JPH0127452Y2 - - Google Patents

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JPH0127452Y2
JPH0127452Y2 JP1984053638U JP5363884U JPH0127452Y2 JP H0127452 Y2 JPH0127452 Y2 JP H0127452Y2 JP 1984053638 U JP1984053638 U JP 1984053638U JP 5363884 U JP5363884 U JP 5363884U JP H0127452 Y2 JPH0127452 Y2 JP H0127452Y2
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JP
Japan
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switch
closed
fan
air conditioning
heating effect
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JP1984053638U
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JPS60164418U (ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は自動車におけるヒータ装置のヒータコ
ントロール装置に関する。
b 従来技術 従来のヒータコントロール装置としては、例え
ば第1図、第2図に示すようなものがある。すな
わち、一般に自動車の暖房効果はエンジン1に配
されたウオータジヤケツト2内を通過した冷却水
の受けた熱をヒーター装置内で更に熱交換した暖
い空気が室内に導入されることによつてもたらさ
れているが、このようなヒータ装置には外気温度
が低い場合(特に寒冷地で−10℃近辺以下になる
場合)におけるアイドリング時及び低速、低負荷
走行時に暖房効果を向上させるためにヒータコン
トロール装置が設けられている。このヒータコン
トロール装置は排気管3に設けたシヤツタバルブ
4により排気通路を絞ると共に、燃料供給装置も
しくは噴射ポンプに設けたアクチユエータ(図示
せず)によりアイドル回転数を上昇させて暖房効
果を向上させるための補助装置を具有している。
この補助装置の動作は自動車の室内に設けた操作
用スイツチ5によつて電気的に制御されるように
なつている。この種の装置は例えば1983年6月版
東洋工業(株)発行「ボンゴ・ブローニイ」整備要領
書及び1979(昭54年)3月日産自動車(株)発行「自
動車工学」(エンジン編)に詳記されている。
しかしながら、このような従来のヒータコント
ロール装置にあつては、暖房効果を向上させるた
めに前記操作用スイツチ5を手動により操作して
行なつていた。そのため、外気温度が低くかつア
イドリング時等、補助装置の作動が必要である条
件下にも拘らずユーザーが前記スイツチ5の閉成
を忘れると期待した暖房効果が得られないほか、
前記補助装置の作動を解除するため前記スイツチ
5の開成を忘れると、余分の燃料消費につながる
という問題点があつた。
c 考案の目的 本考案はかかる従来の問題点を除去し、常時、
効果的な暖房効果が得られるヒータコントロール
装置を提供することを目的とする。
d 考案の構成 本考案はかかる目的を達成させるために、フア
ンスイツチの閉成によつてエンジンの冷却熱によ
る暖い空気を室内へと導入するように作動するフ
アンモータとスイツチ回路の閉成によつて暖房効
果を向上させるために作動する補助装置と空調用
温度調整機構とを有するヒータ装置において、前
記空調用温度調整機構を最高温度位置側に設定し
たときに閉成するスイツチを設け、このスイツチ
と前記フアンスイツチとが閉成したときに前記ス
イツチ回路を閉成させ前記補助装置を作動させる
ようにしたものである。
e 実施例 以下、第3図に基ずいて本考案の一実施例につ
き説明する。
図において、6はバツテリー、7はイグニツシ
ヨンスイツチ、8はフアンモータ、9は分圧器、
10はフアンスイツチであり、これらは直列に接
続されている。前記フアンスイツチ10は可動接
点10a、共通の固定接点10b、分圧器9の端
子に対応した複数の固定接点10c〜10fから
なり、可動接点10aを最左端位置に位置させる
と開成状態となり、これより右方に位置させると
閉成状態となるように構成されている。11はス
イツチ回路であつて、11aは常開接点、11b
は励磁用巻線である。12は前記シヤツタバルブ
4の絞りを制御すると共にアイドル回転を上昇さ
せるための補助装置であり、前記スイツチ回路1
1と直列回路を構成している。この直列回路は前
記フアンモータ8、分圧器9、フアンスイツチ1
0からなる直列回路と並列に接続されている。1
3は室内に設けられた空調用温度調整機構を設定
用レバー(図示せず)でもつて最高温度位置(フ
ルホツト位置)に設定したときに閉成するスイツ
チであり、前記励磁用巻線11bの一端と前記固
定接点10bとの間に介挿されている。尚、前記
励磁巻線11bの他端は前記イグニツシヨンスイ
