JPH01277155A - 空調方式 - Google Patents

空調方式

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JPH01277155A
JPH01277155A JP10560688A JP10560688A JPH01277155A JP H01277155 A JPH01277155 A JP H01277155A JP 10560688 A JP10560688 A JP 10560688A JP 10560688 A JP10560688 A JP 10560688A JP H01277155 A JPH01277155 A JP H01277155A
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air
heat
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temperature
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JP10560688A
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Masaki Nakao
正喜 中尾
Hirofumi Hayama
羽山 広文
Hiroshi Jitsukawa
実川 博史
Yasuo Saga
佐鹿 康夫
Hironari Kawarada
川原田 宏也
Osamu Ibaraki
修 茨木
Sumio Furukawa
古川 純男
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、例えば通信機器等の発熱体が収容された室内
において、発熱体が室内の空気を取り入れて、発熱体内
部を冷却する場合の冷却効率を高めた空調方式に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来、通信機器のような自然通風冷却の発熱体を収容し
た部屋の空調方式には、発熱体の上方に設けられたダク
トや天井から冷却空気を吹き出す方式又は、部屋の床を
二重構造にして床から冷却空気を吹ぎ出す二重床吹き出
し方式が採用されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、ダクトや天井から冷却空気を吹き出す方
式では、発熱体の上方から冷却空気を供給するので、こ
の冷却空気が発熱体から排出される高温排気と混合し、
空調機への戻り空気湯度が高温排気の温度よりかなり低
くなり、空調機効率が低下するという不具合がある。
また、二重床から冷却空気を吹き出す方式においては、
発熱体の下方から冷却空気を供給することにより冷却空
気が高温空気を押し上げるので、上述のような不具合は
ほぼ解消できる。しかしながら発熱体が空気を吸い込む
側である正面側と空気を吸い込まない側である裏面側と
に関係なく床全体から冷却空気を吹き出しているため、
この場合、発熱体の吸い込み空気量と空調機の吹き出し
空気量が同程度であれば、発熱体の裏面側で空調機の吹
き出し空気と発熱体からの排気とが合流する結果、高温
排気の総場が増えるため、第4図に示すように発熱体の
高温排気が発熱体の吸い込み部分に戻るようになる。従
って、発熱体の吸い込み温度が高くなり、発熱体が通信
機など電子部品を使用した機器の場合、当該機器が故障
し易くなる虞れが生じた。一方、空調機の吹き出しff
1ffiを増やした場合には、高温排気が発熱体の吸い
込み部分に戻るのを防げるようになるが、風(6)を増
やすことにより送I’llのFJ Ii時のイニシャル
コスト、及び稼動時のランニングコストの増大を沼来す
るところとなった。。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、冷却空気の吹き出し及び吸い込み方法を工
夫することにより、発熱体の冷却空気取り入れ温度を−
様にして冷却効率を高めた空調方式を提供することにあ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上述した課題を解決するために、本発明は、空内に配δ
され、−両側面から冷却空気を取り入れ上方から排気す
る発熱体の冷却を、床面に設けた吹出口から吹き出され
天井で回収される気流によって行なう空調方式を前記気
流の吹出しを前記発熱体の冷却空気の取入れ側で多くす
るように構成した。
(作用) 本発明における空調方式においては、第2図に示すよう
に床面から吹き出された冷却空気は発熱体5の一側側面
