JPH01275881A - 容器を保管し、差し入れかつ差し出すための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、階層的に上下に配置された容器用貯蔵場所を
持つ少なくとも１つの架台と、これらの貯蔵場所のうち
の１つのそばの架台から容器前取り出すためにかつ容器
又は容器中身の差し出し又は容器又は容器中身の差し入
れのために差し入れ及び差し出し個所へ移動可能な容器
用載置台とを有する、容器を空間に保管し、差し入れか
つこの空間から差し出すための装置に関する。

〔従来の技術〕

階層的に上下に配置された容器用貯蔵場所を持つ、容器
を空間に保管し、差し入れかつこの空間から差し出すた
めの装置は、特に、今融橢関例えば銀行の出納窓口に設
置されるような金庫に使用される。この種の装置は欧州
特許出願第０１８２１３７号明細書に記載されている。

それは、装甲された金庫の内部に配置されている、容器
としてのカセットを収容するためのカセット貯蔵器であ
る。これらのカセットの中に、例えば紙幣及び装飾品の
ような貴重品が保管される。

各カセット用に貯蔵場所が存在する。架台１つ当たり、
２つの貯１Ｉ４ｉＩＩ所が同じ高さに並べて配置されて
いる。カセットの中身を差し出すために、カセットは架
台にある貯蔵場所から受は取られかつカセット担体によ
って金銭差し入れ及び取り出し個所へ運搬される。機械
的固定なしに置かれた両力セットをそれぞれ差し出すこ
とができるようにするために、架台は複雑な回転機構に
より、所望のカセットが存在する架台面がカセット担体
の方へ向くように回転せしめられる。これらの架台は金
暉内に固定的に取り付けられている。カセットを充填し
又は空にすることは、合銭差し入れ及び取り出し個所を
介してのみ行なわれる。

カセットは、いかなる機械的固定も行なわれずに、架台
の貯蔵場所にあるから、架台の回転は、カセットがその
場所が゛らずれかつそれによつてカセット担体の回転運
動又は移動を妨げることがないように、振動なしに行な
われなければならない。カセットを充填し又は空にする
ことは、金銭差し入れ及び取り出し個所を介さなければ
できないから、カセットの中身を検査し、充填し又は空
にすることは極めて複雑でありかつ時間がかかり、そし
て安全性の見地からも危険である。なぜならばこれらの
操作は窓口ホールにおいて行なわれるからである。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明のｓ曙は、安全にされた場所で容器を検査し、充
填し又は空にするために、架台を装置から取り出すこと
ができる装置を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によればこの諜寵は、架台が装置から取り出し可
能でありかつ再びはめ込み可能であることによって解決
される。

特許請求の範囲第２項に説明されているような好ましい
実施例は、架台にあるすべての容器の自動的拘束を可能
にし、他方、架台は装置から取り外され、それによって
、これらの容器は−１ｌｌｉ１強い振動の際にも架台か
ら落下せずかつ安全性の理由から運搬中に取り出し不可
能である。

特許請求の範囲第３項ないし８８９項に、容器の拘束装
置の好ましい実施例が示されており、特許請求の範囲第
１θ項に、担体における所定の支持・個所への架台の良
好な対応が示されている。

〔実施例〕

本発明による装置のいくつかの実施例を図面により以下
に詳細に説明する。

第１図に示されている金庫１は、シート状物品、待に紙
幣２と容器５内に保管可能な物体とを差し入れ、保管し
かつ差し出すために使われる。装甲７を備えた金庫の内
部空間が、６で示されている。

金＠１は通常、２つの出納窓口の間に設置されておりか
つ２人の出納係により一緒に操作される。金庫は再出納
係に対して共通に紙幣２用の差し入れ口９を持ちかつ各
出納係に対して開口１０を持っており、この開口を通っ
て紙＄２及び容器５が揺Ｓ＆び移ｆＪｊＪ装置＋３によ
って移動可能であり、それによって各出納係は紙幣２又
は容器５の中身を取り出し、充填し又は検査することが
できる。

容器５はそれぞれの架台１４又は１５にある貯ＩＭ場所
１６（第５図）に階−的に収容されている。

両方の架台１４及び１５は、第１図に示されている担体
１７にはめられている。担体１７は挿入体１９の一部で
あり、この挿入体は金庫の扉２０を通って移動可能であ
る。第１図に示されている両架台１４．１５は右側の開
口１０に対応している。

左側の開口！０には、図示してない２つの架台が対応し
ており、これらの架台は挿入体１９の別の担体に支持さ
れている。

架台１４及び１５は、金庫の扉２０が開かれている場合
に、金庫の内部空間６から引き出された挿入体１９から
取り出し可能である。取り出された架台１４．１５は、
容器５の中身を充填し、取り出し又は検査するために余
融機関の金庫室へ運び込まれる。安全性及び保障上の理
由から、窓口の開いている時間中に金庫１を開けてはい
けない。

