあらかじめ用意しておき、現場の状況に
応じて組立てることができるようにすると共に、
ステツプとステツプパイプとの結合をステツプブ
ラケツトを介しての凹凸条の結合構造とする構造
を採用した。
[作用] 上述した構造を採用すると現地の状況に合わせ
た部品を用意するだけで、現場において極めて容
易に組立てることができる。
また、ステツプの角度調節はステツプパイプと
ステツプブラケツトの凹凸条の嵌合状態の組み合
わせを自由に選択することにより調節することが
できる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基いて本考案を詳細
に説明する。
第1図以下は本考案の一実施例を説明するもの
で、図において符号1,1で示すものは縦桁で、
アルミなどから中空の枠体として成形されてい
る。即ち、縦桁1,1は全く同様な構造をしてお
り、第6図に示すように上下には上下対称の断面
がほぼコ字状の外枠2,2を有し、これら外枠
2,2の外側間は外側に向かつて断面がコ字状の
中枠3によつて連結され、一体化されている。
上下の外枠2,2の内側の端部間の間隔は外側
の端部間の間隔よりも大きい。
これら左右の縦桁1,1間に所定ピツチでステ
ツプパイプ4が横架される。ステツプパイプ4は
同じくアルミなどから円筒状に形成されており、
その外周面には長手方向に沿つて多数の凹凸条5
が形成されている。
また、ステツプパイプ4の内周面には左右1組
ずつの円弧状の断面を有する突片6,6が対にな
つて複数組、図示の例では2組形成されており、
突片6,6間には円孔7が形成されている。この
円孔7は後述するようにタツピングねじがねじ込
まれるねじ孔となる。
一方、符号8aで示すものはタツピングねじ
で、縦桁1の内枠3の外側からステツプパイプ4
の円孔7中にねじ込まれ、ステツプパイプ4を固
定すると共に、ステツプパイプ4により左右の縦
桁1,1が連結され、一体化される。
また、符号8で示すものはステツプで、同じく
アルミなどから平板状に形成されており、その幅
は足が安全に乗れる程度の幅であり、その長さは
ステツプパイプ4の長さとほぼ等しい。
ステツプ8の幅方向の左右の側縁には内側に向
かつて断面がL字状の側辺9がステツプ8の全長
にわたつて連続して形成されている。
また、ステツプ8の裏面で、かつステツプ8の
幅方向の中央部には下方に向かつて逆T字状の断
面を有する支持枠10がステツプの全長にわたつ
て形成されており、この支持枠10を挟んで左右
対称な状態で断面がL字状の係止枠11,11が
その折曲部を内側に向けて対向して、かつステツ
プ8の全長にわたつて形成されている。これら係
止枠11,11を形成することにより、支持枠1
0との間にはほぼT字状の断面を有する空間12
が形成されている。これら支持枠10と、係止枠
11の高さは前記側辺9の高さより低い。そし
て、ステツプ8の上面には滑り防止用の凹凸条1
3が多数条、長手方向に沿つて形成されている。
このステツプ8はステツプブラケツト14,1
4を介してステツプパイプ4に固定される。
ステツプブラケツト14,14は全く同様に、
かつ左右対称に使用できるように形成されてい
る。即ち、各ステツプブラケツト14はアルミな
どから形成されており、半円形の断面を有する円
弧状部15を有し、この円弧状部15の内周面に
はステツプパイプ4の外周面の凹凸条5と相補的
な断面形状を有する凹凸条16が、長手方向に沿
つて多数条形成されている。この円弧状部15の
内周面の曲率はステツプパイプ4の外周面の曲率
とほぼ等しい。
円弧状部15の頂部には断面がT字状の係合部
材17が一体的に全長にわたつて形成されてい
る。この係合部材17は前記ステツプ8の支持枠
10と係止枠11との間のT字状の空間12中に
嵌合される。
また、円弧状部15の外周面の途中からは斜め
上方に向かつて支持枠18が一体的に設けられて
おり、この上端部には垂直部19が設けられてい
る。この垂直部19の頂部は係合部材17の上面
と面一であり、かつ、第5図に示すようにステツ
プ8の下面に位置する側辺9の内側面に接してス
テツプ8を下側から支持する。
また、円弧状部15の下端からは垂直に下方に
向かつて、突片20が全長にわたつて形成されて
おり、各突片20には対向した位置に透孔20
a,20aが形成されている。対向する透孔20
a,20a中には後述するようにボルト21が挿
入される。
次に、以上のように構成された本実施例の組立
方法について説明する。
まず、左右の縦桁1,1間にステツプパイプ4
を横架し、縦桁1の外側から、あらかじめ形成し
てある透孔を介してタツピングねじ8を円孔7中
にねじ込み、左右の縦桁1,1をステツプパイプ
4を介して一体化させる。
つづいて、ステツプブラケツト14,14をス
テツプ8に取付けるが、この時には係合部材17
をステツプ8の下面の空間12中に嵌合させて取
付ける。この際、係合部材17は空間12の下部
の開口部から斜めにして挿入するとよい。
つづいてステツプブラケツト14,14の円弧
状部15,15間にステツプパイプ4を導くが、
