JPH01275136A - ポリオレフィン樹脂積層体 - Google Patents
ポリオレフィン樹脂積層体Info
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- JPH01275136A JPH01275136A JP10567188A JP10567188A JPH01275136A JP H01275136 A JPH01275136 A JP H01275136A JP 10567188 A JP10567188 A JP 10567188A JP 10567188 A JP10567188 A JP 10567188A JP H01275136 A JPH01275136 A JP H01275136A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はシート状の構造物等として利用されるポリオレ
フィン樹脂積層体に関するものである。
フィン樹脂積層体に関するものである。
ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂の剛性およ
び？＃撃強度等の機械的強度を一層向上させるために、
木粉等のフィラーを配合して成形することがある。この
ように木粉等のフィラーを充填した成形体は、ポリオレ
フィン樹脂の剛性の向上とコストダウンという効果を生
ずるが、ｆｒｒｆｆ２強度が低いという問題点を有して
いる。
び？＃撃強度等の機械的強度を一層向上させるために、
木粉等のフィラーを配合して成形することがある。この
ように木粉等のフィラーを充填した成形体は、ポリオレ
フィン樹脂の剛性の向上とコストダウンという効果を生
ずるが、ｆｒｒｆｆ２強度が低いという問題点を有して
いる。
一方、粉状ポリオレフィン樹脂にガラス繊維を配合して
シート状に成形したものが知られているが、このものは
ポリオレフィン樹脂の剛性および衝撃強度ともに改良す
るという効果があるが、ガラス繊維が高価であるためコ
スト高になるという問題点を有している。
シート状に成形したものが知られているが、このものは
ポリオレフィン樹脂の剛性および衝撃強度ともに改良す
るという効果があるが、ガラス繊維が高価であるためコ
スト高になるという問題点を有している。
本発明の目的は、上記問題点を解決するため、優れた剛
性、衝撃強度、酊熱性を有し、低コストで製造可能なポ
リオレフィン樹脂′ｖｉｍ体を提供することである。
性、衝撃強度、酊熱性を有し、低コストで製造可能なポ
リオレフィン樹脂′ｖｉｍ体を提供することである。
本発明は、（Ａ）木粉、木質繊維、モミガラ、紙スラッ
ジ、炭酸カルシウムおよびタルクから選択される少なく
とも１種以上のフィラーおよびポリオレフィン樹脂の組
成物からなるＪ’Ｗ（Ａ）と、（Ｂ）ガラス繊維および
ポリオレフィン樹脂の組成物からなるＮ（Ｂ）と の積層体からなるポリオレフィン樹脂積層体である。
ジ、炭酸カルシウムおよびタルクから選択される少なく
とも１種以上のフィラーおよびポリオレフィン樹脂の組
成物からなるＪ’Ｗ（Ａ）と、（Ｂ）ガラス繊維および
ポリオレフィン樹脂の組成物からなるＮ（Ｂ）と の積層体からなるポリオレフィン樹脂積層体である。
本発明において、層（Ａ）および層（Ｂ）を構成するポ
リオレフィン樹脂としては、炭素数２〜８のα−オレフ
ィンの単独重合体または共重合体、あるいはこれらの
α−オレフィンと５０重量％以下の他の重合性上ツマ−
との共重合体などがあげられる。
リオレフィン樹脂としては、炭素数２〜８のα−オレフ
ィンの単独重合体または共重合体、あるいはこれらの
α−オレフィンと５０重量％以下の他の重合性上ツマ−
との共重合体などがあげられる。
層（Ａ）、層（Ｂ）とも、剛性、耐熱性、加工性等の点
からポリプロピレンを５０重景％以上含むポリオレフィ
ン樹脂が好ましく、特にポリプロピレン樹脂が好ましい
。ポリプロピレン樹脂としては、プロピレンの単独重合
体のほかに、プロピレンと他のα−オレフィン、特に少
量のエチレンとのランダム共重合体およびブロック共重
合体が含まれる。
からポリプロピレンを５０重景％以上含むポリオレフィ
ン樹脂が好ましく、特にポリプロピレン樹脂が好ましい
。ポリプロピレン樹脂としては、プロピレンの単独重合
体のほかに、プロピレンと他のα−オレフィン、特に少
量のエチレンとのランダム共重合体およびブロック共重
合体が含まれる。
