JPH05157676A - 冷熱湿度衝撃試験機 - Google Patents

冷熱湿度衝撃試験機

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JPH05157676A
JPH05157676A JP32489891A JP32489891A JPH05157676A JP H05157676 A JPH05157676 A JP H05157676A JP 32489891 A JP32489891 A JP 32489891A JP 32489891 A JP32489891 A JP 32489891A JP H05157676 A JPH05157676 A JP H05157676A
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JP
Japan
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tank
humidity
test
temperature
constant
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Application number
JP32489891A
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English (en)
Inventor
Naohito Masuda
尚人 増田
Takeshi Ogata
健 緒方
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Thermo Electron KK
Original Assignee
Thermo Electron KK
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Publication date
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  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、同一試験槽でヒートショッ
ク試験と恒温恒湿試験との二つの異なる試験が実施でき
るため、総合試験時間を著しく短縮できるとともに、低
温から高温,高湿にする際に被試験体に結露することが
防止できて試験の信頼性を高めうる冷熱湿度衝撃試験機
を提供することにある。 【構成】 被試験体を格納する試験槽1と、蓄冷器21
を有する低温槽2と、蓄熱器24を有する高温槽3と、
少なくとも冷凍回路を構成する熱交換器27と加湿器3
0とを備えた恒温恒湿槽4とを備え、前記低温槽2,高
温槽3,恒温恒湿槽4の各槽が、それぞれ前記試験槽1
に通じる気体通路に開閉可能なダンパーを設けて、試験
槽1内の気体が前記各槽との間で単独に熱の授受を行い
うるように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷熱湿度衝撃試験機に
係り、特に、例えば電気,電子機器、それらの部品、各
種材料の耐熱試験,耐湿試験,ヒートショック試験等の
環境試験に利用するのに好適な冷熱湿度衝撃試験機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気,電子機器、それらの部品、
各種材料等の被試験体を環境に即して試験するには、耐
熱性,耐湿性を調べるための恒温恒湿試験機と、極めて
短時間に温度変化を与えることのできる冷熱衝撃試験機
との、それぞれ別の装置を用いて実施していた。恒温恒
湿試験機は、一般に一つの試験槽内に、槽内の温度変化
をさせる熱交換器とヒータと湿度変化をさせる加湿器と
を設けたものである。試験槽内には一つまたはそれ以上
の被試験体(試料)が納められ、予め定められた温,湿
度範囲に比較的ゆるやかに温,湿度の変化を与えて、被
試験体の耐熱性,耐湿性を試験するものである。
【0003】冷熱衝撃試験機は、一般に一つの試験槽に
隣接して高温蓄熱槽(以下高温槽という)と低温蓄熱槽
(以下低温槽という)とを設け、両槽と試験槽との間に
開閉可能なダンパーを設けて、試験槽が、ダンパーが開
いて高温槽と接続したときは、槽内は高温状態に、試験
槽が、ダンパーが開いて高温槽と接続したときは、槽内
