JPH0127641Y2 - - Google Patents

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JPH0127641Y2
JPH0127641Y2 JP1981172380U JP17238081U JPH0127641Y2 JP H0127641 Y2 JPH0127641 Y2 JP H0127641Y2 JP 1981172380 U JP1981172380 U JP 1981172380U JP 17238081 U JP17238081 U JP 17238081U JP H0127641 Y2 JPH0127641 Y2 JP H0127641Y2
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JP
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engine
continuously variable
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threshing
clutch
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JP1981172380U
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JPS5875546U (ja
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  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は例えば未刈り穀稈掻込み用リール並び
に刈刃などを有する穀物ヘツダーと、刈取り穀稈
供給ベルトを内設していて前記ヘツダーに連設さ
せる供給室と、扱胴及び穀物選別機構を有してい
て前記供給室に連設させる脱穀部とを備え、穀物
収穫作業を連続して行うコンバインの駆動装置に
関する。
「従来の技術」 従来、実開昭53−77863号公報に示す如く、可
変速Vプーリ及びVベルトと、変速操作機構であ
る油圧切換弁及び油圧シリンダを設け、脱穀部の
駆動速度を無段変速する技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし乍ら、前記従来技術は、脱穀部の扱胴に
供給される穀稈の存否を検出するセンサを設け、
センサによつて穀稈が検出されないとき扱胴の回
転を低下させるものであつたから、脱穀部の整備
点検並びに掃除を行うとき、穀稈がないので扱胴
回転が低下し、脱穀作業時の適正回転が現出され
ず、整備点検並びに掃除などの作業性を容易に向
上させ得ない等の問題があつた。
また、実開昭55−100742号公報に示す如く、エ
ンジンが回転しているとき無段変速を行える技術
もあつたが、エンジンが回転していても、脱穀部
又は刈取部などコンバイン駆動部は必らずしも作
動しているとは限らないので、コンバイン駆動部
が停止しているときにも無段変速が行われる不具
合があり、コンバイン駆動部を停止させたときの
速度と異なる速度でコンバイン駆動部の駆動が再
開され易い等の機能上及び安全上の問題があつ
た。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、エンジンが作動中であるこ
とを検出する手段と、無段変速機構を介してエン
ジン出力により駆動するコンバイン駆動部のクラ
ツチ入を検出する手段とを直列に設けて、各手段
を無段変速操作部材に連結させ、前記各手段によ
つてエンジン駆動並びにコンバイン駆動部のクラ
ツチ入をともに検出しているときだけ無段変速動
作を行わせるように構成したことを特徴とするも
のである。
「作用」 従つて、穀稈の供給が行われていないときでも
エンジン及びコンバイン駆動部の運転作動によつ
てコンバイン作業時の適正回転を現出し得、コン
バイン駆動部の整備点検及び掃除などの保守作業
を容易に行い得ると共に、エンジンの運転に関係
なくコンバイン駆動部の停止によつて無段変速を
中断し得、コンバイン駆動部を停止させたときの
回転速度でコンバイン駆動部の駆動を必ず再開さ
せ得、予測される回転速度でコンバイン駆動部の
駆動開始を行い得、しかも無段変速用のプーリ及
びベルトにより無段変速機構を構成する場合でも
損傷防止を容易に行えて安全に取扱い得るもので
ある。
「実施例」 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は全体の側面図、第2図は同平面図で
あり、図中1は前部駆動輪2及び後部操向輪3を
装備する機台、4は扱胴5及び選別機構6を備え
ていて前記機台1に搭載するコンバイン駆動部で
ある脱穀部、7は揚穀筒8を介して取出す脱穀部
4の穀粒を溜める穀物タンク、9は前記脱穀部4