層（Ａ）のフィラーとしては木粉、木質繊維、モミガラ
、紙スラッジ、炭酸カルシウム、タルク等があり、この
１種以上のものが使用できる。
、紙スラッジ、炭酸カルシウム、タルク等があり、この
１種以上のものが使用できる。
層（Ａ）を構成する各成分の配合割合は、／ＦＪ（Ａ）
を構成する組成物の全量を基準として、ポリオレフィン
樹脂が通常４０〜７０重量％、好ましくは５０〜６０重
量％、フィラーが通常３０〜６０重量％、好ましくは４
０〜５０重量％である。Ｒ（Ａ）は上記ポリオレフィン
樹脂およびフィラーを混合し、シー１−成形機等に供給
してシート状に成形することにより得られる。
を構成する組成物の全量を基準として、ポリオレフィン
樹脂が通常４０〜７０重量％、好ましくは５０〜６０重
量％、フィラーが通常３０〜６０重量％、好ましくは４
０〜５０重量％である。Ｒ（Ａ）は上記ポリオレフィン
樹脂およびフィラーを混合し、シー１−成形機等に供給
してシート状に成形することにより得られる。
Ｗ（Ｂ）のフィラーはガラス繊維であり、ガラス繊維単
体で配合してもよいが、ガラス繊維を主とし、その他の
木質繊維等のフィラーを少量含むことは差支えない。
体で配合してもよいが、ガラス繊維を主とし、その他の
木質繊維等のフィラーを少量含むことは差支えない。
／Ｗ （Ｂ）を構成する各成分の配合割合は、層（Ｂ）
を構成する組成物の全量を基準として、ポリオレフィン
樹脂が通常４０〜８０重量％、好ましくは４５〜７５重
量％、ガラス繊維が通常２０〜６０重量％、好ましくは
２５〜４５重量％、その他のフィラーが通常０〜３０重
景％、好ましくは０〜２５重量％である。
を構成する組成物の全量を基準として、ポリオレフィン
樹脂が通常４０〜８０重量％、好ましくは４５〜７５重
量％、ガラス繊維が通常２０〜６０重量％、好ましくは
２５〜４５重量％、その他のフィラーが通常０〜３０重
景％、好ましくは０〜２５重量％である。
層（Ｂ）の製造方法としては、次のような方法があげら
れる。
れる。
（ｉ）粉状ポリオレフィン樹脂とガラス繊維およびその
他のフィラーを多量の水に混合したものを抄紙技術を用
いてシート状とする。
他のフィラーを多量の水に混合したものを抄紙技術を用
いてシート状とする。
（ｉ）シート成形機等から押出した溶融状態のポリオレ
フィン樹脂上に、ガラス長繊維をランダムに散布し、そ
の上に次のシート成形機等から押出されるポリオレフィ
ン樹脂を重ね合せ、さらにその上にガラス繊維、ポリオ
レフィン樹脂の順に数回１層状に重ね合せてシート状に
成形する。
フィン樹脂上に、ガラス長繊維をランダムに散布し、そ
の上に次のシート成形機等から押出されるポリオレフィ
ン樹脂を重ね合せ、さらにその上にガラス繊維、ポリオ
レフィン樹脂の順に数回１層状に重ね合せてシート状に
成形する。
本発明のポリオレフィン樹脂積層体は、上記により得ら
れた層（Ａ）および層（Ｂ）を積層した積層体からなる
ものであり、各層の積層数および積ｆｆ１Ｊｆｆ序など
は制限されないが、衝撃を受ける画に層（Ｂ）を配置す
るのが好ましく、特に層（Ａ）を中間層として両側に＃
（Ｂ）を配置するように積層するのが好ましい。
れた層（Ａ）および層（Ｂ）を積層した積層体からなる
ものであり、各層の積層数および積ｆｆ１Ｊｆｆ序など
は制限されないが、衝撃を受ける画に層（Ｂ）を配置す
るのが好ましく、特に層（Ａ）を中間層として両側に＃
（Ｂ）を配置するように積層するのが好ましい。
層（Ａ）およびＷＪ（Ｂ）の積層方法は、成形されたシ
ート状成形体をそれぞれ単独で、または重ねた状態で、
オーブン、熱板等の加熱手段により加熱して樹脂を軟化
させた後、冷間プレスにより加圧しながら冷却し、任意
の形状に成形することにより。
ート状成形体をそれぞれ単独で、または重ねた状態で、
オーブン、熱板等の加熱手段により加熱して樹脂を軟化
させた後、冷間プレスにより加圧しながら冷却し、任意
の形状に成形することにより。
積層体が得られる。また各層の成形と同時に積層した後
、冷間プレスで加圧冷却して成形することもできる。
、冷間プレスで加圧冷却して成形することもできる。
こうして積層された積層体は、各層の複合体として、各
層の長所が表われ、剛性、衝撃強度、耐熱性等に優れた
構造体が低コストで得られる。このうち剛性はそれぞれ
のフィラーを配合することによって得られ、全体として
剛性が大きくなる。
層の長所が表われ、剛性、衝撃強度、耐熱性等に優れた
構造体が低コストで得られる。このうち剛性はそれぞれ
