JPH01276890A - 多重ビデオ信号分離回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野」 この発明は、広い周波数帯域を有するハイビジョン・テ
レビ信号をＶ　Ｔ　Ｉｔ　（ビデオ・テープレコーダ）
の磁気テープ等に記録／再生する場合に用いられる多重
ビデオ信号分離回路に関する。

「従来の技術」 広帯域のハイビジョン・テレビ信号を磁気テープに記録
する場合は、まず、ベースバンド信号を２分し、２分さ
れた各信号を帯域圧縮し、この帯域圧縮された２信号を
インターリーブ多重する。

第２図はハイビジョン・テレビ信号用のＶ　Ｔ　Ｒの要
部のも育成を示すブロック図であり、この図において、
’［’ｌ、Ｔ２は２分され、かつ、帯域圧縮されたベー
スバンド信号Ｓｂ（第３図（ニ）参照）、Ｓｃ（第３図
（ホ）参照）が印加される端子である。１はこれらの信
号Ｓｂ、Ｓｃをインターリーブ多重する変１、ＩＩＩ器
であり、この変ＵＭＩ器ｌの出力信号Ｓａ（第３図（イ
）参１！＜（）が記録ユニット２の磁気テープ３に古き
込まれる。ここで、信号Ｓａは、水平同期信号ノ周波ｒ
？！Ｉｒｈ（ｔ　５　、　７３４　Ｋ　ｌ−１ｚ）（１
’）　９　Ｇ倍（９Ｇｆ１１）の周波数の搬送波をベー
スバンド信号ｓｂで変思１した第１の被変調波と、水平
同期信号の周波数ｆｂの９６．５倍の周波数の搬送波を
ベースバンド信号Ｓｃで変調した第２の被変調波とをイ
ンターリーブ多重した信号であり、ＶＳＢ−ΔＭ（残留
側波帯振幅変調波）信号である。なお、上述した信号Ｓ
ｂ、Ｓｃは互いに同期している。

次に、再生時においては、磁気テープ３から信号Ｓａが
読み出され、＜シ形フィルタ４において、第３図（へ）
、（ト）に示す信号ｓｒ、ｓｇに分離される。

このくし形フィルタ４にはディジタルフィルタが用いら
れ、信号をＡ／Ｄ変換およびＩ）　／　Ａ変換する。そ
して、このくし形フィルタの出力信号Ｓ「。

Ｓｇが復調器５へ供給される。復調器５は信号Ｓ「。

Ｓｇを各々ベースバンド信号Ｓｂ、Ｓｃに復調するもの
で、その構成例を第４図に示す。この図において、入力
端６ａへ印加された信号Ｓ「は、レベルＵＦ、１整用の
可変抵抗器７ａを介して混合器８ａへ入力され、ここで
発振器９から出力される６２．５Ｍｌ１２の信号と混合
され、和の周波数である約６４Ｍｔｌ　ｚを搬送波周波
数とする信号５１１（第３図（ヂ）参照）となる。次に
、この信号ｓｈが増幅器９ａを介してナイキストフィル
タｌｏａに入力され、このナイキストフィルタＬＯａに
よって特性補正される。ナイキストフィルタＩＯａの特
性を第３図（チ）に−点鎖線によって示す。次に、この
ナイキストフィルタｌｏｇの出力が増幅器１１ａ、Ｉ　
２ａ、１３ａを介してコスタスループ＋４ａへ入力され
、ここで検波されて第３図（ニ）に示すベースバンド信
号ｓｂに戻される。同様に、入力端Ｇ　ｂへ印加された
信号Ｓｇは、混合器８ｂにおいて発振器９から出力され
る６２．５ＭＨｚの信号と、見合され、和の周波数であ
る【約６４　Ｍ　Ｈｚ＋　（ｆｈ／　２　）Ｈｚ）を搬
送波周波数とする信号Ｓｉ（第３図（す）参照）となる
。

次に、この信号Ｓｉがナイキストフィルタｔａｂによっ
て特性ｈｌ？正される。ナイキストフィルタｌＯｂの特
性を第３図（す）に−点鎖線によって示す。

次に、このナイキストフィルタｌｏｂの出力がコスタス
ループ１４　ｂにおいて検波されて第３図（ホ）に示す
ベースバンド信号Ｓｃに戻される。

そして、上記の過程によって復調されたベースバンド信
号Ｓｂ、Ｓｃが伸張回路（図示略）において帯域伸張さ
れ、次いで、両者が合成されてハイビジョン・テレビ信
号に復元される。

「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した再生回路にあっては、＜シ形フィル
タ４によって信号をＡ／Ｄ、Ｄ／Ａ変換する際に、回路
の非線形特性により歪が発生する。