架台１４．１５は互いに面対称に構成されている。

これらの架台が混同不可能に担体１７へ組み込み可能で
あるようにするために、各架台１４．１５は標識として
下面ＩＩに複数のビン１２を持っており、これらのビン
は、担体１７の載置台にある穴１１にぴったり合い、こ
の担体上に架台１４゜１５が置かれている。

担体１７にはめ込まれた両架台１４及び！５の間に運搬
袋２１１１８が存在する。この運搬装置は、貯蔵場所１
６のそれぞれから容器５のそれぞれを水平に引き出しか
つほば担体１７の中ノｂにおいてこの担体の上側へ架台
１４及び１５の間で垂直に移動させるために使われ、そ
の際揺動及び移動、装置１３が容器５を受は取りかつ開
口ｌＯを通して押しやる。

容器５は、第２図及びｔ４３図に示されているように、
１つの面が開いているプラスチック製平行六面体である
。開いている面の方へ容器５の上側及び下側壁３，４が
それぞれ切り火き２２を持っており、この切り欠きは、
容器５が開口！０を通って押しやられた場合に、容器５
内に置かれた紙幣２を出納係がつかむことを容易にする
。容器５はその側壁に沿って上側壁３に突起部２３を持
っている。開いている面とは反対側の後壁２１に、容器
５は各側壁の近くに上側壁３の方へ環２５を持っている
。下側壁４には、同様に各側壁の近くに後壁２１に角柱
状突起部２６があり、この突起部の底面は直角三角形に
一致しており、この三角形の１つの辺は下側壁４に対し
て平行でありかつこの三角形の斜辺は側壁の方へ低下し
ている。突出部２７は直角三角形の他の辺２４に対して
平行に位置している。

突出部２７と直角三角形の他の辺２４との間の間隙２８
は、さらに以下に述べられる爪３９の厚さより公差だけ
大きい。上側壁３は側壁の近くにおいて、開いている面
に凹所２９を持っている。

容器５は、既に上述したように、階層的に架台１４及び
１５にある。事を簡単にするために、面対称に構成され
た画架台１４及び１５のうち架台１４だけを第４図及び
第５図により説明する。

架台１４の金庫の外面又は金庫の中心側に近い方の側に
、それぞれ水平条溝３０及び３１を備えた中間壁３２（
第７図）がある。条溝３０及び３１は、これらの条溝が
水平載置面３３又は３４を形成するように作られており
、これらの載置面は貯蔵場所１６における容器５の載置
に使われかつこれらの載置面上を容器５が引き出し及び
押し込みの際に摺動する。条溝３１は金庫の扉２０に近
い方の架台側壁の近くにあり、条溝３０は運搬装置１８
の近くにある。第７図に示されているように、条溝３１
の金庫の扉２０に近い方の部分に水平戴置面３４は存在
せず、各条溝３１の高さはこの個所で拡大されている。

ここにおいて、組み付けられた状態で各保合ばね３５は
貫通しかつ容器５のはめ込まれた場合に（第７図に１点
鎖線で示されている）この容器の凹所２９に入っている
。すべての保合ばね３５は、第８図に示されているよう
に、ばね板３６の延長部である。拡大された係合ばね３
５が第９図に示されている。係合ばね３５は容器５を、
拘束されない状態で、振動に対して架台１４に保持する
。保合ばね３５の保持力は、運搬装置１８により打ち勝
ち得る程度の大きさにすぎない。

第６図に概略的に示されている運搬装置！８は、水平に
案内される、爪３９を持つスライダ３７と、垂直に移動
可能な載置台４０とを持っている。°容器５を引き出す
ために、載置台４０は、図示してない駆動装置により、
少なくとも容器５の角柱状突起部２６の辺２４の長さを
加えて貯蔵場所１６の高さへもたらされる。水平なスラ
イダ３７の爪３９は、この爪３９が容器５の突出部２７
に当たるまで容器５の方向に移動する。

載置台４０は、爪３９が容器５の間ｒａ２８に係合する
ように、公差を差し引いて辺２４の長さだけ低下せしめ
られる。スライダ３７により係合ばね３５の保持力に打
ち勝った後に、容器５は載置台４０へ引っ張られ、続い
て揺動及び移動袋ｆｌｆｆｉ１３へ上昇せしめられ、そ
れによってこの揺動及び移動装置により捕捉されかつ開
口１０を通って押しやられる。貯蔵場所１６における容
器５の載置は、同じように逆の順序で行なわれる。

