JPH01275946A - 無段変速機における目標プライマリプーリ回転数の設定方法 - Google Patents
無段変速機における目標プライマリプーリ回転数の設定方法Info
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- JPH01275946A JPH01275946A JP10519688A JP10519688A JPH01275946A JP H01275946 A JPH01275946 A JP H01275946A JP 10519688 A JP10519688 A JP 10519688A JP 10519688 A JP10519688 A JP 10519688A JP H01275946 A JPH01275946 A JP H01275946A
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、車両用のベルト式無段変速機の制御方法に係
り、詳しくは、変速比の変化速度を制御対象とした無段
変速機の変速制御に関するものである。
り、詳しくは、変速比の変化速度を制御対象とした無段
変速機の変速制御に関するものである。
この種の変速制御においては、過渡状態の追従性ととも
に、オーバシュートやハンチング等を生じないように収
束性も考慮して変速制御を行うことが考えられている。 このため、目標プライマリプーリ回転数およびセカンダ
リブーり回転数とにより求められる目標変速比と実変速
比の実際値との偏差、収速性を加味した要素等により操
作量を変速速度として求め、これに基づいて変速速度制
御することが提案されている。そして、種々の特別な走
行条件、エンジンあるいはh2動系の状態により、目標
値や操作量を更に補正してijl、′i!i化する傾向
にある。 例えば、特開昭61−132422号公報に示されるよ
うに、車両に目標車両加速度が継続的に達成される定加
速度走行状態、もしくは目標車速か継続的に達成される
定車速状態において、最適燃料消費状態とすべく、変速
比調整部およびスロットルバルブ駆動部に制御信号を送
出して、無段変速m構の変速比およびスロットルバルブ
の開度を変化させるようにしたものがあった。
に、オーバシュートやハンチング等を生じないように収
束性も考慮して変速制御を行うことが考えられている。 このため、目標プライマリプーリ回転数およびセカンダ
リブーり回転数とにより求められる目標変速比と実変速
比の実際値との偏差、収速性を加味した要素等により操
作量を変速速度として求め、これに基づいて変速速度制
御することが提案されている。そして、種々の特別な走
行条件、エンジンあるいはh2動系の状態により、目標
値や操作量を更に補正してijl、′i!i化する傾向
にある。 例えば、特開昭61−132422号公報に示されるよ
うに、車両に目標車両加速度が継続的に達成される定加
速度走行状態、もしくは目標車速か継続的に達成される
定車速状態において、最適燃料消費状態とすべく、変速
比調整部およびスロットルバルブ駆動部に制御信号を送
出して、無段変速m構の変速比およびスロットルバルブ
の開度を変化させるようにしたものがあった。
ところで、上記先行技術の目標値を用いた追従制御では
、無段変速機の目標変速比を決定するための目標プライ
マリプーリ回転数Npdは、第3図に示されるように、
プライマリおよびセカンダリプーリ回転数Np 、Ns
によって算出される実変速比iと、スロットル開度θと
のマツプを用いて、車速すなわちセカンダリプーリ回転
数Nsとスロットル開度θにより決定されていた。しか
し、このような変速比制御では、運転者の意志を反映す
るパラメータはスロットル開度θしがなく、運転者の意
志を十分に反映した変速比制御、変速速度制御を行えな
かった。 本発明は、上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、運転者の意志に対応した目標プライマリブー
り回転数の設定を、すなわち、運転者の意志を十分に反
映した変速制御を行えるようGこすることを目自勺とす
る。
、無段変速機の目標変速比を決定するための目標プライ
マリプーリ回転数Npdは、第3図に示されるように、
プライマリおよびセカンダリプーリ回転数Np 、Ns
によって算出される実変速比iと、スロットル開度θと
のマツプを用いて、車速すなわちセカンダリプーリ回転
数Nsとスロットル開度θにより決定されていた。しか
し、このような変速比制御では、運転者の意志を反映す
るパラメータはスロットル開度θしがなく、運転者の意
志を十分に反映した変速比制御、変速速度制御を行えな
かった。 本発明は、上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、運転者の意志に対応した目標プライマリブー
り回転数の設定を、すなわち、運転者の意志を十分に反
映した変速制御を行えるようGこすることを目自勺とす
る。
上記目的を達成するなめ、本発明は、目標プライマリプ
ーリ回転数とセカンダリプーリ回転数とから目標変速比
を算出し、さらに目標変速比変化速度とにより変速速度
を算出し、この算出された変速速度にしたがって無段変
速機の変速比を制御するように構成された変速制御装置
において、上記目標プライマリプーリ回転数を、車3!
