JPH0127414Y2 - - Google Patents
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- JPH0127414Y2 JPH0127414Y2 JP1982125733U JP12573382U JPH0127414Y2 JP H0127414 Y2 JPH0127414 Y2 JP H0127414Y2 JP 1982125733 U JP1982125733 U JP 1982125733U JP 12573382 U JP12573382 U JP 12573382U JP H0127414 Y2 JPH0127414 Y2 JP H0127414Y2
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- JP
- Japan
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- brush
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- commutator
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- arm
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/02—Details for dynamo electric machines
- H01R39/38—Brush holders
- H01R39/39—Brush holders wherein the brush is fixedly mounted in the holder
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、小型モータのブラシ装置、特にター
ミナル部とコミユテータに接触せしめるブラシに
連なるコミユテータ接触部とが一体に構成されて
いるブラシ・アームが、モータ・ケースの蓋体に
もうけられた溝に嵌入されてて保持されいる小型
モータのブラシ装置において、上記ブラシ・アー
ムのターミナル部とコミユテータ接触部とを所望
する金属によつて構成することを可能ならしめか
つブラシ・アームが安定して固定されるようにし
た小型モータのブラシ装置に関するものである。
ミナル部とコミユテータに接触せしめるブラシに
連なるコミユテータ接触部とが一体に構成されて
いるブラシ・アームが、モータ・ケースの蓋体に
もうけられた溝に嵌入されてて保持されいる小型
モータのブラシ装置において、上記ブラシ・アー
ムのターミナル部とコミユテータ接触部とを所望
する金属によつて構成することを可能ならしめか
つブラシ・アームが安定して固定されるようにし
た小型モータのブラシ装置に関するものである。
直流モータにおいては、コミユテータに対する
ブラシの接触圧(以下ブラシ圧と称する)の変化
によつてその特性即ち性能が変化することは言う
までもなく、従つてモータを最適動作状態とする
ように上記ブラシ圧を選定すると共に、該ブラシ
圧にバラツキがないようにして特性が均一化され
たモータを得るように考慮する必要がある。特
に、第1図に図示されているように、上記ブラシ
圧がブラシを保持するリボン状の金属板によつて
形成されるブラシ・アームの弾性によつてきまる
小型モータにおいては、該ブラシ・アームの固定
状態の安定化を図ることが重要である。
ブラシの接触圧(以下ブラシ圧と称する)の変化
によつてその特性即ち性能が変化することは言う
までもなく、従つてモータを最適動作状態とする
ように上記ブラシ圧を選定すると共に、該ブラシ
圧にバラツキがないようにして特性が均一化され
たモータを得るように考慮する必要がある。特
に、第1図に図示されているように、上記ブラシ
圧がブラシを保持するリボン状の金属板によつて
形成されるブラシ・アームの弾性によつてきまる
小型モータにおいては、該ブラシ・アームの固定
状態の安定化を図ることが重要である。
既に、本願考案者によつて上記ブラシ・アーム
の固定安定化を実現したブラシ装置が考案されて
いる(実公昭45−7214号、実公昭45−7215号)。
当該上記従来の考案のブラシ装置が適用されてい
る小型モータの断面図が第1図に図示されてい
る。そして、第2図ないし第4図は上記従来考案
のブラシ装置の説明図である。次に、上記従来考
案のブラシ装置を第1図ないし第4図を参照して
簡単に説明する。
の固定安定化を実現したブラシ装置が考案されて
いる(実公昭45−7214号、実公昭45−7215号)。
当該上記従来の考案のブラシ装置が適用されてい
る小型モータの断面図が第1図に図示されてい
る。そして、第2図ないし第4図は上記従来考案