架台１４又は１５の運搬のために、容器５は拘束層［４
１により取り出せないようにされている。架台１４に配
置された拘束装置４１は、第４図では、拘束された容器
をもって、そして第５図では、拘束解除された容器５を
もって示されている。この拘束装置は、第１Ｏ図に示さ
れているような、各保合ばね３５用にそれぞれ拘束素子
４４を持つ、慴動体４３を持っている。保合ばね３５を
拘束する状態において、摺動体４３はばね４６により保
持される。摺動体４３は錠機構４７により拘束位置に固
定される。錠機構４７は、ばね４９により荷重をかけら
れた３つの拘束層は金５１　、５２１５３を持っている
。錠機構４７の拘束された状態において、拘束層は金５
１１５２．５３はそれぞれ定置の＠部５５，５６．５７
に位置する。−番上の拘束帯は金５３へ、ばね４６によ
り予荷重をかけられた摺動体４３が押圧する。拘束素子
４４は冬瓜３９の後ろにあるので、これらの拘束素子を
転向させることができない。すなわち容器５を引き出す
ことは不可能である。拘束帯は金５１．−５２．５３は
それぞれ切削加工部６１１６２１６３を持っている。こ
れらの切削加工部６１，６２．６３は、上方へ段階的に
先細になるように配置されている。錠機構４７を拘束解
除するために、第５図に示されているように、先端に２
つの斜面を持つ拘束解除機構６５が、段階的に先細にさ
れた切削加工部６１，６２．６３の中へはめ込まれる。

これらの斜面は、拘束帯は金５１．５２．５３を定置の
肩部５５．５６．５７からばね４９の力に抗して移動さ
せるように形成されている。局部５５．５６．５７は拘
束帯は金５１．５２．５３をもはや保持しないから、こ
れらの拘束帯は金は、拘束解除機構６５がさらに前方へ
押しやられた際に、摺動体４３を上方へ移動させ、この
摺動体の拘束素子４４は爪３９を釈放する。

容器５の拘束は、担体１７を持つ挿入体１９を金庫の内
部空間６から引き出し始める瞬間にもう行なわれる。他
方では、容器５は貯蔵場所１６において、挿入体１９が
完全に金庫の内部空間６へはめ込まれてはじめて完全に
拘束解除される。担体１７は、この担体と共に移動せし
められる、傾斜スリット６９を持つ水平棒６７を持って
おり、このスリットに拘束解除機構６５のビン７０が入
っている。スリット６９の斜面は下から上へ担体１７の
挿入方向へ向いている。拘束解除ｆｉ＠６５は垂直に移
動可能であり、棒６７は水平に移動可能に担体１７に支
持されている。

ばね７１により棒６７は挿入方向７４へ引っ張られる。

（図示してない）不作動位置において、挿入体１９が空
間６から引き出された際に、拘束解除機構６５は棒６７
により拘束帯は金５□、５゜、５３から下方へ引っ張ら
れる。ビン７ｏはスリット６９の下端にある。これによ
ってばね７１は棒６７をそれ以上引っ張ることができな
い。

挿入体１９が金庫の内部空間６から引き出された際に標
識用ビン１２により許容される担体１７の場所及び拘束
解除機構６５に架台Ｉ４をはめ込む場合は、この拘束解
除機構６５は拘束帯は金５５．５６．５７の切削加工部
６１，６２．６３の中へ、これらの拘束帯は金５５．５
６．５７が肩部５５，５６．５７から外れるまでの間だ
け押し込まれる。

担体１７のそれ以後のはめ込みの際に棒６７は、挿入体
１９が完全にはめ込まれる少し前に定置のストッパ７３
に当たる。挿入体１９をさらに移動させることにより、
棒６７は機構６５に対して挿入方向７４とは反対の方向
に移動せしめられかつこれによって拘束解除機構６５を
斜面７０に沿って、既に外された拘束帯は金５１．５２
．５３へ移動させかつこれらの拘束帯は金を摺動体４３
へ移動させ、この摺動体の拘束素子４４は係合ばね°３
５を釈放する。担体Ｉ７を引き出す際の拘束は、同じよ
うに逆の順序で行なわれる。

金融機関の金庫室内で運搬される架台１４の容器５を拘
束解除するために、例えば保管所にある、拘束解除機構
６５に相当する拘束解除機構は錠機構４７へ導入される
。

担体１７における場所のみを明確に定める、架台１４又
は１５におけるＳ＋鴨の代わりに、例えば機械的センサ
又は光センサによって読み出し可能であるように標識を
設けることができる。

