JPS5853811Y2 - カラ−ビデオ信号磁気記録再生装置 - Google Patents

カラ−ビデオ信号磁気記録再生装置

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JPS5853811Y2
JPS5853811Y2 JP2017378U JP2017378U JPS5853811Y2 JP S5853811 Y2 JPS5853811 Y2 JP S5853811Y2 JP 2017378 U JP2017378 U JP 2017378U JP 2017378 U JP2017378 U JP 2017378U JP S5853811 Y2 JPS5853811 Y2 JP S5853811Y2
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JP
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signal
color
video signal
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band
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JP2017378U
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JPS54122733U (ja
Inventor
卓三 奥村
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三洋電機株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は、カラービデオ信号磁気記録再生装置に係シ、
特にカラービデオ信号を単位フィールド毎に単位トラッ
ク上に隣接トラックと異なるアジマス配列で記録する方
式を採った装置の改良に関する。
いかゆるアジマス記録方式は、相隣る記録トラックのア
ジマス配列を異にすることによって実質的にガートバン
ドを不要とした記録方式であって、記録密度を高め、磁
気テープ等の記鍔媒体の利用効率の向上を計シ得るとい
う利点を有する反面、NTSC信号等の複合カラービデ
オ信号の記録に際臥いわゆるカラー副搬送波低域変換記
録方式を採用する場合には、低域変換されて記録される
信号に対してアジマス効果が少く従って隣接トラックの
クロストークの影響を避は得す、色信号妨害、色むら、
にじみ等が生じるという欠点を否めない。
このような欠点を改善するために、例えばVTRにおい
て低域変換したカラー副搬送信号を、FM変換した輝度
信号に重畳して磁気テープ等の記録媒体の単位トラック
上に単位フィールド毎に記録するに際し、■フィールド
おきのカラー副搬送波信号を、l水平走査線ごとに18
00位相を変えて低域変換することに依って記録してい
る。
このようにして記録した低域変換カラー副搬送波信号を
、再生時通常の副搬送波帯域(3,5SMH2士0.5
MH2)に再変換するとともに、l水平走査線ごとに1
800位相を変えて低域変換されたフィールドについて
は、再生信号を記録時と逆に位相反転し、連続した位相
に直した後に櫛形フィルタに加えると、隣接トラックの
カラー副搬送波信号ば1水平走査線ごとに180°位相
を異にするので互に打消合って相殺され、更に再生走査
中のトラックのカラー副搬送波信号成分とはインターリ
−ピング関係にある高域輝度信号も櫛形フィルタを通っ
て相殺されるので上述の問題は一応解決する。
然し乍ら、前記隣接トラックのクロストーク信号成分で
あるカラー副搬送波中にインターリーブして混在する高
域輝度信号は、前記櫛形フィルタを通してもキャンセル
されないため、再生走査中のトラックから再生されたカ
ラー副搬送波信号に混入し、S/Nの劣化、ビード妨害
等の現象を惹起してし1う。
本考案は斯る点に鑑み、為されたものである。
以下その詳細を第1、第2図に図示せる如き一実施回路
例を参照しつつ説明する。
第1図は、本考案装置の記録系の要部回路ブロックダイ
アグラムを表わすもので、大別して輝度信号系Yとクロ
マ信号系Cに分けられる。
前記クロマ信号系は、入力端子■に加えられるNTSC
信号等のカラー複合信号からカラー副搬送波信号Sを分
離するバンドパスフィルターC周波数帯域例、3.58
MH2,±0.5MHz)と、該山背からカラー副搬送
波信号成分とインターリ−ピング関係にある高域輝度成
分のみを除去する櫛形フィルタ2と、該出力カラー副搬
送波信号を1フイールドネ・きに、そのフィールド中1
水平走査期間毎に、低域変換さるべきカラー副搬送波の
位相を順次1800転換すべく、1フイールドおきにそ