のブラシ装置の説明図である。次に、上記従来考
案のブラシ装置を第1図ないし第4図を参照して
簡単に説明する。
第1図において、図中の符号1はモータ・ケー
ス、2は例えば合成樹脂よりなる蓋体、3は永久
磁石、4は回転子、5は回転軸、6はコミユテー
タ、7はブラシ・アーム、8はブラシ保持部を表
わしている。第2図は第1図図示例におけるブラ
シ装置を取付けた上記蓋体2の背面図であり、図
中の符号2および6ないし8は第1図に対応して
おり、9はターミナル部、10はコミユテータ接
触部であつて該ターミナル部9とコミユテータ接
触部10とが略L字状に折曲げられてブラシ・ア
ーム7が形成されている。そして、上記コミユテ
ータ接触部10の遊端にはコミユテータ6に接触
せしめられる例えばカーボンによつて形成されて
いるブラシ11が取付けられている。また、上記
ブラシ・アーム7は、第3図Aに図示されている
如く、そのL字状の折曲げ部分を内側に打出して
形成された突条部12がもうけられている。な
お、該突条部12は、第3図Aに図示されている
ブラシ・アーム7の図示矢印A−A′における断
面図を示す第3図Bに図示されている如く、その
断面が円弧状をなしている。そしてまた、蓋体2
のブラシ保持部8には、上記ターミナル部9を外
部に引出しかつブラシ11をコミユテータ6に接
触させるように、上記ブラシ・アーム7を支持す
るためのブラシ保持溝13がもうけられている。
該ブラシ保持溝13は、第2図に図示されている
如く、上記ブラシ・アーム7のL字状形状に対応
する形状を有し、該ブラシ保持溝13の溝幅W
(第4図図示)は、上記突条部12の高さH(第3
図B図示)よりやや小さく形成されている。従つ
て、第4図に図示されている如く、上記突条部1
2を上記ブラシ保持溝13に嵌入せしめることに
よつて、第2図に図示されているように上記ブラ
シ・アーム7はブラシ保持部8において堅固に固
定されることになる。このように、ブラシ・アー
ム7が堅固に固定されることによつて、コミユテ
ータ接触部10の弾性によるブラシ11のコミユ
テータ6に対するブラシ圧を安定させることがで
きる。
ス、2は例えば合成樹脂よりなる蓋体、3は永久
磁石、4は回転子、5は回転軸、6はコミユテー
タ、7はブラシ・アーム、8はブラシ保持部を表
わしている。第2図は第1図図示例におけるブラ
シ装置を取付けた上記蓋体2の背面図であり、図
中の符号2および6ないし8は第1図に対応して
おり、9はターミナル部、10はコミユテータ接
触部であつて該ターミナル部9とコミユテータ接
触部10とが略L字状に折曲げられてブラシ・ア
ーム7が形成されている。そして、上記コミユテ
ータ接触部10の遊端にはコミユテータ6に接触
せしめられる例えばカーボンによつて形成されて
いるブラシ11が取付けられている。また、上記
ブラシ・アーム7は、第3図Aに図示されている
如く、そのL字状の折曲げ部分を内側に打出して
形成された突条部12がもうけられている。な
お、該突条部12は、第3図Aに図示されている
ブラシ・アーム7の図示矢印A−A′における断
面図を示す第3図Bに図示されている如く、その
断面が円弧状をなしている。そしてまた、蓋体2
のブラシ保持部8には、上記ターミナル部9を外
部に引出しかつブラシ11をコミユテータ6に接
触させるように、上記ブラシ・アーム7を支持す
るためのブラシ保持溝13がもうけられている。
該ブラシ保持溝13は、第2図に図示されている
如く、上記ブラシ・アーム7のL字状形状に対応
する形状を有し、該ブラシ保持溝13の溝幅W
(第4図図示)は、上記突条部12の高さH(第3
図B図示)よりやや小さく形成されている。従つ
て、第4図に図示されている如く、上記突条部1
2を上記ブラシ保持溝13に嵌入せしめることに
よつて、第2図に図示されているように上記ブラ
シ・アーム7はブラシ保持部8において堅固に固
定されることになる。このように、ブラシ・アー
ム7が堅固に固定されることによつて、コミユテ
ータ接触部10の弾性によるブラシ11のコミユ
テータ6に対するブラシ圧を安定させることがで
きる。
以上、第1図ないし第4図を参照して本考案者
によつて考案された従来のブラシ装置について説
明したが、当該ブラシ装置におけるブラシ・アー
ム7は、導電性も良く弾性が大きい燐青銅やベリ
リウム銅等を用いて一体に形成されている。この
ように、ブラシ・アーム7に使用されている燐青
銅やベリリウム銅は、弾性を必要とするコミユテ
ータ接触部10の材質として適しているが、ター
ミナル部9の材質としては、折れ易い或いは半田
がつき難い等の理由から好ましくない。一般に、
端子に用いる金属としては、半田付けがし易く、
また反復折曲げに耐えられるように、柔軟性のあ
る導電体、例えば銅や真鍮が望ましい。従つて、