から取り入れられ、当該発熱体5を冷却して発熱体5の
上方から排気される。そして、高温の排気は天井11が
ら回収される。このとき、床面から吹き出される気流は
発熱体5の冷却空気の取入れ側で多くなるように設定さ
れるので、この冷却空気の取入れ側全面に渡って低温の
冷却空気を供給することができ、発熱体5に対する冷却
効率が高められる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図及び第3図は本発明の空調方式を適用した部屋の
一例を示す構成図である。即ち、この部屋の空調方式は
、二重床吹き出し方式のものであり、第1図に示すよう
に二重床1は、床2の上に支柱3,3.・・・により支
持された二重床パネル4が設けられて構成されている。
そして、この二重床1の上には、部屋の一方の壁面近傍
からそれと対向する他方の壁面近傍にま′cW1って連
続した複数の通信機器等のキャビネットである発熱体5
゜5、・・・が設置されており、部屋はこれらの複数の
発熱体5,5.・・・によって区画されている。これら
の発熱体5.5.・・・はその正面5aがら空気を取り
入れ、この空気によってその内部を冷却し、冷却後の空
気をその上面5cから排出するようになっている。
また、これらの各発熱体5.5.・・・はその正面5a
が隣に列設される発熱体5,5.・・・の正面5a又は
部屋の壁面と対向するように設置されるとともに、その
裏面5bが隣に列設される発熱体5゜5、・・・の裏面
5b又は部屋の壁面と対向するように設置されている。
そして、発熱体5,5.・・・の正面5aによって区画
された部分は正面側通路6とされ、発熱体5,5.・・
・の裏面5bによって区画された部分は裏面側通路7と
されている。
一方、第3図に示すように、部屋の内部は室内n8と室
外機9とで構成される空調機によって冷却されるように
なっている。即ち、前記正面側通路6においては二重床
パネルとして有孔パネル10が設けられ、これにより冷
却空気を吹き出すための多孔部が形成されている。この
有孔パネル10はその全体に−様な密度で多数の小孔又
はスリットが′g設されているものである。
そして、室内機8から送風される冷却空気は二重床1内
若しくは二重床1内に配設されるダクトを介してこの有
孔パネル10がら部屋内に吹き出されるようになってい
る。このとき、全有孔パネル10,10.・・・から吹
き出される冷却空気の総徴は全発熱体5,5.・・・が
吸い込む空気の総口よりも多くなっている。また、発熱
体5,5.・・・がその正面5aから冷却空気を吸い込
み、その内部を冷却した後に排出される高温排気HEは
、発熱体5,5.・・・から低速で排気される。そして
、この高温排気HEは天井11に分散して設けられたス
リブt−11a又は図示しない孔から天井11内を介し
て室内機8に戻される。更に、この高温排気HEは室内
機8内で配管12を介して室外機9に循環する冷媒によ
り冷却され、冷却された空気は再び二重床1内に送風さ
れるようになっている。
次に、上述のように構成した空調方式の作用を説明する
第3図に示づ空調機の室内機8から吹き出された冷却空
気CEは二重床1内を通り、発熱体5の前面の有孔パネ
ル10から吹き出される。そして、有孔パネル10は小
さな孔又はスリットが全体に一様な密度で多数設けられ
ているため、この有孔パネル10から吹き出される冷却
空気CEは一様に吹き出される。このようにして、−様
に吹き出された冷却空気CEは発熱体5の正面5aの冷
却空気取り入れ部分から取り込まれ、発熱体5の内部で
発熱量5の熱を吸収し加熱され、発熱体5の上面5Cか
ら自然対流で排気される。この場合、裏面側通路7の方
からは冷却空気CEの吹き出しがないので、高温の排気
は拡散されることなく、天す[11の近傍に集まるよう
になる。そして、この高温の排気は天井11に設けられ
たスリット11a等から吸い込まれる。このとき、有孔
パネル10からの冷却空気CEの流れが噴流でなく、−
様な流れになるので、発熱体5の高温排気HEが室内空
気と混合せず、天井面近くに高温の空気層が形成される
ようになる。そして、天井11から吸い込まれた高温排
気は空調機8に戻り、ここで冷却され、冷却後、再び二
重床1内に送風される。
上述のような空調方式によれば、発熱体5の正面5aの
温度は吹き出し温度に近いほぼ一定の温度となるので、
発熱体5への吸い込み温度はどこでも低温であり、発熱
体5の冷却効率が極めて良いものとなる。このため。床
からの吹き出し伍を従来のものより少なくしても、換言
すれば、吹き出し速度を低速にしても発熱体5に十分に
低温空気を供給することができ、即ち、発熱体5の冷W