例えば、Ａ／Ｄ変換器の歪は、２次歪、−５７ｄＩ３゜
３次歪；　−５４ｄＢ　（Ｆ　ｕｌｌ　Ｓ　ｃａｌｅ時
）になる。また、復調器５においても、混合器８　ａ、
　８　ｂにおいて搬送波の３次歪が発生し、さらに、コ
スタスループ１４ａ、１４ｂ内の混合器＋４ｃ、＋４ｄ
においても、−８５ｄＢの３次歪が発生ずる。なお、混
合器１４ｃ、＋４ｄはダブルバランスドミキサを用いて
いるので、２次歪は発生しない。また、上述した６歪の
大きさは搬送波のレベルによって大きく影響され、搬送
波のレベルが大であるほど歪も大きくなる。そして、歪
が発生すると、表示画面に縦じま模様が現れて見＆しい
画面になる。

この発明は上述した事情に鑑みてなされたしので、回路
歪による影響を最小限に押さえることができる多重ビデ
オ信号分離回路を提供することを目的としている。

「課題を解決するための手段」 この発明は、残留側波帯振幅変調波を入力し、該残留側
波帯振幅変υη波に含まれる２つの搬送波に基づいて第
１および第２の多重ベースバンド信号を復調する復調器
と、第１の多重ベースバンド信号を入力して第１のベー
スバンド信号を出ノ〕する第１のくし形フィルタと、第
２の多重ベースバンド信号を人力して第２のベースバン
ド信号を出力する第２のくし形フィルタとを具備してな
るしのである。

「作用」 この発明によれば、残留側波帯振幅変調波を、まず、塩
ｍ１器を通すことによって搬送波を除去して第１．第２
の多重ベースバンド信号に復調し、次いで、＜シ形フィ
ルタによって多重ベースバンド信号を分離して２つのベ
ースバンド信号を得る。

「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。第１図はこの発明の一実施例による多重ビデオ信
号分離回路を適用したｖ　’ｒ　Ｒの要部の構成を示す
ブロック図であり、この図において、第２図の各部に対
応する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する
。この図に示す回路が第２図に示すしのと異なる点は、
記録ユニット２の磁気テープ３から読み出された信号Ｓ
ａが、まず、復調器５に入力され、この復ｊｌｌ器５の
出力が２系統のくし形フィルタ１６ａ、１６ｂに入力さ
れるようになっている点である。すなわち、磁気テープ
３から読み出された信号Ｓａは、復調器５の２個の入力
端６　ａ、　６　ｂ（第４図参照）に共に印加され、こ
れにより、復調器５から多重ベースバンド信号Ｓ　ｄ、
　Ｓ　ｅ（第３図（ロ）、（ハ））が各々出力される。

そして、これらの信号Ｓｄ、Ｓｓが各々（し形フィルタ
１６ａ、１６ｂに入力されて、＜シ形フィルタ１６ａか
らインターリーブ前のベースバンド信号ｓｂが、また、
＜シ形フィルタ＋６ｂからインターリーブ前のベースバ
ンド信号Ｓｃが各々出力される。以下、第２図の回路と
同様に、ベースバンド信号Ｓｂ、Ｓｃが伸張回路（図示
略）において帯域伸張され、次いで、両者が合成されて
ハイビジョン・テレビ信号に復元される。

「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、レベルの大き
い搬送波が前段の復ＪＡＩ　Ｗ３によって除去されるの
で、後段のくし形フィルタに入力される信号には搬送波
が含まれておらず、この結果、くし形フィルタにおいて
、搬送波に基づく歪が発生しない。また、発生する歪量
が小さい復調器が前段に配置され、発生する歪量が大き
いくし形フィルタが後段に配置されているので、この逆
の配置の場合に比較し、総合歪が小さくなる。したがっ
て、この発明によれば、従来のものより歪か小さいので
、歪に基づく再生画面の縦じま模様を実用上目障りにな
らない程度まで小さくできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による多重ビデオ信号分離
回路を適用したＶＴＲの要部の構成を示すブロック図、
第２図は従来のＶＴｒｔの要部の構成を示すブロック図
、第３図は第１図および第２図に示す回路各部の波形図
、第４図は第１図および第２図における復調器５の詳細
を示すブロック図示である。 ５・・・・・・復調器、１６ａ、＋６ｂ・・・・・・く
し形フィルタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１、第２のベースバンド信号が周波数インターリーブ
   によって多重された残留側波帯振幅変調波をもとの第１
   、第２のベースバンド信号に分離する多重ビデオ信号分
   離回路において、前記残留側波帯振幅変調波を入力し、
   該残留側波帯振幅変調波に含まれる２つの搬送波に基づ
   いて第１および第２の多重ベースバンド信号を復調する
   復調器と、前記第１の多重ベースバンド信号を入力して
   第１のベースバンド信号を出力する第１のくし形フィル
   タと、前記第２の多重ベースバンド信号を入力して第２
   のベースバンド信号を出力する第２のくし形フィルタと
   を具備してなる多重ビデオ信号分離回路。