上記ブラシ・アーム7のターミナル部9とコミユ
テータ接触部10とに夫々適した材質のものを使
用し、下記の如く手段によつて両者を結合して一
体構造にすることが考慮される。即ち、(i)リベツ
トによつて両者をかしめて結合する、(ii)スポツト
溶接によつて両者を結合するなどが考慮される。
によつて考案された従来のブラシ装置について説
明したが、当該ブラシ装置におけるブラシ・アー
ム7は、導電性も良く弾性が大きい燐青銅やベリ
リウム銅等を用いて一体に形成されている。この
ように、ブラシ・アーム7に使用されている燐青
銅やベリリウム銅は、弾性を必要とするコミユテ
ータ接触部10の材質として適しているが、ター
ミナル部9の材質としては、折れ易い或いは半田
がつき難い等の理由から好ましくない。一般に、
端子に用いる金属としては、半田付けがし易く、
また反復折曲げに耐えられるように、柔軟性のあ
る導電体、例えば銅や真鍮が望ましい。従つて、
上記ブラシ・アーム7のターミナル部9とコミユ
テータ接触部10とに夫々適した材質のものを使
用し、下記の如く手段によつて両者を結合して一
体構造にすることが考慮される。即ち、(i)リベツ
トによつて両者をかしめて結合する、(ii)スポツト
溶接によつて両者を結合するなどが考慮される。
しかしながら、上記(i)の結合手段は、部品点数
や加工工数が増加するため好ましくなく、また上
記(ii)の結合手段は、燐青銅やベリリウム銅と銅や
真鍮とのスポツト溶接が困難であるという問題が
ある。
や加工工数が増加するため好ましくなく、また上
記(ii)の結合手段は、燐青銅やベリリウム銅と銅や
真鍮とのスポツト溶接が困難であるという問題が
ある。
本考案は、上記の如き問題を解決することを目
的とし、ブラシ・アームのターミナル部を構成す
るターミナル片とコミユテータ接触部を構成する
コミユテータ接触片とを個別に形成すると共に、
該ターミナル片またはコミユテータ接触片を延長
せしめた突起片を形成し、上記ターミナル片とコ
ミユテータ接触片とを重ね合わせた上で上記突起
片を折曲げてかしめることによつて、ターミナル
部とコミユテータ接触部とを所望する金属で構成
することを可能ならしめると共に、上記かしめに
よる結合部をブラシ保持溝に嵌入せしめることに
よつてブラシ・アームの固定状態を安定させるこ
とが可能な小型モータのブラシ装置を提供するこ
とを目的としている。以下図面を参照しつつ説明
する。
的とし、ブラシ・アームのターミナル部を構成す
るターミナル片とコミユテータ接触部を構成する
コミユテータ接触片とを個別に形成すると共に、
該ターミナル片またはコミユテータ接触片を延長
せしめた突起片を形成し、上記ターミナル片とコ
ミユテータ接触片とを重ね合わせた上で上記突起
片を折曲げてかしめることによつて、ターミナル
部とコミユテータ接触部とを所望する金属で構成
することを可能ならしめると共に、上記かしめに
よる結合部をブラシ保持溝に嵌入せしめることに
よつてブラシ・アームの固定状態を安定させるこ
とが可能な小型モータのブラシ装置を提供するこ
とを目的としている。以下図面を参照しつつ説明
する。
第5図は本考案に用いられるブラシ・アームの
一実施例斜視図、第6図は第5図図示例における
ターミナル片の結合前における状態を示す平面
図、第7図Aは第5図図示例の側面図、第7図B
は第7図Aの図示矢印B−B′における断面図、
第8図は本考案におけるブラシ・アームの固定状
態を説明するための説明図を示している。第5図
ないし第8図における符号7,8,11および1
3は第1図ないし第4図図示符号に対応してお
り、9′はターミナル片、10′はコミユテータ接
触片、および14,14,……は突起片を表わし
ている。
一実施例斜視図、第6図は第5図図示例における
ターミナル片の結合前における状態を示す平面
図、第7図Aは第5図図示例の側面図、第7図B
は第7図Aの図示矢印B−B′における断面図、
第8図は本考案におけるブラシ・アームの固定状
態を説明するための説明図を示している。第5図
ないし第8図における符号7,8,11および1
3は第1図ないし第4図図示符号に対応してお
り、9′はターミナル片、10′はコミユテータ接
触片、および14,14,……は突起片を表わし
ている。
本考案に用いられるブラシ・アーム7は、第5
図に図示されている如く、ターミナル片9′とコ
ミユテータ接触片10′とを夫々所望する導電性
金属板即ちターミナル片9′はターミナルとして
適材である鋼板または真鍮板、コミユテータ接触
片10′は弾性の大きい燐青銅板またはベリリウ
ム銅板によつて形成し、該ターミナル片9′とコ
ミユテータ接触片10′とを重ね合わせた上で、
該ターミナル片9′またはコミユテータ接触片1
0′の何れかにもうけられた4枚の突起片14を
折曲げてかしめることによつて一体に構成されて