のlフィールド中1水平走査区間ごとに1800位相が
異る周波数変換用信号を発生する発振回路3と、該出力
で前記櫛形フィルタ2の出力を低域変換する周波数変換
回路板び低域変換出力のみを通過せしめるローパスフィ
ルタ5(周波数帯域例、0.688MH±0.5MH)
で構成される。
前記発振回路3は、ifHの奇数倍(但しfHは水平走
査周波数)に選ばれる基準発振周波数(例えば4.26
7919MH2)で発振する水晶発振回路34と、該出
力を1800位相の異なる2つの出力に変換する位相変
換回路33と、記録信号中の垂直同期信号fV及び水平
同期信号fHを組合せ、1フイ一ルド期間T1では、水
平同期信号周期で交互VC反転し、他の1フイ一ルド期
間T2では、安定若しくは準安定の一状態のみを維持す
べく構成されるフリップフロップ回路を可とするスイッ
チング制御回路32及び前記位相変換回路3302つの
位相反転出力を組み合わせて、いずれか一方の位相に固
定されるーフイールド相当区間T2の信号と、■水平走
査区間毎に位相の反転する信号で構成されるーフィール
ド相当区間T1の信号とが−フイール晦の交互の信号と
なるように切換選択するスイッチング回路を備える回路
を可とする。
tl、t2は、前記スイッチング制御回路32の出力を
示す。
前記輝度信号系は、輝度信号中の不要な高域成分を除去
するローパスフィルター1と、該出力をAGC制御し更
にクランプ、ホワイトクリップ等の処理を行った後にF
M変調するマルチバイブレータ型変調器を可とするFM
変調回路12で構成される。
このような構成であれば、バンドパスフィルタ1で分離
された高域信号成分から櫛形フィルタ2を介してインタ
ーリーブ関係にある高域輝度成分を除去したカラー副搬
送波信号のみが次段の低域周波数変換回路4にて低域に
変換させた後、ローパスフィルタ5を経て上記FM変調
回路12の出力に重畳された後アジマス記録されるので
、再生時隣接トラックのクロストークにより仮に低域変
換したカラー副搬送波信号成分が混入したどしてもこれ
らの信号中からは、既にインターリーブ関係にある輝度
信号成分を除いであるので、上述のクロストーク分は、
公知の如く、再生系路に挿入される別の櫛型フィルタ若
しくは再生時切換えて共用とされる上記櫛形フィルタを
通すことに依って完全に除去することが出来、クロスト
ーク成分に起因するビート妨害によって生ずるモアレ現
象等を除去することが出来る。
しかし乍ら、後に第2図を参照して詳述する如く、再生
系のクロマ信号系においても、隣接トラックのクロスト
ークの影響を除くために櫛形フィルタ102を不可欠と
する。
従ってこのような装置では、クロマ信号は、記録時と再
生時で計2H遅れ、通算第3H目クロマ信号即ち、輝度
信号に対して2Hの遅れを持ったカラー副搬送波信号が
輝度信号と混合され、カラー受像機で再生されることに
なり、結果的に垂直方向の色すれとなって観察される。
筐た、記録信号のソースが同種他のVTR出力の場合に
は、輝度信号に対して通算4H遅れたクロマ信号が再生
されることになって、上述の如き色ずれによる画質の悪
化は著しいものとなる。
また、記録信号のソースとして、クロマ信号系のみにI
Hもしくはそれ以上の遅延線を具備せる櫛型フィルタ等
を内蔵する単管式のカラーカメラ或はビデオディスクの
出力を用いる場合にも同様の画質の低下を余義なくされ
る。
斯る点を考慮して、本考案装置の場合、上述の記録系の
構成に加えて、再生系において、輝度信号のみを常時ク
ロマ信号に対してIH遅延させる構成を採る。
以下、第2図を参照して再生系の要部構成について説明
する。
プリアンプ(イコライザ等)110を経た再生出力は、
低域変換クロマ副搬送波成分のみを通過せしめるローパ
スフィルター01を介して逆変換用の周波数変換回路1
03に加えられる。
そこで記録系の場合と略相逆的動作によって逆変換され
更に櫛型フィルター02を通過することによって序述の
如く隣接チャンネルのカラー副搬送波信号成分のクロス
トーク分を除去した後FM復調される輝度信号に混合さ
れてNTSC信号として増シ出される。
前記逆変換動作についてい1少し説明する。
前記櫛型フィルター02の出力からバーストゲ−)10
4に依って抜出されるバースト信号は、2つの目的のた
めに使用される。
一つは、記録時カラー副搬送波信号を1水平走査線毎に
1800位相を変えて低域変換していたフィールドの信
号の位相を元に戻し、何等位相変化を与えていないフィ
ールドのカラー副搬送波信号を1水平走査線毎に180
0位相を変えた形で逆変換動作を行うために、周波数変
換回路103に1フイールドおきに、1水平走査線毎ニ
1800位相の異る周波数変換用の信号を供給するスイ
ッチャ130を制御するフリップフロップ回路132の