の下部前方に油圧シリンダ10を介して昇降可能
に装設する刈取部、11は運転席12及び操向ハ
ンドル13を備えていて前記脱穀部4の上部前方
に固設させる運転台である。
そして前記刈取部9は、未刈り穀稈を取入れる
穀物ヘツダー14と、該ヘツダー14の後部中央
に連結させて刈取り穀稈を脱穀部4に送給する供
給室15とによつて構成すると共に、未刈り穀稈
掻込み用リール16及び往復駆動型刈刃17及び
穀稈掻込オーガ18とを前記穀物ヘツダー14に
備える。
また、前記運転台11の右側にエンジン19を
搭載し、該エンジン19によつてコンバインの各
部を駆動すると共に、前記運転台11上の操作コ
ラム20に刈取クラツチレバー21及び脱穀クラ
ツチレバー22を取付ける。
第3図に示す如く、安全クラツチ機能を有する
Vプーリ23を前記エンジン19に連動連結させ
と共に、前記扱胴5及び選別機構6を含む脱穀部
4を駆動する油圧変速型可変速Vプーリ24を備
え、前記の各プーリ23,24間にVベルト25
を張設させ、前記脱穀クラツチレバー22操作に
よつてクラツチであるテンシヨンクラツチプーリ
26を前記Vベルト25に接離させ、無段変速機
構である前記プーリ23,24及びベルト25を
介してエンジン19出力により脱穀部4を駆動制
御するように構成する。また増速ソレノイド27
及び減速ソレノイド28を有する変速操作機構で
ある三位置3ポート型電磁油圧切換弁29を備
え、前記可変速Vプーリ24に内設させる変速操
作機構である油圧シリンダ30に前記切換弁29
を介して油圧ポンプ31を油圧接続させる。
第4図に示す如く、前記エンジン19の始動用
並びに各種電源として用いるバツテリ32と、前
記エンジン19を始動させる始動電動機33と、
前記電動機33を作動操作する始動スイツチ34
と、前記エンジン19に連動連結させ且つ充電調
整器35を介してバツテリ32を充電する充電発
電機36とを備える。そして前記発電機36の充
電出力を検出するアンドゲート37と、前記脱穀
クラツチレバー22の入操作と連動してオン作動
するクラツチスイツチ38とを設け、前記切換弁
29を作動可能状態にする制御要素である脱穀駆
動検知回路39を、前記ゲート37及びスイツチ
38によつて構成すると共に、前記の各ソレノイ
ド27,28を夫々励磁作動させる無段変速操作
部材である増速及び減速スイツチ40,41に前
記スイツチ38を介して前記ゲート37を接続さ
せ、脱穀部4を運転作動させているときにのみ各
スイツチ40,41によるソレノイド27,28
励磁操作を可能にするように形成するものであ
る。
上記のように、エンジン19が作動中であるこ
とを検出する手段であるアンドゲート37と、無
段変速機構23,24,25を介してエンジン1
9出力により駆動する脱穀部4のクラツチプーリ
26入を検出する手段であるクラツチスイツチ3
8とを直列に設けて、前記ゲート37及びスイツ
チ38を無段変速操作部材である増減速スイツチ
40,41に連結させ、前記ゲート37及びスイ
ツチ38によつてエンジン19駆動並びに脱穀部
4のクラツチプーリ26入をともに検出している
ときだけ無段変速動作を行わせるように構成して
いる。
本実施例は上記の如く構成しており、上記穀物
ヘツダー14にリール16を介して未刈り穀稈を
取入れ、その未刈り穀稈の株元を刈刃17によつ
て切断すると共に、前記ヘツダー14中央部から
供給室15に穀稈掻込オーガ18を介して刈取り
穀稈を送込み、前記供給室15を介してその刈取
り穀稈を脱穀部4に送給し、扱胴5によつて順次
脱粒して穀粒を穀物タンク7に取出すもので、上
記エンジン19を作動させることによつてアンド
ゲート37がオン作動し、また脱穀クラツチレバ
ー22を入操作することによつてクラツチスイツ
チ38がオン作動し、前記脱穀部4を運転作動さ
せている状態で、前記扱胴5の脱粒負荷の増減並
びに選別機構6の選別状況変化などに応じ、増速
或いは減速スイツチ40,41を介して各ソレノ
イド27,28を択一的に励磁作動させ、油圧切
換弁29を切換操作し、油圧シリンダ30を介し
て可変速Vプーリ24を変速駆動させて脱穀部4
の駆動速度を任意に無段変速するものである。
更に、第5図は他の実施例を示すものであり、
上記実施例の脱穀駆動検知回路39に代え、油圧
シリンダ30を作動可能状態にする制御要素とし
て用いる遠心ボール型回転検出機構42を備える
と共に、復帰バネ43を有する前記検出機構42
を脱穀駆動入力軸44に取付け、また油圧切換弁
29と油圧シリンダ30との間に二位置2ポート
型油圧切換弁45を介在させ、その切換弁45の
スプール45aに前記検出機構42を連結させ、
脱穀クラツチレバー22操作によつて脱穀部4を
駆動していて前記入力軸44が回転しているとき
にのみ、前記入力軸44の回転によつて前記検出
機構42を介して油圧切換弁45を切換え、油圧
シリンダ30にその切換弁45を介して油圧切換