ツチ7とフアンモータ8の接続点に接続されてい
る。そして、前記空調用温度調整機構は設定用レ
バーで外気の導入量を制御し温度調整がなされる
ものである。
次に上述した本考案の一実施例のヒータコント
ロール装置の動作を説明する。
まず始めにユーザーは前記イグニツシヨンスイ
ツチ7を閉成し前記エンジン1の作動を開始す
る。次にユーザーは暖房効果を最高にするために
前記設定用レバーを最高温度位置に設定すると前
記スイツチ13が閉成される。一方、前記フアン
スイツチ10の可動接点10aを開成位置から閉
成位置である固定接点10cに回動して接続させ
ると前記フアンモータ8が作動される。この場合
選択接続される固定接点を10cから10fへと
順次変えるとフアンモータ8の回転数を低速から
高速に可変させることができる。かくしてフアン
モータ8が作動すると冷却熱による暖い空気が室
内へと導入される。このとき、可動接点10aが
固定接点10bに接続されスイツチ13が閉成さ
れているため励磁用巻線11bに通電される。従
つて常開接点11aが作動しスイツチ回路11を
閉成し、前記補助装置12が通電され、シヤツタ
バルブ4が絞られると同じくしてアイドル回転数
を上昇させる。その結果、冷却水の温度が高温に
なり暖房効果が向上する。一方、外気温があまり
低くない等により暖房効果を向上させる必要がな
いときは、ユーザーが空調用温度調整機構の設定
用レバーを最高温度位置から変位させて低温側に
設定するため前記スイツチ13は開成される。そ
のためスイツチ回路11は開成し補助装置12の
作動が停止され暖房効果の向上が停止される。
尚、本考案においては前記スイツチ回路11、
スイツチ等は機械的な接点を有するものである
が、これに限定されず半導体素子等を用いた開閉
動作をするものであつてもよい。
f 効果 上述したように本考案のヒータ装置のヒータコ
ントロール装置は、空調用温度設定機構を最高温
度位置側に設定したときに閉成するスイツチと、
フアンモータを作動させるためのフアンスイツチ
とによつて閉成動作されるスイツチ回路とにより
暖房効果を向上させる補助装置を作動させるよう
に構成したため、最高温度を得たいときに必ず補
助装置が自動的に作動し暖房効果を向上させるこ
とができる効果を有する。又、室内の温度が十分
に上昇すると空調用温度設定機構を低温側に設定
するためスイツチ回路が必ず自動的に開成し補助
装置を停止させエンジンの動作効率を向上させ不
要に燃費を悪化させることを防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は夫々従来のヒータ装置のヒー
タコントロール装置を示す概略説明図および操作
用スイツチの配置説明図、第3図は本考案の一実
施例におけるヒータコントロール装置の回路図で
ある。 1……エンジン、4……シヤツタバルブ、7…
…イグニツシヨンスイツチ、8……フアンモー
タ、10……フアンスイツチ、11……スイツチ
回路、12……補助装置、13……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアンスイツチの閉成によつてエンジンの冷却
    熱による暖い空気を室内へと導入するように作動
    するフアンモータとスイツチ回路の閉成によつて
    暖房効果を向上させるために作動する補助装置と
    空調用温度調整機構とを有するヒータ装置におい
    て、前記空調用温度調整機構を最高温度位置側に
    設定したときに閉成するスイツチを設け、このス
    イツチと前記フアンスイツチとが閉成したときに
    前記スイツチ回路を閉成させ前記補助装置を作動
    させるように構成したことを特徴とするヒータコ
    ントロール装置。
JP5363884U 1984-04-11 1984-04-11 ヒ−タコントロ−ル装置 Granted JPS60164418U (ja)

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JP5363884U JPS60164418U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 ヒ−タコントロ−ル装置

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JPS60164418U JPS60164418U (ja) 1985-10-31
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156818A (ja) * 1983-02-23 1984-09-06 Nippon Denso Co Ltd 自動車用空気調和機の制御装置
JPS6032951A (ja) * 1983-08-02 1985-02-20 Nippon Denso Co Ltd 内燃機関のための吸入空気量制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48110533U (ja) * 1972-03-30 1973-12-19

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