JPH01274039A - 冷熱環境試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は冷熱環境試験装置に係り、特に多量の試料を試
験室に収納して試験を行う場合に有効な冷熱環境試験装
置に関する。

〔従来の技術〕

従来の冷熱環境試験＆１１ｔは、特開昭５８−４２９５
２号に示されるように、試験室、冷風発生用低温室、熱
風発生用高温室をそれぞれ独立して備え、低温室で発生
する冷風と、高温室で発生する熱風とを冷風切換ダンパ
または熱風切換ダンパで切換えて前記試験室に流通させ
、かつ冷風切換ダンパが冷風排出出口を閉塞、熱風切換
ダンパが熱風排出口を閉塞した状態のときには、冷風を
低温室内の冷風循環通路へ、熱風を高温室内の熱風循環
通路へそれぞれ流通させる構成となっている。

しかし、この冷熱環境試験装置においては、試験室を冷
風または熱風が流通する状態にあっても、冷風供給、排
出用の流通路、熱風供給、排出用の流通路が、試験室に
対してそれぞれ直角に形成されていた。その為、多量の
試料を試験室に収納して試験を行う死場合、試料に対し
て均等に冷風または熱風が供給できず、何らかの方法で
、試験室に供給された後の冷風、熱風の流れを偏向する
装置を設けなければならないといつ欠点があった〔発明
が解決しようとする課題〕 不発明の目的は、従来技術の問題を屏消し、試譲室に多
量の試料が収納されても、冷風、ｐＡ瓜を試験室に均等
に流入させることができる冷熱環境試験装置を提供する
ことにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、試験室と低温室、２よび試験室と高温室な
それぞれ冷風、熱風が流通する流通路を傾斜させること
により達成される。

〔作用〕

本発明は、低温室の冷風供給口と試＠室の冷風供給口、
低温室の冷風排出口と試験室の冷風排出口、高温室の熱
風供給口と試験室の熱風供給口、高温室の熱風排出口と
試験室の熱風排出口のそれぞれの冷風、熱風が流通する
冷風流通路、熱風流通路を試験室に対して傾斜させて流
通させるように構成したものである。

こオｔにより、冷風、熱風は試験室のＭ動面に対して均
一に流通することができる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図、第２図、第３図に従って説
明する。

第１図は本発明による冷熱環境試験装置の縦断面図、第
２図、第３図は冷風、熱風の供給および排出口、および
冷風、熱風の流通路の詳細図を示している。

、Ｊ１図および第２図、第３図において、この冷熱環境
試験装＃は試料を試験室に収納し、該試験室内を低温環
境と高温環境とに交互に変化させて試料の温度サイクル
試験を行うもので、試験室１と、これに対して独立する
冷風発生用低温室２および熱風発生用高温室３とを備え
ている。

試験室１と低温室２との仕切壁には冷風を試験室１に流
入させる冷風供給口４および冷風を排出させる冷風排出
口５および冷風流通ＩＮｒ６が設けられている。。その
冷風供給口４および冷風排出口５には、これを開閉する
冷風切換ダンパ７および８が設けられている。

また試験室１と高温Ｎ３との仕切壁には熱風を試験室１
内に流入させる熱風供給口９および試験室１内の熱風を
排出させる熱風排出口１０および熱風流通路１１が設け
られている。その熱風供給口９および熱風排出口１０に
は、これを開閉する冷風切換ダンパ１２および１３が設
けられている前記低温室２内にｒｉａ１室内の空気を冷
却する冷却器１４と、冷却された空気を所定温度に調節
して保持する加熱器１５と、調温された冷却空気（以下
、冷風という）を試験室１に送るための送風機１６が設
置されている。１７は送風機１６用の電動機である。

前記高温室３内には該室内の空気を７１１１熱する加熱
６１８と、その熱量を蓄熱し、加熱された空気を所定温
度に保持する蓄熱器１９と、調温された加熱空気（以下
、熱風という）を試験室１に送るための送風機２０とが
設置されている。２１は送風機２０用の電動機である。