弁29を連動接続させ、上記実施例と同様に脱穀
部4を運転作動させているときにのみ油圧シリン
ダ30を介して可変速Vプーリ24を変速駆動す
るものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、エン
ジン19が作動中であることを検出する手段37
と、無段変速機構23,24,25を介してエン
ジン19出力により駆動するコンバイン駆動部4
のクラツチ26入を検出する手段38とを直列に
設けて、各手段37,38を無段変速操作部材4
0,41に連結させ、前記各手段37,38によ
つてエンジン19駆動並びにコンバイン駆動部4
のクラツチ26入をともに検出しているときだけ
無段変速動作を行わせるように構成したもので、
穀稈の供給が行われていないときでもエンジン1
9及びコンバイン駆動部4の運転作動によつてコ
ンバイン作業時の適正回転を現出でき、コンバイ
ン駆動部4の整備点検及び掃除などの保守作業を
容易に行うことができると共に、エンジン19の
運転に関係なくコンバイン駆動部4の停止によつ
て無段変速を中断でき、コンバイン駆動部4を停
止させたときの回転速度でコンバイン駆動部4の
駆動を必ず再開させることができ、予測される回
転速度でコンバイン駆動部4の駆動開始を行うこ
とができ、しかも無段変速用のプーリ23,24
及びベルト25により無段変速機構を構成する場
合でも損傷防止を容易に行えて安全に取扱うこと
ができる等の実用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の側面
図、第2図は同平面図、第3図は要部の駆動系統
図、第4図は脱穀部の変速制御を示すブロツクダ
イヤグラム、第5図は他の実施例を示す要部の駆
動系統図である。 4……脱穀部(コンバイン駆動部)、19……
エンジン、23……Vプーリ(無段変速機構)、
24……可変速Vプーリ(無段変速機構)、25
……Vベルト(無段変速機構)、26……クラツ
チプーリ(クラツチ)、37……アンドゲート、
38……クラツチスイツチ、40……増速スイツ
チ(無段変速操作部材)、41……減速スイツチ
(無段変速操作部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン19が作動中であることを検出する手
    段37と、無段変速機構23,24,25を介し
    てエンジン19出力により駆動するコンバイン駆
    動部4のクラツチ26入を検出する手段38とを
    直列に設けて、各手段37,38を無段変速操作
    部材40,41に連結させ、前記各手段37,3
    8によつてエンジン19駆動並びにコンバイン駆
    動部4のクラツチ26入をともに検出していると
    きだけ無段変速動作を行わせるように構成したこ
    とを特徴とするコンバインの駆動装置。
JP17238081U 1981-11-18 1981-11-18 コンバインの駆動装置 Granted JPS5875546U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17238081U JPS5875546U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 コンバインの駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17238081U JPS5875546U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 コンバインの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5875546U JPS5875546U (ja) 1983-05-21
JPH0127641Y2 true JPH0127641Y2 (ja) 1989-08-21

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JP17238081U Granted JPS5875546U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 コンバインの駆動装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715619Y2 (ja) * 1976-12-01 1982-04-01
JPS5824045Y2 (ja) * 1978-12-31 1983-05-23 三菱農機株式会社 電気的に変速作動する変速操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5875546U (ja) 1983-05-21

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