は高温状態になるようになっている。しかして、これら
ダンパーの動作を極めて短時間に行うことにより、試験
槽内に納められた一つまたはそれ以上の被試験体は極め
て短時間内に温度変化が与えられ、熱歪等による被試験
体の耐熱性を試験(いわゆるヒートショック試験)する
ことができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、電気,電子機器
およびそれらの部品、各種材料等の高性能,高品質化要
求に対処し、耐熱,耐湿の試験条件をより厳しくする必
要性が高まるとともに、信頼性確保のため試験個数も増
加しているので、一つの被試験体に対する試験時間を短
縮する必要が増している。この場合、従来の恒温恒湿試
験機では、温,湿度変化が比較的ゆるやかなため試験時
間が長い。また、被試験体に急速な温度変化を与えて熱
歪による耐熱試験を実施する場合には、冷熱衝撃試験機
に被試験体を移しかえる必要がある。
【0005】このとき、被試験体は一旦試験機が設置さ
れている室内(または室外)の空気に接触するため、そ
の空気の温,湿度により温度変化をきたし、結露(露付
き)等が発生し、その結果、試験の信頼性が低下すると
いう問題があった。したがって、上記の問題を防止する
ためには、被試験体の温度上昇,降下、あるいは湿度の
上昇,降下に要する時間だけ試験時間が長引くという問
題があった。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、一つの試験槽に入れた被試験
体に対してヒートショック試験および恒温恒湿試験にお
ける温度変化を極めてスムーズに実施でき、低温から高
温,高湿にする際に被試験体に結露することが防止でき
て試験の信頼性を高めうる冷熱湿度衝撃試験機を提供す
ることを、その目的とするものである。
【0007】また、本発明の他の目的は、同一試験槽で
ヒートショック試験と恒温恒湿試験の二つの異なる試験
が実施できるため、総合試験時間を著しく短縮できる冷
熱湿度衝撃試験機を提供することにある。本発明のさら
に他の目的は、単純でコンパクトな構成により省スペー
スを達成する冷熱湿度衝撃試験機を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る冷熱湿度衝撃試験機の構成は、被試験
体を格納する試験槽と、蓄冷手段を有する低温槽と、蓄
熱手段を有する高温槽と、少なくとも冷凍回路を構成す
る熱交換器と加湿手段とを備えた恒温恒湿槽とを備え、
前記低温槽,高温槽,恒温恒湿槽の各槽が、それぞれ前
記試験槽に通じる気体流通路に開閉可能なダンパーを設
けて、該試験槽内の気体が前記各槽との間で単独に熱の
授受を行いうるように構成したものである。
【0009】すなわち、本発明に係る冷熱湿度衝撃試験
機の構成は、被試験体を格納する試験槽と、この試験槽
にそれぞれ接続する低温槽,高温槽とからなる冷熱衝撃
試験機において、少なくとも冷凍回路を構成する熱交換
器と加湿手段とを備えた恒温恒湿槽を設け、前記冷熱衝
撃試験機の試験槽と前記恒温恒湿槽とを、開閉可能なダ
ンパーを具備する気体流通路を介して接続したものであ
る。より詳しくは、恒温恒湿槽は、外気を該恒温恒湿槽
を通って試験槽に導入させ、その外気を試験槽から機外
へ排出するためのダンパーを備えたものであり、また、
恒温恒湿槽と試験槽との間の気体流通路中に、恒温恒湿
槽と試験槽との流通を遮断しているときに、前記恒温恒
湿槽と気体通路内でバイパス運転するためのダンパーを
設けたものである。
【0010】なお付記すると、本発明は、試験槽の周り
に低温槽,高温槽,恒温恒湿槽の各槽を設け、試験槽に
は外部から被試験体を出し入れするための扉を備え、該
試験槽と各槽との間には、必要に応じて各槽と試験槽と
を連通するようにする開閉可能なダンパーと、冷却器,
加熱器,加湿器等の装置と、これらにより調質された気
体を試験槽に供給する流通路とを備え、さらに試験槽周
りのダンパーを閉じたときには、低温槽,高温槽,恒温
恒湿槽の各槽に蓄熱できるように構成された冷熱湿度衝
撃試験機を提供するものである。
【0011】
【作用】上記技術的手段による働きは次のとおりであ
る。試験槽内に納められた被試験体は、低温槽,高温
槽,恒温恒湿槽の各槽で所定温度,湿度に維持された気
体を試験手順に従ってそれぞれの槽と試験槽とを連通す
るダンパーを開閉することにより、設定された試験条件