動作を正常に保つことを目的とし、該回路の動作が逆に
なった場合、バースト信号の位相が1水平走査線毎に反
転して出て来ることを利用する。
即ち、パース)ID回路105において、基準発振回路
106との位相ずれが大巾に異って検出されると、該出
力でフリップフロップ回路132をトリガし、その動作
を正常に戻す。
い1一つの目的は、位相比較回路101及び電圧可変発
振器108(発振周波数fvco=3.5 s MH2
−7fH)で構成されるAPCループの比較信号源とし
て用いることである。
このAPC回路によって!fHに対する位相変動を除去
し、水平発振周波数fHの44逓倍出力を用いるAFC
ループと相俟って再生信号のジッタ成分を除去する。
周波数変換回路109ば、このような目的のために設け
られたもので1周波数関係は第2図に示す如きものであ
る。
スイッチャ130周りの構成は、記録系のそれと同じで
あるので説明を割愛する。
上記プリアンプ110の出力の一部は、バイパスフィル
タ111 とリミッタ112を介してIH遅延線113
に加えられ、更にリミッタアンプ114を経た後FM復
調回路115で復調されて逆変換されたカラー副搬送波
信号に混合される。
上記1H遅延線は、輝度信号のみをIH遅延せしめ相対
的に原信号と、第3H目のクロマ信号の中心の第2H目
の信号としてクロマ信号と混合されるので、再生画面上
色ずれは殆んど問題とならない。
第3図は、上記IH遅延線113を、ドロップアウト補
償用の遅延線に兼用する場合における該尚部分の要部ブ
ロックダイヤグラムを表わすものである。
従来のドロップアウト補償回路との相違点は、再生FM
信号が、常時ばIH遅延線201を通過し、該遅延線及
びリミッタ202を経由する信号を包絡線検波するドロ
ップアウト検出回路203によってIH遅延出力中にド
ロップアウトが検出される場合には一定のヒステリシス
特定を持って巣作するとシュミット回路204の出力に
依って直接線205を経由して来るFM信号に置換する
点である。
このような構成で、lH遅延線201の特性に依って十
分な帯域が確保できない場合には、予め逓倍回路211
に依ってFM信号を周波数逓倍して遅延せしめ、遅延出
力を再度逓降(逓降回路212)スイッチング回路20
6に加える構成とすればよい。
本考案は、上述の如き構成であるから、アジマス記録方
式によって隣接トラック間のガートバンドを設けず、カ
ラー副搬送波を低域変換して記録する方式の装置にネ・
いて、隣接トラックの低域変換カラー副搬送波のクロス
トーク成分の影響はもとより、インターリーブして混在
する高域輝度信号成分の影響によるS/Nの劣化、ビー
ト妨害等の現象を色ずれなく防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は、いずれも本考案装置に係り、第1図は記録系の
要部回路ブロックダイアグラム、第2図は再生系の要部
回路ブロックダイアグラム、第3図はドロップアウト補
償回路の要部回路プロロクダイアグラムである。 2 102・・・・・・櫛型フィルタ、 4.103・川・・ 周波数変換回路、 01 ・・・・・IH遅延線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カラービデオ信号を、単位フイルード毎に単位トラック
    上に隣接するトラックと異るアジマス配列で記録するビ
    デオ信号記録再生装置において、前記カラー信号から分
    離した副搬送波成分を含む高域信号成分を櫛形フィルタ
    に通して前記副搬送波 成分とはインタリーピング関係
    にある高域輝度成分を除去したカラー副搬送波成分のみ
    を低域周波数に変換し、隣接トラックに記録されるlフ
    ィールド相当の低域変換カラー副搬送波の1水平走査区
    間毎の前後の信号の位相順序を異にして前記カラービデ
    オ信号の輝度成分のFM変調信号の低域に重畳して記録
    すると共に、再生信号中の再変換カラー副搬送波信号を
    櫛型フィルタに加えることに依って隣接トラックのクロ
    ストークを除去し、その出力をIH遅延再生輝度信号に
    相加する構成により色ずれを防止したカラービデオ信号
    磁気記録再生装置。
JP2017378U 1978-02-16 1978-02-16 カラ−ビデオ信号磁気記録再生装置 Expired JPS5853811Y2 (ja)

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JPS54122733U JPS54122733U (ja) 1979-08-28
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