いる。第5図図示実施例は、第6図に図示されて
いる如く、ターミナル片9′に上記突起片14が
形成されており、該ターミナル片9′上に重ね合
わされたコミユテータ接触片10′を上記突起片
14,14,……を折曲げてかしめることによつ
て構成されたブラシ・アーム7が図示されてい
る。しかし、図示省略されているが、コミユテー
タ接触片10′に上記突起片14を形成してター
ミナル片9′をかしめるようにしても良い。
図に図示されている如く、ターミナル片9′とコ
ミユテータ接触片10′とを夫々所望する導電性
金属板即ちターミナル片9′はターミナルとして
適材である鋼板または真鍮板、コミユテータ接触
片10′は弾性の大きい燐青銅板またはベリリウ
ム銅板によつて形成し、該ターミナル片9′とコ
ミユテータ接触片10′とを重ね合わせた上で、
該ターミナル片9′またはコミユテータ接触片1
0′の何れかにもうけられた4枚の突起片14を
折曲げてかしめることによつて一体に構成されて
いる。第5図図示実施例は、第6図に図示されて
いる如く、ターミナル片9′に上記突起片14が
形成されており、該ターミナル片9′上に重ね合
わされたコミユテータ接触片10′を上記突起片
14,14,……を折曲げてかしめることによつ
て構成されたブラシ・アーム7が図示されてい
る。しかし、図示省略されているが、コミユテー
タ接触片10′に上記突起片14を形成してター
ミナル片9′をかしめるようにしても良い。
このようにして、上記突起片14,14,……
を折曲げてかしめることによつて、上記ターミナ
ル片9′とコミユテータ接触片10′とが機械的に
一体に結合されたブラシ・アーム7を、第7図A
に図示されているようにL字状に折曲げる。該折
曲げ時に、上記ターミナル片9′とコミユテータ
接触片10′との接触面が互に擦過し合うことに
よつて、電気的な接触抵抗が減少される。
を折曲げてかしめることによつて、上記ターミナ
ル片9′とコミユテータ接触片10′とが機械的に
一体に結合されたブラシ・アーム7を、第7図A
に図示されているようにL字状に折曲げる。該折
曲げ時に、上記ターミナル片9′とコミユテータ
接触片10′との接触面が互に擦過し合うことに
よつて、電気的な接触抵抗が減少される。
以上説明した如く、L字状に折り曲げられた本
考案のブラシ・アーム7の支持手段は、第1図な
いし第4図を参照して説明した従来装置の場合と
基本的には同じである。即ち、第2図に図示され
ている如く、本考案のブラシ装置が適用される小
型モータのモータ・ケースの蓋体2のブラシ保持
部8には、第7図Aに図示されている本考案のブ
ラシ・アーム7のL字状形状に対応する形状のブ
ラシ保持溝13がもうけられている。そして、該
ブラシ保持溝13の溝幅W′(第8図図示)は、本
考案のブラシ・アーム7におけるかしめ部分即ち
第7図Bに図示されている突起片14の折曲げ部
分の厚さH′よりもやや小さく形成されている。
従つて、第8図に図示されている如く、上記ブラ
シ・アーム7を上記ブラシ保持溝13に嵌入せし
めることによつて、該ブラシ・アーム7は、突起
片14による結合部において、上記ブラシ保持溝
13によつて強固に固定される。
考案のブラシ・アーム7の支持手段は、第1図な
いし第4図を参照して説明した従来装置の場合と
基本的には同じである。即ち、第2図に図示され
ている如く、本考案のブラシ装置が適用される小
型モータのモータ・ケースの蓋体2のブラシ保持
部8には、第7図Aに図示されている本考案のブ
ラシ・アーム7のL字状形状に対応する形状のブ
ラシ保持溝13がもうけられている。そして、該
ブラシ保持溝13の溝幅W′(第8図図示)は、本
考案のブラシ・アーム7におけるかしめ部分即ち
第7図Bに図示されている突起片14の折曲げ部
分の厚さH′よりもやや小さく形成されている。
従つて、第8図に図示されている如く、上記ブラ
シ・アーム7を上記ブラシ保持溝13に嵌入せし
めることによつて、該ブラシ・アーム7は、突起
片14による結合部において、上記ブラシ保持溝
13によつて強固に固定される。
次に、第5図図示実施例における設計データの
一実施例を下記に示す。
一実施例を下記に示す。
(i) ターミナル片9′
材質:真鍮、板厚:0.2mm
(ii) コミユテータ接触片10′
材質:ベリリウム銅、板厚:0.1mm
(iii) 突起片14の折曲げ部の厚さ(第7図B図示
H′)0.55mm (iv) ブラシ保持溝13の溝幅(第8図図示W′)
0.5mm 以上説明した如く、本考案によれば、ブラシ・
アームのターミナル部とコミユテータ接触部とを
夫々所望する金属によつて構成することが可能と
なると共に、ブラシ・アームを堅固に固定するこ
とが可能となり、モータ性能の向上および性能均
一化に貢献し得る小型モータのブラシ装置を提供