!またはセカンダリプーリ回転数2スロツトル開度、お
よびスロットル開度変化速度により、予め格納された目
標プライマリプーリ回転数マツプから検索して設定する
ようにしたものである。
ーリ回転数とセカンダリプーリ回転数とから目標変速比
を算出し、さらに目標変速比変化速度とにより変速速度
を算出し、この算出された変速速度にしたがって無段変
速機の変速比を制御するように構成された変速制御装置
において、上記目標プライマリプーリ回転数を、車3!
!またはセカンダリプーリ回転数2スロツトル開度、お
よびスロットル開度変化速度により、予め格納された目
標プライマリプーリ回転数マツプから検索して設定する
ようにしたものである。
上記構成に基づき、例えば、同一スロットル開度、同一
車速の場合、アクセル踏込み速度すなわちスロットル開
度変化速度が速いときは、運転者がより加速を要求して
いると判断し、通常より高めの目標プライマリプーリ回
転数を設定する。逆に、スロットル開度変化速度が遅い
ときは、運転者がやや榎やかな加速を要求していると判
断し、通常より低目の目標プライマリプーリ回転数を設
定する。
車速の場合、アクセル踏込み速度すなわちスロットル開
度変化速度が速いときは、運転者がより加速を要求して
いると判断し、通常より高めの目標プライマリプーリ回
転数を設定する。逆に、スロットル開度変化速度が遅い
ときは、運転者がやや榎やかな加速を要求していると判
断し、通常より低目の目標プライマリプーリ回転数を設
定する。
以下、本発明の一実施例を図によって説明する。
第1図において、エンジン1は、電磁粉式等の電磁クラ
ッチ21前後進切換装置3を介して無段変速機4に連結
し、無段変速機4から1組のりダクションギャ5.出力
軸6.ディファレンシャルギヤ7および車軸8を介して
駆動軸9に伝導構成される。 電磁粉式クラッチ2は、エンジンクランク軸10にドラ
イブメンバ2aを、入力軸11にクラッチコイル2Cを
具備したドリブンメンバ2bを有し、クラッチコイル2
Cに流れるクラッチ電流により、両メンバ2a、 2b
間のギャップに電磁粉を鎖状に結合して集積し、この結
合力でクラッチの接・断およびクラッチトルクの可変制
御を行う。 前後進切換装置3は、入力軸11と変速機主軸12との
間にギヤとハブやスリーブにより同期噛合式に構成され
ており、少なくとも入力軸11を主軸12に直結する前
進位置と、入力軸11の回転を逆転して主軸12に伝達
する後退位置とを有している。 無段変速機4は、主軸12とそれに平行配置された副軸
13とを有し、主軸12には油圧シリンダ14aを備え
たプーリ間隔可変のプライマリプーリ14が、副軸13
には同様に油圧シリンダ15a′!!−備えたセカンダ
リプーリ15が設けられ、両プーリ14.15間には駆
動ベルト16が巻付けられている。また、両シリンダ1
4a 、 15aは油圧制御回路17に回路構成され、
そして両シリンダ14a 、 t5aには伝達トルクに
応じたライン圧を供給してプーリ押付力を付与し、プラ
イマリ圧により駆動ベルト16のプーリ14゜15に対
する巻付は有効径の比率を変えて無段階に変速制御する
ように構成されている。 この電磁粉式クラッチ2と無段変速機4の制御を行う電
子制御ユニット20は、エンジン回転数センサ19.無
段変速機4のプライマリプーリ回転数センサ21.セカ
ンダリブーり回転数センサ22.エアコンやチョークの
作動状況を検出するセンサ23゜24等の各信号を入力
する。また、操作系のシフトレバ−25は、前後進切換
装置3に機械的に結合され、そのリバース(R)、ドラ
イブ(D)、スポーティドライブ(Ds )の各レンジ
を検出するシフト位置センサ26を有し、アクセルペダ
ル27の踏込み状態を検出するアクセルスイッチ28.