この時にはステツプブラケツト14は係合部材1
7を介して空間12中である程度の自由状態にあ
るため、ステツプブラケツト14,14を左右に
広げることにより、ステツプパイプ4をステツプ
ブラケツト14,14間に容易に導くことができ
る。
このようにしてステツプブラケツト14,14
間にステツプパイプ4を導く場合、ステツプパイ
プ4の凹凸条5と、円弧状部15の凹凸条16と
の噛み合い位置を調節し、ステツプ8が水平面内
に位置するように調節し、しかるのち対向する透
孔20a,20a中にボルト21を嵌合させ、ナ
ツト22によつてステツプブラケツト14,14
をステツプパイプ4に対して完全に固定する。
このようにすれば、凹凸条5,16は互い相補
的に噛み合うため、ステツプ8が回動することが
ない。
このようにして岩場梯子を容易に組立てること
ができ、組立てた後には第1図に示すように岩場
の適当な位置を選んで設置、固定すればよい。
この岩場梯子の設置時には第1図に符号23で
示すように支柱を用いるとよい。即ち、角パイプ
状の支柱23の上端をボルトあるいは溶接などの
手段により縦桁1の外側に固定し、この支柱23
をアンカーとして岩石中に打ち込んで固定すれば
梯子が位置ずれしたりすることがない。
[効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、現場で極めて容易に組立られると共に、梯子
の傾斜角度に応じてステツプを水平に調節するこ
とができる。
また、支柱を介して梯子を岩場に固定すれば、
位置ずれすることがなく、極めて安全である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1
図は側面図、第2図は正面図、第3図は平面図、
第4図および第5図はステツプの取付状態を示す
一部拡大側面図および一部拡大縦断側面図、第6
図はステツプの取付状態を示す一部拡大縦断正面
図、第7図はステツプ部分の分解斜視図である。 1……縦桁、4……ステツプパイプ、5,16
……凹凸条、7……透孔、8……ステツプ、9…
…側辺、10,18……支持枠、11……係止
枠、12……空間、14……ステツプブラケツ
ト、15……円弧状部、17……係合部材、19
……垂直部、20……突片、23……支柱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 左右1組の縦桁1,1と、縦桁1,1間に所
    定ピツチで横架される複数本のステツプパイプ
    4と、このステツプパイプ4に1組のステツプ
    ブラケツト14,14を介して取付けられるス
    テツプ8とを備え、前記ステツプパイプ4はそ
    の外周面に長手方向に沿つて、かつ円周方向に
    所定ピツチで凹凸条5が多数条形成されてお
    り、前記1組のステツプブラケツト14,14
    は左右対称に形成され、その途中に外側に向か
    つて凸となる円弧状部15が形成され、この円
    弧状部15の内周面には前記ステツプパイプ4
    の凹凸条5と相補的な形状を有する凹凸条16
    が多数条形成され、円弧状部15の上端には断
    面がT字状の係合部材17が円弧状部15の軸
    線方向に沿つて形成され、円弧状部15の外周
    面には外方斜め上方に向かつて支持枠18がそ
    の上端面を前記係合部材17の上端面と面一に
    して突設されており、前記ステツプ8の下面の
    中央部には長手方向に沿つて逆T字状の断面を
    有する支持枠10が形成され、この支持枠10
    を挟んで左右には、断面がL字状に係止枠11
    を対向して形成することにより、断面がT字状
    の前記係合部材17が嵌合する空間12,12
    が形成されていることを特徴とする岩場梯子。 (2) ステツプパイプ4の内周面には長手方向に沿
    つて1組の断面が円弧状の突片6,6を対向し
    て形成することにより形成された円孔7を備
    え、この円孔7中に縦桁の外側からタツピング
    ねじ8aをねじ込むように構成されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の岩場梯子。
JP3144587U 1987-03-04 1987-03-04 Expired JPH0127809Y2 (ja)

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JP3144587U JPH0127809Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JP3144587U JPH0127809Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JPS63138400U JPS63138400U (ja) 1988-09-12
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