の状態に極めて短時間の間に変化し、定められた時間保
持される。このように、予め試験条件と試験手順を定
め、試験条件に従って低温槽,高温槽の温度を加減し、
また、調温,調湿を行い、試験手順に従ってダンパーの
開閉を行い、必要な試験を終了し、その後、試験槽の扉
を開いて被試験体を取り出す。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図6を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る冷熱
湿度衝撃試験機の構成とその初期状態を示す平面展開
図、図2は、図1の装置の高温試験時の気体の流通状態
を示す平面展開図、図3は、図1の装置の低温試験時の
気体の流通状態を示す平面展開図、図4は、図1の装置
の常温試験時の気体の流通状態を示す平面展開図、図5
は、図1の装置の湿度試験時の気体の流通状態を示す平
面展開図、図6は、本発明の一実施例に係る冷熱湿度衝
撃試験機の各槽の位置関係を示す側面図である。図1な
いし図5では、各試験時の気体の流通経路をハッチング
と矢印で示している。また、低温槽および恒温恒湿槽に
接続する冷凍サイクルは、図1にのみ示し図2ないし図
5では図示を省略した。
【0013】まず、本実施例の冷熱湿度衝撃試験機の構
成を図1および図6を参照して説明する。図1に示す冷
熱湿度衝撃試験機は、断熱壁11に囲まれた試験槽1を
設けてあり、この中に被試験体(試料)を格納して環境
試験をするようになっている。図6に示す1aは、被試
験体を出し入れするための扉である。試験槽1の下部に
は、図6にその位置関係を示すように、断熱仕切壁12
およびダンパー31,32を介して低温槽2が配設され
ている。ダンパー31は気体を試験槽1から低温槽2へ
導入し、ダンパー32は気体を低温槽2から試験槽1へ
吐出する役目をなす。
【0014】低温槽2内には、蓄冷手段に係る蓄冷器2
1、温度調整するためのヒーター22およびファン23
が装備されている。蓄冷器21は、図6に示すように低
温槽2の背部側に配置された冷凍機100の圧縮機10
1,凝縮器102,膨張機構103に接続して冷凍サイ
クルを構成し、冷却機能を果たすとともに必要な冷凍効
果を発揮するに十分な熱容量を持つものである。また、
ダンパー33は、低温槽2内の一部に設けたバイパス通
路5を開閉するためのもので、図1では開状態を示して
いる。
【0015】試験槽1の上部には、図6にその位置関係
を示すように、断熱仕切壁13およびダンパー34,3
5を介して高温槽3が配設されている。ダンパー34は
気体を試験槽1から高温槽3へ導入し、ダンパー35は
気体を高温槽3から試験槽1へ吐出する役目をなす。高
温槽3内には、蓄熱手段に係る蓄熱器24、温度調整す
るためのヒーター25およびファン26が装備されてい
る。蓄熱器24は、熱容量が大きく内部を気体が流通し
やすい構造となっている。また、ダンパー36は、高温
槽3内の一部に設けたバイパス通路6を開閉するための
もので、図1では開状態を示している。
【0016】試験槽1の側面,背面等(図6に示す例で
は高温槽3の背面側)の位置関係で恒温恒湿槽4が配設
されている。図1ないし図5の例では、気体流通路に係
る通路7,8,9を介して接続したものを示している
が、図は模式図的に展開して示したもので、各槽が隣接
している場合、通路は必ずしも槽間をつなぐ長いダクト
でなくてもよいことは言うまでもない。恒温恒湿槽4に
は、熱交換器27、温度調整のためのヒーター28,フ
ァン29、および湿度調整のための加湿手段に係る加湿
器30が装備されている。熱交換器27は、図6にその
位置関係を示すように、恒温恒湿槽4の下部に配置され
た冷凍機110の圧縮機111,凝縮器112,膨張機
構113に接続して冷凍サイクル(冷凍回路)を構成し
ているものである。
【0017】恒温恒湿槽4と試験槽1との間にはダンパ
ー37,38があり、ダンパー37は、気体を試験槽1
から通路7を介して恒温恒湿槽4に導入し、ダンパー3
8は、気体を恒温恒湿槽4から通路8を介して試験槽1
へ吐出する役目をなす。また、ダンパー39,40は、
外気の有する熱エネルギーを利用する際に用いるもの
で、ダンパー39は外気を恒温恒湿槽4を通って試験槽
1に導入するためのもの、ダンパー40は、試験槽1を
流通した気体を試験槽1から機外へ吐出するためのもの