スロットル弁明のスロットル開度センサ29の信号と共
に、電子制御ユニット20に入力される。そして、電子
制御ユニット20は、これら入力をマイコン等を使用し
てソフト的に処理し、発進モード、ドラッグモード、直
結モードに応じたクラッチ制御信号を電磁粉式クラッチ
2に、変速制御信号およびライン圧制御信号を油圧制御
回路17へ出力して、各制御動作を行うようになってい
る。 次に、制御ユニット20における無段変速制御系の機能
構成を示す第2図において、実変速比算出手段40は、
プライマリプーリ回転数センサ21からのプライマリプ
ーリ回転数Nρと、セカンダリブーり回転数センサ22
からのセカンダリプーリ回転数Nsとにより、実変速比
i (i =NO/Ns )を算出する。また、スロ
ットル開度センサ29からのスロットル開度θは、目標
プライマリプーリ回転数検索手段41およびスロットル
開度変化速度算出手段42に入力され、算出手段42に
おいてはアクセルペダル27の踏込み速度、すなわち加
速要求度合いをスロットル開度変化速度dθ/dtとし
て算出する。 そして、目標プライマリブーり回転数検索手段41は、
セカンダリプーリ回転数Ns (車速)、スロットル
開度θ、スロットル開度変化速度dθ/dtおよびシフ
ト位置センサ26のシフト位iR,D。 Dsにより、予めROMメモリ等に格納されている目標
プライマリプーリ回転数マツプを検索し、運転者の意志
に合った目標プライマリプーリ回転数NDdを決定する
。この目標プライマリプーリ回転数マツプは、第3図に
一例としてDレンジの場合を示すように、実変速比iが
LOWの状態から加速する場合、スロットル開度変化速
度dθ/dtをパラメータとするスロットル開度θ線と
、セカンダリプーリ回転数Nsとに応じた目標プライマ
リプーリ回転数Npdとがマツプの形で設定されており
、同一スロットル開度θでもスロットル開度変化速度d
θ/dtにより目標プライマリ回転数Npdを可変とす
る。 なお、スポーティドライブレンジDsでは、無段変速域
を高回転側に限定して、変速比を大きく保持したまま最
高速まで走行する。 この目標プライマリプーリ回転数Npdは、目標変速比
算出手段43において、セカンダリプーリ回転数Nsと
により目標変速比is (iδ= N pd/ N s
)として算出され、変速速度算出手段44および目標変
速比変化速度算出手段45に入力され、算出手段45で
は、一定時間の目標変速比isの変化量より目標変速比
変化速度d i s/d tを算出する。そして、変速
速度算出手段44は、目標変速比IS、目標変速比変化
速度di/dt、および係数設定部46で予め設定され
ている係数に1 、に2とにより、変速速度di/dt
を下式により、 di/dt= K1 (is−i) モ ト′、2 ・ dis/dt 求める。 この変速遠度di/dtは、デユーティ比検索手段47
でマツプ検索などによりデユーティ比D1の変速制御信
号に変換され、駆動部48を介して油圧制御回路17の
変速速度用ソレノイド弁49をデユーティ比制御し、油
圧シリンダ14aへのプライマリ圧を変速速度di/d
tに応じて変化させ、運転者の意志に沿った変速制御を
行う。 また、無段変速制御のライン圧制御線において、エンジ
ントルク検索手段50は、エンジン回転数センサ19か
らのエンジン回転数Neとスロットル開度センサ29か
らのスロットル開度θとにより、エンジントルクTをマ
ツプ検索によって求め、実変速比1とにより、目標ライ
ン圧設定手段51は目標ライン圧Pl−dを設定する。 一方、エンジン回転数Neによりポンプ吐出圧が変化す
るのに伴いライン圧最大値が変化するので、エンジン回
転数Neと実変速比iとが入力される最大ライン圧検索
