JPH01275350A

JPH01275350A - 紙葉類処理装置のジャム処理方法

Info

Publication number: JPH01275350A
Application number: JP63104091A
Authority: JP
Inventors: Kazuyoshi Kaneko; 一義金子
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-04-28
Filing date: 1988-04-28
Publication date: 1989-11-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ｅ発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、銀行の様な金融１１関で使用される自動取引
装置などの紙葉類処理装置の改良に関する。

（従来の技術）一般に紙葉類の出し入れや保管などを自動で行なう紙葉
類処理装置が広く使われている。例えば銀行などの自動
取引き５Ａ置には紙葉類処理装置として紙幣処理装置が
必らず組込まれている。この紙幣処理ｖＡ置は用途の性
質上、紙幣循環式すなわち入金紙幣を出金紙幣として払
い出す形式のものが多いが、この種のものは、紙葉類の
搬送路に沿って各種の検査、分類などの手段が配置され
ていて構造は複雑であり、しかも高速処理が要求されて
いる。従って自動化されているとはいえ、搬送路に紙葉
が詰まる、いわゆるジャム障害は避けられないのが現状
である。

このようなジャム障害発生時には、従来は係員自身の手
によって搬送路上の残紙幣を除去し、目視によって残紙
幣のないことを確認して、紙幣処理装置を復帰させてい
た。しかるに、ジ１１ム処理が完全でない場合、すなわ
ち搬送路上に紙幣がまだ残っていた場合は、再び障害が
発生する不都合があった。

（発明が解決しようとする課題）紙葉類処理装置がジャムによる障害を起した場合は、従
来は、搬送路１ニに残っている紙葉をすべて除去し、目
視により残紙葉のないのを確認し、ジャムクリア完了と
判断して、紙葉類処理装置を復帰させていた。しかるに
、この装置が複雑なため、目視による確認は、しばしば
正確性を欠き、復帰後、再び残留紙幣によりジャム障害
を起す不都合が発生していた。

し発明の構成］（課題を解決するだめの手段）本発明は、搬送路に詰った紙葉が除去された後、模擬券
を上記搬送路に沿って搬送し、この模擬券の搬送が正常
に行なわれたかいなかを判定することによりジャムクリ
ア完了とすることを特徴とづ“る紙葉類処理装置のジ１
？ム処理方法である。

（作用）本発明では、ジ１１ムクリアの確認を目視によらずに、
模擬界を実際に搬送ざぜて、ジャムすることなく搬送さ
れる状態、すなわち搬送が正常に行なわれたことを確認
してジｉ・ムクリア完了と覆るので、極めて正確であり
、しかも模擬券のジ１！ムにより残留紙幣の発見が容易
で、適切な対応処理が迅速正確にできる。

（実施例）以下、本発明の詳細を、図面を参照しなから一実施例に
より説明する。

本実施例は、本発明方法を、自動で入金、出金を扱う自
動取引き装置の紙幣処理装置に適用したものである。

第１図は紙幣処理装置の構成を示す所面図である。まず
、本装置の説明をした後、本発明の実施態様を説明する
。

紙幣処理装置１は、顧客と直接紙幣２の受渡しを行なう
ホッパ部１０と、紙幣２を保持して搬送するベルトコン
ベアで形成された搬送路２０ａ１２０ｂ１・・・と、こ
れら搬送路２０ａ、２０ｂ、・・・の途中に設りられて
、回動により紙幣２の搬送路を一方から他方に変える振
分はゲート２２ａ１２２ｂ、・・・と、搬送されて来た
紙幣２の厚みを検知する厚み検知部２４と、紙幣２の真
偽、券種を判定する紙幣鑑査部２６と、リジェクトＦｒ
１２８と、紙幣保管部３０と、模擬保管部４０と、図示
しない制御部とから構成されている。

各部につき説明すると、ホッパ部１０は、紙幣２を一時
収容するホッパ１１を具えていて、これには適時開閉す
るシｔ？ツタ１２が設けられている。

また、ホッパ１１の下面に取込みローラ１３、・・・が
取付けられていて、ホッパ１１内の紙幣２を順次取込み
、振分はゲート２２ａが正常位置の場合は、紙幣２は搬
送路２０ａを経て厚み検知部２４へ送られる。さらにま
た、ホッパ１１の下方には回収庫１４が設けられていて
、振分はゲート２２ａが作動した状態のときは、取込ま
れた紙幣２は回収庫１４に収容される。一方、ホッパ１
１の側方には、搬送路２０ｂの一端が臨んでいて出金紙
幣２がこの搬送路２０ｂから小ツバ１１内に放出される
ようになっている。

リジェクト庫２８は、厚み検知部２４、紙幣鑑査部２６
でリジェクトされた出金紙幣２を収容する所である。

紙幣保管部３０は、一般公知のものと同様な構成であっ
て、搬送されて来て、振分はゲート２２ｂにより取込ま
れた紙幣２、・・・を−枚毎に集積ザる羽根Ｔｌ′Ｉ３
１、・・・と、紙幣２、・・・を収容する保管庫３２、
・・・と、取出しローラ３３、・・・などからなってい
て、紙幣２、・・・は、券種別に各保管庫３２、・・・
にそれぞれ保管されている。そして入金紙幣２は、羽根
車３１を経て保管１＠３２に収容され、出金紙幣２は取
出しローラ３３で取出される。

模擬保管部４０は、紙幣保管部３０と同様な構成であっ
て、模擬券４１を保管している点が相違する。すなわち
、搬送されて来て振分はゲート２２Ｃにより取込まれた
模擬券４１を一枚毎に集積する羽根車４２と、模擬券４
１を収容する模擬保管庫４３と、取出しローラ４４など
からなっていて、模擬券４１は羽根車４２を経て模擬保
管庫４３に収容され、取出し〔１−ラ４４により取出さ
れる。