することができる。
H′)0.55mm (iv) ブラシ保持溝13の溝幅(第8図図示W′)
0.5mm 以上説明した如く、本考案によれば、ブラシ・
アームのターミナル部とコミユテータ接触部とを
夫々所望する金属によつて構成することが可能と
なると共に、ブラシ・アームを堅固に固定するこ
とが可能となり、モータ性能の向上および性能均
一化に貢献し得る小型モータのブラシ装置を提供
することができる。
第1図ないし第4図は小型モータのブラシ装置
の従来例を説明するための説明図、第5図は本考
案に用いられるブラシ・アームの一実施例斜視
図、第6図は第5図図示例におけるターミナル片
の結合前の状態を示す平面図、第7図Aは第5図
図示実施例の側面図、第7図Bは第7図Aの図示
矢印B−B′における断面図、第8図は本考案に
おけるブラシ・アームの固定状態説明図を示す。 図中、1はモータ・ケース、2は蓋体、3は永
久磁石、4は回転子、5は回転軸、6はコミユテ
ータ、7はブラシ・アーム、8はブラシ保持部、
9′はターミナル片、10′はコミユテータ接触
片、11はブラシ、13はブラシ保持溝、14は
突起片を表わす。
の従来例を説明するための説明図、第5図は本考
案に用いられるブラシ・アームの一実施例斜視
図、第6図は第5図図示例におけるターミナル片
の結合前の状態を示す平面図、第7図Aは第5図
図示実施例の側面図、第7図Bは第7図Aの図示
矢印B−B′における断面図、第8図は本考案に
おけるブラシ・アームの固定状態説明図を示す。 図中、1はモータ・ケース、2は蓋体、3は永
久磁石、4は回転子、5は回転軸、6はコミユテ
ータ、7はブラシ・アーム、8はブラシ保持部、
9′はターミナル片、10′はコミユテータ接触
片、11はブラシ、13はブラシ保持溝、14は
突起片を表わす。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 L字状に折曲げられた導電性金属の薄板の一辺
をモータ・ケースの蓋体2の外部に引出してター
ミナル部9とし、他の一辺をコミユテータ6に接
触せしめるブラシ11に連なるコミユテータ接触
部10とするブラシ・アーム7が、 モータ・ケースの蓋体2にもうけられたブラシ
保持溝13に嵌入されて保持される ように構成されている小型モータのブラシ装置に
おいて、 上記ブラシ・アーム7は 上記ターミナル部9を構成するターミナル片
9′と上記コミユテータ接触部10を構成するコ
ミユテータ接触片10′との2片からなると共に、 該ターミナル片9′またはコミユテータ接触片
10′を延長して形成された突起片14をもうけ、 上記ターミナル片9′とコミユテータ接触片1
0′とが 重ね合わせられた上で、上記突起片14を折り
曲げて押圧することによつて該ターミナル片9′
とコミユテータ接触片10′とを一体に結合され、 該結合部が上記ブラシ保持溝13に嵌入されて
保持されるように構成されている ことを特徴とする小型モータのブラシ装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982125733U JPS5930653U (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 小型モ−タのブラシ装置 |
US06/523,429 US4574215A (en) | 1982-08-20 | 1983-08-16 | Brushgear for miniature motors |
DE3329632A DE3329632A1 (de) | 1982-08-20 | 1983-08-17 | Buerstenstromabnehmer fuer einen kleinmotor |
GB08322365A GB2126434B (en) | 1982-08-20 | 1983-08-19 | Brush gear and brush arm therefor |
BR8304494A BR8304494A (pt) | 1982-08-20 | 1983-08-19 | Mecanismo porta-escova para motores miniatura |
HK864/86A HK86486A (en) | 1982-08-20 | 1986-11-13 | Brush gear |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982125733U JPS5930653U (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 小型モ−タのブラシ装置 |
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