手段52は、マツプ検索により最大ライン圧P Lna
xを求める。そして、減圧値算出手段53は、最大ライ
ン圧P Llaxに対する目標ライン圧PLdの割合で
ライン圧PLRを算出し、デユーティ比検索手段54に
おいて対応するデユーティ比D2のライン圧制御信号に
変換され、駆動部55を介して油圧制御回路17のライ
ン圧制御用ソレノイド弁56に出力し、無段変3!!機
4の駆動力伝達に必要なライン圧を確保する。 次に、目標プライマリプーリ回転数検索の動作を第5図
に示すフローチャートによって説明する。 先ず、ステップ5100において、車速Vとしてのセカ
ンダリプーリ回転数Ns、スロットル開度θを読込み、
このスロットル開度θからスロットル開度変化速度dθ
/dtを求める。これ等の各データにより、ステップ5
101において、目標プライマリプーリ回転数マツプ(
第3図)を検索し、運転者の意志に合った目標プライマ
リブーり回転数Npdを求める。こうすると、同一スロ
ットル開度θ、同一車速すなわち同−七カンダリ回転数
の場合、第4図に示すように、アクセル踏込み速度すな
わちスロットル開度変化速度dθ/dt (ただしプラ
ス側のみ)が速いときは、運転者がより加速を要求して
いるものと判断し、通常より高めの目標プライマリプー
リ回転数Npdを設定する。逆に、アクセル踏込み速度
すなわちスロットル開度変化速度dθ/dtが遅いとき
は、運転者はやや緩やかな加速を要求しているものと判
断し、通常より低めの目標プライマリプーリ回転数Np
dを設定し、運転者の意志に沿った加速フィーリングが
得られるようにする。
ッチ21前後進切換装置3を介して無段変速機4に連結
し、無段変速機4から1組のりダクションギャ5.出力
軸6.ディファレンシャルギヤ7および車軸8を介して
駆動軸9に伝導構成される。 電磁粉式クラッチ2は、エンジンクランク軸10にドラ
イブメンバ2aを、入力軸11にクラッチコイル2Cを
具備したドリブンメンバ2bを有し、クラッチコイル2
Cに流れるクラッチ電流により、両メンバ2a、 2b
間のギャップに電磁粉を鎖状に結合して集積し、この結
合力でクラッチの接・断およびクラッチトルクの可変制
御を行う。 前後進切換装置3は、入力軸11と変速機主軸12との
間にギヤとハブやスリーブにより同期噛合式に構成され
ており、少なくとも入力軸11を主軸12に直結する前
進位置と、入力軸11の回転を逆転して主軸12に伝達
する後退位置とを有している。 無段変速機4は、主軸12とそれに平行配置された副軸
13とを有し、主軸12には油圧シリンダ14aを備え
たプーリ間隔可変のプライマリプーリ14が、副軸13
には同様に油圧シリンダ15a′!!−備えたセカンダ
リプーリ15が設けられ、両プーリ14.15間には駆
動ベルト16が巻付けられている。また、両シリンダ1
4a 、 15aは油圧制御回路17に回路構成され、
そして両シリンダ14a 、 t5aには伝達トルクに
応じたライン圧を供給してプーリ押付力を付与し、プラ
イマリ圧により駆動ベルト16のプーリ14゜15に対
する巻付は有効径の比率を変えて無段階に変速制御する
ように構成されている。 この電磁粉式クラッチ2と無段変速機4の制御を行う電
子制御ユニット20は、エンジン回転数センサ19.無
段変速機4のプライマリプーリ回転数センサ21.セカ
ンダリブーり回転数センサ22.エアコンやチョークの
作動状況を検出するセンサ23゜24等の各信号を入力
する。また、操作系のシフトレバ−25は、前後進切換
装置3に機械的に結合され、そのリバース(R)、ドラ
イブ(D)、スポーティドライブ(Ds )の各レンジ
を検出するシフト位置センサ26を有し、アクセルペダ
ル27の踏込み状態を検出するアクセルスイッチ28.