制御部は、ＣＰＵを具えた制御手段であって、外部から
入力される取引き情報に基づき、上記各部に指令を与え
て順次作動させるもので、従来の一般公知のものと同様
な￥Ｒ置であって、詳細な説明は省略する。

次に、上述の紙幣処理装置１の作動を略述する。

まず、出金の場合は、入力される取引き情報により、紙
幣２、・・・の券種、枚数が指示されると、これに応じ
て、指定の券種の保管［３２、・・・がら指定の枚数の
紙幣２、・・・がそれぞれ取出され、これらは順次搬送
路２０ｃを経て搬送路２０ｄに入り、厚み検知部２４、
紙幣鑑査部２６を通り、検査に合格したものは、搬送路
２０ｃ　１２０ｆ　、２０ａ　１２０ｂを通り、ホッパ
１１に放出される。もし、検査に不合格の場合は、リジ
ェクトに１２８に落とされる。そこで、顧客が受取って
取引きが終る。

なお、顧客が取忘れて、取忘れ紙幣２、・・・と判断さ
れると、回収Ｆ５１４に収容される。

次に、入金の場合は、小ツバ１１に入れられた紙幣２、
・・・は、取込みロー５１３の作動により、取込まれて
、搬送路２０ａ　、２０ｄを通り、検査に合格した紙幣
２、・・・は、搬送路２０ｏ　、２０ｈのいずれか（表
裏により選択される）を通り、搬送路２０ｃに入り、各
振分はゲート２２ｂの作動により、それぞれ所定の保管
ｊｎ３２、・・・に収容される。

以上が通常の取引きの場合であるが、次に障害が発生し
た場合のジャム処理方法につき第２図に示Ｊフローチ１
？−トにより説明する。

まず、ステップＰ１で、紙幣ジャム（詰り）が有るか無
いかをＩ！する。無い場合は直ちにステップＰ１ｏに飛
び、取引き状態へ復帰顧客持ちとなる。有りの場合は、
ステップＰ２で係員を呼出１゜次にステップＰ３で、呼
出された係員は、搬送路２０ａ　、２０ｂ・・・を調べ
搬送路中の紙幣２、・・・を仝部取出ず。すなわちジャ
ムクリアを行なう。次にステップＰ４で係［］が模擬券
（模擬紙幣）搬送スイッチを押下げる。これによりステ
ップＰ５で、模擬券保管庫４３から模擬券４１を１枚取
出す。

寸なわら、取出しＯ−ラ４４の作動により模擬券（紙幣
）４１が取出される。次にステップＰ６で、取出された
模擬券４１を搬送路２０ａ、・・・で搬送する。すなわ
ち、取出された模擬券４１は、搬送路２０ｉ　、２０ｄ
　、２０ｅ　、２Ｏｆ　、２０ａ　、２ｏｂを通り、ホ
ッパ１１に放出される。続いて取込みローラ１３の作動
により、再び模擬券４１は、搬送路２０ａ　、２０ｉ　
、２０ｄ　、２０ｅ　、２０（１、または２０ｈ　、２
０ｃ　、２０ｉを経て、羽根１ｔ１４２に取込まれる。

次にステップＰ７で模擬券４１のジャム有無を確認する
。すなわち、模擬券４１が元の位置に戻っていることが
確認できれば、模擬券４１は全搬送路で正常に搬出され
、搬送路上にジャムなしと判断する。模擬券４１が元の
位置に戻って来なければジ１シム有りと判断し、ステッ
プＰ＋に戻る。ジ１？ム無しと判断したとぎはステップ
Ｐ８で、模擬券４１を模擬券保管庫４３へ収納する。次
にステップＰ９で係員がリセットキーを押下げ、ステッ
プＰ＋ｏで取引き状態へ復帰し、顧客待らとなり、ジャ
ム処理を終る。

上述したように、模擬券４１の搬送が正常に行なわれた
かいなかを判定することによりジャムクリアが完了した
とし、ジャム処理を終りにする。

なお、本実施例では、紙幣処理装置を例に説明したが、
本発明は紙幣に限定されず、他の紙葉類の処理装置のジ
ャム５１！ｌ　ｌ！Ｉ！の場合でｂよく、また搬送路−
周に限らず、その一部の間だけでもよい。

また、模擬券は、処理される紙葉と確実に識別されるも
のであればよいが、本実施例のような場合は、−見して
識別されるのが好ましく、また、搬送に適したもので、
ジャムが起りにくいものがよい。

［発明の効果］以上詳述したように、本発明の紙葉類処理装置のジャム
処理方法は、ジャムクリアを行なった後、模擬券を搬送
させ、その搬送が正常に行なわれたかいなかを判定する
ことによりジャムクリアの完了とするので、搬送路に紙
葉類が残っていることは絶対にないから、信頼性の高い
ジャム処理が可能である。また、完了確認も模擬券を搬
送させればよいので、目視の場合より作業性がよく、ジ
ャム処理の時間を短縮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用した紙葉類処理装置の
全体構成を示す断面図、第２図は本発明の一実ｋｆｌｌ
様を説明するフローチャートである。２・・・紙葉　　　　　　　２０ａ　、２０ｂ・・・Ｗ
１送路４１・・・模擬紙！！￥（模ｌ１２券）代理人　
弁理士　　則　近　　憲　佑代理人　弁理士　　山　下　　　− 第］図

Claims

【特許請求の範囲】

搬送路に詰った紙葉が除去された後、模擬券を上記搬送
路に沿つて搬送し、この模擬券の搬送が正常に行なわれ
たかいなかを判定することによりジャムクリア完了とす
ることを特徴とする紙葉類処理装置のジャム処理方法。