JPH01274930A - ドリルの製造方法 - Google Patents

ドリルの製造方法

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JPH01274930A
JPH01274930A JP10335888A JP10335888A JPH01274930A JP H01274930 A JPH01274930 A JP H01274930A JP 10335888 A JP10335888 A JP 10335888A JP 10335888 A JP10335888 A JP 10335888A JP H01274930 A JPH01274930 A JP H01274930A
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drill
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collar
scrap
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克己 新城
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Matsuyama Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金属薄板に比較的小径(数m単位)の穴を加
工するのに用いるドリルの製造方法に係り、特にドリル
刃先を再研磨することなく使い捨てにしても経済的であ
るドリルの製造方法に関する。
従来の技術 近年、自動車、金属建材、家電製品、その他種々の分野
で金属薄板の使用が増大し、金属薄板にドリルで穴あけ
加工することが著しく増加している。このような穴あけ
加工には一般にツイストドリルが使用されている。
発明が解決しようとする課題 ツイストドリルは、通常、刃先が摩耗したとき再研磨し
て使用するものであるが、工場や作業場に研@設備がな
い場合や、熟練工の不足などの理由で、特に細径のドリ
ルは再研磨することなく、使い捨てされることが多く、
非常に不経済であった。また、ツイスト部分が長いため
、不注意で折損する危険もあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、安
価に大凶生産でき、使い捨てにしても経済的なドリルの
製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明に係るドリルの製造
方法は、ドリルの径より若干細径で、上端部又は中間部
に鍔部を形成した低炭素鋼製シャンクの下端部に冷間鍛
造によりドリル部を成形する工程と、前記ドリル部の成
形時に生じるスクラップ及びばりを転造加工により除去
すると同時に、前記シャンクの上端部に転造加工を施し
て把持部を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明方法によるドリルの製造工程を示して
おり、第2図及び第3図はそれぞれ別の実施例によるド
リルの製造工程を示している。
先ず、第1図の第1実施例について説明する。
第1図(a)に示すブランク1は、ドリル径より若干細
径の低炭素鋼製シャンク2の上端部に鍔部3を一体的に
形成したものである。鍔部3は、後述するドリル部4の
冷間@造及び転造加工の各工程を自動連続化する際、そ
の搬送及び位置決めのために設けられるものである。
第1図(b)は、ドリル部4の成形工程を示している。
このドリル部4は、第3図及び第4図に示す1対の加工
金型21A、21Bでシャンク2の下端部を挟み付ける
ようにして冷間鍛造される。
その際、両金型21A、21Bに刻設した凹凸の形状(
後述する)をシャンク2に圧印してドリル部4が成形さ
れると同時に、余肉がはみ出し、ドリル部4の外側縁に
沿ってスクラップ10が生じる。
ドリル部4を冷間鍛造する加工金型21A、21Bは、
第4図及び第5図に示すように同一形状を備えている。
両金型21A、21Bはそれぞれ対向面に互いに平行す
る段差を設けた2つの基準平面22.23を有し、ドリ
ル部4のランド5を成形する凹部24は平面22を基準
面として刻設され、縦溝(切削排出溝)6を成形する突
部25は平面23を基準面として形成されている。そし
て、一方の先端切刃7aを画定する端縁26aと、一方
の側縁切刃8aを画定する端縁27aが平面22上に位
置すると共に、他方の先端切刃7b及び側縁切刃8bを
画定する端縁26b、27bが平面23上に位置し、端
縁26a、26bの下端を連結する稜線部によってチゼ
ルエッヂ9を成形する端縁28が形成されてい゛る。
第1図(C)は、上記の加工金型21A、21Bを用い
てドリル部4を成形したのち、転造加工工程を経て完成
されたドリル11を示している。
上記の転造加工に用いる転造ダイス31は、第6図に示
すように、下端部にドリル部4のスクラップ10を除去
するための除去用突条32と、その上部に隣接するぼり
もみ潰し用突条33とを設けたダイス本体31Aに、ド
リル把持部12を転造加工するローレットダイス31B
と、鍔部3をもみ潰す重ねダイス31Cとを重ね合わせ
て構成されている。除去用突条32は端部に衝合段部3
2aを有している。もみ潰し用突条33は斜面33aと
平坦部33bとを有している。また、重ねダイス31C