スロットル弁明のスロットル開度センサ29の信号と共
に、電子制御ユニット20に入力される。そして、電子
制御ユニット20は、これら入力をマイコン等を使用し
てソフト的に処理し、発進モード、ドラッグモード、直
結モードに応じたクラッチ制御信号を電磁粉式クラッチ
2に、変速制御信号およびライン圧制御信号を油圧制御
回路17へ出力して、各制御動作を行うようになってい
る。 次に、制御ユニット20における無段変速制御系の機能
構成を示す第2図において、実変速比算出手段40は、
プライマリプーリ回転数センサ21からのプライマリプ
ーリ回転数Nρと、セカンダリブーり回転数センサ22
からのセカンダリプーリ回転数Nsとにより、実変速比
i (i =NO/Ns )を算出する。また、スロ
ットル開度センサ29からのスロットル開度θは、目標
プライマリプーリ回転数検索手段41およびスロットル
開度変化速度算出手段42に入力され、算出手段42に
おいてはアクセルペダル27の踏込み速度、すなわち加
速要求度合いをスロットル開度変化速度dθ/dtとし
て算出する。 そして、目標プライマリブーり回転数検索手段41は、
セカンダリプーリ回転数Ns (車速)、スロットル
開度θ、スロットル開度変化速度dθ/dtおよびシフ
ト位置センサ26のシフト位iR,D。 Dsにより、予めROMメモリ等に格納されている目標
プライマリプーリ回転数マツプを検索し、運転者の意志
に合った目標プライマリプーリ回転数NDdを決定する
。この目標プライマリプーリ回転数マツプは、第3図に
一例としてDレンジの場合を示すように、実変速比iが
LOWの状態から加速する場合、スロットル開度変化速
度dθ/dtをパラメータとするスロットル開度θ線と
、セカンダリプーリ回転数Nsとに応じた目標プライマ
リプーリ回転数Npdとがマツプの形で設定されており
、同一スロットル開度θでもスロットル開度変化速度d
θ/dtにより目標プライマリ回転数Npdを可変とす
る。 なお、スポーティドライブレンジDsでは、無段変速域
を高回転側に限定して、変速比を大きく保持したまま最
高速まで走行する。 この目標プライマリプーリ回転数Npdは、目標変速比
算出手段43において、セカンダリプーリ回転数Nsと
により目標変速比is (iδ= N pd/ N s
)として算出され、変速速度算出手段44および目標変
速比変化速度算出手段45に入力され、算出手段45で
は、一定時間の目標変速比isの変化量より目標変速比
変化速度d i s/d tを算出する。そして、変速
速度算出手段44は、目標変速比IS、目標変速比変化
速度di/dt、および係数設定部46で予め設定され
ている係数に1 、に2とにより、変速速度di/dt
を下式により、 di/dt= K1 (is−i) モ ト′、2 ・ dis/dt 求める。 この変速遠度di/dtは、デユーティ比検索手段47
でマツプ検索などによりデユーティ比D1の変速制御信
号に変換され、駆動部48を介して油圧制御回路17の
変速速度用ソレノイド弁49をデユーティ比制御し、油
圧シリンダ14aへのプライマリ圧を変速速度di/d
tに応じて変化させ、運転者の意志に沿った変速制御を
行う。 また、無段変速制御のライン圧制御線において、エンジ
ントルク検索手段50は、エンジン回転数センサ19か
らのエンジン回転数Neとスロットル開度センサ29か
らのスロットル開度θとにより、エンジントルクTをマ
ツプ検索によって求め、実変速比1とにより、目標ライ
ン圧設定手段51は目標ライン圧Pl−dを設定する。 一方、エンジン回転数Neによりポンプ吐出圧が変化す
るのに伴いライン圧最大値が変化するので、エンジン回
転数Neと実変速比iとが入力される最大ライン圧検索
手段52は、マツプ検索により最大ライン圧P Lna
xを求める。そして、減圧値算出手段53は、最大ライ
ン圧P Llaxに対する目標ライン圧PLdの割合で
ライン圧PLRを算出し、デユーティ比検索手段54に
おいて対応するデユーティ比D2のライン圧制御信号に
変換され、駆動部55を介して油圧制御回路17のライ
ン圧制御用ソレノイド弁56に出力し、無段変3!!機
4の駆動力伝達に必要なライン圧を確保する。 次に、目標プライマリプーリ回転数検索の動作を第5図
に示すフローチャートによって説明する。 先ず、ステップ5100において、車速Vとしてのセカ
ンダリプーリ回転数Ns、スロットル開度θを読込み、
このスロットル開度θからスロットル開度変化速度dθ
/dtを求める。これ等の各データにより、ステップ5
101において、目標プライマリプーリ回転数マツプ(
第3図)を検索し、運転者の意志に合った目標プライマ
リブーり回転数Npdを求める。こうすると、同一スロ
ットル開度θ、同一車速すなわち同−七カンダリ回転数
の場合、第4図に示すように、アクセル踏込み速度すな
わちスロットル開度変化速度dθ/dt (ただしプラ
ス側のみ)が速いときは、運転者がより加速を要求して
いるものと判断し、通常より高めの目標プライマリプー
リ回転数Npdを設定する。逆に、アクセル踏込み速度
すなわちスロットル開度変化速度dθ/dtが遅いとき
は、運転者はやや緩やかな加速を要求しているものと判
断し、通常より低めの目標プライマリプーリ回転数Np
dを設定し、運転者の意志に沿った加速フィーリングが
得られるようにする。
以上述べたように、本発明によれば、無段変速機の目標
プライマリプーリ回転数を、車速またはセカンダリプー
リ回転数、スロットル開度、およびスロットル開度変化
速度によりマツプ検索によって設定するようにしたので
、より運転者の意志に合った目標プライマリ回転数、す
なわち目標変速比を設定することが可能となり、加速な
どの運転フィーリングを向上させることができるという
効果が得られる。
プライマリプーリ回転数を、車速またはセカンダリプー
リ回転数、スロットル開度、およびスロットル開度変化