次に冷風切換ダンパ７．８の開閉機構の一例を第２図、
第３図により示す。第２図、第３図に於いて冷風切換ダ
ンパ７の支軸７ａの−１は、駆動アーム２２を介してシ
リンダ２３０ロツド２４に連結されている。

次に本実施例の作用について説明する。

温度サイクル試験に於ける任意の低温さらし温度に試験
室１内の温度を到達させる為、準備段階として冷風切換
ダンパ７および８を第１図に示す如く閉塞して低温室２
を密閉し、任意の温度に冷却している。

第２図において冷風切換ダンパ７により冷風供給口４を
閉じている立直にあると、低温室２で、発生した冷風は
破線矢印に示す様に低温室２内を循環する。そしてシリ
ンダ２３０ロツド２４が伸長されると、冷風切換ダンパ
７Ｖ′ｉ支１１１３７ａ、駆動アーム２２を介して第３
図に示す位！（冷風供給口４および冷風流通路を開いて
いる位置）に回動する。

上記構造により、低温室２から供給された冷風は、傾斜
された冷風循環路６を通過する過程においてそれぞれ強
制的に偏向される。この為偏向された冷風は実線矢印に
示すと＆秒、試験室内の全面に供給される。

尚、減反サイクル試、Ｊこおける高温さらし試験に於い
ても、前述の低温さらし試、横の場合と同体準備段階と
して熱風切換ダンパ１２および１３を閉塞して高温室３
を密閉し、任意の温度にカロ熱している。

熱風切換ダンパ１２の開閉機構も前述と同様の機・溝と
なっている為その説明を省略する。

また本機構は、低温室の冷風供給口、試験室の冷風り夷
給口の冷風流通路、ｐよび高温ヱの熱風供給口、試験室
の熱風供給口の熱風流通路を傾斜させた場合について述
べているが、同一原理の傾斜を冷風排出口の冷風流通路
、熱風排出口の熱風流通路にさらに設けた場合、試験室
から排出された冷風または熱風を円滑に低温室または高
ｍ室に供給できる為その効果が一層拡大される。

従って試験室に多量の試料が収納された場合でもすべて
の試料に対して均一に冷風、熱風を供給することができ
る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、下記の効果が得られる。

１、試験室に効果的に冷風、熱風を供給でき、試料に対
して均一に温度サイクル試験を行うことができる様にな
った。

２、試験状態において冷風、熱風がそれぞれ試験室と低
温室、試験室と高温室とを容易に循環することができる
為、低温室、高温室の熱量を完全に試験室に供給するこ
とができ温度サイクル試験装置としての信頼性が向上し
た。

３、低温室、高温室に対して試験室を中央部に配置でき
たことにより、製品の中央に試験室が配置され、製品の
外観上の見映えが同上した。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の冷ＰＡ壊境試験装置を示す縦断面図。 第２図は第１図における切換ダンパ部の詳細図、第３図
は第２図の切換ダンパ作動時を示す１・・・試験室　　
２・・・冷風発生用低温室　　３・・・熱風発生用高温
室　　４・・・冷風供給口　　５・・・冷風排出口　　
６・・・冷風流通路　　７．８・・・冷風切換ダンパ　
　９・・・熱風供給口　　１０・・・熱風排出口　　１
１・・・熱風流通路　　１２．１３・・・熱風切換ダン
パ。 代理人弁理士　小　川　勝　男べ （１・ 劣１１￥１ ３　孝もＴ＠仝シ生用汚ｂンり−芒　　　　　１２梠唄
七ｎ圭迎り−ｌぐｈ　　　６　涛咳患盈詩 ゛）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 試験室と、その試験室に対してそれぞれ独立する冷風発
   生用低温室および熱風発生用高温室と、前記低温室の冷
   風を試験室へ流通させる冷風供給口、冷風排出口および
   冷風流通路と、前記高温室の熱風を試験室へ流通させる
   熱風供給口、熱風排出口および熱風流通路を備えた冷熱
   環境試験装置において、前記冷風、熱風流通路のすくな
   くともいずれかの通路に、傾斜を設けたことを特徴とす
   る冷熱環境試験装置。