JPH01275358A - 張力制御装置 - Google Patents

張力制御装置

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Publication number
JPH01275358A
JPH01275358A JP10405188A JP10405188A JPH01275358A JP H01275358 A JPH01275358 A JP H01275358A JP 10405188 A JP10405188 A JP 10405188A JP 10405188 A JP10405188 A JP 10405188A JP H01275358 A JPH01275358 A JP H01275358A
Authority
JP
Japan
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tension
input
torque
acceleration
deceleration
Prior art date
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Pending
Application number
JP10405188A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Iizuka
飯塚 伸行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH01275358A publication Critical patent/JPH01275358A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、製紙用リワインダなどにおいて、ワインダ側
は電動機で駆動し、アンワインダ側は機械的ブレーキで
制動して、ワインダとアンワインダとの間に張られた材
料の張力を所定値に制御する張力制御装置に関するもの
である。
(従来の技術) 機械ブレーキを用いた製紙用リワインダの一般的な構成
を第2図に示す。
第2図において、紙12は電動機13.14によって駆
動されるワインダロール15、I6および押えロール1
8に挟持されながら表面駆動によって矢印方向に搬送さ
れ、スプール17を軸とする巻取コイル19として巻取
られる。
一方、駆動装置のないアンワインダ21は1紙12が搬
送されることにより回転されてコイル20から紙12を
送り出す。
この場合、巻取コイル19として巻取られる紙12の張
力を一定に保つために、アンワインダのスプール21に
機械的なブレーキ22を用いて制動をかけている。
紙の張力を一定に保つには、巻取コイル19の巻取速度
が一定であり、アンワインダコイル20の径が変化しな
ければ機械ブレーキによる制動トルクは一定でよいが、
巻取速度が変化した時はその加減速度に応じて、また紙
を送り出すことによるコイル径の変化に応じて、制動ト
ルクを適切に調整する必要がある。
さらに機械ブレーキは実際に動作を開始するまでに時間
を要するので、この遅れ時間を考慮した制動トルクの制
御を行う必要がある。
量 (発明が解決しようとする蒔題さ) 従来は、張力検出器で検出した実張力と張力基準との偏
差に応じてトルク補正を行っているが、この方式では巻
取速度変化時の機械ブレーキの応答遅れによる張力の変
動を補正することが困難である。
本発明は張力変動の中で最大の比重を占める巻取速度変
化時のブレーキの応答遅れによる張力変動を防止した合
理的な張力制御装置を提供することを口約としている。
〔発明の構成〕
岬 (問題点を解決するための手段と作用)本発明による張
力制御装置は、材料を送り出しながら張力を一定に保つ
ためにアンワインダを制動する機械ブレーキの制動トル
クを、材料の送り出される速度の変化やアンワインダ側
のコイル径の変化に応じて制御する加減速補償制御手段
、与えられた設定張力に対し上記コイル径に応じた張力
分トルクを演算すると共に張力変動を補正して張力を一
定に保つよう制御する張力制御手段、および加減速時に
加減速制動トルクが機械ブレーキの動作時間、配管系や
電空などの変換器で応答が遅れることによって生じる張
力変動を解消するためのワインダの速度基準遅延手段を
備え、アンワインダ側に対しては加減速補償制御手段お
よび張力制御手段によって材料の送り出される速度やコ
イル径の変化に応じて適切な機械ブレーキの制動トルク
を演算すると共に、ワインダ側に対しては速度基準遅延
手段によって、機械ブレーキの応答遅れによる張力変動
を解消し、これによって加減速時にも材料の張力を一定
に制御できるようにしている。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図は本発明による張力制御装置のブロック図を示す
もので、速度基準発生器1からの速度基準vRは微分器
5を介して加減速度dv/dtに変換され、アンワイン
ダコイル径演算器2からのアンワインダコイル径DUと
共に加減速補償量演算器8に入力される。
一方、張力設定器3で設定された張力設定値FRは張力
検出器4からの実張力Fと比較され、その偏差量ΔFは
張力補正量演算器6に入力され、その出力FHは張力設
定器3からの張力設定値FRと共に、張力分トルク演算
器9に入力される。
アンワインダコイル径演算器2からのアンワインダコイ
ル径DUは、張力分トルク演算器9にも入力され、その
出力TFは加減速補償量演算器8の出力Tc+Tsにブ
レーキトルク制御器11に入力される。
一方、速度基準発生器1からの速度基準VRは。
遅延器7にも入力され、その出力はワインダ速度制御器
10に入力される。
上記の構成において、リワインダは停止状態から加速さ
れ、一定速度に達した後減速されて停止するという工程
を繰り返す。
この場合、速度基準発生器1で発生した速度基準VRを
微分器5に入力して得られた加減速度をdv/dt、紙
12の幅をvc、紙密度をρC、アンワインダコイル2
0の径をDU、アンワインダスプール21の径をDoと
すると、アンワインダコイルのG−は、GDC=11π
+wc0ρc0(DU−Do)として求められ、従って
加減速補償量演算器8で求められるコイル分の加減速ト
ルクT。はT、 =−伜二、上、立 120−goudt となる。
次にスプール分の加減速トルクを求めると、スプール2
1の幅をす、、密度をρ3、径をDoとして、そのGD
Sは、 GIJq = Ta7c+ll’s” ps’l)0と
して求められ、従って加減速補償量演算器8で求められ
るスプール分の加減速トルクTsは。
T8工」し、上、立 120−g  oodt となる。
一方紙12に与える張力FRのための張力弁トルクTF
は下記のようにして求められる。
すなわち張力設定器3で設定される張力設定値をFR1
張力検出器4で検出された実張力をFとすると、張力設
定値FRと実張力Fとの偏差ΔFはΔF=FR−F となる。
この偏差を補正して紙12の張力を一定に保つために比
例・積分制御が行われ、比例定数をGP、積分定数をG
工とすると、張力補正量算出器6で張力補正量F、とじ
て、 FH= GP・ΔF+G工fΔF−dtが算出され、張
力補正量F、を張力設定値FRに加算した値が実際の張
力基準として張力弁トルク演算器9に入力され、張力弁