速度によりマツプ検索によって設定するようにしたので
、より運転者の意志に合った目標プライマリ回転数、す
なわち目標変速比を設定することが可能となり、加速な
どの運転フィーリングを向上させることができるという
効果が得られる。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は無段変速機の変速制御装置の構成図、第2図は変速
制御装置の機能構成を示すブロック図、第3図は目標プ
ライマリプーリ回転数マツプ、第4図はスロットル開度
変化速度と目標プライマリブーり回転数の関係の一例を
示す図、第5図は目標プライマリプーリ回転数検索の動
作を示すフローチャートである。 4・・・無段変速機、20・・・電子制御ユニット(変
速制御装置)、21・・・プライマリプーリ回転数セン
サ、22・・・セカンダリプーリ回転数センサ、29・
・・スロットル開度センサ、40・・・実変速比算出手
段、41・・・目標プライマリブーり回転数検索手段、
42・・・スロットル開度変化速度算出手段、43・・
・目標変速比算出手段、44・・・変速速度算出手段。 第3図 ○ dO,dl
(〒)第5図
図は無段変速機の変速制御装置の構成図、第2図は変速
制御装置の機能構成を示すブロック図、第3図は目標プ
ライマリプーリ回転数マツプ、第4図はスロットル開度
変化速度と目標プライマリブーり回転数の関係の一例を
示す図、第5図は目標プライマリプーリ回転数検索の動
作を示すフローチャートである。 4・・・無段変速機、20・・・電子制御ユニット(変
速制御装置)、21・・・プライマリプーリ回転数セン
サ、22・・・セカンダリプーリ回転数センサ、29・
・・スロットル開度センサ、40・・・実変速比算出手
段、41・・・目標プライマリブーり回転数検索手段、
42・・・スロットル開度変化速度算出手段、43・・
・目標変速比算出手段、44・・・変速速度算出手段。 第3図 ○ dO,dl
(〒)第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 目標プライマリプーリ回転数とセカンダリプーリ回転数
とから目標変速比を算出し、さらに目標変速比変化速度
とにより変速速度を算出し、この算出された変速速度に
したがって無段変速機の変速比を制御するように構成さ
れた変速制御装置において、 上記目標プライマリプーリ回転数を、車速またはセカン
ダリプーリ回転数、スロットル開度、およびスロットル
開度変化速度により、予め格納された目標プライマリプ
ーリ回転数マップから検索して設定するようにしたこと
を特徴とする無段変速機における目標プライマリプーリ
回転数の設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10519688A JPH01275946A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 無段変速機における目標プライマリプーリ回転数の設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10519688A JPH01275946A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 無段変速機における目標プライマリプーリ回転数の設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01275946A true JPH01275946A (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=14400916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10519688A Pending JPH01275946A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 無段変速機における目標プライマリプーリ回転数の設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01275946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007016967A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Honda Motor Co Ltd | 無段変速機制御装置および方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01210652A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-24 | Nissan Motor Co Ltd | 無段変速機の変速制御装置 |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP10519688A patent/JPH01275946A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01210652A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-24 | Nissan Motor Co Ltd | 無段変速機の変速制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007016967A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Honda Motor Co Ltd | 無段変速機制御装置および方法 |
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