である。さらに、通路7の恒温恒湿槽4流入側通路7a
にはダンパー41、通路7,8間のバイパス通路9には
ダンパー42が具備され、これらダンパー41,42
は、外気を導入しない場合でダンパー37,38が閉の
状態のときに開放して恒温恒湿槽4のみを運転し、蓄熱
できるようになっている。
【0018】次に、このような冷熱湿度衝撃試験機の各
試験における動作を説明する。まず、初期状態を図1に
示す。このとき、ダンパー37,38が開となり、か
つ、ダンパー41が開の状態で恒温恒湿槽4と試験槽1
とが連通され、試験槽1は恒温恒湿槽4の設定温,湿度
になっている。気体は、図1に示すように試験槽1,通
路7,恒温恒湿槽4,通路8間を流通している。
【0019】次に、高温試験を図2を参照して説明す
る。ダンパー34,35は開で、高温槽3と試験槽1と
が連通され、気体は高温槽3の蓄熱器24で速やかに加
熱され、さらにヒータ25でも加熱されて試験槽1に導
入され、熱衝撃試験が行われる。このとき、ダンパー3
1,32は閉、ダンパー33は開の状態で、低温槽2内
の気体は、バイパス通路5を通って、蓄冷器21,ヒー
ター22,ファン23からなる低温槽2内を循環して蓄
冷を行う。
【0020】また、恒温恒湿槽4もダンパー37,3
8,39,40が閉、ダンパー41,42は開の状態で
恒温恒湿槽4内に予め設定された温,湿度で運転してお
り、恒温恒湿槽4内の気体は、熱交換器27,ヒーター
28,ファン29を流通し、通路8a,9,7aを通っ
て恒温恒湿槽4を循環する。
【0021】次に、低温試験を図3を参照して説明す
る。ダンパー31,32は開で、低温槽2と試験槽1と
が連通され、気体は低温槽2の蓄冷器21で速やかに冷
却される。冷却エネルギーは外部に設けた冷凍機100
0(図1参照)から蓄冷器21に補充されるようになっ
ており、予め設定された低温状態に急速に被試験体を冷
却させて熱衝撃試験が行われる。このとき、ダンパー3
4,35は閉、ダンパー36は開の状態で、高温槽3内
の気体は、バイパス通路6を通って、蓄熱器24,ヒー
ター25,ファン26からなる高温槽3内を循環して蓄
熱を行う。また、恒温恒湿槽4の動作は図2に示した高
温試験時と同じである。
【0022】次に、常温試験を図4を参照して説明す
る。ダンパー37,38,39,40は開、ダンパー4
1,42は閉の状態で、恒温恒湿槽4は外気を導入し
て、これを予め設定された温,湿度にした上で試験槽1
に送り込み、被試験体を設定温度に急速になした上で、
ダンパー37,40を通って外部に吐出する。このと
き、ダンパー31,32,34,35は閉、ダンパー3
3,36は開となっており、低温槽2および高温槽3は
それぞれ蓄冷,蓄熱状態にある。
【0023】このように、常温の外気エネルギーを利用
して被試験体を急速に温,湿度を変化させるとともに、
供給外気の除湿作用を行うことができるため、被試験体
に結露が発生することを防止できる。なお、著しく外気
湿度が高い場合にはダンパー39,40を閉とするとに
より除湿能力を向上させ、露付きを防止することも可能
である。
【0024】次に、本機の特徴である湿度試験時の動作
を図5を参照して説明する。ダンパー37,38,41
は開、ダンパー31,32,34,35,42は閉の状
態で恒温恒湿槽4と試験槽1とが連通し、気体はこの2
槽間を通路7,8を介して循環し、かつ、加湿器30が
作動状態にある。このようにして、試験槽1は湿度が可
変となり、所望の湿度試験が実施できる。また、湿度試
験終了後は、加湿器30を停止するとともに冷凍機用圧
縮機111(図1参照)を稼動し、熱交換器27で急速
に除湿作用を行い、次の試験状態に、被試験体に結露を
発生させることなく移行することができる。
【0025】本実施例の冷熱湿度衝撃試験機では、被試
験体に高温,低温の冷熱衝撃試験、ならびに中間過程に
おいて常温試験を実施でき、この際に被試験体に結露を
発生させることなく、信頼性の高い試験が可能である。
また、冷熱衝撃試験に引き続いて高温,高湿試験も被試
験体に何らの手を加えずに実施できて、従来機(冷熱衝
撃試験機,恒温恒湿試験機が別装置)ではできない冷熱
衝撃試験と湿度試験とを一つの試験サイクルとして実施
できる。しかも、これらの試験を継続しても何ら露付き
の恐れはない。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、他にも種々な態様で実施することができ