のフィラーを配合することによって得られ、全体として
剛性が大きくなる。
衝撃強度は衝撃を受ける側に５衝撃強度の大きい層（Ｂ
）を配置することにより、優れた衝撃強度が得られ、全
体にガラス繊維を配合しなくても、十分実用可能な衝撃
強度とすることができる。耐熱性についても入熱側に層
（Ｂ）を配置することにより、／＆（Ａ）のフィラーと
して木粉等を用いる場合でも、全体として耐熱性の高い
構造体とすることができる。従ってＷＪ（Ａ） を中間
層とし、両側に層（Ｄ）を配置すると、衝撃強度、耐熱
性がさらに優れた構造物が得られる。
）を配置することにより、優れた衝撃強度が得られ、全
体にガラス繊維を配合しなくても、十分実用可能な衝撃
強度とすることができる。耐熱性についても入熱側に層
（Ｂ）を配置することにより、／＆（Ａ）のフィラーと
して木粉等を用いる場合でも、全体として耐熱性の高い
構造体とすることができる。従ってＷＪ（Ａ） を中間
層とし、両側に層（Ｄ）を配置すると、衝撃強度、耐熱
性がさらに優れた構造物が得られる。
本発明のポリオレフィン樹脂積層体はシート状の構造体
として、あるいは任意の形状に成形して。
として、あるいは任意の形状に成形して。
自動車用または建築用内外装材、その他の用途に使用さ
れる。
れる。
以上の通り、本発明によれば、層（Ａ）と層（Ｂ）を積
層したため、優れた剛性、衝撃強度、耐熱性を有し、低
コストで製造可能なポリオレフィン樹脂積層体が得られ
る。
層したため、優れた剛性、衝撃強度、耐熱性を有し、低
コストで製造可能なポリオレフィン樹脂積層体が得られ
る。
以下、本発明の実施例について説明する。
木粉５０重量％入リすリプロピレン樹脂組成物（ポリプ
ロピレン樹脂のＡＳＴＭ Ｄ１２３８、条件りによるＭ
ＦＲ＝約３ ｇ／１０ｍ１ｎ）からなる厚さ１ 、８ｍ
ｍｔのシートＣＭ（Ａ））を中間層とし、長さ１６ｍｍ
、直径１０μのガラス繊維２５重量％入りポリプロピレ
ン樹脂組成物（ポリプロピレン樹脂は前記と同じもの）
からなる厚さ１ 、 Ｏｒｎｍｔのシート（層（Ｂ））
を両側に重ね合せて、３．５ｍｍｔのクリアランスの型
枠に入れ、２３０℃の熱板にて５分間加熱した。その材
料を型枠に入れたまま３０℃の冷板プレスに入れ、５０
ｋｇｆ／ａ＃の圧力で５分間冷却プレスを行い積層体を
得た。この積層体および層（Ａ）、（Ｂ）の物性は表１
のとおりである。
ロピレン樹脂のＡＳＴＭ Ｄ１２３８、条件りによるＭ
ＦＲ＝約３ ｇ／１０ｍ１ｎ）からなる厚さ１ 、８ｍ
ｍｔのシートＣＭ（Ａ））を中間層とし、長さ１６ｍｍ
、直径１０μのガラス繊維２５重量％入りポリプロピレ
ン樹脂組成物（ポリプロピレン樹脂は前記と同じもの）
からなる厚さ１ 、 Ｏｒｎｍｔのシート（層（Ｂ））
を両側に重ね合せて、３．５ｍｍｔのクリアランスの型
枠に入れ、２３０℃の熱板にて５分間加熱した。その材
料を型枠に入れたまま３０℃の冷板プレスに入れ、５０
ｋｇｆ／ａ＃の圧力で５分間冷却プレスを行い積層体を
得た。この積層体および層（Ａ）、（Ｂ）の物性は表１
のとおりである。
表１
以上の結果より、本発明の積層体は優れた剛性および衝
撃強度を有することがわかる。
撃強度を有することがわかる。
代理人 弁理士 柳 原 成
Claims (3)
- （１）（Ａ）木粉、木質繊維、モミガラ、紙スラッジ、
炭酸カルシウムおよびタルクから選択される少なくとも
１種以上のフィラーおよびポリオレフィン樹脂の組成物
からなる層（Ａ）と、 （Ｂ）ガラス繊維およびポリオレフィン樹脂の組成物か
らなる層（Ｂ）と の積層体からなるポリオレフィン樹脂積層体。 - （２）層（Ａ）が中間層であり、その両面が層（Ｂ）か
ら構成されている三層構造の積層体からなる請求項（１
）記載のポリオレフィン樹脂積層体。 - （３）ポリオレフィン樹脂がポリプロピレン樹脂である
請求項（１）また（２）記載のポリオレフィン樹脂積層