これによって、架台に対して容器の中身を対応させるこ
とも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は金庫の一部を切り欠いて示した斜視図、第２図
は容器の平面図、第３図は第２図の矢印・Ｉｉｔの方向
に見た容器の部分断面図、第４図は拘束された容器を持
つ架台の原理図、第５図は拘束解除された容器を持つ架
台の原理図、第６図は容器用の運搬装置の斜視図、第７
図は条溝を持つ架台の中間壁の部分断面図、第８図は係
合ばねを持つ架台のばね板の構成図、第９図は第８図の
ＩＸ−ＩＸ線に沿う、拡大された係合ばねの断面図、第
１Ｏ図は拘束素子を持つ摺動体の構成図、第１１図は架
台と担体との間の！！１１としてのビンの配置の部分断
面図である。 ５・・・容器、６・・・・金庫の内部空間、１４．１５
・・・架台、　１６・・・貯蔵場所、１８・・・運搬装
置、４０・・・載置台 特許出願人　アスコム・アウテルカ・アクチェン。 ゲゼルシャフト 〜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　階層的に上下に配置された容器（５）用貯蔵場所（
   １６）を持つ少なくとも１つの架台（１４、１５）と、
   これらの貯蔵場所（１６）のうちの１つのそばの架台（
   １４、１５）から容器（５）を取り出すためにかつ容器
   （５）又は容器中身の差し出し又は容器（５）又は容器
   中身の差し入れのために差し入れ及び差し出し個所へ移
   動可能な容器（５）用載置台（４０）とを有する、容器
   を空間（６）に保管し、差し入れかつこの空間から差し
   出すための装置において、架台（１４、１５）が装置か
   ら取り出し可能でありかつ再びはめ込み可能であること
   を特徴とする、容器を保管し、差し入れかつ差し出すた
   めの装置。２　各架台（１４、１５）が拘束装置（４１
   ）を持つており、この拘束装置が、装置からの架台（１
   ４、１５）の取り出しの際に自動的にすべての容器（５
   ）を架台（１４、１５）に拘束しかつはめ込みの際に拘
   束解除し、その結果容器（５）及びこれらの容器の中身
   が装置の外部に拘束解除機構（６５）の導入後にのみ架
   台（１４、１５）から取り外し可能であることを特徴と
   する、請求項１に記載の装置。 ３　容器（５）が装置内の架台（１４、１５）において
   ずれないように係合片（３５）により保持されており、
   この係合片が架台（１４、１５）からの容器（５）の取
   り出しの際に運搬装置（１８）により外れることを特徴
   とする、請求項１又は２に記載の装置。 ４　係合片が、容器（５）の凹所（２９）に弾性的に係
   合する係合ばね（３５）であることを特徴とする、請求
   項３に記載の装置。 ５　拘束装置（４１）が、拘束解除位置から拘束位置へ
   移動可能な摺動体（４３）を持つており、この摺動体が
   各係合片（３５）に対して拘束素子（４４）を持ち、こ
   の拘束素子が拘束位置において係合片（３５）の外れる
   のを防止しかつこの係合片を拘束解除位置において釈放
   することを特徴とする、請求項２及び３のうち１つに記
   載の装置。 ６　摺動体（４３）が錠機構により拘束位置に動かない
   ようにされていることを特徴とする、請求項５に記載の
   装置。 ７　摺動体（４３）が、錠機構（４７）へ導入された拘
   束解除機構（６５）によつて拘束位置から拘束解除位置
   へ移動可能であることを特徴とする、請求項６に記載の
   装置。 ８　錠機構（４７）が、ばね荷重を受けた複数の拘束掛
   け金（５１、５２、５３）を持つており、これらの拘束
   掛け金が個々に拘束解除機構（６５）によりばね力に抗
   して、架台（１４、１５）に対して固定的な肩部（５５
   、５６、５７）から外れることができかつ外れた状態で
   一緒に拘束解除機構（６５）により移動可能であり、こ
   の運動が摺動体（４３）へ伝達され、その結果この摺動
   体が拘束位置から拘束解除位置へ移動せしめられること
   を特徴とする、請求項７に記載の装置。 ９　空間（６）の中へかつこの空間から移動可能な架台
   （１４、１５）用担体（１７）と、空間（６）から引き
   出された担体（１７）においてばね（７１）により不作
   動位置へ移動せしめられかつ完全に空間（６）内へ押し
   込められた担体（１７）において、空間（６）に対して
   固定的なストッパ（７３）によりばね（７１）の力に抗
   して作動位置へ移動せしめられる、移動可能に担体（１
   ７）に支持された棒（６７）と、不作動位置から作動位
   置への棒（６７）の移動の際に拘束装置（４１）を拘束
   解除する、担体（１７）に支持された棒（６７）によつ
   て移動可能な拘束解除機構（６５）とが設けられている
   ことを特徴とする、請求項２、５ないし８のうち１つに
   記載の装置。 １０　空間（６）の中へかつこの空間から移動可能な担
   体（１７）が、それぞれ対応する架台（１４、１５）用
   の複数の支持個所を持つており、各支持個所及び各架台
   （１４、１５）が標識を持つていることを特徴とする、
   請求項１ないし９のうち１つに記載の装置。