る。例えば、試験槽1と高温槽3,低温槽2,恒温恒湿
槽4との位置関係は、試験槽1の被試験体を出入りさせ
る面(扉1a側)を除くいずれかの面に隣接する位置関
係で配設させることができる。また、著しく湿度を嫌う
被試験体を取扱う場合には、恒温恒湿槽4の熱交換器2
7の熱容量を増加して外気導入をすることなく、極めて
短時間の間に被試験体を所定の温度にすることが可能で
ある。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、一つの試験槽に入れた被試験体に対してヒートシ
ョック試験および恒温恒湿試験における温度変化を極め
てスムーズに実施でき、低温から高温,高湿にする際に
被試験体に結露することが防止できて試験の信頼性を高
めうる冷熱湿度衝撃試験機を提供することができる。ま
た、同一試験槽でヒートショック試験と恒温恒湿試験の
二つの異なる試験が実施できるため、総合試験時間を著
しく短縮することができる。さらに、単純でコンパクト
な構成により省スペースを達成する冷熱湿度衝撃試験機
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷熱湿度衝撃試験機の
構成とその初期状態を示す平面展開図である。
【図2】図1の装置の高温試験時の気体の流通状態を示
す平面展開図である。
【図3】図1の装置の低温試験時の気体の流通状態を示
す平面展開図である。
【図4】図1の装置の常温試験時の気体の流通状態を示
す平面展開図である。
【図5】図1の装置の湿度試験時の気体の流通状態を示
す平面展開図である。
【図6】本発明の一実施例に係る冷熱湿度衝撃試験機の
各槽の位置関係を示す側面図である。
【符号の説明】
1 試験槽 2 低温槽 3 高温槽 4 恒温恒湿槽 5,6 バイパス通路 7,8 通路 9 バイパス通路 21 蓄冷器 22,25,28 ヒーター 23,26,29 ファン 24 蓄熱器 27 熱交換器 30 加湿器 31,32,33,34,35,36,37,38,3
9,40,41,42ダンパー 100,110 冷凍機 101,111 圧縮機 102,112 凝縮器 103,113 膨張機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験体を格納する試験槽と、蓄冷手段
    を有する低温槽と、蓄熱手段を有する高温槽と、少なく
    とも冷凍回路を構成する熱交換器と加湿手段とを備えた
    恒温恒湿槽とを備え、 前記低温槽,高温槽,恒温恒湿槽の各槽が、それぞれ前
    記試験槽に通じる気体流通路に開閉可能なダンパーを設
    けて、該試験槽内の気体が前記各槽との間で単独に熱の
    授受を行いうるように構成したことを特徴とする冷熱湿
    度衝撃試験機。
  2. 【請求項2】 被試験体を格納する試験槽と、この試験
    槽にそれぞれ接続する低温槽,高温槽とからなる冷熱衝
    撃試験機において、 少なくとも冷凍回路を構成する熱交換器と加湿手段とを
    備えた恒温恒湿槽を設け、前記冷熱衝撃試験機の試験槽
    と前記恒温恒湿槽とを、開閉可能なダンパーを具備する
    気体流通路を介して接続したことを特徴とする冷熱湿度
    衝撃試験機。
  3. 【請求項3】 恒温恒湿槽は、外気を該恒温恒湿槽を通
    って試験槽に導入させ、また、その外気を試験槽から機
    外へ排出するためのダンパーを備えたことを特徴とする
    請求項1または2記載のいずれかの冷熱湿度衝撃試験
    機。
  4. 【請求項4】 恒温恒湿槽と試験槽との間の気体流通路
    中に、恒温恒湿槽と試験槽との流通を遮断しているとき
    に、前記恒温恒湿槽と気体通路内でバイパス運転するた
    めのダンパーを設けたことを特徴とする請求項1ないし
    3記載のいずれかの冷熱湿度衝撃試験機。
  5. 【請求項5】 低温槽,高温槽,恒温恒湿槽の各槽は、
    少なくとも試験槽の被試験体を出入りさせる面を除くい
    ずれかの面に隣接する位置関係で配設されたことを特徴
    とする請求項1ないし4記載のいずれかの冷熱湿度衝撃
    試験機。
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