効果を高めることができる。
本実施例においては、以上説明したように構成されてい
るので、以下に記載されるような特徴を有する。
自然通風で冷却される発熱体は、冷却のため発熱体周囲
の空気を加熱し、また、加熱された空気は、密度差のた
め上昇する性質がある。本発明の空調気流方式を適用し
た場合、発熱体周囲の空気が下部から上部へ向けて比較
的整流された流れになり、発熱体からの上昇気流もその
裏側での床からの吹き出しがなく整流となるので、室内
での混合拡散が従来の空調気流方式と比較して少なく直
接天井面近傍に達し、ここに高温の層を形成する。
このため、室内の高さ方向の室温分布は第3図に示すよ
うな傾向となる。即ち、室内の下部では二重床からの吹
き出し温度に近い温度が維持され、天#1面近傍で急激
に温度が上昇する状態が維持される。
従って、発熱体前面の温度は吹き出し温度に近いほぼ一
定となるので、発熱体への吸い込み温度はどこでも低温
であり、発熱体の冷却効率が極めて良いものとなる。こ
のため、床からの吹き出し量を従来のものより少なく、
すなわち吹き出し速度を低速にしても十分発熱体に低温
空気を供給することができる。
一方、天井面近傍の温度は発熱体の排気温度に近い高温
となるので、空調機はその吸い込み温度が高くなること
により冷却能力を増すため、発熱体の冷却効果を向上さ
せることができる。
また、天井面近傍に生ずる8ii1度の高い層の範囲は
、室内の発熱体の発熱mと室内を通過する空調気流の風
損に依存しており、発熱体の発熱量に対し通過する空調
気流のI!1ffiが多ければ温度の高い層の範囲は減
少し、また、その逆の場合には増大する。しかし、本実
施例の場合、発熱体の裏面側での吹き出しがないので、
従来の空気気流方式よりも室内を通過する空調気流の風
量を少なくでき、空調気流の吹き出し温度と吸い込み温
度との差を大きくしても、居住域の室温を一様にできる
更に、一般に冷風を床から吹き出すと足元が寒くなり、
体感上問題があるが、本実施例の空調方式によると、従
来の空調気流方式と比較し、空調気流の吹き出し温度を
居住域温度と同程度にしても良好な室温分布を維持する
ことが可能である。
このため、本実施例の空調方式は、従来のように室温よ
りかなり低い温度で吹き出し、室内で混合させる方式と
異なり、空調気流を室温に近い温度で吹き出すことがで
き、冷房時のコールドラフトによる体感上の問題が生じ
ないようにできる。
尚、本実施例によンいては、裏面側通路からの冷却空気
の吹き出しがない場合について説明したが、これに限定
されることなく発熱体の発熱帛や発熱体の構成等によっ
ては、本発明の目的を逸脱しない範囲で適宜最の冷却空
気を吹き出すように構成しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、発熱体の一側側
面から略同−温度の冷却空気を取り入れることができる
ので、冷却効率を高めることができ、また他側において
は空気の吹出しを停止若しくは少なくすることができる
ので、当該空調方式の設備および運転経費の大幅な削減
を図ることができる等の効果を奏する。  −
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空調方式の要部構成図、第2図は本発
明の空調方式の作用説明図、第3図は本発明の空調方式
を適用した部屋の全体構成図、第4図は従来の空調方式
の作用説明図である。 1・・・二重床     5・・・発熱体10・・・有
孔パネル  11・・・天井代理人 弁理士  三 好
 保 男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  室内に配置され、一側側面から冷却空気を取り入れ上
    方から排気する発熱体の冷却を、床面に設けた吹出口か
    ら吹き出され天井で回収される気流によつて行なう空調
    方式において、 前記気流の吹出しを前記発熱体の冷却空気の取り入れ側
    で多くすることを特徴とする空調方式。
JP10560688A 1988-04-28 1988-04-28 空調方式 Expired - Fee Related JPH0625622B2 (ja)

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JP2009250508A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Shinryo Corp 空調吸込口取付用整流器具

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