トルクTFが、TF = (FR+ FH)・亙 として求められる。
ブレーキトルク基準T8は、コイル分の加減速トルクT
c、スプール分の加減速トルクTs、および張力弁のト
ルクTFの総和として、 TB= Tc + Ts+ TF となり、これをブレーキトルク制御器11に入力するこ
とにより、必要とするブレーキトルクを得ることができ
る。
次に、ブレーキにトルク基準が入力されてからブレーキ
が実際に動作するまでの遅れ時間すなわち応答時間を、
第3図に示すブレーキ機構を参照して説明する。
すなわちブレーキは第3図に示すように、電気的信号を
空気圧に変換する電空変換器23を操作部。
空気圧を終端に位置する動作部に伝えるブレーキ管24
を伝達部、空気圧を摩擦力に変換する空圧キャリパ25
およびディスク26を動作部として構成される。
ブレーキトルク制御器11から出力されたブレーキトル
ク基*TBは電空変換器23に入力され、これに応じて
電空変換器23に発生した空気圧がブレーキ管24を通
って空圧キャリパ25に伝えられ、空圧キャリパ25が
ディスク26を両側から挟むことによって摩擦力を発生
する。
従って機械ブレーキ全体の応答時間は第4図に示す操作
部27、伝達部28、動作部29の各動作時間によって
決まり、ブレーキトルク制御器11に第5図(a)のよ
うなステップ状のプレーキト、ルク基準を与えたときの
動作部29の発生トルクは第5図(b)のような−次遅
れの応答となり、ブレーキトルク基準をTB、実トルク
をQとすると −と Q = Ta (1−ε 1) となる。
加減速時での機械ブレーキの応答遅れによる張力変動は
、ワインダ側の速度基準を機械ブレーキの応答遅れに合
わせることによって解消することができる。
すなわちブレーキの応答が一次遅れの場合は、第1図の
遅延器7を一次遅れ回路にすればよく。
このときの遅延器7の回路は第6図のような回路となり
、その応答特性は下式で表わすことができる。
この回路のEl(S)にステップ状の入力を与えると、 EL(S) = s となるので、 となり、これをラプラス逆変換することにより。
となる。
従って遅延器7の遅れ時定数CR,をブレーキの応答時
定数τと同じになるように選定しておくと、速度基ヤv
Rを遅延器7に入力することにより、第5図に示すブレ
ーキと同様の応答遅れを発生させ、応答遅れによる張力
変動を防止することが可能となる。
なお上記の説明は空気圧で機械ブレーキを操作する場合
について行ったが、空気圧の代りに油圧を用い、電空変
換器の代りに電油変換器を用いた機械ブレーキ方式の場
合にも本発明の適用が可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、機械ブレーキを用
いた張力制御装置に対して、加減速を補償したブレーキ
トルク基準をあたえると共に、機械ブレーキの応答遅れ
を考慮した速度基準をあたえているので、加減速時にも
安定な張力制御を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す張力制御装置のブロッ
ク図、第2図は機械ブレーキを用いた製紙用リワインダ
の一般的な構成を示す図、第3図は電空変換器を用いた
機械ブレーキの一般的な構成を示す図、第4図は機械ブ
レーキの応答関係を示すブロック図、第5図(a)、 
(b)はブレーキトルクをステップ状に与えた場合のト
ルク応答を示す特性図、第6図は第1図における遅延器
の一例を示す回路図である。 1    速度基準発生器 2    アンワインダコイル径演算器3    張力
設定器 4    張力検出器 5    微分器 6    張力補正量演算器 7    遅延器 8    加減速補償演算器 9    張力分トルク演算器 10     ワインダ速度制御器 11     ブレーキトルク制御器 12紙 13、14   ワインダロール駆動電動機15、16
   ワインダロール 17     ワインダスプール 18     押えロール 19     巻取コイル 20     アンワインダコイル 21     アンワインダスプール 22     ブレーキ 23     電空変換器 24     配管 25     空圧キャリパ 26     ディスク 代理人 弁理士  則 近 憲 佑 同        山  下 @ 1 図 第 2  iT4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 巻取コイルの周速が速度制御されるワインダと、機械的
    なブレーキで制動されるスプールに巻かれたコイルを送
    り出すアンワインダとの間のコイル材料の張力を設定値
    に制御する張力制御装置において、上記機械的なブレー
    キの制動トルクを張力設定値とアンワインダ側コイル径
    との積に対応する張力分トルクと速度設定値の変化に対
    応する加減速分トルクとの和に制御すると共に、上記巻
    取コイルの周速を上記速度設定値を上記機械的なブレー
    キの動作遅れだけ遅らせた速度基準に対応して制御する
    ことを特徴とする張力制御装置。
JP10405188A 1988-04-28 1988-04-28 張力制御装置 Pending JPH01275358A (ja)

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JP10405188A JPH01275358A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 張力制御装置

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JP10405188A JPH01275358A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 張力制御装置

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JPH01275358A true JPH01275358A (ja) 1989-11-06

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ID=14370410

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JP10405188A Pending JPH01275358A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 張力制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019051651A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 株式会社Screenホールディングス 印刷装置および印刷方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019051651A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 株式会社Screenホールディングス 印刷装置および印刷方法

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