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10567188A JPH01275136A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | ポリオレフィン樹脂積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10567188A JPH01275136A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | ポリオレフィン樹脂積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01275136A true JPH01275136A (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=14413904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10567188A Pending JPH01275136A (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | ポリオレフィン樹脂積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01275136A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0668142A1 (en) * | 1994-02-09 | 1995-08-23 | Ribawood, S.A. | Method for coextrusion thermoformable panels |
| EP0727299A2 (en) * | 1995-02-14 | 1996-08-21 | ICMA SAN GIORGIO S.p.A. | Method of producing composite materials, stratiform composites and containers made therefrom |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58209561A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-06 | 味の素株式会社 | プラスチツク缶 |
| JPS62156949A (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-11 | 電気化学工業株式会社 | 耐熱性複合ポリプロピレンシ−ト |
| JPS62290537A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-12-17 | チッソ株式会社 | ポリプロピレン系樹脂の積層シ−ト |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP10567188A patent/JPH01275136A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP0727299A3 (en) * | 1995-02-14 | 1997-03-05 | Icma Ind Costr Mac Affini | Method for manufacturing multilayer composite materials, multilayer composite panels and containers made from such panels |
| US5743986A (en) * | 1995-02-14 | 1998-04-28 | Icma San Giorgio S.P.A. | Method of producing composite materials, stratiform composites, and containers made therefrom |
| AU690810B2 (en) * | 1995-02-14 | 1998-04-30 | Icma San Giorgio S.P.A. | Method of producing composite materials, stratiform composites, and containers made therefrom |
| US6221288B1 (en) | 1995-02-14 | 2001-04-24 | Icma San Giorgio S.P.A. | Method of producing composite materials and stratiform composites |
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