は鍔部3を支持する水平段部34と、これを立ち上げる
斜面部35と、立ち上げた鍔部3をもみ潰す垂直部36
とを有している。
上記構造を有する転造ダイス31を相対設し、その間に
第1図(b)に示すドリル部4を成形したブランクを供
給し、その鍔部3を水平段部34に支持させて転造加工
すると、スクラップ10が段部32aに衝突して除去さ
れると共に、スクラップ10を除去したあとのぼり(図
示せず)が突条33の斜面部33a及び平坦部33bに
よってもみ潰される。一方、シャンク2の上端部がロー
レットダイス31Bにより転造され、網目ローレットを
刻設した把持部12が形成されると同時に、重ねダイス
31Cの斜面部35により鍔部3を立ち上げた後、垂直
部36でもみ潰して、把持部12とほぼ同径に仕上げら
れる。このとき、第1図(C)に示されているようにシ
ャンク2の上端に凹部13ができる。
上記のようにして成形されたドリル1は、浸炭焼入れし
、表面を硬化させて完成品となる。
次に、第2図に示す第2実施例について説明する。この
実施例は、鍔部3をシャンク2の中間部に設けたもので
、その他の構成は第1実施例と同じである。したがって
、ドリル部4の冷間鍛造工程は、上述した第1実施例の
場合と同じである。
一方、鍔部3は、第2図(C)に示すように、把持部1
2の下側にそのまま残し、ストッパとして利用する。こ
のため加工には、第7図に示すように、第6図における
重ねダイス31Gを省き、かつ、ダイス本体31Aに鍔
部3を支持する水平段部37aを有する突条37を設け
た転造ダイス41を用いる。
第3図に示す実施例は、シャンク2を短くして、下半分
の径大部2aにドリル部4を成形し、このドリル部4に
隣接して把持部12を形成すると共に、鍔部3をもみ潰
した短いドリルの製造に本発明方法を適用したものであ
る。
ドリル部4の冷間鍛造工程は、上記第1実施例の場合と
同じである。
一方、転造加工工程に用いる転造ダイス51は、第8図
に示すように、ダイス本体31Aにはドリル部4のスク
ラップ10を除去するための衝合段部32aのみを設け
、このダイス本体31Aに縦目のローレットダイス31
Bと、重ねダイスCとを重ね合わせて構成されている。
この場合、ローレットダイス31Bが、衝合段部32a
に隣接しているので、スクラップ10を除去した後のぼ
りのもみ潰しを兼ねる。また、重ねダイス31Cの斜面
部35で立ち上げた鍔部3をもみ潰す垂直部36の後半
部分36aが内側へ傾けられていて、この傾斜部分36
aにより垂直に立ち上げた鍔部3を軸心側へ傾斜させ、
先細のテーパ部14に形成するようになっている。この
とき、上記第1実施例と同様に上端部に凹部13ができ
る。
このようにして製造された短いドリルは、その把持部1
2を電動回転工具の回転軸に装着したソゲットに嵌挿し
て使用するのに適している。
発明の効果 上述のように、本発明方法によれば、単純な冷間鍛造と
転造加工により、シャンクの一端にドリル部を有し、他
端に把持部を有するストレートドリルが容易に製造でき
る。しかも、前記シャンクの上端部又は中間部に鍔部を
形成したブランクを用いるので、この鍔部を利用して前
記冷間鍛造及び転造加工工程が簡単に自動化でき、前記
ドリルを安価に大量生産できる。
このようにして製造される前記ドリルは、特に金属薄板
に穴あけ加工するのに有効で、使い捨てタイプのドリル
として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によるドリルの製造工程説明図、第
2図及び第3図はそれぞれ別の実施例によるドリルの製
造工程説明図、第4図はドリル部を冷間鍛造する加工金
型の正面図、第5図は同相対する加工金型の平面図、第
6図は転造加工に用いる転造ダイスの斜視図、第7図及
び第8図はそれぞれ別の実施例に用いる転造ダイスの斜
視図である。 1・・・ブランク     2・・・シャンク3・・・
鍔部       4・・・ドリル部10・・・スクラ
ップ   11・・・ドリル12・・・把持部 21A、2・1B・・・ドリル部成形用加工金型31.
41.51・・・転造ダイス 特許出願人   株式会社  松山製作所1−・プラン
7       Z・−・ンヤン7/Z −m−に持重 ZfA、z15−− F’)ILJPL4’5qllD
−L4ンン’l−りF、47.うl・−転とり゛イ又 第 f 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドリルの径より若干細径で、上端部又は中間部に
    鍔部を形成した低炭素鋼製シャンクの下端部に冷間鍛造
    によりドリル部を成形する工程と、前記ドリル部の成形
    時に生じるスクラップ及びばりを転造加工により除去す
    ると同時に、前記シャンクの上端部に転造加工を施して
    把持部を形成する工程と、 を含むドリルの製造方法。
  2. (2)前記把持部を形成する転造加工時に、前記シャン
    クの上端部に形成した前記鍔部をもみ潰すことを特徴と
    する請求項1記載のドリルの製造方法。
  3. (3)前記シャンクの中間部に形成した鍔部より上側の
    シャンク部分に転造加工を施して前記把持部を形成する
    ことを特徴とする請求項1記載のドリルの製造方法。
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